R2-D2はスター・ウォーズ屈指の人気キャラクター！設定や活躍を紹介

可愛い見た目と活躍から世界中で大人気のロボットR2-D2は、スター・ウォーズシリーズに登場するキャラクターです。この記事ではそんなR2-D2の人気の理由や性格、可愛いグッズや設定などを紹介します。2019年12月20日にはスター・ウォーズ最新作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が公開される予定です。最新作の公開で再び人気が上がりそうなR2-D2が気になる方はぜひチェックしてみてください。

スター・ウォーズシリーズはジョージ・ルーカスの構想を元に製作される映画作品です。ルーカスフィルムが製作する、遠い昔のはるか彼方の銀河系を舞台にしたスペースオペラで、本編は全9作が製作されています。ルーク・スカイウォーカーを主人公とした旧三部作、アナキン・スカイウォーカーを主人公とした新三部作、レイを主人公とした続三部作があり、スター・ウォーズシリーズは世界で2位の興行収入の記録を保持しています。

スター・ウォーズシリーズの映画を一覧で紹介します。

• 『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』
• 『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』
• 『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』
• 『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』
• 『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』
• 『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』
• 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
• 『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
• 『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』（2019年12月20日公開予定）

スター・ウォーズに登場するR2-D2は非常に優秀なロボットであり、作中何度も主人公たちを助けてきました。そんな頼れる仲間であるR2-D2について、その設定やスター・ウォーズシリーズでの活躍を紹介します。R2-D2が好きな方、気になる方、ロボットが好きな方はぜひご覧ください。

頼れるロボット、R2-D2のプロフィールを紹介します。R2-D2は惑星ナブーで製造された宇宙用のアストロメク・ドロイドであり、主に宇宙船や電子機器のオペレートを行います。非常に高性能なロボットであり、宇宙の真空空間はもちろん砂漠や水中、雪の中にも適応することができます。昨日は多岐にわたり、ホログラムの再生から暗号解読、クラッキングに溶接、消化やスタンガンによる攻撃も行なえます。

R2-D2の性格は勇敢で忠義に厚く、責任感があります。R2-D2のボディに表情をアウトプットする機能はつけられていませんが、電子音の高低を操ることや、ボディを揺さぶったりすることで豊かな感情表現をします。プロトコル・ドロイドのC-3POとはケンカをしながらも仲が良く、良いコンビとなっています。

R2-D2は元々ナブー王室所属のロボットでしたが、『スター・ウォーズ エピソード1/新たなる希望』における勇敢な行動と活躍でパドメ・アミダラのものとなり、その後パドメと結婚したアナキン・スカイウォーカーに贈られます。宇宙船の操縦技術に優れたアナキンとR2-D2は良いパートナーになり、数々の戦闘をサポートしました。しかしその後アナキンに使え続けることができなくなったためオルデラン王室に引き取られます。

旧三部作と呼ばれるエピソード4,5,6,ではR2-D2が飛ぶシーンはありません。しかし旧三部作の前日譚である新三部作の『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』や『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』で、R2-D2が空中を飛ぶ姿を確認することができます。時系列的にはエピソード2,3の方が4,5,6よりも前の時間軸での出来事であるので、R2-D2はエピソード3と4の間に飛べなくなったと考えられます。

R2-D2は幅広い世代にファンがいるキャラクターなので、他作品にカメオ出演することが多々あります。例えば1977年に公開されたスティーブン・スピルバーグ監督の『未知との遭遇』では、マザーシップと呼ばれる宇宙船の外装にR2-D2が張り付いています。また、2009年に公開されたJ.Jエイブラムス監督の『スター・トレック』にもカメオ出演しており、エンタープライズ号に搭乗しているR2-D2の姿を見ることができます。

日本の人気作品にもR2-D2はカメオ出演しています。それは1985年に公開されたアニメ映画『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』です。「スター・ウォーズ」も日本語訳すると宇宙戦争なので、その共通点からカメオ出演したと考えられます。この作品でR2-D2を見ることができるのはエンドロールの場面です。R2-D2がドラえもんやのび太と一緒に並んでいるのを確認することができます。

スター・ウォーズシリーズにおけるR2-D2の頼もしい活躍シーンを紹介します。初めてR2-D2が活躍したのは『スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望』でのことでした。反乱軍の指導者、レイア姫がデス・スターの設計図と救援メッセージをR2-D2に託して送り出し、R2-D2は見事オビ＝ワン・ケノービに届けることに成功します。

また同エピソードにおいて、ジャバ・ザ・ハットに捕らわれたハン・ソロを救出する際、必要なタイミングでルーク・スカイウォーカーにライトセーバーを渡す名アシストもしています。『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』では戦闘中に故障したアミダラ女王の乗る宇宙船の修理を成功させ、一行の命運を救っています。このようにR2-D2はスター・ウォーズシリーズを通して活躍してきた名ロボットです。

R2-D2の可愛らしいボディのデザインをし開発を行ったのは、ラルフ・マッカリーとジョン・スティアーズという二人の特撮監督です。しかしそれ以外にもR2-D2の製作に関わった人は多く存在します。R2-D2のボディの製作をしたのはイギリスのおもちゃ会社の社長、トニー・ダイセンです。

また、R2-D2の豊かな感情表現を可能にしている電子音を生み出したのはサウンドディレクターのベン・バートです。あの特徴的な電子音はシンセサイザーとベン・バートの赤ちゃんの声真似のミックスで出来ています。そうなったきっかけは、ベン・バートがR2-D2の音声に頭を悩ませていた時、スタッフが冗談で赤ちゃん言葉を話したことだそうです。

R2-D2とC-3POはケンカをしながらも仲がいいロボットコンビとして人気がありますが、このコンビにはモデルがあると言われています。それはハリウッドの映画創世記を支えたアメリカのお笑いコンビ、ローレル＆ハーディーです。また、1958年に公開された黒澤明監督の『隠し扉の三悪人』に登場する、太平と又七とも言われています。

可愛い動きで人気があるR2-D2ですが、その動きは俳優が演じています。スター・ウォーズでR2-D2を演じたのは俳優のケニー・ベイカーです。ベイカーは身長が112cmであり、R2-D2のボディの中に実際に入って演じていました。ベイカーは1977年公開の『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』から2015年公開の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』まで長くR2-D2を演じていましたが、2016年に他界しています。

スター・ウォーズシリーズで名ロボットコンビであるR2-D2とC-3POですが、演じる俳優同士はあまり仲が良くなかったそうです。C-3POを演じたのはイギリス人俳優のアンソニー・ダニエルズですが、ベイカーは彼のことを「正直あまり好きではない」と語っています。ただ、お互いロボットスーツを着ていたのでちゃんとしとコミュニケーションが取れなかったというフォローもしています。

R2-D2という名前をつけたのはスター・ウォーズ監督のジョージ・ルーカスですが、そのきっかけになった人物が存在します。それは1973年に公開された映画『アメリカン・グラフィティ』で音響担当だったウォルター・マーチです。

『アメリカン・グラフィティ』制作時、マーチがルーカスに「R2D2を取ってくれ」と言いました。これは業界用語で「フィルムの2巻目に入っている2番目の会話場面」という意味であり、ルーカスはその語感を気に入って後にスター・ウォーズのロボットに命名しました。

スター・ウォーズシリーズのほぼ全てに出演してきたR2-D2は、2019年12月20日に公開されるスター・ウォーズシリーズ最新作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』に登場すると言われています。2019年8月に公開された特別映像にはR2-D2の姿はありませんでしたが、インターネット・ムービー・データベースにはその名前が確認できるので登場が予測されます。

スター・ウォーズシリーズの中でも大人気のキャラクター、R2-D2はかつて主演映画が企画されたことがあります。それは2014年に公開された映画『LEGO ムービー』であり、当初この映画はR2-D2を主演に考えられていました。しかしルーカスフィルムを所有するディズニーが許諾しなかったことで幻となりました。

今となっては完成したキャラクターであるR2-D2ですが、スター・ウォーズの構想当時は少し違うキャラクターでした。名前はA2、人間のように話すことができ、粗暴な話し方をするキャラクターだったそうです。しかしその後の改定で話す能力を無くし、今のようなキャラクターとなりました。

世界中で大人気のキャラクターR2-D2は、スター・ウォーズで最も関連グッズが売れた実績を持っています。そんなR2-D2のグッズは様々な種類が発売され、目覚ましやリュック、ぬいぐるみやマグカップなどのグッズが売られ、世界中のファンに愛されています。ここではジョージルーカスのお気に入りのグッズやフィギュアについて紹介します。

そんな数あるR2-D2のグッズの中でも、スター・ウォーズの生みの親ジョージ・ルーカス監督のお気に入り脳グッズは日本のタカラトミーが作ったフィギュアでした。ジョージ・ルーカスはこのグッズを何千個も頼み、スタッフに配ったそうです。ジョージ・ルーカスの気に入り具合が伝わってきます。

R2-D2のグッズの中でも人気があるのが、フィギュアです。R2-D2のコロンとしたフォルムや洗練されたデザインがフィギュア映えすると考えられます。

R2-D2は見た目も可愛いですが、性格もその魅力の大きな一つです。ロボットなのに感情豊かでつい親しみが湧いてしまう、そんなR2-D2の性格について紹介します。

R2-D2は軍事用に製造されたアストロメク・ドロイドなので、本来なら情報漏洩を防ぐため定期的にメモリのリセットが行われます。しかしR2-D2のメモリは製造されてから消去されたことがなく、そのため人間のような個性と自我を持つに至っています。

R2-D2は仲間思いな性格で、レイア姫にオビ＝ワン・ケノービを探し出すという任務を与えられた時には一時的な主人のルークの命令を無視して脱走し、単独オビ＝ワンを探しに行くという無茶に出ました。また、お茶目でそそっかしい一面もあり、ソケットを間違って差し込んで感電するという場面もありました。ロボットらしからぬ人間らしさ、可愛さがR2-D2の人気の理由と言えます。

また、R2-D2に特徴的なのは他のロボットのように主人に命令されたことをそのまま実行するわけではないことです。『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』では、アナキンに所有されていながら主人がダークサイドへ堕ちたことを感じ取って指示に従わずその元を離れています。また『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』でルークの家に買い取られたときは、ルークに嘘をついて自身の制御ボルトを外させています。

R2-D2はC-3POのように言葉を話す能力はありませんが、電子音を操り豊かな感情を伝えることができます。危険な状況では悲鳴のような電子音を発して危機を表現したり、C-3POに腹を立てたときは文句を言ったりします。R2-D2は意外とおしゃべりなロボットです。

スター・ウォーズシリーズは登場人物の葛藤や迷いが様々な悲劇を生み出してしまう物語ですが、その中で自分の信じたことを突っ走るR2-D2は清涼剤のような役目を果たしていることがわかるツイートです。一生懸命頑張るR2-D2を応援したい気持ちが伝わってきます。

R2-D2はその可愛らしい見た目に反して実は結構きついことを言っているのではないかと指摘するツイートです。実際、ジョージ・ルーカス監督の初期案で話すことができたR2-D2は乱暴な言葉遣いをしていたので、現在のR2-D2も何を言っているかわからないだけでなかなかに口が悪いかもしれないことがこのツイートからわかります。

R2-D2の活躍によりスター・ウォーズシリーズの主人公たちが助けられる場面が多くありました。そんなR2-D2の優秀さが伝わってくるツイートです。R2-D2が有能で可愛い素晴らしいキャラクターだということがわかります。

宇宙船の操縦や電子操作で活躍するR2-D2ですが、まさか戦闘もこなせるとは思わなかったという観客の驚きが伝わってくるツイートです。『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』では自身に内蔵されているオイルを噴出し、そこにジェットで着火して敵を殲滅するR2-D2の姿が見られました。R2-D2の意外な強さが伝わってくる感想です。

世界中で人気がありファンがいるR2-D2の設定や活躍エピソード、人気のグッズなどを紹介しました。R2-D2は2019年12月20日に公開されるスター・ウォーズシリーズ最新作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』にも登場すると予想されます。この記事でR2-D2に興味を持った方は見に行ってみてはいかがでしょうか？