フェリシティ・ジョーンズの出演映画や経歴は？資生堂のCMや結婚情報も紹介

トム・ハンクス主演の「インフェルノ」のヒロインに抜擢され注目の的となったフェリシティ・ジョーンズ。そんな彼女のプロフィールなど基本情報を紹介します。

1983年10月17日ロンドンに次ぐイギリス第2の都市バーミンガムに生まれた、女優でモデルのフェリシティ・ジョーンズ（本名：Felicity Rose Hadley Jon）。気になる年齢ですが、今年（2019年）の誕生日で36歳になります。笑顔の可愛い儚げな印象の彼女、年齢よりも若く見えるのでしょうか？

笑顔の素敵なフェリシティ・ジョーンズ。続いては、こちらも個人情報である身長・体重です。気になる彼女の身長ですが、可愛らしい容姿からだいたい想像はつくことでしょう。身長は160㎝。日本人女性の平均身長より2~3㎝高いだけで、イギリス人女性の身長としては小柄な部類に入るでしょう。

また、体重についても55㎏と可憐な外見に見合った体重となっています。ジャンクフードが大好きでマクドナルドがお気に入り、しかも野菜嫌いという体重が増えそうな食生活。体重はあまり気に掛けず食事を楽しんでいるみたいですが、水泳やウォーキングなど有酸素運動を日課として続けているとの事。結果として、細過ぎずふっくらし過ぎない体重を維持できているようです。

性格を悪く言う噂を目にすることのないフェリシティ・ジョーンズ。場をわきまえ空気を読める人なのでしょう。一方、実はテレビのリアリティーショーの大ファンだったり、前述のようにジャンクフード大好きという事を率直に話してしまうことから、素直で飾らない人柄が伺えます。

彼女自身は、自分の小柄な体格に触れて「小柄女性としては、中身は強くないといけないと思っている」とか、俳優を続ける心構えとして「映画業界では打ちのめされることってざらなの。続けていくには打たれ強くいないといけない」と芯の強い女性像をアピールしています。

ジャーナリストの父親と広告会社で働く母親の間に生まれたフェリシティ。両親は彼女が3歳の時に離婚、兄とともに母親に引き取られて育ちます。王立ノートン女学校卒業するとキング・エドワード6世記念ハンドワース校に進学しAレベル（大学入学レベル）を修了。

また11歳の時には父や叔父の俳優マイケル・ハドリーに勧められ、俳優養成所であるアフタースクール・ワークショップで演技の勉強を始めました。

フェリシティ・ジョーンズの過去の恋人を紹介します。オックスフォード大学の美術学校で知り合った、彫刻家でコンセプチュアルアーティストのエド・フォーニレスと10年間同棲生活を送っていました。2013年30歳の年に、この長すぎた春は破局してしまいます。その後、結婚前のフェリシティに特に浮いた噂はありませんでした。

次にフェリシティ・ジョーンズの結婚相手について紹介します。フェリシティは2015年映画監督のチャールズ・ガードと交際をスタートさせます。2年間後の2017年、アカデミー授賞式のレッドカーペットに現れたフェリシティの指にはダイヤの婚約指輪が…。そして2018年6月30日、イギリス・オックスフォードシャーにあるスードリー城で2人は結婚式を挙げました。

日本人に近い身長・体重のフェリシティ・ジョーンズ。彼女はインスタグラムをしており、2019年9月現在、フォロワー91万人、投稿400件ありました。彼女の様々な衣装を見ることが出来ます。また、映画「博士と彼女のセオリー」のモデルであるスティーブン・ホーキング博士とのスナップ写真や結婚式の写真もありました。

2014年に公開されたイギリスの伝記映画「博士と彼女のセオリー」。2018年3月にこの世を去った理論物理学者のスティーヴン・ホーキング博士と元妻ジェーンを描いています。今を去ること50年以上前、1960年代はじめのイギリスが舞台です。ケンブリッジ大学で天才学生スティーヴン・ホーキングは、パーティで文学部の女子学生ジェーンと出会います。

すぐに恋に落ちた2人ですが、ある日突然倒れてしまったスティーヴンは、医者からALSで余命2年との宣告を下されます。そんな愛するスティーブンと少しでも一緒にいたいと考えたジェーンは、周囲の反対を押し切って結婚します。

結婚後2年が過ぎ、2人の間に子供が誕生します。ジェーンとの二人三脚でブラックホールに関する博士論文を完成させ絶賛を浴びるスティーブンでしたが、徐々に体は動かなくなっていきます…。この映画でフェリシティ・ジョーンズはホーキング博士と結婚するジェーンを演じ、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされました。ちなみにスティーブン博士を演じたエディ・レッドメインは、見事オスカーを獲得しています。

2011年のイギリス・フランス・ドイツ・ルクセンブルク合作映画「ヒステリア」。19世紀のロンドンを舞台に繰り広げられるロマンティック・コメディです。物語の主人公は、先進技術の導入に積極的な若き医師モーティマー・グランビル。そんなある日、モーティマーは女性科医療のスペシャリスト、バート・ダリンプルの下で働くことになります。

その後バートたちは、多くの女性が患っている「ヒステリー病」に効果があるマッサージ療法を開発。口コミでクリニックには女性患者たちが押しかけ大忙しに。そんな中、モーティマーはバート医師の次女で貞淑な女性エミリーと恋に落ち婚約することになります。

ところが、結婚を控えた大事に時期にモーティマーは、エミリーの姉シャーロットに強く惹きつけられるようになっていきます…。この映画でフェリシティは、次女のエミリーを演じています。フェリシティの純真な娘役の演技は可愛らしく人々を魅了しました。

2016年に公開されたアメリカのミステリースリラー映画「インフェルノ」。「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」の続編で、宗教象徴学者ロバート・ラングドン役はトム・ハンクスが務めます。

フィレンツェやベネツィア、トルコのイスタンブールを舞台に、主人公ロバートが大富豪バートランド・ゾブリストの仕掛けた計画を実行させないためにダンテの「神曲」の中に出てくる地獄篇（インフェルノ） に隠された暗号解明に挑戦します。

フェリシティ・ジョーンズは、ロバートを支える医師でヒロインのシエナ・ブルックスを演じています。ロバートの逃亡を幇助したり、インフェルノにまつわる謎の解読に挑みます。

2014年に公開されたアメリカのスーパーヒーロー映画「アメイジング・スパイダーマン2」。題名が示すとおり大ヒットとなった「アメイジング・スパイダーマン」の続編で、スパイダーマンシリーズでは5作目となります。

この映画にフェリシティ・ジョーンズは、オズコープ社の新CEO・ハリーに秘書兼CEO補佐に抜擢されたフェリシア・ハーディ役を演じています。フェリシアとは「ブラックキャット」の本名で変身前の仮の姿。本作での登場シーンは短いのですが、シリーズでの重要キャラの一人です。

2016年に公開されたアメリカのSF映画「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」。「スター・ウォーズ」シリーズを補完する描くスピンオフシリーズの第1弾です。フェリシティ・ジョーンズは、本作の主人公で、銀河帝国の究極兵器デス・スターの設計図を手に入れることを目的に結成された「ローグ・ワン」のメンバー、ジン・アーソを演じています。

物語は、ジンが反乱軍将校キャシアンから父ゲイレンがデス・スターの設計に関わっていたことを知らされるところから始まります。彼女はローグ・ワンに参加し、事の真相究明に乗り出すのですが…。

映画の激しいアクションシーンを前にして、小柄な身長・体重のフェリシティ・ジョーンズは、カンフーの達人にコーチを受けたりして厳しいトレーニングを積んだそうです。その成果はアクションシーンでのキレの良さに表れており、「スター・ウォーズ」スピンオフ第一弾の重要な役どころを見事に演じ切りました。

続いて、フェリシティ・ジョーンズの経歴について見てまいりましょう。まずは彼女の出身校についてです。フェリシティはオックスフォード大学のウォドム・カレッジ（Wadham College）の卒業生でした。

オックスフォード大学と言えば、THE世界大学ランキングで2017年から3年連続で世界№1の大学に選ばれるなど世界屈指の名門大学です。鉄の女ことサッチャー元首相をはじめとする数多の国家指導者、50人を超えるノーベル賞受賞者の出身校としても知られています。

フェリシティ・ジョーンズは、本大学で英文学を学び、2006年に卒業しました。在学中には大学の演劇サークルで活動、「アッティス」で主役を演じています。

大學卒業後の2007年にイギリス最大の民間放送ITV制作のテレビ映画「ノーサンガー・アベイ」に出演、主役を務めました。この作品は、後にカナダやアメリカ、オーストラリアでも放送され、彼女の演技は批評家からも高い評価を得ています。

フェリシティ・ジョーンズの経歴3つ目は、資生堂のCM出演です。彼女は2018年1月より資生堂のCMに出演しています。そして、2018年11月21日資生堂のクレ・ド・ポー ボーテ春夏新製品発表会に合わせて来日しました。

清楚で美しい顔立ちのフェリシティに資生堂のブランドイメージが重なったことで、化粧品会社資生堂のグローバルブランドの顔として起用されたのでしょう。2019年春夏に引き続き、2019年秋冬もグローバルブランドフェイスとしてフェリシティ・ジョーンズを起用することを資生堂は発表しています。

ハリウッド女優としては小柄で可愛らしい童顔のフェリシティ・ジョーンズ。日本人に近い身長・体重の彼女は、日本人にも馴染みやすい容姿の持ち主といえるでしょう。長い黒髪が素敵な彼女のファッションは、基本的にガーリーで、可愛らしものが好きな日本人女性にも好感を持って受け入れられているようです。

次にフェリシティ・ジョーンズのメイクや服装の画像をお届けします。資生堂のCMに起用されたフェリシティ。彼女のメイクは、自然なベースの上にグリーンの瞳に馴染むネイビーのアイメイクが印象的と言われています。またアイラインをはっきり引かずに、スモーキーなアイシャドウでぼかしているのが特長となっています。全体的には大人っぽくシックな上級者のメイクと評判になっています。

2014年映画「博士と彼女のセオリー」でホーキング夫人を演じアカデミー主演女優賞にノミネートされたフェリシティ・ジョーンズ。授賞式では「アレキサンダー・マックイーン」と呼ばれる明るいグレーのドレス姿で登場し話題となりました。

最後に私服姿のフェリシティを紹介します。彼女がファッション選びで重視するのは着心地の良さと言います。体にピタッと合うものを見つけたら『これだ！』と言って即決するそうです。

資生堂の顔となったり、過去には「ドルチェ＆ガッバーナ」や「バーバリー」のキャンペーンガールにも抜擢されたフェリシティ・ジョーンズ。そのエレガントで淑やかな趣きは、ネット上で新たなファッションリーダーの出現との呼び声も上がっています。

フェリシティ・ジョーンズ特集記事の最後に、彼女に関する感想や評価を紹介します。まずは、前歯がちょこんと出てる感じが最高に可愛いという方から。確かにフォトに収まるフェリシティの笑顔には、いつもリスのように可愛い前歯が覗いています。彼女の特徴の一つではないでしょうか？

フェリシティ・ジョーンズに関する感想や評価、続いては映画「わたしの可愛い人-シェリ」についての感想です。

ベル・エポック時代のパリを舞台にしたこの映画で、フェリシティ・ジョーンズが演じるのは、ココットと呼ばれる高級娼婦の娘エドメという役です。未だ純粋な雰囲気のフェリシティが好演していたという評価でした。

フェリシティ・ジョーンズに関する感想や評価、次は、アカデミー賞授賞式に視覚効果賞プレゼンターとして登場したフェリシティを観ての感想です。

見事なドレスをエレガンスに着こなしたフェリシティ・ジョーンズを、バレリーナの様に可愛いと評していました。

フェリシティ・ジョーンズに関する感想や評価、最後は「ローグワン」や「インフェルノ」での彼女と「博士と彼女のセオリー」で見せたフェリシティの演技の違いに目を向けた方です。

前者でのフェリシティはカッコよく、後者のフェリシティは絶えず笑顔を見せてむっちゃ可愛かったと言います。役柄に応じて雰囲気をガラッと変えるフェリシティ・ジョーンズの、役者としての適応力の高さを称えた評価でした。

ここまで『フェリシティ・ジョーンズの出演映画や経歴は？』と題して、年齢・身長や結婚相手のことなどプライベート情報から資生堂のCM出演などのエピソードまで紹介してきました。

身長160㎝、体重55㎏と小柄で日本人に馴染みやすい容姿であること、名門オックスフォード大学卒業の才媛であること、インスタでメイクや服装の画像を観たファンから新たなファッションリーダー出現との呼び声も上がっていることなどがわかりました。

この記事でフェリシティ・ジョーンズに興味を持った方は、彼女の出演作を鑑賞してその魅力に直に触れてみてはいかがでしょうか？その場合、本記事で紹介した出演作品は、彼女の代表作として真っ先に指を屈するものと言えるでしょう。