映画インタープラネットのあらすじ・感想をネタバレ!未来の宇宙が舞台のB級SF?

オーストラリアで制作されたインタープラネットは、日本で未公開のSF映画です。宇宙船に乗っていたところ、トラブルによって不時着した主人公がその星に順応しながらも、人工知能の相棒と一緒にその星の謎やエイリアンに立ち向かうストーリーです。B級映画でありながらも一定の評価がある映画です。インタープラネットはどんなストーリーとなっているのか、あらすじや結末のネタバレや映画の感想を紹介します。

映画インタープラネットのあらすじ・感想をネタバレ!未来の宇宙が舞台のB級SF?のイメージ

目次

  1. 映画インタープラネットとは?
  2. 映画インタープラネットのあらすじネタバレ
  3. 映画インタープラネットの結末ネタバレ
  4. 映画インタープラネットは未来の宇宙が舞台のB級SF?
  5. 映画インタープラネットに関する感想や評価は?
  6. 映画インタープラネットのネタバレまとめ

映画インタープラネットとは?

インタープラネットはオーストラリアで制作された映画です。B級SF映画として知られており、なかなか面白いと評判のある映画です。どんなストーリーとなっているのか、この記事ではあらすじや結末のネタバレや映画の感想をまとめています。まずは、映画インタープラネットの基本情報を紹介します。

映画インタープラネットの作品情報

インタープラネット(原題:Arrowhead)は2015年にオーストラリアで制作されたSF映画です。収録時間は99分で、監督はジェシー・オブライエンが務めています。日本語吹き替えDVDは2016年に発売されています。

映画インタープラネットの予告編動画

これはインタープラネットの予告動画です。予告を見ると、謎の惑星に不時着して宇宙船に乗っていた3人の人間が生き残っていましたが、最終的には主人公一人で惑星を調査していることが分かります。なぜ主人公はこの惑星で生き残ることができるのか、身体に何が起こっているのか気になる予告動画となっています。また、予告動画でキーワードになっていた「時間」についても注目です。

映画インタープラネットのキャスト

映画インタープラネットの主人公、カイ・コープランドのキャストを務めたのはダン・モルというという、1974年11月5日生まれのイスラエルのテルアビブ出身の俳優です。ダン・モルはインタープラネットの他に「イエス・キリスト 磔刑の真相」や「Cedar Boys」などに出演されています。

カイと共に宇宙船で惑星に不時着した生物学者のタレン役は、アレイシャ・ローズという1988年9月11日生まれのオーストラリア ブリスベン出身の女優です。元はバレリーナやダンサーとして活躍していましたが現在はオーストラリアの女優として活動しています。映画インタープラネットの他にも「Toybox」や「ウルヴァリン:SAMURAI」などに出演しています。

カイの相棒として活躍する人工知能ロボットのREA3の声を務めたのは、ショウマン・マイカレフという1962年7月18日生まれのオーストラリア アデレード出身の俳優です。コメディアンや作家としても有名で、5冊の著書を出版しています。また映画には「The Cup」や「The King」「愛しのアクアマリン」など主にアメリカやオーストラリアの映画に多数出演しています。

謎の惑星で死亡した状態で見つかったオリアンダー役を務めたのは、クリストファー・カービィです。クリストファー・カービィは映画インタープラネットのほかにも「マトリックス レボリューションズ/リローデッド」「小さな村の小さなダンサー」「スター・ウォーズ エピソード3」などに出演されています。

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映画インタープラネットのあらすじネタバレ

インタープラネットはB級SF映画ながらも、とてもストーリーが複雑な作品となっています。一体どんなストーリーなのか、あらすじネタバレを紹介します。一度観たことがある方もストーリーを見直してみると理解しやすくなります。

あらすじネタバレ:刑務所

映画インタープラネットは未来の宇宙の話です。世界は二大勢力によって戦争が勃発していました。ついにその戦争に決着がつき、負けた側の勢力にいた主人公のカイ・コープランドは、砂漠が広がるとある惑星で敵に捕まってしまい刑務所にいました。カイは刑務所で厳しい労働を課せられながら暮らしていました。

ある日カイがいる刑務所に新しい囚人達がやってきます。それをきっかけに囚人たちは反乱を起こします。カイは反乱が起こると共に刑務所から脱出しますが、粉砕機に巻き込まれてしまいやむなく右足を切断しました。その後反乱軍のリーダーハッチがカイに接触してきます。ハッチはカイに義足をつけ、終戦日である「解放の日」に処刑されるカイの父の救出を手伝って欲しいと言いました。

あらすじネタバレ:宇宙船に侵入

カイは父を助けるために宇宙船「アローヘッド」に乗り込み、データを盗み出そうとします。しかし、データを転送している途中で事故にあってしまい、アローンヘッドは近くの惑星に墜落してしまいます。カイはなんとか小型の船で脱出して不時着しました。

不時着した惑星について、宇宙船に搭載されていた人工知能ロボットのREA3が分析してカイに教えます。不時着した惑星は酸素があるもののその中に毒素も混じっているため、人間がこの惑星の空気を長時間吸うと死んでしまう恐れがありました。しかし、船の中には酸素が残りわずかしか残っていません。

解放の日まで70日と差し迫った状況の中、カイは救難信号を受けます。救難信号の発信源を探すと、オリアンダーという男が倒れていました。残念ながら、オリアンダーは死亡していました。また別の場所には脱出ポッドがあり、その中には生物学者のタレンが生存した状態で発見されました。カイはタレンを救出し、二人で惑星の調査を始めます。

あらすじネタバレ:洞窟

タレンと調査をしていると、カイは洞窟付近で謎のクリーチャーに襲われてしまいます。そのままカイは洞窟に引きずり込まれてしまいました。その後、カイは砂漠で気を失っているところをタレンに救出されます。カイは行方不明になっていた3日間の記憶を失っており、それどころか切断した右足が復活していたのです。

その後なぜか死亡していたはずのオリアンダーに、カイとタレンは襲われてしまいます。カイはそのまま意識を失ってしまったのですが、目を覚ますと二人の姿は無く、近くには白骨がありました。カイはタレンも死んでしまったと思い、唯一の喋り相手であるREA3と共に3年間暮らしていました。いつの間にか身体はこの惑星に順応していたのです。

映画インタープラネットの結末ネタバレ

映画インタープラネットプラネットのあらすじネタバレでは、父を助けるためにデータを入手しようと宇宙船に乗り込んだカイでしたが、惑星で謎の生物に襲われてから何故か惑星に順応した身体になってしまっていました。これからどのような結末に向かっていくのか、ここからは結末のあらすじネタバレを紹介します。

結末ネタバレ:衝撃の事実

映画インタープラネットの主人公カイは、宇宙船に搭載されていた人工知能REA3と共に3年の時を過ごしていました。そんな中、カイはREA3を使ってオリアンダーに襲われた日の記録映像を見ていました。それを見たカイは、タレンは死んでおらず行方知れずになっているだけだということを知ります。カイは宇宙船に置いたままだったREA3を自由に動けるように改造しました。

そして、動けるようになったREA3と共にタレンを探しに行きます。タレンの行方が分からなくなっていた場所を探していると、洞窟には死んだはずのオリアンダーやもうひとりのカイがいました。洞窟の近くにはかつて使っていたはずの義足が落ちており、カイは壁に埋まっているカイが本体であることを確信します。

つまり足が元に戻りこの惑星に順応しているカイは、壁に埋まっているカイのコピーだったのです。カイはオリアンダーの本体を殺しますが、自分の本体を殺すことはできませんでした。その後カイは再びタレンの行方を追います。消息が絶たれている場所には宇宙船が飛び立った跡がありました。カイはタレンが無事にこの惑星を脱出できたのだと知ります。

結末ネタバレ:爆発

タレンが無事に脱出していたことに安堵していたカイですが、突如宇宙から小型宇宙船がやってきました。それはタレンが脱出に使ったはずの小型宇宙船だったのです。その宇宙船には刑務所で反乱軍のリーダーをしていたハッチが乗っていました。ハッチはカイが盗んだデータを聞き出すためにタレンを人質にとって出てきました。

なぜ3年前に出ていったはずの宇宙船がなぜ今戻ってきたのかというと、実はこの惑星の3年は他の惑星ではたった20分だったのです。つまりこの惑星以外の惑星での時間感覚では、タレンが去ってまだ20分しか経っていなかったということです。タレンは星を出てすぐにハッチに捕まってしまっていました。

カイはハッチが自分を捨て駒にするつもりであったと悟り、盗んだデータを渡すことを拒否しました。しかし、ハッチはタレンを人質にして情報のありかを聞き出します。ハッチは情報を手に入れたらカイを爆弾で殺害するつもりでした。しかしカイはそれも予測しており、ハッチが用意していた爆弾と同じ場所に情報データを置いていたのです。

そうとも知らずにハッチは爆破スイッチを押してしまい、ハッチは自爆します。カイは急いで宇宙船に戻ると、ハッチの部下がタレンを殺そうとしていました。カイは身体の内側から出た謎のクリーチャーに変貌し、ハッチの仲間となんとか爆発から逃げおおせていたハッチを殺害します。その後カイとタレンとREA3は、父や世界を救うために惑星を脱出しました。

映画インタープラネットは未来の宇宙が舞台のB級SF?

映画インタープラネットの結末のあらすじネタバレでは、主人公がいつの間にかコピーと入れ替わっていたり、なぞのクリーチャーに変貌したりと衝撃の結末でした。そんな映画インタープラネットは、宇宙が題材の丁寧に作られたB級SF映画として知られています。なぜB級と言われているのか、また結末後も謎が残る伏線や設定を紹介します。

映画インタープラネットは低予算だった?

B級映画の本来の意味は低予算で短期間で作られ、限定公開される映画のことをいいます。本来はA級映画の添え物として公開されていましたが、現在では単体作品として公開されることも多くなってきました。映画インタープラネットも低予算で制作されているB級映画です。

映画インタープラネットの謎が残る舞台設定

映画インタープラネットは低予算で仕上げてあるだけあり、多くの伏線を残したまま謎が残るストーリーとなっていました。B級映画にしては上手くはまとまっていると感想を抱く方も多いのですが、回収されなかった伏線が気になるところです。

そこで回収されなかった伏線や謎をまとめてみました。まず、カイが見つけたオレンジの巨大な石は結局何を意味するのか描かれていませんでした。また、オリアンダーが生き返って暴れてしまったのかも謎です。その後カイの身体は惑星に順応していくのですが、なぜ順応することができたのか、食事などはどうしたのかも気になるところです。

また、コピーとして存在しているカイがエイリアンなのか、クリーチャーの正体がよく分からないまま惑星を脱出しています。また、カイの本体も壁の中で生きているのか死んでいるのか不明です。このようにあらゆる謎を残したままストーリーが終わっています。

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映画インタープラネットに関する感想や評価は?

映画インタープラネットには様々な感想が寄せられています。B級映画なだけに、実際に鑑賞した方がどのような感想を持っているか気になるところです。ここでは、SNSで投稿された映画インタープラネットの感想を紹介します。

洋画ということもあって、ハリウッド作品だと思って見始めた方もいたようです。こちらの方は、オーストラリアのB級作品でチープ感はありながらも面白かったという感想でした。また、多くの人が映画インタープラネットに出演されている俳優が魅力的だったという感想をもっているようです。

名作SF映画の「インターステラー」と日本の題名が似ていることから、それだけのクオリティを期待した方の感想には物足りなさを感じたという評価もありました。インターステラーとは世界観もストーリーも全く違う作品です。また、中には「オデッセイ」と勘違いしている方もいました。

人間と人工知能二人だけの生活や、主人公の身体の変化を重点的に撮影されているためストーリーが分かりにくいといった感想もありました。中には低予算のためか、どこかストーリーに粗さが目立つという感想を持っている方もいました。

映画インタープラネットのあらすじネタバレを見てわかるように、回収しきれていない伏線が多く結末の続きが気になるという感想を持っている方もいました。この方は別のツイートで草案設定資料や未編集フィルムを買い取りたいというほど、真相を知りたいと語っています。

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映画インタープラネットのネタバレまとめ

映画インタープラネットは低予算でつくられたB級映画でした。あらすじネタバレでは、主人公が父を助けるためにデータを盗んでいたところ近くの惑星で遭難し、そこでエイリアンに襲われてしまうという内容のストーリーでした。設定や伏線が多かったのに対し、結末を迎えても謎に包まれた部分が多く気になるところがたくさんある映画となっています。

映画インタープラネットの評価は半々で、A級映画並のクオリティを求めて鑑賞した方は全体的に評価が低くく、B級映画とあらかじめ知って観た方はB級映画にしては映像が綺麗で面白いという感想を持っている方が多くいました。映画インタープラネットには過度な期待はせず、B級映画だと思って見ると楽しめる作品です。

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