映画エルサレムのあらすじをネタバレ解説!キャストや結末・感想は?

映画エルサレムは2015年にイスラエルで制作・公開された映画作品です。映画エルサレムは聖地エルサレムを舞台に、不死者や堕天使などの異形の存在が主人公達を襲撃する宗教的意識が強いあらすじとなっており、映画エルサレムには宗教的意識が強い方からも多くの感想を集めました。本記事ではそんな映画エルサレムについて結末までのあらすじのネタバレや映画エルサレムに関する感想のネタバレをまとめました。また他にも映画エルサレムで登場人物を演じたキャストについてもネタバレ紹介していきます。

映画エルサレムのあらすじをネタバレ解説!キャストや結末・感想は?のイメージ

目次

  1. 映画エルサレムとは?
  2. 映画エルサレムのあらすじネタバレ
  3. 映画エルサレムの結末ネタバレ
  4. 映画エルサレムの登場人物・キャスト
  5. 映画エルサレムに関する感想や評価は?
  6. 映画エルサレムのネタバレまとめ

映画エルサレムとは?

映画エルサレムの作品情報

映画エルサレムは2015年にイスラエルで制作・公開されたパニックホラー作品です。映画エルサレムは制作国がイスラエルということもあり、聖地エルサレムで堕天使や不死者など宗教の世界では悪魔にあたる存在に、主人公が襲撃されるといったあらすじの物語となっており、一人の若い女性と神秘的なエルサレムが突如地獄のような光景に代わる様子を迫力満点で描かれています。

そんな宗教的意識が強い映画エルサレムの監督を務めたのはイスラエルの監督であるドロン・パズであり、ドロン・パズは映画エルサレムにおいて最新の撮影機材や顔認証システムなどの技術を駆使し、映画エルサレムを結末まで飽きさせない臨場感溢れる世界を作り上げました。本記事ではそんな映画エルサレムについて物語の結末までのネタバレや登場人物を演じたキャストのネタバレ、映画エルサレムに関する感想などをご紹介します。

映画エルサレムの予告編動画

映画エルサレムの主人公である若き女性サラは、一年前に最愛の兄を失ったことで深く落ち込んでいました。そこでサラはこのままではいけないと思い、悲しみの日々から脱却するために親友と飛行機で旅行に行くことにします。そしてサラは飛行機で知り合ったケヴィンという男性に、宗教の聖地エルサレムに誘われることになり、サラはエルサレムで贖罪日を過ごすことにするのでした。

しかし贖罪日にエルサレムで爆発が起き、エルサレムに到着したサラは隔離されてしまうことになります。そしてサラは贖罪日にあたるエルサレムにおいて、不死者や巨人、堕天使などのこの世の者でない異形の存在に襲撃されてしまうことになってしまいます。そしてサラは映画エルサレムの物語の結末まで、自らを襲撃したこの世の者でない異形の存在に立ち向かっていきます。

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映画エルサレムのあらすじネタバレ

あらすじネタバレ:調査

とある団体はエルサレムの本に記載されていた「地獄の入り口は海、砂漠、エルサレム」にあるという言葉の調査を開始した時、あるエルサレムの二人の司祭が記録した映像が発見されます。その映像には贖罪日に3つの宗教の代表者がある家族の母親に悪魔祓いを行う姿が記録されていました。この母親は実はすでに病気で死亡しており、なぜか狂暴化して蘇ってきたこの世の者ではない存在でした。

必死で3つの宗教の代表者は母親に悪魔祓いを行うも、母親に憑いた強力な悪魔を祓うことが出来ません。そして代表者たちは息子を外に出し、羽を生やして叫ぶ母親を射殺します。その頃ニューヨークではサラという女性が1年前に兄を失ったことで悲しみに耐える生活を送っていました。サラは悲しみに耐える生活から脱却するために親友のレイチェルと共にイスラエルへ旅行に行くことにします。

その後旅行へ出発しようとしたサラに父親は最新のスマートグラスをプレゼントし、サラは大喜びします。そしてサラとレイチェルは飛行機に乗り、イスラエルへ目指すのでした。すると飛行機の中で人類学者をしているケヴィンという人物と出会います。ケヴィンはサラ達にエルサレムで行われる儀式を見ようと誘い、サラ・レイチェル・ケヴィンはイスラエルにあるエルサレムを観光することにします。

神秘的な光景が広がるエルサレムに着いたサラ達はそこでダビデ王の姿をした謎の人物に話しかけられます。しかしサラ達はこのダビデ王に扮した謎の人物を無視し、観光を始めます。サラ達はこれが地獄のような世界が訪れることになるなど少しも考えていませんでした。そしてサラ達は地獄のような世界が訪れるエルサレムに足を踏み入れてしまうことになります。

あらすじネタバレ:ケビンとサラ

エルサレムのホテルに到着したサラ達はホテルの従業員であるオマールと仲良くなり、オマールの誘いでクラブへ足を運びます。するとその途中でまたしてもダビデ王の姿をした謎の人物に遭遇します。この謎の人物は贖罪日の前にエルサレムから出るようサラに忠告し、もし出なければ手遅れになると脅します。サラ達は意味不明なことをいう人物を無視し、クラブで夜を過ごします。

そしてサラはクラブでケヴィンと親しい関係となるのですが、ケヴィンはサラのスマートグラスに映し出された兄をからかってしまい、サラは激怒します。ケヴィンへの怒りでクラブを飛び出したサラは街に響き渡る奇妙な唸り声と悲鳴を耳にします。するとケヴィンがサラを追いかけ、からかったことを謝罪し、二人は仲直りします。二人はその後ホテルで一夜を過ごし、肉体的関係を持ちます。

その日の翌日、ケヴィンは窓辺の外に立ってサラに奇妙な悲鳴のような音で目が覚めたと語ります。そしてケヴィンはサラに闇サイトで見つけた1972年に記録されたあの母親を悪魔祓いする映像を見せます。映像を見せたケヴィンはサラに「再び死者が生き返るかもしれない。不死者や堕天使、巨人のことだ」という聖書に記載された内容を語ります。その次の日、サラ達は親しくなったオマールの案内でエルサレムの街を観光します。

するとケヴィンはエルサレム症候群にかかった患者が入院している病院を見つけ、オマールはエルサレムに来た観光客がたまにおかしくなるという謎めいた発言をします。その後観光を続けるサラ達はエルサレムにある観光名所「嘆きの壁」を訪れ、そこで願いを込めた紙を入れ込みます。

あらすじネタバレ:サラの願い

サラは嘆きの壁で亡くなった兄に合わせて欲しいという願いを込めました。一方ケヴィンは堕天使の壁画に気分を悪くし、一人で記録保管所に行ってしまいます。ケヴィンを心配したサラはレイチェルとエルサレムの贖罪日が終わったらエルサレムから出ることを決めます。するとケヴィンが血相を変えて駆けつけ、サラ達に急いでエルサレムから出るよう説得します。必死に説得するケヴィンの姿にサラは戸惑ってしまいます。

すると騒ぎを聞いたオマールとオマールの父はケヴィンを連行し、精神病院に入れられてしまいます。ケヴィンが連行されたことを心配するサラ達はオマールから後日会えると言われ、エルサレムの贖罪日を楽しむことにします。しかし突然エルサレムはテロの攻撃を受けてしまい、街は戦争状態に突入します。そしてテロ防衛のために旧市街の門を閉めるというアナウンスが流れ、サラ達は兵士の誘導の中、門へ向かいます。

しかしサラはケヴィンを残していくわけにはいかないと兵士に訴え、精神病院を訪れます。するとケヴィンの部屋の鍵を探すサラの前に翼が生えた堕天使のような怪物が現れ、サラは怯えてしまいます。サラは急いで鍵を見つけ、机の下に隠れることにします。するとそこにはダビデの姿をした謎の人物がおり、サラに「予言通りだったろう?前にもあった。あの頃僕は子供だった」と語ります。

実はダビデの姿をした人物はかつて悪魔が憑いた母親の子供でした。その後サラは怪物から逃げながらもケヴィンを救出することに成功します。そしてケヴィンを連れて街に出ると、そこには巨人や怪物が蔓延る黙示録のような世界が広がっていました。この状況から逃げ出すためにサラは、ケヴィンとダビデを連れて門へ向かうものの、すでに門は閉ざされていました。

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映画エルサレムの結末ネタバレ

映画エルサレムについて結末に至るまでのあらすじをネタバレ紹介させて頂きました。映画エルサレムの主人公であるサラはエルサレムの贖罪日に怪物に襲撃されてしまい、街全体が混乱に陥ります。はたして黙示録のようなエルサレムに閉じ込められたサラはどうなるのか、映画エルサレムの結末についてあらすじをネタバレ紹介していきます。

結末ネタバレ:再会

サラやケヴィン達と同じく門の中に閉じ込められた人は大勢いました。その中にはレイチェルもおり、サラ達はレイチェルと再会を果たします。一方ダビデは門を守る兵士にパチンコを当て、射殺されてしまいます。レイチェルと合流したサラ達は怪物から逃げるために教会へ行き、オマールの父であるファウジが洞窟に抜け道があると明かします。すると窓から怪物が襲撃し、レイチェルは首を掴まれてしまいます。

怪物に襲われたレイチェルはケヴィンの力で救出され、洞窟に足を踏み入れます。その中でケヴィンはレイチェルの首に異変が現れているのを発見し、サラに伝染病にかかってレイチェルは狂暴化すると話します。するとサラはレイチェルを見捨てて行くことは出来ないと告げ、レイチェルの伝染病を秘密にします。しかしレイチェルは少しづつ異形の怪物になっていき、それに気付いた兵士はレイチェルを殺そうとします。

しかし兵士をオマールが止めたことでレイチェルは助かり、サラは鎧から剣を取って洞窟に入ろうとします。すると怪物たちが襲撃し、サラ達は急いで洞窟へ駆け込みます。その途中でレイチェルは伝染病で完全に自我を失ってしまい、サラ達人間を襲い始めます。兵士たちは狂暴化したレイチェルに攻撃を加え、レイチェルは瀕死の重傷を負ってしまいます。

結末ネタバレ:自殺

瀕死となったレイチェルは自我を取り戻し、サラに逃げるよう促して銃で自殺してしまいます。サラはパニックになってしまい、怪物と間違えてオマールの父ファウジを殺害してしまいます。出口を知っているファウジが死亡したことでサラ達は絶望し、オマールもレイチェルと同じく自殺します。するとサラ達の前にある一人の怪物が姿を現し、サラとケヴィンを出口まで案内します。

スマートグラスの顔認証でこの怪物はサラの兄であるジョエルと判明します。そして出口にたどり着いたサラ達をジョエルは見送り、サラは何度も兄に叫びます。その後サラはケヴィンとキスをし、洞窟から脱出しようとします。しかしサラは怪物の攻撃で負傷してしまい、狂暴化寸前の状況でした。この自分の体に生じた異変を見たサラは泣き叫びながら絶望します。

ケヴィンは出口から抜け出し歓喜する一方で、サラは吐血してしまいます。そしてサラはケヴィンの目の前で怪物になってしまい、空高く飛び上がります。怪物になってしまったサラは静かに荒れ果てたエルサレムの旧市街を見つめるのでした。こうして映画エルサレムは結末を迎えます。

映画エルサレムの登場人物・キャスト

サラ・プルマン/ダニエル・ヤドリン

映画エルサレムの登場人物の一人であるサラは映画エルサレムの主人公にあたる女性です。登場人物の中で主人公にあたるサラは1年前に最愛の兄を亡くし、その悲しみをいやすためにイスラエルへレイチェルと旅行することになります。すると飛行機でケヴィンと出会い、エルサレムに向かうことになります。そしてエルサレムに到着したサラやケヴィン達はそこで非常に恐ろしい体験をすることになります。

映画エルサレムの登場人物の一人であるサラを演じたキャストは女優のダニエル・ヤドリンです。キャストを務めたダニエル・ヤドリンはロシア映画「The Conductor」でキャストを務めた女優であり、緊迫感がある演技が得意とされています。映画エルサレムにおいてもサラのキャストを務めるダニエル・ヤドリンが表現する迫真の演技は、映画の世界により臨場感を与えています。

レイチェル/ヤエル・グロブグラス

映画エルサレムの登場人物であるレイチェルは登場人物で主人公にあたるサラの友人です。登場人物の一人であるレイチェルは、サラの心の気持ちを癒すためにイスラエルへ旅行することになり、そこでケヴィンと出会ったことでエルサレムを訪れることになります。エルサレムに着いたレイチェルは彼氏がいるにも関わらず、ホテルの従業員であるオマールに恋をしてしまいます。

映画エルサレムで登場人物の一人であるレイチェルを演じたキャストはフランスの女優であるヤエル・グロブグラスです。キャストを務めたヤエル・グロブグラスはアメリカのドラマ「Jane the virgin」でキャストを務めた際にゴールデングローブ賞にノミネートされることになり、一躍ブレイクを果たします。代表作として映画「REIGEN」や映画「The Island」、映画「Rabies」などが挙げられます。

ケヴィン/ヨン・トゥマルキン

映画エルサレムの登場人物の一人であるケヴィンは映画の主人公であるサラの想い人にあたる人類学者です。ケヴィンは飛行機でサラと出会ったことにより、共に映画の舞台であるエルサレムに向かうことになります。そこでケヴィンは少しづつサラへ好意を寄せていきます。しかしそんなケヴィンは映画の主人公サラと同じく、異形の怪物に襲われてしまうことになります。

映画エルサレムの登場人物の一人であるケヴィンを演じたキャストは俳優のヨン・トゥマルキンです。映画エルサレムでキャスト務めたヨン・トゥマルキンは映画「フロント・ミッション」など日本ではB級映画といわれている映画作品に出演している人物であり、あまり日本の映画界では知られていない俳優です。しかし映画エルサレムでは無名ながらも、異形の存在から逃げる迫真の演技を見せつけました。

映画エルサレムに関する感想や評価は?

映画エルサレムに関する感想で寄せられたのがスマートグラスの視点で物語が展開する描写に驚いたといった感想でした。感想の通り、映画エルサレムは最新技術をふんだんに用いて制作された映画であり、スマートグラス以外でも撮影やCGなど全てにおいて圧巻の出来栄えとなっています。

映画エルサレムに寄せられた感想で最新技術に驚いたといった感想以外で寄せられたのが、結末が少し残念だという否定的な感想が見受けられました。映画エルサレムの結末までのあらすじネタバレでご紹介した通り、物語の最後はサラが怪物になって終わります。ハッピーエンドで終わることが無かったことで、不完全燃焼な気分になる結末だという感想が寄せられることになりました。

映画エルサレムのネタバレまとめ

本記事では映画エルサレムについて映画の結末までのあらすじや登場人物を演じたキャスト、映画に関する感想などをまとめてネタバレ紹介させて頂きました。映画エルサレムは最新鋭の技術を駆使して制作された映画となっており、異形の怪物に追われる緊迫感を臨場感が非常に感じられる映画作品となっています。

また聖書に記載されている黙示録をテーマにしたような物語となっており、堕天使や怪物など中二心に火をつけるような物語が展開されます。このことから様々な年代の方でも楽しめる映画作品となっており、本記事でご興味を頂けましたら、一度映画エルサレムをご覧になってはいかがでしょうか。

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