2019年01月04日公開
2019年01月04日更新
MEATBALL MACHINEミートボールマシンをネタバレ!高橋一生主演映画
映画MEATBALL MACHINEミートボールマシンは、2005年に山本淳一監督が制作したスプラッター・ホラー映画です。今、若い女性達から絶大な人気を集める俳優、高橋一生がグロテスクなダークヒーロー役で映画初主演を務めています。子役や声優など、幅広いジャンルで活躍する高橋一生の穏やかなイメージとは似ても似つかないグロテスクな映像が話題の映画MEATBALL MACHINEミートボールマシン。今回は、映画のあらすじやキャストをまとめてネタバレ紹介していきます。
目次
MEATBALL MACHINEミートボールマシンのあらすじが気になる!
MEATBALL MACHINEミートボールマシンは、2005年に公開された、山本淳一監督制作のスプラッター・ホラー映画です。キャッチコピーは「殺さねば、伝わらない、愛がある」。グロテスクなストーリーの中にも、愛が複雑に関わった作品です。謎の生物に記憶を吸収されてしまった愛するヒロインのサチコ(河合青葉)を助けるために、ヨウジ(高橋一生)がダークヒーローとして立ち向かいます。
MEATBALL MACHINEミートボールマシンでは、謎の生命体に体を乗っ取られてしまった人間は、「ネクロボーグ」になり、死ぬまでスプラッター・バトルを繰り広げていきます。
今回は、映画MEATBALL MACHINEミートボールマシンのあらすじやキャスト、最終回の結末をネタバレありでまとめて紹介していきます。
MEATBALL MACHINEミートボールマシンのキャストを紹介!高橋一生主演!
MEATBALL MACHINEミートボールマシンのキャストといえば、やはり一番注目されているのは、今回映画初主演を務める高橋一生です。子役の頃や、「耳をすませば」の声優の爽やかで優しいイメージの高橋一生を想像している人にとっては最も意外なダーク・ヒーロー役が話題になりました。
今回は、高橋一生をはじめとする、映画MEATBALL MACHINEミートボールマシンのキャスト達をまとめてネタバレ紹介していきます。
高橋一生/ヨウジ
MEATBALL MACHINEミートボールマシン主人公のヨウジ(高橋一生)は、工場に勤務しているとても奥手な青年です。隣の工場に勤めているサチコに想いを寄せていますが、いつも遠くからただ眺めているだけでした。
偶然サチコを助けたチャンスで、サチコと両想いだとわかったヨウジ。サチコが突然ヨウジが拾った謎の生物に寄生されてしまった事をきっかけに、自身も辻本の策略で謎の生物に寄生されてしまい、思いがけずに、サチコを助ける為の悲しい戦いに巻き込まれていくのでした。
サチコ/河井青葉
サチコ(河合青葉)は、密かにヨウジに想いを寄せているMEATBALL MACHINEミートボールマシンのヒロインです。小さな頃から、父親に虐待されて育ち、体に多数の傷跡があります。虐待の過去の記憶のせいで、時折取り乱して発狂するなど病んでいる一面も。
ヨウジと両想いが発覚した途端に、ヨウジが拾った正体不明の謎の生物に襲撃されて寄生され、ネクロボーグへと変化させられてしまいます。
辻本/手塚とおる
辻本(手塚とおる)は謎の生物を研究しています。謎の生物に寄生された娘を生存させる為、研究・培養していた生物を、実験台としてヨウジに寄生させてきました。最後は変化したヨウジに殺されます。
サチノ/山本彩乃
サチノ(山本彩乃)は辻本の娘です。過去に謎の生物に寄生された事があり、現在も一部取り切れずに寄生されています。言葉を話さずいつも無表情で、首筋には未だコアが埋まっています。最後に、ヨウジに自信のコアを取り出し仕掛けてきます。
MEATBALL MACHINEミートボールマシンの映画あらすじをネタバレ!
ここからは、MEATBALL MACHINEミートボールマシンの映画のあらすじをネタバレを含めて詳しくご紹介していきます。
MEATBALL MACHINEミートボールマシン主人公のヨウジ(高橋一生)は、工場に勤務している内気な青年でした。先輩や同僚などとも特に関りを持つ事なく過ごしているヨウジの楽しみは、隣の工場に勤務していたサチコ(河合青葉)を眺める事だけでした。声を掛ける勇気がないヨウジは、いつもサチコの事をただ見ている事しか出来ないでいました。
ある時、映画館に向かう最中に女装した謎の男性に追いかけられてしまったヨウジは、抵抗の末痛めつけられ、ゴミ捨て場に倒れてしまいました。更に追い打ちを掛けるように、亀のような甲羅を持った見た事もない謎の生物にも襲撃されてしまいます。怯えるヨウジは、弱ったのか途中で動かなくなってしまったその謎の生物を拾って帰る事にしました。
その謎の生物は、とても硬い素材で出来ていて、ヨウジの職場の工場の機械をもってしても穴が開きませんでした。工場の工作機械の方が破損してしまうほど硬いその謎の生物を、ヨウジは自宅の押し入れの中に隠すことに決めました。
ちょうどその時、強引な隣人の先輩が訪ねてきて、無理やり風俗に誘われたヨウジ。断り切れなかったヨウジは、仕方なく夜の繁華街へと出かけます。先輩に引きずられながら歩いていると、夜の繁華街に同僚とサチコの姿を見つけます。サチコの姿が気になり、風俗からタジタジで逃げ出したヨウジは、先輩に引っ張られながら歩き、今にも襲われそうなサチコを発見します。
助けに入ったヨウジは、先輩に殴られてしまいます。しかし、ヨウジの登場によって先輩はサチコを離して去って行きました。怪我してよろめくヨウジに付き添ってアパートまで送ってくれたサチコに改めて自己紹介をしたヨウジ。ここで初めて、ヨウジだけではなく、サチコの方もヨウジに想いを寄せてくれていた事が発覚し、両想いだった事が判明します。
緊張しながらもサチコと身を寄せ合ったヨウジでしたが、サチコの身体に残された多数の傷跡を見た途端、気の毒に思ってサチコから手を引いてしまいます。サチコの身体の傷は、幼少期から父親によって傷つけられた虐待によるものでした。このやり取りの最中に昔の記憶を思い出したのか、突然に錯乱し始めたサチコ。その感情に反応したのか、押し入れに隠していたはずの例の謎の生物が突然飛び出して、サチコに襲い掛かりました。
謎の生物は、触手を伸ばしてサチコの全身を羽交い絞めに。サチコを助けようと必死に謎の生物を取り外そうとするヨウジでしたが、謎の生物に殴られ、引き離され、ただただ、事の成り行きを見つめる事しか出来ませんでした。謎の生物は、サチコの身体をどんどん異形に変形させてしまいました。
ヨウジに助けを求め続けるサチコ、助けたいけれど見守る事しか出来なくて呆然とするヨウジ。その時、たまたま隣人の先輩が部屋を訪ねて来ましたが、謎の生物に操られ、サチコが瞬殺で殺害してしまうのでした。ヨウジは、両目を塞がれ、完全に謎の生物に異形に変えられてしまったサチコにアパートの外まで飛ばされ、気絶してしまいました。
意識が戻った時には見知らぬアパートの一室に居たヨウジ。部屋に居たのは、辻本という男と、その娘の包帯だらけの少女ミチノでした。辻本の話によると、ミチノは以前に謎の生物に寄生され、助けるために謎の生物を引きはがしてみたが、取り切れずに現在も体内に一部が取り残されてしまっているとの事。それを聞いたヨウジは、辻本に今回の事情を相談する事にしました。
辻本の話によると、謎の生物は、人間に寄生しながら共食い目的で戦いを続けている、と。本体は、コックピットのような役割の銀色の「コア」の中に居て、そこで寄生した人間の全神経を把握しながら、相手のコアを捕食する為に戦っているとの事でした。人間の負の感情を元に寄生する為、寄生された人間はとても苦痛を味わっている事を知ってしまいます。
サチコは、すでに寄生されてから成体まで変化してしまった為、助けるには出来るだけ早く殺すしかないという現実を知り、悲しみ、打ちひしがれるヨウジ。いつしか眠ってしまったヨウジは、サチコに責められる夢をみて目が覚めると、ミチノに引っ張られ隣室に連れていかれます。そこは、謎の生物を培養して育てていました。
辻本の企みで、培養された生物を寄生されてしまったヨウジ。サチコに何も言えないまま自我を失うことだけは絶対に嫌だったヨウジは、両目ではなく、片目だけを塞がれることで、闘争本能はそのまま残しつつ、自我を失わずに保つことに成功します。ヨウジは、自ら自分のコアを握りつぶして辻本を殺害し、アパートを逃走します。
MEATBALL MACHINEミートボールマシンの映画結末をネタバレ!
ここまでのあらすじネタバレだけでも、かなり非日常的で衝撃的な展開のMEATBALL MACHINEミートボールマシン。謎の生物に寄生されてしまったヨウジとサチコはこの先どうなってしまうのでしょうか?ここからは、MEATBALL MACHINEミートボールマシンの映画の結末を、ネタバレでご紹介していきます。
朝まで倉庫に身を隠していたヨウジでしたが、闘争本能に負けて一人の少女を殺してしまいました。それを期に覚悟を決めたヨウジは、サチコの気配を探ります。住宅街の一角で人間を襲っていたサチコを発見して必死に呼びかけるヨウジでしたが、正気を失っていたサチコにその声は届きませんでした。サチコの右肩のコアを発見し、彼女を開放するために立ち向かいましたが、反撃されて倒れこむヨウジ。
必死に戦うヨウジを嘲笑う生物は、戦いなれているのか、ヨウジを簡単に叩きのめします。身動きの取れないヨウジを右手の銃のミサイルで倒そうとするサチコでしたが、ミサイルではヨウジを倒すことが出来ず、一度その場を離れます。
やっとの思いで辿り着いた資材置き場で、再度背後からサチコに襲われてしまったヨウジ。物陰から背後を取る機会を狙っていたものの、逆にサチコに背後を取られ、火炎放射器のような武器で追い回されるはめになってしまいます。
血まみれになりながらも、必死に何度もサチコに呼びかけるヨウジ。その言葉に反応したのか、一瞬自我を取り戻せたサチコは、ヨウジに自分を殺してほしいと懇願します。ヨウジは、自身も自らの体内から武器を作り出し、「逃げて」と呟くサチコを生物諸共倒しました。
やっとの思いで謎の生物を倒し、満身創痍の状態のヨウジの前に再び現れたミチノ。ミチノは、自分の首に埋まっていたコアを取り出してヨウジに移植します。ヨウジは自我を失い、コアの支配となっていくのでした。しかし、実は前もって自身に爆弾を仕掛けていたヨウジ。最後はコア諸共自爆して終わりを迎えてしまいました。
MEATBALL MACHINEミートボールマシンの最後は、謎の生物の報告で終わります。今回の戦いで、ヨウジという乗り物は、未知の原動力で動いた優れた「戦闘機」だった。ヨウジのように、自我を残しつつ、強い感情で戦闘機能を発揮できる戦闘機があれば、この先は「ネクロボーグ」はもう必要ない、と。
謎の生物にとっての共食いは、ただのゲームにしか過ぎませんでした。ヨウジの対戦相手は、ヨウジと同じように感情によって戦闘能力を発揮していたサチコという乗り物。謎の生物達の次世代型戦闘機として再生されたサチコとヨウジは、彼らによって、「MEATBALL MACHINEミートボールマシン」と名付けられました。
MEATBALL MACHINEミートボールマシンの映画を観た感想を紹介!
最後の結末まで衝撃のネタバレが続いたMEATBALL MACHINEミートボールマシン。実際にMEATBALL MACHINEミートボールマシンを見た人の感想はどうだったのでしょうか?ここからは、映画MEATBALL MACHINEミートボールマシンの感想や評価をまとめてご紹介していきます。
『MEATBALL MACHINE-ミートボールマシン-』観た。西村喜廣のグロ映画。西村さんは世界中の特殊メイクアップアーティストの中で一番好きな人なんだけど、グロすぎていつも人に勧めるの躊躇してしまう。あと、なんか高橋一生みたいな人出てんな、と思いながら観てたら、ホントに高橋一生でびっくりした! pic.twitter.com/L4Eo7eFQTT
— 泥水エンジニア (@gushernobindsme) September 17, 2018
MEATBALL MACHINEミートボールマシンはグロい特殊メイクが話題でした。爽やかな印象の高橋一生のまさかのグロ特殊メイクの意外性が高かったようです。
たまたまニコ動みてたら #MEATBALLMACHINE やってて
— yukitake (@j2love_yuki) September 5, 2018
あまりの格好良さに最後まで観てしまった(円盤持ってんのに何してんだワシ)
流れて来るコメが初めは「黒歴史」「よくこんなん出たな #高橋一生 」だったのが「普通に面白くて困惑」「カッコイイ!」に終着して行くのが カ・イ・カ・ン❤でした pic.twitter.com/xyItUAutwy
MEATBALL MACHINEミートボールマシンは、グロくなっても隠し切れない高橋一生のかっこよさが魅力のようです。一度目ではわからなかった面白さも、回を増すごとに新たな発見が出来てハマる人も多いようです。
「耳をすませば」、この爽やかイケメンな聖司くんの声の人(高橋一生)が後に「怪奇大家族」や「MEATBALL MACHINE -ミートボールマシン-」で超エラい目にあったり、舞台版「ガス人間第1号」になったりするなどと誰が想像しえたであろうか。
— punchlow (@punchlow) July 9, 2010
今までジブリの声優やドラマなど、爽やかな印象が強い高橋一生が、意外な一面を見せているMEATBALL MACHINEミートボールマシン。高橋一生の演技力の幅広さを実感させられます。
MEATBALL MACHINEミートボールマシンのネタバレまとめ!
今回は、映画MEATBALL MACHINEミートボールマシンのあらすじや結末について、ネタバレを含めて詳しくご紹介してきました。ジブリ声優やドラマなど、爽やかで優しいイメージの高橋一生が演じたダークヒーローの意外性が話題のMEATBALL MACHINEミートボールマシンは、スプラッター・ホラーの中にも悲しい愛の物語が関わった深い作品でした。
グロい特殊メイクをしても隠し切れない、高橋一生のカッコよさ特殊メイク、最後まで衝撃の展開で目が離せない展開の映画MEATBALL MACHINEミートボールマシンは、高橋一生の新たな一面を発見する事ができる、一見の価値ありのおすすめ作品です。