2018年08月02日公開
2018年08月02日更新
耳をすませばで高橋一生が天沢聖司を演じたのはいつ?当時の年齢や画像は?
国民的アニメ映画の耳をすませばに、高橋一生さんが出演していたのを知っていますか?耳をすませばは、スタジオジブリが手掛けた作品のひとつで、高校生の甘酸っぱい青春を描いています。そして高橋一生さんといえば、日本を代表する実力派俳優の一人です。実はその高橋一生さんが、耳をすませばの重要人物である天沢聖司役を演じています。高橋一生さんが耳をすませばの天沢聖司を演じた当時の年齢やエピソードを、画像を交えて紹介します!
目次
耳をすませばで高橋一生が天沢聖司を演じた年齢や画像を大公開!
青春アニメ映画の名作として、何度もテレビ放送もされたことのある耳をすませば。その耳をすませばに、国民的俳優の高橋一生さんが出演しています。高橋一生さんが演じたのは、天沢聖司という15歳の中学生。この記事では、耳をすませばの簡単なあらすじや、天沢聖司を演じた当時の高橋一生さんの年齢、収録に関するエピソード、当時の画像などを紹介します。
耳をすませばのあらすじ
まずは映画耳をすませばの大まかなあらすじを、主人公の月島雫と高橋一生さんが演じた天沢聖司のことを中心に、画像を交えながら紹介します。
耳をすませばは、1995年に公開されたアニメ映画です。中学3年生の月島雫と天沢聖司が自分の夢に向かって進んでいく姿や、互いに惹かれあう過程を描いています。スタジオジブリの名作映画として、何度もテレビ放送もされています。
主人公の月島雫は、ある日図書館で借りた本の中にある図書カードに、「天沢聖司」という人物の名前が書かれていることに気づきます。その名前は、雫が借りたすべての本の図書カードに書いてありました。天沢聖司とは誰なのか。雫は先生に聞きますが、納得のいく答えは得られません。
まだ出会ったことのない天沢聖司のことを考え、自分の中で理想を膨らませていく雫。ある日「カントリーロード」という曲の替え歌である「コンクリートロード」という歌詞を考えた雫は、歌詞を書いたメモを本に挟んだまま、学校に忘れてしまいます。慌てて本を取りに戻った雫は、見たことのない男子生徒がその本を読んでいるところを見かけます。本を返してもらうと、その男子生徒はコンクリートロードの歌詞を馬鹿にします。
雫はその男子生徒に憤慨し、コンクリートロードの歌詞を破り捨てました。実はこの男子生徒が、雫が密かに慕っていた天沢聖司だったのですが、それを雫が知るのはもう少し先になります。雫にとってこの男子生徒は、「やなやつ」という印象でしかありませんでした。
別の日、雫はいつものように図書館に向かう道で、太った猫を見かけます。その猫が気になり追いかけていくと、「地球屋」という古道具屋にたどり着きます。雫はそこで地球屋の店主から紹介してもらった「バロン」という紳士のような猫の置物に惹かれます。その帰り道、雫はまたもや「やなやつ」である男子生徒に出会います。雫は男子生徒に対し、嫌悪感を募らせます。
後日雫は、地球屋の店主の孫が天沢聖司であることを知ります。しかも聖司は雫が「やなやつ」と思っていた男子生徒だったのです。聖司はヴァイオリン職人を目指しており、地球屋の地下でヴァイオリンを作っていました。店主の音楽仲間たちとの即興に参加することになった雫は、自身で英語の歌詞を和訳した「カントリーロード」を歌い上げます。このセッションは、二人にとってのターニングポイントとなります。
雫と聖司は和解し、徐々に距離を縮めていきます。聖司も雫と同じく、図書カードに書かれた名前を見て、雫のことが気になっていたのです。お互いの夢に向かい頑張っていくことを決心した雫と聖司。雫はバロンをモチーフにした物語を執筆することを決め、聖司は中学卒業を待たずしてイタリアに留学します。離れた場所で、二人は夢を叶えるために挑戦を始めます。
聖司が留学した後、雫は勉強もそっちのけで執筆に打ち込みます。その熱中ぶりは、家族が心配するほどでした。しかし雫は自分の思っていたように物語を執筆することができず、落ち込みます。地球屋の店主などに励まされながらも気分が晴れない雫。そこに予定よりも早く、聖司が一時帰国してきます。
地球屋の店主から雫のことを聞いた聖司は、雫を誘い、街を一望できる高台に向かいます。二人はお互いのやってきたことや夢を語ります。そして聖司は、自分が一人前になったら結婚しよう、と雫にプロポーズをするのです。この高台でのシーンは名シーンとして知られ、コスプレでこのシーンを再現するファンもいます。
耳をすませばに高橋一生が出演していた!天沢聖司とは?
この耳をすませばという作品で高橋一生さんが演じているのが、天沢聖司です。天沢聖司とはどのようなキャラクターなのでしょうか。
高橋一生さんが演じた天沢聖司は、15歳の中学生男子です。読書家で、主人公の月島雫の名前を図書カードで知り、だんだんと雫のことが気になっていきます。雫の読みそうな本を雫よりも先に読もうとする、負けず嫌いな一面も持っています。中学生らしく、気になる人に対して素直になれない場面もあります。
聖司の夢はヴァイオリン職人になること。祖父が営む地球屋の地下にヴァイオリン工房があり、そこでヴァイオリン作りの練習をしていました。ヴァイオリン職人になるためにイタリアに留学したいと考えており、雫と出会うことで、その考えを実行に移しました。また、夢に向かって頑張る姿は、雫にも大きな影響を与えたのです。
イケメンキャラとしても名高く、歴代ジブリ男性キャラクターの中でも人気があります。しかも声が高橋一生さんということで、高橋さんがブレイクするとともに人気も再燃しています。
耳をすませばで高橋一生が天沢聖司を演じたのはいつ?
耳をすませばが公開されたのは1995年。当時の高橋一生さんの年齢はいくつだったのでしょうか。ここでは当時の画像などを交えながら天沢聖司を演じた頃の高橋一生さんについて見ていきます。
高橋一生さんの子役時代とは?
今やイケメン俳優として人気を集めている高橋一生さん。高橋さんの子役時代はどのようなものだったのでしょうか。
高橋一生さんが初めて出演した作品は、1990年に公開された映画「ほしをつぐもの」。ビートたけしさんなど大物俳優と共演しました。この時の高橋さんの年齢は10歳でした。上記の画像のように、年齢相応の幼さの中に、意志の強さのようなものを感じます。その後も子役としていくつかの作品に出演します。映画やドラマなどに出演しながらキャリアを積んでいた高橋一生さんの転機となった作品が、耳をすませばでした。
高橋一生が天沢聖司を演じた年齢は14歳!
子役として活動していた高橋一生さん。耳をすませばの天沢聖司を演じた当時の年齢はいくつだったのでしょうか。
高橋一生さんが天沢聖司を演じたのは、高橋さんが14歳のときでした。天沢聖司と同じ中学3年生のときに収録が行われ、夢に向かって頑張る等身大の中学生男子を演じました。高橋さんの当時の年齢が天沢聖司とほぼ同じ、ということもあり、役柄に声がぴったり合っています。しかし今の高橋一生さんの声と、天沢聖司の声は全く違います。実は天沢聖司を演じた当時は、高橋さんが声変わりする前だったのです。
収録した2週間後に声変わりしたって本当?
高橋一生さんが天沢聖司を演じた当時のエピソードのひとつに、声変わりがあります。14歳という年齢ならではのエピソードです。天沢聖司の声は、実は奇跡的に収録された声だったのです。
収録のタイミングが少しでもずれていたら、天沢聖司の声は全く違うものになっていた、と言います。高橋一生さんが天沢聖司の声を収録した1週間後、高橋さんの声がガラガラし始めたそうです。そして収録からわずか2週間後、高橋さんは声変わりをしました。このエピソードは2015年に放送されたNHKの番組、「スタジオパークからこんにちは」の中で明らかになりました。
高橋さんが14歳という年齢のときに収録が行われた耳をすませば。この耳をすませばという作品は、高橋一生さんの声変わり前の演技を聴くことができる貴重な作品のひとつでもあるのです。あまりにも今と声が違うことから、テレビ放送をきっかけに高橋一生さんが天沢聖司を演じていることを初めて知る人も多いです。
耳をすませばは高橋一生が俳優になるきっかけだった!
前述した番組「スタジオパークからこんにちは」で、高橋一生さんは耳をすませばが俳優を志すきっかけになったことも明らかにしました。
習いごとのひとつとして児童劇団に所属していた高橋一生さん。児童劇団に耳をすませばのオーディションの話があり、高橋さんはオーディションを受けました。見事天沢聖司役を射止めた高橋さん。それまでは俳優を明確に志していたわけではありませんが、この天沢聖司役をきっかけに、俳優を目指すようになったそうです。
高橋一生が天沢聖司を演じた当時の画像を大公開!
高橋一生さんの14歳の頃の外見を知っていますか?実は今のイケメンな外見からは想像できない、素朴で柔和な表情をしています。ここでは当時の高橋一生さんの画像を紹介します。画像を見ると、今の高橋さんとのギャップにびっくりするはずです。
まずはこちらの画像。左下にある白黒写真が、当時の高橋一生さんです。このときの年齢は14歳。中学生らしいあどけなさが残る表情をしています。まだイケメン俳優としてのオーラや色気はなく、子役の雰囲気が漂っています。
次に紹介するのは完成披露試写会の画像です。右から2番目の柔らかな笑顔を浮かべている少年が高橋一生さんです。体型も少年らしくふくよかで、今の高橋一生さんと比べるとまるで別人のようです。そのため、同姓同名の別人と思っていたファンもいるようです。この外見から今の高橋一生さんになっていったと考えると、感慨深く感じられます。
耳をすませばのリアル天沢聖司がいる?
耳をすませばの天沢聖司は、ヴァイオリン職人を目指しているだけあって、ヴァイオリンの腕前はかなりのもの。ヴァイオリンを弾いている姿がかっこいい、という声も多いです。この天沢聖司にそっくりな、リアル天沢聖司がいるのを知っていますか?その人物が、2017年に放送されたドラマ「カルテット」に出演しています。上記の画像の左から一番目の人物、高橋一生さんです。
カルテットで高橋一生が演じたのはヴィオラ奏者!
リアル天沢聖司との呼び声も高いのが、ドラマ「カルテット」で高橋一生さんが演じたヴィオラ奏者、家森諭高(いえもり ゆたか)です。カルテットは2017年に放送されたテレビドラマで、軽井沢を舞台にしたラブサスペンス作品です。個性豊かなキャラクターと、緻密に練り上げられたストーリーが話題を呼びました。
カルテットの家森諭高とは?
高橋一生さんが演じる家森諭高は、軽井沢の美容室で働くフリーターであり、アマチュアのヴィオラ奏者。こだわりが強く、変わり者という印象を持たれることが多いです。家森諭高はある日カラオケボックスで出会った3人の弦楽器奏者とともに弦楽四重奏をすることになります。
面倒くさい男、と言われることも多い家森諭高。そのこだわりはかなり細かく、から揚げにレモンをかけていいか聞け、名前は正式なものを使え、などなど。「結婚届はデスノート」など、数々の名言も生み出しています。実際にいたら面倒くさそうですが、高橋一生さんが演じることによって愛すべきキャラクターとなっています。
家森諭高の意外な一面として、息子への愛情があります。家森諭高には実は小学生の息子がいることが4話目でで明らかになります。家でダラダラしている家森諭高に嫌気がさし、息子を連れて家を出ていった妻。それ以来息子と会えずにいた家森諭高ですが、久しぶりに息子と再会できることになります。
ヴァイオリンを弾く息子と念願のセッションができた家森諭高。普段は面倒な男ですが、息子への深い愛情を持っている一面もあることが明らかになりました。高橋一生さんの演技は家森諭高の魅力を多くの視聴者に伝え、高橋一生さんの代表的な役のひとつとなりました。
カルテットの家森諭高と耳をすませばの天沢聖司はそっくり?
カルテットの家森諭高を演じているときの高橋一生さんは、耳をすませばの天沢聖司に似ているという声も見られます。注目すべきは家森諭高が演奏をするシーン。作中で何度か見られる演奏シーンが耳をすませばの天沢聖司に似ていると、話題を集めました。まずはこちらの比較画像を見てみましょう。
たしかに、ヴィオラを演奏する家森諭高の雰囲気は、ヴァイオリンを演奏している天沢聖司とそっくりです。カルテット放送後は、耳をすませばを見るたびに家森諭高を思い浮かべる人も見られます。家森諭高は30代半ばの設定。もし天沢聖司が30代になったら、家森諭高のような外見になりそうです。
14歳の時に天沢聖司を演じた高橋一生さんは、時を経てリアル天沢聖司こと家森諭高に成長したのです。年齢を重ねるごとに深みを増していく高橋一生さんの演技は、多くのファンに愛されています。
耳をすませばで高橋一生が天沢聖司を演じたのは14歳の時だった!
ここまで耳をすませばで高橋一生さんが演じた天沢聖司と、当時の高橋一生について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。14歳の頃に天沢聖司の声を演じ、成長してリアル天沢聖司のようにイケメンになった高橋一生さん。その意外な一面を知ったうえで、耳をすませばや高橋一生さんが出演した作品を見ると、新たな発見がありそうです。