HiGH&LOWのキャスト一覧!映画・ドラマなどシリーズの登場人物と相関図は?

このまとめでは、EXILE TRIBEによる一大プロジェクト「HiGH&LOW」のドラマ版・映画版キャストについてまとめていきます。「HiGH&LOW」を改めて履修するとなるとキャストも多く、相関図も複雑でどこから手をつけていいのかわからない、と言う声も多く聞かれます。そこでこの「HiGH&LOW」まとめでは、今更人に聞けない「HiGH&LOW」シリーズについて、「HiGH&LOW」の基本のあらすじから丁寧にまとめていきます。

HiGH&LOWのキャスト一覧!映画・ドラマなどシリーズの登場人物と相関図は?のイメージ

目次

  1. HiGH&LOWのキャストが知りたい!
  2. HiGH&LOWの映画・ドラマあらすじを紹介!
  3. HiGH&LOWのキャスト一覧
  4. HiGH&LOWの映画・ドラマ相関図
  5. HiGH&LOWの映画・ドラマを観た人の感想や評価は?
  6. HiGH&LOWのキャストまとめ!

HiGH&LOWのキャストが知りたい!

この「HiGH&LOW」キャストまとめでは、EXILE TRIBEによる一大プロジェクト「HiGH&LOW」のドラマ版・映画版キャストや相関図についてまとめていきます。「HiGH&LOW」テレビドラマとして2つのドラマシーズン、そして「HiGH&LOW」映画版として3部作、「HiGH&LOW」スピンオフも合わせると現在まで8つ以上の作品が作られている、キャストも多数出演する大人気シリーズ「HiGH&LOW」。

多くの人から高い支持を集めていながらも、「HiGH&LOW」を改めて履修するとなると相関図がわからず、キャストも多いため、「HiGH&LOW」のどこから手をつけていいのかわからない、と言う声も多く聞かれます。そこでこの「HiGH&LOW」キャスト中心まとめでは、今更人に聞けない「HiGH&LOW」シリーズについて、「HiGH&LOW」のキャストや基本のあらすじや相関図を丁寧にまとめていきます。

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HiGH&LOWの映画・ドラマあらすじを紹介!

まず、「HiGH&LOW」シリーズとはどんな物語・相関図なのか、ドラマを含めた「HiGH&LOW」の大まかな相関図の概要をまとめていきましょう。ドラマを含めた「HiGH&LOW」シリーズは一言で言えば日本にある架空の街を舞台に繰り広げられる、ギャングたちの相関図により繰り広げられる抗争物語です。

「HiGH&LOW〜THE STORY OF S.W.O.R.D.〜」の副題からもわかる通り、ドラマを含めた「HiGH&LOW」は「S.W.O.R.D.」と呼ばれる架空の地区が舞台となって相関図を繰り広げます。ドラマを含めた「HiGH&LOW」の舞台となるS.W.O.R.D.地区は、かつて「MUGEN」と名乗る一大ギャング集団が仕切っていました。

MUGENは琥珀と龍也というふたりの男が中心となって勢力を拡大していったグループでしたが、ドラマを含めた「HiGH&LOW」シリーズでのちに描かれる通り、やがて「HiGH&LOW」シリーズの中のとある事件をきっかけに解散し、以降、S.W.O.R.D.には複数のグループが相関図を作り、勢力争いを繰り広げる群雄割拠の状態に突入します。

「HiGH&LOW」ドラマ版ファーストシーズン

「HiGH&LOW」ドラマ版ファーストシーズンは、今現在S.W.O.R.D.で勢力を伸ばしているギャンググループの相関図を順番に紹介していくような形で進行します。まず、はじめに登場するのは、S.W.O.R.D.の「S」にあたる山王連合会。元MUGENのメンバーであるコブラが総長を務めています。

山王連合会のメンバーであるヤマトは、たまたま街でチハルという青年に出会い、何者かに追われれいた彼のことを助けてしまいます。しかし、実はチハルのことを追っていたのは、山王連合会と同じくS.W.O.R.D.の「O」として一区画に幅を利かせている不良高校・鬼邪高校(おやこうこう)の生徒でした。

ヤマトはチハルを助け、鬼邪高校の生徒を撃退することで、意図せずして鬼邪高校に喧嘩を売るようなかたちになってしまったのでした。山王連合会を守るため、極力不要な争いは避けようとする総長のコブラですが、鬼邪高校との対立は激化し、とうとう鬼邪高校の番長・村山良樹との直接対決も避けられない事態になっていきました。

腕っぷしで村山のことを倒したコブラですが、山王のメンバーであるダンが見知らぬ女に騙されたことで、今度はクラブ「ヘヴン」を経営するスカウト集団でS.W.O.R.D.の「W」に当たるホワイトラスカルズと摩擦を抱える形になってしまいます。「お前らは山王を潰す気か」と怒りを露わにするコブラ。

ダンのことをハメたのはS.W.O.R.D.「R」、ルード・ボーイズの一員でした。S.W.O.R.D.の「D」は達磨一家といい、刑務所に収監されていたトップである日向が刑期を終えて檻の外へと出てきたことをきっかけに、S.W.O.R.D.を荒らし回ります。S.W.O.R.D.はこの五つのグループにより勢力争いが繰り広げられてきましたが、そこへ極道組織・九龍グループが横槍を入れてきます。

九龍グループの目的は、S.W.O.R.D.を手に入れて巨万の富を築くこと。コブラやヤマトを動揺させたのは、九龍グループの一角・家村会の一員として、かつての親友・ノボルが目の前に現れたことでした。ノボルもまた、かつてはMUGENのメンバーのひとりでしたが、訳あってS.W.O.R.D.全体の敵である九龍グループ側についていたのです。

さらには、MUGENを率いていた伝説の男・琥珀や、たったふたりでかつてのMUGENと渡り合った最強の兄弟・雨宮兄弟、身元不明のハーフ系の謎の集団なども加わり、S.W.O.R.D.地区は波瀾の様相を呈していきます。

「HiGH&LOW」ドラマ版セカンドシーズン

「HiGH&LOW」ドラマ版セカンドシーズンでは、S.W.O.R.D.が五つの勢力に別れる前、健在だった頃のMUGENとその人物相関図が描かれます。MUGENは、琥珀と龍也というふたりの男から始まったグループでした。バイク仲間として意気投合をした琥珀と龍也の「ともに永遠に走り続けよう」という願いから「MUGEN」と命名されたグループには、やがて九十九やコブラ、ヤマトをはじめとしたメンバーが加わります。

ついに百人規模の一大ギャンググループへと成長していきました。しかし、規模を拡大しすぎたMUGENの方針を巡って創立メンバーである琥珀と龍也は対立し、和解を果たせないまま、龍也が自動車の轢き逃げにあってこの世を去ってしまいます。九十九もまた龍也の事故の巻き添えに遭い、意識不明の重体に。琥珀は行方をくらませ、MUGENは消滅しました。

そして現在、達磨一家の大暴れにより荒れるS.W.O.R.D.地区では、コブラ・ヤマトのかつての親友、ノボルが家村会の一員として手ひどい扱いを受け、挙句、事故に遭って重体に陥るという事態になっていました。山王連合会のみならずS.W.O.R.D.地区全体が、九龍グループやマイティ・ウォーリアーといった外からの勢力によって、存続の危機を迎えていました。

一時危篤の状態に陥ったノボルはその後なんとか持ち直します。しかし、ノボルが事故に遭った状況と、MUGENの設立メンバー・龍也が事故に遭った時との類似点はなんなのか? その時、伝説の男・琥珀もまたS.W.O.R.D.へと再び姿を現し、謎の男李とやりとりをするようになっていました。李の正体とは一体なんなのか、相関図を複雑にしながら、物語は映画版へと続きます。

HiGH&LOW THE MOVIE1

映画版「HiGH&LOW」映画版第1作では様々なキャストを巻き込みながら、S.W.O.R.D.地区の様々な場所で、同時多発的に事件が巻き起こります。無名街、山王街、クラブヘヴン、鬼邪高校、そして達磨一家、それぞれを襲ったのは、S.W.O.R.D.地区の制服を目論むマイティ・ウォーリアーら、複数のグループでした。

山王連合会のコブラやヤマトにショックを与えたのは、S.W.O.R.D.を襲ってきたメンバーの中に、かつてのMUGENのメンバー・琥珀と九十九の姿があったことでした。九十九は、琥珀とマイティ・ウォーリアーのメンバー、そして悪徳スカウト集団・ダウト総勢五百人を超えるメンバーで、S.W.O.R.D.を襲撃すると予告をしていきます。

琥珀の意図は不明ながらも、ノボルが調べたところによると、琥珀は単なる捨て駒に過ぎず、いずれ九龍グループがS.W.O.R.D.で覇権を握るための布石に過ぎないということでした。山王連合会のメンバーは琥珀を止めるために、ホワイト・ラスカルズや鬼邪高校、ルード・ボーイズ、達磨一家もまた、自分たちの街を守るために決戦に赴きます。そこへ雨宮兄弟も合流し、S.W.O.R.D.を守るための戦いが幕を切ったのでした。

HiGH&LOW〜RED RAIN

「HiGH&LOW」シリーズのスピンオフ的な位置付けである「HiGH&LOW〜RED RAIN」」は、MUGENのライバル・雨宮兄弟の物語が描かれます。映画版第1作目で登場した雨宮兄弟は、実は過去に失踪したまま行方不明の雨宮家の長男・雨宮尊龍を追っていました。他の兄弟ふたりに何も告げぬまま姿を消した尊龍は、実は九龍グループの一角である上園会に潜入し、その秘密を探っていました。

九龍グループは、莫大な富を生む可能性を秘めたS.W.O.R.D.地区でのカジノの建設や、その再開発を目論み、暗躍していました。そして上園会は、雨宮兄弟の両親を死に追いやった仇敵でもあったのです。尊龍は残る兄弟に「強く生きろ」ということばを遺し、上園会との抗争の最中に命を落とします。そして残された兄弟二人は、両親と兄の仇を討つべく、上園会に乗り込んでいくのでした。

HiGH&LOW THE MOVIE2/END OF SKY

映画版第2作目である「HiGH&LOW THE MOVIE2/END OF SKY」では、「HiGH&LOW」映画版第1作目、そしてスピンオフである「HiGH&LOW〜RED RAIN」と同じキャストが登場し、その後の物語が描かれます。S.W.O.R.D.地区では、各々の勢力が一致団結してS.W.O.R.D.を守るための「S.W.O.R.D.協定」を結んではどうかという提案が上がっていました。

しかしリーダーであるスモーキーが病の床に伏せった状態のため、ルード・ボーイズは協定を拒みます。その他の勢力もまた、協定には乗り気ではありません。一方時を同じくして、雨宮兄弟は長男の尊龍の死と引き換えに、九龍グループの不正の秘密が入ったUSBメモリを入手していました。

雨宮兄弟は、山王連合会の仲間の尽力あって真っ当な心を取り戻したかつてのライバル・琥珀と、その盟友である九十九と協力しながら、九龍グループから差し向けられた追っ手をなんとか振り払い、不正の実情を世間に公表します。しかし、不正を暴いただけでは、事態は収束しませんでした。

山王連合会内部でも、九龍グループのカジノ計画を実現させた方が自分たちの街が潤うのではないかと、再開発に乗り気な者もいます。山王連合会が内部分裂の着替える中、ロッキーは因縁の相手・林蘭丸との決着をつけるべく、決戦の地に赴いていました。蘭丸は九龍グループが差し向けた人物であり、他にも刑務所上がりの者たちやマイティ・ウォーリアーなど徒党を組んでS.W.O.R.D.を潰しに来ていました。

ロッキーは山王などの他の勢力を構想に巻き込むまいと、協定をあえて拒んで戦いに挑んしていましたが、圧倒的な戦力差を前に押されます。そこへ、危機を察知した山王連合会他、S.W.O.R.D.の面々が集結し、ここに九龍グループの圧力に抗う「S.W.O.R.D.協定」が完成したのでした。

HiGH&LOW THE MOVIE3/FINAL MISSION

映画版第3作目となる「HiGH&LOW THE MOVIE3/FINAL MISSION」では再び同じキャストが集結。S.W.O.R.D.と九龍グループとの最終決戦が描かれます。「HiGH&LOW」映画版第2作目で九龍グループとの徹底抗戦の姿勢を見せたS.W.O.R.D.でしたが、九龍グループの力は想像を上回るものでした。無名街には重機が入り、山王街やクラブヘヴンもまた、金の力や物理的な力で徹底的に破壊されていきます。

九龍グループの破壊の手は琥珀や九十九、雨宮兄弟にまで及びますが、間一髪生き延びた彼らは、九龍グループのバックにあるより大きな構図、国家規模での犯罪の存在を知ってしまいます。かつてS.W.O.R.D.地区では日本政府主導で薬物製造の事業が行われましたが、それにより発生した公害を政府は秘密裏に闇に葬ろうとしていました。

そこで出てきたのが、九龍グループが進めようとしているカジノ・再開発計画です。九龍グループの総帥・龍心は病により余命僅かの身であり、計画の遂行を急いでいます。計画では、ルード・ボーイズがアジトにしている無名街が爆破され、更地にされようとしていました。

そのため、無名街からの人々の強制撤去が行われていましたが、九龍グループの非人道的なやり口に、家族を守ろうとしたスモーキーは囮としてひとり無名街に残り、そして争いの中で命を落としてしまいます。もともと原因不明の病に体を蝕まれていたスモーキーですが、国家ぐるみの不正が明らかになる中で、彼の病もまた公害の影響によるものだと分かってきました。

無名街の爆破セレモニーを止めるべく、そして公害の秘密を世に公表し、今度こそ九龍グループの息の根をとめるべく、琥珀・九十九・雨宮兄弟・山王連合会らは無名街にあると思われる機密書類を探し出すため、危険なミッションに挑みます。

そのほか、スピンオフシリーズも

一連の「HiGH&LOW」の物語は、映画版「HiGH&LOW」第3作目で一区切りとなりますが、他にもマイティ・ウォーリアーズのバックグラウンドを描いた「HiGH&LOW THE MIGHTY WARRIORS/story of MIGHTY WARRIORS」や、2018年に公開になった、山王連合会のダン・テッツ・チハルを主人公とした「DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW」など。

「HiGH&LOW」の世界は今もなお成長を続けている真っ最中です。しかし、最低限「HiGH&LOW」の物語を追いたい人は、「HiGH&LOW」ドラマ版ファースト・シーズン、「HiGH&LOW」セカンド・シーズン、映「HiGH&LOW」画版3部作(「HiGH&LOW〜RED RAIN」を入れると4作)を抑えれば、「HiGH&LOW」の本筋は理解できるようになっています。

HiGH&LOWのキャスト一覧

ドラマを含めた「HiGH&LOW」シリーズには数多くのキャストが出演していますが、基本的なところではどんなキャストがドラマを含めた「HiGH&LOW」に出演しているのでしょうか? ドラマを含めた「HiGH&LOW」のメインとなるキャストを紹介していきましょう。

MUGEN

まずドラマを含めた「HiGH&LOW」キャストのうちで最も重要なキーキャストと言っていいのが、元MUGENのメンバーである琥珀(こはく・本名「美浦龍臣」)です。琥珀が龍也とともに伝説のギャング集団MUGENを作ったところから、ドラマを含めた「HiGH&LOW」シリーズの物語は始まっています。EXILE/EXILE THE SECONDから、キャストのAKIRAが演じています。

MUGEN時代から琥珀のことを慕っているのが、九十九(つくも・本名「鷹村九十九」です。劇団EXILEから、キャストの青柳翔が演じています。琥珀のことを敬愛していますが、それだけに龍也を失っていこう我を忘れたような状態の琥珀のことを案じ、止めようと動きます。琥珀とともにMUGENを作ったのが、龍也(たつや)です。キャストの井浦新が演じています。

MUGENに人が増え、勢力が拡大していくにつれ、龍也は琥珀よりも一足先に大人になっていきます。のちに山王連合会が引き継ぐことになるMUGENのホームベース、ITOKANを作ったのも龍也です。

現S.W.O.R.D.をまとめるリーダーたち

そんなMUGENの志を継いだのが、元MUGENのメンバーにより作られた山王連合会でした。リーダーを務めているのは、コブラ(本名「緋野盾兵」)です。キャストはEXILE/三代目J Soul Brothersから岩田剛典が演じています。ヤマトとノボルとは子どもの頃からの幼なじみで、コブラツイストが得意だったことからコブラと呼ばれるようになりました。

女を守る心やさしきスカウト集団、ホワイト・ラスカルズを率いるのは、ROCKY(ロッキー・本名「六ツ木」)です。キャストはEXILE/EXILE THE SECONDから黒木啓司が演じています。「時計仕掛けのオレンジ」のオマージュを見せたり、一見乱暴な印象を受けますが、内面は女子供のことを第一に考える紳士です。おっちょこちょいだったり、B専だったりと、作中では意外な一面も見せます。

不良たちの溜まり場、鬼邪高校初の番長の座に君臨するのは、村山良樹(むらやまよしき)です。D-BOYS山田裕貴がキャストを務めます。拳一つで鬼邪高校のトップまで上り詰めた村山は自分の腕への自信を覗かせますが、チハルの一件でコブラを張った際、あえなく敗れたことから、一度自分を見失いかけてからは、トップとしての心構えを芽生えさせて、一皮向けていくようすを見せます。

無名街の守護神にしてルード・ボーイズスモーキーの棟梁、SMOKY(スモーキー)を演じるのはキャストの窪田正孝です。高い戦闘力を誇りながらも、映画版第1作目以降は病によりとこに伏している場面が多くなり、徐々に死に地下づいていきます。やがて、映画版第3作目に彼が国家ぐるみで隠蔽が図られていた公害の犠牲者であることが明らかになります。「HiGH&LOW」シリーズのキーマンのひとりです。

達磨一家の四男、日向紀久(ひゅうがのりひさ)を演じるのは、キャストの林遣都です。MUGENとの戦いに敗れ投獄された兄たちの仇を討つため、S.W.O.R.D.の支配を目的として登場しますが、のちにはS.W.O.R.D.連合と合流し、その一員としてS.W.O.R.D.の一角を守るべく動いていきます。キャストとして演じる林遣都のエキセントリックな演技が光ります。

MUGENのライバル、最強の雨宮兄弟

雨宮兄弟の次男、雨宮雅貴(あまみやまさき)を演じているのが、EXILE/ACE OF SPADESからキャストのTAKAHIROです。女好きですが、よく誰のことも捕まえられず、広斗のことを飯に誘ったりています。三男の広斗(あまみやひろと)を演じているのは、三代目J Soul Brothersからキャストとして登坂広臣です。

HiGH&LOWの映画・ドラマ相関図

それでは改めて、「HiGH&LOW」の物語を押さえるために、「HiGH&LOW」の相関図をご紹介していきましょう。「HiGH&LOW」の物語には、「S.W.O.R.D.」という名前の元となった五つのグループと、その他いくつかの勢力が相関図を描きます。S.W.O.R.D.地区の相関図は、もともとはMUGENと名乗る一大ギャング集団がしきり、秩序が保たれていました。

MUGENは、琥珀と龍也というふたりの男から始まったグループ。MUGENには琥珀と龍也という創設者はいても頭領のような存在はおらず、誰もが平等で、「仲間を見捨てない」ことをモットーとしていました。しかしMUGENが人員を増やし、規模を拡大していくにつれ、琥珀と龍也の間には考えの行き違いが生まれ、やがてMUGENは解散します。

MUGENが解散した後、MUGENの元メンバーであるコブラとヤマトを中心として作られたのが山王連合会です。山王街という商店街を拠点としています。MUGENから引き継いだ「仲間を見捨てない」というモットーの元、山王連合会のメンバーは誰もが情に厚い男たちが中心となり、相関図を描きます。しかし、コブラとヤマトには、琥珀や九十九の他にも、かつてノボルというかつて失った仲間がいました。

山王連合会は、MUGENを失ったコブラとヤマトが、ノボルに帰ってくる場所を用意したくて作ったチームだったのです。

ルードボーイズ(RUDE BOYS)

ルードボーイズ(RUDE BOYS)は、スモーキーを中心として無名街に住み着いた集団です。無名街は、法の手の届かない治外法権のスラム街。身寄りを失ったり、後ろ暗い過去を抱えたりして、様々な事情で無名街へ流れ着いた人がいます。そんな無名街を取り締まる、浮浪者同士の自警団のようなものがルードボーイズです。

その頭領はスモーキーであり、彼にとっては、無名街に住み着く者たちは家族同然。彼の妹であるララもまた血の繋がりはありませんが、スモーキーは実の家族のように身を寄せ合って相関図を作っています。

ホワイト・ラスカルズ(WHITE RASCALS)

ホワイト・ラスカルズ(WHITE RASCALS)は、クラブヘヴンを運営するスカウト集団です。金髪に銀の矯正具が特徴のロッキー(ROCKY)をリーダーとして、かつて男に傷つけられた女を保護し、彼女たちに再び「人を信じる勇気」と「生きるすべ」を与えるために動いています。ホワイト・ラスカルズのメンバーたちがきる白の装束は、黒に染まらないことの意思表示として纏っているもの。

感情を露わにしないながらも、将来的には子どものための養護施設の設立も考えており、実は正義感と優しい心を持つのがロッキーという男です。

鬼邪高校

鬼邪高校は、全国から屈指の不良が集まる凶悪高校です。力が全ての世界で、力でのし上がったものが上へ行くことができます。鬼邪高校の番長である村山もまた、かつては拳ひとつで高校に殴り込みをかけ、それまでまとめる者のいなかった鬼邪高校の番長の座に初めて君臨したのでした。鬼邪高校には、留年を繰り返して二十歳越えなどという生徒もざらにいて、それぞれ相関図を描いています。

ギャングやその道の世界からのスカウト場にもなっていて、五回留年すれば一流、とも言われています。

達磨一家

達磨一家は、元はMUGENに敗れた日向四兄弟が仕切っていました。相関図として、九龍グループの参加でしたが、MUGENが健在であった頃に勝負を挑み、あえなく敗れて刑務所行きとなります。その四男坊である紀久が刑期を終え、再び達磨一家をまとめ上げることで大暴れを始めます。

赤い番傘がトレードマークで、乱暴者の集団といったイメージですが、映画版第2作目では鬼邪高校の村山に拳で敗れ、ロッキーらの元に駆けつけるなど、おいしい一面も見せています。

九龍グループ

九龍グループは、日本の裏社会を牛耳る極道集団の総称です。その名の通り、九世会・家村会・黒崎会・劉会・善信会・克也会など九つの会から成っており、その総帥は九世会を仕切る九世龍心です。九龍グループはカジノ開発による利権を我が物にしようと、度々S.W.O.R.D.地区を狙っています。

雨宮兄弟

雨宮兄弟は、かつてたったふたりだけでMUGENと渡りあった雨宮雅貴・広斗の兄弟です。ふたりにはもうひとり、長男の尊龍の存在がありましたが、行方不明になった兄の後を追って、ふたりは行動しています。兄弟とはいえど、三人は義兄弟でしたが、それでも実の兄弟のように互いに身を寄せ合って生きてきました。

MUGEN創設者の龍也の話によると雨宮兄弟は格闘術(ゼロレンジコンバット)を身につけているとのことで、その戦闘能力は「HiGH&LOW」のキャラクターの中でも一二を争うほどです。

マイティ・ウォーリアーズ(MIGHTY WARRIORS)

マイティ・ウォーリアーズ(MIGHTY WARRIORS)は沿岸地区・リトルアジア地区出身のメンバーにより誕生した集団で、皆音楽を愛し、ハーフの者が多いのが特徴です。リトルアジアという貧民街から生まれた経緯もあり、目的はどんなルールにも縛られない、彼ら自身の手による理想郷を作ること。その一環として、作中では「FUNK JUNGLE」というクラブを創設します。

九龍やダウトのように、自らを利するためにあくどい手段に手を止めているというわけではありませんが、基本的には利害の不一致から、S.W.O.R.D.と敵対する勢力として描かれます。

その他にも、ホワイト・ラスカルズと敵対している闇のスカウト集団ダウト(DOUBT)や、映画版第2作目から登場したプリズン・ギャングなど、数多くのチームとキャラクターが登場するのも、「HiGH&LOW」シリーズの特徴です。

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HiGH&LOWの映画・ドラマを観た人の感想や評価は?

好評な感想

それでは、「HiGH&LOW」に寄せられた感想を見ていきましょう。こちらは、「HiGH&LOW」の作り手側の本気度によって、「HiGH&LOW」シリーズの面白さは生まれているのだという感想。「HiGH&LOW」シリーズは、「HiGH&LOW」映画版第1作目の前に「HiGH&LOW」テレビシリーズが二つあり、長期にわたる「HiGH&LOW」プロジェクトです。

しかし、「HiGH&LOW」はシリーズを重ねるごとにだんだんと人気になっていき、「HiGH&LOW」映画版第2作目の公開を迎える頃には、EXILEファンばかりでなく一般の映画ファンにも「HiGH&LOW」の面白さを認められる大人気コンテンツへと成長していました。それも、ひとえに「HiGH&LOW」製作陣の妥協を許さない姿勢のなせる技だと絶賛するツイートも多数見受けられます。

またこちらは、「HiGH&LOW」シリーズの美点として、「HiGH&LOW」映画版第2作目から見ても楽しめるところだという部分をほめています。「HiGH&LOW」シリーズは長いシリーズながらも、そこで描かれる「HiGH&LOW」のストーリーはごく王道の少年漫画のようなもの。

それゆえ、映画版「HiGH&LOW」第2作目が評判になったからといきなりそこから見はじめても、ついていくことができ、すぐに「HiGH&LOW」の世界にハマれるのです。「HiGH&LOW」がこれだけ長いシリーズながら、現在進行形で多くのファンを生み出し続けているのは、そのとっつきやすさからきているという感想もありました。

不評な感想

またこちらは、映画版「HiGH&LOW」第3作目が微妙だった、という感想です。映画版「HiGH&LOW」第2作目に対する感想が概ね好評化が多いのに対し、「HiGH&LOW」映画版第3作目はそれまで絶賛していた「HiGH&LOW」ファンの一部からも微妙、という声が聞かれるほど、賛否が分かれるものでした。

一因として、ストーリー重視にしたために「HiGH&LOW」の持ち味であるアクションの見せ場が減ってしまったということを挙げているレビューもありました。またストーリーにしても、「HiGH&LOW」の登場人物たちがひたすら右往左往しているようすを見ているのが退屈だ、といった意見など。また、「HiGH&LOW」らしくない、公害問題といういきなりヘビーな話題が出てきてついていけなかった、という声も中にはありました。

HiGH&LOWのキャストまとめ!

いかがでしたでしょうか。大人気シリーズ「HiGH&LOW」のあらすじやキャスト、その面白さの秘密などをあますところなくお届けしてきました。長いシリーズながら、キャストやあらすじ、アクションなどが魅力となって、今なお多くのファンを生み出し続けている「HiGH&LOW」。キャストもよく、シリーズのどの作品からでも入っていける点が魅力ですので、キャストを含め「HiGH&LOW」の魅力に浸ってみてはいかがでしょうか。

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