50回目のファーストキスのあらすじを紹介!結末まで原作ネタバレまとめ

50回目のファーストキスのあらすじをネタバレでご紹介します!50回目のファーストキスと言えばハリウッドで大ヒットしたコメディ色の強い恋愛映画ですが、この作品が福田雄一監督によってリメイクされることになりました。原作を忠実にたどりながらも、福田監督の個性が活かされた50回目のファーストキスのあらすじは結末を含めてどんな展開になるのか?日本版と原作版の違いや、リメイク版だけの魅力とは何なのか?50回目のファーストキスのあらすじや結末をネタバレで徹底解説していきます!

50回目のファーストキスのあらすじを紹介!結末まで原作ネタバレまとめのイメージ

目次

  1. 50回目のファーストキスのあらすじをネタバレ紹介!
  2. 50回目のファーストキスとは?
  3. 50回目のファーストキスのあらすじをネタバレ!
  4. 50回目のファーストキスの結末は?
  5. 50回目のファーストキスの原作映画についてネタバレ!
  6. 50回目のファーストキスのキャスト一覧!
  7. 50回目のファーストキスの評価を紹介!
  8. 50回目のファーストキスのあらすじまとめ!

50回目のファーストキスのあらすじをネタバレ紹介!

ハリウッドで作られて大ヒットした映画に「50回目のファーストキス」という作品があります。この原作をリメイクした映画「50回目のファーストキス」という作品が福田雄一監督によって作られることになりました。50回目のファーストキスはプレイボーイで有名な男性が、記憶喪失に陥ってしまった女性に恋をして本当の愛を知るというあらすじ展開になります。

福田監督の作った50回目のファーストキスは、原作の展開をベースにしつつも笑いあり、恋物語ありの内容となっており、感動の結末が用意されています。ここではそんな50回目のファーストキスのあらすじを結末までネタバレでご紹介していきます!また50回目のファーストキス原作と日本版の違いや、日本版のみの魅力なども解説していきます。

50回目のファーストキスのネタバレあらすじに興味のある方はどうぞ最後までご覧ください!

映画『50回目のファーストキス』公式サイト

50回目のファーストキスとは?

「50回目のファーストキス(50First Dates)」とは、2004年にアメリカで公開されたピーター・シーガル監督によるロマンティック・コメディ映画です。1日前の記憶をすべて忘れてしまう女性に惚れこんだ男性のあらすじが展開されており、全米で初登場1位を記録した大ヒット映画です。

原作でメインキャラクターにキャストされたのがアダム・サンドラーさんとドリュー・バリモアさんで、二人は「ウェディング・シンガー」でも共演したことがあります。原作の50回目のファーストキスは、アダムさんとバリモアさんの演技の掛け合いも魅力の一つとなっています。日本版50回目のファーストキスではメインキャストの長澤まさみさんと山田孝之さんが、アダムさんとバリモアさんのような掛け合いを見せてくれます。

原作を元にした日本版の50回目のファーストキス

原作を元にして福田雄一さんが監督、脚本を務めて作られたリメイク映画が日本版の「50回目のファーストキス」です。日本版「50回目のファーストキス」は2018年6月1日に公開されており、山田孝之さんと長澤まさみさんが主演を務めています。

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50回目のファーストキスのあらすじをネタバレ!

ここでは原作を元に作られたリメイク版50回目のファーストキスのあらすじをネタバレで解説していきます。リメイク作品というとあらすじなどにオリジナル要素が多く入った作品も多いですが、福田雄一さんのリメイク版では原作のあらすじを忠実にたどりつつ、部分部分で監督の独特な個性が発揮された作品となっています。

日本人向けのツアーガイドをしている弓削大輔

50回目のファーストキスで主人公となる弓削大輔は、天文学の研究をするために一人身でハワイにやってきています。弓削は初め日本で生活していたのですが、大学で派閥間の抗争が始まってしまい、やりきれなくなってハワイに来ることになりました。

ハワイに来たとはいっても生活する必要があるので、弓削は食っていくための仕事として日本人向けのツアー・ガイドの仕事をする事になります。しかし弓削がツアーガイドを始めた目的は生活のためだけではありませんでした。弓削は自分がツアーガイドした女性を片っ端からナンパしていき、一夜だけの関係を築くという遊びをしていたのです。

女遊びに余念のない弓削ですが、さすがに彼の働く業界では弓削に対して良くない噂も立ち始めていました。弓削が一人の女性を愛さず色々な女性に手を出すことになった理由は、学生の頃に付き合っていた女性に浮気をされたことが原因でした。このショックがコンプレックスになり、不特定多数の女性と関係を持つ弓削に繋がっていました。

藤島瑠衣との出会い

50回目のファーストキスのネタバレあらすじで、ある時弓削の車が壊れてしまい仕方なくカフェに入ることになりました。この時に出会ったのが藤島瑠衣で、弓削は彼女を一目見て好きになってしまったのです。親友のウーラは弓削が本気で女性を好きになることがあまりにも珍しかったので、恋をしたなんて話を聞いても初めは信じられませんでした。

弓削はまた瑠衣と会いたいと思い、次の日も同じカフェに行ってみます。この2度目の出会いで弓削は瑠衣と話をする事が出来て、お互いにとても気が合うことを感じました。弓削はとても嬉しくなり、翌日も瑠衣に会いにカフェへ行くのですが、ここでアクシデントが起こります。

瑠衣はまるで弓削の事など何も知らないかのような反応を示したのです。瑠衣の態度に困った弓削ですが、カフェの店員が瑠衣の過去の話をしてくれました。瑠衣は弓削と出会う1年ほど前に交通事故にあっており、このショックで記憶障害に陥ってしまいました。

瑠衣は1日前の事を忘れ去ってしまう状態にあったのです。このためせっかく弓削と出会ったことも瑠衣はすっかり忘れていました。カフェの店員は記憶障害を持つ瑠衣との恋愛は難しいと言いますが、弓削は諦めませんでした。

瑠衣にアプローチを続ける弓削

50回目のファーストキスのネタバレあらすじで、記憶障害を持つ瑠衣に対して、弓削はアプローチを続けました。1日経てば記憶を忘れるなら、仮に瑠衣へのアプローチをしくじっても次の日に再度取り組めばよい事になります。弓削はこのように瑠衣の記憶障害の事を前向きに解釈してアプローチをしていくことにしました。

時には瑠衣の怒りをかったりアプローチが上手くいったりと、弓削はカフェ通いをしながらあの手この手で瑠衣の気を引こうとしました。

瑠衣の父と弟はひたすら同じ毎日を演出する

50回目のファーストキスのネタバレあらすじで、瑠衣の親族は瑠衣に対して変わった毎日の演出をしていました。瑠衣の父である藤島健太と弟の藤島慎太郎は、瑠衣が記憶障害を持つことになった次の日を延々と繰り返すという日々を送っています。50回目のファーストキスで瑠衣は父と弟の演出のおかげで毎日同じような日々を過ごしていたのです。毎日繰り返される瑠衣の日課は、スーの手助けもあって毎朝カフェへやってきます。

その後家に戻った瑠衣は白いガレージの壁面に一日かけて大きな絵を描くという生活を送っていました。そして夜は瑠衣の弟の誕生会を開く事になります。瑠衣が眠った後は弟と父親で誕生会の後始末をして、瑠衣の描いた絵を白く消し、瑠衣が事故にあった次の日の新聞をうまく加工して毎日準備していました。

とにかく父と弟は、瑠衣がひたすら事故翌日の日々を生きれるようにセッティングしてくれていたのです。しかしいくら父達の願いがあっても瑠衣は年をとるので、いつかは気がつくことになるでしょう。ハワイは一年中気候の変動が少ないので、そのことも瑠衣に真実を気が付かせるのを遅らせていました。しかしいつまでも瑠衣に嘘の日常を送らせ続けることは出来ませんでした。

父から真実を打ち明けられる瑠衣

50回目のファーストキスのネタバレあらすじで、ある時瑠衣がカフェの外に駐車していた車が警察に見つかってしまいます。すでに車検時期が過ぎている車にのってきていた瑠衣は警察にとがめられてしまったのです。しかし瑠衣からすればまだ車検は切れてないと思っているのでそのことを伝えますが、近くにあった新聞が瑠衣に本当の日時を気づかせてしまいました。

瑠衣は自分の記憶と現実の行き違いに辟易しつつも弓削に伴われて家に戻っていきました。そしてついに父親から本当の事が瑠衣に明かされてしまいます。初め瑠衣は父の言葉を疑いますが、健太や慎太郎はすでに弓削と顔合わせをしていたことも考えると、父の話を信じざるを得ませんでした。

瑠衣の日常を変えたDVD

50回目のファーストキスのネタバレあらすじで、自分の記憶障害に気づいてあまりに驚いた瑠衣は、弓削と記憶障害の治療をしている研究施設に向かいました。瑠衣はそこで自分意外にもたくさんの記憶障害を持つ人達がいる事を発見します。しかし次の日には何もかも忘れてしまう瑠衣は、翌日の自分に対してプレゼントを用意します。

それは瑠衣が好きな百合の花や、自分が記憶障害に陥ってから進んできた周りの時間経過について、瑠衣を愛する人達がくれた心温まる言葉などの入ったDVDです。すでに一日前の記憶が消えている瑠衣にとって、このDVDの衝撃は大きく、また心が嬉しくなるような感慨がありました。

初めてDVDを観ている時、瑠衣は自分が何度DVDを観たかを弓削に聞きました。それまで同じような毎日を送ってきた瑠衣にとって、DVDの視聴は全く新しい体験となっていたのです。

瑠衣から別れを切り出される弓削

50回目のファーストキスのネタバレあらすじで、瑠衣は毎日が新鮮な弓削との恋愛の日々を過ごしていました。瑠衣は毎日朝起きるとDVDを観て自分の状況を把握し、弓削との関係は撮影した携帯動画を見て思い出していました。どれだけ一緒に過ごしても記憶が消えてしまう瑠衣にとって弓削との関係は新鮮なままなので、キスをすればいつでもファーストキスという事になります。

そんな日々の中で、弓削は重要な研究成果をだして、次の新たなるステージに進みだそうとします。瑠衣は弓削の研究の進展が嬉しくはありましたが、自分と毎日を過ごしてもらうことが大変になっているのではないかと心配になってきました。思いつめた瑠衣はついに弓削と別れることを決意し、二人の思い出となる写真も皆消してしまいます。

弓削は研究成果を評価されてワシントンから研究者としてやってくるようにオファーが来ていました。瑠衣の事も大切ですが、夢も大切な弓削は仕方なく別れを受け入れざるを得なくなります。

50回目のファーストキスのあらすじで弓削はワシントンに行く事にして準備をし始めます。一方もう弓削と一緒にいられなくなる瑠衣は、研究所に入って療養する生活を始めることになりました。瑠衣としてはいつまでも家族に迷惑をかけて生活していくことが苦しくなったので、仕方なく研究所の療養生活に入る決断をしたのです。

ついに弓削はワシントン行きの飛行機に乗る日が来ました。弓削は瑠衣の新らしい療養生活の事を見送りに来てくれた瑠衣の父から聞きます。瑠衣の父親の話を聞いた後飛行機に乗る直前になって、弓削に新しい思いが沸き上がりました。それは瑠衣と一緒に過ごしながら、自分の夢を達成するという道です。弓削はまもなく飛び立とうとする飛行機から降りると、早速瑠衣の元へ行きました。

瑠衣の元へ戻った弓削

ここから50回目のファーストキスの結末のあらすじに入っていきますが、弓削が瑠衣の元へ戻るとなぜか記憶が消えているはずの彼女は弓削に好意的でした。さらに瑠衣のアトリエへ行ってみると、弓削が描かれた絵がたくさんありました。そしてシーンは変わり、瑠衣の日常へと結末のあらすじは移ります。

瑠衣が朝起きると、DVDを観るように書かれたメッセージメモがあって、それに従って映像を見ていると弓削との思い出が映し出されます。なぜか瑠衣がいる場所はハワイではありませんでした。なんと弓削と瑠衣はその後復縁をして結婚をしていたのです。

また弓削は自分の仕事でも成功していて、二人の間には娘も生まれていました。瑠衣の記憶障害はそのままでしたが、二人はとても幸福な日常を送っているという結末を迎えていたのです。

Thumb50回目のファーストキス・日本版の魅力は?あらすじや感想をネタバレ紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

50回目のファーストキスの結末は?

ここでは50回目のファーストキスのあらすじ結末部分をネタバレでより詳細に解説していきます。50回目のファーストキスのあらすじの中で、最も感動的な部分とも言われる結末の展開は細かい部分でどうなっていたのでしょうか?

あらすじ結末は二人の関係のすれ違いから始まる

50回目のファーストキスの結末部分で、弓削と瑠衣は上手くいっていた関係にすれ違いが生まれ始めます。瑠衣は毎日記憶が消えてしまいますが、弓削は自分の研究が上手く進んでいました。瑠衣の記憶は毎日消えていきますが弓削の夢は毎日進んでいたので、二人の間に微妙な空白があったのかもしれません。瑠衣は毎朝DVDで自分の記憶を思い出すとともに、日記を書く習慣がありました。

瑠衣と弓削の思い出が記録された日記のおかげで、二人の関係はより深くなっていました。そんな中で弓削の夢実現のための重荷になっているのではないかと疑った瑠衣は、苦心の末に別れを言い出します。弓削は研究成果を認められて、ワシントンからお呼びがかかる状況になっていました。弓削としては長年の夢だった天文学の有名な研究グループに入れるチャンスだったので、ワシントン行きを断るのは難しいものがありました。

しかし瑠衣に対する思いも変わらなくあります。そんな葛藤の中で弓削はワシントン行きの空港に向かうことになります。しかし弓削の父親は見送りの時に瑠衣の現在の消息を教えてくれました。瑠衣は家族の元を離れて、研究所の施設で療養生活を送っていたのです。瑠衣の新生活を知ったことで、弓削の心に新たな思いが生まれます。自分の夢を実現しながら、瑠衣と一緒に暮らし続けられるのではないかという思いでした。

弓削は飛行機を降りると、瑠衣の元へ行ってみます。戻ってきた弓削に瑠衣は好意を持って迎えてくれました。また瑠衣は記憶がなくなっていたはずなのに、なぜか弓削の絵をたくさん描いていた事にとても驚きました。瑠衣はどうやら眠っている時に弓削の夢を見ていて、その面影を絵に描いていたのです。この体験を通して弓削は瑠衣と結婚することが何よりも大切なことだと気が付きました。

こうして弓削は再度瑠衣と復縁することになります。最終的には弓削は天文学の研究でも成功をおさめ、瑠衣とも結婚をし、娘も生まれるというハッピーエンドな結末を迎えることになりました。

50回目のファーストキスの原作映画についてネタバレ!

ここでは50回目のファーストキスの原作のネタバレ情報をご紹介していきます。結末のあらすじも含めて原作に忠実に作られたと言われる日本版50回目のファーストキスですが、両者の違いや日本版の魅力についても解説していきます。

原題は50FIRST DATE

日本版50回目のファーストキスの元となった原作の原題は「50FIRST DATE」と言います。2004年に発表された原作50回目のファーストキスは、MTVムービーアワード最優秀デュオ賞に輝くなど、主演のアダム・サンドラーさんとドリュー・バリモアさんの掛け合いが非常にうまく演出されています。

また原作の内容が素晴らしいことからリメイク版では結末も含めてあらすじの展開が忠実に再現されているので、原作のような感動を日本版でも味わうことが出来るでしょう。

原作と日本版で違う所

50回目のファーストキスの日本版と原作で異なる点は、国籍です。原作版では愉快な雰囲気のハワイの人が活躍するのに対して、日本版では舞台はハワイでもまっとうな日本人が主人公です。生まれも育ちも日本の弓削は、自分の夢実現もかねてハワイに来ていたのです。そんな弓削はハワイで、いかにもハワイアンな雰囲気のプレイボーイになっていました。

原作が正統派アメリカのハワイアンな主人公なのに対して、日本版ではハワイ慣れした日本人が主人公になっている所が特徴です。

主人公の仕事が違う

原作50回目のファーストキスのネタバレで、原作版の主人公は水族館で獣医師の仕事をしています。また原作の主人公は海洋探検家になるという夢を持っており、そんな中で女遊びを楽しむ人物となっています。一方日本版での主人公は、ツアーガイドのアルバイトをしており、プレイボーイという点は同じですが天文学の世界で成功したいという夢を持っています。

弓削は革新的な論文を書いて、ワシントンの研究施設に入るという夢があったのです。日本版の50回目のファーストキスでは、水族館での撮影が出来なかったので、主人公の仕事がツアーガイドになったのではという意見もありました。

また原作版50回目のファーストキスでは水族館のシーンがあって、主人公がペンギンなどとじゃれあう姿が印象的です。このシーンの面白さを日本版50回目のファーストキスで見ると、ムロツヨシさんとのシーンだと言われています。

原作で同僚のおばちゃん役は日本版では誰?

原作版50回目のファーストキスでは、主人公と同じ仕事をしている人物にルシア・ストラスさんが演じるおばちゃんがいます。このおばちゃんが面白いキャラクターをしていて、コメディ要素として非常に良いという意見があります。では原作でおばちゃん役に当たる人物は日本版50回目のファーストキスでは誰なのでしょうか?

リメイク版でおばちゃんに当たるのが山崎紘菜さんのようです。山崎さんは原作のおばちゃんと比べると外見の印象が違います。原作のおばちゃんは体を張って面白いことをしていましたが、山崎さんが同じような演出をしていなかったのは原作との違う点だといえます。日本版50回目のファーストキスは、キャラクターの設定で原作を元にしているようです。

日本版の撮影地が沖縄でなかったのはなぜ?

50回目のファーストキスの日本版をどうして沖縄で撮影しなかったのかという疑問が浮上しています。確かにアメリカのハワイを日本に置き換えれば、沖縄なのではという考察もあるでしょう。どちらも南の島であり、台風が強い沖縄ではありますが、ハワイに似た雰囲気は出せたかもしれません。

しかし日本版50回目のファーストキスを沖縄で撮影してしまうと、作品の大切な部分で相違点が出てしまったかもしれないという意見があります。原作版50回目のファーストキスの魅力に、ハワイの人物らしい大きなリアクションの面白さがあります。アメリカ人らしいオーバーなリアクションを考えた時、沖縄人の空気観とはちょっと違うという意見があるのです。

また原作のセリフに「ファーストキスは最高」という言葉がありますが、これを沖縄の方言で言うと、イマイチ原作的なノリの雰囲気になりづらかったのではとも言われています。50回目のファーストキスを原作を忠実に再現しながらリメイクするには、やはり舞台はハワイというのが大前提だったようです。

エンドロールで映される瑠衣の日記

50回目のファーストキスの原作との違いで、日本版ではエンドロールで瑠衣が書いた日記の映像が映されます。日記には弓削と瑠衣との日々が書かれており、デートでのことや、二人で体験した出来事を視聴者が読めるように映されていくというネタバレな展開があります。エンドロールの部分は日本版50回目のファーストキスの魅力でもあるのですが、一つ面白い事が日記に書かれていました。

日記には瑠衣と弓削が水族館でデートをした時に出会った店員の印象について書かれています。まるで弓削のような優しい目つきをした店員と会った事が書いてあり、これは原作で登場したアダム・サンドラーの事なのではないかと言われています。結末のエンドロールにて、さりげなく原作の主人公を思わせることが日記に書かれているので、気が付いた人は面白いという印象を持った人もいるようです。

50回目のファーストキスのキャスト一覧!

山田孝之/弓削大輔役

50回目のファーストキス日本版で主人公の弓削大輔役にキャストされたのが、山田孝之さんです。山田さんは監督である福田さんの作品によく登場するキャストの一人です。以前の山田さんはアイドルのような俳優という存在感でしたが、近年ではカメレオン俳優と言われることもあります。

漫画原作の映画作品に出演することの多い山田さんは、コメディキャラクター役にキャストされることが多々あります。また山田さんはCMにも出演しており、独特の個性を発揮して活躍している俳優です。

そんな山田さんが過去に出演した作品には「ドラゴンヘッド」のノブオ役、「電車男」、「クローズZERO」などがあります。50回目のファーストキスは山田さんにとって久しぶりの恋愛作品だと言われており、どんな活躍をされるのか注目が集まっています。

長澤まさみ/藤島瑠衣役

日本版50回目のファーストキスで藤島瑠衣役を演じたのが長澤まさみさんです。交通事故のために記憶障害に陥った瑠衣を演じた長澤まさみさんは、2018年には「嘘を愛する女」、2019年には「マスカレード・ホテル」などの作品に出演する予定になっています。長澤さんは50回目のファーストキスをとても面白い作品として評価しており、多くの方に鑑賞して欲しいという感想を残しています。

太賀/藤島慎太郎役

50回目のファーストキスで瑠衣の弟である、藤島慎太郎役にキャストされたのが、太賀さんです。太賀さんは映画のみでなく、ドラマ作品でもよく起用されている人気の俳優で、2018年にはすでに5本の作品に俳優として出ることが決定しています。中でも「母さんがどんなに僕を嫌いでも」という作品では、太賀さんが主役にキャストされています。

太賀さんは50回目のファーストキスに出演するにあたり、慎太郎の役柄になりきる意味も込めて筋力トレーニングを山田さんに習っていたそうです。太賀さんは50回目のファーストキスはきっと素晴らしい映画になるだろうから腹筋が踊っていた、というユニークなセリフも残しています。

佐藤二朗/藤島健太役

50回目のファーストキスで瑠衣の父親である、藤島健太役にキャストされたのが佐藤二朗さんです。佐藤さんも福田監督の作品によくキャストされるメンバーの一人で、瑠衣の記憶が喪失した日をひたすら繰り返そうとする役柄を演じています。佐藤さんは福田監督が恋愛系作品の監督をする事になった時、ドッキリではないか?と驚きの感想を述べています。

佐藤さんにとって福田監督が恋愛ものを手掛けるのは、とても珍しいことに映ったのでしょう。また久々に長澤まさみさんと山田孝之さんが共演することに関しても、ドッキリではないかという発言をしており、佐藤さんらしいユニークなコメントが印象的です。

50回目のファーストキスの評価を紹介!

笑えて泣けるラブストーリーとしての評価

日本版50回目のファーストキスの評価でよく言われるのが、面白くてかつ感動的なラブストーリーという意見です。50回目のファーストキスは原作がすでにコメディ色の強い恋愛ものなので、リメイク版でも面白さはありつつ泣けるあらすじ展開となっています。

また日本版を監督した監督がギャグ漫画原作の映画作品をよく撮っている方でもあるので、50回目のファーストキスの「面白い」部分はより活かされているかもしれません。50回目のファーストキスはただ感動的なラブストーリーだけでなく、クスっと来るような面白さのある作品として評価されています。

原作に忠実すぎるという評価

50回目のファーストキスの評価として原作に忠実に従いすぎていて、オリジナリティの点で弱いという評価がありました。50回目のファーストキスをリメイクするとしても、日本人の監督が作り直すにふさわしい独自な要素をもっと打ち出してほしかったという意見です。

例えば毎日カフェで瑠衣にアプローチをする弓削を描くにしても、原作にはない福田監督らしい見せ方というのがあったらより面白かったのではという意見があります。50回目のファーストキスの原作が傑作なので、あえて日本人が作り直すという独自性が加わればより差別化ができたのではという評価でした。

主題歌と挿入歌が切ないと評価

50回目のファーストキスの評価として主題歌や挿入歌が作品のあらすじに合っていて、切なくて良いという意見があります。リメイク版50回目のファーストキスの主題歌を務めたのは歌手の平井堅さんで、「トドカナイカラ」という曲名です。平井堅さんの歌が使われた理由は、「大人が観る恋愛映画として作りたかった」と50回目のファーストキスのプロデューサーはコメントしています。

平井堅さんは50回目のファーストキスを観て、その世界観を曲にしているので、作品の内容にあった切ない曲として評価されています。また50回目のファーストキスで挿入歌になったのが山崎まさよしさんの「One mre time, One more chance」という曲です。

この曲は有名なので知っている方もいるでしょうが、50回目のファーストキスの印象的な場面で使われることで、より大きな感動となって視聴者に届いているようです。50回目のファーストキスは良い音楽が使われているので、その点でも評価されている作品だったのです。

弓削のキャラクターが男らしくて良かったと評価

50回目のファーストキスに登場する弓削大輔を演じる山田孝之さんの演技が男らしくて良かったという評価があります。最近の山田さんはどちらかというと三枚目のキャラクターを演じることが多かったけど、今作では久しぶりに自然な男としての演技が見れて良かったようです。特に弓削が夢を語るときの目の輝きや、本当に天文学が好きそうな演技などが素晴らしかったとの評価がありました。

50回目のファーストキスのあらすじまとめ!

リメイク版50回目のファーストキスの結末を含めたあらすじや、原作のネタバレについて見てきました。50回目のファーストキスは全米で初登場ナンバー1になるだけあって大人気の作品であり、それを福田監督がどう料理するかという点が注目されていました。リメイク版50回目のファーストキスは原作を忠実に再現しながらも、結末まで福田さんの個性が散りばめられたコメディ色のラブストーリーとなっています。

また長澤まさみさんと山田孝之さんの久々の共演にも多くの人達が注目していたようです。50回目のファーストキスは結末の展開も感動的なので、今回の記事を参考に日本版も原作版も両方とも楽しんでいきましょう!

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