2018年10月21日公開
2022年05月06日更新
ビリギャルの出身高校は有名進学校の愛知淑徳?偏差値と高校の先生になった現在は?
大ヒットを記録した映画「ビリギャル」の本人の出身高校が愛知淑徳なのでは?と言われています。他にも、ビリギャルが嘘?出身高校が進学校って本当?などいろいろ噂されています。ここでは、ビリギャルの本人、小林さやかさんの出身高校として可能性のある高校をいくつか挙げ、可能性の最も高い愛知淑徳学園についてやその偏差値についてご紹介していきます。さらに、ビリギャル本人、小林さやかさんの慶応大学卒業後の就職先や現在についてもみていきます。
目次
ビリギャルの出身校は愛知淑徳高校?偏差値や高校の先生になった現在のまとめ!
今回は、学年ビリのギャルが偏差値を40上げ、慶応大学に合格した実話で大ヒットした映画「ビリギャル」の本人の出身高校についてみていきます。ビリギャルの出身高校が進学校?しかも、愛知の名門お嬢様学校の愛知淑徳学園?という噂があります。ここではビリギャルが出た高校として可能性のある高校や、愛知淑徳学園についてとその偏差値を調べていきます。さらにビリギャル本人、小林さやかさんの現在についてもみていきます。
ビリギャルとは?
映画「ビリギャル」は有村架純主演で2015年に公開されました。監督は土井裕泰氏、原作は坪田信貴さんです。原作の「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話」はノンフィクションで、ビリギャル本人は小林さやかさんという女性です。坪田信貴さんは、ビリギャル本人小林さやかさんの高校時代の塾の先生で、実話を書籍化したのでした。それでは、映画「ビリギャル」のあらすじをご紹介していきます。
映画「ビリギャル」のあらすじを紹介
幼少期から、学校に馴染めなかったさやか。しかし、小学生のとき、大学までエスカレーター式の私立中学の制服に一目惚れしました。母親に相談すると、快く承諾してくれました。そして、その中学を受験し、合格しました。しかし、入学後同じクラスになった派手なグループと友達になったさやか。さやかの身なりもそのグループ同様、だんだん派手になっていき、エスカレーター式の高校では一番下のクラスに入れられてしまいました。
さやかは、高校でさらに、身なりが派手なギャルになり、素行も悪くなっていきます。担任の先生には「クズ」と言われ、ますますさやかは荒んでいきます。そして、ある日さやかの持ち物から、タバコのケースが見つかり、自宅謹慎を言い渡されます。それが夏休み前だったこともあり、さやかは髪を金に染めます。自宅謹慎にも関わらず、毎日遊びまくるさやか。そんなさやかに、ターニングポイントがやって来ます。
さやかの母親が塾の広告を持ってきて、さやかに見せます。そして、その塾の入塾テストを受けたさやか。あまりの出来の悪さに塾の先生はお手上げ状態でした。しかし、その塾に通うことが決まり、目標をしっかりと立てることを促され、目標を慶応大学にするのでした。それまで勉強をしてこなかった学年ビリのギャルのさやかでしたが、自分をバカにせず、誠実に対応してくれる塾の先生に対し、さやかは徐々に心を開いていきます。
また、同じ頃入塾した弁護士を目指す男の子、れいと一緒に勉強し、刺激を受けます。さらに、さやかに対し「クズ」と言い放った高校の担任に慶応大学受験をバカにされ、さやかはよりやる気を出して勉強を始めます。そして、担任にさやかが慶応大学に合格したら、裸で逆立ちし校庭を歩く、と約束させるのでした。今まで通り友達と遊びに行くさやかでしたが、遊びに行った先でも勉強するなど、やる気を出して受験勉強に励みます。
しかし、さやかにも伸び悩みの時期がやってきます。慶応大学に受かることができるか不安になるさやかを塾の先生は励まします。しかし、いつまでもウジウジしているさやかをとうとう、塾の先生は突き放してみるのでした。さやかはある夜、母の勤め先を訪れます。さやかの母は、さやかが塾に通う費用を負担するため、夜も働いていたのです。そこまでしてくれる母はさやかに「やめてもいいんだよ」と優しく言うのでした。
母の愛情を身に沁みて感じたさやかは、再び本気になりました。そして、さやかは初めて模試でC判定を出します。C判定、合格の可能性は50%ということです。さらに、さやかの遊び仲間もさやかの努力を知っているため、さやかを勉強に専念させるため遊びに誘わなくなりました。仲間の後押しを受け、髪をカットし、色も黒に戻したさやかに、いよいよ受験シーズンがやってきます。
さやかは、まず滑り止めとして受けた大学に合格しました。そして、運命の慶応受験の日がやってきます。さやかは慶応大学の学部2つを受験しました。1つめは緊張のため、お腹が痛くなりながら、受かる気がしないまま試験が過ぎていきました。2つめは苦手科目のある学部、しかし塾の先生の励ましを思い出し、自分を信じて試験をやりきりました。
とうとう慶応大学の合格発表です。結果は、1つめの学部は残念でしたが、2つめの学部に合格することができました。こうして、さやかは当初の目標通り、慶応大学に合格することができました。ここまで、実話を描いた映画「ビリギャル」のあらすじをご紹介してきました。次に話題になっているビリギャルの本人が通っていた高校は、どこなのか?公表されている情報をもとに考察していきます。
ビリギャルの高校はどこ?
偏差値を40上げて慶応大学に一発合格した「ビリギャル」で有名になった小林さやかさんですが、通っていた高校がそもそも進学校だったのでは?という噂があります。小林さやかさんの公表しているプロフィールは、愛知県名古屋市出身で中学から大学までエスカレーター式の学校に通っていたとなっています。また、名古屋では有名なお嬢様高校に通っていたことも公表されています。小林さやかさんの出身校として挙げられる高校とは?
名古屋のお嬢様高校としてあげられる中学から大学までエスカレーター式の学校として、「椙山女学園」「金城学院」「南山学園」「愛知淑徳学園」が挙げられます。また、公表されている情報として「2教科受験」「3クラス制」「ビリギャル本人は197人中のビリ」「ビリギャル本人はソフトテニス部」です。ここでは、小林さやかさんが通っていた可能性のある、この4つの高校について、ご紹介していきます。
椙山女学園
まず椙山女学園についてですが、卒業生の数が大体毎年400人前後となっています。公表されている情報によると、学年197人中のビリが小林さやかさんなので、1学年に197人しかいなかったということになります。毎年、400人前後卒業生を出している高校で、1学年200人をきる年があるというのは無理がある話かと思われます。そのため「ビリギャル」の小林さやかさんの出身高校が椙山女学園である可能性は低いと言われています。
金城学院
金城学院も、1学年300人以上いるらしく、1学年で200人をきる年があるのというのは無理があると言われています。また、金城学院にはソフトテ二ス部がなく、中学受験も4教科で、2教科ではありません。よって金城学院も、ビリギャルの小林さやかさんの出身高校として可能性が低いと考えられています。
南山学園
南山高校に入学した1997~2014年の間の1学年の生徒数を見ると、毎年120~170人程度だそうです。ビリギャル本人が197人中のビリなので、1学年は197人で南山高校の生徒数より多いです。また、南山高校には硬式テニス部はありますが、ソフトテニス部がありません。そのため、ビリギャルの小林さやかさんの出身高校が南山高校である可能性も低いと考えられています。
愛知淑徳学園
小林さやかさんの出身高校としてここまで3つ紹介してきました。ここまで条件を満たすあらゆる高校はありませんでした。しかし「2教科受験」「3クラス制」など、あらゆる公表されている条件を満たす高校が確かに存在するそうです。それは、愛知淑徳学園の愛知淑徳高校ということになります。次に、愛知淑徳学園についてご紹介していきます。
ビリギャルの出身高校は愛知淑徳学園?
ここまで、小林さやかさんが通っていた高校を探るために、名古屋で有名な中学から大学までエスカレーター式のお嬢様高校を4つご紹介してきました。そして、公表されている情報をもとに「ビリギャル」の小林さやかさんの出身高校が愛知淑徳学園である可能性が高いことが分かりました。ここでは愛知淑徳学園についてご紹介していきます。
愛知淑徳学園ってどんな学校?
愛知淑徳学園といえば「椙山女学園」「金城学院」と並んで、名古屋では「名門女子御三家 SSK」と言われる学校です。また、愛知淑徳学園は世間では「厳しい」「賢いお嬢様」というイメージだそうです。後でご紹介しますが、偏差値も高いらしく、愛知淑徳学園に中学受験で受かる学力があったのなら、学力が小学生並みだったという話は疑わしい?と言われています。そんな名門、愛知淑徳学園はどのような学校なのでしょうか?
愛知淑徳学園は中学から大学までのエスカレーター式の学校で、生徒は女子のみです。所在地は愛知県名古屋市千種区にあり、最寄り駅は地下鉄東山線「星が丘」駅です。平成30年度ですが、年間行事には文化祭や体育祭、修学旅行・遠足といった一般的な学校行事の他に、舞伎鑑賞や、スキー(希望者)、登山(希望者)などの私立お嬢様高校らしい行事が名を連ねています。それでは「賢い」と評判の愛知淑徳の学習はどうでしょうか?
学習理念としては中高一貫の6年間で確かな学力を養うことと、より質の高い女子教育の充実を掲げています。高校受験がないため、ゆとりのある学びが実現でき、6年間切れ目なく学習できるため重複した内容を学ぶこともないなど、6年間通う中高一貫校ならではの教育スタイルを提唱しています。このように学習にかなり力を入れている名門高校であることが分かりました。また、制服も可愛いと評判す。どのような制服なのでしょうか?
こちらは愛知淑徳高校の制服です。その制服を着ていると「愛知淑徳に通っている」と一目で分かることから「愛知淑徳に通っているんだね」と声を掛けられることも多いそうです。また、このように目立ち、さらに可愛いと評判の制服であることから、愛知淑徳学園を中学受験する小学生の中には「制服が可愛いから愛知淑徳を受ける!」という人も多いそうです。「ビリギャル」本人の小林さやかさんもこの制服を着ていたのでしょうか?
ビリギャル本人が通っていたのは進学校?偏差値は?
愛知淑徳中学に受験し、合格するには偏差値が60以上である必要があると言われています。さらに、6年間、愛知淑徳学園で中高一貫教育を受けた、愛知淑徳高校の卒業生は東大、早稲田、慶応、明治、青山学院、明治、名古屋大と数々の超難関・難関大学に毎年進学していくそうです。これだけ見ても、愛知淑徳学園は名門と言われるような進学校であることが分かります。ビリギャルが本当に愛知淑徳出身なら次のように考えられます。
世間一般では、ビリギャルは普通の私立の学校でギャルをしていて、偏差値を凄い上げて慶応に入ったというイメージがあるようです。しかし、中学受験時の偏差値から見ても、卒業生の進学先から見ても、愛知淑徳高校は名門で進学校であることが分かります。そのため、ビリギャルはそもそも偏差値の高い「賢いお嬢様学校」と評判の愛知淑徳高校、つまり名門と評判の進学校に通い、そこでビリだった?ということになります。
ビリギャルは嘘だった?
ビリギャルは名門進学校でビリだっただけなの?と疑われだしてから、さらなる疑問が浮かんできます。本当に小学生並みの学力しかなかったのか?です。偏差値60以上必要な愛知淑徳中学を受験し、合格しているのなら中学受験の際に相当勉強したはずです。もし、ビリギャル本人が本当に愛知淑徳だったなら、中学に入学してからギャルになり、落ちていった偏差値を取り戻しただけなのでは?と考えてしまう人もいるそうです。
さらに、1年で偏差値を上げたというのは噓?という噂があります。ビリギャルの原作者によると、がっつり受験勉強をし始めたのは、高校2年生の夏期講習が終わったあたりからだそうです。なので正確には、ビリギャルが偏差値を40上げるまで1年半かかったということです。一般的な高校3年生よりも少し早く受験勉強を始めていたみたいです。よって、1年で偏差値を上げたのは噓ではなく、誇張しただけだということが分かります。
高校時代のビリギャル本人
高校時代の小林さやかさんは、タバコや異性との交際などが学校にバレて、無期停学となるほど荒れていたそうです。さらに、高校の先生に「人間のクズ」と言われ、深く傷つき、学校という存在が大嫌いになっていたようです。そのことからもビリギャルだったというのは事実です。上下の写真からもビリギャルの本人の小林さやかさんが高校時代に相当派手な身なりだったことが分かります。
受験勉強を始めるまで相当遊んでいたギャルだったというのは間違いないでしょう。ビリギャルの原作でも「金髪、ヘソ出し、超ミニスカのギャルメイク」とあります。なので、名門進学校に通いながらも、遊びまくっていたギャルが、受験勉強を前にして本気を出した。それで、かつての自分を取り戻し、偏差値を上げた。その結果、慶応に合格できたというのが本当のところなのだそうです。
ビリギャル本人の現在!
ビリギャルの本人、小林さやかさんの慶応大学卒業後から現在についてご紹介していきます。大学卒業後はどこに就職したの?現在は高校の先生をしているって本当?という噂を徹底調査していきます。
大学卒業後はウエディングプランナー
ビリギャルの本人、の小林さやかさんは大学卒業後、東京の大手ブライダル会社に就職し、ウエディングプランナーになったそうです。なぜ、慶応大学を卒業したビリギャルの本人、小林さやかさんはその道を選んだのでしょうか?それには、小林さやかさんの恩師で、ビリギャル本人の小林さやかさんを慶応大学に合格させた塾の先生、坪田信貴先生の言葉の影響なのだそうです。
ビリギャルの本人の小林さやかさんは坪田先生に、君は人のことが大好きだから、ご縁を大事にいろんな人に出会っておいで、と言われたそうです。その言葉を受け、自分も先生のような、誰かが未来を掴む手助けができるような人間になりたいと思ったそうです。また、もう一人の恩師の影響もあるようです。ビリギャルの本人、小林さやかさんのもう一人の恩師とは誰でしょうか?
ビリギャルの本人の小林さやかさんは大学時代に居酒屋でアルバイトをしていました。そこの店長がビリギャル本人の小林さやかさんの恩師であり、後のビリギャルの本人、小林さやかさんの結婚相手です。その居酒屋で働いた経験から「人を笑顔にできるサービス業をしたい」と考えるようになったそうです。
ビリギャルの本人の小林さやかさんは、この2人の恩師の影響で、人を笑顔にでき、人の未来を手助けできるサービス業を目指したそうです。そして、特にウエディングプランナーを志し、ブライダル会社に就職したようです。
現在はビリギャル自身も高校の先生に?
ウエディングプランナーとして、働いていたビリギャル本人の小林さやかさん。実は、2018年4月から7月末まで、札幌新陽高校でインターンをしていました。インターンとは実習生のことです。実習生として高校の先生をしていたのです。高校のとき、グレて高校の先生に暴言を吐かれてから、学校嫌いになったというビリギャルの本人の小林さやかさんが、高校の先生に!?ということで話題になりました。
ビリギャル本人の小林さやかさんが先生として高校にやって来た理由はなんでしょうか?ビリギャル本人の小林さやかさんは慶応大学を卒業し、東京の大手ブライダル会社に就職しましたが、2014年にフリーになります。そして全国的に高校生向け、またその保護者向けの講演活動を行ってきました。その経験の中で、生徒たちから人生が変わったという声を多数聞き、次の活躍の場として、教育現場を視野の入れ始めました。
そう考え始めたビリギャルの本人の小林さやかさんが、facebookで出会い、コンタクトをとった人物がいました。札幌新陽高校の荒井優校長先生です。札幌新陽高校はこちらの校長先生が赴任してくるまでは「札幌最後の砦」と呼ばれ、偏差値が低い子でも入れる受け皿的な高校でした。また、定員割れが深刻な問題となり、廃校寸前に追い込まれていました。その危機を救ったのが、現校長の荒井優校長先生です。
ビリギャルの本人の小林さやかさんは、そんな札幌新陽高校の校長先生のfacebookを見つけ、ファンになり、小林さやかさんはfacebook上でその校長先生にメッセージを送りました。すると、返信が来て校長先生と会うことになりました。会って見ると、すぐに意気投合し、荒井校長先生に教育を現場で学ぶことを勧められ、ビリギャル本人の小林さやかさんは2018年春からインターンとして、高校の先生をすることになったのでした。
なぜ、正式な教師ではなく、インターンという形をとったのでしょうか?それは荒井校長の「右目」になるためです。荒井校長は脱偏差値教育を提唱し、ビリギャルの本人、小林さやかさんもそれに共感。荒井校長に弟子入りを願い出たそうです。そして、小林さやかさんは「生徒でも先生でもない視点」から高校全体を見る右目として、インターンで教育現場に招いたのでした。
ビリギャル出身高校まとめ
いかがでしたか?ここまで、映画「ビリギャル」の本人の出身高校はどこなのか?を調べてきました。そして、愛知淑徳高校が一番可能性が高く、愛知淑徳学園についてご紹介してきました。愛知淑徳学園は中学受験で偏差値が60以上必要かつ、卒業生は東大、早稲田、慶応を始め、超難関・難関大学に進学していく名門進学校なのでした。そんな進学校でビリギャルだった小林さやかさんが偏差値を40上げて慶応大学に合格したのでした。
さらに、ビリギャル本人の小林さやかさんが慶応大学卒業後、東京の大手ブライダル会社に就職し、ウエディングプランナーになりました。その後フリーになり、全国各地で講演会などを行い、子どもたちと接しているうちに、教育現場に目を向け始め、2018年からインターンとして高校の先生になったのでした。ここまで、ビリギャル本人の小林さやかさんについて紹介してきました。参考になりましたでしょうか?