2018年09月30日公開
2018年09月30日更新
ソウ2のあらすじと結末をネタバレ解説!ダニエルやアマンダのトリック・謎を考察
ソウシリーズといえばあらすじよりもまずその過激さが話題となりやすい作品ですが、話題となったソウ1に続いてソウ2でも様々な伏線が張り巡らされ、意外な人物が物語に深く関わってくる事となります。今回はそんなソウ2について、数々のネタバレを含めたあらすじの解説から仕掛けられたトリックの謎についての解説などもまとめてご紹介していきます。まだソウ2を観ていないという人も、ネタバレを知ってからでも十分楽しめる筈です。
目次
ソウ2のあらすじを結末までネタバレ!アマンダのトリックなどを解説
映画の1作目で衝撃のどんでん返しを見せて絶賛を浴びたソウですが、待望の続編となるソウ2はまだ視聴していないという人もいるかもしれません。過激な表現も多く登場する映画である為、それ自体が苦手だという人もいるかもしれませんが、あらすじを見ると興味を引かれソウという映画の内容が気になってしまう場合もありそうです。ソウの人気の秘密はその過激さだけではなく、綿密に練られたシナリオにもあるのです。
驚愕のトリック解説が必須のソウ2
今回はそんなソウ2についてネタバレ満載のあらすじを解説していくと共に、数々の驚きのトリックやソウ2に登場するアマンダについてもご紹介していきます。密室でストーリーが進められていた1作目とは異なり、ソウ2では登場人物も多くゲームが行われる部屋の範囲も広くなっています。しっかりと観ていなければ見落としてしまう伏線や人間関係なども、ネタバレを含めたあらすじをしっかりチェックしておけば楽しめる筈です。
ソウシリーズを解説!ゲームとは?
ソウ2についてあらすじやネタバレをご紹介していく前に、まずはソウという映画についての基本的な情報をご紹介していきます。ソウとは2004年に日本で公開されたソリッドシチュエーションスリラーというジャンルの映画で、低予算で製作された映画にも関わらずその予想外の結末や意外な設定のアイデアに一気にファンを増やし、シリーズ化される事となった人気映画となっています。あらすじだけで興味津々になる内容です。
繰り広げられる命がけのゲーム
ソウシリーズの見どころの一つに、被験者に仕掛けられる残酷なゲームがあります。多くの場合対象となった人間は気絶させられた後に拉致され、目を覚ますと見知らぬ部屋に閉じ込められた状態でゲームに参加をさせられます。ゲーム開始時には不気味な腹話術人形が登場し、録音された音声により最低限のゲーム説明が行われ、ゲーム開始と共に被験者の意思に関わらず死へのカウントダウンが始まる事となります。
制限時間内にゲームをクリアする事ができれば解放されますが、失敗してしまうと残酷な方法で命を奪われてしまいます。しかしゲームのクリア条件は決して容易なものではなく、痛みや苦しみを伴うものである為に即座に実行する勇気が出るようなものではありません。更にゲームをクリアできた場合でも、体の一部を失ってしまうなどのリスクがあり簡単にはクリアできないゲームであるという事がわかります。
ゲームを仕掛ける謎の男・ジグソウ
ソウの世界では連続猟奇殺人事件として、「ジグソウ」という犯人の名前が挙げられています。ジグソウは表舞台に姿を現す事はなく、被験者を拉致する際には豚のマスクを着用したり、ゲーム解説にも腹話術の人形を使用するなど徹底しています。ジグソウは被験者の素性や性格なども徹底的に調べ上げてゲームを行い、自らの仕掛けたゲームは常に最前列で鑑賞し結末を見届けるといった特徴も持っている人物です。
身を守る術も心得ているジグソウ
ゲームの仕掛け方が巧妙なだけではなく、ジグソウは自らを守る為の術にも長けています。主に警察からの目を逸らすために罠を仕掛けたり、場合によっては被験者がジグソウであるかの様に仕立てる事で捜査をかく乱させる場合もあるのです。その為物語の中でジグソウだと思われていた人物が最終的には死亡してしまい、警察は的外れな捜査をしていたという事になる場合もあります。推理の楽しさもあるのがソウの見どころの一つです。
快楽殺人が目的ではない
連続猟奇殺人を起こしているジグソウは一見すると快楽殺人者の様に見える場合もありますが、ジグソウがゲームを行う目的は人の命を奪う事ではなく、あくまでも被験者の更生を一つの目的として行われています。その為被験者となるのは罪の無い一般人ではなく、過去に犯罪に手を染めていたり命を大切に扱わない人間を対象とし、法では裁く事のできない人間達を更生させるべくゲームに参加をさせている形となっています。
ソウ2のあらすじをネタバレ解説!
続いてはそんなソウの続編となるソウ2について、ネタバレをたっぷりと含めたあらすじを解説しご紹介していきます。二人の男性が主軸となり密室の中で物語が進められていた1作目とは異なり、ソウ2では広い屋敷の中で8人の男女が同時にゲームをスタートさせる事となります。更に同時進行でジグソウ本人を前に進められていくもう一つのゲームにも要注目で、一瞬たりとも見逃せないあらすじ解説となっています。
冒頭から開始される過激なゲーム
マイケルが目を覚ますと、頭には謎の装置が取り付けられており右目は覚えのない負傷をしている事に気付きます。目の前にあったテレビ画面に映し出された映像では不気味な人形が喋り出し、タレコミ屋として仕事をするマイケルがジグソウの被験者となった事を伝えます。鍵を外さなければ頭部を破壊されてしまうが、鍵はマイケル自身の右目に埋められているというものでした。努力も虚しく、マイケルはゲームに敗北してしまいます。
証拠捏造で逮捕を続けるエリック・マシューズ
刑事のエリックは息子のダニエルが窃盗で補導されたと聞き、罪を揉み消す代わりにダニエルへ注意を促します。エリックは元々でっち上げた証拠を使い容疑者を逮捕する様な捜査をしている刑事で、妻とは離婚をしている状態です。その日エリックはタレコミ屋のマイケルがジグソウ事件の被害者になった事を知り、現場へ呼び出されると潰れた顔の代わりに足に刻まれたタトゥーで本人である事を確認させられる事となりました。
ジグソウからエリックへのメッセージ
天井にはエリックへ名指しで「近くで見ろ」というメッセージが残されていました。公私共に荒れた生活をしているエリックはそのメッセージに不快感を覚えるも、帰宅後に現場で見たマイケルの首に取り付けられていた装置がウィルソン鉄鋼という会社で作られた物である事に気付き、翌日SWATと共にウィルソン鉄鋼へと突入します。隊員1名が罠により重傷となるも、現場ではジグソウであるジョン・クレイマーが待ち構えていました。
緊急逮捕されても余裕を見せるジグソウ
ジグソウの部屋に置かれた監視モニターには、どこかの建物内で開始されたゲームの様子が映し出されており、ジョンを緊急逮捕する事となります。しかし車椅子に乗り点滴の管も繋がっているジョンはこの状況にも慌てる事なく、エリックとの会話を要求してきます。現在進行形でゲームが進められている事もあり、即座に連行するよりも要求を飲む方が利口であると判断したエリックはジョンと会話をする事を選択します。
エリックにとって見知った被験者ばかり
モニターに映し出された男女は、どれも過去にエリックが証拠を捏造し逮捕をした事のある者ばかりでした。更に最悪な事に、その中には息子であるダニエルの姿もあったのです。もしもダニエルが自分の息子であると知られれば、殺されてもおかしくない状況にエリックは焦りますが、ジョンは自分と二人で会話を続けてくれれば彼らの居場所を教えるという条件を出し、エリックは努めて冷静にジョンとの会話をスタートさせます。
室内に充満する神経ガスと解毒剤
ダニエル達が閉じ込められている建物内には神経ガスが流されており、遅効性ではあるものの2時間ほどで充満し死に至るものであると説明を受けます。建物内には複数箇所に解毒剤入りの注射器が隠されており、8人全員分のゲームが仕掛けられています。被験者の中にいたアマンダという女性は過去に一度ゲームをクリアした経験があり、犯人がジグソウだと察してルールを守れば助かる事ができると他の人間達を説得し始めます。
クリアの為に与えられたヒント
室内にも注射器入りの金庫が一つ置かれていて、開ける為には「番号は頭脳の後ろ」「順番は虹の彼方」「Xの場所にもヒントがある」といったヒントが残されていました。更に被験者達には共通点がある事も示唆されており、彼らは頭を悩ませながらも助かる為に独自に動き出したガスは、「開けるな」という注意書きを無視し部屋の扉にある覗き穴を覗きながら鍵を開け、仕掛けられていた銃弾によって死亡する事となりました。
部屋の外へと足を踏み出す被験者達
ガスが死亡した代わりに扉が開くと、他の注射器を求めて被験者達は動き始めます。始めに「出口」と書かれていた扉を見つけて斧での破壊を試みるものの、鉄のシャッターにより阻まれてしまいゲームをクリアせざるを得ないのだと実感します。一方共通点を探し出す為に会話をしてみると、ダニエルを除いた全員が刑務所に入ったり前科持ちであるといった事がわかります。しかし途中で見つかった隠し部屋により会話は中断されます。
ゲームに敗北し、神経ガスが回り始める
隠し部屋では放火犯であるオビがゲームに挑戦するも、入り込んだ焼却炉の中から出る事ができずに焼死する事となり、隠されていた注射器も使えなくなってしまいます。更にガスによってローラは意識を失い、生き残った他の人間達も少しずつ体調に異変を感じ始めます。ザヴィエルに用意されたミニゲームは注射器のプールから鍵を探し出すというものでしたが、ザヴィエルは自ら挑戦せず代わりにアマンダをプールの中へ突き落とします。
狂気を見せ始めるザビエル
アマンダは鍵を見つけたものの制限時間内に間に合わず、またしても注射器を得る事はできません。別行動を取るザビエルは最初の部屋へと戻り、ガスの死体のうなじの部分に数字が刻まれている事に気付きます。そこへ協力を促しに来たジョナスは、ザビエルにより撲殺されてしまいます。ジョナスのうなじにも別の数字が書かれている事を確認し、ザビエルは数字を知る為に残りの人間の居場所を探し始める事となります。
明らかになる共通点、減っていく被験者
ローラはヒントにあったXの亀裂を見つけるも神経ガスにより死亡してしまい、アマンダがヒントのあった場所を見るとエリックとダニエルの写った写真を見つけます。裏には二人が親子である事が記されており、アマンダは被験者達の共通点に気付きます。一方別の場所ではアディソンが注射器を見つけるも身動きが取れない状態となってしまい、そこに訪れたザビエルは首の数字だけを確認しアディソンを残して去っていきます。
ザビエルVSアマンダ&ダニエル
残り二人のうなじの数字を知る為にザビエルは二人を追い詰めますが、アマンダに自分の数字はどうやって見るのかと問われると、ザビエルは持っていたナイフで自分のうなじの皮膚を切り取ります。ザビエルはアマンダに襲い掛かるもののダニエルがそれを返り討ちにします。一方でジョンとの会話を続けていたエリックは、息子が危険な状態の中でのんびり身の上話を聞かされる状況に苛立ちを募らせていました。
ゲームを続けられなかったエリック
ジョンは自分が末期がんであると知った後に自殺を図ったものの死ぬ事ができず、命が尽きるまでの間にジグソウとしてゲームを仕掛けようと考えたのだと語ります。しかし我慢の限界となったエリックは力づくで居場所を吐かせようとし、強制的にジョンを連れ出します。同時刻に隣室にいたケリー刑事は漸く場所の特定に成功し、ただちにSWATを突入させる指示を出します。しかし突入した先で人の姿を見つける事はできませんでした。
ソウ2の結末をネタバレ!アマンダのトリックは?
終始緊迫した空気が続くソウ2ですが、漸くゲームが開催されている場所を突き止められたにも関わらず、これで一安心とはいかないのがソウであると言えるかもしれません。ソウ2は果たしてどの様な結末を迎えるのか、まだまだネタバレ込みであらすじの解説をお届けしていきます。更にゲーム内で謎を残したアマンダのトリックなどについてもまとめて解説をしていきます。結末だけでなくアマンダの正体にも驚かされる筈です。
見せられていた映像は全て録画だった
ジョンとエリックが会話を続ける中で、モニターに流され続けていた映像は全て過去に録画されたものであったのです。その為に現場を突き止めてSWATが突入する頃には当然全てのゲームが終了しており、被験者達を見つける事はできない状態となっていたのです。しかしその事実に気付く事ができずジョンを連れて部屋を出てしまったエリックは、その事実を知らないままダニエルが待つと思い込んだ建物へと急ぎます。
ダニエルはずっと部屋の中にいた
更に脱出までの映像は流されていなかった為に生死が不明となっていたダニエルは、実はずっとエリック達のいた部屋の中にある金庫の中に閉じ込められていました。その為にジョンの要求通り、ただ会話を続けてさえいれば時間の経過と共にエリックはダニエルを助け出す事ができていたのです。しかしそうとは知らずエリックは短気を起こしてしまい、結果的にダニエルに会う事ができないままとなってしまいました。
ジョンを連れ出したエリックはゲームの被験者に
車に乗りジョンの指示で辿り着いた屋敷の前で、エリックはジョンを殴りつけてから一人館の中へと足を踏み入れます。しかし中では豚のマスクを被った謎の人物に注射を打たれ、意識を失う事となります。このまま拉致されてしまったエリックは次のゲームの被験者となってしまいます。実はこのマスクを被った謎の人物の正体は、映像の中でゲームの被験者としてダニエル達と共に動いていた筈のアマンダだったのです。
アマンダは被験者ではなくジグソウの後継者だった
実はアマンダは一度目のゲームで生還を果たした後、アマンダはジョンに弟子入りする事となりジグソウの後継者としてゲームに参加をしていたのです。アマンダは予め解毒剤を打った状態で参加をしていたのではないかとの考察もありますが、ジグソウの後継者としてのテストも兼ねたゲームであった為に、そういった工作はせずにアマンダ自身も他の被験者同様の状態で参加をしていたのではないかとの考察も見受けられました。
巧妙な時間トリックに騙される
ソウ2ではエリック達や視聴者にまでもゲームが同時進行していると思い込ませ、ラストにどんでん返しを見せる巧妙なトリックが一番の見どころであると言えるのではないでしょうか?ジョンが最初に「座って話をするだけで息子は無事に戻ってくる」と答えにもなるヒントを与えていましたが、これはエリックの短気な性格も見越してのゲームであったと考えられます。ネタバレ解説を知り改めて観ると納得の助言ではないでしょうか?
ソウ2のゲーム参加者を紹介!ダニエルなど
ソウ2で見せられる巧妙なトリックの解説なども大事なポイントではありますが、登場人物をしっかりと把握できていなければ被験者同士の関係性などもわからず、ソウ2の魅力を余す所無く楽しむ事ができなくなってしまうかもしれません。そこで続いてはソウ2のゲームの被験者となった登場人物達を順番にご紹介していきます。アマンダやダニエル以外名前や顔をイマイチ覚えきれていないという人は要チェックです。
実はジグソウの後継者:アマンダ
薬物中毒者で自分を大切にしなかった為にゲームの被験者となり、生還したものの自傷行為に走り再びゲームの参加者となってしまった女性です。しかし実際にソウ2で行われた二度目のゲームには被験者としてではなく、ゲームを仕掛ける側の人間として参加をしていた事がわかります。アマンダ自身もエリックの証拠捏造により刑務所に入る事となり、薬物中毒者となってしまったという経歴があり、エリックとの因縁もありました。
エリックの息子:ダニエル
出典: https://prcm.jp
エリック刑事の息子であり、窃盗を働き補導されるという問題を起こして父親に事件を揉み消して貰いました。ゲームの最中にはアマンダと共に行動をしどうにか最後まで生き延びる事ができたものの、最終的には金庫の中へと閉じ込められ衰弱した状態となって発見されました。父親とは口喧嘩になるなど仲の悪い面ばかりを見せていましたが、本来の性格は穏やかであり根っからの不良少年というわけではない様です。
暴力的な麻薬の売人:ザビエル
体格も良く肉体派で麻薬の売人をしているザビエルは、男尊女卑をするタイプの人間であり下品な物言いをする性格をしています。ゲームの最中にはヒントを見つけるや否や躊躇なくジョナスを撲殺したり、アマンダを注射器のプールに突き落とすなど情け容赦がなく、暴力的な男性です。最終的にはダニエルに不意を突かれて倒れる事となりますが、神経ガスが無ければダニエルとアマンダがやられていた可能性もありそうです。
拉致の張本人で放火犯:オビ
フードつきの衣服を着用した細身の男性で、放火犯である事から焼却炉の中にある注射器を入手するゲームに挑戦させられ、失敗し焼死してしまう事となります。根暗で一匹狼な性格をしていますが、ナイフを突きつけられても怯まず不気味な空気を纏います。ゲーム開始時のジグソウの発言とローラの気絶直前の記憶が残っていた事により、今回のゲームの被験者達を拉致して建物へ連れてきたのもオビである事が判明しています。
気の強い売春婦:アディソン
黒髪の女性で気が強く男尊女卑をするザビエルとは衝突する事もありますが、アマンダやダニエルといった穏やかな相手に対しては優しい態度を取る事もあります。被験者達の共通点を知ってからはダニエルとアマンダを信用する事ができなくなり単独行動を取りますが、正常な判断ができないままゲームに挑み、生死は描かれていないものの身動きが取れない状態となってしまった事から神経ガスで死亡したものと思われます。
心身共に弱い女性:ローラ
金髪のロングヘアーをした女性であり、盗み癖を持っています。ゲームの最中の発言から学生であると予想されていますが、心身共に弱い為に自らのゲームに挑戦する前に他の被験者達よりもガスの効果が早く現れてしまい、終盤まではどうにか生き残る事ができていたものの、結果的に仕掛けられたゲームへの参加ではなく神経ガスによってアマンダ達に看取られ死亡してしまう事となりました。
冷静で協調性のある男性:ジョナス
ギャングの一員でありながらも常に冷静さを保っていた黒人男性で、脱出の為に混乱する被験者達をまとめようと努力を続けていました。しかし暴力的な行動を取るザビエルに対しても共に脱出しようと協力を求めようとした事で、背中を向けた直後に一方的に殴りつけられ死亡してしまう事となりました。
ゲームの最初の犠牲者:ガス
薬物中毒者であり更生施設の患者でもあったガスは、横領の過去もあり気が弱い性格をしています。状況が把握できないままゲームの開始直後に指示に従わず単独行動を取ったガスは、覗き穴に仕掛けられていた拳銃によって目に銃弾を受ける事となり、屋敷内を歩き回る事もなく死亡してしまいます。
証拠捏造で問題行動も多い刑事:エリック
強引に捏造した証拠であらゆる人間を有罪にし続けてきたエリックは、内務調査課にも目をつけられており私生活も荒れてしまっていました。今回のゲームではその短気な性格を逆手に取られ、ただじっと待っていれば解決した筈のゲームを複雑にし、ジグソウの思惑通りに行動をしてしまう事となります。結果的にソウ2のラストでは監禁されてしまい、アマンダの最初のゲームの被験者にされてしまう事となりました。
ソウ2のキャストと吹き替え声優を紹介!
多くの被験者が登場する事となるソウ2ですが、登場人物としてだけではなく役を演じたキャストについても知っておいて損は無い筈です。続いてはソウ2に登場したキャストとその吹き替え声優についての情報もまとめてご紹介していきます。ソウ以外ではどの様な役を演じているのかにも注目ですが、有名な人気声優も数多く出演しているのでこれまでソウは字幕でしか観た事がなかったという人は、吹き替えでの復習もおすすめです。
ジグソウ/ジョン・クレイマー役(トビン・ベル)
出典: https://eiga.com
生年月日:1942年8月7日(現在76歳)
出身:アメリカ合衆国ニューヨーク・クイーンズ区
身長:179cm
出演作品:「ザ・シークレット・サービス」「L.A.大震災」「キル・ポイント」
吹き替え声優:石田太郎→銀河万丈
エリック・マシューズ役(ドニー・ウォルバーグ)
生年月日:1969年8月17日(現在49歳)
出身:マサチューセッツ州ドーチェスター
身長:178cm
出演作品:「シックス・センス」「ドリームキャッチャー」「デッド・サイレンス」
吹き替え声優:山路和弘
アマンダ・ヤング役(ショウニー・スミス)
生年月日:1969年7月3日(現在49歳)
出身:サウスカロライナ州オレンジバーグ
身長:160cm
出演作品:「ブロブ/宇宙からの不明物体」「逃亡者」「イヴの密かな憂鬱」
吹き替え声優:藤貴子
ダニエル・マシューズ役(エリック・ナドセン)
出典: https://prcm.jp
生年月日:1988年3月25日(現在30歳)
出身:カナダ
身長:168cm
出演作品:「コンティニアムCPS特捜班」「ビーストリー」「ジェリコ 閉ざされた街」
吹き替え声優:平川大輔
ザビエル・チャベス役(フランキー・G)
生年月日:1965年10月30日(現在52歳)
出身:アメリカ合衆国
身長:183cm
出演作品:「CSI:マイアミ」「コンフィデンス」「ミニミニ大作戦」
吹き替え声優:乃村健次
オビ・テイト役(ティム・バード)
ティムのプロフィールについては詳細が公開されておらず、残念ながら見つける事ができませんでした。ソウ2以外の出演作品は「マンホール」「恋しくてロンドン」の他、実は続編となるソウ3にも通行人として出演をしているのだそうです。作品の鑑賞ついでにティムの姿を探してみるのも面白いのではないでしょうか?吹き替え版の声優を担当しているのは彩乃木崇之さんです。
アディソン・コーデイ役(エマニュエル・ヴォージア)
生年月日:1976年6月23日(現在42歳)
出身:カナダ バンクーバー
身長:170cm
出演作品:「チャームド」「スーパーナチュラル」「ミラーズ2」
吹き替え声優:岡寛恵
ローラ・ハンター役(ビヴァリー・ミッチェル)
生年月日:1981年1月22日(現在37歳)
出身:アメリカ カリフォルニア州
身長:不明
出演作品:「ウィルスハザード」「レーシング・エンジェルズ」「タイムマシーンにお願い」
吹き替え声優:加納千秋
ジョナス・シンガー役(グレン・プラマー)
生年月日:1961年8月18日(現在57歳)
出身:カリフォルニア州リッチモンド
身長:不明
出演作品:「スピード」「死刑判決」「エル・コルテス」
吹き替え声優:辻親八
ガス役(トニー・ナッポ)
トニーのプロフィールについては詳細が公開されておらず、残念ながら見つける事ができませんでした。ソウ2以外の出演作品は「パンデミック・アメリカ」「ブルーに生まれついて」「ゾンビーズ」などとなっています。吹き替え版の声優を担当しているのは宇垣秀成さんです。
ソウ2の続編は?ソウ3のあとは何作ある?
ソウ2についてネタバレを含めたあらすじ解説、更に出演キャストに関する情報などをご紹介してきましたが、ソウシリーズは2作目で終わりではありません。続いてはソウシリーズは一体何作目まで公開されているのか、どの様なあらすじとなっていくのかについても解説と共にご紹介していきます。続編になっていくにつれて様々なネタバレが含まれてしまう可能性があるので、ネタバレを知りたくないという人はご注意ください。
続編であり衝撃のソウ3
出典: https://eiga.com
ソウ2の正統な続編となるのがソウ3ですが、ゲームの首謀者であり物語のメインキャラクターでもあったジグソウの生死が決定してしまう重要な一作でもあるのです。ジグソウがいなくなってしまうのであればシリーズ自体が終わりとなってしまうのでは、と疑問に感じてしまう人もいるかもしれません。しかしジグソウ亡き後にもゲームは続いていき、彼の後継者と呼ばれる人間達の登場でシリーズは更に複雑さを増していきます。
現れる後継者と、ファイナルと銘打った7作目
ソウシリーズは7作目で完結となり、ファイナルというタイトルのついた7作目ではそれまで後継者として動いてきた新たなジグソウの他に、意外な人物が姿を見せての終結となりました。それらも全てジョン・クレイマーの思惑通りであったと言える一連の流れに驚いた人も多く、ソウらしい終わり方に最高のラストを飾ったと言えるかもしれません。しかし恐ろしい悪夢のゲームは7年の時を経て復活する事となりました。
最新作となる「ジグソウ:ソウ・レガシー」
出典: https://eiga.com
これまでナンバリングされてきたシリーズとは異なり、新たに「ジグソウ:ソウ・レガシー」というタイトルで最新作が世に送り出される事となりました。レガシーではジグソウが死亡してから10年の歳月が経ったとされる世界が舞台となっており、アマンダやホフマンといった後継者達も死亡しジョンも不在となった筈の世界で再びジグソウが仕掛けたと思われるゲームの犠牲者が発見され、混乱を招くあらすじとなっていました。
レガシーも含めて全8作が公開されているソウシリーズですが、現在正式な発表はされていないものの、新たに9作目となる最新作が製作されるのではないかという噂もある様です。レガシーにはジョン以外に見慣れた登場人物が出てくる事もなく、生き残った人物達がどうなっているのか、といった点も明らかにはされていない状態です。シリーズを重ねるにつれてパワーアップしていくソウは、まだまだ終わりを迎える事はなさそうです。
ソウ2のネタバレ情報まとめ
人気映画シリーズのソウについて、ソウ2のあらすじや解説をネタバレ込みでご紹介してきましたが、これまで理解する事ができなかった伏線や謎といったものも解説を見て理解する事ができたのではないでしょうか?ネタバレを知った上で鑑賞してもまた新たな発見があったりと、面白さが留まる所を知らないソウですが、今後発表されるかもしれない最新作についてもファンは特に注目しておきたいところかもしれません。
更にこれまでソウシリーズは第1作目しか観た事がなかったという人も、この機会にソウ2を始めとするシリーズ全作を通して鑑賞してみるというのも良いかもしれません。1作ずつを別々に鑑賞するよりも、通してシリーズを鑑賞した方がストーリーや人間関係などもわかりやすい場合もあるものです。全8作のシリーズをイッキ見するというのは難しいかもしれませんが、伏線を回収される爽快感を味わえるかもしれません。