ソウの映画シリーズのあらすじ・キャスト一覧まとめ!見どころやおすすめは?

映画のソウシリーズや出演キャストが好きで、公開中には毎年映画館へ足を運んでいたという人もいるかもしれません。今回はそんな映画のソウについて、各シリーズのあらすじや見どころ、更には出演しているキャストに関する情報なども含めてまとめて、ソウの魅力をご紹介していきます。これまではソウという映画は過激で残酷なだけの作品だと思っていた人も、ソウというシリーズに対する見方が変わるかもしれません。

ソウの映画シリーズのあらすじ・キャスト一覧まとめ!見どころやおすすめは?のイメージ

目次

  1. ソウ(映画)シリーズのあらすじを紹介!キャストや見どころも調査
  2. ソウとは?
  3. ソウ(映画)シリーズのあらすじの解説!
  4. ソウ(映画)シリーズの最新作のあらすじを紹介!
  5. ソウ(映画)シリーズのキャスト一覧
  6. ソウ(映画)シリーズのおすすめ順は?見どころも解説!
  7. ソウ(映画)シリーズを是非ご覧あれ!

ソウ(映画)シリーズのあらすじを紹介!キャストや見どころも調査

映画のソウシリーズと言えば知る人も多く、シリーズを通してファンだという人もいればタイトルは知っているけれど怖くて見る事ができないという人もいる筈です。しかし話題になりシリーズが長く続いている作品である以上、それだけ人を惹き付ける魅力や面白さがあるというのは確かな事である筈です。しかし怖がりな人やこういったジャンルをあまり見ない人にとっては、なかなか手を出しづらいというのも事実かもしれません。

そこで今回はソウという映画シリーズについて、各作品のあらすじや登場するキャストの一覧、更にはおすすめの順番をランキング形式でご紹介していきます。名前は知っていたけれど勇気が出なかったという人はもちろん、シリーズのファンだけれど久しく映画を見ていないという人もこの機会にソウについて復習し直してみてはいかがでしょうか?映画のソウについて、あらすじからキャストまで注目のポイントばかりです。

ソウとは?

シリーズのあらすじやキャストについてをご紹介していく前に、まずはソウという映画について知らないという人にもわかりやすいようご説明していきます。ソウは「ジグソウ」という名の殺人鬼によって命がけのゲームを強要される登場人物達を描いたサイコスリラー映画となっており、1作目は低予算ながらも巧妙なストーリー設定と予想外のどんでん返しが話題となり、シリーズ化するほどの大ヒットとなった作品です。

ジグソウのゲーム

ジグソウによって捕らえられたゲームの参加者は、見知らぬ密室の中で目を覚ます事となります。ジグソウの提示した条件の下でそれをクリアすれば脱出する事ができる様になりますが、制限時間内にゲームをクリアする事ができなければ参加者はその場で容赦なく命を奪われてしまう事となります。このゲームは毎回内容が異なり、参加者も一人である場合や複数人が同時に行う形である場合もあったりと様々です。

姿を現さないジグソウ

ゲーム開始前の説明の際には、録音された音声と共にゲームをクリアする為のヒントが与えられる事となります。その際には不気味な腹話術人形のビリー君が登場し、ジグソウ本人が姿を現す事はありません。ちなみにジグソウの意味を直訳すると「糸鋸」になりますが、作中ではゲームの敗者となった死体にジグソーパズル型の印をつける事から事件を報道するメディアによって「ジグソウ」という名前が付けられる事となりました。

猟奇的なゲーム内容

映画のソウシリーズといえば、過激なゲーム内容も見どころの一つと言えるのではないでしょうか?ホラーやスプラッター映画が苦手な人にとっては過激すぎる描写もありますが、そういったものに耐性があるファンにとってはシリーズごとに過激さを増していくゲーム内容も楽しみの一つであると言えるのかもしれません。日本ではR15+という指定となっていますが、間違っても小さな子どもに見せて良い映画ではありません。

ソウシリーズは全8作

記念すべきソウの映画の第1作目が公開となったのが2004年で、それ以降1年ごとのハロウィンの季節にシリーズの続編が製作される事となりました。2010年にはシリーズ完結編となる「ソウ ザ・ファイナル3D」が公開となりましたが、その後新たなる続編として2017年に「ジグソウ:ソウ・レガシー」が公開されました。これにより2018年現在までに公開となっているソウシリーズは、全部で8作品となっています。

ジグソウがゲームを行う理由

猟奇的な殺人鬼であるジグソウですが、ゲームを行うのは快楽殺人や私怨といった理由ではありません。自分の命を蔑ろにしていたり、悪者であっても法的に裁かれる事が無い人間がゲームの参加者として選ばれる事となります。更にジグソウの行うゲームには必ず生き延びる為の手段が残されており、始めから命を奪う為だけの目的でゲームが開始される事はありません。ただしジグソウの後継者によるゲームはこの限りではありません。

不気味な豚のマスク

ソウのシリーズの中で腹話術人形と同じく象徴となっているのが、髪の毛の付いた不気味な豚のマスクです。これは主に作中でゲームの参加者を拉致する際に身元が特定されないよう被るもので、大抵の被害者は捕らえられた際に麻酔を打ち込まれて気を失ってしまいます。シリーズが進んでいくにつれてジョンだけではなく、アマンダやホフマンなどもこのマスクを着用しており複数製作されている事がわかります。

ソウ(映画)シリーズのあらすじの解説!

そんな映画のソウについて、続いては各シリーズのあらすじをご紹介していきます。映画のソウを見る勇気は出ないという人でも、まずはソウという映画がどの様な内容なのか、そのあらすじを見てみると興味を持つ事もできるかもしれません。シリーズを通して登場するジグソウも、後継者が現れて変化を見せていく点にも注目です。あらすじ内にネタバレを含む項目もあるので、まだ映画を見ていないという人はご注意ください。

ソウ(2004年)のあらすじ

見知らぬ部屋で二人の男性が目を覚ますと、片足はそれぞれ太い鎖に繋がれた状態となっています。部屋の中央には血まみれの死体が倒れており、見つけたテープレコーダーでカセットテープを再生すると謎のゲームが開始される事となります。その内容は「時間までに相手を殺すか自分が死ぬかを選ぶ」というもので、二人には1発の銃弾と2本の煙草、写真と着信専用の携帯電話、そして2本のノコギリが与えられていました。

ソウ2(2005年)のあらすじ

出口を塞がれた洋館の中で、面識の無い8人の男女が目を覚ますとゲームが開始となります。時間になれば扉が開く事になっているものの室内には毒ガスが充満しており、ゲームに勝って解毒剤を入手できなければ生き残る事ができないと言われます。一方で刑事のエリックはジグソウであるジョンを逮捕するものの、捕らわれた8人の中に自分の息子であるダニエルの姿を見つけ、ゲーム以外にも危機的状況に置かれている事を知ります。

ソウ3(2006年)のあらすじ

物語の主軸となる男性・ジェフが食肉加工工場で目を覚まし、建物内を移動し始めると監禁された状態の3人の人間に出会います。彼らはジェフの息子を轢き逃げした犯人とその事件の関係者であり、ジグソウは彼らに対し裁きを行うかどうかというゲームをジェフに行わせようとします。一方別の場所で発見されたジグソウの犠牲者が、これまでとは違っているのではないかと気付いた女刑事のケリーが拉致される事となります。

ソウ4(2007年)のあらすじ

解剖されたジグソウの胃袋の中から、自分の死によってゲームが終わったわけではないといった事を示すメッセージを録音したカセットテープが見つかります。一方ゲームの参加者として選ばれたSWAT隊長のリッグは、ゲームの中でこれまで関わった事件の関係者達の命を握る事となります。ジグソウは既に死亡したにも関わらず誰がゲームを動かしているのか、明かされるジグソウの過去にも注目の映画となっています。

ソウ5(2008年)のあらすじ

死のゲームから生還を果たしたストラム捜査官は、未だ謎に包まれているジグソウの後継者が刑事のホフマンなのではないかと疑惑の目を向け始め、単独で捜査を開始します。一方死亡したジグソウの元妻であるジルは弁護士から遺品を受け取りますが、木彫りの箱の中身を目にすると驚きを露にします。また別の場所では密室に閉じ込められた5人の男女が首輪を嵌められ、大きなV字の刃を前にゲーム開始の合図を聞く事となります。

ソウ6(2009年)のあらすじ

ジグソウの後継者である事を知られてしまったホフマンはストラムを罠にかけて殺し、捜査関係者へ彼が後継者だと思わせる為に証拠を残します。一方でジグソウからの遺品を前に悩んでいたジルは、彼の遺志を継いで行動を起こす決意を固めます。ホフマンの思惑通りに捜査が進む中、次なるゲームの参加者として選ばれた保険会社の副社長ウィリアムは、自らの手で従業員達の命を左右するゲームを始める事となります。

ソウ ザ・ファイナル3D(2010年)のあらすじ

ジグソウの行うゲームでは多くの犠牲者が出る中で、無事に生還を果たした者としてメディアに出演し著書を出版するなど、人気を得ているボビーが次なるゲームの参加者として選ばれます。実は彼はジグソウのゲームの参加者ではなく、生還者であると嘘をつき注目を浴びていただけの人間だったのです。一方ジグソウの遺志を継ぎホフマンを罠にかけたジルは失敗し、身を守る為に内部調査課のギブソンに助けを求める事となります。

ソウ(映画)シリーズの最新作のあらすじを紹介!

映画のソウシリーズは公開当時7まででシリーズ完結とされ、その後続編や外伝といったものも製作をする事は無いとプロデューサー側に確認を取っていた事から、邦題には「ファイナル」と付けられ完全なラストであると考えられていました。しかし7の公開から7年という時を経て、新生ソウシリーズの1作目となる「ジグソウ:ソウ・レガシー」が公開される事となりました。これには驚き歓喜したファンも多かった筈です。

ジグソウ:ソウ・レガシーのあらすじ

遺体安置室の検視台の上には、バケツを被った半裸の男性の死体が乗せられています。検視官がバケツを外すと顎から上の部分が無くなっており、首の部分の皮膚はジグソーパズルの形に切り取られている状態となっていました。紛れもないジグソウの手口であり、傷口に埋め込まれていたUSBスティックの中身を確認すると、聞き覚えのある声で新たなゲームが開始された事を示すメッセージが残されていました。

今回のゲームの参加者となるのは5人の男女で、目を覚ますと外す事のできないバケツを被らされたまま、ゲーム開始の合図と共に首に繋がれた鎖が回転するノコギリに向かい引っ張られていく恐怖を味わう事となります。罪を告白する事で自由を得る事ができるというメッセージが残されているものの彼らには心当たりがなく、抗う術もないままジグソウの指示によって命を賭けたデスゲームは進められていきます。

死亡した筈のジグソウ・ジョンが生きていた?

最新作となる今回の映画では、ジグソウの死亡から10年ほどが経過したとされる時系列のお話が描かれています。その為ゲームが開始された時点でジグソウが生きている筈はないものの、模倣犯なのか本当にジグソウなのかといった混乱を招きながら捜査が進められてく形となっています。10年という歳月を経て再びゲームが開始された理由は何なのか、衝撃の結末を確かめずにはいられなくなるかもしれません。

続編はある?

シリーズ復活という事もあり、映画ソウの更なる続編が製作される可能性に期待するファンも多いかもしれません。現時点で明確に公開日などが発表されているわけではありませんが、キャストの一人であるトビン・ベルが妻との離婚の合意書に「ソウ9」というタイトル名を持ち出していた事もあり、続編発表の可能性は高いのではないかと言われている様です。ファンはシリーズを復習しつつ続報に期待しておきましょう。

ソウ(映画)シリーズのキャスト一覧

大人気映画シリーズのソウですが、映画のあらすじやどんでん返しの結末だけではなく、出演しているキャストが気になるという人も多いのではないでしょうか?続いてはソウに登場するキャストを一覧でご紹介していきます。吹き替えのキャストも併せてご紹介していくので、字幕版ではなく映画は吹き替え版で鑑賞したいという人にもおすすめです。キャスト紹介の中には一部ネタバレを含む場合もあるのでご注意ください。

ジグソウ/ジョン・クレイマー役(トビン・ベル)

生年月日:1942年8月7日(現在76歳)
出身:アメリカ合衆国ニューヨーク・クイーンズ区
身長:179cm
出演作品:「エイリアス」「ザ・ホワイトハウス」「ダークウォッチ 戦慄の館」
吹替声優:石田太郎→銀河万丈

ソウシリーズの顔とも言えるジグソウ役を務めているのは、俳優のトビン・ベルです。1988年に映画「ミシシッピー・バーニング」で本格的に映画デビューを果たしたトビンは、特徴ある風貌を活かして悪役として出演する機会が多くなりました。ジグソウとして認知されてからプライベートでパーカーのフードを被っていたトビンは、対応してくれたウェイトレスを驚かせてしまった事があるというお茶目なエピソードも披露しています。

アマンダ・ヤング役(ショウニー・スミス)

生年月日:1969年7月3日(現在49歳)
出身:サウスカロライナ州オレンジバーグ
身長:160cm
出演作品:「アニー」「アルマゲドン」「呪怨ザ・グラッジ3」
吹替声優:藤貴子

ジグソウのゲームの生還者であり、後継者でもあるアマンダ役を演じたのは、女優のショウニー・スミスです。12歳の頃に「アニー」でダンサーとして映画デビューを果たしたショウニーは、様々な作品の脇役として活躍を続けていましたが、ソウシリーズの製作総指揮を務めたリー・ワネルが彼女のファンであった事から出演依頼を行い、レギュラーとなるソウシリーズへの出演が決定する事となったのだそうです。

ローレンス・ゴードン役(ケイリー・エルウィス)

生年月日:1962年10月26日(現在55歳)
出身:イングランド・ロンドン
身長:183cm
出演作品:「Xファイル」「コレクター」「シャドウ・オブ・ヴァンパイア」
吹替声優:大塚芳忠

シリーズの第1作目から出演し最初のゲームの参加者として登場したゴードン役を演じたのは、俳優のケイリー・エルウィスです。ニューヨークのサラ・ローレンス大学で演技を学んだケイリーは1983年に「アナザー・カントリー」でデビューを果たし、コメディからホラーまで幅広いジャンルの映画作品などに出演をしています。俳優としてだけではなく、日本でもお馴染みのジブリ作品では英語版の吹き替えも担当しています。

マーク・ホフマン役(コスタス・マンディロア)

生年月日:1965年9月3日(現在52歳)
出身:メルボルン
身長:183cm
出演作品:「モブスターズ/青春の群像」「北斗の拳」「ルール 無法都市」
吹替声優:仲野裕

刑事でありジグソウの後継者でもあるホフマン役を演じたのは、俳優のコスタス・マンディロアです。元々はサッカー選手であったコスタスは俳優として転身後に出演した「モブスターズ/青春の群像」で注目を集め、正義の役柄から悪役までを幅広く演じている注目の俳優です。ソウシリーズではその役柄に恐怖した人も多く、ソウへの出演によってコスタスを知ったというファンもいるのではないでしょうか?

ピーター・ストラム役(スコット・パターソン)

生年月日:1958年9月11日(現在59歳)
出身:ペンシルベニア州フィラデルフィア
身長:183cm
出演作品:「THE EVENT/イベント」「CSI:マイアミ」「THEM ゼム」
吹替声優:石塚運昇

シリーズ4作目からソウに出演しジグソウについて捜査を続けていたストラム捜査官役を演じたのは、俳優のスコット・パターソンです。1980年からマイナーリーグの投手として活躍していたスコットは、1992年に「地獄の女スーパーコップ」で俳優デビューを果たします。有名な役柄はそれ程多くありませんが、ソウシリーズでの壮絶な死亡シーンが頭に残ったという人も多くソウで名前を覚えたファンもいるのではないでしょうか?

ジル・タック役(ベッツィ・ラッセル)

生年月日:1963年9月6日(現在54歳)
出身:アメリカ合衆国・カリフォルニア州サンディエゴ
身長:165cm
出演作品:「ゲット・アウト/青春超特急」「ブラディ・ポンポン/切り裂きチアガール」「マンドレイク~人食い植物のえじき」
吹替声優:土井美加

ジグソウの元妻でありシリーズ後半でキーパーソンとなる登場人物の一人でもあるジル役を演じたのは、女優のベッツィ・ラッセルです。1982年に映画「Let's Do It!」でデビューを果たしたベッツィは、主な出演作品数はそれほど多くは無いものの今後の活躍に注目したい女優の一人です。映画のソウシリーズでは3~ファイナルまで5作品に出演をしています。

エリック・マシューズ役(ドニー・ウォルバーグ)

生年月日:1969年8月17日(現在49歳)
出身:マサチューセッツ州ドーチェスター
身長:178cm
出演作品:「シックス・センス」「ブルーブラッド~NYPD家族の絆~」「バンド・オブ・ブラザース」
吹替声優:山路和弘

ジグソウ事件の調査を行いつつ悪徳警官でもあったエリック役を演じたのは、俳優のドニー・ウォルバーグです。1986年にニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックとしてデビューを果たしたドニーは、1994年にグループの解散後俳優に転身しました。映画「シックス・センス」に出演した際には役作りとして20キロほどの減量を成功させるなどプロ意識も高く、弟のマーク・ウォルバーグも同じく俳優として活躍を続けています。

ソウ(映画)シリーズのおすすめ順は?見どころも解説!

魅力的なキャストと予測のつかないストーリー展開で毎回緊張感を味わわせてくれるソウシリーズですが、8作品もあるとどれが一番面白いのかと頭を悩ませてしまう人もいるかもしれません。もちろんシリーズを通して順番に見た方が、登場するキャストの関係性や繋がりが理解できてよりソウを楽しむ事ができる筈ですが、続いてはおすすめの順番や各作品の見どころをランキング形式でご紹介していきます。

第8位:ソウ6(2009年)

ソウ6では自分がジグソウの後継者であると知ったストラム捜査官を手にかけ、証拠を捏造していくホフマンの恐ろしさが本領発揮される映画であると言えます。今回の映画でも行われるジグソウのゲームももちろん恐ろしいものではありますが、ジグソウの遺品の中身を知らされないまま進められていく物語や、シリーズファイナルに向けて回収されていく伏線の数々が一番の見どころであると言えるのではないでしょうか?

第7位:ジグソウ:ソウ・レガシー(2017年)

シリーズ最新作となるレガシーでは、死んだ筈のジグソウが新たなゲームを開始した事が一番の見どころと言えそうです。本当にジグソウの仕掛けたゲームであるのか、それとも後継者や模倣犯の実行したゲームなのかといった点にも注目ですが、ソウシリーズらしい予想のつかないどんでん返しの結末に再び映画を冒頭から確認し直したくなるファンも多い筈です。ジグソウのゲームは食傷気味だと侮れない最新作となっています。

第6位:ソウ4(2007年)

ジグソウが死亡した後のお話であるという事からも、これまで行われてきたゲームはどうなってしまうのか、といった点も注目となる一作であった筈です。これまでは伏せられてきたジグソウの過去が明かされるだけではなく、捜査関係者でもあるリッグが今回の物語の主軸としてゲームを進めていく事になるというのも見どころであり、ジグソウによって多くの仲間を失い復讐に燃えるリッグの行動にも要注目の一作です。

第5位:ソウ ザ・ファイナル3D(2010年)

シリーズのファイナルとなっていたこちらの映画では、タイトルにもある様に3D版の映画も同時公開となっていた為に、その手法も見どころの一つとなっている作品です。普通に映画を見るだけでも緊張に手に汗握るストーリーとなっていますが、3Dとなった事でゲーム内の仕掛けが飛び出してくる場面などもあり、映画を見ている自分自身がゲームの参加者になったかの様な気分を味わう事もできる様になっています。

そんなザ・ファイナルではこれまでの犠牲者とはまた一味違った登場人物がゲームの参加者となり、自業自得とも言えるボビーがどの様にしてゲームをクリアするのかといった点も見どころの一つとなっています。更に後継者でありながらジグソウの意思から外れた行動も取り始める様になったホフマンがどの様な終わりを迎えるのか、ジルは彼から身を守る事ができるのかといった点も要注目の一作となっています。

第4位:ソウ5(2008年)

シリーズではお馴染みとなっている、冒頭から壮絶なゲームでのスタートとなるこちらの映画ですが、そのまま死亡してしまうかと思われたストラム捜査官が生き延びる事に成功した事でジグソウの後継者候補とされるホフマンに対する疑惑が強まる事となります。しかし警察関係者の助けを得る事ができないままのストラムが、単独でどこまでホフマンを追い詰める事ができるのかといった点にも注目したい一作となっています。

更にこれまではメインキャラクターとして登場する事はなかった、ジグソウの元妻であるジルの行動についても目が離せない展開となっていきます。遺品である木彫りの箱の中身はその場ではっきりと明かされる事は無く、ジグソウからそれを預かっていた弁護士でさえも中身を知らないままである為に今後の関りにも要注目です。更にゲームの参加者も大人数である為、誰が生き残るのかといった点も見どころの一つと言えそうです。

第3位:ソウ2(2005年)

ソウシリーズの1作目は二人の男性が物語の主軸となって狭い一室でゲームを進めていた事に対し、今回の作品では複数の男女が広い屋敷内でゲームを行う事になるという、全く異なる設定の中で進められていくお話が見どころの一つと言えるのではないでしょうか?中でもアマンダは既に一度ジグソウのゲームを経験している生還者でもあり、ゲームから生き延びる為の重要なキーパーソンとなりそうな点にも注目です。

更に今回はジグソウ自身が警察に捕まった状況とあって、早々に逮捕されてしまう状況に目を丸くしたファンも多かったかもしれません。しかし逮捕をされても尚その余裕のある態度を崩す事は無く、エリックに対して同時進行でゲームを仕掛けていく状況にどういった結末が待ち受けているのかといった点も見どころであると言えそうです。結末を見た後には、再び映画を見返したくなる一作なのではないでしょうか?

第2位:ソウ3(2006年)

シリーズを重ねるごとにゲームも過激さを増していく映画のソウですが、自分だけのゲームではなく今回は他人の命も左右するゲームであるという点が見どころの一つと言えるかもしれません。更に今回は新たに発見された犠牲者が、一見するとジグソウの犠牲者でありながらどこか違和感があるという部分も、謎が謎を呼ぶシナリオとなっており推理をしながら楽しむ事のできる一作にもなっています。キャストの迫真の演技にも注目です。

良心と復讐心を試す様なゲーム内容に、ジェフに対して感情移入をしながら見てしまうファンもいるかもしれません。更に真相に近付きそうな女刑事のケリーが拉致された事にも驚きの理由があり、どういった意図があって今回のゲームが行われているのかといった点を考えながら楽しむ事ができるというのも見どころの一つと言えそうです。残虐な要素も多い為、過激な表現が苦手な人は3以降特に注意が必要となってきます。

第1位:ソウ(2004年)

ソウシリーズの中でも評価が高く最もおすすめであると言えるのが、やはり公開当時多くの人間を驚かせファンを増やす事となった第1作目です。シリーズが進むにつれて徐々に残虐性が増していく事となったソウですが、1作目は過激な表現もあるもののシナリオもしっかりと練られており、そのどんでん返しの結末に言葉を失った人もいた様です。シリーズを通して見る事はできなくとも、1作目だけでも見る価値は十分にありそうです。

目覚めたら見知らぬ部屋で鎖に繋がれていて、部屋の中央には男の死体というシチュエーションが恐怖と共に好奇心を刺激する設定となっています。足に鎖を繋がれた状況の中で、与えられた道具の中にノコギリがあるという状況は、最悪のパターンを連想してしまう人も多い筈です。理由もわからず監禁された二人がどの様にしてゲームに挑むのか、あらすじで気になった人は是非視聴してみる事をおすすめします。

シリーズで最も怖いゲームといえば

ちなみにシリーズを通して数々の恐ろしいゲームが繰り広げられますが、ソウファンの中でも特に怖いとされているゲームはどれなのか気になる人もいるのではないでしょうか?こちらもランキングでちょっとだけご紹介していきます。

第3位:注射器の海(ソウ2)

シリーズ前半のソウは比較的残虐な描写は控えめであったとされていますが、ソウ2で解毒剤を手に入れる為の鍵を注射器の海の中から探すというゲームが行われました。これは本来指名されたキャラクターではなく、強制的に穴の中へと落とされたアマンダが行う事となりました。即死のリスクは少ないものの見ているだけでも痛みを感じそうなゲームである上に、キャストの演技からリアルな痛みが伝わってくるシーンです。

第2位:身を削る恐怖(ソウ6)

生き残りを賭けて自分の身体の一部を自分の手で切り落としていくという、シンプルながらも恐ろしいゲームもありました。これは制限時間内に切り落とした肉片の重さが対戦相手よりも多かった場合に勝利となるもので、始めは控えめであったものの時間が近づいていくにつれて生き残る為に手段を選ばなくなっていく様が、見ている人間にも恐怖を感じさせる一場面となりました。

第1位:人間歯車(ソウ3)

すぐには思い出しきれないほど行われてきたゲームの中でも、より残虐性が強く自分では絶対に体験したくないと思わされるゲームが、やはりソウ3で登場した人間歯車です。制限時間内に鍵を開ける事ができれば助かるものの、時間の経過につれて徐々に腕や脚の関節が強制的に回転させられていき、最後には頭が回転し死亡してしまうという恐ろしい仕組みでした。出演キャストの安否すら心配になりそうな仕掛けです。

ソウ(映画)シリーズを是非ご覧あれ!

2004年に初めて公開されて以来話題となったソウシリーズですが、これまではあらすじを聞いた事があるだけで内容まではきちんと見た事が無かったという人もいたのではないでしょうか?ホラーなどが苦手だという人は難しいかもしれませんが、比較的残虐な要素が控えめな1作目だけでも興味が湧いたら見てみるのも良いかもしれません。キャストの演技もとてもリアルで、字幕と吹き替えではまた違った印象を受ける事もありそうです。

9作目となる最新シリーズが公開されるかどうかは現状では未定となっていますが、いつ最新作の公開が決定となっても良い様に、シリーズのファンは改めてソウシリーズの映画を1から見返してみるというのも良いのではないでしょうか?一度見ただけでは気付く事のできなかった伏線や、キャスト同士の関係性などにも改めて気付く事ができるかもしれませんし、より深く作品を楽しむ事もできる様になる筈です。

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