シン・ゴジラのラストで尻尾が意味するものは?先から人間が出ている?
シン・ゴジラの尻尾から出てきた意味深な物体は何か?シン・ゴジラのラストシーンの意味をめぐって様々な解釈がされています。監督の庵野秀明さんはどのような思いを込めて尻尾のラストシーンを作ったのか?シン・ゴジラの尻尾によるラストシーンの意味について考察していきます。
目次
- シン・ゴジラとは
- 【シン・ゴジラのネタバレラスト尻尾から出たものの意味】あらすじ
- 【シン・ゴジラのネタバレラスト尻尾から出たものの意味】東日本大震災の影響
- 【シン・ゴジラのネタバレラスト尻尾から出たものの意味】面白さの秘密は迫力
- 【シン・ゴジラのネタバレラスト尻尾から出たものの意味】ゴジラは何者?
- 【シン・ゴジラのネタバレラスト尻尾から出たものの意味】シンの意味とは
- 【シン・ゴジラのネタバレラスト尻尾から出たものの意味】巨神兵説
- 【シン・ゴジラのネタバレラスト尻尾から出たものの意味】巨神兵とは
- 【シン・ゴジラのネタバレラスト尻尾から出たものの意味】ゴジラと巨神兵の繋がり:1
- 【シン・ゴジラのネタバレラスト尻尾から出たものの意味】ゴジラと巨神兵の繋がり:2
- 【シン・ゴジラのネタバレラスト尻尾から出たものの意味】ゴジラと巨神兵の繋がりまとめ
- 【シン・ゴジラのネタバレラスト尻尾から出たものの意味】巨神兵否定説
- 【シン・ゴジラのネタバレラスト尻尾から出たものの意味】ゴジラの形態変化
- 【シン・ゴジラのネタバレラスト尻尾から出たものの意味】牧教授がゴジラ?
- 邦画ネタバレシン・ゴジラの意味深な尻尾のラストシーンの面白さ
シン・ゴジラとは
邦画シン・ゴジラとは2016年7月29日に公開された、東宝による第29作目のゴジラシリーズです。邦画シン・ゴジラの脚本と監督を務めたのは「新世紀エヴァンゲリオン」で有名な庵野秀明監督でした。ゴジラシリーズが最後に発表されたのが2004年の「ゴジラFINAL WARS」なので、シン・ゴジラは約12年ぶりのゴジラ作品となります。
邦画シン・ゴジラが発表された時につけられたキャッチコピーが「現実(日本)対虚構(ゴジラ)」。邦画シン・ゴジラのキャッチコピーで書かれているように日本にゴジラが上陸し、人間とゴジラが戦うリアルな作風がウリの邦画となっています。
ところで邦画シン・ゴジラのラストシーンで、シン・ゴジラの尻尾から不可解なものが出てきます。シン・ゴジラの尻尾から出てくるものは人間だという噂がありますが本当なのでしょうか?ここではシン・ゴジラのラストで尻尾から出てくる存在にどんな意味があるのかという事を徹底解説していきます。
【シン・ゴジラのネタバレラスト尻尾から出たものの意味】あらすじ
ここでは邦画シン・ゴジラのラストシーン尻尾から出たものの意味を見る前に、物語のネタバレあらすじを解説していきます。シン・ゴジラの舞台は現代の東京です。11月3日に東京都心近くで事件が起こります。一つ目は東京湾アクアラインのトンネルが崩れ去る事件。もう一つが東京湾羽田沖から水蒸気が噴出する事件でした。
邦画シン・ゴジラで内閣官房長官の長谷川博己さん演じる矢口蘭堂は大きな謎の生命体と遭遇しました。ネタバレでこの生物がシン・ゴジラなのですが、矢口蘭堂がこのことを周りの人に伝えても、誰も信じてくれませんでした。
しかしシン・ゴジラの尻尾が発見されると矢口蘭堂の言葉が真実だと分かります。まもなくシン・ゴジラは多摩川から蓮田に移動すると東京に上陸して人々を襲います。シン・ゴジラのあまりの破壊力に東京都民は2時間足らずで死者や行方不明者が100人以上続出するという自体を迎えました。
ネタバレ邦画のシン・ゴジラが歩いた後には放射能が発生しました。東京都を襲うこの生物は、放射能によって肥大化したゴジラだという事が判明します。シン・ゴジラは東京を越えると横浜、鎌倉にも魔の手を伸ばします。恐るべき力を持つシン・ゴジラと日本国民との戦いがここに始まったのです。
【シン・ゴジラのネタバレラスト尻尾から出たものの意味】東日本大震災の影響
邦画シン・ゴジラはなんと東日本大震災の影響が感じられる作りになっているといいます。日本は地震の起きやすい国であり、自然災害による大きな被害も数多く起こっています。シン・ゴジラの内容をネタバレで見てみると、シン・ゴジラ自体が東日本大震災を象徴していると見る人もいるようです。
シン・ゴジラが東日本大震災を象徴する理由は、シン・ゴジラが歩いた後に放射能が発生していることを見れば分かります。またシン・ゴジラのネタバレで、日本政府の謎の生命体に対する対応の仕方が東日本大震災の時と似ているという点もあります。
邦画シン・ゴジラを制作したスタッフは東日本大震災の時に幹事長を務めていた枝野幸男さんにインタビューを行った上で物語を作られたようです。シン・ゴジラの内容を見ていると東日本大震災の影響が感じられるのは、ここに原因があったようです。
【シン・ゴジラのネタバレラスト尻尾から出たものの意味】面白さの秘密は迫力
邦画シン・ゴジラの面白さの秘密に圧倒的な迫力があります。ここではシン・ゴジラが人々を魅了する迫力の秘密について解説していきます。シン・ゴジラには以下のようなリアリティのある演出がされています。
【ネタバレシン・ゴジラが面白い理由】パニックした民衆のリアルな演出
邦画シン・ゴジラは迫力のある映像が魅力ですが、とくにシン・ゴジラが登場後の人間たちがパニックになる演出が優れています。シン・ゴジラではテレビやインターネットを用いることで、本当にシン・ゴジラが暴れているような映像を作り出しました。
まるでニュースで実況されているかのような迫力が邦画シン・ゴジラにはあります。現代の人間は世の中で災害や事件が起こると、インターネットやテレビで情報を取り入れます。現実の人間がしている事をシン・ゴジラは邦画の中で用いているので、迫力が出るのでしょう。
【ネタバレシン・ゴジラが面白い理由】政府機構の迫力
邦画シン・ゴジラの魅力として、災害時の政治家や官僚会議の様子、自衛隊の演出に迫力があります。何か災害が起こればテレビ、インターネットの他に政府がどう行動をとるかは注目されます。シン・ゴジラではここでもリアルさを大切にしており、まるで本当に災害が起こったかのような政府の人間たちの対応や自衛隊の出動を作っています。
例えば自衛隊の戦闘機や戦車がシン・ゴジラと戦う時も、作り事には見えないリアリティが感じられます。邦画シン・ゴジラを特徴付ける迫力は庵野秀明監督の賜物といえるでしょう。
【ネタバレシン・ゴジラが面白い理由】街を破壊されパニックになる人間
ネタバレで邦画シン・ゴジラの面白さとしてシン・ゴジラが東京に上陸後、建物などを破壊していく演出がリアルな点が挙げられます。シン・ゴジラは冒頭に東京湾のアクアライントンネルに出現後、羽田沖、多摩川河口、旭橋という流れで進んでいき、容赦なく破壊していくネタバレな内容となっています。
シン・ゴジラが蓮田駅に到着すると、商店街を攻撃し、品川神社から北品川駅へと歩みを進めていきます。東京都民はシン・ゴジラの恐るべき力に恐怖し、パニックになる人間の姿がリアルに演出されています。
現代の人間が日常生活の中で活用する身近な場所がシン・ゴジラに襲われ、もろくも崩れ去る映像は迫力と恐怖を持って迫ってきます。このようなシン・ゴジラが人間の住む街を崩壊しつくす描写もシン・ゴジラを決定付ける魅力です。
【ネタバレシン・ゴジラが面白い理由】尻尾の意味深なラスト
ネタバレ邦画シン・ゴジラは物語ラストで意味深な終わり方をします。シン・ゴジラでは東京都民や政治家、総理大臣など多くの人間が亡くなっていきます。東京を破壊するシン・ゴジラに対して海外からも兵隊が派遣されて、日本と手を組んでシン・ゴジラ打倒にかかります。
ネタバレ邦画シン・ゴジラのラストは、ゴジラが通ったあとに出来る放射能と崩壊した街が東日本大震災を思わせるようなリアリティで描かれます。シン・ゴジラはラストシーンで尻尾から意味深な何かが現れました。邦画シン・ゴジラの中で尻尾から出てきた意味深なものの正体を示すことはありませんでした。
シン・ゴジラの魅力は尻尾から出てきたものの意味を語らず、人間たちに不安を与えたままラストを迎える所にあります。シン・ゴジラの尻尾から出るものにどんな意味があるのか?それを視聴者に考えさせるように演出されている所がシン・ゴジララストシーンの魅力だと言えるのです。
【シン・ゴジラのネタバレラスト尻尾から出たものの意味】ゴジラは何者?
邦画シン・ゴジラで、突如出現したゴジラが何者なのか?ということを助けに来た米軍が語るシーンがあります。ゴジラとは太古より東京湾の深くに生息しており、核による放射能が原因で成長した生き物だと米軍は教えてくれます。
ネタバレ邦画シン・ゴジラではアメリカから戻ってきたゴジラに詳しい学者牧教授の行方が分からなくなります。牧教授からゴジラの詳しい情報を聞きだせないまま、東京はシン・ゴジラに襲われてしまうのです。ではシン・ゴジラの正体とは何なのでしょうか?様々な意見がありますが、2011年に日本の東北地方に起きた東日本大震災を象徴しているとされています。
東日本大震災では巨大な津波や地震が日本を襲いましたが、シン・ゴジラはこれら自然災害の象徴として作られているという噂があるのです。他にも太平洋戦争で命を落とした人間の怨念が「呉爾羅(ごじら)」を誕生させたという説もあるようです。邦画シン・ゴジラで東京を襲った生物は日本で起きた災害を背景に感じさせる作品となっています。
【シン・ゴジラのネタバレラスト尻尾から出たものの意味】シンの意味とは
邦画シン・ゴジラのタイトルにある「シン」とは一体何を意味しているのでしょうか?シン・ゴジラの題名をつけたのは監督である庵野秀明さんです。邦画シン・ゴジラの「シン」とは神様の「神」、「真」、「新」など色々な意味を含めてカタカナで表現したと言われています。シン・ゴジラの監督庵野秀明さんは、ゴジラに対して「完全生物」という意味を込めて「シン・ゴジラ」と命名されたようです。
【シン・ゴジラのネタバレラスト尻尾から出たものの意味】巨神兵説
ここから邦画シン・ゴジラのラストシーンで尻尾から出てきた意味深な物体について考察していきます。ラストでシン・ゴジラの尻尾から出てきた意味深なものの解釈に、ゴジラがやがて巨神兵になる可能性が指摘されています。またシン・ゴジラが巨神兵を生み出す元になるのでは?という噂もあるようです。
【シン・ゴジラのネタバレラスト尻尾から出たものの意味】巨神兵とは
邦画シン・ゴジラのラストシーンで尻尾から出てくるものの意味として有力な巨神兵とは何者でしょうか?巨神兵(きょしんへい)とは「風の谷のナウシカ」(漫画とアニメ含む)と「巨神兵東京に現わる」に出てくる、大きくて人間の形をした生物兵器の事を指します。巨神兵は「調停と裁定の神」とも呼ばれ、旧世界の人間が世界を立て直すために創造した兵器です。
巨神兵の目からは「プロトンビーム」が発射され、その威力は核兵器に肩を並べるほどです。巨神兵はプロトンビームを放つ事で人間の住む世界を軽々と破滅させることが出来ます。巨神兵が「風の谷のナウシカ」に登場した時は、汚れた古い世界をたった7日で滅亡させました。「巨神兵東京に現る」の巨神兵が現れた舞台は現代の東京です。「巨神兵東京に現る」に登場する巨神兵は現代文明の世界をも7日で滅亡させてしまいます。
【シン・ゴジラのネタバレラスト尻尾から出たものの意味】ゴジラと巨神兵の繋がり:1
ここでは邦画シン・ゴジラの尻尾から出てきた意味深な物体がどうして巨神兵と繋がるのかということについて見ていきます。邦画シン・ゴジラと巨神兵の関係には以下のような繋がりがあったのです。
【シン・ゴジラのネタバレラスト尻尾から出たものの意味】製作した監督が一緒
シン・ゴジラを制作した監督と、巨神兵をスピンオフ作品として生み出した「巨神兵東京に現わる」という特撮作品は、同じ庵野秀明監督が製作しています。それのみでなく庵野秀明監督は「風の谷のナウシカ」で巨神兵が暴れるシーンの制作に関わっていました。
庵野秀明監督は巨神兵に関する作品を作っていたので、同じ監督が製作したシン・ゴジラも巨神兵の要素を使っている可能性が高いと言えるのです。
【シン・ゴジラのネタバレラスト尻尾から出たものの意味】ゴジラの熱線が一緒
邦画シン・ゴジラと巨神兵のつながりの根拠として、シン・ゴジラが吐く熱線と巨神兵が放つ「プロトンビーム」の外見が似ていることが挙げられます。シン・ゴジラの熱線も巨神兵の「プロトンビーム」も同じように細長い形状で、攻撃するものを溶かして爆破します。
またシン・ゴジラの熱線と巨神兵の「プロトンビーム」はエネルギーの源が放射能にあることも一緒です。
【シン・ゴジラのネタバレラスト尻尾から出たものの意味】放射能
シン・ゴジラと巨神兵の共通点にどちらも歩いた後に放射能が発生することが挙げられます。シン・ゴジラが東京に出現した時、ゴジラの後には放射能が出ていました。同じように巨神兵の歩いた後にも放射能がある事から、シン・ゴジラと巨神兵のつながりを感じさせるものとなっています。
【シン・ゴジラのネタバレラスト尻尾から出たものの意味】手が人間に似ている
邦画シン・ゴジラの手をよく見てみると、人間の手に似ていることが分かります。シン・ゴジラ以前のゴジラはもっと太くて大きな手をしていました。しかしシン・ゴジラの手は小さくて、人間や巨神兵の手に似ているのです。手の形状が似ていることもシン・ゴジラと巨神兵の共通点です。
【シン・ゴジラのネタバレラスト尻尾から出たものの意味】ゴジラと巨神兵の繋がり:2
【シン・ゴジラのネタバレラスト尻尾から出たものの意味】体質が似ている
シン・ゴジラと巨神兵の共通点に皮膚組織が似ていることが挙げられます。邦画シン・ゴジラの体は皮膚組織はあっても非常に薄くなっています。シン・ゴジラの体はそれ以前のゴジラ以上に筋肉が増えているという特徴があります。一方巨神兵には皮膚がありません。巨神兵の体は全て筋肉で作られており、この点でもシン・ゴジラと似ています。
【シン・ゴジラのネタバレラスト尻尾から出たものの意味】テーマが似ている
邦画シン・ゴジラと巨神兵は作品のテーマが似ています。巨神兵は人間によって生み出された生物兵器であり、滅亡の神でもあります。一方シン・ゴジラも人間によって生み出されました。人間が核兵器を使ったことにより誕生したシン・ゴジラ。シン・ゴジラと巨神兵は人間が生み出したものという点で共通しています。
【シン・ゴジラのネタバレラスト尻尾から出たものの意味】神に近い生命体
シン・ゴジラは神に近い生物だという見方が出来る点で、巨神兵に似ています。なぜならシン・ゴジラは不死であり、人間の思いも及ばない力を秘めているからです。巨神兵も名前に「神」とあるように、人間離れした能力を持つ存在です。両者は神に近い存在だという点でも共通しています。
【シン・ゴジラのネタバレラスト尻尾から出たものの意味】意味深なラスト
邦画シン・ゴジラのラストシーンで尻尾から不可解なものが現れましたが、尻尾から出た意味深なものの外観が巨神兵に酷似しているという説があります。シン・ゴジラ本編で尻尾から出たものの謎は明かされませんでしたが、意味深な物体が巨神兵に似ており、シン・ゴジラと巨神兵のつながりを感じさせます。
【シン・ゴジラのネタバレラスト尻尾から出たものの意味】ゴジラと巨神兵の繋がりまとめ
ここまでシン・ゴジラネタバレでゴジラと巨神兵の共通点を見てきましたが、まとめてみると以下のような説が浮上してきます。シン・ゴジラのラストシーンで尻尾から登場した人間のようなゴジラが、巨神兵になる可能性があること。また、シン・ゴジララストシーンの尻尾から出てきたものが巨神兵であり、巨神兵がたくさん地上に出てきてしまうのではないかと言う事です。
他にも日本や行方不明になった教授によってシン・ゴジラが作られて、やがて巨神兵のような存在にしようとしていたという説もあります。シン・ゴジラはラストシーンの尻尾から出てくる意味深な存在により、視聴者に何らかのメッセージを残しているのかもしれません。
【シン・ゴジラのネタバレラスト尻尾から出たものの意味】巨神兵否定説
ここではシン・ゴジララストシーンで尻尾から登場した意味深な存在が巨神兵ではないという意見について取り上げていきます。巨神兵否定説の有力な証拠は、シン・ゴジラと巨神兵を作った会社が違う事が挙げられます。シン・ゴジラを制作したのは東宝です。一方巨神兵を生み出したのはスタジオジブリと、両者の製作会社はまるで違います。
シン・ゴジラと巨神兵を作った両会社がお互いにとって人気作品となるものを融合させる意図が分からないという説です。またシン・ゴジラと巨神兵の熱心なファンからすれば、両作品を混ぜ合わせることは反対の人が多いこともうかがえます。
シン・ゴジラと巨神兵が別々の存在であり、共演するならまだあり得るでしょう。両会社にとって売り上げの的となる人気作品のキャラクターを合体させる意義が分からないため、シン・ゴジラ=巨神兵説は否定する意見があるのです。
シン・ゴジラの尻尾から出てきた意味深な存在が巨神兵である事を否定するもう一つの説があります。それはシン・ゴジラと巨神兵両作品に時間的な食い違いがあるという事です。「巨神兵東京に現わる」はシン・ゴジラよりも年代が少し後だと言われています。このためシン・ゴジラの尻尾からは巨神兵は現れない証拠となっています。
【シン・ゴジラのネタバレラスト尻尾から出たものの意味】ゴジラの形態変化
ここでは邦画シン・ゴジラのラストシーンで登場した尻尾の意味深な存在をどう解釈するのかについて解説していきます。ゴジララストシーンの意味につながるのが、ゴジラの形態変化です。シン・ゴジラは5つの形態に変化する事が出来るのです。どうしてシン・ゴジラのラストシーンの意味がゴジラの形態変化と繋がるのかという理由について解説していきます。
【邦画シン・ゴジラの尻尾によるラストシーンの意味とは】血液が固まるゴジラ
シン・ゴジラは体の中を流れる血流のおかげで炉心の高温を和らげています。しかしシン・ゴジラの血流が凝固剤によって固化してしまいます。このためシン・ゴジラは体の中にある炉心の温度を下げることが出来ず、溶炉に異常が発生してしまいます。
【邦画シン・ゴジラの尻尾によるラストシーンの意味とは】ゴジラが凍る
邦画シン・ゴジラで溶炉に異常をきたしたゴジラはそのままでいればメルトダウンにより炉心が溶けてしまうピンチを迎えました。そのためシン・ゴジラは自分の力で炉心の動きを止めてしまいます。シン・ゴジラのこの行為は原子力発電所に似ています。しかしシン・ゴジラは自らの炉心を止めてしまったために、体全体が凍ってしまいました。
【邦画シン・ゴジラの尻尾によるラストシーンの意味とは】ゴジラの体が変化する
邦画ネタバレシン・ゴジラで、ゴジラは体が凍ってしまい、身動きが出来なくなってしまいました。その時にシン・ゴジラが行ったことが体の形態変化でした。シン・ゴジラは体の作りを変化させる事で凍結を解除して、生存する事が出来たのです。これによりシン・ゴジラは体内に小さく分化されたゴジラを発生させました。
体内で小さく別れたゴジラを第5形態と呼びます。邦画シン・ゴジラのラストシーンで尻尾から出てきたのが細かく分化された第5形態のゴジラだという説があるのです。
【シン・ゴジラのネタバレラスト尻尾から出たものの意味】牧教授がゴジラ?
邦画シン・ゴジラの正体が牧教授だという説があります。牧教授とはゴジラの事に詳しい教授であり、政府に対して憎しみがあります。なぜなら日本政府は、牧教授の家族が放射能にやられた時、手を打ってくれなかったからです。またシン・ゴジラの物語初めで、牧教授が乗っていたと思われるクルーザーが放置されていました。
邦画シン・ゴジラが登場した場所がなんと牧教授のクルーザーが浮かんでいた場所なのです。これは牧教授とシン・ゴジラとの関係性を匂わせる展開です。他にもシン・ゴジラ本編で牧教授の人生や家族について取り上げられた際、そのすぐ後にシン・ゴジラの尻尾が意味深く登場します。これも牧教授がシン・ゴジラの正体という説を感じさせます。
また邦画シン・ゴジラで牧教授の「好きなようにした」という言葉が印象深く演出されています。これらを総合するとシン・ゴジラは牧教授であり、ラストで尻尾から出てきた意味深な存在こそ牧教授の姿という見方も考えられます。シン・ゴジラは幾重にも意味深な要素を物語に秘めているのかもしれません。
邦画ネタバレシン・ゴジラの意味深な尻尾のラストシーンの面白さ
いかがでしたでしょうか?邦画シン・ゴジラではラストシーンで尻尾から意味深な存在が出てきました。シン・ゴジラの尻尾から登場した意味深な存在の答えは出ていませんが、その意味を考察する事で色々な隠された監督のメッセージが読み取れそうです。
邦画シン・ゴジラのラストシーンが本当は何を意味するのか?その答えを探すために何度でもシン・ゴジラを見るのも面白いかもしれません。