ジグソウ:ソウ・レガシーのネタバレあらすじと評価は?ラストの結末がすごい?

前作の完結から7年ぶりとなる続編『ジグソウ:ソウ・レガシー』のあらすじを紹介。身の毛もよだつ残虐な演出と過去作品を見直したくなる張り巡らされた伏線が魅力のソウシリーズ。そんな旧シリーズの流れをくむ新シリーズ1作目『ジグソウ:ソウ・レガシー』のキャスト紹介や物語の結末のネタバレと解説、作品を視聴した方々の反応や評価など『ジグソウ:ソウ・レガシー』についての情報を掲載しています。

ジグソウ:ソウ・レガシーのネタバレあらすじと評価は?ラストの結末がすごい?のイメージ

目次

  1. ジグソウ:ソウ・レガシーのあらすじと評価をネタバレ解説!結末も紹介!
  2. ソウシリーズとは?
  3. ジグソウ:ソウ・レガシーのメインキャストを紹介!
  4. ジグソウ:ソウ・レガシーのあらすじをネタバレ解説!
  5. ジグソウ:ソウ・レガシーの結末をネタバレ解説!
  6. ジグソウ:ソウ・レガシーを見た人の感想・評価を紹介!
  7. ジグソウ:ソウ・レガシーのあらすじと評価まとめ!

ジグソウ:ソウ・レガシーのあらすじと評価をネタバレ解説!結末も紹介!

サイコスリラーの傑作「ソウ」の最新作である『ジグソウ:ソウ・レガシー』は、前作のファイナルで今後続編は作らないと言われていただけに今作が発表されたときは多くのファンを驚かせました。この記事では現時点(2018年9月)で最新作の『ジグソウ:ソウ・レガシー』のネタバレを含むあらすじを紹介してるほか、作品の良し悪しについての感想や評価も掲載しています。

ソウシリーズとは?

2004年に公開されたジェームズ・ワン監督によるサイコスリラー映画。予測不能のストーリー展開とグロテスクな演出が多くの観客を魅了し、低予算ながら大ヒット。これまでに旧シリーズ7作品が公開し、最後の「ザ・ファイナル」をもって一度は完結。2017年に7年ぶりの新作となる新シリーズ『ジグソウ:ソウ・レガシー』が公開されました。

ある理由で建物に閉じ込められた被害者同士による自分や他人を犠牲にした脱出劇と、猟奇的殺人鬼ジグソウが仕組んだ事件の真相を解明すべく奮闘する警察サイドを軸に各シリーズが展開します。様々な器具を使用した目も当てられないグロテスクな演出と作品を重ねるごとに過去作品のあっと驚くような伏線(後付)が明らかになるのもソウシリーズの魅力です。

各作品のあらすじをかいつまんで紹介します(ネタバレあり)。1作目のターゲットは医師のゴードンと探偵のアダム。二人は協力して犯人の男を殺害し、足を切断して足かせを外していたゴードンは、助けを呼ぶため部屋を脱出。部屋に残ったアダムが調べていると、犯人だと思われた男は被害者で、中央の死体(偽装)が、ジグソウことゴードンに余命宣告を言い渡されていた患者ジョン・クレイマーだったことが明らかになります。

2作目。でっち上げで逮捕した経験を持つ7人の男女と自分の息子がゲームの参加者になってしまった刑事のエリック。2時間待てば無事に返すと言われていたものの、息子のことで焦ってたエリックはジョンに暴行して吐かせようとしました。しかし、過去にゲームから生存し(1作目で事情聴取されてる)、今回の参加者でもあったアマンダによってエリックは拉致されます。彼女はジグソウに魅了され弟子入りした協力者でした。

3作目。エリックはアマンダのゲームを攻略するも消息不明に。その頃、ジグソウ事件担当のケリーは、ジグソウとは別の協力者がいることに気づきホフマン刑事に話すも、ケリーは豚マスクに拉致されて死亡します。余命が僅かのジョンは、アマンダに女医のリンを拉致させて、延命させることを頼んで自分の心拍数と連動した爆弾をリンに装着させました。

娘を人質に取られた参加者ジェフのゲームが開始。息子の交通事故死に関係した人物を助けて(結局は死亡)攻略してた頃、リンはジョンの手術が成功するも、嫉妬した(この時点での理由)アマンダによって射殺され、その現場を目撃したジェフ(リンとは元夫婦関係)によってアマンダは射殺されました、最後ジェフはジョンを殺害してリンの頭部は爆弾によって爆発します(ジェフは「SAWⅣ」で犯人と勘違いされ射殺)。

4作目。ジョンの元妻ジルが薬物患者の強盗によって流産し、それが原因でジョンが変貌したことが明らかになります。今回の参加者SWATのリッグは、エリックとホフマン両刑事の命を救うためゲームを攻略するもエリックは頭部を潰されて死亡、ホフマンも感電死しました。リッグは現場にいたアート弁護士を犯人だと思い込んで射殺するのですが、死んだと思われたホフマンが本当の協力者で、リッグは殺されてしまいます。

5作目。少し時間をさかのぼり、ジョンたちの遺体を見つけたFBI捜査官ストラムは部屋の奥で豚マスク(ホフマン)に拉致されるもゲームを無事攻略してジェフの娘を救出。その後、ホフマンが怪しいと睨んだストラムは独自に捜査を始めます。ホフマンの策によってストラムは犯人に仕立てられ指名手配されるなか、場所を割り出し建物内にいたホフマンの元へとたどり着くも、ホフマンの罠によりストラムは死亡してしまいます。

6作目。その後ホフマンは真犯人(自分)にたどり着いたFBI捜査官ペレーズとエリクソンを殺害して証拠も隠滅します。ジルはジョンが残した手紙を読み、アマンダが流産した事件に関係してたこと、リンを殺害するよう仕向けてたことを知ります(ジェフに射殺されるのも計算済み)。その後ジルはホフマンを気絶させて拘束しますが、ホフマンは口元を裂いて負傷しながらも拘束を解除したのでした。

7作目。身の危険を感じたジルは、ギブソン刑事に保護を頼みます。ジルと相棒を警察署に残し、ギブソンは不審な死体が見つかった建物を捜査するも、ホフマンの罠によりギブソンたち刑事全員死亡。死体安置所に運ばれた死体に紛れていたホフマンは警察署内の人間を殺害し、連れ去ったジルを拘束器具を取り付け死亡させました。しかし、ホフマン自身が豚マスクに拉致され、1作目と同じ場所(浴室)へと拘束されます。

ホフマンをさらったのは1作目の被験者ゴードン医師。1作目のゲーム攻略後、ジョンから真意を聞き共感したゴードンは、ジョンの真の協力者として秘密裏に活動していました。そしてジョンの遺言(ジルに残した箱の中身の1つ)で、ジルの身に何か起きた場合は代わりに復讐してほしいと頼まれていたゴードンは、ホフマンにゲームオーバーを告げて物語は完結したのでした。

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ジグソウ:ソウ・レガシーのメインキャストを紹介!

マット・パスモア/ローガン検視官

1973年生まれのオーストラリア出身。2001年に国立演劇学校を卒業後、翌年に子供向け番組でデビュー。2005年に公開のコメディアクション映画『マスク2』で映画初出演し(ちょい役)、2010年から放送開始した海外ドラマ『ザ・グレイズ~フロリダ殺人事件簿』で主役のジム・ロングワースを演じてブレイクを果たします。

カラム・キース・レニー/ハロラン刑事

1960年生まれのイギリス出身。25歳のときに演劇を学び舞台役者としてデビューし、1993年に『Purple Toast』で映画初出演。カナダのアカデミー賞「ジニー賞」で、1998年公開の『Last Night』、2007年公開の『Normal』で受賞を獲得。主演を務めた海外ドラマ『シャッタード多重人格捜査官』では、ジェミニ賞(ジニー賞のドラマ版)も受賞しています。

クレ・ベネット/キース刑事

1971年生まれのカナダ出身。1990年から俳優活動を開始します。主な出演作には、海外ドラマ『ARROW/アロー』、『シャッタード多重人格捜査官』、『HOMELAND』シーズン7。映画では2000年公開の犯罪アクション映画『ワイルド・チェイス』、2002年公開の犯罪アクション映画『スティール』など。

ハンナ・エミリー・アンダーソン/エレノア検視官助手

カナダ出身。2010年代からドラマなどで活躍しており、主なドラマ・映画出演には、実際の事件を題材にしたテレビ映画『MONSTER モンスター』、ドラマ『Shoot the Messenger』のほか、自身で脚本・監督も行った短編映画『Come Back』など。

ローラ・ヴァンダーヴォート/被験者アナ

1984年生まれのカナダ出身。1997年に出演した子供向けテレビドラマ『ミステリー・グースバンプス』でデビュー。主な出演作に2016年公開のサスペンス映画『絶対能力 FBIサイコメトラー捜査官』、2009年公開のアクション映画『スティーヴ・オースティン ザ・ダメージ』、2012年公開した大ヒットコメディ映画『テッド』ではターニャ役(ちょい役)で出演しています。

マンデラ・ヴァン・ピーブルズ/被験者ミッチ

1994年生まれのアメリカ出身。祖父は映画監督メルヴィン・ヴァン・ピーブルズ、父親は俳優マリオ・ヴァン・ピーブルズ、弟妹も俳優業を行っている芸能一家(マンデラの母親は離婚したリサ・ビテロ)。マンデラの主な出演作に、2016年公開の戦争アクション映画『パシフィック・ウォー 』、70年代放送のドラマをリメイクした2016年公開の映画『Roots』など。
 

ポール・ブラウンスタイン/被験者ライアン

1990年後半からカナダを中心に活躍している俳優。出演作には、2002年公開のジャッキー・チェン主演のアクション映画『タキシード』、2011年公開のSFホラー『遊星からの物体X ファーストコンタクト』、2012年公開のコメディホラー『eddie the sleepwalking cannibal』など。

ブリタニー・アレン/被験者カーリー

1986年生まれのカナダ出身。1990年代後半からテレビドラマを中心に活躍しており、映画出演作には、2014年に公開されたホラー映画『エクストラ テレストリアル』、2012年公開のホラー映画『Dead Before Dawn 3D』、主演作に2018年公開のスリラー映画『What Keeps You Alive』など。

ジョサイア・ブラック/エドガー容疑者

タイ出身のカナダ育ち。ロックグループでギタリスト兼ボーカルとして活動しており、2010年代から俳優として活動。出演作には、2016年公開のコメディ映画『ヘイル、シーザー』、2016年公開のSF映画『ウィンター・ドリーム 氷の黙示録』など。2016年公開のコメディ映画『キンダガートン・コップ2』など。

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ジグソウ:ソウ・レガシーのあらすじをネタバレ解説!

ジグソウ:ソウ・レガシーのあらすじをネタバレ「ジグソウの意思を受け継ぐ新たなデスゲーム」

警察とカーチェイスを繰り広げ、ある建物の敷地へと逃げ込んだ犯罪者のエドガー。ハロラン刑事、キース刑事ら警察は、謎のリモコンを持って狂乱状態だったエドガーを説得するも、警告を聞かずにスイッチを押したため警察はやむを得ず発砲、銃弾は胸へと命中してエドガーは瀕死の重体を負います。しかし、ハロラン刑事は胸を狙えと指示しておらず、エドガーは意識を失う前に「ゲームは始まった」と謎の言葉を発してました。

その頃、エドガーのスイッチと同時にカウントダウンが開始。仕掛けで目を覚ましました4人の男女の首元は鎖で繋がれ、目元部分をくり抜いたバケツを被った状態だったためパニックに陥ります。すると突然ジグソウ(ジョン・クレイマー)の声が聞こえ、「ゲームをしよう、罪を告白しろ、まず血を流すのだ、最悪な結果になるかはお前たち次第だ」と死んだはずのジョンの音声。そして円状の電動ノコギリが作動して鎖が巻かれ始めます。

ノコギリが刻一刻と迫るなか、アナがメッセージの意味に気づきます。自分の身体の一部をノコギリで傷つけさせて血を流すとノコギリは停止し、バケツのロックも解除されました。ほかの3人も同じ方法でノコギリを停止させますが、なぜか一人だけ直前まで寝ていた男性は状況が理解できないままノコギリの餌食になり死亡。無事攻略できた4人は次のゲームが待つ部屋へと移動させられるのでした。

ジグソウ:ソウ・レガシーのあらすじをネタバレ「3ドル53セント」

【警察サイド】公園ではバケツを被った首吊り遺体が発見され、検視を行うローガン検視官と助手エレノア。無残に裂けた頭部、ジグソーパズルの形に切り取られた皮膚など、かのジグソウ事件を思わせる犯行。体内に埋め込まれていたUSBメモリーをハロラン刑事らがパソコンで起動します。すると「ゲームは始まった。4人の罪人が犯した罪が償われるまで終わらない」と、死んだはずのジョンの音声データが流れて驚く一同。

【被験者サイド】農場の納屋へと移動させられた4人の男女の前に現れるジグソウ人形。再び鎖が巻き始め焦るなか、ミッチがジグソウ人形のテープレコーダーを剥ぎ取って鎖は停止しました。テープには、バッグのひったくりで女性を死なせた者への告白を要求する内容で、この罪を犯したものに毒を盛ったと、ライアンの目の前に酸・解毒剤・食塩水が入った3本の注射が降りてきます。

カーリーには心当たりがありました。カーリーは、過去にひったくりで喘息持ちの女性からバッグを盗んでおり、その中には呼吸器とお金「3ドル53セント」が入っていました。カーリーが「3ドル53セント」と呟くも、様子のおかしかったカーリーにライアンが3本全て刺して鎖の首輪が解除されます。しかし、酸も注入されたカーリーは顔面が溶けて死亡。解毒剤の入った注射器のラベルには「3.53」と書かれていたのでした。

ジグソウ:ソウ・レガシーのあらすじをネタバレ「自分の命と他人の命」

【被験者サイド】空の注射器に書かれた数字に気づき、ダイヤル式の扉を解錠して次へと移動する一同。ライアンが「出口ではない」と表記された扉の前に立つと仕掛けが作動して右足がワイヤーで巻きつけられます。ミッチたちが見つけたレコーダーには、「足元のレバーを引けば自由になれる」しかし、レバーを引くとライアンの足が切断される仕掛けでした。アナたちがほかに方法がないか探しているとサイロの中でリモコン見つけます。

引っ張ると仕掛けが作動して穀物が降り注いできました。「他人の命より自分の命を優先した。本性と向き合え、真実からは逃れられない。レバーを引けば二人は助けられる」と語りかけるビリー人形。ミッチたちは穀物に埋もれ、更に刃物(農機具)が降り注いできます。二人の悲鳴にライアンはレバーを引いて二人の仕掛けは停止しますが、ライアンの右足は切断されて断末魔が響き渡ります。

ジグソウ:ソウ・レガシーのあらすじをネタバレ「容疑者エレノア」

【警察サイド】検死の結果、バケツを被ってた遺体はギャンブル依存症の犯罪者マルコム。遺体からはオーエスキー病(家畜の感染病)の病原菌も検出されます。すると新たに顔が溶けた女性の遺体の通報があり、ジグソウの再来に興奮するエレノア。ローガンは自身の軍事経験(退役軍人)から、死因はフッ化水素酸によるものと断定します。その頃、ハロラン刑事は熱狂的なジグソウファンであるエレノアを疑い始めるのでした。

遺体に付着していたジョンの血液。エレノアとローガンのアリバイ聴取を行ったハロラン刑事らは、エレノアをGPSで追跡して尾行します。その頃、バーで飲んでいたエレノアとローガンは、ローガンに「警察に自宅にいたと嘘のアリバイを答えた」と言い、「スタジオ」に招待します。そこはジグソウの拷問器具を再現した部屋で、彼女はジグソウに心酔しきっていました。尾行していたキース刑事は証拠として現場を撮影します。

ジグソウ:ソウ・レガシーのあらすじをネタバレ「ブレーキ」

【被験者サイド】負傷したライアンの右足を止血したアナ。ミッチは印の付けられたクラシックカーの仕掛けで足に紐が絡まり宙吊り状態になります。ミッチが犯した罪は「ジョンの甥にブレーキの欠陥を隠して600ドルでバイクを売った」こと。ジョンの甥は欠陥のせいで事故死しています。仕掛けと同時に再生されたテープには「ブレーキは間違いなく利く。安心してレバーを引けばいい。」というメッセージが入っていました。

ミッチの下には螺旋状の粉砕機があり必死に謝るミッチ。側には吊るされたバイクがあったのでブレーキをかければ止まると思ったアナが必死にブレーキをかけますが、落下が止まることなくミッチは粉砕機によって全身引き裂かれてしまいます(ミッチの罪「ブレーキの欠陥」が止まらなかった理由)。

ジグソウ:ソウ・レガシーのあらすじをネタバレ「ハロラン刑事への疑惑」

【警察サイド】警察は世間のジョン・クレイマー復活の話題を払拭するためジョンの墓を掘り起こすことを決めたその矢先、治療中のエドガーが連れ去られたとの報告。キース刑事らが予定通りジョンの墓を掘り起こすと、ジョンではなく連れ去られたはずのエドガーの遺体が入ってました。頬には例のジグソーパズルの形の傷、ジョン復活の話題が加熱するなか、ハロラン刑事はエレノアの令状許可を発行させ、スタジオへと向かいます。

キース刑事らがスタジオを捜索していると、全身引き裂かれた遺体が落下します。ローガンも共犯者だと思って彼の自宅へと向かったキース刑事。しかし、ローガンは「ハロランこそ怪しい」と答えます。実はキース刑事は内務捜査官で、いい加減な捜査をして問題の多いハロラン刑事を調査するのが目的で部下を演じていました。しかも見つかった遺体は全てハロラン担当の犯罪者だったこともあり、キース刑事は悩みます。

ジグソウ:ソウ・レガシーのあらすじをネタバレ「ジグソウの後継者」

【警察サイド】エドガーから摘出した銃弾の線条痕がハロランと一致。キース刑事はハロランの自宅を家宅捜索します。エレノアも病原菌からゲームの開催場所を突き止め、ローガンとエレノアはジョンの元妻ジルの親戚の農場へと向かったのですが、ハロラン刑事に尾行されていました。その頃、家宅捜索していたキース刑事は、冷蔵庫に保存されていたジグソーパズル型の皮膚を見つけたことでハロランが犯人だと確証を得ます。

これまで行われていたゲームの部屋を捜索するローガンたち。本物のジグソウゲームに興奮し、スタジオにあったのと同じ拷問器具があったことや、「後継者がいる限りジグソウは永遠」と答えるジグソウ信者のエレノアを真犯人ではと疑い始めたその時、ローガンの背後から銃を突きつけたハロラン刑事。元軍人でもあるハロランは難なく振り切ってエレノアをその場から逃しますが、ローガンは殴られて気を失ってしまいます。

ジグソウ:ソウ・レガシーのあらすじをネタバレ「友人殺しと家族殺し」

【被験者サイド】脱出方法を探していると豚マスクに注射を射たれて気を失ってしまったアナたち。アナとライアンは足首に鎖が繋がれた状態でした。その時、二人の前にジョン・クレイマーが姿を現して二人の罪を語ります。ライアンは高校時代に親友を交通事故で死なせ、アナは夫婦仲の悪さと育児ノイローゼで悩むあまり、就寝中の夫を利用して子供を圧迫死させて、我が子を殺して嘆いた夫を自殺へと追い込んだ罪があります。

「後ろ向きに生きてきたお前たちにチャンスを与える。向きを変えろ」と言い、1発の銃弾が入ったショットガンを置いてジョンは去りました。アナはいち早くショットガンを手にしてライアンに銃口を向けて引き金を引きます。ライアンは「後ろ向き」の意味に気づくも、アナは銃の後方から発射された散弾により死亡。薬莢には全員分の鍵が入ってたのですが、足を負傷して動けないライアンは、やがて出血多量で死んでしまいました。

ゲームは全員失敗の生存者0という最悪の結果で幕を閉じます。全ゲームのテーマは「罪の告白」自分の罪を認め告白することで助かる仕組みでした。ところで死んだはずのジョンが登場してましたが、「死を偽装してた?」といったことは一切なく、間違いなく『ソウ3』でジェフに殺され、『ソウ4』でジョン本人が死体解剖されていました。ジョンの登場がある事を示してるのですが、それは「結末をネタバレ」で紹介します。

ジグソウ:ソウ・レガシーのあらすじをネタバレ「罪の告白」

目を覚ましたローガンとハロラン(あのあと襲われて注射を射たれる)。二人の首には首輪が付けられてます。突如ジョンの声が聞こえ、「2人とも生きるチャンスがある、死に値する告白を認めれば死を免れる」とメッセージが流れました。60秒後もしくはスイッチを押すことで首輪のレーザーカッターが放出して顔に迫る仕掛けです。ハロランは自分が先にやると言いつつローガンのスイッチを押しました。

ローガンは「研修時代にジョンのレントゲンを取り違えた」ことを告白して謝りますが、レーザーは停止せずに切り刻まれたことで血が噴出して、その場で倒れ込みます。その惨劇を見たハロランは、証拠改ざん・賄賂・無実の人間の刑務所送りなど刑事にあるまじき行為を次々と告白。するとレーザーは停止して無事助かったハロランでしたが、天井まで到達したレーザーの焼け跡に違和感を感じていました。

ジグソウ:ソウ・レガシーの結末をネタバレ解説!

死んだはずのローガンが立ち上がります。ダミーのレーザーと首輪から噴出する血糊で死を偽装してハロランの罪の告白を録音していました。そしてローガンは「10年前ここでゲームが行われていた」と語ります。

側にはミイラ化したアナとライアンの遺体。今まで行われていたのは10年前に開催されていたゲームで、最初にノコギリで死亡したと思われたバケツの男性こそがローガン。彼はあのゲームの参加者にて唯一の生存者だったのです。

眠ったままだったのは機械の作動ミス。ジョンから「悪意の無いミスで死ぬ必要はない」と治療を受け生き延びます。これまでの現代の出来事は、同じゲームを行って得た3人の遺体と検視官という立場を利用した仕組まれた計画。ローガンの妻は、ハロランの安易な聴取で放免されたエドガーによって殺されており、全てはエドガーとハロランに復讐するためでした。もちろん先程エレノアを逃したのも自分のアリバイ証言として計算済み。

治療後しばらくジョンの手伝いをしていたローガン。ある日、ジョンが「怒りや復讐心だけでは生きられない。君が教えてくれた」と語り、ローガンが「そこに正義はあるのか?」と質問すると、「必ずある、我々が死者を代弁する」とジョンは答えました。

「俺がお前たちの代弁者になる」と決意するローガン。今は亡きジョンの代わりとして、そして妻への復讐をするため、ジグソウがこれまで築き上げてきた「レガシー」(遺産)を受け継ぎます。ハロランは抵抗しますが、ローガンは首輪のレーザーカッターを作動し、抵抗も虚しくハロランの顔はレーザーカッターによる切断で四散して即死。ローガンは最後に「俺は死者の代弁者だ!」と語り、部屋を後にするのでした。

映画『ジグソウ:ソウ・レガシー』公式サイト 11.10(金)公開

ジグソウ:ソウ・レガシーを見た人の感想・評価を紹介!

感想・評価を紹介「真犯人が最後まで読めない」

『ジグソウ:ソウ・レガシー』を見て多かった評価の1つとして、「真犯人が最後まで読めなかった」「サスペンス要素が強かった」「今回のゲームが○○とは思わなかった」など(あらすじ、結末を読んでない方への配慮)、いつも以上に濃いサスペンス・スリラー要素と予想できない展開について挙げられている方が多かったです。

感想・評価を紹介「シナリオがイマイチ」

ただシナリオに関しては真逆の評価された方もいます。「物語が複雑でよく分からなかった」「途中から解って面白くなかった」「設定がミスリードしている」「伏線を回収しきれていない」「ただのサスペンス映画、ソウではない」や「特定の人物(ある犯人候補)の設定を活かしきれてない」などといった酷評がありました(Twitterよりも映画口コミサイトでの評判が悪い)。

感想・評価を紹介「グロさが控えめ」

「ソウシリーズ」ウリの1つ、死亡演出の評価については、「気持ち悪かった」「良かった」といったのは少数で、「いつもよりも控えめ」「ネタ切れ感がある」「たいしてグロくない」「期待はずれ」といった感想が多く見受けられました。シリーズのファンからすると今回のグロ演出はイマイチで、低評価の結果となってしまったのですが、「ソウシリーズ」初見の方や過去作品がグロすぎて観れなかった人からは割と好評を得てます。

感想・評価を紹介「総合的に低評価の感想が多いけど」

感想を見ていると総合的に低評価の感想が多かったです。それだけ7年ぶりとなる新作に期待してたということ。とはいえ過去作品と比べなければ作品の出来は決して悪くはありません。シナリオ・伏線に関しても、本作はまだ新シリーズ1作目で完結作品ではないので、次回作のため、あえて意図的に狙って制作した可能性もあります。本作を見たファンの感想・評価を次回作でどう活かしてくれるのか?今後の展開に期待したいところです。

ジグソウ:ソウ・レガシーのあらすじと評価まとめ!

『ジグソウ:ソウ・レガシー』は、主にグロ演出面での評判が悪かったのですが、それはサスペンス要素が強く、演出もまだ控えめだった1作目の原点回帰・オマージュしたからです。さすがに1作目を超える驚きや面白さはありませんが、グロ演出控えめでサスペンススリラーとしては良作の部類なので、あらすじを読まなかった方、あらすじを読んでネタバレを知ってしまったけど映像として観てみたい方は、ぜひご視聴してみてください。

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