バットマン・ダークナイトライジングのあらすじネタバレ!衝撃のラストも考察

2012年に公開された「バットマン ダークナイト ライジング」のあらすじ・ネタバレ!なぜバットマンはそうしたのか。衝撃のラストも考察しました。「ダークナイト トリロジー」の完結、ラストまでヒーローであったバットマンを描いた「ダークナイト ライジング」についてのあらすじ、ネタバレ、真相について描いています。ファンでない人も必見!これを読めばスーパーヒーローであるバットマンがわかります。

バットマン・ダークナイトライジングのあらすじネタバレ!衝撃のラストも考察のイメージ

目次

  1. バットマン・ダークナイトライジングのあらすじをネタバレ!評価や結末も紹介!
  2. バットマンシリーズとは?
  3. バットマン・ダークナイトライジングのあらすじをネタバレ!
  4. バットマン・ダークナイトライジングの衝撃の結末をネタバレ考察!
  5. バットマン・ダークナイトライジングを見た人の感想・評価を紹介!
  6. バットマン・ダークナイトライジングのあらすじネタバレまとめ

バットマン・ダークナイトライジングのあらすじをネタバレ!評価や結末も紹介!

日本でも人気の作品である「ダークナイト ライジング」のあらすじ、衝撃のラストを含め考察しました。ネタバレも含まれますので、映画を見ていな方はご注意ください。当記事のあらすじ、ネタバレ、ラストの考察を読んで、再度映画を見れば、更なる発見があるかもしれません。

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バットマンシリーズとは?

あらすじ、ネタバレの前にまずは、バットマンシリーズについて説明します。あらすじを読む前にバットマンシリーズを知っていただくことで、よりバットマンについて理解できます。1939年、DCコミックスに初登場してから長きに渡り、人気のバットマン。今では世界中で知られるスーパーヒーローです。

超人能力を備えている「スーパーヒーロー」が多い中、努力で「スーパーヒーロー」になった普通の人が、バットマンなのです。バットマンの新の姿は、資産家であるブルース・ウェインです。ブルース・ウェインは幼少の時、両親を強盗により殺害されたという過去を持っています。犯人への復讐心から、生まれ育ったゴッサム・シティを離れ世界中を旅し、「悪」と「強さ」を学びます。

そしてゴッサム・シティに戻ったブルース・ウェインは、「恐怖」により「悪」を抑えようとコウモリをモチーフにしたバットマンとなり、尊敬する父親が守ろうとした街「ゴッサム・シティ」を「悪」から同じく守ろうと戦います。そんなスーパーヒーロー、バットマンの映画シリーズは、1943年に短編映画1章15分の全15章で構成された連続活劇「バットマン」、「バットマン・アンド・ロビン」が公開されたのが始まりです。

その後、1966年にDCコミックスキャラクターとして、初めての長編映画「バットマン」が公開されました。初の長編映画「バットマン」は人気を博しましたが、1970年代後半になるとその人気も衰えました。人気が再び高くなったのは、1989年ティム・バートン監督のバットマンシリーズ、「バットマン」、「バットマン リターンズ」です。

「闇の騎士」であるバットマンの世界観を、暗く独特な世界観で表現した「バットマン」は、アカデミー美術賞を受賞するほどの作品となりました。人気が再沸騰した映画シリーズですが、ティム・バートン監督に代わり、1995年ジョエル・シュマッカー監督により旧作品を超える人気となった「バットマン フォーエヴァー」。

今までのダークな部分を残しつつも明るいストーリにし、ファミリー向けのバットマンに大きく方向転換したことが理由です。また、主役であるバットマンをヴァル・キルマーが演じ、トミー・リー・ジョーンズや、ジム・キャリー、ニコール・キッドマン、ドリュー・バリモアなど豪華な顔ぶれとなっていることとも要因です。

大ヒット作を作り出したジョエル・シュマッカー監督の続編、1997年に「バットマン&ロビン MR.フリーズの逆襲」が公開されました。しかし、前作と違い多くの批判があり、最低な映画を決める賞であるゴールデンラズベリー賞で9部門ノミネートされてしまいました。結果打ち切りとなり、バットマン5作目の案がなくなってしまいました。

それから8年後、クリストファー・ノーラン監督によるリブート作品バットマンとして3部作映画「ダークナイト トリロジー」が公開されました。豪華なキャストだけでなく、「ダークナイト トリロジー」はシリアスかつリアリティに作成されている世界観が評価されました。

2005年に公開された「ダクーナイトトリロジー」としての第1部「バットマン ビギンズ」。「バットマン ビギンズ」は、バットマンがなぜ誕生したのかを丹念に描写しています。これまでの映画版では簡略化れていましたが、描かれなかったブルース・ウェインの苦悩からバットマンになるまでのストーリはDCコミックスを読んでいない人でも必見の作品となっています。

また、「バットマン ビギンズ」はハリウッド映画に「リブート」という、過去の映画を新たに作成する発想を普及させました。「バットマン ビギンズ」の続編として、「ダークナイト トリロジー」の第2部が、2008年に「ダークナイト」が公開されました。

主演は「バットマン ビギンズ」に続き、クリスチャン・ベール。ジョーカーをヒース・レジャーが演じました。全世界興行収入10億ドルを突破するという世界的に大ヒットした映画です。ジョーカーを演じたヒース・レジャーの演技力は必見です。ですが、ヒース・レジャーは撮影終了後に睡眠薬の過剰摂取により、亡くなりました。

世界的に人気となった「ダークナイト」は、アカデミー賞で音響編集賞と助演男優賞(ヒース・レジャー)を受賞しました。そして、「ダークナイト トリロジー」の第3部「ダークナイト ライジング」が2012年に公開され、これにて「ダークナイト トリロジー」が完結されました。「ダークナイト ライジング」がアメリカ、カナダで公開された2012年7月20日はオーロラ銃乱射事件の影響を懸念されました。

ですが、オープニングの興行収入も好調となり、日本で「ダークナイト ライジング」は2012年7月28日に公開されました。好調で始まった「ダークナイト ライジング」、累計興行成績は前作を超える19億円となるほどの人気作品となりました。次に人気を博した「ダークナイト ライジング」のあらすじ、ネタバレをご紹介します。

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バットマン・ダークナイトライジングのあらすじをネタバレ!

クリストファー・ノーラン監督による傑作「ダークナイト トリロジー」のラスト作品である、「ダークナイト ライジング」のあらすじ、ネタバレをご紹介します。

ジョーカーとの死闘、その後のゴッサム・シティ

「ダークナイト」でのバットマンとジョーカーの死闘後、「ダークナイト ライジング」のゴッサムシティは英雄「光の騎士」である、ハービー・デントが亡くなって8年。デント法という法律ができ、犯罪組織が全滅していました。それは「闇の騎士」バットマンがゴッサム・シティから去った年月でもあります。

英雄であるハービー・デントは偽りの象徴であり、ゴッサム・シティ市民が希望を持ち続けるための偽装でした。ハービー・デントが犯した罪を被ったバットマンは警察から追われる身となりましたが、真実を知る警察本部長ゴードンは打ち明けられずにいました。

バットマンの再起

大切な人を亡くしたブルース・ウェインは世捨て人となっていました。そんなあくる日、屋敷にメイドとして偽り忍び込んだ女・キャットウーマンに母の形見である真珠の首飾りを盗まれます。

キャットウーマンの目的はブルース・ウェインの指紋でした。酒場で組織より、盗んだ指紋と引き換えに見返りを受け取るはずでしたが叶わず、仕方なく警察を呼ぶ羽目になります。一味を追って駆けつけたゴードンは下水道に取り残され、そこでボスであるベインが一味とともに何かを建造しているのを発見します。ベインに殺されかけながらもなんとか脱出したゴードン。

ゴードンの部下であるジョン・ブレイクはブルース・ウェインにベインらにゴードンが撃たれたことを伝えにウェイン邸に訪れます。孤児だったジョン・ブレイクは幼い頃にみたブルース・ウェインが見せる表情が「仮面」だと感じ、バットマンなのではいかと思っていました。

ゴードンが打たれたことを聞いた晩、バットマンは病院へゴードンに会いに行きます。そこでゴードンより、「今こそバットマンが必要だ」と言われ、バットマンの復活を決意します。

ブルース・ウェインの崩壊とバットマンの敗北

ベインとその一味が証券取引所を襲います。そこにバットマンが姿を現し、人質を解放しますが、ベイン一味は逃走します。警察はベイン達を捕まえるよりもバットマンを捕まえることを優先しベインを逃します。バットマンは新型の戦闘機「ザ・バット」を利用し警察から逃げます。

証券取引所の襲撃でブルース・ウェインの指紋が利用され、そのことによりブルース・ウェインは破産してしまいます。ブルース・ウェインを崩壊させ、ウェイン社を乗っ取るためにダゲットがベインを雇い計画したことでした。ブルース・ウェインはダゲッドにウェイン社、核融合炉を渡さない為に、慈善実業家であるミランダ・テントへ託しました。

そしてバットマンはベインを倒す為、キャットウーマンの案内によって敵地へ侵入します。ですが、キャットウーマンの裏切りによりベインとの戦闘を余儀なくされ、バットマンは敗北します。

バットマンの復活

敗北したバットマンは、ベインがいた「奈落」へと連れていかれます。そこは深い穴となっており、逃れたものは過去に1人だけしかいない監獄でした。逃れることができたのは只1人、「奈落」で生まれ、育ち、「奈落」で闇を知った子供でした。さらに「影の同士」であり、バットマンの師匠であるラーズ・アル・グールが父親なのでした。

一方、ゴッサムシティではウェイン社のミランダ・テント社長含む役員がベインにより監禁されました。地下に隠していた核融合炉のキーを解除するよう脅迫し、解除を迫られました。目的である核融合炉を手に入れたベインは、ゴッサム・シティのフットボールコートの地下を爆破します。それによりベインの罠によりおびき寄せられた多くの警察官が地下に閉じ込められます。

フットボールコートを爆破したベインは腐敗したゴッサム・シティを再生すると宣言しました。その宣言により、ベインに先導された市民達は金持ち達の資産を奪い合い、ゴッサム・シティは混乱に陥ちるのです。「奈落」からゴッサム・シティが攻撃された姿を見たバットマンは、「奈落」から脱出をしようとトレーニングを始めます。

しかし、生に執着せず死ぬことを望むバットマンは壁を登ることができません。「奈落」で生きる囚人により、「死を恐れ、魂の鼓動によってこそ真の強さを得ることができる」と教えられ、バットマンは命綱なしに登ることに成功します。

バットマンと警察官たちの反撃、そして衝撃のラスト!

ベインにより占拠されてしまった街では、ゴードン、ジョン・ブレイク、ミランダ・テント達によって反撃の準備をしていましたが、ベインに捕まってしまいます。そんな時にバットマンがキャットウーマンと共に戻ってくると、捕まったゴードン、地下の警察官たちを救出します。ここからがバットマン、警察官達の逆襲です。

ジョン・ブレイクは市民達を逃すため、子供達をバスに乗せ橋へ向かいます。そして、キャットウーマンはトンネル、ゴードンは爆弾を停止するために向かいます。バットマンは警官達を共にベインと一味に戦いを挑みます。一度負けたベインとの戦い、バットマンは勝利します。しかし、ベインは「奈落」から唯一脱出した子供ではなかったのです。

「奈落」から脱出したラーズ・アル・グールの子供は、ミランダ・テントだったのです。ミランダ・テントはバットマンをナイフで刺し、爆弾を爆破させるため向かいます。このままゴッサム・シティは爆破されると思われた時、バットマンを助けたのはバットポットに跨ったキャットウーマンでした。

キャットウーマンと共に爆弾を止めようと奮闘しますが、ミランダ・テントにより起爆スイッチが押されてしまいます。バットマンは、爆弾と化した核融合炉をバットに繋げ、自身で操縦して海上まで運びます。そして海上で爆破したことで、ゴッサム・シティに再び平和が戻ったのです。

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バットマン・ダークナイトライジングの衝撃の結末をネタバレ考察!

「伝説が、壮絶に、終わる」というキャッチコピーのとおり、衝撃な結末となった作品。そんな結末について紹介します。

ラスト、バットマンは本当に死んだのか

「バットマン ライジング」のラスト、バットマンはゴッサム・シティを守る為に死んだかのように思われました。自動運転機能が壊れていた為にバットマン自ら操縦をしたはずでしたが、その後引き上げられたバットを確認したところ自走運転機能は治っていました。また、屋敷に残されていたブルース・ウェインの母親の形見である真珠の首飾りがなくなっていました。

バットマンは本当に死んだのかと疑問を持ちつつも、ブルース・ウェインの葬儀がひっそりと行われました。その後、アルフレッドがバカンスで訪れたフィレンツェのカフェで、微笑むブルースとキャットウーマンであるセリーナを見つけるのです。

バットマンの死と引き換えに得た平和

ゴッサム・シティには正義の象徴が必要だとし、ハービー・デントを偽りの象徴としました。ですが、偽りの象徴であることが市民に知られてしまったため、バットマンは死ぬ必要がありました。そして「ダークナイト ライジング」で真の象徴としてバットマンの銅像が建てられるのです。これによって再びゴッサム・シティには平和が訪れると希望が示唆されています。

バットマンの後継者

「ダークナイト ライジング」ではバットマンの死後、ジョン・ブレイクは警察を辞職します。バットマンが残した指示に従うとブルース・ウェインの屋敷地下に作られたバットケビンにたどり着きます。そこにはバットマンスーツなどが置かれていました。

ジョン・ブレイクの本名はジョン・ロビン・ブレイクです。「ダークナイト ライジング」でラストですが、後継者としてバットマンの相棒であるロビンが意思を引き継ぎゴッサム・シティを守っていくことが伺えます。

バットマン・ダークナイトライジングを見た人の感想・評価を紹介!

前作の「ダークナイト 」に続き期待された「ダークナイト ライジング」です。観た人の感想をご紹介します。

「バットマン ライジング」のバットマンはラストまでかっこいい!

スーパーヒーロー映画にある派手なアクションはないが、「ヒーローとは何か」、「人を助ける強さ」など人としてのかっこよさがあるのが、バットマンというスーパーヒーローなのです。

グッとくるセリフが盛りだくさん!

「人はなぜ落ちるのか」、「誰でもヒーローになれる」などハッとするセリフが多くあります。特殊能力をもったスーパーヒーローでない作品だからこそ言葉に力があります。

バットマンファンでなくても楽しめる

バットマンの名前は知っていてもストーリーを知らない、見たことないという人でもバットマンに魅了される「ダークナイトトリロジー」。暗闇でしか出現しないバットマンが、「ダークナイト ライジング」で初めて昼間に現れ、悪と戦う姿は「暗い」イメージから一転します。

「ダークナイト ライジング」に出てくるアン・ハサウェイ演じるキャットウーマンがカッコイイ!

「ダークナイト ラインジング」見どころの1つでもある、アン・ハサウェイ演じるキャットウーマン。最初はバットマンと敵対していますが、最後は共にベインと戦います。バットマンが所有する「バットポッド」をキャットウーマンが乗るシーンは必見です。

最後の「ダークナイト ライジング」で汚職まみれだった警官たちの「立ち上がる」姿に感動!

ゴッサム・シティの警察官・政府は汚職にまみれていた。ギャングに手を貸しお金を得るなど、「ビギンズ」、「ダークナイト」での悪行の数々。市民のために戦うのはゴードン、ジョン・ブレイクのみでした。そんな警察官達は最後に市民のため、ゴッサム・シティのため戦います。

誰でもヒーローになれることを教えてくれた

「誰でもヒーローになれる。それは上着を少年にかけ、世界の終わりではないと励ますような男だ」

両親を亡くした時、ゴードンがバットマンにとってヒーローだったように「ダークナイト ライジング」では市民、警察官、全員がヒーローとなり誰でもヒーローになれることが描かれています。

バットマン・ダークナイトライジングのあらすじネタバレまとめ

「ダークナイト  ライジング」についてのあらすじ、結末、評価について紹介しましたがいかがだったでしょうか?前作「ダークナイト 」を超える評価ではありませんでしたが、ゴッサム・シティに希望があるラストとなりました。

「ダークナイト  トリロジー」は3部作をとおし、バットマンが1人の人間であり、スーパーヒーローとしての苦悩と成長を感じる作品となっております。「ダークナイト  ライジング」だけでなく前2作品もぜひご覧ください。

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