アラジンの実写版キャストまとめ！ウィル・スミスがジーニー役に

ウィル・スミスはティム・バートン監督がメガホンを取るディズニーアニメ「ダンボ」実写映画版に出演する予定だったのだが、スケジュールが合わないという理由で降板している。そんな中「アラジン」の実写版映画ジーニーの出演交渉をすることとなったが、熱いエールに応える形となった。

「千夜一夜物語」の「アラジンと魔法のランプ」を原作としたディズニーアニメ。舞台はアグラバーという砂漠の都市。物語の内容は、ランプの魔人・ジーニーと、貧乏な青年・アラジンが出会い、ヒロイン・ジャスミンとアラジンの恋愛を元にいろんな冒険や戦いが描かれている。アラジンはディズニーの代表作のひとつでもあり非常に多くのファンがいる。

日本では、ビデオ販売で220万本の売り上げを誇り、歴代1位の人気アニメとなった。またアラジンの続編としてオリジナル作品も数本発売され、テレビアニメ「アラジンの大冒険」も製作されることとなった。アラジンがジャスミンを魔法の絨毯（じゅうたん）に乗って空のデートを楽しむシーンで流れた「ホール・ニュー・ワールド」という曲はなんとアカデミー歌曲賞を受賞した。

アグラバーのストリートにクラス貧しい青年アラジンは、「ドブネズミ」と呼ばれるような生活をしてた。そんなある日、王宮を抜け出したジャスミン王女を市場で助け、そこで彼はジャスミンに恋に落ちてします。王女とドブネズミの恋愛を描くアラジンの舞台は砂漠の都市アグラバー。

アラジンの舞台となるアグラバーのお城。そのモデルは、インドにある世界遺産、タージ・マハルである。映画「アラジン」ではジャスミンが暮らしているお城。タージマハルは、3万人もの建築家・職人がかかわって作られたことでも知られている。

アラジンはディズニーアニメでも人気の代表作。ビデオからDVD、ブルーレイと今でも販売数は伸び続けている。実写版「アラジン」を見る前にまずはアニメのあらすじを把握しておくとより楽しめる。

砂漠の都市アグラバーに、貧しくも清らかな心を持つ青年アラジンが住んでいた。アラジンは相棒のアブーと共にパンを盗み街中の人に追われている。そんな時、宮殿を抜け出した王女ジャスミンと出会い、アラジンは恋をしてしまう。ジャスミンを逃がす為に「僕を信じろ！」とジャスミンの手を取り逃げるが、結局アラジンは捕まえられて牢屋に入れられてしまう。

牢屋に入れられたアラジンだったが、そこに老人が現れ、「助けるかわりに魔法の洞窟の奥にあるランプを取ってこい」と言う。牢屋から逃げられたアラジンは、約束通り魔法の洞窟に行き、不思議なランプを見つけた。汚れていたランプを綺麗にしようとランプを擦ると、中から魔人ジーニーが現れた。彼はアラジンに、三つの願い事を叶えてやると言い出した。

その時魔法の洞窟が崩れ、ジーニーの側にいた魔法の絨毯に助けられ命からがら脱出に成功する。魔法の力を手に入れたアラジンは、ジャスミンとの恋を成功させる為に「王子にしてくれ」とお願いする。王子になったアラジンは多くの家来を連れてジャスミンに会いに行く。

ジャスミンは次の誕生日までに結婚相手を決めなければならなかった。しかしその考えに反抗していたジャスミンはお見合い相手をことごとく断り続ける。そんな中アラジンがやってきたが、アラジンに対しても嫌悪感を示していた。ただ、魔法の絨毯で現れた時に「僕を信じろ！」というアラジンの言葉でジャスミンは好意を持つ。

魔法の絨毯に乗って世界中の空を巡ってデートをする２人。ホールニューワールドを歌いながらロマンチックなひとときを過ごす。しかし、密かに国を乗っ取ろうとしていた、アグラバーの右大臣であるジャファーの策略により２人は引き離されてしまう。

実はアラジンが牢獄で出会った「老人」というのはジャファーであった。ランプの力を使って国を乗っ取ろうと企んでおりいよいよアラジンと全面対決。アラジンはジャファーにランプを奪われ、ジャファーの３つ目の願いとして「世界を滅ぼす力を持つランプの魔神にしてくれ」と願い、最強のランプの魔神となる。

もうダメかと思われたが、ジャファーの願いは「ランプの魔人」。ランプの魔人は願いを叶えるのが仕事であって自分の思いで何かをすることはできない。いわば自由がないのだ。それに気づいた時にも既に遅く、ジャファーはそのままランプの中に引き摺り込まれてしまった。アグラバーの国は無事平和が訪れた。アラジンは最後の願いでジーニーを自由にし、ジャスミンと結婚し王子となる。

「アラジン」で一番メインとなるのは、ランプの魔人・ジーニーと出会い、３つの願いを叶えてもらうこと。まさにディズニーらしい夢の世界観が詰まった作品。音楽とコミカルなキャストたちにより、テンポ良く楽しい作品だ。そんな「アラジン」が実写映画化ということでどんなキャストになるのか楽しみにしているファンも多いが不安要素もあるようだ。

実写版キャストで、一番楽しみでもあり、そして若干恐怖でもあるのはウィル・スミスのジーニー役のようだ。実写版で一体どんな姿形をしているのかが見所だ。アクション映画の重鎮でもあるウィル・スミスだが、演技力は高く、どんな役でもこなしている。笑顔と愛嬌たっぷりのコミカルなキャラクターの実写版「アラジン」ジーニー役のキャストではどんな演技をみせてくれるだろうか。

ジーニー役のキャスト、ウィル・スミスがアバターのように青塗りになるのか？という憶測も飛び交っていたが、ウィル・スミスはあくまで声優のキャストであることが判明した。ジーニーはCGで制作し、ウィル・スミスは声で楽しませてくれるようだ。

ディズニーアニメの中でも人気の高いアラジン。そんなアラジンの実写版の豪華メインキャストがついに発表された。主役のアラジンとジャスミンはアニメの世界観と同じ中東系。しかしジーニー役のキャストはなんとアクション俳優でも有名な人物！現在発表されている豪華キャストを一挙ご紹介。

テレビドラマに初めて出演したのが2011年「ニキータ」、そして2015年に放送されたドラマ「Open Heart」では“ジャレド・マリク役”で全12話に出演。メナ・マスードの実績や経験はまだほとんどないに等しいにも関わらず今回「アラジン」にのキャストで、且つ主人公に抜擢されたので期待の新人俳優と言える。

今ハリウッドで注目されている女優ナオミ・スコット。イギリス出身の25歳で代表作は「パワーレンジャー」。実写版アラジンのジャスミン役では、2,000人近くもの役者が挑んだ厳しいオーディションだったが、その狭き門をくぐり抜け、見事ジャスミン役をゲットしたシンデレラガール。2019年に公開される新生「チャーリーズ・エンジェル」のエンジェルズの1人にも選ばれ、まさに今を輝く女優である。

今までディズニーアニメ「アラジン」で声優を担当していた、ロビン・ウィリアムズ。しかしロビン・ウィリアムズが亡き今、抜擢されたのはウィル・スミスだった。ロビン・ウィリアムズからウィル・スミスへ受け継がれた「ジーニー」はどんなキャラクターで楽しませてくれるのか。声優として声の演技力も見所である。

実写版でジャファー役のキャストに選ばれたのはチュニジア系オランダ人俳優のワーマン・ケンザリさん。オリエント急行事件殺人事件で、列車の車掌ピエール・ミシェル役を演じている。現在34歳。ジャファーにしては若すぎる？という意見も上がっているようだが、どんな演技を見せてくれるか楽しみだ。

原作には出演していない「アンダース王子」という白人王子の役として出演が決まったビリー・マグヌッセン。彼は塔の上のラプンツェルの王子として出演しており演技力は間違いないと太鼓判を押されている。中東メンバーの中に白人が一人。どんな展開になるのか楽しみだと言われている。

原作にはいないオリジナルのキャラとして、ジャスミンのお供、友人役として”マラ”という人物が新たに設定された。このマラを演ずるのはイラン出身、ナシム・ペドラド。彼女は「サタデー・ナイト・ライブ」にも出演するコメディアンヌで、マラはコメディ・リリーフ的な役割もあるようだ。

アンダース王子とマラは「アラジン」の原作には登場しないキャラクター。一体どんな役柄なのか詳しくは発表されていない。アラジンといえば、中東の物語であるが、アンダース王子が白人である点で海外では物議が醸されているようだ。白人が黒人より優位である、という根深い差別意識が存在していると言われており、ビリー・マグヌッセンとしては実に不本意なことである。

山寺宏一と言えば「やまちゃん」の相性で知られる日本の超大物声優。ディズニーには欠かせない存在であり、アニメ版ジーニーや、スティッチ、ドナルドダック、ポケモンのミュウなど数多くの作品に出演している。またウィルスミスの吹き替え担当もしていることから、日本語吹き替えは「やまちゃん」以外考えられないという声も多く挙がっている。

実写版「アラジン」はミュージカルシーンもふんだんに取り入れられると言われており、単なるアニメ映画の実写化ということだけではなく「千夜一夜物語」の要素も入る様子。華やかなミュージカル映画になることは間違いない。

監督にガイ・リッチーに加え、脚本には「チャーリーとチョコレート工場」「チャーリーズ・エンジェル」を手がけたジョン・オーガストが起用されている。独特な世界観を表現する彼の脚本で、どのようなアラジンになるのかストーリーにも目が離せない。

監督は発表されていた通り、ガイ・リッチーであった。幼少期に見た「明日に向かって撃て」という映画に影響され映画監督を目指すようになったという。幼少期より読字障害のため、勉強が困難であったと自身で言及しており、15歳で学校を辞め、映画学校には行かずに雑用係として映画スタジオで働くようになった。

1998年に「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」で長編映画にて初監督をし、その年のイギリスの年間興行収入で1位を獲得。流れに乗った彼は、第二作の2000年の「スナッチ」も絶賛され、若手監督の代表格として完璧に認知されることになった。

2009年、2011年とロバート・ダウニー・Jr.主演の「シャーロック・ホームズ」シリーズが大ヒットを遂げ、2015年には「コードネーム U.N.C.L.E.」を公開するなど、今後ますますの活躍が期待されるガイ・リッチー監督。「シャーロック・ホームズ」「キング・アーサー」は特に代表作としてファンも多い。

実写版アラジンが発表されてから、ネットでも楽しみにしている人の声が多数上がっている。ガイリッチー監督と豪華キャスト陣が手がける作品は一体どんなものになるのだろうか。

アラジンとガイリッチーの組み合わせがどのようになるのか楽しみなようだ。アラジンに過去手掛けたキャラクターを出してほしいという声も。

また、音楽にも注目が高まっている。アラジンの中で登場する挿入歌や主題歌は、世界中で人気が高く名曲ばかりだと話題になっている。

上記のようにガイリッチーファンはシャーロックホームズ好きな人が多い。また、下記のようにガイリッチー監督だというだけでも安心感があるようだ。

アメリカでの劇場公開は2019年5月24日に決定した。日本での公開日はまだ発表されていないが、今までの作品公開日を確認すると、実写版「シンデレラ」「美女と野獣」の日本公開日がアメリカより約1ヶ月後だった。今までと同じように考えると、日本の公開日は2019年6月24日～7月10日だと言われている。

実写版「アラジン」ではウィル・スミスがジーニー役、メナ・マスードがアラジン役、ナオミ・スコットがジャスミン役、マーワン・ケンザリがジャファー役として出演することが決まっている。また、原作にはない実写版オリジナルのキャラクターとして、ビリー・マグヌッセンがアンダース王子を、ナシム・ペドラドがジャスミンのお供のマラという役柄を演じる。
 

脚本には「チャーリーとチョコレート工場」などの名作を手がけるジョン・オーガストが、監督には「シャーロックホームズ」などで有名なガイ・リッチーが起用されている。２人でどんな世界観を作るのかを楽しみにしている人も多い。

1992年に公開されたオリジナルのアニメ作品「アラジン」では、ロビン・ウィリアムズがジーニーの声を担当し、主題歌「ホール・ニュー・ワールド」がアカデミー賞歌曲賞を含む2つのオスカーを獲得しているうえ、世界中で舞台化もされている。期待が高まる実写版だが、どのような評価を受けるのかその点にも注目だ。