アラジンのジャスミンが可愛い！衣装や声優・トリビアまで画像付きで紹介

ディズニー映画「アラジン」の登場人物であり物語のヒロインであるジャスミンはアグラバーの王女であるため、王女に相応しい豪華な衣装を常に身にまとっており、その可愛らしさを際立たせています。今回はディズニープリンセスの1人として、ディズニーファンや「アラジン」ファンから絶大な人気を誇っているジャスミンの可愛い衣装や声を担当した声優キャストを画像付きで検証し、そしてトリビアを画像付きで紹介していきます。

ジャスミンは砂漠の国であるアグラバーの国王であるサルタンの娘であり王女です。ジャスミンが幼いころに母親を亡くしてしまったためにサルタンと兵士や国民を統括しながら2人暮らしをしています。

虎のラジャーが相棒であり、ラジャーや小鳥などの動物に対して優しく接しますが、時として悪の魔法使いであるジャファーや自分よりも力の強い傭兵などに勇敢に立ち向かうなど気の強い一面も持っており、王女に相応しい人物として評判です。

ジャスミンはアグラバーの王女であるため、厳しい規則や礼儀に縛られて生活しており、結婚相手も法律によって王子としか認められていないという立場です。他の国から求婚を申し出てくる王子は多数いましたが、ジャスミンの事を王女としか見ておらず、国のための結婚が目的の王子しかいなかったために、ジャスミンは王女ではない本当の自分を愛してくれる人が現れる事を願っていました。

父親もジャスミンに早く王子と結婚してほしいという事でジャスミンを常に急かしていたため、ジャスミンは法律や規則に縛られている事に嫌気がさし、自由を求めてついに王宮を抜け出します。

町娘に扮していたジャスミンは町を見て回りますが、その時にある市場で盗みの疑いをかけられてしまい、そこをアラジンに助けられた事で2人は出会い、ジャスミンは王女でない自分を認めてくれるアラジンに惹かれていきます。

画像にもあるように「アラジン」のジャスミンの衣装はインドの民族衣装が非常に近いとされています。ジャスミンが王女を務めているアグラバーは架空の国ではありますが、アラビアやペルシャが現実では近い国であるとされています。

しかしアラビアやアラブでは国民のほとんどがイスラム教であり、イスラム教徒の女性は肌の露出を控えなくてはいけないため、ジャスミンのような衣装は着る事が出来ないとされています。

しかし「アラジン」のジャスミンの衣装に最も近いとされる衣装があり、それは「ベリーダンス」に用いられる衣装だとされています。ベリーダンスはアグラバーの元とされている国であるアラブが発祥とされており、発展していったダンスです。

そのためジャスミンはベリーダンスの衣装を着ているという事です。「ベリーダンス 衣装」というように検索をかけると画像のようにジャスミンの衣装に近い可愛い衣装を多数見つける事が出来ます。

「アラジン」のジャスミンが着ている衣装はジャスミン・カラーとも呼ばれており、画像のようにパウダーブルーが印象的で可愛いですが、なぜジャスミンの衣装がパウダーブルーを用いられているかという事には意味があります。「アラジン」の悪役であるジャファーは衣装に「赤と黒」を用いており、「炎と悪」を表わしています。これに対してジャスミンの衣装は「善良と水」を表わしており、相反するものになっているという事です。

「アラジン」のジャスミンだけではなく、ディズニープリンセスたちは全員可愛い衣装が印象的で人気のキャラクター達ですが、一つだけジャスミンと他のプリンセスたちとは違いがあります。それはジャスミン以外のプリンセスたちは全員物語の主人公である事に対して、「アラジン」ではアラジンが主人公となっているため、ジャスミンは王女であるにもかかわらず脇役という立場になっているという事です。

「アラジン」のジャスミンのモデルとなった人物は3人いるとされており、その中の1人が唯一著名人であるアメリカの女優のジェニファー・コメリーです。映画「アラジン」の制作時にジャスミンのビジュアルを担当していたアニメーターのマーク・ヘンは、フロリダのディズニーワールドの窓からたまたま見かけた女性と、ヘンの妹の卒業写真に写っていた女性をジェニファー・コメリーとかけ合わせ、ジャスミンを生み出しました。

ディズニープリンセスたちは、最終的に自分と結ばれる相手にしかキスを許していませんが、「アラジン」のジャスミンだけは、映画「アラジン」の終盤の戦いのシーンで、ディズニーの悪役のヴィランであるジャファーの気を逸らし、アラジンを守るために一度だけ、画像にもあるようにジャファーとキスをします。力の強い悪役にも立ち向かうジャスミンの勇敢さがうかがえるシーンでした。

「アラジン」のジャスミンは劇中で、あと数日で誕生日を迎えるという設定になっていますが、この時のジャスミンの年齢は15歳であるとされており、誕生日を迎える事によって16歳になるところです。ディズニー映画の中で14歳である白雪姫に次いで2番目に若いディズニープリンセスです。またアラジンとジャスミンが魔法の絨毯で中国に向かった際に中国は正月を迎えていた事から分かるように、誕生日は2月であるとされています。

映画「アラジン」ではジャスミンよりもアラジンの方が先にビジュアルが決定しましたが、元々決まっていたアラジンのビジュアルはとてもイケメンとは呼べないものでした。あとに出来たジャスミンが可愛くなり過ぎたために、釣り合いをとるために制作陣が急遽アラジンのルックスを変更し、画像にあるような現在のアラジンのビジュアルが出来上がったという事で、ジャスミンがいなければ現在のアラジンはいなかったという事です。

「アラジン」のジャスミンの名前の由来は、ペルシャの花である「ヤースミーン」が元になっています。ヤースミーンは神様の贈り物という意味が込められており、ペルシャでは女性の名前として一般的なものとなっています。またヤースミーンの花言葉には「愛らしい」や「優美」という意味があるので、勇敢で画像にあるように可愛いジャスミンにぴったりなものとなっています。

「アラジン」のジャスミンの原語版の声優を担当したキャストは、アメリカ合衆国の女優であるリンダ・ラーキンです。アメリカ合衆国出身で1970年3月20日生まれの現在48歳で、ジャスミンの声優として採用された際、ディズニー関係者に「歌も歌う事が出来ますか？」と聞かれた際に、リンダ・ラーキンは「歌う事は出来ますが、ディズニープリンセスのように歌う事は出来ません」と言った事でセリフ専門でジャスミンを演じました。

「アラジン」のジャスミンは主題歌にもなり全米ナンバー1にも輝いた大ヒットソング「ホール・ニュー・ワールド」などを劇中で歌いますが、ジャスミンの歌声を担当したのは歌手で女優のレア・サロンガです。フィリピン出身で1971年2月22日生まれの現在47歳で、ディズニー作品ではジャスミンの歌声だけでなく、「ムーラン」でもディズニープリンセスの歌声を担当し、2011年にディズニーレジェンドの称号を授与されました。

リア・サロンガは現在歌手として30年以上のキャリアを持っているなかで、3人のアメリカ大統領、5人のフィリピン大統領に歌を披露した経験があり、世界でその歌唱力が認められています。また親日家であり、日本でのコンサートを多くおこなっている事や、日本の映画であるジブリ作品「となりのトトロ」の海外版ではサツキとメイの母親の声を演じました。

日本語版「アラジン」のジャスミンの声を担当した声優キャストは、女優で声優の麻生かほ里です。東京都出身で1967年6月26日生まれの現在51歳で、「アラジン」でジャスミンの声を演じるまでは女優としてミュージカルを中心に活動していましたが、「アラジン」のジャスミンの声優に選ばれ、初めて声優にチャレンジした事をきっかけに、声優やナレーターの仕事も増えてきたという事です。

また麻生かほ里は歌唱力が非常に高いという事でも知られており、「アラジン」では日本語版の「ホール・ニュー・ワールド」もアラジン役の石井一孝とデュエットし評価の高いものとなりました。アニメ作品「ナースエンジェルりりかSOS」では主役の声優を務める事と同時にエンディング曲も歌っているなど、多くのアニメ作品の主題歌を担当しています。

「アラジン」のジャスミンは劇中の終盤シーンで、悪の魔法使いであるジャファーに結婚相手にさせられようとされ、ジャファーの城に連れ去られてしまいますが、アラジンがジャスミンを助けるために城にかけつけた際に、ジャスミンは常に身にまとっていたパウダーブルーの衣装ではなく、画像のように赤い衣装を身にまとっていました。これはジャファーがジャスミンを自分の結婚相手として相応しい衣装に変えた事によります。

「アラジン」のストーリーからすると、この赤い服は悪の色である「炎」を表現しているため、ジャスミンもアラジンも赤い衣装には嫌悪感を示していましたが、多くの映画「アラジン」ファンやディズニープリンセスファンたちはこの赤い衣装を可愛いと称しており、パウダーブルーの青い衣装に負けず劣らず人気の衣装となっています。

東京ディズニーランドではディズニーキャラクターたちによるパレードが人気となっていますが、「アラジン」のジャスミンも、相手役であるアラジンと共に常にパレードに参加しています。ディズニープリンセスは非常に女性人気が高く、ファンたちはそれぞれ一番好きなプリンセスたちがいますが、ジャスミンファンは多く、ディズニーランドで見かけた際は必ず写真を撮るファン達が増えています。

「アラジン」のジャスミンが、アラジンと一緒に雪合戦をするイメージ画像が発表されファンの間で話題となりました。「アラジン」の世界観では、アグラバーはアラビアやアラブに近いとされているため寒い季節というものがないはずなので、冬の衣装に身をつつむジャスミンは非常に珍しく、ファン達は露出の少なくクリスマスカラーの厚いコートを身にまとっているジャスミンを可愛いと称していました。

「アラジン」のジャスミンのフィギュアがディズニーのキャラクター達をディフォルメしてシリーズ化している「Posket Disney Characters」から販売されました。もともとのジャスミンの可愛さに、ディフォルメされほっぺたが赤く染まっているというキャラクターの可愛さも加わったため、欲しがるファンは少なくありませんでした。このフィギュアはゲームセンターの景品として手に入れる事が出来ます。

映画「アラジン」のジャスミンは王女という自分の立場やジャファーとの戦いを経て、劇中の最後でアラジンと結ばれたため2人の絆は深く、仲良くしている様子を続編であるアニメ作品などで多く見る事が出来ます。それはディズニーランドのパレードでも見る事ができ、振り向きながらアラジンを見つめている顔が可愛いという声がジャスミンのファンからあがっています。

ディズニーランドのパレードでは、多くのディズニーキャラクターたちがダンスをしながらファン達を楽しませてくれますが、「アラジン」のジャスミンも例外ではなく、アラジンと共に踊っている姿を多く観る事が出来ます。とくに息の合ったジャスミンとアラジンのダンスは人気が高く、2人でダンスの最中にお互いの腕でハートを作るパフォーマンスが可愛いという事でファンから人気を集めています。

「アラジン」のジャスミンに関する様々なグッズが販売されておりコスメなども存在し、スチームクリームが可愛いという声があがっており、ディズニーストアなどで購入する事が出来ます。またタオルやフィギュアなど多くの「アラジン」のグッズが存在する中で、ジャスミンのキーチェーンが多く販売されており、ファンの方にはオススメの商品となっています。

ディズニー映画「アラジン」に登場するジャスミンは可愛い女性であり気の強く勇敢な性格も持ち合わせているため、物語を盛り上げてくれています。ジャスミンが身にまとう衣装の数々も、他のディズニープリンセスに負けず劣らず可愛いものとなっているため、プリンセスに相応しい女性です。今回のジャスミンの衣装や声優紹介、そしてトリビアを読んだ事で、「アラジン」のジャスミンへの関心が深まってくれたなら幸いです。