シン・ゴジラでの石原さとみの英語力は?演技の評価は下手・いらない?

2016年に話題となった映画「シン・ゴジラ」に出演していた石原さとみ。彼女は日系三世として日本語と英語の両方を話す役柄でしたが、映画の感想として「英語が下手」という声を耳にします。果たして、石原さとみの英語は本当に下手なのか?シン・ゴジラの劇中における彼女の役柄や、作品を鑑賞した方の声を参考に、石原さとみの英語がどうだったのかを調査し、演技の評価をまとめてみます!

シン・ゴジラでの石原さとみの英語力は?演技の評価は下手・いらない?のイメージ

目次

  1. シン・ゴジラでの石原さとみについて徹底調査!
  2. シン・ゴジラに出演している石原さとみとは?
  3. シン・ゴジラでの石原さとみの英語力は?
  4. シン・ゴジラの石原さとみの演技の評価は下手やいらないのか?
  5. シン・ゴジラの石原さとみの英語力についての声を紹介!
  6. シン・ゴジラでの石原さとみについてまとめ!

シン・ゴジラでの石原さとみについて徹底調査!

2016年に公開された映画「シン・ゴジラ」。主要人物として出演していた石原さとみの英語を交えた演技は公開当時から話題となっていました。その中には「英語が下手」という声も!シン・ゴジラでの石原さとみの英語はどのようなものだったのか?この記事では、石原さとみの英語での演技に関して徹底的に調査いたします!

映画『シン・ゴジラ』公式サイト

シン・ゴジラに出演している石原さとみとは?

プロフィール!

今や大人気女優の石原さとみ、もはや不要かもしれませんが、まずはプロフィールをご紹介します。1986年12月24日生まれで出身は東京都。芸能界への登竜門として名高い、ホリプロタレントスカウトキャラバンの第27回「ピュアガール2002」にてグランプリを受賞。そして映画「わたしのグランパ」でデビュー。石原さとみの女優としての活動が本格的に始動します。

趣味はお琴やテニス、ピアノなど上品な趣味が多く、正に才色兼備という言葉が似合います。ちなみに「石原さとみ」は芸名で、本当かどうか定かではありませんが、原石を逆さにして「石原」としたという説があります。

出演作品!

2003年「君はペット」が連続ドラマでの初出演。同年、NHK連続テレビ小説「てるてる家族」のヒロインである岩田冬子役に抜擢されます。その後は、ドラマ「WATER BOYS2」や、NHK大河ドラマ「義経」などにも出演。「義経」では、義経の妾である静御前という重要な役どころを演じました。

シン・ゴジラに出演する少し前には、映画「進撃の巨人」にも出演をしています。同作品での人気キャラでもあるハンジを演じて話題となりました。

また、2006年からは舞台にも活躍の幅を広げており、「奇跡の人」のヘレン・ケラー役で舞台に初挑戦。つかこうへいが自身の小説を元に演出を手掛けた舞台「幕末純情伝」では沖田総司役を務めていました。この作品では、沖田総司が女性だった…という一風変わった設定となります。沖田総司と言えば新撰組でも一二を争う人気の人物です。このように、ドラマに映画、そして舞台まで。デビューから現在まで幅広く活動をしています。

世界で最も美しい顔100人にも選出!

アメリカの映画評論家であるTC Candlerが選出する「世界で最も美しい顔100人」には、2013年から2017年まで5年連続でランクインしています。2017年までの結果では、2016年の第6位が最高位でした。日本国内だけでなく、海外からも支持を得ている事がうかがえます。

ちなみに石原さとみ以外では、佐々木希、蛯原友里、桐谷美玲、上戸彩といった錚々たるメンバーが選ばれています。海外ではそこまで権威あるランキングではないという認識ですが、日本では度々メディアが取り上げているため、ランクインしたニュースを耳にした方も多いのではないでしょうか?

英語に関係したCM出演も!

英会話教室でお馴染みの「イーオン」。石原さとみはイーオンのテレビCMにも出演しています。CM中では英語で会話を披露しており、このように英語で演技をする接点は過去からあったようです。

なお、イーオンのCMは現在(記事執筆時点:2018年9月)においても出演されています。CMのバリエーションも非常に多く、テレビだけでなくWebCMも展開しているようです。全部チェックしたい!という方はイーオンのWebサイトから確認してみてはいかがでしょうか?

シン・ゴジラの役柄はカヨコ!

シン・ゴジラは、これまでのゴジラ映画とは異なり、怪獣が出現した事のない世界が舞台となります。そのため、「怪獣」という概念も存在せず、ゴジラという呼称が決まるまでは、「巨大不明生物」と呼ばれます。そのあたりも、これまでのゴジラ映画と違う一風変わった描写で話題になりました。

怪獣が出現した事もないので、当然そのような事態を想定した備えもありません。そんな世界観に出現したゴジラは、当初日本政府にも信じられず、本当にそんな生物がいるのかと報告を軽く受け止めていました。しかしながら、巨大不明生物が日本に上陸してからは事態が一変します。初動の遅さも拍車をかけ、日本中はパニックに陥ります。自衛隊の戦力も通用しません。

そんな中、石原さとみが演じるカヨコ・アン・パタースンがアメリカから来日します。彼女は日本人の祖母を持つ日系3世。アメリカ大統領特使として、ゴジラの対応に追われる日本に派遣されます。代々政治家を輩出する家系であり、カヨコ自身も大領領への就任を目標としています。日系人という事もあってか、英語と日本語を話すバイリンガルであり、劇中でも日本語の中に英語が交じる特徴的な話し方が印象に残りました。

日本政府が対ゴジラ用の対策として設立した「巨大不明生物特設災害対策本部(通称:巨災対)」のメンバーにも積極的に情報を提供します。アメリカ側の目論見もあり、交換条件で日本政府からも様々な情報を入手しますが、結果的にカヨコがもたらした情報は、ゴジラに対する貴重なものになりました。

シン・ゴジラという物語の細かい進展は省きますが、物語の終盤、自衛隊や米軍などが協力するヤシオリ作戦という作戦が実行されました。これは、カヨコが米軍との共闘を提案して実現した作戦となります。このように、カヨコはクライマックスまで常に中心メンバーの1人として、劇中で存在感を発揮していました。

シン・ゴジラに出演しているキャストの総数はなんと328人!数多くのキャストが目まぐるしく入れ替わる中で存在感を発揮するには、強烈な印象を残す必要があります。石原さとみにとっては、印象を残した大きな要素として「英語」があるわけですが、その英語がどうだったのか、次の項目から本格的に触れてまいります。

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シン・ゴジラでの石原さとみの英語力は?

シン・ゴジラの劇中で大活躍だった石原さとみ、しかし、英語が下手だというあまり良くない評価も受けてしまっている模様。石原さとみの英語は実際どうだったのか?実際にどのような演技だったのかも交えながらご説明いたします。

ネイティブは無理がある?

既に本記事でも触れた通り、石原さとみの役柄は日系3世。アメリカがゴジラに対して核を使用すると決断した際は、祖母が生まれ育った日本を思い、その方針に拒否感を示していました。しかし、そんな彼女も、アメリカにいる以上は英語が日常言語。ネイティブという設定での演技だから気になってしまうのであり、ただ日本人が話す英語であれば、ここまで下手と気にされる事もなかったのではないでしょうか?

日本語の合間に英語

カヨコが日本人中心の場で話す際は、日本語中心の会話になります。そこは何ら問題ではないのですが、元が英語であるカタカナを喋る時だけネイティブな発音になります。そのような演技が、ルー某さんを彷彿とされるような日本語・英語ミックスの表現に移ってしまっているのかもしれません。そういった認識をしてしまうのも、日本文化特有の印象なのではないでしょうか?

日本人2人の英語がうまい!

シン・ゴジラに出演する日本人キャストのうち、英語を話す場面があるのは石原さとみだけではありません。主要人物にあたる2名にも英語で演技をする場面がありますが、そちらの英語が堪能な事もあり、石原さとみの英語が比較されてしまっているのでは…?という側面もあります。

1人目は長谷川博己が演じる矢口蘭堂。シン・ゴジラ開始時点での肩書は内閣官房副長官の政務担当です。シン・ゴジラにおける政府側の中心人物であり、巨大不明生物特設災害対策本部(通称:巨災対)のメンバーとともにゴジラの脅威に立ち向かっていきます。代々政治家の家系(という設定)もあり、語学堪能という側面もあるのでしょうか。いかなる困難にも毅然とした態度で立ち振る舞う演技は強く印象に残ります。

もう1人は内閣総理大臣補佐官の赤坂秀樹。こちらは竹野内豊が演じております。矢口との仲が悪いわけではありませんが、信念や価値観の違いから劇中でも矢口と度々衝突します。彼が英語で演技するシーンもまた、感情ではなく理性で淡々と話す、芯の通ったキャラクターをうかがい知る事ができます。

日本政府側にいる、流暢な英語を話すキャスト2人。対してアメリカから来た日系人という役柄の石原さとみ。シン・ゴジラの劇中において、カヨコを取り巻く環境や、彼女のキャラクター設定が、相対的に下手なイメージを観客に受け付ける要因にもなっているようにも考えられます。

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シン・ゴジラの石原さとみの演技の評価は下手やいらないのか?

シン・ゴジラという物語において、ゴジラにより街を蹂躙されてしまう対象である日本という国。アメリカからも様々な協力が得られますが、それは日本やゴジラの利用価値を見据えた打算的なものでもあります。つなり、アメリカ側はこの作品においては嫌われ役という要素がどうしても外せなくなります。アメリカ人の方がそのまま演じると威圧感充分な存在です。

その複雑な立場を石原さとみが演技する事により、日本とアメリカが駆け引きする様を、少しでも柔らかく描写する事ができたと考えられます。そのようなアメリカ側の重要人物を石原さとみが演じる時点でそもそも違和感が生じてしまい、更にはネイティブという設定のおかげで英語力も注目されてしまう…。そのような期待を抱かれた状態での英語となるため、「英語が下手」という印象や評価にも繋がってしまうのではないでしょうか?

石原さとみの英語が決して下手というわけではないのですが、求められる英語のレベルが非常に高かった。シン・ゴジラのカヨコという役柄は、石原さとみにとっても難しい演技が求められる役柄だったのではないでしょうか?むしろ、よく演じた!とさえ言えるのかもしれません。

シン・ゴジラの石原さとみの英語力についての声を紹介!

シン・ゴジラを観た方々は、石原さとみの演技についてどのような感想を抱いているのでしょうか?英語での演技は、やはり下手という感想になってしまうのか。シン・ゴジラを観た感想をtwitterで呟いているものを幾つかピックアップしてご紹介します。

やっぱり英語が気になる

シン・ゴジラという作品自体は良かったけど、石原さとみだけが…というご意見。インチキかどうかは受け手側によるので別としても、このような感想はtwitterでも多く見受けられ、総じて「下手」というバッサリな感想でした。

こちらに関しては、「ネイティブアメリカンとして下手」という見方。役柄に対しての期待値と、石原さとみの演技が釣り合っていないという事でしょうか?そう考えると、やはり役柄のハードルさえ高すぎなければ、ここまでの議論は巻き起こっていなかったのかもしれません。

作品自体の問題では?

英語の演技そのものがどうこうではなく、シン・ゴジラの中での扱い方に疑問を呈するご意見。英語と日本語を混ぜる演技が気になった様子で、突き詰めるとそれは脚本と演出の仕方が原因だったのでは…と。こう考えると、石原さとみは、与えられたカヨコという役柄を充分に全うしたという評価になります。

むしろ良かったのではないか?

下手という意見もあれば良かったという意見もあります。発音が良い悪いというよりは、自信と勢いをもって話すのが大事だ!という事らしいです。確かに日本人が英語を話そうとする時に、発音を気にして躊躇いがちになってしまう事もあります。発音よりも気にする事があるだろう!石原さとみの演技からそういった気付きを得たようです。

石原さとみ最高!

石原さとみが最高だ!これ以上ないシンプルな評価です。英語の演技に関しては下手どころかキレッキレとの事。石原さとみ好きには、それはそれで素敵な演技だったに違いありません。

イーオン通えばあんな風に喋れる?

本記事でもイーオンのCMに出演している事は触れましたが、その事と関連付けている感想もありました。長年イーオンのCMで英語を話せているからこそ、劇中でもあれだけ英語が使えるのではないか?そう考えると、シン・ゴジラの石原さとみが最も影響を与えたのは、実はイーオンなのかもしれません。シン・ゴジラがきっかけでイーオンに通い始めた人がいるはず!

ゴッヅィーラ

シン・ゴジラを観ていない人には何の事だか分からないかもしれませんが、劇中で石原さとみがゴジラの事をこのような発音で呼称していました(人によって聞こえ方は違うかもですが)。恐らくそのセリフがとても印象に残ったのでしょう。記憶に残るセリフやシーンがあるという点では、強烈な英語だった事に間違いはないのだと考えられます。

シン・ゴジラでの石原さとみについてまとめ!

シン・ゴジラにおける石原さとみの役柄や、劇中での英語に関する評価など、様々な目線から石原さとみの英語について扱ってまいりました。twitterの感想を見ても分かる通り、人によって色々な意見がありました。

シン・ゴジラを観た事がなくて「石原さとみの英語が下手らしい?」と声だけを聞いた事がある方にとっては、だいぶ印象が変わったのではないでしょうか?それでも本当に下手なのか気になる!と思ったら、是非シン・ゴジラ本編で実際にチェックしてみてください!

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