2018年08月08日公開
2018年08月08日更新
ミニオンズはバナナから生まれた妖精?正体やゴーグルの秘密を考察
バナナが大好物で歌やダンスも得意なミニオンズ!世界一の大悪党を目指すリーダーのグルーに付き従い、いたずらを働く姿はとってもキュートで、今や大人から子供まで大人気のキャラクターです。そんなミニオンズの正体がバナナから生まれた妖精っていう噂は本当?グルーの下で働いている理由は?全員がゴーグルをつけている理由は?など、魅力たっぷりなミニオンズの気になる点を考察します。
目次
ミニオンズはバナナから生まれた妖精?正体やゴーグルの秘密を考察!
2010年に公開された『怪盗グルーの月泥棒 3D』に登場して一躍大人気となったミニオンズ。ミニオンズが主役のスピンオフ作品も含め、現在全部で5作品の映画が制作されています。今回はバナナが大好きなキュートな生物・ミニオンズの正体について色々な角度から考察をしていきます。バナナに似た姿かたちをした彼らの正体はいったい何者なのでしょうか?
ミニオンズの主役!ミニオンとは?
ミニオンたちが初めて登場したのは、2010年に公開された大ヒット映画『怪盗グルーの月泥棒 3D』です。世界一の大悪党を目指すグルーをリーダーに怪盗軍団ミニオンを結成し、あらゆる兵器を使って盗みや嫌がらせをすることを生きがいに、グルーに献身的に仕えるキャラクターとして劇中で活躍します。可愛らしい見た目やしぐさ、さらにはいたずら好きというお茶目なミニオンたちに虜になる人が続出しました。
ミニオンたちは黄色いボディを持つ二足歩行の生物です。青いオーバーオールと黒靴・黒手袋に金属のゴーグルというおそろいのユニフォームがトレードマークとなっており、歌やダンスが得意な彼らは、サイズ・髪型・性格などが様々で、実はいくつかの種類に分かれています。それぞれに名前もついており、今判明しているだけでも30個以上のミニオンの名前が確認されています。
ミニオンにはそれぞれ名前があるらしい
最強最悪のボスに仕えることが生きがいのミニオンズ。その中でも特に有名で仲良しなのがこのトリオで、左からスチュアート、ケビン、ボブという名前がついています。2015年に公開されたスポンオフ作品でもある映画『ミニオンズ』ではこの3人が大活躍する様子が描かれています。
目が1つで髪の毛を真ん中で分けており、中くらいの背丈のミニオンがスチュワートです。陽気でいたずら好きな彼はギターやウクレレが得意で、ロックスターになることを夢見ています。10代のような悪ガキで、ミニオンズの中でも特にバナナへの愛が強いようです。
ミニオンズの中では兄貴分のケビン。背が高く、ちょこんと長い髪の毛を生やしています。目立ちたがり屋ですが、勇敢な性格で頼りになる存在です。ボスを探すことが得意で、仲間のために次々と新しいボスを探しだしてきます。
つるっとした頭に小柄なサイズのボブは末っ子的な存在で、ミニオンズの中でも1,2を争う程の人気キャラクター。テディベアのぬいぐるみのティムが大好きで、いつも手に持っているのが特徴です。よく泣く甘えん坊で、子供のようなピュアな心の持ち主です。
その他にも、2017年に公開された映画『怪盗グルーのミニオン大脱走』でリーダーを務めるメルや、ドジキャラのノーバート、太っちょでツンツン頭のジョージなど、様々な特徴のミニオンが登場します。可愛い風貌なのにいたずら好きで悪党というギャップや、色々な種類のミニオンの中からお気に入りを見つけられるところがファンの心を掴んでいるようですね。
ミニオニーズってなに?
ミニオンたちは通常の言語とは異なり独自の『ミニオニーズ(ミニオン語)』を使っています。そのため何を喋っているのかはなかなか人間には理解ができません。英語やイタリア語、スペイン語など様々な言語が混じった言葉を喋り、たまに「カンパイ」や「ヤキトリ」など日本語が混じっていたりもします。もしかすると、ミニオンたちの言語が世界の言語の発端となったのかもしれません。
映画『怪盗グルーのミニオン大脱走』ではミニオンの言葉を理解するためにグルーが手帳を作り、意志の疎通を図ろうとするシーンが出てきます。グルーがミニオンたちに片言の『ミニオニーズ』で話しかけますが、下手なのか、ミニオンたちに笑われてしまいます。グルーの場合、聞き取りに関してはできるようですが、『ミニオニーズ』を話すことはまだ得意ではないようです。
ミニオンズのミニオンたちはバナナから生まれた?
小さいけれど感情豊かで団結力の強いミニオンたち。正体不明の謎に包まれた彼らが『バナナから生まれた妖精だ』という噂は、誰もが一度耳にしたことがあるのではないでしょうか?確かに果物の中でもバナナに特に目がない彼らは、劇中などでもバナナが大好きな様子がしっかりと描かれています。果たして彼らの正体は一体何者なのでしょうか?
バナナの妖精説はグルーの冗談が原因?
ミニオンズの正体が実はバナナの妖精だという話はどこから来たのでしょうか?1つは映画『怪盗グルーの月泥棒 3D』のワンシーンでグルーが冗談で「バナナから作った」とマーゴたち三姉妹に告げたことから、ミニオンの正体がバナナの妖精だという説がファンの間で広まったと考えられます。確かに妖精のように可愛らしい風貌なので、ついつい信じてしまいますよね。
しかし、実はこの「バナナから作った」というグルーの発言は、日本独自のオリジナル翻訳だそうで、字幕版では「自分のイトコである」という表記だけがされているそうです。当然グルーとミニオンがイトコなわけがないので、これもグルーの冗談だったようです。そのためミニオンの正体は初期の映画では謎に包まれた状態でした。
その他にも、劇中で異様にバナナが好きなところが描かれたことや、見た目がバナナに似ていることから、ミニオンズの正体がバナナの妖精だという話が広がっていったと考えられます。また、バナナモチーフのミニオン関連グッズが多くでていることも原因の一つと言えるでしょう。
縁日ではこんな可愛いチョコバナナまで登場しているようです。ミニオンたちがバナナの妖精だということを信じてしまう人が多く続出するのも頷けます。しかし、実はミニオンたちの正体はバナナの妖精ではなかったのです!
ミニオンは妖精ではなく、海から誕生した?
謎につつまれたミニオンたちですが、映画『ミニオンズ』で彼らの正体がようやく明かされます。なんとミニオンが誕生したのは人類が生まれるより遙か昔の1億4500万年前。海の中で黄色い細胞から、プランクトン→魚と次々と進化を遂げ、最終的にミニオンとなって地上に出てきた生命体であるという話が映画の冒頭で語られました。人間より早く生まれていたとは驚きの事実です。
人間や動物のように海から生まれてきたミニオンたち。海にいた頃は腰にワカメをつけていますが、陸に上がると葉っぱへと衣装が変わります。人間のように時代に合わせてミニオンズも進化を遂げていることが分かります。劇中ではバナナから生まれた描写などが一切見受けられなかったことから、やはりバナナの妖精ではなかったようですね。
ミニオンは不老不死?
さらに映画『ミニオンズ』にて、ミニオンたちは不老不死で、水中や宇宙でも生きることができるという事実が判明しています。陸に上がるまでは海で暮らしていたようなので、どうやら酸素がなくても生きることができるようです。さらに映画『怪盗グルーの月泥棒』では宇宙に飛ばされたミニオンが、無重力の中を優雅に遊泳するシーンがあるので、宇宙でも問題がないようです。
しかし不老不死といえども、痛覚などは備わっており、怪我をしてしまうことはあるようです。またミニ・ムービーコレクションの中で、ミニオンは細胞分裂をすることでどんどん増えていくことが語られています。斧で真っ二つにされたと思ったミニオンが、気が付けば2匹になっていたというシーンもあるので、ミニオンは怪我や事故でも死ぬことがない生物なのかもしれません。
ボスに仕えることが生きがいの生物、それがミニオンズ
人間よりも遙か昔に生まれたミニオンたちは、何よりも最も邪悪な悪党に仕えたがっており、最初のボスに恐竜を選びました。その後も原始時代では原始人に付き従い、さらに古代エジプト時代では古代エジプト人とともにピラミッドを建てるなど、大昔からミニオンズはボスに尽くし、活躍していたことが伺えます。
さらにはドラキュラやナポレオンなど、様々なボスに仕えていたミニオンズ。衣装も海賊風になったり華やかな衣装であったり、とても素敵ですね。しかし主に自分たちに原因があるように見受けられますが、仕えていたはずのボスがすぐにいなくなってしまうことが悩みだったようです。
そんなある時、仕えるボスがいない状態にしばらくなってしまい、ミニオンズは退屈な毎日を送っていました。生きる気力を失ってしまった仲間たちを救うため、ケビンはスチュアートとボブを連れてボス探しの旅に出ます。そして舟でニューヨークに辿りつき、また新たなボスに仕えることとなるのですが、それがグルーに出会う42年前とのことなので、やはりミニオンたちは不老不死の生物だということになります。
ミニオンたちがトレードマークのオーバーオールとゴーグルになったのはニューヨークに到着してからのようです。ニューヨークのお店で購入したのでしょうか?映画『怪盗グルーのミニオン大脱走』では、ミニオンたちが布を縫製するシーンが登場するので、もしかしたら自分たちで洋服もその都度手作りで作っているのかもしれません。
ミニオンズのゴーグルの秘密とは?
ミニオンの正体の次に気になるのが、ゴーグル。ミニオンズはなぜ全員が同じゴーグルをつけているのでしょうか?おしゃれなのか?身体の一部なのか?はたまた、何か武器にでもなるのか?などなど、とても気になるゴーグルの謎に迫ります。
劇中でもほとんどゴーグルを外すことはない彼ら。そんなゴーグルと一心同体のミニオンの素顔が見られる珍しい映像がありました。ゴーグルのヒモもかなり伸縮性があることが伺えます。目から離れているところを見ると、ゴーグルは身体の一部ではないようです。
そしてミニオンズは時代や場所に合わせて、様々な種類のゴーグルにつけ変えているようです。陸に上がる直前は葉っぱで作ったような緑のゴーグルだったり、氷河期時代は金色のフレームだったりと、かなりの頻度で付け替えが行われています。服も頻繁にチェンジしていることから、ミニオンズ実はかなりのオシャレさんなのかもしれません。
ミニオンたちは目が悪いって本当?
劇中では語られてはいませんが、実はミニオンたちは目が悪いのでゴーグルをしているのでは?という話があります。USJのミニオンライドの待機通路にあるポスターに「ミニオンたちは目が小さく視力が弱いのでゴーグルが必要」というようなことが書かれているそうです。本当かどうか定かではありませんが、気になる方はUSJに行ってぜひポスターをご覧ください。
ミニオンズにはバナナの歌まである!
バナナがミニオンズにとって、切っても切り離せない存在だということは皆さんよくお分かり頂けたかと思います。そんなバナナについての歌をミニオンズが歌う動画があるのをご存知でしょうか?
ばーばーななー、とバナナへの愛を存分にぶちまけるミニオンたち。ヘンテコな歌ですが、ハモりもばっちりでかなりの歌唱力があることが伺えます。時々ポテトとも聞こえてくるところをみると、彼らは実はポテトが2番目に好きなのかもしれません。
歌が得意なミニオンズ!
ミニオンたちは劇中でも幾度となくその歌唱力を披露しています。映画『怪盗グルーのミニオン大脱走』では音楽のオーディション番組に出場して喝采を浴びるシーンが印象的です。歌って踊ってノリノリで楽しそうなミニオンたち。バナナと同じくらい歌とダンスが大好きです。
ミニオンズのかわいいバナナのおもちゃやグッズを紹介
自他ともにバナナ好きを認めるミニオンのグッズには、バナナをモチーフにした可愛らしいものがたくさんあります。今回はその中からオススメのものをいくつかご紹介します。
チャックを開くと、丸いミニオンたちが飛び出してくるとっても可愛いバナナ型のクッションです。ケビン、デーブ、スチュアート、ジェリーの4人がクッションの中でかくれんぼをしています。
バナナをモチーフにしたころんとした丸みがとってもキュートなボールペンは、緑の房を押すと芯が出てくるようになっています。持っているだけでみんなの注目の的になりそうです。
ミニオンたちがバナナになったソフト人形は、水に浮かべて楽しむことができます。たくさんお風呂に浮かべてミニオンズのボスになった気分を味わうのはいかがでしょうか。もちろんお部屋に飾っても良しのアイテムです。
ミニオンも好きだし、バナナも好き!という方にオススメなのがこちら。ミニオンを模したバナナケースはランチタイムの持ち運びにぴったりです。柔らかく痛みやすいバナナをミニオンがしっかりと守ってくれます。
ミニオンズはバナナから生まれた妖精ではなかった!
バナナの妖精だと思われていたミニオンズでしたが、実は海から生まれたバナナが大好きな生物だということが分かりました。しかしまだまだ謎だらけのミニオンたち。これからも映画やテーマパークなどで私たちを楽しませてくれるとは間違いないでしょう。最新作が待ち遠しい!まだ見ていない方はぜひ映画をチェックしてみてください。