2018年07月15日公開
2018年07月15日更新
ミニオンズの言葉(ミニオン語)を徹底解説!日本語での意味は?
《ミニオンズ》とは、アメリカ生まれの人気アニメーション・コメディ映画《怪盗グルーの月泥棒》を皮切りに始まった《怪盗グルー》シリーズのスピンオフ作品です。本作はシリーズを通して登場する大人気キャラクターのミニオンが主人公です。ミニオンたちの発する独特な言葉「ミニオン語」が特徴的であり、観た方々の中には真似する人も続出していました。今回は、そんなミニオンの使う独特な言語「ミニオン語」のそれぞれの言葉の意味や、由来などを紹介していきます!
目次
ミニオンズの言葉(ミニオン語)とは?日本語での意味を徹底解説!
本作の《ミニオンズ》で主人公たちが話す時に使う言語である「ミニオン語」は、聞くだけでは何を言っているのか少々わかりにくく意味も知らない言葉がたくさんあります。そんなミニオン語における様々な言葉を今回は日本語の意味も含めて解説していきます。
ミニオンズの言葉(ミニオン語)とは?
「ミニオン語」とは、ミニオンズが会話をする際に用いる独自の言語です。日本では「ミニオンズ語」という名称ですが、海外の英語圏では「Minionese ミニオニーズ」とも呼ばれたり、「Banana language」とも呼ばれています。「Banana language」に関しては、日本語で直訳すると「バナナ語」になり、日本ではそちらの名称も少なからず通っています。
様々な言語の組み合わせ
ミニオンズの「ミニオン語」は一見完全な造語のように思われがちで、何がどういう意味なのかわからないと思われる方々も多いです。しかし実際はそうではありません。この「ミニオン語」は、現在世界に存在する様々な言語を組み合わせて出来上がった言語なのです。当然その中には日本語も含まれています。それを踏まえていくと、何がどういう意味なのか徐々にわかるようになってきます。
言語の一部を変更?
出典: https://anibu.jp
先述の通り、「ミニオン語」は現存する世界各地の言語を組み合わせていますが、中には現存する国の言葉を意味はそのままにして形を部分的に変えています。これはミニオン語の大きな特徴の一つと言えます。果たして、どれぐらいの言語が組み合わさっているのか、どんなミニオン語の言葉があるのか、非常に気になる所です。
ミニオンズの言葉(ミニオン語)は英語が元の言葉が多い!
ミニオンズが話す際に用いる「ミニオン語」には数多くの言葉があり、その中でも英語が基盤となっている言葉がたくさんあり、そしてそれらはしっかり英語での言葉と同じ意味も持ち合わせていますし、少し裏を返したような意味合いになっているミニオン語もありますので、そちらの方を詳しく説明していきたいと思います。
banana(バナナー)
英語で言うバナナが語源となっています。もちろん意味は同じで、バナナです。語尾の「ナ」を伸ばして発音するのが独特です。ミニオンと言えばバナナというイメージがあるので、まさにミニオンを体現している言葉とも言えます。このミニオンをきっかけにしてバナナの売り上げを上げようとしてのことなのか、今もよくスーパーマーケットなどでバナナの販売コーナーを見るとミニオンの人形が置いてあったりします。
tank yu(タンキュー)
これはもう言わずもがなでしょう。tank yu(タンキュー)とは、英語で言うThank you(センキュー)をもじったものです。この言葉は当然「ありがとう」という意味です。これに関しては、少し舌足らずな言い方をしているという説もあります。この言葉は最も需要のある言葉ですので、もしかしたら日常的に使っても違和感が割と無いのではないでしょうか。既にファンの間では使用されてるのかもしれません。
bello(ベロー)
これもtank yu同様に、英語の言葉で言うHelloと似ています。似ていると言っても文字が一つ変わっただけなので、ほぼ同じです。語源もHelloですし、意味も同じです。これ程までにほぼ同じような言葉もあるので、意外とわかりやすく覚えやすいです。それにこの言葉もまた、意味合いを考えれば日常的に使えるので、この言葉も同じく普段から使えそうです。
me want banana (ミー・ウォン・バナナー)
こちらの言葉も、英語が由来となっています。「お腹が空いた」という意味です。これが英語だった場合に直訳すると「バナナが欲しい」となり、裏を返すと「お腹が空いた」とも捉えることができますので、そこから派生させてミニオン語として生まれ変わったのでしょう。少し頭を捻って考えられた感じがします。この言葉はファンの間では通じそうです。
underwear(アンダーウェア)
この言葉には誓う、約束する、という意味があります。英語で言う「swear」が由来です。ミニオンズは自分たちのボスを探してはそのボスに忠実になって付き添うので、重要な語句であると言えます。約束する、という意味で用いるのであれば、実際に使ってみるのもいいかもしれません。ですが、直訳すると「下着」という意味ですので奇人若しくは変人に見られてしまう可能性もあります。
Babble(バッブル)
こちらのミニオン語の意味は「リンゴ」です。英語で言う「Apple」が由来となっています。ミニオンズは食べ物の名称も独自のものとなっており、後々紹介しますが他の食べ物の名称もミニオン語には存在します。
Luk at tu(ルックァ・トゥ)
この言葉は「見て」という意味で、英語で言う「Look at」が由来です。発音も英語に近いものとなっています。また、何かを見た時に「なんじゃこりゃ!」というような意味で使用されることもあります。このように英語が語源となると、発音も似てる言葉が多いです。というよりも、劇中の世界ではミニオンズの言語がモチーフとなって他言語が生まれたのかもしれません。
Stupa(ストッパ)
英語で言う「Stop」が由来です。「止まる」もしくは「止まれ」という意味があるので、こちらも英語の言葉をモチーフにした意味となっています。こちらは発音が少し違うだけなので、普通に使う事も可能です。ちなみに、日本国内にある某下痢止め薬とは何の関係もありませんので、悪しからず。
Buttom(ブトム)
この言葉には「パンツ」という意味があります。英語の「Bottom」が由来です。この言葉も日常で使えますし、もはやミニオン語を意識せずとも使用されていると言えます。ちなみに正式な形で、ミニオンズのパンツが発売されているので、「Buttom」繋がりでファンの方は購入してみるのもアリです。
Butt(ブット)
これも上記と同じで、英語の「Bottom」が由来となっており、「おしり」という意味があります。同じ由来なのに意味が異なっていますが、おそらくこれも少し考えを捻っての事でしょう。こうして説明していくと、なんとなく言葉の繋がりが見えてくるので意外と深く考えられていることに気付きます。
ミニオンズの言葉(ミニオン語)は日本語が元の言葉もある!
ミニオン語は世界中の現存する言語がモチーフなので、その中には日本語が語源となったミニオン語もあります。日本はUSJがあったり、ユニバーサル・スタジオが提供する数多くの作品は日本でもかなり支持されていたり、日本生まれの作品とコラボする等、かなりユニバーサル・スタジオに優遇されています。そうした中で日本語での演出はファンにはたまらないでしょう。それを踏まえて、日本語由来のミニオン語を今から紹介します。
Kanpai(カンパイ)
勿論日本語のわかる方ならご存知、意味は「乾杯」です。当然日本語の「乾杯」が由来となっています。日本ではよく家族や友人、職場の人たち等の人が集まる食事会で使う言葉として深く浸透しており、昔からずっと使われている馴染み深い言葉です。これを機に「乾杯」という日本語がミニオン語を介して世界中に伝わっていくのも面白いところです。
Yakitori(ヤキトリ)
こちらも当然日本語の「焼き鳥」という言葉が由来で、意味もそのままです。ミニオンズは焼き鳥まで食べるのかとビックリしてしまいますが、劇中では食べ物の描写が多くあるので、それを踏まえると他の食べ物の名称も今後の続編で明らかになるのかもしれません。それにしても、日本語の名称がこうして出てくるのは日本人でミニオンズファンの方々には嬉しい事です。
ミニオンズの言葉(ミニオン語)はまだまだある!
ミニオンズにはまだまだたくさんの言葉があり、上記で説明したのは英語と日本語がモチーフとなったミニオン語であり、他にもまだ現存する世界中の言語が由来となった言葉がたくさんありますので、そちらの方も紹介していきます。ここまで来ると、現実に存在する言語が尽きない限り、ミニオン語も尽きなさそうです。
tatata bala tu(タタタ・バラ・トゥ)
こちらはフランス語が元となっており、「あなたの事が嫌いだ」という意味があります。tuとは、フランス語で「あなた」という意味だそうです。誰かに対してストレートに嫌いだと言いたい時などで使える言葉でしょう。また、語尾が主語となっていますのでそこを変えれば多様化できそうです。
Gelato(ジェラート)
スペイン語で言う「Gelato」がモチーフとなっています。「ジェラート」と読むので、意味はそのままに「アイス」となります。ここでも食べ物の名称が出てきましたので、やはりミニオンが登場する作品中では食べ物に着目していると言えます。
Paratú (パラ・トゥ)
スペイン語の「para tú」が元で、意味は「あなたに」となります。こちらもミニオン語では同じ意味になります。ちなみに、ミニオン語にはスペイン語が語源となっている言葉も少々あるので、下記にも引き続き載ってあります。
la boda(ラ・ボーダ)
こちらもスペイン語が元です。「la boda」というスペインの言葉が由来しており、ミニオン語では「結婚式」という意味となります。元々のスペイン語の意味でも同じ意味となります。ちなみにスペインの結婚式は特徴的で、結婚式場が無かったり、全ての出席者が盛り上がってダンスを踊ったり、パーティーが夜通しで続いたりもするそうです。ミニオンズ側の世界でもこのような文化があったら面白くなりそうだと言われています。
Tropa(トラパー)
タガログ語とスペイン語が由来となっており、「部隊」という意味が込められています。画像のようにミニオンズが部隊を組もうなら、ギャグお構いなしに本当に恐ろしいことになりそうだと言われています。
Tulaliloo ti amo(タリルー・ティ・アモ)
イタリア語が語源となっており、「ti amo」を由来としています。意味も同一で「愛してる」となるので、誰かに気持ちを伝えたいときに使える言葉としても使えます。愛にはいろんな形があるので、その形に応じた言い方をするなりしてアレンジを加えれば、その都度気持ちも伝わるはずです。
hana(ハナ)
こちらは韓国語が元となっています。意味は数字の「1」ですので、ミニオン語初の数字であり初の韓国語が由来の言葉となっています。これで少しは韓国語にも強くなりますので、良いきっかけを与えてくれます。
dhul(ドゥル)
同じく韓国語が語源で、数字の「2」と同じ意味です。これでまた一歩韓国語マスターに近づきますので、より韓国語に興味を持たせてくれます。
sehtt(セッ)
こちらも同様に韓国語と同じ意味で「3」です。由来も韓国語です。更に更に韓国語マスターに近づいたので、いっそのことこれを機に韓国語を覚えるのも良いかもしれません。
baboi(バーボイ)
こちらはミニオン語独自の言葉となっている完全な造語です。「おもちゃ」を意味しますが、英語の「Toy」が由来している説が浮上してきているので、真偽のところは今後の続編で明らかになる可能性もあります。
bi do(ビード)
こちらもミニオンズ独自の言語であり、「ごめんなさい」という意味があります。素直に謝るということは大事ですが、どうしても素直になれない人にはこの言葉を用いることをオススメします。また、こうした些細なきっかけでミニオンファンが増えることは無きにしも非ずでしょう。
muak(ムアック)
「キス」という意味です。完全な造語で、オリジナルです。もし彼氏或いは彼女などの恋人や愛しい人にキスしたい時には、一度使ってみてはいかがでしょうか。ちょっとしたジョークにもなったりして話題が増える事間違いなしです。
bananonina
「醜い」または「ひどい」という意味になります。なにか嫌な事をされたり、奇々怪々な相手に何か嫌な事をされたりした場合に使用できます。使っても相手がミニオンファンでない限りは通じないですが、果たしてそういった場面で使うことを知ったミニオンファンはどんな気持ちになるのでしょう。
poopaye(プーパイエ)
「バイバイ」或いは「さよなら」という意味があります。「bye bye」が語源という説が上がっていますが、こちらも真偽は不明のままです。この言葉を現実的に考えると、ミニオンファンでミニオン語が理解できる方々が解散したりする際に使っていそうなイメージが想像できます。
Chasy(チャーシィ)
「椅子」を意味しますが、こちらも由来は不明で、オリジナルだと言われています。ファンの間で使われていそうな言葉です。やはりミニオン語の言葉を知っていくと応用方法も膨らんできます。
Pwede na?(プェデナ)
「はじめようか?」という意味がありますが、この言葉を使おうものなら相当な状況が無いといけないので、使用範囲に限りがあります。
Sa la ka! (サラカ!)
「はああ~?」という意味が含まれています。これは相当するだけの場面が日常的にもたくさんあるので、使用範囲も広くほぼ限り無しと言ってもいいでしょう。リアクションを取る際に使える言葉でもあるので、是非一度使ってみてはいかがでしょうか。
ミニオンズの言葉(ミニオン語)を日常でも使ってみよう!
以上がミニオンズの言語「ミニオン語」における様々な言葉と、それらの意味です。何度もおすすめしていますが、これらのミニオン語の言葉を是非一度使ってみては如何でしょうか。言葉にもよりけりですが、ほとんどは使う場面が多く、適材適所で使用していけばいつの間にか身についている事でしょう。きっとミニオンファンでなくともミニオン語を介して面白おかしく話せる上に、仲良くなれたりもするでしょう。