【ザ・ファブル】映画のネタバレあらすじと感想！キャストや原作漫画との違いは？

あらすじ・結末のネタバレや視聴者の感想・評価を知る前に、まずは実写映画「ザ・ファブル」の基本情報を紹介していきます。ザ・ファブルは2019年に公開された映画で、2021年6月には続編が公開されています。興行収入は放映開始10日で7億円を突破しており、観客動員数は51万人を記録しているようです。

実写映画「ザ・ファブル」の監督は江口カンです。江口カンは1990年代から活動を行っている人物で、これまでに「めんたいぴりり」「大河ドラマ/真田丸」などの作品も手掛けています。脚本は「ジョーカー・ゲーム」「ティーンコート」などの作品に携わっている渡辺雄介が担当しています。

ザ・ファブルは2014年から2019年まで連載されていた漫画が原作で、2021年7月からは続編がスタートしています。原作者の南勝久は中学卒業後に配管工・木工所で働いており、1999年に「ナニワトモアレ」で漫画家デビューしています。また「クローズ」「WORST」で知られる漫画家の高橋ヒロシは南勝久を天才と称しているようです。

前述したように実写映画「ザ・ファブル」は2021年6月に二作目が放映されています。一作目では佐藤明とヤクザ・殺し屋の戦いが描かれていましたが、二作目では情報を操る知能犯が登場しています。物語の鍵を握る佐羽ヒナコ役には女優・モデルの平手友梨奈が起用されているようです。

ここからは実写映画「ザ・ファブル」のあらすじを結末までネタバレで解説していきます。まずは実写映画「ザ・ファブル」の前半のあらすじや主人公・佐藤明の人生をネタバレしながらまとめていきます。

どんな状況でも仕事をやり遂げるファブルは裏社会で伝説的な存在になっていますが、名前を知られ過ぎた事を危惧したボスはファブルに1年間殺しを禁止しています。またパートナーにも1年間の休業を言い渡し、2人は佐藤明・佐藤洋子という偽名を使って偽りの兄妹を演じる事になります。そして真黒カンパニー/真黒組の海老原の協力で大阪に住む事が決まりました。

佐藤明と佐藤洋子が街を歩いていたらチンピラに絡まれてしまいます。佐藤明はチンピラを圧倒できる強さを持っていましたが、一般人を演じるためにわざと攻撃を受け、派手に鼻血を出して倒れました。そこを清水岬という女性が通りかかり、鼻血を出している佐藤明にハンカチを差し出しました。

佐藤明は一般人を演じるためにアルバイトを始め、そこで清水岬と再会します。清水岬は過去にグラビアの仕事をしていましたが、アダルトビデオに出演させられそうになった事で仕事を辞めていました。その仕事の裏には真黒カンパニーの砂川の姿があり、それを知った小島は砂川から仕事を横取りするために動き始めます。

佐藤明は子供の時にボスに拾われており、その時から殺し屋の訓練を受けていました。そのためボスの「普通の生活をしろ」という命令を理解できない部分があり、家の中ではずっと全裸で過ごしていました。また敵の襲撃に備える事が体に染みついているため、自然とベッドではなく浴槽の中で眠ってしまいます。

ある時、清水岬が自宅を出ると真黒カンパニーの小島が待っており、過去にグラビアの仕事をしていた清水岬にアダルトビデオに出演するよう脅迫しました。清水岬はその話を断りましたが、バイト先の店長が通り魔に襲われ、母親も小島から嫌がらせを受けそうになってしまいます。そのため身の危険を感じた清水岬は仕事を引き受ける事を決意しましたが、小島の自宅で何者かの襲撃を受けてしまいます。

心筋梗塞で入院した海老原は小島が女性を使って商売をしている事を心配しており、佐藤明に小島を探すよう頼みました。そのため佐藤明は小島の自宅を訪れ、荒らされた跡から小島と清水岬が拉致された事を察します。その頃、小島と清水岬は砂川が雇ったフードとコードに拉致されており、ごみ処理場で恐怖に震えていました。

佐藤明は小島と清水岬を救出する事を決めましたが、ボスの「人を殺すな」という命令を思い出します。そのため普通の銃ではなく「人を殺せないおもちゃの銃」を作り、それを持ってごみ処理場に乗り込みます。そして砂川の部下に襲われそうになっている清水岬を助け出し、次に小島が捕まっている場所に突入しました。

佐藤明は数十人から銃撃を受けましたが、それを扉で防ぎながら小島を助け出しました。そのまま小島を連れてごみ処理場から脱出しようとしましたが、物音を立ててしまった事で再び敵の攻撃を受けてしまいます。そしてファブルに強いこだわりを持つフードとの直接対決が始まり、佐藤明の銃撃でフードは気絶させられています。

ここからは実写映画「ザ・ファブル」のあらすじを結末まで解説していきます。実写映画「ザ・ファブル」は原作漫画とストーリーが違うため、予想できない意外な結末を迎えているようです。あらすじ・結末や登場人物の最後などもネタバレしながらまとめていきます。

清水岬はごみ処理場の高所から落ちそうになりましたが、ギリギリの所でマスクを被った佐藤明に助けられ、そのまま自宅の前まで送り届けてもらいました。その後、佐藤兄妹の自宅を訪れると2人が酒盛りをしていたため、そこに清水岬も参加して3人の宴会が始まります。ですが清水岬は暗い表情を見せていたため、そんな彼女に佐藤明は自分が描いたイラストをプレゼントしています。

海老原は佐藤明の自宅を訪れ、今回の騒動を起こしたケジメを付けるために小島を射殺しました。またごみ処理場では佐藤明に気絶させられていたフードとコードが目を覚ましましたが、突然姿を見せた佐藤明のボスに射殺されています。そしてアルバイトの時給が上がった佐藤明が清水岬を食事に誘うという結末を迎えています。

あらすじ・結末のネタバレを知った後は、実写映画「ザ・ファブル」に出演しているキャストを紹介していきます。キャストのプロフィール・経歴や、過去に出演した作品をまとめていきます。実写映画「ザ・ファブル」には俳優・女優以外にお笑い芸人が起用されているようです。

実写映画「ザ・ファブル」で「佐藤明」を演じたキャストは「岡田准一」です。岡田准一は大阪府出身で、1995年から芸能活動を行っている人物です。アイドルグループ「V6」のメンバーでデビューしており、2003年に公開された映画で初主演を飾っています。プライベートではジークンドーのインストラクター認定を受けており、2017年に女優の宮崎あおいと結婚した事を発表しています。

岡田准一はこれまでに「池袋ウエストゲートパーク」「タイガー&ドラゴン」「木更津キャッツアイ」「海賊とよばれた男」などの映画・ドラマに出演しています。ザ・ファブルに登場した佐藤明は伝説的な殺し屋で、ボスから1年間の殺しを禁止されています。普段は温厚な性格をしていますが、「どんな敵でも6秒以内に殺す」という能力を持っています。

実写映画「ザ・ファブル」で「佐藤洋子」を演じたキャストは「木村文乃」です。木村文乃は東京都出身で、2004年から芸能活動を行っている人物です。2004年に公開された映画「アダン」のヒロインオーディションに合格してデビューしており、2014年にエランドール賞を受賞しています。プライベートではスキューバダイビングを趣味にしているようです。

木村文乃はこれまでに「今日、恋をはじめます」「99.9-刑事専門弁護士-」「連続テレビ小説/だんだん」などの映画・ドラマに出演しています。ザ・ファブルに登場した佐藤洋子は佐藤明の仕事上のパートナーで、ボスの命令で佐藤明と偽りの兄妹を演じています。天才的な瞬間記憶能力を持っており、酒癖が悪い姿が描かれています。

実写映画「ザ・ファブル」で「清水岬」を演じたキャストは「山本美月」です。山本美月は福岡県出身で、2009年から芸能活動を行っている人物です。高校生時代に出場したモデルコンテストでグランプリを獲得しており、同時にファッション雑誌「CanCam」の専属モデルになっています。プライベートでは漫画・アニメ鑑賞を趣味にしており、2020年に俳優の瀬戸康史と結婚した事を発表しています。

山本美月はこれまでに「パーフェクトワールド」「黒執事」「勇者ヨシヒコと導かれし七人」などの映画・ドラマにも出演しています。ザ・ファブルの清水岬はデザイン会社の従業員で、佐藤明が暮らす一軒家の近くのアパートで一人暮らしをしています。

実写映画「ザ・ファブル」で「フード」を演じたキャストは「福士蒼汰」です。福士蒼汰は東京都出身で、2010年から芸能活動を行っている人物です。渋谷でスカウトされて芸能デビューしており、これまでに「仮面ライダーフォーゼ」「BLEACH」「図書館戦争」「4分間のマリーゴールド」などの映画・ドラマにも出演しています。ザ・ファブルのフードは組織には所属していない殺し屋で、「ワルサーPPK」を愛用しています。

実写映画「ザ・ファブル」で「小島」を演じたキャストは「柳楽優弥」です。柳楽優弥は東京都出身で、2002年から芸能活動を行っている人物です。友人が芸能事務所に所属していた事が演技の道に進んだきっかけで、これまでに「連続テレビ小説/まれ」「フランケンシュタインの恋」「闇金ウシジマくん」などの映画・ドラマにも出演しています。ザ・ファブルの小島は真黒組の構成員で、殺人罪で15年間服役していました。

実写映画「ザ・ファブル」で「砂川」を演じたキャストは「向井理」です。向井理は神奈川県出身で、2006年から芸能活動を行っている人物です。バーテンダーをしていた時にスカウトされており、これまでに「ハチミツとクローバー」「SPECシリーズ」「僕たちは世界を変えることができない。」などの映画・ドラマにも出演しています。ザ・ファブルの砂川は真黒組の幹部で、次期若頭候補と言われている人物です。

実写映画「ザ・ファブル」で「コード」を演じたキャストは「木村了」です。木村了は東京都出身で、2002年から芸能活動を行っている人物です。ジュノン・スーパーボーイ・コンテストを経て芸能界デビューしており、これまでに「同期のサクラ」「うさぎドロップ」「絶対零度シリーズ」「大河ドラマ/麒麟がくる」などの映画・ドラマにも出演しています。ザ・ファブルのコードは組織には所属していない殺し屋です。

実写映画「ザ・ファブル」で「クロ」を演じたキャストは「井之脇海」です。井之脇海は神奈川県出身で、2000年代から芸能活動を行っている人物です。プライベートでは山登りを趣味にしており、俳優として「サイレント・トーキョー」「連続テレビ小説/ひよっこ」「プロミス・シンデレラ」などの映画・ドラマにも出演しています。ザ・ファブルのクロは真黒組の構成員で、佐藤明に心酔している人物です。

実写映画「ザ・ファブル」で「貝沼悦司」を演じたキャストは「好井まさお」です。好井まさおは大阪府出身で、2006年から芸能活動を行っているお笑い芸人です。俳優として「赤い雪」「せいせいするほど、愛してる」などの映画・ドラマにも出演しています。ザ・ファブルの貝沼悦司はデザイン会社の従業員で、恋心を抱く清水岬のストーカーです。

実写映画「ザ・ファブル」で「砂川の部下」を演じたキャストは「加藤虎ノ介」です。加藤虎ノ介は大阪府出身で、1996年から芸能活動を行っている人物です。元々は舞台俳優でキャリアをスタートさせており、これまでに「神の舌を持つ男」「大鹿村騒動記」「モトカレマニア」などの映画・ドラマにも出演しています。プライベートではオートバイや料理を趣味にしているようです。

実写映画「ザ・ファブル」で「松沢」を演じたキャストは「粟島瑞丸」です。粟島瑞丸は大阪府出身で、2000年代から芸能活動を行っている人物です。脚本家としても活動しており、これまでに「半沢直樹」「連続テレビ小説/おちょやん」「青空エール」などの映画・ドラマに出演しています。ザ・ファブルの松沢は真黒組の構成員で、砂川の部下です。

実写映画「ザ・ファブル」で「バーのマスター」を演じたキャストは「六角精児」です。六角精児は兵庫県出身で、1990年代から芸能活動を行っている人物です。学生時代から演劇部に所属しており、これまでに「連続テレビ小説/半分、青い。」「銀魂」などの映画・ドラマにも出演しています。

実写映画「ザ・ファブル」で「鉄板焼き屋の店長」を演じたキャストは「モロ師岡」です。モロ師岡は千葉県出身で、1970年代から芸能活動を行っている人物です。コメディアンとしても活動しており、これまでに「大河ドラマ/龍馬伝」「闇金ウシジマくん」などの映画・ドラマに出演しています。

実写映画「ザ・ファブル」で「河合ユウキ」を演じたキャストは「藤森慎吾」です。藤森慎吾は長野県出身で、2003年から活動しているお笑い芸人です。俳優としては「七つの会議」「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」などの映画・ドラマにも出演しています。

実写映画「ザ・ファブル」で「ジャッカル富岡」を演じたキャストは「宮川大輔」です。宮川大輔は京都府出身で、1990年から活動しているお笑い芸人です。俳優としては「崖っぷちホテル！」「カフーを待ちわびて」などの映画・ドラマにも出演しています。

実写映画「ザ・ファブル」で「田高田」を演じたキャストは「佐藤二朗」です。佐藤二朗は愛知県出身で、1996年から芸能活動を行っている人物です。リクルートを初日で退社した後に俳優デビューしており、これまでに「銀魂」「ヲタクに恋は難しい」「過保護のカホコ」などの映画・ドラマにも出演しています。

実写映画「ザ・ファブル」で「浜田」を演じたキャストは「光石研」です。光石研は福岡県出身で、1978年から芸能活動を行っている人物です。高校生時代にオーディションを受けた映画で主役に抜擢されており、これまでに「深夜食堂」「海賊とよばれた男」「バンクーバーの朝日」などの映画・ドラマにも出演しています。ザ・ファブルの浜田は真黒組の組長で、佐藤明と佐藤洋子の偽りの兄妹関係を知る人物です。

実写映画「ザ・ファブル」で「海老原」を演じたキャストは「安田顕」です。安田顕は北海道出身で、1993年から芸能活動を行っている人物です。大学生時代に演劇研究会に入会しており、これまでに「ドラゴン桜」「聖の青春」「嘘の戦争」「下町ロケット」などの映画・ドラマにも出演しています。ザ・ファブルの海老原は真黒組の若頭で、佐藤明と佐藤洋子の偽りの兄妹関係を知る人物です。

実写映画「ザ・ファブル」で「ボス」を演じたキャストは「佐藤浩市」です。佐藤浩市は東京都出身で、1980年から芸能活動を行っている人物です。父親は俳優の三國連太郎で、自身は「少年メリケンサック」「ザ・マジックアワー」「官僚たちの夏」「オリエント急行殺人事件」などの映画・ドラマにも出演しています。ザ・ファブルのボスは組織のトップで、若い頃は自身も殺し屋だったようです。

実写映画「ザ・ファブル」で「幼少期のファブル」を演じたキャストは「南出凌嘉」です。南出凌嘉は大阪府出身で、2013年から芸能活動を行っている人物です。特技には空手を挙げており、これまでに「昭和元禄落語心中」「キングダム」「連続テレビ小説/あさが来た」などの映画・ドラマにも出演しています。原作漫画のファブルは幼少期から組織の訓練を受けていますが、その他の詳しい経歴は不明のようです。

あらすじ・結末のネタバレや出演キャストを知った後は、実写映画「ザ・ファブル」と原作漫画の違いをネタバレしながらまとめていきます。実写映画「ザ・ファブル」の大筋のストーリーは原作漫画と同じですが、所々の設定が違うようです。

佐藤洋子の戦闘能力の高さが分かるのは原作漫画の後半ですが、実写映画では高い戦闘能力を使って戦っていました。その他にも原作漫画の後半で描かれた描写が実写映画に盛り込まれています。

原作漫画のフードは佐藤明に瞬殺されていましたが、実写映画では重要な登場人物になっています。またコードの登場シーンも増えているため、2人の殺し屋の設定が変更されています。

原作漫画の小島は救いようのない悪人でしたが、実写映画では笑えて憎めない登場人物になっています。また拉致された小島が佐藤明に救出されるという描写はないため、実写映画では小島の設定も変更されています。

あらすじ・結末のネタバレや原作漫画との違いを知った後は、実写映画「ザ・ファブル」に関する感想・評価を紹介していきます。実写映画「ザ・ファブル」は話題になった作品のため、視聴者から様々な感想・評価が挙がっているようです。本記事で紹介したあらすじ・結末・キャストに関する感想・評価などもまとめていきます。

実写映画は原作ファンから酷評される事も多いですが、実写映画「ザ・ファブル」は全体的に面白いという感想・評価が挙がっているようです。前述したように設定が変更されている部分がありますが、違和感がなかったという感想・評価も挙がっているようです。

実写映画「ザ・ファブル」はキャストのアクションが見どころの1つになっています。主演の岡田准一は日頃から格闘技を学んでいるため、岡田准一のアクションが凄いという感想・評価が挙がっているようです。

実写映画「ザ・ファブル」には知名度が高いキャストが起用されているため、キャストが豪華という感想・評価が挙がっているようです。またお笑い芸人を起用している事も面白いという感想・評価が挙がっているようです。

前述したように実写映画「ザ・ファブル」ではフードの設定が変わっているため、フードがかっこいいという感想・評価が挙がっているようです。また原作では悪人の小島を面白いキャラクターにした柳楽優弥の演技が凄いという感想・評価が挙がっているようです。

本記事では実写映画「ザ・ファブル」のあらすじ・結末をネタバレで解説していきましたがいかがだったでしょうか？前述したように実写映画「ザ・ファブル」は原作漫画と違う部分がありますが、全体的に視聴者からは高い評価を受けているようです。そんな本作を見ていない方も、本記事のあらすじ・結末ネタバレを参考にしながら是非ご覧下さい。