ブラックパンサーの曲まとめ！主題歌（エンディング曲）やサントラを紹介

ブラックパンサーという映画は、少し前に公開されたSFアクション好きな映画マニアの方に人気の1作だったようです。ですが、このブラックパンサーという映画をまだ見たことがない方や名前すら知らない方もいらっしゃるかもしれません。ここでは、そんなSFアクション映画のブラックパンサーについてまず紹介し、そのブラックパンサーの主題歌やオススメのサントラ曲について紹介していきます。

ではまずブラックパンサーの概要について紹介していきます。ブラックパンサーはアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画ですね公開年は2018年ですから、最近公開された映画です。

配給はウォルトディズニー、製作はマーベルスタジオ、監督はライアンクーグラーという方が務めているとのこと。主演は2018年に公開されたアベンジャーズにも登場していたチャドウィック・ボーズマン。それからマイケル・B・ジョーダンが出演しています。

この映画の注目するべき点は、黒人の監督によって創られ、黒人を主人公にしたキャストであるという部分です。製作スタッフも大半が黒人であるとのことで、監督の黒人マニア度が伝わってきます。エンディングに流れるエンドロールに記載されているスタッフ達の名前を検索してみると良いかもしれません。

世界中からアフリカ系のその道のプロが集まっていたということです。これは注目を集めるのも納得でしょう。さて、続いては気になっているであろうこのブラックパンサーの映画のストーリーについて少しだけ触れていきます。そのあとに主題歌やサントラのオススメのまとめを紹介していきます。

まず、ブラックパンサーとはどんなストーリーなのでしょうか？その主題歌やサントラ曲を紹介していく前に、まずはブラックパンサーの主題歌を紹介していきます。

主人公は、死亡した国王「ティ・チャカ」の跡を継いでワカンダ王国の王として君臨している「ティ・チャラ」。王座を無事継ぎ、順分満帆な生活をしていたように見えたが、イギリスの博物館で地球上ではワカンダ王国にしか存在しない希少金属であるヴィヴラニウムで作られた斧が盗まれる事件が発生します。

この事件の犯人であるユリシーズ・クロウを捉えようとする国王達ですが、失敗に終わってしまいます。ですがその後、もう捉えられないと思っていたユリシーズの死体を持った青年が、ワカンダ王国へやってきました。その青年とはエリック・スティーブンという名前なのですが、あだ名が「キルモンガー」（死の商人）と呼ばれていたとのこと。

その存在や、国王であるティ・チャカが隠した過去達が、ワカンダ王国を物語の渦へと巻き込んでいくというお話です。キルモンガーの存在が物語の起承転結でいうと起→承の間のキーワードになってくるようです。

きっと、事件の犯人の死体を持ってこられたワカンダ王国の王やその取り巻き達はびっくりしたに違いないと言われています。そんなあらすじなブラックパンサーですが、続いてはブラックパンサーの設定について紹介していきます。

続いてはブラックパンサーの設定を紹介していきます。エンディングを見終わった後に残るあの、映画鑑賞後独特の喪失感。既に見終えた方はあのエンディング後の喪失感を思い出しながらこの設定をご覧になってください。映画の内容を感覚ごと思い出せるかもしれません。

この映画はワカンダ伝統のハーブを摂取&スーツを着ることでスーパーヒーロー化する設定の映画。スーツは全部で3つあるのですが、旧型スーツとネックレスがシルバーのスーツとネックレスがゴールドのスーツの3タイプです。こちらのスーツ、ハーブと合わせるとヒーローとして強くなるだけでなく攻撃を受けるとその衝撃を吸収し溜め込み、それを反撃技として使用できるという強みもあります。

そんなワクワクする設定などが盛り込まれているブラックパンサーですが、これだけワクワク要素が盛り込まれているのなら、肝心の音楽でさらに内容を盛り上げていって欲しいでしょう。そんなわけで、次からこの設定と合わさってさらに映画をエンディングまで余すことなく盛り上げてくれる、主題歌であるエンディング曲をお伝えします！

ではタイトルにも取り上げているブラックパンサーの主題歌であるエンディング曲を早速紹介していきます。主題歌ということですから、7分程度の大作に仕上げているようです。

主題歌のタイトルは「All The Stars」。1曲を通してとても味のある仕上がりとなっています。ぜひこのまま下へスクロールして見てください。この主題歌を動画付きで紹介していきます。

ブラックパンサーのエンディング曲は「All The Stars」という曲です。日本語訳で「全ての星」という意味です。1曲の中で表情がとてもある曲です。南米地方の景色を想像させる楽器やリズムが取り入れられていて、1曲を通してとても味のある仕上がりとなっています。さすがディズニーさん、7分30もある大作を飽きさせないような仕上がりにしているのです。

アフリカ感がとても漂っています！ちなみに南米地方の景色を想像させる楽器とは、「コンガ」のことをここでは指しているのですが、曲の冒頭からコンガはなっているので、一気にアフリカのような世界観に引き込まれます。続いては、この主題歌を歌っているアーティストを紹介していきます！

歌手はKendrick LamarとSZAという方とのこと。読みは「ケンドリックラマー」と「シザ」。ケンドリックラマーは男性でシザは女性で、二人とも監督の意向通りの黒人アーティストな訳ですが、お二人はどんな人物なのでしょうか？一緒にどんな方なのかをチェックしていきましょう！まずはケンドリックラマーの紹介です。彼はアメリカ出身のラッパーであり、本名で活動をしています。

子供の頃、彼の周りはギャング行為に走る者達が多かったそうですが、彼は真面目な学生であったとのこと。彼のプレイスタイルからわかる通り、彼は多くのラッパーから影響を受けています。その中でも自分のスタイルに特に影響を与えた人物としてEminemをあげています。ブラックパンサーをみてケンドリックラマーに衝撃を受けた方は、ぜひこのEminemも聞いて見てください。では、続いてはSZAです。

こちらは女性シンガーです。アメリカ出身のR&B女性アーティスト。2017年6月に発売されたファーストアルバムは、全米最高3位を記録。2018年の第60回グラミー賞にて、「最優秀新人賞」を含む5部門にノミネートされるなど、数々の実績を残しています。2018年現在で28歳になる彼女。今後の活躍が期待されるアーティストの一人なのではないでしょうか！

二人とも、黒人だからこそ生まれつき持っているグルーヴを、この楽曲に乗せまくっているに違いありません！動画を見てくると登場人物達も気になってきませんか？という訳でお次は、ブラックパンサーに登場してくる登場人物や設定について紹介していきます！

先ほどの章では、スーツやハーブでブラックパンサー達はスーパーヒーロー化するということを伝えました。では続いては、ブラックパンサーのオススメ挿入歌について紹介していきます！早速本題の音楽について触れていきます。

以下紹介するのは音楽だけではなく映像も一緒のものです。この映像、ただ単に映画のカットを切り取ったものではなく、アニメ仕様のような映像になっているのです。少し特殊な映像と、魅力的なBGMにあなたの目は釘付けになるはずです！

タイトルは「Pray For Me」です。途中、映画の映像が出てくるのですが、このMV全体の雰囲気は映画の雰囲気と全く違ったものになっています。まるでブラックパンサーがアニメ化したような魅力があります。ズンズンと下から響いてくるような低音の重圧感、そして冒頭から繰り返される印象的なリフが耳に残ります。リフというよりも、打楽器を叩いているかのような音です。

その後に乗ってくる男性のラップが軽快で、とても映画を盛り上げる要素の１つになっています。2分を過ぎてからは、横笛のようなサウンドも入ってくることから、このブラックパンサーの音楽陣は、ただ映画を盛り上げるための挿入歌という目的ではなく、個性さも加えるという目的がこのPray For Meに試されているのではないかと言われています。

曲のエンディングにまで続いていくノリの良さを是非このMVから感じ取っていただけるでしょう。さて、続いてはこちら。ブラックパンサーの予告編の曲です。

続いてはブラックパンサーの予告編の曲です。予告編の曲も挿入歌に負けずにとってもかっこいい仕上がりとなっています。

R&B要素がふんだんに散りばめられた予告編の曲が「Opps」です。まず、冒頭の1音で引き込まれていきます。少し前にバンドブームの中で流行った4つ打ちサウンドが、聞き手の体を刺激します。曲の持つかっこよさと、少しだけ入り込まれているアフリカ的要素に、この曲はただのよくあるR&Bサウンドではないことが証明されているかのようです。

さて、そんな超カッコいいサントラ曲を歌っているのは誰でしょうか？その正体は先ほどアーティストのコーナーで紹介した「ケンドリックラマー」です。フルバージョンはこちら！足元にずんずん響いてくるサウンドに、心が奮わせられます。曲中に入ってくるぴーっという警告音が印象的で、少し禁断的なイメージも漂っています。このタイトルになっているOppsって、どんな意味なのでしょうか？

Oppsとはどんな意味でしょうか？唸るような感嘆符という意味です。ブラックパンサーのサントラとして使用されるということは、スーツに備わっている"相手の攻撃を溜め込む時に着用者が発してしまう唸り声"としてのイメージがあります。言葉の並びはとてもバランスが良いですが、こんな意味だったのは驚きでしょう。

また、違う予告版では、Oppsとは違う曲が採用されています。こちらの予告編2の挿入歌はまた先ほどの挿入歌とは違ったかっこよさを持っていますね。ラップがかっこいいです。予告編やオススメの挿入歌と共通するのはR&B要素が強いという部分です。映画のSFの世界観にあっていますよね。

そんな挿入歌や予告編の曲が入っているアルバムはこちらになります。アルバムのタイトルはそのままです。真っ黒のジャケットが映画のタイトルのブラック部分を真っ先に想起させます。

ジャケット上部にある銀色のダイヤの連なりは映画中のスーツに付着してあるネックレスです。とてもシンプルな作りになっているので、ジャケットよりもきっと音楽に意識を向かせるようなデザインなのかなと考えさせられます。さて、こちらにはこれから紹介していくブラックパンサーのサントラ曲も入っています。早速そのサントラ曲を紹介していきます。

ブラックパンサーのナイスなサントラ曲は4曲。もちろん、挿入歌と予告編の曲も含めると6曲にはなりますが、その2曲は先ほど紹介したので、ここでは他の4曲を紹介していきます。

まず紹介するのはこちら。タイトルから映画の舞台でもあるワカンダという国はどんな場所なのか考えさせられるものになっています。そんな1曲目のタイトルは「Is This Wakanda」。冒頭からエンディングのような雰囲気が漂います。

クラシック音楽で使われている楽器達が鳴り出し壮大な自然を想起させます。ですので、この類の音楽が好きな人からするとリラックスできる音楽の1つともなりそうです。ですが後半から少し恐怖感も交えたサウンドに変化していきます。この1音が鳴り出したらリラックスモード終了ですが、ここでは緊迫感がありこの後の展開は一体どうなるんだろう？という期待感を与えれます！

タイトルは「Glory to Best」です。初っ端から鳴り出す金管楽器の騒がしさに、「この曲、目覚ましがわりに最適なんじゃない？」という気持ちにさせられます。そして途中からアフリカのジャングルを思わせるサウンドがちらほら。コンガなどの、アフリカ大地で響き渡っていそうな楽器が騒ぎ出し、それに追いつくように徐々にクラシックサウンドも盛り上がっていきます。

人々のコーラスや鳴き声がとってもいい味になっていて、森の中から脱出するかのようなイメージをサントラだけでは想像させられます。アフリカのジャングルに迷い込み、周りの動物やインディアン達の騒々しさにとても影響を受けてしまうような心境に陥ります。遺跡も想像するので映画中のミステリアさと同化させられます。エンディングまでその曲の世界観に引き込まれること間違いなしの1曲です。

続いては「Paramedic!」です。挿入歌や予告編で感じた、R&B要素を含んでいる楽曲になります。R&B好きにとってはサントラの中でも特にオススメですし、ラップも含まれているので、聞き手はノリノリになること間違いなしです。挿入歌や予告編の曲のような起承転結のあるタイプの楽曲というよりも、この曲は淡々とメロディや構成が続いていくタイプの楽曲になります。

続いては「Killmonger's Dream」。前半は横笛と鉄筋が主役のサントラ。かなり早い段階で静寂が訪れるのでもう曲のエンディング？との感想がありそうですが、その静寂は後半にも訪れます。眠る前に聞くと怖い部類に入るサントラですが、臨場感があって耳を済まして映画の大自然のミステリアスさに触れたい...と思う方にはぴったりです。エンディング部分にある雄叫びに、びっくりするでしょう。

続いてはブラックパンサーのオススメ品のちょっとマニアック向け商品の紹介です。まずはコスプレ用のマスク。

ハロウィンで被れば受けること間違いなし！です。マスクだけではなくスーツも発売されているようですが、スーツよりもマスクを購入した方が存在感も似ている度もアップしますので、ハロウィンの予算を押さえたくも大物感を出したい場合はこのマスクを購入してみるのが良いのではないでしょうか。

続いてはキーホルダーです。マニアック感がありつつもさりげないファンさをアピールできる商品です。可愛らしいデザインですから、気軽にストラップ代わりとしてつけることができます。

続いてはこちら。ブラックパンサーのプレミアムBOXです。ファンにとってはたまらないセットです。これを購入したら即映画鑑賞決定！人を呼んでブラックパンサーパーティーなんかも有りでしょう。お菓子を買って、部屋を暗くして、映画館感満載で観ると良いかもしれません！

ここでは、ブラックパンサーの主題歌やサントラ曲を中心に、映画の設定や音楽以外にチェックすると良いものたちを紹介していきました。この記事のエンディングとして、もう一度サントラや挿入歌を聞いてみるのもありかもしれません。この記事で紹介する主題歌やサントラは、あなた好みでしたか？