ワイルドスピード1作目のあらすじと結末をネタバレ！感想も紹介

映画「ワイルドスピード1」は2001年に公開された映画です。アメリカで繰り広げられるストリートレースを題材にしたカーアクション映画の代表とも言える作品です。ポール・ウォーカーが演じる主人公ブライアン・オコナーと登場人物たちのカーアクションは、車好きや車のことをあまり知らない人でも夢中になってしまいます。そしてカーアクションだけでなくストーリーにもハラハラドキドキする内容が満載です。

「ワイルドスピード1」は現在も続編が公開され続け2017年には8作品目が公開されました。今後も続編が期待できる作品です。シリーズは色々な動画サービスでも観ることができます。新作や各シリーズを観る前の復習として本記事のあらすじを読めばより一層楽しむことができるでしょう。また、映画を見た人の感想も紹介します。感想を見ることで見所なども抑えることができます。是非、最後までご覧ください。

アメリカのカリフォルニア州ロサンゼルスでは、高価な電化製品を輸送中のトラックが襲撃を受ける事件が多発していました。襲撃は改造車を利用して行われます。高速で走行中に改造車に囲まれトラックごと奪われてしまいます。その事態をロサンゼルス市警は重く受け止めていました。

主人公ブライアン・スピルナーは一台の改造車を走らせていました。しかしパワーが足りず試行錯誤の末、ニトロ噴射装置を搭載することを決断します。その後、ブライアンは毎日通っているカフェにランチを食べに行きます。カフェではミア・トレットという女性が働いています。ブライアンは彼女に好意を寄せていました。しかし、カフェに来たヴィンスという男もミアに好意を寄せており揉め事となってしまいます。

ヴィンスと殴り合いにまで発展してしまったところで、ヴィンスの仲間たちが止めに入りました。そして仲間内のリーダーでミアの兄であるドミニク・トレットと対面することとなります。ドミニクはストリートレーサーとして絶大な人気を誇るため、ブライアンが働いているカーショップに対しても影響力があります。ドミニクはブライアンにクビを宣告しますが、ショップのオーナーの協力により事なきを得ます。

事なきを得たブライアンはその日の夜にストリートレースに参加します。レースに参加するためには賭けるための大金が必要でしたがブライアンは車を賭けることで参加を許されました。そのレースには昼間出会ったドミニクも参加します。公道を封鎖して警察の動きを無線で確認し他の事件に取り掛かっているところでレースがスタートしました。

スタートに失敗したブライアンでしたがニトロ噴射装置を使用してなんとか順位をあげます。そして無理矢理ニトロ噴射装置をもう一度使用することでドミニクを追い抜くことができました。しかしゴール寸前でドミニクもニトロ噴射装置を使用します。そしてブライアンは僅差で負けてしまいました。ゴールしたブライアンの車からは無理をしたために煙が出ていました。ブライアンは勝利したドミニクに車を渡すことになってしまいました。

ストリートレースが通報され警察がきました。参加者や観戦者たちはすぐに逃げ出しました。ドミニクも逃げ出しましたが車を駐車場に置き、出てきたところを見つかってしまい追いかけられます。そこにブライアンが現れ車で逃走することに成功します。しばらく走ると銃を持ったバイクの集団に囲まれてしまい誘導されるがまま駐車場に入りました。

バイクの集団はドミニクと対立するジョニー・トランの一味でした。ドミニクが自分の縄張りに入ったため包囲してきたのでした。ドミニクはジョニーと砂漠で開催されるレースで勝負することを約束します。一度は立ち去ったジョニーたちでしたが、もう一度戻ってくるとブライアンたちが乗っていた車を銃撃して爆発させてしまいました。ドミニクとブライアンはタクシーでドミニクの家に向かいました。

ドミニクの家についた二人は家の前で別れようとしますがドミニクは家に寄っていくよう誘います。家の中ではホームパーティーがひらかれ仲間たちが自由に楽しんでいました。ブライアンを家に招き入れたことにヴィンスは怒りますが、助けに来なかった仲間たちに対してドミニクが怒りました。ブライアンを信用し始めたドミニクは車の借りを返すよう要求します。

翌日、ブライアンは仕事中に車を止められ警察に連行されてしまいました。連行された先は警察やFBIが輸送トラック強盗を捜査している本部でした。ブライアンの招待は警察でおとり捜査をしているブライアン・オコナーでした。事件の犯人として浮かび上がったドミニクの捜査をするために近づいていたのです。ドミニクの経歴を再確認し、トラック運転手たちが自衛のための準備をしていることを知らされます。

ある日、ブライアンは壊れた車をドミニクの車の修理工場に持ち込みます。ドミニクに借りを返すために持ってきた車でしたがボロボロの姿にドミニクたちは笑います。しかしボンネットを開けると態度が変わりました。ドミニクは車を修理して砂漠で行われるレースにブライアンを参加させることにしました。そしてブライアンに修理工場の手伝いをするように命令しました。

ブライアンが働くカーショップに輸送トラック強盗に使われた車と同じ車の注文が入りました。怪しんだブライアンは注文した客のガレージに忍び込みます。ガレージから出たところでドミニクとヴィンスに襲われます。前からブライアンを怪しんでいたヴィンスの提案でした。ブライアンは砂漠のレースで勝つため出場者のガレージを調べていると誤魔化します。

ブライアンの話を聞いたドミニクたちはジョニーのガレージに潜入します。そこにはエンジンのついていない車と多くの家電製品がありました。そこにジョニーの一味が帰ってきました。ブライアンたちは姿を隠します。ブライアンたちの存在に気づいていないジョニーたちは一人の男を問い詰めていました。ジョニーの車に載せるはずのエンジンを売りさばいてしまった犯人でした。

ジョニーのガレージで発見した家電製品のことをブライアンは上司に報告します。報告を受けた上司とFBIの捜査官はジョニーを逮捕することに決定します。その頃、ブライアンはドミニクや仲間たちとの関係を順調に深めていました。

ブライアンは仲間たちと壊れた車の修理を続けていました。そして仲間たちとバーベキューをするほど打ち解けていました。しかしヴィンスだけは未だにブライアンと仲が悪いままでした。ミアとの関係も深めデートをする約束をします。ブライアンは潜入捜査のことは関係なくミアに好意を寄せていました。

ドミニクとの関係も徐々に深まりだしていました。ブライアンのことを信用したドミニクはブライアンをガレージに呼びます。ガレージには改造車が一台置いてありました。ドミニクはそれが父親の形見であること、父親の死の原因と過去に犯した自分の罪について話しました。ブライアンもドミニクのことを信じ始め輸送トラック強盗の犯人がドミニクであることを疑い始めます。

最初は兄のドミニクの仲間とは付き合わないと話していたミアでしたが、ブライアンとはデートをする関係まで深まっていました。ドミニクと話した夜、二人で食事をしに行きました。そこでドミニクと仲間たちの出会いの話を聞きます。その夜、ミアはブライアンの家に泊まります。そこにブライアンへ上司からの連絡が入りジョニーの強制捜査を行うと報告を受けます。

ブライアンの報告を受けた捜査本部はジョニーの逮捕に乗り出しました。家に強行突入しジョニーの家族の前で彼を逮捕します。しかし、捜査の結果ガレージにあった家電製品は正規に購入した物だと判明します。間違った逮捕はブライアンの責任にされてしまいました。上層部からは早急に操作を進めるよう要求されてしまいます。ブライアンは数十時間以内に犯人を見つけ出すように命令されます。

ついに修理していた車が完成しました。車の慣らし運転のためブライアンとドミニクは車を走らせに行きます。途中、高級車とのレースになりますが余裕の速さを見せつけます。立ち寄ったファーストフード店でブライアンの苛立ちを感じたドミニクはなだめようとします。ブライアンは捜査を進展させるために「大金を稼いでることは分かっている自分も仲間に入れてほしい」と切り出します。

ブライアンたちは砂漠で行われるレース「レース・ウォー」に参加します。ブライアンはドミニクからこのレースで結果を残すようにと言われました。レースが順調に進む中、ドミニクの仲間であるジェシーがジョニーとレースすることになりました。ジョニーの車は大金をつぎ込み改造してあるとブライアンは止めますが、レースはスタートしてしまいます。そしてジェシーは負けてしまい逃走してしまいます。

騒ぎを聞きつけたドミニクのもとにジョニーがやってきます。ジェシーはレースに車を賭けていました。ジョニーはドミニクに車を持ってこさせろと言います。また、自分が逮捕されたのは誰かが密告したからだとドミニクに言い寄ります。あらぬ疑いをかけられたドミニクは怒り殴りかかります。

レースの夜、ドミニクがどこかに行くのをミアが止め口論になっているのをブライアンは目撃します。ブライアンはミアにドミニクの行方を聞きますが答えませんでした。トラックの自衛によりドミニクに危険が迫っていることを感じたブライアンはミアに自分がおとり捜査官であることを伝えます。ミアは怒りますがドミニクの危機を救うため二人でドミニクのもとに向かうことにしました。

ドミニクたちはジェシーを欠いた4人で輸送トラックを襲いました。これが最後の強盗と決めて臨みましたがいつものようにはいきませんでした。トラック運転手が自衛のためにショットガンを所持していたのです。ショットガンの存在に気付かずヴィンスはトラックに乗り移ってしまいます。ヴィンスはショットガンで撃たれそうになり運転席に近づくことができません。ドミニクたちはなんとか助けようとします。

ドミニクはヴィンスを助けるために車を寄せ手を伸ばしますが、乗り移る際に使用したワイヤーがヴィンスの腕に絡まってしまい抜け出すことができません。他の仲間も助けようとしますがドミニクの恋人であるレティの車が横転してしまいます。レティを助けるためもう一人の仲間がレティのもとに向かい、ドミニクは一人でヴィンスを救おうとしますがショットガンで車を撃たれエンジンが止まりかけてしまいます。

ドミニクの車が撃たれてしまったところでブライアンとミアが追い付きます。トラックに絡まって動けないヴィンスを発見するとブライアンはヴィンスを救うためトラックに乗り移ります。ヴィンスは脇腹をショットガンで撃たれていました。ブライアンは撃たれたヴィンスをなんとか自分たちの車に移すことに成功します。

ブライアンはヴィンスに応急処置を施しますが重傷であるため病院に搬送しなければ命を落としてしまいます。そこにドミニクが駆けつけますが手の施しようがありません。ドクターヘリを要請するためブライアンはドミニクの前で本名を明かします。ブライアンが警察であることを知ったドミニクはミアとその場を立ち去りました。

ドミニクが家に戻るとブライアンが追いかけてきました。そしてドミニクを止めようとしますが、ジョニー一味から助けるためにジェシーを探さなければならないと口論になります。そこにジェシーが戻ってきました。ジェシーはドミニクに謝ります。

ジェシーがドミニクに謝っている中、2台のバイクが猛スピードで近づいてきます。ジョニーたちでした。ジョニーたちはマシンガンを撃ち去っていきました。ジェシーは銃弾を受けてしまいます。ドミニクはすぐさま駆け寄ります。その間にブライアンはバイクを追いかけ車で走り出していました。ドミニクも後を追うべくミアとジェシーを残して父親の形見の車で走り出しました。

逃げる2台のバイクをブライアンは追います。ジョニーたちは見境なくマシンガンを撃ってきます。途中にある車も巻き込み壮絶なカーチェイスを繰り広げます。なんとか追い付こうとニトロ噴射装置も使用しますが中々追いつきません。そして、1台のバイクに後ろを取られてしまいマシンガンで狙われてしまいます。

ブライアンがマシンガンで撃たれる直前にドミニクが登場します。ドミニクはバイクを車で吹き飛ばしてしまいました。吹き飛んだバイクと乗っていた人物は地面に叩きつけられ苦しみます。それを見届けたドミニクはなおもブライアンとジョニーを追いかけます。

ブライアンはジョニーを追い続けました。そして人通りの多い道でジョニーがマシンガンを乱射したところで覚悟を決めます。車を横向きに急停車しジョニーに向かって銃を撃ちました。数発がジョニーに命中し転倒します。ブライアンは駆け寄りましたがジョニーは息絶えていました。

ブライアンはドミニクを追いかけました。ドミニクはある信号の前で止まります。そして高校時代そこでレースをしたことなどを語ります。ドミニクは信号が青になったらスタートだとブライアンに言います。ブライアンは無言で挑戦を受けました。お互いに車のエンジンを吹かしあいます。

信号が青になり最後のレースがスタートしました。ドミニクの車は凄まじい馬力でスピードをあげていきます。ブライアンも負けじとニトロ噴射装置を使用してくらいつきます。共に譲らぬデッドヒートを繰り広げます。そこに踏切が見えてきました。電車が差し掛かり踏切が音を鳴らしています。

スピードの乗った車を止めることができず二人は電車が来る前に踏切を通り抜けようとします。踏切直前ドミニクの車から煙が噴き出しスピードが落ちます。それでも二人はアクセルを踏み続けました。そして電車が通過する直前に通り抜けることに成功します。安心した二人は互いに見つめあいます。

無事に踏切を乗り越えた二人でしたがそこに一台のトラックが現れます。ドミニクはトラックに気づかず衝突してしまいます。衝突したドミニクの車はブライアンの車を乗り越えていくほどに吹き飛ばされてしまいます。ブライアンは車を急停車させドミニクのもとに駆け寄ります。二人の最後のレースは最悪の結末になってしまいました。

激しく横転しましたがドミニクは生きていました。ドミニクは車から降りようとします。ブライアンは腕を怪我したドミニクを支えました。そこに遠くからのパトカーのサイレンが聞こえます。ドミニクは動くことができず覚悟を決めます。

ブライアンは逃げることを諦めたドミニクに車の鍵を差し出します。ドミニクがなぜか問いかけると、ブライアンは初めてのレースで負けた時の車の借りがあると言います。そしてドミニクはブライアンから鍵を受け取り走り去りました。

ワイルドスピード1を見た人の感想をまとめて紹介します。ワイルドスピード1には多くの続編があり続編を見るためにワイルドスピード1から見直すという人も多いようです。中には車のことを全く知らないという人も多くいます。ワイルドスピード1を見た人はどのような感想を持ったのでしょうか。

ストーリーが分かりやすくシンプルな話が楽しめるといった感想が多くありました。車を全く知らなくても単純にカッコイイと感じられる、ストーリーは分かりやすく入り込みやすい、登場人物たちもかっこよく中でも主人公のブライアンとドミニクの人気は絶大です。二人の深まっていく友情も楽しめ、最後の二人の結末には驚く人も多くいました。

ワイルドスピード1には男らしく派手なカーアクションをする登場人物が多いですが、時折登場するセクシーな女性に対しての感想もありました。シリーズを通しても毎回多くの女性が登場します。またヒロインであるミアの美しさや、ドミニクの彼女であるレティもかっこいいといった感想もありました。

ワイルドスピード1で最も良い感想が多いのはやはりカーアクションです。派手で見ごたえのあるカーアクションは車好きのみならず、車を全く知らない人からも良い感想が多くありました。また車好きな男性だけではなく女性からの良い感想も多くありました。

レースやカーチェイスのシーンはスリルがあり迫力満点で楽しめるといった感想もあり、ワイルドスピード1がカーアクション映画の代表作であると頷ける感想が多くありました。最後に衝撃の結末を迎えたレースに対しても驚きの声が多く、最初から最後までカーアクションで楽しめる作品と評判です。

本記事ではワイルドスピード1のあらすじと結末、見た人たちの感想を紹介しましたがいかがでしたでしょうか？ワイルドスピード1には多くの車が登場し派手なカーアクションを繰り広げます。ストーリーも最後には衝撃の結末を迎える見ごたえのある作品です。是非この機会にもう一度ワイルドスピード1やワイルドスピードシリーズをご覧ください。