2018年07月10日公開
2018年07月10日更新
ルフィをハンコックが好きになった理由・経緯は?今後や結婚の可能性は?
『週刊少年ジャンプ』で大好評連載中の少年漫画『ワンピース』。ワンピースには男女問わず魅力的なキャラクターが大勢登場します。今回紹介するキャラクター『ボア・ハンコック』もそんなキャラクターの1人。ハンコックはワンピースの世界で世界屈指の美女とされる人物であり、王下七武海の1人として活躍しています。一時期はルフィと対立したこともあります。では、そんなそんなハンコックは何故ルフィを好きになったのでしょうか?理由や経緯、今後や結婚の可能性についてみていきます。
目次
- ワンピースに登場するハンコックとルフィの関係は?
- ルフィの事が大好きなキャラクター『ハンコック』の基本情報
- 強力だけどルフィには通用しなかったハンコックの能力
- ハンコック始めルフィが関わっていくことになる『王下七武海』とは?
- ハンコックはどうしてルフィが好き?経緯を紹介
- ルフィとハンコックが初めてであったのは女ヶ島
- 初めてであった時は対立していたルフィとハンコック
- ルフィが知ることになったハンコックの秘密
- ハンコックがルフィに恋をした瞬間
- ハンコックはルフィのどこを好きになったのか
- 王下七武海の立場を利用してルフィを手助けするハンコック
- 王下七武海の立場を無視してルフィを助けようとするハンコック
- ルフィが養生する為の場所を提供したのもハンコックだった
- ルフィはハンコックのことをどう思ってる?
- ルフィは最初ハンコックの事が嫌いだった?
- 献身的なハンコックにルフィも心を開いた
- あの大物芸人もルフィに対して献身的なハンコックが大好き!
- 今後ハンコックとルフィの距離は縮まるのか?
- ルフィとハンコックが結婚する可能性は?
- ルフィとハンコックの動向に注目しながらワンピースを楽しもう!
ワンピースに登場するハンコックとルフィの関係は?
1997年から連載が始まり、2018年の7月現在も『週刊少年ジャンプ』で大好評連載中の少年漫画『ワンピース』。ルフィが海賊王を目指して世界中を旅するこの物語には男女問わず魅力的なキャラクターが大勢登場します。中には敵キャラクターとして登場したにも関わらず、大勢のファンを抱えるキャラクターも。今回紹介するキャラクター『ハンコック』も、登場当初は敵として登場した人物の1人でした。
しかしながら、その外見的な魅力もあって、ハンコックは登場当初から多くのファンに愛されるています。更にその上、物語が進むにつれルフィを手助けする心強いキャラクターに。登場当初から「可愛い」と話題になっていたハンコックでしたが、ルフィと協力関係になってからは、ますますファンが増えていきました。今ではワンピースの中に登場するキャラクターの内でも「ルフィのことが大好きな人物」として有名になっています。
実に魅力的なキャラクターのハンコックですが、特にルフィを想って照れる様子はとても可愛いとファンの間で話題となっています。では、現在ルフィとハンコックはどんな関係になっているのでしょうか?今回の記事では、ハンコックがルフィの事を大好きになった経緯と現在の関係、そして今後結婚する可能性についてみていきます。
ルフィの事が大好きなキャラクター『ハンコック』の基本情報
現在でこそルフィの事が大好きなキャラクターとして有名なハンコックですが、ここではハンコックがどんなキャラクターなのか、基本情報を確認していきます。ハンコックのフルネームは『ボア・ハンコック』と言い、『海賊女帝』や『蛇姫』という異名も持っています。身長は191cmで、誕生日は9月2日。出身地は女ヶ国のアマゾン・リリーとなっています。
出典: https://ciatr.jp
王下七武海の1人でもあり、かなりの戦闘能力を有していることでも有名。しかし海賊として名を馳せてから王下七武海になるまでの時間が短かったのか懸賞金は元8000万ベリーで止まっています。また、世界屈指の美女として名を馳せており、それにふさわしい外見をしていますが、自身の美しさを鼻にかけている部分も。かなり傲慢な態度をとる事もあり、妹からも「性格は最悪」と言われてしまう程わがままな性格をしています。
しかしながら大好きなルフィの前ではそういった性格が表に出にくくなり、恥ずかしがり屋の純情な乙女へと変わります。こうした性格の変貌や、ルフィを好きになった経緯についてもファンからは「可愛い!」と高く評価されています。
強力だけどルフィには通用しなかったハンコックの能力
王下七武海としても名を馳せているハンコック。当然ながら、王下七武の1人として相応しい戦闘能力を有しています。また、純粋な戦闘能力も勿論ですが、悪魔の実『メロメロの実』の能力者であり、その能力と自身の美貌をうまく組み合わせ戦うため、なかなか彼女に勝てる相手が少ないようです。
メロメロの実の能力は、基本的に「老若男女問わず自身の魅力にメロメロにさせる能力」となっています。能力を駆使した技、「メロメロ甘風(メロウ)」ではハンコックの魅力にメロメロになった相手を石化させる技となっており、一旦石化してしまうと、その石化はハンコックの意志がないかぎり解除されないという恐ろしい能力となっています。
また、能力による技はこれだけではなく、投げキッスから発生した巨大なハートマークを弓のように引き絞り、石化効果を持った矢として広範囲に拡散させる「虜の矢(スレイブアロー)」や、同じく投げキッスでハートマークを作り出し、銃弾のように発射して物理的な攻撃を行う「銃(ピストル)キス」、石化効果のある蹴りを放つ「芳香脚(パフュームフェルム)」等があります。技の中でも基本技となるのが「メロメロ甘凪」。
比較的使用される回数が多く、大勢の海軍を石化させたという経歴があります。しかしなんと、ルフィには通用しませんでした。どうやら基本技である「メロメロ甘風」に関してのみ、痛みや恐怖心、もしくはハンコックに魅力を感じない人間には石化の効果がないようです。ルフィはナミの「幸せパンチ(裸)」で鼻血を出していましたし、女性への興味はないわけではないのかもしれませんが、関心は薄いのかもしれません。
ハンコック始めルフィが関わっていくことになる『王下七武海』とは?
美貌だけでなく、王下七武の1人としても名を馳せるハンコック。では、王下七武とは一体何なのでしょうか。王下七武とは元々、ワンピースの世界で海賊のトップに立っていると言われている『四皇』と呼ばれる海賊への対抗策として用意された制度の事を言います。王下七武海となった海賊は略奪品の何割かを政府に納めることで政府公認の海賊として、世界政府未加入国の船に対する略奪行為を認められることになります。
また、手配書がある場合には、即刻手配書が解除され、懸賞金をかけられていたとしても無効となるようです。しかし代わり七武海に、は政府の緊急時にかけつけるという義務、そして『四皇』に対抗しうる一定の「強さ」と「知名度」が求められるようになります。その為、政府に対して非協力的な態度をとり続ける場合には、王下七武海の称号を剥奪されることもあるようです。
実際、力を失ったとみなされたのか、元々七武海の1人だったモリアは政府から命令を受けた他の七武海メンバーにより攻撃を受け、その後消息不明となっています。欠員となった七武海については、その都度補充されることとなっており、作品で七武海の存在が明らかになってから、メンバーが数名入れ替わっています。しかしそうそう四皇に対抗できる程有名且つ、強い人物もなかなか見つからないのか、現時点では2名程欠員がでています。
ハンコックはどうしてルフィが好き?経緯を紹介
王下七武海の1人であり、世界屈指の美女としても名を馳せるボア・ハンコック。ワンピースの世界ではもちろんですが、ルフィに対して恥ずかしがりやな乙女となる姿や献身的に尽くす姿が描かれたことによって、読者の中にも彼女のファンが大勢現れるようになりました。では、何故彼女はルフィの事を好きになったのでしょうか。ここからはハンコックがルフィの事を大好きになるまでの経緯について紹介していきます。
ルフィとハンコックが初めてであったのは女ヶ島
ボア・ハンコックがワンピースに登場したのも、ハンコックがルフィと出会うことになったのも「女ヶ島」の「アマゾン・リリー」という場所でした。ルフィはシャボンディ諸島でバーソロミュー・くまと戦った後敗北し、くまの能力によって女ヶ島へと飛ばされてしまったのです。女ヶ島に住むのは女性ばかりで、男性立ち入り禁止の区域でもありました。
ルフィは捕らわれの身となってしまいますが、自力で脱出。しかし女ヶ島から脱出するにも船がなく船を手に入れられたとしても、航海方法をしらないルフィ遭難するだけだと悟ります。そこでルフィは女ヶ島の女帝「蛇姫」ことハンコックへシャボンディまで送ってくれるように頼んでみようと考えました。「偉い奴は高いところにいるはずだ」とルフィなりの考えで女ヶ島で1番高い建物である天守閣の屋根に飛び降りる事にしたのです。
しかし天守閣の屋根は脆く、ルフィはそのまま室内へ落下してしまいます。その落下した先に居たのがハンコックでした。ハンコックは男嫌いである上、背中に秘密を抱えており、男であり、かつ自身の背中を見たルフィを処刑しようと決めてしまいます。これがルフィとハンコックが出会うまでの経緯となります。
初めてであった時は対立していたルフィとハンコック
出会った当初は対立していたルフィとハンコック。ハンコックがルフィを好きになった経緯については、まだ少し説明が必要となります。ハンコックはルフィを捕らえた後、皆が見ている前で処刑しようと闘技場まで連れて行きました。すると、女ヶ島に来て間もなくの頃、女ヶ島の住人であるにも関わらずルフィの世話をしたマーガレットが、ルフィを殺さないように懇願しながら現れたのです。
しかしハンコックは嘆願に現れたマーガレットを石化。ルフィは勝った場合にはマーガレットの石化を解く事を条件に、ハンコックの妹であるサンダ―ソニア、マリーゴールドと戦うことになりました。その戦いの中、当時覇気について詳しくは知らなかったルフィは大苦戦。やがてサンダ―ソニアとマリーゴールドは石化したマーガレットを砕く為に動き始めます。
ルフィは石化したマーガレットを壊そうとする2人に、辞めるよう頼みますが、2人は聞く耳を持ちませんでした。しかし、いよいよマーガレットが破壊されそうになった時、ルフィは無意識の内に覇気を放つことに成功。会場にいた女ヶ島の住人の一部は気絶するに至ります。
ルフィが知ることになったハンコックの秘密
サンダ―ソニアとマリーゴールドの2人と戦う内に覇気を身につけたルフィでしたが、まだまだコントロールするには至らず、2人との戦いは続きました。しかしやがて、ギア2での攻撃を2人に当てることに成功します。しかもその際、2人の衣服には火がついてしまいました。服が燃え、背中が顕わになるかと思われた時、以前ハンコック達が背中を見られる事嫌っていたことを覚えていたルフィはサンダ―ソニアの背中を覆い隠します。
この事態にハンコックはルフィの処刑中止を宣言。この時、敵ながら妹達の背中を守ったルフィを見て、涙を流す姿が描かれています。戦闘に勝利したルフィに対してハンコックは、ルフィに対して船を貸すか、石になったマーガレット達を救うか、どちらを選ぶかを尋ねました。それに対し、ルフィは迷うことなくマーガレットを救うことを選択。
自分の望みよりもマーガレットの命を迷いなく選び、更にハンコックへ頭を下げるルフィにハンコックは驚ろくばかりでした。その後ハンコックは場所を変え、ルフィへ自身が秘密にしていることを打ち明けました。その秘密は、かつてハンコック達が天竜人の奴隷であったという事実。ハンコックは12歳の時に人攫いに遭い、それいこう天竜人の奴隷として扱われていたのです。
奴隷として生活していたハンコック達でしたが、そんなある日奴隷解放活動をしていたタイガーフィッシャー達の手によって、自由を得る事になります。しかしながら、天竜人の奴隷の証である天駆ける竜の蹄は背中に残ったまま。ハンコック姉妹は奴隷時代に余興で食べさせられた悪魔の実の能力を使い、女ヶ島の住人を欺き女帝として生きていく道を選んだのです。
ハンコックがルフィに恋をした瞬間
かつて天竜人の奴隷であったという自身の複雑な経緯をルフィへ打ち明けたハンコック。ハンコックはルフィへ「お前は蔑む(奴隷だった私達を)か?」と問いかけましたが、ルフィからの返答は「だから、おれは天竜人は嫌いなんだって」というものでした。これかきっかけとなり、ハンコックはルフィへ心を開くこととなり、やがてアマゾン・リリーで行われる宴へルフィを招くようになるまでに至ります。
しかしアマゾン・リリーでルフィが人気者となる頃、顔色が優れなかったハンコックが倒れてしまいました。その原因となったのがルフィへの恋心だったのです。恋心を自覚したハンコックは、やがてファンの間では有名な恥ずかしがりやな乙女へ。ここまででハンコックがルフィを好きになった経緯を紹介しましたが、では、ハンコックがルフィを好きになった瞬間とはいったいどこだったのでしょうか。
これについては実はファンの間で意見が分かれています。最も多い意見は『「天竜人は嫌い」とルフィが答えた時』というものですが、「ハンコックが恋の病に陥るまでに時間がかかりすぎている」という意見もあります。もう1つファンの間で指示されているのは「ルフィを宴に招いてから」という意見。心を開くまでのハンコックは男嫌いのあまり、ルフィの内面を直視しようとすらしていませんでした。
しかし心を開き、ルフィの内面を素直に見るようになってからは、今までの反動もありルフィをより魅力的に感じたのでは、というのがこの意見です。確かに、ルフィをただ「恩人」として捉えているのではなく、「好きな人」として見ているのであれば、ルフィの魅力を素直に見るようになってから、と考えた方が自然かもしれません。
ハンコックはルフィのどこを好きになったのか
複雑な経緯を経て、ルフィを好きになったハンコック。先の項目で好きになった瞬間については説明しましたが、では、ハンコックはルフィのどこを好きになったのでしょうか。様々な可能性が挙げられますが、ファンの間でよく見られる意見としては「ハンコックに対して下心を持っていない」「天竜人を殴った」という事が挙げられています。
ルフィが下心を持っていないことはメロメロの実の能力を使った技「メロメロ甘風」が効かなかったことで証明されています。メロメロの実の能力者とはいえ、ハンコックにとって自分に靡かない人物は新鮮に映った可能性もあります。
また、普通の人物ならまず手出しすることのない天竜人を殴ったというのも、ハンコックにとっては「普通の人には無い強さを持った人間」として映った可能性があります。恋に落ちるまでの経緯はかなり複雑なものではありましたが、どちらにせよ、ルフィの内面に惹かれたことには間違いないと考えて良いでしょう。
王下七武海の立場を利用してルフィを手助けするハンコック
複雑な経緯を経て、ルフィの事が大好きになったボア・ハンコック。女ヶ島での登場の後、彼女が色々な場面でルフィを手助けしている姿がワンピース本編では描かれています。特に活躍が目立ったのはインペルダウン編及びマリンフォード頂上戦争編。特にインペルダウン編ではハンコックが王下七武海の立場を利用してルフィを手助けしています。
インペルダウンとはワンピースの世界における世界政府が、世界中の凶悪犯を収監する為に、無風の海域『凪の海(カームベルト)』に建てた海底監獄。 内部は迷路のような複雑な構造になっている上、監視用の電伝虫が設置されている為、一度収容されてしまうと脱出することがかなり困難な場所となっています。
王下七武海でさえ特例でない限りは侵入することができません。しかしハンコックはルフィを手引きしながらインペルダウンへの侵入を遂行。見事手引に成功しました。
王下七武海の立場を無視してルフィを助けようとするハンコック
インペルダウン編では王下七武海の立場をうまく利用し、ルフィを手助けしたハンコック。続くマリンフォード頂上戦争編では、利用するには便利であるはずの王下七武海の立場を無視してまでルフィを助けようとしている姿が描かれています。ルフィは兄であるエースを助けるため、白ひげ海賊団の船員たちと共にマリンフォードへ立ち入りましたが、これに対して海軍も七武海のメンバーを呼びよせ交戦する構えを見せていました。
ルフィはそんな中、海軍所属のスモーカーと対峙。覇気を使いこなせていないルフィは苦戦を強いられることとなりました。しかし、そこへ割って入ったのがハンコックです。既に触れたことではありますが、王下七武海にあたる海賊は、政府の緊急時にかけつけるという義務を有しており、マリンフォード頂上戦争のような場合においては政府に味方しなければなりません。
しかしハンコックはこれを無視。ルフィに攻撃をしかけたスモーカーに対して敵意を剥き出しにしていました。このシーンが描かれたことにより、ワンピースファンの間ではハンコックのルフィに対する愛情は相当深いものであると認識されたようです。
ルフィが養生する為の場所を提供したのもハンコックだった
ハンコックによるルフィへの手助けはインペルダウン編、マリンフォード頂上戦争編が終わってからも続きました。マリンフォード頂上戦争編でルフィはエースの救出に失敗し、深手を負った上意識を失ってしまいます。絶体絶命のピンチではありましたが、そこへ海賊でありながら医者でもあるトラファルガー・ローが現れ、ルフィと共にマリンフォードから脱出。更にルフィの治療にあたりました。
手術は無事成功。しかしながらマリンフォード頂上戦争で顔が広く知れ渡ることになったルフィが、この後養生所できる場所があるかどうかも問題となりました。その時にトラファルガー・ロー率いるハートの海賊団に接触を図ったのがハンコックです。マリンフォード頂上戦争でルフィを庇ったハンコックですが、直ちに王下七武海の称号を剥奪されたわけではなく、女ヶ島なら安全に養生できると申し出たのです。
その後ルフィは無事女ヶ島で安静期間を終え、仲間たちの元へと合流します。ルフィが仲間たちの元へ合流したこの際にも、ハンコックはルフィを手助け。海軍の船を足止めする様子が描かれていました。
ルフィはハンコックのことをどう思ってる?
女ヶ島での出会いから複雑な経緯を経てルフィを好きになったハンコック。その活躍ぶりからルフィに対する愛情の大きさが読者へと伝わり、ファンからは「ハンコックはルフィの嫁」と言われる程となりました。では、ルフィはハンコックの事をどう思っているのでしょうか。
今のところ恋愛感情については描かれてはいませんが、少なくとも現在のルフィはハンコックについて悪いイメージは持っていないようです。ここからはルフィがハンコックについてどのような感情を抱いているのか、今までの経緯を踏まえた上で見ていきましょう。
ルフィは最初ハンコックの事が嫌いだった?
今でこそハンコックについて悪感情を持っていないルフィですが、既に紹介した通り、出会って間もない頃はハンコックと敵対していました。中でも注目なのがルフィを処刑から守ろうとしたマーガレットたちを、ハンコックが石化させてしまった場面です。ルフィを女ヶ島へ招き入れことに対する罰だとして、ハンコックはマーガレット達を石化させ、更にルフィに対して黒豹を放ちました。
ルフィはあっという間に黒豹を倒しますが、石となってしまった3人の事を笑う、観客席にいる女ヶ島の住人達のことが気に入らず、激怒。しかしそれに対して住人は「3人はかわいそうだけど蛇姫様のやる事に間違いはないの」と回答。更にハンコックは「わらわは…何をしても許される」「何故なら…そうよ。わらわが美しいから」と言って答えていました。
自分の美貌を自覚し、ルフィも自身の美貌の虜になると思い込んでいたハンコックでしたが、この時ルフィは「お前ムカツクなァ!」と一蹴。少なくとも、この時点ではルフィはハンコックに対して良い印象は持っていなかったのではないでしょうか。
献身的なハンコックにルフィも心を開いた
出会った当初は敵同士であり、お互い良い感情を持っていなかったルフィとハンコック。しかしハンコックがルフィを好きになり、ルフィを手助けするようになってからは、ルフィもハンコックへ見せる表情が変わりました。特にインペルダウン編では、ルフィはそれまでハンコックの事を「ハンモック」等、間違った名前で読んでいましたが、それが改善。
ルフィに間違えられることなく名前を呼んでもらったハンコックは、嬉しさのあまりその場に蹲ってしまいました。また、マリンフォード頂上戦争でエースの拘束具のカギを持って現れたハンコックに、ルフィは抱き着いて感謝しています。もうこの時点でルフィはハンコックに対して良い印象しか持たなくなったのではないでしょうか。
普段ならあまり深く考えず、敵地に侵入すると同時に大暴れするルフィですが、「インペルダウンの中では見つからないよう、暴れたりしない」というハンコックとの約束を守ろうとしている様子が描かれていました。結果的はバギーに巻き込まれるために約束を反故してしまうこととなりましたが、その後バギーに対して苦情ともいえる言葉を投げかけていました。
どうやら現在のルフィにとって、ハンコックは恋愛対象とまでは言わずとも、友達としてかなり好意をもっているようです。
あの大物芸人もルフィに対して献身的なハンコックが大好き!
ルフィに対し、深い愛情をもつハンコック。時には身を挺してルフィの実を守ろうとしました。複雑な経緯を経て、ルフィを好きになったハンコックですが、その健気な姿に魅了されたワンピースファンはかなりいるようです。健気なハンコックのファンになった方の中には、なんとあの大物芸人明石家さんまさんも含まれていることは皆さんご存知でしょうか。
さんまさんは以前から同じく芸人である児島一哉さんにすすめられ、ワンピースを読んでいることが明らかにされていました。「ラブメイト10」というテレビ番組で語られた内容によれば、さんまさんは「ルフィにだけ献身的で、他に対しては悪女」という「タッチ」に登場するヒロイン「南」と、「ルパン三世」に出てくる「峰不二子」の要素を持っているハンコックがさんまさんにとって魅力的に見えているようです。
興味深いのは、このテレビ番組で明かされた、さんまさんの「好きな女性ランキング」でハンコックがなんと1位だったということです。このランキングは現実の世界にいる女性も対象になるのですが、それにも関わらず1位となったのはハンコックだったのです。
このテレビ番組が放送されてから、ハンコックのファンからは「やっぱりさんまさんは分かってる!」「流石ハンコック」「メロメロの実すごい…」等の声が。やはりハンコックの献身的な姿はワンピースファンにとって、とても魅力的に見えるのでしょう。
今後ハンコックとルフィの距離は縮まるのか?
ルフィに対する献身的な行動や、照れる姿が可愛いと評判のハンコック。ハンコックの恋を応援するファンは大勢います。そして、そういったファンの方々が気にしているのが、ハンコックとルフィの今後の関係について。今後、ハンコックとルフィの関係が縮まる可能性はあるのでしょうか。これについて考える前に、1つ疑問視されているのが、ルフィが果たしてハンコックの気持ちをどこまで正しく理解しているのか、ということです。
それに対しては、マリンフォード頂上戦争での傷が癒え女ヶ島から旅立つことになったルフィとのやり取りの中に、間接的に描かれています。女ヶ島からルフィが旅立つことになった時、ハンコックはある頼みごとをします。それは「さよなら」を言わないでほしい、という内容だったのですが、その事を伝える前にルフィは「結婚はいやだぞ」とはっきり答えているのです。
このことから考えるに、ルフィが女ヶ島に居た2年間の内にハンコックがルフィに対して求婚した可能性が高いことが分かります。現在の時点ではルフィに対してハンコックは友人であり、結婚を考えてはいないようですが、ルフィはハンコックの気持ちについて正しく理解しているのでしょう。2人が今後どうなるのかは分かりませんが、距離が縮まる可能性が0とはいいきれないのではないでしょうか。
ルフィとハンコックが結婚する可能性は?
ルフィがハンコックの気持ちについて正しく理解しているという事が、ルフィが女ヶ島から旅立つ際に明らかになりました。今後2人の距離が縮まる可能性も0ではありません。では、2人が結婚する可能性については如何でしょうか。先の項目ではルフィが「結婚はいやだぞ」と答えていることを紹介しました。しかしこれについては、ルフィがハンコックの事を恋愛対象にしていないことが理由ではないというのが大半のファンの考えです。
ルフィにはハンコックの「メロメロ甘風」が効きませんでしたが、ナミの「幸せパンチ(裸)」でルフィが鼻血を出していたことから考えると、女性に対して全く興味がないというわけではないようです。おそらくルフィが結婚をこばんでいるのは、冒険したいが故であって、ハンコックを拒んでいるというわけではないのではないでしょうか。
ワンピースの原作者である尾田先生は「恋愛要素は描かない」と発言していることがワンピースファンの間では有名ですが、扉絵連載シリーズではドフラミンゴファミリーと八宝水軍の首領サイとの結婚が描かれています。いつかグランドラインを制したルフィがハンコックの結婚に応じる日がやってくる可能性も全くの0ではないのではないでしょうか。
ルフィとハンコックの動向に注目しながらワンピースを楽しもう!
今回の記事ではハンコックがルフィを好きになった理由や経緯、今後や結婚の可能性についてまとめてみました。複雑な経緯を経た2人ですが、今後の2人の距離を縮めることや、結婚へとたどり着くには更に複雑な経緯をたどる事になるかもしれません。しかし恋愛というのは複雑な経緯になればなるほど盛り上がるという意見もあります。
もし今後2人の距離が縮まり結婚することになったとしても、ワンピースの物語終盤なのでは、という意見もありますが、どのタイミングで人の関係が前進するのかは分かりません。しかしワンピースにはベビーとサイといった結婚に至ったカップルも登場しています。ルフィとハンコックの関係についても期待していいのではないでしょうか。
とは言え、ワンピースは今後まだまだどうなるのか先が読めない物語です。2人の関係や結婚の可能性からは勿論ですが、ワンピースの物語本編からも、決して目を離さないようにしましょう。