サンジとナミの結婚の可能性は？2人の今後とプリンとの関係を予想考察

大人気漫画ワンピース!今や日本でその名前を知らない人はほとんどいないのではないでしょうか?ワンピースは1997年から週刊少年ジャンプで連載を開始し、現在までで88巻が刊行されています。国内累計発行部数は3億6000万部以上を記録している大人気漫画となっています。また「最も多く発行された単一作家によるコミックスシリーズ」としてもギネス世界記録に認定されているほど、世界的にも大人気の漫画となっています。

そんな世界中で大人気となっている漫画ワンピースはどんな物語なのでしょうか?ワンピースは、主人公ルフィが海賊王を夢見て仲間たちとともに「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を求めて航海の旅に出る物語です。たくさんの魅力的なキャラクターの生み出す名言や名シーンがワンピースの人気の秘訣であり、笑いあり涙ありのストーリーがたくさんの読者を魅了しています。

ワンピースでは登場人物同士が恋愛するという展開は一切ありません。というのもワンピースの作者である尾田栄一郎先生が「少年漫画なので恋愛は描かない」と断言していることから、今後もワンピースに登場人物同士の恋愛が絡んでくるということは一切ないことが予想できます。しかしながら、ワンピースには結婚や出産に触れるシーンがちゃんと登場していることから結婚や出産は恋愛に含まないことも予想できます。

つまり、今後ワンピースの最終回などで実はある登場人物同士が結婚して子供ができてました!という展開も今後待っている可能性も予想できます。そこで、この記事では最近巷で話題になっているサンジとナミの今後結婚する可能性を考察しサンジとナミの今後を予想していきます。さらにホールケーキアイランド編で話題になったサンジの結婚相手プリンちゃんとの関係を紹介し今後も予想していきます。

まずは、麦わらの一味のコック!サンジがどんな人物なのか紹介します。サンジは麦わらの一味の4人目の仲間で、超一流のコックです。コックの命といえる手を傷つけないように戦闘では足技のみを使い、「黒足のサンジ」という異名も持っています。サンジの夢は「すべての海の食材が集まるという幻の海オールブルーを見つけること」でそのために麦わらの一味の一員になりました。

またサンジは大の女好きで、美女を見ると目がハートになりひどい時には鼻からの大量出血で死にかけたこともあります。さらにサンジには「女は絶対に蹴らない」「女の涙は絶対に疑わない」などのポリシーがあり、それによって死にかけたこともあります。

最初に紹介するサンジの名シーンは、まだサンジが海上レストランバラティエにいた頃のエピソードです。サンジは、餓死寸前で倒れそうになりながらも金を持っていなかったため食事にありつけずにいたギンにこっそり料理を振舞います。しかしその後、サンジが勝手にギンに料理を振舞っていたことが店のみんなにバレてしまいます。

その時にサンジが言ったのが「食いてエ奴には食わせてやる!コックってのはそれでいいんじゃねェのか!」という名言でした。これがサンジのコックとしての信念なのです。このシーンは、コックとしてのサンジがかっこよすぎる!と話題になりました。またサンジの優しい性格がよく表れた名シーンでもあります。

次に紹介するシーンはサンジが海上レストランバラティエを辞め、ルフィの麦わらの一味に入ると決めたシーンです。サンジは最初は何も言わずにバラティエを去ろうとしますが、恩人ゼフの「風邪ひくなよ」という言葉に足を止めてこれまでの感謝をゼフに告げたのです。漂流生活で命を救ってもらったこと、サンジを店に置いてくれたこと、料理を教えてくれたことなどサンジはゼフに感謝してもしきれないほどの恩がありました。

サンジらしい「クソお世話になりました」という言葉は、ゼフへの感謝の想いだけでなくバラティエのみんなへの感謝や店に対する感謝など、サンジの色々な想いが詰まった言葉だと話題になりました。このシーンは、涙なしでは見れないという読者の声も多く聞かれました。

そしてもう一人紹介するのは、麦わらの一味の航海士!ナミです。ナミは元々は海賊を標的とする泥棒でしたが、ルフィに助けられたことがきっかけで麦わらの一味の航海士になりました。お金には目がない性格で儲け話にはすぐに乗っかる癖があります。戦闘能力はあまり高くありませんが、ウソップの製作した「天候棒(クリマタクト)」によって電撃や天候操作などを駆使して闘うことができるようになりました。

ナミの名シーンといったら、ほとんどの人がこの名シーンを思い出すのではないでしょうか?ナミはココヤシ村を守るためアーロン一味に従い続けていましたが、騙されていたことを知り泣き崩れます。そして、初めてルフィに心から助けを求めたシーンです。ナミの言葉を聞いて、ルフィが「当たり前だ!」と叫びます。ルフィにとっては、「仲間」を助けることに理由なんか要らないのです。

次に紹介するナミの名シーンは、パンクハザード編で実験台にされて巨大化してしまっている子供たちを助ける名シーンです。ナミたちの目的は別にあり本来なら子供たちを助けている暇はないのですが、ナミはどうしても泣いて助けを求めている子供たちを放って置くことができなかったのです。このシーンは、ナミの優しさがよく表れているシーンだと話題になりました。

次に紹介するのは、ジンベエが弟分であったアーロンの悪行をナミに謝罪するシーンです。それに対するナミの返答がすごい!と話題になっています。ナミは魚人だからって恨みはしないと笑顔で言い、「辛い過去の中で出会った仲間もいる。だから今の自分がある」と言います。このナミの言葉にジンベエは涙しますが、このように言えるナミは本当にかっこいいと話題になりました。

サンジとナミの関係を考察していくうえで欠かせないのは、サンジとナミのお互いの呼び方です。サンジが「さん付け」で呼んでいるのはナミだけで、ナミが「君付け」で呼んでいるのはサンジだけです。お互いがこのように特別な呼び方で呼んでいるのにどんな意味があるのでしょうか?ここでは、それぞれの意味を考察していきます。

まずはナミが「サンジ君」と呼ぶ理由についてですが、これについてはワンピース27巻のSBSで作者が「ナミの女王様気質とノリでサンジ君と呼んでいる」と明言しています。たしかにナミに対してはサンジがお姫様扱い(ロビンが麦わらの一味に入る前は女性はナミだけだったため)しており、サンジのそういう態度に対してナミがノリで「サンジ君」呼びしていたことには納得できます。

次にサンジが「ナミさん」と呼ぶ理由ですが、これについてもワンピース80巻のSBSにて作者が「女性は年をとるごとに若く見られたくて、若いうちは大人に扱われたい。そういう気持ちをサンジは知っている。」と明言しています。このことからサンジは30歳のロビンを「ロビンちゃん」と呼び、20歳のナミを「ナミさん」と呼び分けているのだと予想できます。紳士的なサンジらしい理由です。

しかし、サンジの「ナミさん」呼びの理由は本当にそれだけなのでしょうか?実は、サンジは自分より年下のビビに関しては「ビビちゃん」と呼んでいます。このことから女性の年齢で呼び分けているという理由には、少し疑問が残ります。ナミはともかく、サンジは少なからずナミに対して特別な感情があるから「ナミさん」呼びしているということはあるのかもしれません。

ナミとサンジの活躍が熱いエピソードでナミが捕えられて花嫁にされてしまうスリラーバーク編があります。スリラーバーク編ではサンジのナミに対する想いが伝わってくるエピソードです。ナミは敵に捕まってしまい花嫁にさせられてしまいます。そんなナミをサンジは救出することができるのでしょうか?次項からは、そんなスリラーバーク編のサンジとナミの活躍をネタバレしていきます。

ホグバックとモリアが作り出したゾンビだらけの島「スリラーバーク」。上陸した麦わらの一味でしたが、何者かの手によってバラバラの場所に飛ばされてしまいます。チョッパー・ナミ・ウソップの三人は動物ゾンビの群れに囲まれ、絶体絶命の危機に瀕していました。しかしそこで動物ゾンビの群れから飛び出してナミを救ったのは、サンジと同じことを言うペンギンゾンビだったのです。

このペンギンゾンビは、サンジの影が入れられたゾンビだったのです。ゾンビになると主人の命令に忠実な僕なるのですが、ゾンビになったサンジは「女は蹴らない」というポリシーに従い主人の命令に背きます。サンジの強い信念がゾンビの性質を覆したのです。このシーンは、たとえゾンビになってもナミを守り抜くサンジの姿がかっこいいと話題になりました。

スケスケの実の能力者アブサロムに連れ去られ、結婚させられそうになっているナミ。無理やり誓いのキスをさせられそうになっているところに颯爽と現れたのは、サンジでした。恋のハリケーンと化したサンジがアブサロムを蹴っ飛ばします。そして、サンジは気を失っている花嫁姿のナミをお姫様抱っこするのですが、その美しい寝顔に女神と見間違えて驚いています。

サンジはその後ナミをそっと床に下ろして、アブサロムと戦います。その際サンジはアブサロムと他にも因縁があると言いますが、その因縁とは「お前は、透明人間になってみたいという俺の夢を壊した!」というものでした。サンジらしいバカげた夢に、笑いが止まらなかったという読者の声が多数あがりました。

次に紹介するのは、サンジの正体や過去が明らかになったホールケーキアイランド編です。ホールケーキアイランド編では、サンジが結婚させられそうになります。そして、今度はナミがサンジを救出に向かいます。ナミはサンジを連れ戻すことができるのでしょうか?次項からは、ホールケーキアイランド編のサンジとナミの活躍をネタバレしていきます。

サンジの元へ四皇ビックマムの使いが現れ、サンジは「必ず戻る」という言葉を残して麦わらの一味を後にします。しかし、なかなか帰ってこないサンジを麦わらの一味は迎えに行くことに決めます。そこで、ナミが率先してサンジを助けに行くと言います。ナミはルフィに聞かれて「責任感じてるし」と答えていますが、責任を感じているだけではなくサンジが心配で仕方ないという心情もあるのはないでしょうか?

それに加えて、ナミの頭の中ではスリラーバークでサンジに助けてもらった恩もあるのかもしれません。こうしてナミはサンジを連れ戻しにいくことになるのですが、この展開はどこかで見たことがありませんか?そう、スリラーバーク編ではサンジは結婚させられそうになっているナミを救出しますが、今度はナミが結婚させられそうになっているサンジを救出するという逆の展開になっているのです。

ナミはサンジのことをいつも「サンジくん」と呼んでいましたが、このホールケーキアイランド編で初めてナミがサンジを呼び捨てにします。そのシーンは、サンジとルフィが決闘をした後のことでした。サンジとルフィの決闘とは言っても、ルフィは一切手を出さずサンジがルフィを一方的に蹴るだけのものでした。

ナミはそんなサンジをあえて「サンジ」と呼び捨てで呼び、平手打ちをかまします。そのシーンを見てみると、ナミの「サンジ」のセリフには強調する記号が入っています。ワンピースの作者的にも、ナミが初めてサンジを呼び捨てにしたことを強調したかったのだとわかります。このときのナミの心情は、どのようなものだったのでしょうか?

ルフィでさえサンジが本心を言っているわけではないことをわかっていたため、ナミがそのことをわかっていないはずはありません。しかし、ナミはそれでも助けにきた仲間を一方的に蹴り捨てようとしたサンジが許せなかったのだと考えられます。ナミはサンジを平手打ちした後、涙を浮かべながら「さよなら」と言っています。その表情は、サンジへの怒りと同時にサンジを助けられないことの悲しみが見てとれます。

サンジとルフィの決闘から紆余曲折あり、サンジは麦わらの一味に帰ってきました。帰ってきたサンジにブルックとチョッパー、ナミが抱きつきます。ナミはサンジにあんなに怒っていたのに、サンジを見た途端怒りよりも帰ってきてくれたことに対する嬉しさの方が上回ったようです。ナミは涙目でサンジを見上げます。その圧倒的なナミの可愛さにサンジはハートを撃ち抜かれたようです。

あとはビックマムから逃げて、ホールケーキアイランドから出るだけとなった麦わらの一味。しかし、ビックマムの魔の手が麦わらの一味を襲います。騒動の中、空中に投げ出されたナミをキャッチしたのはサンジでした。スリラーバーク編でもサンジはナミを救出する際にお姫様抱っこをしていましたが、今回もサンジはナミをお姫様抱っこして助けています。

王子様のような恰好をしてナミをお姫様抱っこするサンジの姿は、まるで本物の王子様のよう(本物の王子様ですが)だと話題になりました。その様子を見ているのは婚約者のプリンですが、あまりにもお似合いなサンジとナミの姿に茫然としているようです。

ワンピースホールケーキアイランド編では、サンジが四皇ビックマムの娘と強制的に結婚させられそうになります。ホールケーキアイランド編では、サンジと婚約者プリンちゃんとの関係性にも大注目です!サンジは本当にプリンちゃんと結婚してしまうのでしょうか?次項からは、サンジとプリンちゃんの関係性を紹介していきます!

実家であるヴィンスモーク家に連れ戻されたサンジは、恩人であるゼフを人質にビックマムの娘との結婚を強要されます。サンジはゼフを守るためにビックマムの娘であるシャーロット・プリンと結婚することを決意します。結婚相手のプリンはとても可愛くて良い子だったため、サンジはいつものように目をハートにしながらプリンとの愛を育むことに専念しようとしていたのでした。

しかし可愛くて良い子だったプリンは、実は裏でヴィンスモーク家の暗殺を企てていたのでした。プリンはサンジと結婚する気も毛頭なく、サンジとの結婚を利用してヴィンスモーク家の者たちを殺すことを計画していたのです。サンジは偶然そのことを知ってしまい、あまりにもひどいプリンの裏の顏にショックを隠せない様子でした。このプリンの豹変には、読者からも「信じてたのに、ひどすぎる」という声が多数聴こえました。

結婚式の誓いのキスの場面で、プリンはサンジを殺そうと動きだします。しかし、プリンの第三の目を見たサンジが言った一言にプリンは涙を流し、サンジを殺せなくなってしまいます。プリンは、子供の頃に第三の目が原因で人から恐れられたり苛められたりした過去がありました。それからプリンは「自分は醜い化物なんだ」とずっと苦しみ続けてきました。

だからこそサンジが醜い第三の目を見て「美しい」と言ったことが長い間苦しめられてきたプリンの心を救ったのです。サンジ自身も、子供の頃は落ちこぼれだったことで兄弟たちからひどい苛めを受けてきました。サンジとプリンは同じような過去を持つ似たもの同士だったのです。だからこそプリンはそんなサンジの優しさに惹かれたのだと考えられます。

サンジにすっかり惚れてしまったプリンは、ビックマムを落ち着けるためにサンジのケーキ作りに協力します。ケーキ作りも無事に成功しあとはルフィと合流して逃げるだけとなり、サンジとプリンの別れの時が近づいていました。サンジはプリンに感謝の気持ちを伝え「プリンちゃんが婚約者役でよかった」と言います。サンジの素直な言葉に、プリンは思わず涙を流してしまいます。

プリンもサンジに素直な気持ちを伝えこれまでのことを謝りたいたいと思いますが、ついつい憎まれ口をたたいてしまいます。しかし、最後にプリンは勇気を出してサンジに対して「最後のお願い」をするのです。プリンの最後のお願いとは「キス」でした。プリンはサンジの煙草を外すと口づけを交わし、自らの能力でサンジの中の自分の記憶を抜き取ったのです。

こうして、プリンはサンジに別れを告げたのです。このシーンは、プリンちゃんの涙が切なすぎると読者から多くの反響がありました。サンジに恋する前の性格の悪いプリンちゃんと、サンジに恋してしまった後の素直になれないプリンちゃんとのギャップが多くの読者の心を鷲掴みにしたようです。今後サンジが記憶を取戻し、プリンと結婚する未来があってもいいかも?と思った人も多いのではないでしょうか?

ここまでホールケーキアイランド編のサンジとナミ、サンジとプリンの関係を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?プリンの最後のお願いのシーンは、たくさんの読者の心を鷲掴みにしました。プリンのサンジに対する思いは、紛れもなく恋でした。では、サンジの方はどうだったのでしょうか?サンジはプリンに対してどういう想いを抱いていたのか考察し、サンジとプリンの今後を予想していきます。

まずサンジのプリンに対する想いを考察するうえで気になるのは、ナミとプリンに対するサンジの態度の差です。サンジはプリンに接する時はいつも冷静でした。プリンに対してハートを飛ばすことはありますが、その時のサンジのセリフを見る限り結婚に前向きになるためにわざといつもの自分になろうとした結果だったようです。

またサンジはプリンと別れるシーンでもかなり冷静で素直にお礼を言い、「プリンが婚約者役でよかった」とまで言っていました。このことからサンジはプリンのことを嫌っているわけではないようですが、プリンに対して恋愛感情を抱いているということもなさそうです。もしプリンに対して恋愛感情があるのならもっと別れを惜しむはずですし、照れもせずに「婚約者でよかった」というセリフを吐くことはできないはずです。

このことから、今後サンジがたとえプリンとの記憶を取り戻したとしてもプリンと結婚する未来はないのではないかと予想できます。それはプリンはサンジが好きでも、サンジはプリンを特別視していないからです。女好きのサンジのことですから今後プリンがもし想いを告げたら目をハートにして喜ぶと予想できますが、結局はプリンと結婚せずに麦わらの一味を選ぶと予想できます。

対してナミに対するサンジの反応を見てみると、プリンに接する時よりも数倍多いハートが飛んでいて情熱的です。サンジの飛ばしたハートは、船にいるナミにまで届く程です。サンジはやはりナミのことが好きなのでしょうか?ナミに対するサンジの気持ちが恋愛感情なのかどうかは現段階ではわかりませんが、少なくともプリンや他の女性よりも特別な存在であるということはサンジの行動を見ても明らかであると予想できます。

サンジはナミを少なくとも他の女性よりは特別視しているということがわかりましたが、ではナミの方はどうなのでしょうか?ナミとのカップリングでサンジと同じくらい名前が挙がるのは、麦わらの一味の船長ルフィです。ルフィもまた、今後ナミと恋仲になる可能性があると予想されています。その理由の一つは、重要な場面ではナミがルフィを頼る描写が多いことだと考えられます。

上のシーンでもナミは真っ先に(他の仲間もいるのに)ルフィに抱きつき、サンジが連れ去られてしまったことをルフィに伝えています。しかし、ナミが船長であるルフィに頼るのは当然だといえます。またナミの名シーンまとめでも紹介しましたが、アーロン一味に騙されていたナミが初めて心から助けを求めたのもルフィでした。このことからも、重要な場面でルフィを頼るのはナミにとっては当たり前のことだと予想できます。

しかしながら、ナミにはルフィがエースを失ったことを知ると涙を流して自分のことのように悲しみ「今度は私がルフィを助けるんだ」と決意するシーンがあります。このようなナミのルフィに対する想いは、以前助けてもらったことへの感謝や仲間としての思いだけなのでしょうか?

ルフィに対するナミの想いが少しだけ垣間見えるシーンがあります。それは、毒魚を食べて倒れるルフィの毒を吸い出すために口づけをするレイジュのシーンです。レイジュが口づけをしたのはあくまで毒を抜くためですが、絵面的にはルフィとレイジュのキスシーンになっています。そして、それを見つめるナミの表情に注目してください。ナミは、赤くなって頬に両手をあてています。

このナミの表情は、ルフィのキスシーンに照れている証拠です。ナミは元々女の色気を使って海賊から金品をだまし取る女海賊でした。そんなナミがたかがキスひとつで赤くなるのは、少し変だと思いませんか?ナミが赤くなったのは、キスされているのがルフィだったからだと予想できます。他の男性だったらきっとこんな反応はしないと予想できます。

では、今後ナミとルフィが結婚するという可能性はあるのでしょうか?それはおそらくゼロに近いと考えられます。その理由は、ワンピース作者の尾田栄一郎が「ルフィはどれだけ好かれてもいいけど、振り向いたらワンピースでなくなる」と明言しているからです。このことから、ルフィが特定の誰かとくっつくということは今後の展開でもないと予想できます。

では、ナミはサンジのことをどう思っているのでしょうか?これまでに考察してきたことをまとめると、ナミはサンジだけを「サンジ君」と呼んでいることやスリラーバーク編とホールケーキアイランド編ではサンジとナミの立場が逆になっていることがわかりました。もし少女漫画なら、お互いの結婚を阻止したりお互いを特別な呼び方で呼んでいたりすれば確実にカップルになる展開が待っています。

しかし、ワンピースは少年漫画です。状況的にはくっついてもおかしくない二人ですが、少女漫画の法則にはワンピースは当てはまらないと考えた方がいいでしょう。サンジはナミのことを少なからず他の女性よりは特別視していると前述しましたが、ナミはどうなのでしょうか?それは。ホールケーキアイランド編でナミのサンジに対する想いを匂わせるシーンがいくつか存在します。

前述しましたが、ナミはホールケーキアイランド編で初めてサンジを呼び捨てにし平手打ちをかまします。麦わらの一味を去ろうとするサンジに怒りをぶつける役目は、船長であるルフィではなくナミに任せられたのです。その理由はナミとサンジの関係性をより目立たせたかったからなのではないでしょうか?ナミとサンジは、同じ麦わらの一味の仲間であること以外に二人を繋ぐものは何もありません。

そのことをこの時心のどこかでナミは思い知ったのではないでしょうか?そして、もうひとつナミの複雑な心境を匂わせるシーンがあります。それは、プリンがサンジにプロポーズされたことをナミとルフィに言うシーンです。その時にルフィとナミがともに驚きの表情を浮かべていますが、ナミの表情に注目してください。ナミの表情は、ルフィの驚きの表情とは少し違うように見えませんか?

ナミの表情は、まるでサンジが他の女性にプロポーズしたことに対して嫉妬しているようにも見えると読者の間で話題になりました。またルフィには驚きの吹き出しがあるのに対し、ナミにはそれがありません。このことからナミは声にならない声すらあげることができない程に驚愕していることがわかります。それに加えてプリンの笑顔とナミの表情が、少女漫画でよくある勝ち誇る女と失恋した女にも見えると話題になりました。

このようなことから、ナミはサンジに対して少なからず特別な想いを抱いているのではないか?と考えられます。しかし、サンジのように明確にその好意が現れているわけではないのであくまで推察できるといった程度です。ナミに関してはルフィとの熱愛の噂もあるため、本当はどちらが好きなのかということや今後どちらとくっつくかということは現段階では断言できません。

では、最後にサンジとナミが今後どうなっていくのか考察していきます。結論からいうと、今後二人が結婚する可能性はほぼゼロだと考えられます。というのも、やはり前述したとおりワンピースの作者である尾田栄一郎が「少年漫画に恋愛要素は必要ない」という考えを貫いているからです。しかしながら、ワンピースの最終回でサンジとナミがその後結婚して子供を作りましたという展開は待っている可能性はあると予想できます。

さてここまでサンジとナミの今後結婚する可能性はあるのか予想したり、サンジとプリンの関係性について考察してきましたがいかがだったでしょうか?サンジとナミが結婚する展開が待っているのなら最終回しかないと予想できます。つまり、ワンピースの最終回までサンジやナミ、麦わらの一味を見守り続けていくしかないということです。これからもワンピースの展開に注目しながら、麦わらの一味の冒険を見守り続けていきましょう。