アラン・リックマンはハリポタのスネイプ役！身長や子供・声やラドクリフとの関係は？

アラン･リックマン、(本名アラン･シドニー･パトリック･リックマン)は、身長177or185センチ、活動時期1974年~2016年の大物俳優です。身長がorになっているのは、過去にwikipediaやその他のデータで食い違っており、どちらが正しいか分からないということがありました。ネット検索に誤情報がありますが、現在wikipediaでも185センチと訂正され認知されています。

また画像からも分かる通り、アラン･リックマンは高身長だけでなく色白のイケメン俳優です。近年では｢ハリー･ポッター｣シリーズのスネイプ役が定着しており、本人曰くスネイプの衣装は変わっていないとのこと。スネイプの厳しい顔や堂々とした態度は、ハリー･ポッターでなくてはならないキャラクターであることと彼の身長や演技力が完成度を高めているといえるでしょう。

アラン･リックマンは1946年2月21日生まれですが、この世代の男性としてはかなり背の高い方です。ご健在でしたら70歳を超えており、日本人でもこの年代で180センチ以上の方はなかなかお見かけしません。4人兄妹の次男でグラフィックデザイナーから転身、26歳で王立演劇学校に入り英国の演劇舞台で活躍します。87年にトニー賞にノミネートされ、88年｢ダイ･ハード｣のテロリスト･ハンス役に抜擢され映画デビューします。

アラン･リックマンは基本的に冷酷な悪役を演じることが多いが、｢いつか晴れた日に｣で繊細な演技を｢ラブ･アクチュアリー｣などのロマンスや｢モネ･ゲーム｣で弾けたコメディを演じるなど、役柄によって演じ分ける演技力も高く評価されています。後年、リマ･ホートンとの結婚や97年｢ウィンター･ゲスト｣、2014年｢ヴェルサイユの宮廷庭師｣で映画監督を務めるなど、精力的に活動していました。

そんなアラン･リックマンを不動のものとしたのが映画｢ハリー･ポッター｣シリーズのスネイプ役です。前述でも述べた通り、彼はその外見や高身長から悪役を演じることが多いので有名な俳優の1人です。映画ハリー･ポッターでセブルス・スネイプ役を演じたことは大きく、原作ファンからも｢スネイプそのもの｣と高い評価を受けています。無表情の中でも目と身振りで完璧なスネイプを演じました。

また、原作者のJ･K･ローリングは｢意外な展開になる｣とスネイプ役の重要性をアラン･リックマンにだけ話していました。｢ハリー･ポッター｣シリーズでのキーパーソンとなるスネイプ役を演じきったことが、いかに困難であったかを一部関係者のみ知っていたそうです。ハリー･ポッターに共演する子どもたちには大人として接しており、キャストたちは｢見習うべき俳優だ｣と口を揃えて発言しています。

画像は｢ハリー･ポッター｣撮影時のアラン･リックマンと関係者たちのオフショットです。みんな笑顔で信頼しあい撮影に望んでいた様子が伺えます。スネイプは最後までハリーに冷たく接し、映画では悪役そのものでした。しかし、ローリングから聞かされていたスネイプの過去を自分のせいでバレてしまわないかと不安だったと後に発表されています。彼の没後、スネイプはイライラとの闘いであったとも伺える手記が公表されました。

ファンの間では生徒に厳しく接するシーンだけでなく、画像のスネイプ先生のようなオフカット集も望んでいるとの声もあります。スネイプの役どころも大きく影響を及ぼし、｢ハリー･ポッター｣シリーズの人気投票で主人公･ハリーを押さえ、堂々の1位を獲得する人気のキャラクターとなりました。また、彼はティム・バートン制作の作品に起用されることが多い役者の1人でもあります。

アラン･リックマンは2016年1月14日、膵臓がんにより69歳の若さで死去しました。家族は｢俳優であり監督であったアラン･リックマンの死を"家族と友人に囲まれた最後"であった」と声明を発表、また私生活で2012年に結婚したばかりでした。彼の死に多くのファンや友人、｢ハリー･ポッター｣の共演者たちが追悼の言葉を述べています。彼の死は病気を公開していなかったことから突然の訃報と言う形で発表されました。

彼を死に追いやった膵臓がんとはどういう病気なのか調べてみました。膵臓がんは早期発見が難しく｢静かなガン｣といわれるほど治療が困難な病気です。アラン･リックマンが軽度の脳卒中で倒れたときに検査でガンが発見されたそうです。｢ハリー･ポッター｣シリーズの撮影時に、体型の変化を心配する報道もあったことから、治療の副作用なのではと推測されています。

アラン・リックマンの心を射止めた女性はどんな方なのでしょう。1965年2人はグラフィックデザインの学校で出会いました。彼が19歳のときからロンドンで同棲しており、50年に渡る付き合いで結婚しないと思われていました。ここでは彼の結婚した女性を画像を交えて紹介していきます。結婚についてのエピソードは有名なのでご存知の方もいらっしゃるでしょう。

リマ･ホートンはケンジントンとチェルシー･ロンドン自治区評議会の元労働党議員です。女性の社会進出を強く押す一方で、本人は出身大学の講師を努めたり精力的に活動していました。画像は2人のツーショットで、海外で長くパートナーを続けるコツを取材中、アラン･リックマンが結婚したと述べたことから発覚。Twitterで2人の結婚をお祝いする声が溢れました。

結婚についてアランは｢NYで二人っきりの結婚式をした後、ブルックリン橋を歩いて渡ってランチした｣と明かしています。また、彼女が高価なものは欲しくないと言ったので、結婚指輪(190ユーロ)を用意したが彼女はまったくはめてくれないと談笑しました。彼の話から結婚式は極めて控えめなものだったようで、お互いの存在だけで十分満足であり、欲張ったり相手に求めすぎないことが幸せのコツのようです。

50年の交際でお互いをパートナーとして尊重していたお二人は、2012年に正式に結婚しました。検索してもお子さんの話や画像も出てこないので、いらっしゃらないと思われます。

アラン･リックマンの声が良いと巷で噂になり科学的に検証までされたとか。そんな彼の声にまつわる話題とハリー役のラドクリフとの仲の良さがわかるツーショット画像を見つけました。ここではアラン･リックマンの声とラドクリフとの関係をまとめていきます。画像から想像できる通り、アランはとても優しくてユーモアもあり、親しみやすい人物だと納得できるはずです。

子供の頃重度の言語障害を患い、現在も軽度であるものの症状は残っているそうです。しかし、かれの声はベルベット･ボイスと表現されており、誰にもマネできない声で低く･甘い･深みのある独特の声音が人々を魅了するといわれています。画像は彼の遺作｢アリス･イン･ワンダーランド｣の撮影動画です。舞台･映画だけでなく、その声の魅力を活かして、オーディオブックでナレーションを務めています。

画像はアラン･リックマンとラドクリフのツーショットです。ラドクリフがロンドンやNYで出演した舞台を観に行くなど、年の差を感じさせない信頼関係が伺えます。｢アランは義理堅く誰よりも他人に協力的な人物であり、誰もがその俳優が演じた役で判断しようとします。彼が演じた役と正反対の人物だと知ったらとても驚くことでしょう｣とラドクリフは強く述べています。

ここではアラン･リックマンの代表的な出演映画を5つ選んで紹介していきます。1つ目は彼の映画デビュー作であるダイ･ハード。若きアランの姿を観れる有名な作品です。また、近年ではアランの魅力の1つである声を全く発することなく描かれた作品が発表されました。無音のショートフィルム｢ダスト/Dust｣はインディーズ映画で、可愛い女の子をストーカーする初老(60代)の男を描いた8分間の作品です。

この作品はショートショートフィルムフェスティバル&アジア2016秋の短編映画収穫祭で上映された話題作として、ネットで人気が出ています。イギリスの大物俳優アラン･リックマンが出演した豪華なショートフィルムです。

1988年、NY市警のブルース･ウィリスと死闘を繰り広げるアクション物で、アランが演じるハンスは一見するとパリッと決めたエリートビジネスマンです。しかし、本性は冷酷なテロリスト･リーダーでした。ハンスの最後(ビルから落下するシーン)は、監督のドッキリで本気で驚いた顔をして落下するアランが印象に残っています。アランは鮮烈な映画デビューを果たし、世界的な知名度を得ることになりました。

1989年、アランが売れない画家エド役を演じ主人公ニックの助手を務めました。カバンからドーナツをドヤ顔で取り出すシーンや大きな体でチョコチョコPCを扱うなどかわいいキャラを演じました。本作はNYを揺るがす連続殺人事件とそれを捜査する人間関係を描いた作品です。王道なストーリーですが、アランの演じるエドの個性が暗くなりがちな物語にアクセントを添えています。

1991年、ジョージ代官役で絵に書いたような悪代官を演じています。中世イングランドの伝説的英雄ロビン･フッドを描いたドラマです。国王の留守を狙って政権を奪おうとするノッティンガムの代官ジョージが、ロビンの父に悪魔崇拝者の汚名を着せ惨殺し領地を没収します。アランの悪代官ぶりが乗りに乗っている本作ですが、上映版は大幅にカットされているのでディレクターズカット版を観ることをお勧めします。

この映画でアランは英国アカデミー賞助演男優賞を受賞しています。黒い衣装を纏っており、冷酷な悪人ですが子供じみていて間抜け、表情やリアクションがまるで中学生のようで、出演者もアランのシーンになると笑いを堪えられなかったそうです。(特典の音声解説と裏話より)

1996年、ロシア王朝最後の時代、影でロマノフ家を動かしていたといわれる怪僧ラスプーチンを演じました。ラスプーチンがいかにしてロマノフ家の信頼を勝ち得たか、史実を交えて構成された力作でゴールデングローブ賞･男優賞(ミニシリーズ･TV映画部門)とエミー賞主演男優賞(TV映画･ミニシリーズ部門)受賞しています。神に選ばれし神父を名乗りながら酒好き女好き。｢醜態の限りを極めた淫乱な生活｣を忠実に演じています。

アラン演じるラスプーチンは毒を盛られ、銃で撃たれても死なない不思議な力を持ち、常軌を逸した破天荒な行動や多くの女性と関係を持ったといわれる逸話をモチーフにしており、最後の暗殺されるところまでを描かれています。

2001年、アランは最初、妻に逃げられたしょぼくれた中年オヤジ(フィル役)を演じています。フィルはヘアドレッサー･コンテストで連覇するほどの実力者でしたが、10年前に妻が同棲のパートナーと駆け落ちをしてショックを受けます。崩壊しかかった家族の修復を描くヒューマンドラマですが、日本じゃ到底描かれない家族像です。

コンテスト出場が決まってから、アラン演じるフィルがみるみる活気を取り戻し"伝説の腕"が蘇るシーンが爽快で観ると元気の出る作品です。ライバルは卑怯な手を使いますが決して悪人ではありません。

ここではアラン･リックマンに関する感想や評価をまとめていきます。アランはプライベートをほとんど明かしていません。しかし、その人柄の良さは他の映画共演者などがTwitterで語っています。彼はイケメンで、しかも生涯たった1人の女性と添い遂げたことによりファンの心を鷲掴みにしました。

アラン･リックマンの結婚をお祝いするファンの声です。やはりスネイプと重なってみえるとのことで、純愛を応援するとおっしゃる方は大勢いらっしゃいます。

映画化が検討されているという｢ハリー･ポッターと呪いの子｣。噂ですが、もし本当になるならアランのスネイプ先生が観られないのが残念だとおっしゃるファンもいらっしゃるでしょう。

このシーンを見て初めて本当の英雄はスネイプだったんじゃないの、という方は大勢いらっしゃったのではないでしょうか。｢永遠に｣がforeverじゃなくalwaysで、出会ってから今までずっと、これからも絶え間なく愛している･身がよじれるぐらいずっと。無表情なスネイプが愛おしくてたまらないとファンの間で最高のシーンと評価の高いワンカットです。

この記事でアラン･リックマンの声や出演映画、役によって演じ分ける演技力の高さや、あまり知られていない彼の人柄などをまとめて紹介しました。彼は単なるイケメン俳優じゃなく、誰よりも親切で信頼できる人、そしていつも誰かを笑わせようと心がける楽しい人でした。アランの演技をもう観ることはできません。しかし、多数の作品に出演していますので興味を持った方はご覧になってはいかがでしょうか。