【ハリポタ】ギルデロイ・ロックハート先生は残念なイケメン魔法使い?俳優やその後は?

『ハリー・ポッターと秘密の部屋』には、ギルデロイ・ロックハートという闇の魔術に対する防衛術の先生が登場します。ギルデロイ・ロックハートは忘却呪文が得意で様々な功績を持っていますが、残念なイケメン魔法使いだといわれています。ここではギルデロイ・ロックハートのプロフィールや演じた俳優などをまとめています。また、ギルデロイ・ロックハートはその後どうなってしまったのかを紹介します。

【ハリポタ】ギルデロイ・ロックハート先生は残念なイケメン魔法使い?俳優やその後は?のイメージ

目次

  1. ギルデロイ・ロックハートはハリー・ポッターの先生
  2. ギルデロイ・ロックハートは残念なイケメン魔法使い
  3. ギルデロイ・ロックハートの俳優は?
  4. ギルデロイ・ロックハートの呪文暴発のその後
  5. ギルデロイ・ロックハートに関する感想や評価は?
  6. ギルデロイ・ロックハート先生の俳優やその後まとめ

ギルデロイ・ロックハートはハリー・ポッターの先生

ハリー・ポッターと秘密の部屋とは?

ギルデロイ・ロックハートは、『ハリー・ポッターと秘密の部屋』に登場する人物です。ここでは『ハリーポッターシリーズ』の概要や、『ハリー・ポッターの秘密の部屋』のあらすじを紹介します。

ハリー・ポッターの概要

『ハリー・ポッターシリーズ』は、J・K・ローリングによる児童文学書です。魔法を題材としたファンタジーで、1990年代のイギリスが舞台となっています。第1巻の『ハリー・ポッターと賢者の石』は1997年に刊行されました。名前を言うことすら恐れられているヴォルデモートという闇の魔法使いを相手に、唯一生き残った男の子のハリー・ポッターが主人公です。

『ハリー・ポッターシリーズ』は児童文学書として発売されましたが、子供から大人まで親しまれ、世界的な大ヒットとなりました。シリーズ作品としては5億部を達成しており、全世界の中で最も売れた書物でもあります。『ハリー・ポッターシリーズ』は全7巻あり、その後ハリー・ポッターの子供を主人公とした『ハリー・ポッターと呪いの子』が発売されました。

また、『ハリー・ポッターシリーズ』は映画化されており、最終話となる『ハリー・ポッターと死の秘宝PART2』は2011年に放映されました。現在は『ハリー・ポッターシリーズ』のスピン・オフ作品である『ファンタスティック・ビーストシリーズ』が製作されています。

第1弾となる『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が2016年11月18日に放映されました。『ファンタスティック・ビーストシリーズ』は全5作品で完結予定となっています。

ハリー・ポッターと秘密の部屋のあらすじ

ここでは『ハリー・ポッターと秘密の部屋』のあらすじを紹介します。ハリー・ポッターは夏休みをロン・ウィーズリーの家で過ごしていました。一緒に次の学年で使う教科書を買いに行くと、本屋ではギルデロイ・ロックハートのサイン会が行われていました。サイン会に並んでいるのは女性ばかりで、ハリー・ポッターもロン・ウィーズリーもうんざりします。

夏休みも終わり、ハリー・ポッターはウィーズリー一家と一緒に9と4分の3番線に向かおうとしていました。しかし、いつもなら通ることができるはずのレンガの柱を通ることができません。ハリー・ポッターとロン・ウィーズリーは、9と4分の3番線に向かう事ができず、汽車に乗り遅れてしまいます。

ロン・ウィーズリーは、父が改造したマグルの車でホグワーツまで行くことを提案しました。その車を使えば、姿を消して空を飛ぶことができ、こっそりホグワーツに行くことも可能です。しかし、上手く運転することができず、結局先生に見つかってしまいました。先生には叱られてしまい、ロンは自分の杖を折ってしまいました。

ホグワーツでは新学期が始まり、闇の魔術に対する防衛術にはギルデロイ・ロックハートが先生としてやってきました。しかし、ギルデロイ・ロックハートは授業でトラブルを起こしてしまいます。ハーマイオニー・グレンジャーの呪文でなんとか収まりましたが、生徒たちの間ではギルデロイ・ロックハートに対して不信感が募ります。

ある日、ハリー・ポッターはギルデロイ・ロックハートに呼び止められ、サイン書きの手伝いをさせられます。その帰りに廊下を歩いていると、不気味な声が聞こえてきました。その声をたどって行くと、壁に血で「秘密の部屋が開かれた」と書かれており、フィルチの猫が石にされているのを発見しました。ハリー・ポッターは第一発見者で一番怪しいと疑われてしまいます。

この事件を調べるために、ハーマイオニー・グレンジャーはマクゴナガル先生に秘密の部屋について質問しました。マクゴナガル先生は秘密の部屋がホグワーツを作った4人の魔法使いによって作られた部屋だということを教えました。その部屋には恐ろしい怪物がいると言い伝えられています。ハリー・ポッターはある日、3階の女子トイレで黒い日記を拾います。それは「T・M・リドル」と書かれた日記でした。

その日記に文字を書くと、トム・リドルという人物からすぐに返答がきます。ハリー・ポッターは何度か日記とやり取りをしていましたが、ある日その日記が何者かに奪われてしまいます。それから数日後、今度は親友のハーマイオニー・グレンジャーが石にされてしまいました。ハーマイオニー・グレンジャーを含め、石にされているのはいつもマグル生まれの魔法使いでした。

そして一連の事件の犯人としてハグリッドが疑われ、刑務所に入れられてしまいます。ハリー・ポッターとロン・ウィーズリーは、ハーマイオニー・グレンジャーを襲ったのは何者なのか、真犯人は誰なのかを調べ始めます。

ギルデロイ・ロックハートのプロフィール

ギルデロイ・ロックハートは、1964年1月26日生まれのイギリスの魔法使いです。ホグワーツ魔法魔術学校の卒業生で、在籍時代はレイブンクローに組分けされていました。結婚はしておらず、ロックハート家の半純血の魔法使いです。有名な作家で、様々な闇の生物と戦い抜いた経験を書いた自著が大ヒットを記録しています。

さらに勲三等のマーリン勲章を授与され、闇の力に対する防衛術連盟の名誉会長を務めています。その功績から、『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(1992年〜1993年)では、先生としてホグワーツで闇の魔術に対する防衛術を生徒達に教えることになりました。

魔法ワールド|ワーナー・ブラザース

ギルデロイ・ロックハートは残念なイケメン魔法使い

元は能力の高い魔法使い?

ギルデロイ・ロックハートは、ホグワーツ時代は優秀な人材が集まるというレイブンクローに組分けられていたことから、元々は優れた能力を持ってたと思われます。ちなみにレイブンクローは知識や知恵、学習意欲にあふれた人物が組分けされます。優秀なハーマイオニー・グレンジャーも、組分け帽子はレイブンクローにするかグリフィンドールにするかで迷っていました。

追求心を求めた人材が集まるので、変わり者が多いことでも知られています。ルーナ・ラブグッドもレイブンクローでした。しかし、ギルデロイ・ロックハートがホグワーツで先生として教える姿を見ていると、魔法使いとして能力が高いとは思えません。ギルデロイ・ロックハートの著書はどれもヒットしていることから、作家としては優秀な能力を持っていたようです。

女性に人気のイケメン

ギルデロイ・ロックハートは容姿がよく、特に女性を中心に人気を博していました。自著のサイン会を行った時も、列を作っていたのはほとんどが女性でした。『ハリー・ポッターと秘密の部屋』では、モリー・ウィーズリーやジニー・ウィーズリー、ハーマイオニー・グレンジャーまでもサイン会に参加していました。また、週刊魔女ではチャーミングスマイル賞を授与されています。

性格は残念

ギルデロイ・ロックハートは輝かしい経歴の持ち主で、イケメンという一見非の打ち所がない人物に思えますが、実は残念な性格の持ち主です。ギルデロイ・ロックハートの本来の性格は、見栄っ張りでずる賢く、とても小心者です。実際にギルデロイ・ロックハートの功績だと思われていた自著のストーリーは、全て他人の功績でした。

ギルデロイ・ロックハートはあらゆる呪文の中でも忘却呪文が得意で、功績を持った人物の記憶を消し、自分の功績として本を書いていたのです。つまり、ギルデロイ・ロックハートが出版した本の武勇伝は全て嘘だったのです。自分自身で冒険をしたり闇の生物を倒してきたわけではないので、実際に闇の魔術に対する防衛術の先生として授業をする時は、まともに教えることができませんでした。

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ギルデロイ・ロックハートの俳優は?

俳優はケネス・ブラナー

ギルデロイ・ロックハートを演じた俳優はケネス・ブラナーです。ここでは俳優のケネス・ブラナーのプロフィールや出演作品を紹介します。

ケネス・ブラナーのプロフィール

ケネス・ブラナーは、1960年12月10日生まれのイギリスの俳優です。また、俳優だけでなく映画監督や脚本家、プロデューサーとしても活躍しています。ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーで、多くのシェイクスピア作品の舞台や映画に出演しており、シェイクスピア俳優としても有名です。

ケネス・ブラナーの俳優としての出演作品には、『ヘンリー五世』のヘンリー5世役、『ハムレット』のハムレット役、『マリリン7日間の恋』のローレンス・オリヴィエ役、『オリエント急行殺人事件』のエルキュール・ポワロ役などがあります。

ケネス・ブラナーとギルデロイ・ロックハートは正反対

俳優のケネス・ブラナーとギルデロイ・ロックハートの性格は正反対です。ケネス・ブラナーは、他人の功績を横取りすることなく、1990年にはクイーンズ大学ベルファスト校から名誉文学博士号、1994年には大英帝国勲章コマンダーを授与されています。その他にも出演映画で多くの賞を受賞している実力者です。

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ギルデロイ・ロックハートの呪文暴発のその後

記憶を消そうとしたギルデロイ・ロックハート

ギルデロイ・ロックハートは、ハリー・ポッターとロン・ウィーズリーにこれまでの自著に書かれた内容が全て嘘だと知られてしまいます。ギルデロイ・ロックハートはロン・ウィーズリーの杖を使って、2人の記憶を消そうとし、得意とする忘却呪文を唱えました。しかし、呪文を唱えた瞬間魔法が爆発します。

暴発した魔法で記憶喪失

ロン・ウィーズリーの杖は折れており、テープで簡単に修繕したものだったので、魔法が上手く発動しなかったのです。放たれた呪文は逆噴射し、唱えたギルデロイ・ロックハートにかかってしまいます。これによりギルデロイ・ロックハートは呪文で記憶を失ってしまいました。

秘密の部屋での出来事が終わった後、ハリー・ポッターとロン・ウィーズリーはすっかりギルティ・ロックハートのことを忘れていましたが、様子がおかしいことにダンブルドアが気づきます。ロン・ウィーズリーが「ロックハート先生は…」と理由を説明しようとすると、ギルティ・ロックハートは「わたしが、先生?」と驚いていました。先生である記憶さえなくしてしまったのです。

小説と映画でその後が違う

映画と原作小説とでは、ギルデロイ・ロックハートのその後が違います。原作小説ではその後、聖マンゴ魔法疾患障害病院に入院しています。聖マンゴ魔法疾患障害病院は、許されざる呪文を受けて意識を失ったネビル・ロングボトムの両親も入院している病院です。

原作小説5巻でハリー・ポッターはギルティ・ロックハートと再会しましたが、その時もまだ記憶を失ったままでした。映画では、記憶を失ったその後も作家として活動しており、「私は誰だ?」という本を執筆していました。

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ギルデロイ・ロックハートに関する感想や評価は?

ギルデロイ・ロックハート役を演じた俳優のケネス・ブラナーは、自身がシェイクスピア俳優であり監督でもあるので、衣装にはこだわりを見せていたそうです。ギルデロイ・ロックハートはとんでもない詐欺師でしたが、着用している服はとてもおしゃれだと人気です。

『ハリー・ポッターと秘密の部屋』は全体的にとても重い話です。生徒達が石にされたり、バジリスクなど恐ろしい生物が出てきます。しかし、ギルデロイ・ロックハートがいたおかげで重くなりすぎず、ストーリーを楽しめたという方がたくさんいました。

ギルデロイ・ロックハートの呪文のほとんどはスクイブ同然といわれています。スクイブとは、魔法使いの家系に生まれながらも、魔法が使えない者のことをいいます。ギルデロイ・ロックハートが元レイブンクロー生だったことが信じられないという意見もありました。実際に作中でも、先生として全く頼りになりませんでした。

ギルデロイ・ロックハートのその後は悲惨なものでした。世の人々を騙し続けていた詐欺師でしたが、現在は聖マンゴ魔法疾患障害病院で孤独に過ごしています。あれほどの名声があったにも関わらず、その後は寂しい人生を送っているようです。

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ギルデロイ・ロックハート先生の俳優やその後まとめ

ギルデロイ・ロックハートは、様々な功績を持った優秀な人物だと思われていましたが、それは全て他人の功績を横取りしたものでした。ハリー・ポッターと一緒に秘密の部屋に向かった時、忘却の呪文を自分にかけてしまったことで記憶を失くし、現在は聖マンゴ魔法疾患障害病院に入院しています。

ギルデロイ・ロックハートの活躍は主に『ハリー・ポッターと秘密の部屋』で見る事ができるので、ぜひ映画や本をチェックしてみてください。

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