アントニオ・バンデラスの現在は？最近の出演映画は？結婚・離婚や子供情報まとめ

アントニオ・バンデラスはスペイン出身の俳優で、映画マスク･オブ･ゾロや長靴をはいた猫、エクスペンダブルズ3 ワールドミッションの出演で有名な人物です。本記事では俳優・アントニオバンデラスについて、彼の若い頃の画像、結婚歴、現在の様子、過去の出演作品など、アントニオ・バンデラスについてご紹介します。

アントニオ･バンデラスは本名をホセ･アントニオ･ドミンゲス･バンデラスと言います。1960年8月10日生まれ、スペインのマラガ出身の人物で俳優、映画監督や歌手としても知られる人物です。演劇には10代の頃から携わっており、1979年、アントニオ・バンデラス19歳の頃にマドリードへと拠点を移しました。

マドリードで演劇をしていた時、その姿がペドロ・アルモ ドーヴァールの目に留まり、1982年にペドロ・アルモ・ドーヴァールの映画「セクシリア（原題：Laberinto de pasiones）への出演が決定します。

そのほかにも、ゲイの男性を演じた1984年の映画「欲望の法則（原題:La ley del deseo）」や 男女の性と死を描いた1986年の映画「マタドール＜闘牛士＞・炎のレクイエム」、「神経衰弱ぎりぎりの女たち（原題：Mujeres al borde de un ataque de nervios）」など、ペドロ・アルモ ドーヴァールとタッグを組んで数々の映画に出演しました。

1991年頃から舞台をハリウッドへと移し、1992年に「マンボ・キングス/わが心のマリア」でハリウッドデビュー。ハリウッドへ来たばかりの頃は英語が上手く話せず、仕事を通じて英語の勉強もしていたようです。その後はゲイとエイズがテーマの1993年の映画「フィラデルフィア」でトムハンクスと、1994年の映画「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」でトム・クルーズやブラッド・ピットと共演しています。

こうしてハリウッドでも作品や役に恵まれたアントニオ・バンデラスはシルヴェスター・スタローンと共演した「暗殺者」や「マリアッチ」3部作の2作目「デスペラード」で有名となり、更に「マスク・オブ・ゾロ」への主演で国際的なスター俳優へとのし上がります。

アントニオ･バンデラスは美しい俳優としても知られており、1996年にPeople誌の世界で最も美しい50人の1人に選ばれたこともあります。私生活では2度の結婚、離婚を経験しており、2人目の妻との間に娘がいます。

アントニオ・バンデラスの身長は174センチです。体重は76キログラムと言われており身長とのバランスなどを考えると、身長174センチ体重76キログラムはBMI値的にも理想的な数値といえるようです。アントニオ・バンデラスはセクシー、ワイルドな俳優として名を挙げられることもあるので身長と体重のバランスの良さは彼の肉体美には重要な数値と言えそうです。

映画で見る印象ではもっと高く見えるようで、ハリウッドスターの中で意外と身長が低い俳優、とネットで話題になることも。因みに2人目の妻、メラニー・グリフィスは身長が高かったようで2人の並ぶ写真を見るとあまり身長差がないものがあります。

また、映画「フェム・ファタール」の際、共演のレベッカ・ロムジン＝スタモスが高身長だったため、身長差を埋めるためにアントニオ・バンデラスが上げ底靴を履いたという報道がアメリカでなされ、妻のメラニー・グリフィスが報道に対して怒りを露わにしたというエピソードもあるようです。

そのほか、シルベスター・スタローンも身長172センチと意外と低く、アントニオ・バンデラスと同様意外と低いと言われています。アントニオ・バンデラスと同じくらいの身長の有名人にはキャメロン・ディアスやジャッキー・チェンもいます。

アントニオ・バンデラスは警官の父と教師の母の間に生まれました。幼少期の頃はサッカーに夢中だったようで、プロサッカー選手になることが夢だったのですが、14歳の時に足に怪我をしてしまったため、その夢を絶たれてしまいました。こうしてプロサッカー選手になることを諦めたアントニオ・バンデラスでしたが、その後芸術に興味を示し、演劇の道へと進むことになりました。

サッカーから演劇へと舞台を移したアントニオ・バンデラスは地元マラガの演劇学校で演劇を学んでいます。この頃から演劇にも参加していたのですが、政治的検問を理由にスペイン警察に逮捕された、ということもあったようです。また、劇場だけではなく路上パフォーマンスも行っており、スペインにいた頃から既に多くの経験を積んでいたようです。

ここでは若い頃のアントニオ・バンデラスの画像をいくつかご紹介します。近年では晩年に差し掛かりワイルドな魅力があると言われているようですが、若い頃は美しい、セクシーな俳優として知られていたようです。

こちらはアントニオ・バンデラスのインスタグラムの画像です。若い頃は髪が長い画像が多く、イケメン俳優と言われていました。マドンナとディナーを共にした際には、同席している人から「マドンナはあなたのことをかなり気に入っている」と言われたこともあるそうです。

こちらは彼の名を有名にした作品の1つ「インタビューウィズヴァンパイア」のアーマンドを演じている時のアントニオ・バンデラスの画像です。トム・クルーズとブラッド・ピットという豪華キャスト、美しく豪華絢爛な映像で有名な作品です。

こちらは「マンボ・キングス/わが心のマリア」という映画のジャケット画像です。キューバから移住してきたセサールとネスターのカスティーヨ兄弟が「マンボ・キングス」というバンドをする物語を描いた作品で、アーマンド・アサンテと兄弟役で共演、アントニオ・バンデラスはネスター・カスティーヨを演じています。

こちらはマスク・オブ・ゾロのブロマイドカードの画像です。マスク・オブ・ゾロは「怪傑ゾロ」シリーズの1つで、1919年に執筆された「The Curse of Capistrano」という小説が元になっています。1920年にダグラス・フェアバンクスが主演で映画化されていらい、様々な俳優で映画化されているのですが、アントニオ・バンデラスファン主演作品について「今までで一番美しいゾロだったのでは」と評する人もいます。

ライフ・イットセルフとは2018年に公開されたアメリカの映画で「ライフ・イットセルフ 未来に続く物語」という邦題がついています。ライフ・イットセルフには二組のカップルが登場し、彼らが数奇な運命を辿りながら苦難を乗り越えていく、様々な愛の形を描くヒューマンドラマとなっています。

主になるのはニューヨークのカップルで、2人が出会い、結婚して家庭を築くのですがそこには思わぬ試練もあり、彼らは様々な経験をすることとなります。そして、そこにニューヨークとは対極的なスペインの田舎で暮らすカップルも関わってくるのです。アントニオ・バンデラスは劇的な運命に巻き込まれていくオリーブ園のオーナーヴィンセント・サチョーネを演じています。

2度の離婚を経験したアントニオ・バンデラスですが、2人目の妻メラニー・グリフィスと離婚してから半年後の2014年12月、ニコール・キンペルという恋人が出来たことがネットニュースで報じられました。ニコール・キンペルはオランダの投資コンサルタントをしている女性で、アントニオ・バンデラスよりも20歳年下の女性という事実は、周囲のファンを驚かせました。

この報道が発表された時は「まだ知り合っている段階」とインタビューに答えたそうです。現在は結婚するつもりはないようで彼女との関係を楽しんでいるのだそうです。

アントニオ・バンデラスは54歳でロンドンにある芸術大学セントラル・セント・マーチンズに入学しています。この入学はアントニオ・バンデラス新たな挑戦としてネットニュースでも報道されており、ファッションを学ぶために拠点をロンドンに移して大学に入学したとのことです。

新しい世界に踏み入れるための学びとして入学したようですが、非常に若々しい気分になれると前向きな姿勢をコメントしています。ファッションについて専攻していることをインスタグラムなどでも明かしており、大学生活を楽しんでいるようです。

アントニオ・バンデラスは1987年にスペイン人女優のアナ・レサと結婚しています。アナとの結婚生活は何年か続いたのですが、最終的にはアナ・レサと離婚しています。因みに、若い頃の画像紹介でマドンナから「マドンナがあなたを気に入っているそうですよ」と言われた時はアナ・レサと結婚していた時だったそうです。

アナ・レサとは1996年に離婚しているのですが、そのきっかけとなったのは1995年「あなたに逢いたくて」という映画で共演したメラニー・グリフィスと交際に発展したことだったようです。結局、メラニーとの交際が始まった翌年の1996年にアナ・レサと別居し、そのまま離婚。同じ年の6月にメラニー・グリフィスとロンドンで結婚しました。

メラニー・グリフィスとの結婚生活は長く続きましたが、こちらもまた2015年に離婚しています。きっかけはアナ・レサと同じくアントニオ・バンデラスに新恋人が出来たことのようです。アントニオとメラニーの離婚前には6500万ドルの資産を巡って離婚協議が行われ、アントニオが毎月6万5000ドル（約790万）をしはらう形で離婚は合意となったようです。

この離婚について2人は「お互いによく考え、愛ある友好的な形で結婚生活を終えることを決めた」とコメントしており、両者合意の上で離婚したことを明らかにしています。この離婚でアントニオ・バンデラスは2度の離婚を、元妻のメラニー・グリフィスは4度の離婚を経験しました。

アントニオ・バンデラスには2人目の妻メラニー・グリフィスとの間に娘が1人います。1997年生まれのステラとアントニオ・バンデラスは非常に仲が良く、ショッピングで手を繋いで買い物に行く姿が目撃されています。2ショットの写真なども披露されており、頬を寄せ合う姿に微笑ましいという声も。また、メラニーの娘でありファッション雑誌で活躍するダコタ・ジョンソンとステラもとても仲が良いそうです。

アントニオ・バンデラスは代表作が多い俳優です。特に彼を国際的スターとしての知名度を飛躍的に上げた「マスク・オブ・ゾロ」は彼の代表作として名高い作品の1つです。「私が生きる肌」という映画で形成外科医のロベル・レガルでは亡き妻に似た女性を監禁し、その女性を亡き妻そっくりに作り上げるという狂気の精神科医を演じ、視聴者を驚かせました。

そのほかにもパパ役で登場した「スパイキッズ」やコピアポ鉱山落盤事故を元にした映画「チリ33人の奇跡」、SFアクションの「オートマタ」などなど、数多くの作品に出演しています。また、フルCGアニメーション映画の「シュレック3」で長ぐつをはいた猫の声を担当しており、この作品は後に「長ぐつをはいたネコ」主演のスピンオフも作られています。

映画俳優としての活躍が目立つアントニオ・バンデラスですが、舞台でも活躍しています。元々、演劇出身のため舞台経験は若い頃から積んでいるアントニオ・バンデラス、2003年にブロードウェイミュージカルの「Nine The Musical」に出演しています。こちらはイタリアのフェデリコ・フェリーニによる名作映画の「8 1/2」を原作としたミュージカルで、アントニオ・バンデラスはこの作品でトニー賞にノミネートされました。

ここからはアントニオ・バンデラスについて、SNSで挙げられた彼の感想や評価などの情報を集めてみましたので、いくつかご紹介します。

晩年に差し掛かりお茶目さも前面に出しているアントニオ・バンデラスです。エクスペンダブルズ３が非常にウザカワイイとのことです。

様々な役でその演技力を評価されるアントニオ・バンデラスですが、こちらでも最優秀男優賞に輝いたアントニオの演技について高い評価が述べられています。

アントニオ・バンデラスを含め俳優たちの美しさも評判となった映画「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」ではトム・クルーズやブラッド・ピットの方が注目されがちなようですが、アントニオ・バンデラスの美しさについても評価されています。

アントニオ・バンデラスについて、彼の現在までの情報、若い頃の画像から出演映画までいかがだったでしょうか。アントニオ・バンデラスは2017年に心臓発作を患ったのですが、そのことをきっかけに心理的な変化が生じ、その時が心理的なターニングポイントだったことを後に語っています。

このことをきっかけに新たな自分を発見することができ、俳優としても面白くしていこうと思ったのだそうです。2019年現在、もうすぐ60歳を迎えるアントニオ・バンデラスですが、2019年現在もまだまだ現役で活躍中ですので、多くの人が彼の今後に期待しているようです。