13日の金曜日のネタバレあらすじ!傑作ホラー映画の結末と殺人鬼の正体は?

「13日の金曜日」といえば、タイトルを知らない人はいないほどの有名なホラー映画です。今回はそんな13日の金曜日のあらすじについて、衝撃の結末までをネタバレと共にご紹介します。ジェイソンという殺人鬼について知る人は多い筈ですが、そのあらすじを見ると予想外の展開に驚く人もいる筈です。既に観たという人もまだ結末を知らないという人も、作品について改めて知るチャンスです。

13日の金曜日のネタバレあらすじ!傑作ホラー映画の結末と殺人鬼の正体は?のイメージ

目次

  1. 13日の金曜日とは?
  2. 13日の金曜日のあらすじネタバレ
  3. 13日の金曜日の結末ネタバレ!殺人鬼の正体は?
  4. 13日の金曜日の登場人物とキャスト
  5. 13日の金曜日に関する感想や評価
  6. 13日の金曜日のあらすじまとめ

13日の金曜日とは?

「13日の金曜日」といえば、ジェイソンという殺人鬼の存在を思い出す人も多いのではないでしょうか?しかし実際には存在を知っているだけで、作品自体は鑑賞した事が無いという人も案外多いかもしれません。今回はそんなホラー映画の13日の金曜日について、ネタバレを含めたあらすじから結末までをご紹介します。

13日の金曜日の概要

13日の金曜日は、1980年にシリーズの大元となる作品が公開されたスプラッター・ホラー映画です。クリスタル・レイクという湖のあるキャンプ場で、少年が溺れたまま行方不明となった事件から物語は始まります。ジェイソンはホッケーマスクを被った体格の良い大男で、人々をまるで玩具の様に殺害していく恐ろしい殺人鬼として有名です。

誤ったイメージが定着したのは何故?

ちなみにジェイソンと言えばチェーンソーを唸らせて襲ってくる、というイメージを持つ人も多い筈です。しかし実際には、作中でチェーンソーが使われるシーンは登場していないのです。このイメージがついた理由は複数ありますが、その一つには「悪魔のいけにえ」という作品に登場するレザーフェイスという殺人鬼と、イメージが混同してしまっているものと考えられています。実はホッケーマスクも、1作目には登場していません。

13日の金曜日は実話映画?

実話を基に作られたのではないかと言われている13日の金曜日ですが、これは噂であり本作は完全にフィクションの作品です。実際に金曜日となる13日がある月には、どこか気味の悪さを感じてしまう人もいるかもしれません。しかし現実の世界で13日の金曜日に作品の基となった何らかの事件が起こったわけではないので、完全に映画の影響である様です。

13日の金曜日のあらすじネタバレ

ホラー映画の金字塔とも言われている13日の金曜日ですが、続いてはそんな13日の金曜日についてのあらすじも順番にご紹介します。ネタバレを含む内容となっているので、まだ映画を観た事がないという人は閲覧にはくれぐれもご注意ください。

あらすじネタバレ①悲劇の始まり

悲劇の始まりは、1957年の事でした。13日の金曜日に、クリスタル・レイクにあるキャンプ場の湖で、少年が溺死するという事故が起こります。しかし少年の遺体は見つかる事なく、1年の月日が流れました。翌年に同じキャンプ場の中に、若者が集まっていました。宿泊施設の中から抜け出した男女のカップルは、人気の無い納屋の中で二人きりの時間を過ごしています。異変が起こったのはその時でした。

カップルの片方であるザックが、何者かに腹を刺されたのです。次いで彼女もまた殺害されてしまいました。その事件に加えて連続した放火も起こり、更に1962年には湖の水質汚染が起こった事からクリスタル・レイクは閉鎖されていました。しかしそんなキャンプ場が、1980年になり再開する事となったのです。大金を使った創設者のスティーブは、クリスタル・レイクの監視員の研修を予定していました。

あらすじネタバレ②クリスタルレイクへ

監視員に応募した6人の若者達が、クリスタル・レイクを目指します。ふもとの食堂で道を聞いたアニーは、ラルフという老人からあの場所には死の呪いがあると警告されます。エノスという男性からクリスタル・レイクで起こった事件や事故の話を聞いたアニーですが、話を聞き入れようとはせず目的地を目指します。一方その頃、キャンプ場では既に他のメンバーが到着しスティーブやアリス達が働いていました。

あらすじネタバレ③最初の犠牲

アリスを引き留めようとするスティーブに対し、アリスは1週間は手伝いをすると約束を交わし、所用があるというスティーブは町へ行ってしまいます。一方アニーはヒッチハイクで目的地を目指していましたが、乗せて貰った緑色のジープは猛スピードでキャンプ場を通り過ぎていきます。危険を感じたアニーは車から飛び降り、足を捻挫しながらもその場を逃げ出しました。しかし森の中で首を切られ死亡してしまいます。

あらすじネタバレ④森の中から

キャンプの準備をしながら湖で泳いでいたメンバーですが、その様子を森の中から何者かが窺っています。途中でネッドが溺れてしまい慌てて助けますが、ネッドの悪ふざけであるとわかり、みんなを怒らせてしまいました。キャンプ場にやってきたドーフという警官は、ラルフの行方を捜しており無線の呼び出しで引き返していきます。当のラルフは台所でアリスに発見され、呪われている場所だと告げて去っていったのです。

人影に気付いたネッドは、その影を追ってキャンプ場のはずれにある建物へ向かいます。嵐の訪れを前に小屋にやってきたジャックとマーシーは、2段ベッドの下段で愛を確かめ合っていました。しかしその上段には、首を切られた状態のネッドの死体があったのです。それに気付かず二人の時間を過ごし終えると、煙草を吸うジャックを残してマーシーは外にあるトイレへと向かいます。

あらすじネタバレ⑤本当の惨劇

ベッドの下から伸びてきた腕に頭を掴まれたかと思うと、ジャックはベッドの下から首を貫かれ死亡してしまいます。一方のマーシーもトイレの中で物音に気付いて個室などを調べていきますが、振り向いた際に何者かによって斧を使い殺害されてしまいます。就寝準備をしていたブレンダは、助けてという子供の声に気付いて懐中電灯を持ち外へ出ていきます。声の主を探すブレンダは、射的場の真ん中へ辿り着きました。

照明が点けられ明るくなったかと思うと、ブレンダの悲鳴が響き渡ります。その後アリスとビルがブレンダの行方を捜して外を歩いていました。血が付いた斧を見つけますが、ジャックやマーシーの姿もありません。不穏な空気にアリスは逃げる事を提案しますが、ビルはスティーブの帰りを待つ事にします。その頃キャンプ場の外に到着したスティーブは、自分を照らすライトに気付いてそちらへと近づいていきました。

あらすじネタバレ⑥次々と血祭りに

キャンプ場が停電になってしまい、発電機を見に行く為にビルがアリスを残して外へ出ていきます。燃料が満タンとなっている事をビルは確認していました。一方ビルを待ちながらうたた寝をしていたアリスは、目を覚ましてコーヒーを飲もうとします。しかしビルが気になり外へ出てみると、発電機の小屋の中にビルの姿はありませんでした。しかし扉を閉めると、そこには矢で射抜かれ首を裂かれたビルの死体が磔にされていたのです。

驚いたアリスは急いで部屋に戻って施錠をし、更に家具を使ってドアが開かない様にします。武器となるバットやフォークを持ちながら警戒していたアリスですが、突然部屋の中にブレンダの死体が投げ込まれたのです。その後窓の外を照らすライトに気付き、そこにはスティーブのジープが停められていました。しかしジープの中から現れたのは、パメラという女性だったのです。

13日の金曜日の結末ネタバレ!殺人鬼の正体は?

恐怖の殺人鬼に追い回される13日の金曜日ですが、その結末は意外なものかもしれません。続いては映画の結末までも、ネタバレと共にご紹介します。あらすじは見たけれど結末についてはまだ知りたくないという人は、自己責任でお願いします。

結末ネタバレ①逃げるアリス

パメラはスティーブの友人であると言い、アリスは彼女に友人達が殺されてしまった事を伝えます。実はパメラも以前キャンプ場に勤めていた経験があり、調べるという彼女に対してアリスは必死に止めようとします。呪われた場所である為に再開するべきではなかったというパメラは、かつてクリスタル・レイクで溺死した少年は自分の1人息子であるジェイソンだった事を語り出しました。

実はパメラはキャンプ場が再開すると聞き、息子の仇討ちの為に殺人鬼となりクリスタル・レイクを訪れていたのです。他のメンバーを殺害していたのもパメラでした。どうにか逃げ出したアリスは貯蔵庫の中に隠れますが、ドアを破ったパメラはナタを使いアリスを殺そうと襲いかかってきます。アリスはフライパンで応戦し、逃げる事に成功すると湖のほとりへと辿り着き呆然とします。

結末ネタバレ②目覚めたアリス

しかし再び襲ってきたパメラを、ナタを奪い首をはねる事でアリスは生還を果たしました。カヌーに乗り湖の上を逃げていたアリスですが、夜明けに警察が到着し安堵した所で湖の中から現れた顔面の歪んだ子供に引きずり込まれてしまいます。しかしそれはアリスの夢で、目を覚ますと彼女は病院の中にいました。男の子について尋ねるものの戸惑う警官達の姿に、「彼はまだあそこにいるのだ」とアリスは呟きました。

殺人鬼の正体はジェイソンではない?

13日の金曜日の殺人鬼の正体は、当然ジェイソンであると思っている人も少なくないかもしれません。しかし結末までネタバレを見ればわかる様に、その正体は母親であるパメラだったのです。彼女は息子が溺死して行方不明となった事から精神を病んでしまい、二重人格となりました。

主人公のアリスのその後の結末

本作では唯一生き延びる事ができたアリスでしたが、実はシリーズ2作目では死亡という結末を迎えます。自宅に侵入してきたジェイソンが、アイスピックを使用しアリスを殺害したのです。5年後には、ジェイソンの住む屋敷の中でアリスのミイラ化した遺体が見られました。

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13日の金曜日の登場人物とキャスト

実は生きた人間が最も恐ろしいとも言える映画ですが、13日の金曜日という作品が人々に恐怖をもたらした理由の一つには、やはりキャストの演技も大きかったのではないでしょうか?続いては13日の金曜日に出演した主要キャストについても順番ご紹介します。

ボリーズ夫人役/ベッツィ・パーマー

生年月日:1926年11月1日(88歳没)
出身:インディアナ州イースト・シカゴ
身長:170cm
職業:女優
出演作品:「ミスタア・ロバーツ」「胸に輝く星」「ジェシカおばさんの事件簿」
吹き替え声優:来宮良子

アリス役/エイドリアン・キング

生年月日:1960年7月21日(現在59歳)
出身:ニューヨーク州
身長:不明
職業:女優
出演作品:「Between the Lines」「ザ・スキャナー・ウォーズ」「バタフライルーム」
吹き替え声優:小山茉美

ビル役/ハリー・クロスビー

生年月日:1958年8月8日(現在60歳)
出身:アメリカ合衆国
身長:不明
職業:俳優
出演作品:「13日の金曜日」
吹き替え声優:曽我部和恭

ジャック役/ケヴィン・ベーコン

生年月日:1958年7月8日(現在61歳)
出身:アメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア
身長:178cm
職業:俳優
出演作品:「激流」「ワイルドシングス」「インビジブル」
吹き替え声優:村山明

マーシー役/ジャニーヌ・テイラー

作中でマーシー役を演じていたのは、女優のジャニーヌ・テイラーです。残念ながら詳細なプロフィールや、出演している他の作品についての情報は見つける事ができませんでした。日本語吹き替え版は、声優の横沢啓子さんが担当しています。

13日の金曜日に関する感想や評価

意外な結末に驚かされる13日の金曜日ですが、ホラー映画の金字塔と呼ばれる作品であるだけに、実際に鑑賞した人の感想も気になるのではないでしょうか?続いては13日の金曜日に関する、Twitter上での感想なども少しだけご紹介します。

ホラー映画では自業自得の行動によって殺人鬼の餌食となる展開も多いものですが、13日の金曜日では息子の仇討ちという理由から若者達が次々に殺害されていきます。しかし彼らはただキャンプ場で研修を行っていただけで、ジェイソンやパメラに対して何も悪い事はしていないのです。そんな理不尽な殺人鬼に、恐怖よりも迷惑さを感じた人もいた様です。

ジェイソンといえばホッケーマスクにチェーンソーのイメージが定着していますが、そのどちらも登場しない事に驚いたという人も多い様です。ホラー映画界の有名な殺人鬼は複数存在していますが、他にもこの様に勘違いをしている作品があるかもしれません。

映画に対して恐怖を感じる人も多い一方で、ジェイソンがかっこいいという印象を抱く人もいる様です。どういった見方をするかによっても作品への印象には違いがありそうですが、複数人で楽しみながら鑑賞するのも良い作品なのかもしれません。

13日の金曜日のあらすじまとめ

大人気ホラー映画の13日の金曜日について、あらすじから結末までをネタバレ込みでご紹介しましたが、これまでジェイソンという存在について勘違いしていたという人もいたのではないでしょうか?有名作であるからこそ知ったつもりになっていても、実は知らない事の方が多い場合もあるのかもしれません。

リメイク版も制作されているシリーズですが、これまであまり映画をきちんと観た事がなかったという人は、この機会にシリーズを1から鑑賞し直してみるというのもおすすめです。ただし次に13日の金曜日が訪れた際には、これまでには無かった恐怖を感じてしまう事もあるかもしれません。

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