ボヘミアン・ラプソディのネタバレまとめ!あらすじからキャスト・感想まで

大人気映画「ボヘミアン・ラプソディ」は、沢山のファンに惜しまれつつ亡くなった伝説的ロックバンド「クイーン」のボーカル「フレディ・マーキュリー」の伝記映画として制作されました。構成はもちろん、主人公を演じたラミ・マレックの演技が凄すぎると言われています。クイーンを知ってても、知らなくても、誰でも楽しめると高い評価を得ています。今回は、ネタバレを含めながら「ボヘミアン・ラプソディのネタバレまとめ!あらすじからキャスト・感想まで」をご紹介いたします。

ボヘミアン・ラプソディのネタバレまとめ!あらすじからキャスト・感想までのイメージ

目次

  1. ボヘミアン・ラプソディとは
  2. ボヘミアン・ラプソディのあらすじをネタバレ
  3. ボヘミアン・ラプソディのラミ・マレックやその他キャスト
  4. ボヘミアン・ラプソディはクイーンの歴史
  5. ボヘミアン・ラプソディのクイーンのライヴエイドの曲
  6. ボヘミアン・ラプソディの見所
  7. ボヘミアン・ラプソディに関する感想や評価は?
  8. ボヘミアン・ラプソディのネタバレまとめ

ボヘミアン・ラプソディとは

ボヘミアン・ラプソディの作品情報

「ボヘミアン・ラプソディ」は、伝説的ロックバンド「クイーン」のボーカリスト・フレディ・マーキュリーを主人公とした2018年のイギリス・アメリカ合衆国製作の伝記映画で非常に高い評価を受けています。「ボヘミアン・ラプソディ」は公開してから勢いがとまらず、第91回アカデミー賞では5部門にノミネートされ、うち音響編集賞、録音賞、編集賞、主演男優賞を獲得し業界からの評価も高い作品です。

高い評価を得ている本作は、累計興行収入は100億円を突破し観客動員数は700万人を超えています。2018年公開作品としては唯一の興行収入100億円超えであり、国内の音楽・ミュージカル映画の歴代1位である「美女と野獣」の124億円を超えるのも時間の問題かもしれないと騒がれていました。またキャストの評価も高く、特に主役のラミ・マレックは素晴らしかったという感想も多いようです。

ボヘミアン・ラプソディの概要

「ボヘミアン・ラプソディ」はイギリスの伝説的ロックバンド「クイーン」のリードボーカルであり史上最高のエンターテイナーと呼ばれたフレディ・マーキュリーの半生を描いた伝記映画です。あらすじは、ひとりの才能ある男が、その代償として孤独な人生を歩み、たくさんの葛藤や苦しみの中を生きながらも、居場所を見つけるまでの物語です。そして、そんな彼を見守り、愛した人々の物語です。

「ボヘミアン・ラプソディ」ではバンドの結成から1985年に行われた「ライヴエイド」でのパフォーマンスまでが描かれています。脚本はアンソニー・マクカーテン、ラミ・マレックがフレディ役を務めるほか、そのたキャストにルーシー・ボイントン、グウィリム・リー、ベン・ハーディ、ジョゼフ・マゼロ、マイク・マイヤーズらが出演します。

ボヘミアン・ラプソディは超傑作伝記映画

「ボヘミアン・ラプソディ」は、まさしく愛を求め続けた孤独な男の生涯をラミ・マレックが見事に演じた一代記となっています。伝説の存在である一人の男と、それを支えた人たちの関わりが描かれているとともに、アーティストとしての彼に対して最大限の愛と敬意を表しているている映画です。映画を観ればもともとクイーンに詳しくない人も彼が作った曲や愛した人々のことも好きになるのではないでしょうか?

映画『ボヘミアン・ラプソディ』オフィシャルサイト| 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント

ボヘミアン・ラプソディのあらすじをネタバレ

ネタバレあらすじ①クイーンの誕生

クイーン誕生のネタバレあらすじをご紹介します。1970年、インド系イギリス人のファルーク・バルサラ(ラミ・マレック)は空港で荷物運びの仕事をしていました。彼は仕事が終わり帰宅しても家族と一緒に食事をすることはなく近所のライブハウスに向かう日々を送っていました。そんな彼に父親「将来を考えろ。善き行いをしろ!」と諭しますが、ファルークは「それを守っていいことがあるのか」と反論します。

その頃彼は、自分のことを「フレディ」と呼び始めていました。いつものようにライブハウスに行くとそこでは「スマイル」というバンドが演奏をしており、彼らに興味を持ったフレディはライブが終わると、バンドメンバーを探しました。ライブハウスにいた女性に「スマイル」の居場所を尋ねると、店の裏にいるのではと答えます。彼女の名はメアリーといい、フレディは美しい彼女に心を奪われます。

スマイルのギター担当のブライアン・メイとドラム担当のロジャー・テイラーは、バンドの顔であるボーカルがもっと有望なバンドに入る為に脱退してしまった事で途方に暮れていました。そこにフレディが現れ、フレディ自身が書いた歌詞カードを渡し、「俺を代わりのボーカルにしてみては?」と提案しますが、ロジャーはフレディの顔を見るなり「その出っ歯じゃ無理だろ」と笑い相手にしません。

しかしフレディは、その場で歌声を披露し「歯が出ている分、口が広くて音域が高い」と言い、歌声を聴いたブライアンとロジャーは彼を気に入ります。ベースのジョン・ディーコンも加わり、新生スマイルの活動が始まります。インテリバンドである彼らは、斬新なパフォーマンスで一躍人気者になっていきます。活動からそ1年後、フレディの発案でバンド名を「QUEEN」に変更しました。

ネタバレあらすじ②成功したクイーン

成功のネタバレあらすじのご紹介。人気は出てきましたがまだお金が足りない為、フレディの提案でバンドの移動に使っていた車を売り、そのお金でファーストアルバム「戦慄の王女」を収録していました。彼らはドラムやピアノの上にコインをばら撒いてそれが跳ねる音を収録したり、音を左右に振ったり当時では考えつかないような斬新な手法を試みます。その頃フレディは、メアリーと恋人になり、数匹の猫と一緒に同居していました。

その後、フレディはメアリーと彼女の父親、そしてバンドメンバーを実家に招きます。そこでみんなは、フレディがインド系の出身だということを初るのです。フレディは「違う誰かになろうとしても無駄だ」とぼやき始めた父親の話を遮るように「ハッピーバースデーMr.マーキュリー!」と歌い出します。つまり、彼は正式にフレディ・マーキュリーに改名していました。その時、パーティの最中に一本の電話がかかってきます。

電話の相手は、エルトン・ジョンを有名にした敏腕プロデューサー「ジョン・リード」でした。彼はクイーンのアルバム音源を聞いて連絡してきたのです。その後リードとの会う機会が設けられ、その際彼はメンバーたちにテレビなどのメディアへの露出を約束します。フレディはさらにその先のことを考えており、この日はバンドのサポート役となるポール・フレンターも同席していました。

国営放送BBCの音楽番組に出演することになった彼らでしたが、そこで実際に歌うことはなく口パクでパフォーマンスをすることになります。複雑な心境とは裏腹に、そこで披露した「キラークイーン」が注目されてクイーンは大人気となりました。幸せは重なり、フレディはある日の朝メアリーに指輪を見せてプロポーズし、二人は結ばれます。更にそこにブライアンたちがやってきて米国ツアーが決まったと報告を受けます。

全米ツアーは大成功で、ライブを行った地ではかなりの反響がありました。フレディはうれしい気持ちや、ライブで感じたことなどを電話でメアリーに話していましたが、その時彼はなぜか、電話をしている最中に自分の前を横切り男子トイレに入っていく男性の姿を目で追いかけてしまうのです。その後、クイーンのメンバーは帰国すると、名プロデューサーのレイ・フォスターのもとで次のアルバム制作することが決定しました。

レイは、クイーンに対して「キラークイーンのような曲を作れ」と要求しますがが、メンバーたちは、それを拒否します。さらにフレディは「次はオペラ級の曲を作るんだ」と言い、メンバーはウェールズの田舎にあるスタジオに泊まり込み、「オペラ座の夜」というアルバムタイトルの収録を行いました。

名曲できるまでのネタバレあらすじ紹介。クイーンは、メンバーがそれぞれが詞作曲をするバンドであるため、曲ごとに出来栄えがバラバラです。それによって、お互いの曲に対し意見を言い合うため時にはぶつかることもありますが、曲はキチンと完成していきます。ある夜、フレディがメアリーのためにラブソングを作っていると、それをそばで聞いていたマネージャーであるポールが急にフレディにキスをしてきました。
 

ある日の朝、フレディは今回のメインとなる「ボヘミアン・ラプソディ」をピアノで弾き語りしていました。「ママ、ぼくは人を殺して…」「生まれてこなければよかった…」と歌うと、少し驚いた表情をし、そこでフレディは一旦曲を中断します。その後、サビも含めたすべてのパートを収録し、オペラとロックンが融合体であり未だかつてない曲、「ボヘミアン・ラプソディ」が完成しました。

ですが、最高の出来だと思っていた「ボヘミアン・ラプソディ」に対して、プロデューサーであるレイの感想は良くないものでした。「6分の曲はラジオにかけられないし、売れない!」からと、レイは別の曲をメインにしようと提案しますが、メンバーはそれに反対しレイとは決別してしましました。その後、知り合いのラジオ番組に出たフレディは、未発売の「ボヘミアン・ラプソディ」をゲリラ的に放送するのです。

その結果、評論家やメディアからはボロクソに叩かれていたのですが、人気に少しづつ火がつき、翌年1976年には「ボヘミアン・ラプソディ」は、大人気の曲になっていました。クイーンはその後も、世界各地でライブを行い、ますます人気が出ていた頃、フレディとポールも徐々に深い関係になっていまいた。ですがその時でも、フレディはすっと変わらずメアリーを愛していました。

ネタバレあらすじ③苦しみと葛藤

葛藤するフレディのネタバレあらすじ紹介。久しぶりに自分の家に帰ることが出来たフレディは、あるライブで観客が「LOVE OF MY LIFE」の出だしとサビを歌ってくれたことがうれしくて、メアリーにその映像を見せながら喜びを伝えていました。しかし思っていた反応とは違いメアリーは暗い表情でした。そして、メアリーが「何か私に隠しているでしょ」言ってきたのに対してフレディは、「ぼくはバイセクシャルだ」と告白します。

それに対してメアリーは少し悲しげに「あなたはゲイよ」と言い放ちました。しばらくしてフレディは、メアリーと離婚し愛猫達と暮らしていました。メアリーは隣の家に住んでいるので、たまに連絡はとりあっていましたがメアリーの反応は次第に冷たくなっていました。その頃のフレディは、短髪で上半身は裸かタンクトップというスタイルになっていて、ロジャーにもゲイっぽく見えると言われてしまいます。

クイーンでは、フレディ以外のメンバーは結婚し供もいました。ある日フレディはポールに頼み、自宅でメンバーや家族、業界人やゲイなど様々な人々を呼んだパーティを開催することにしました。しかし、騒ぎたいフレディの思いとは逆にメンバーたちは、すぐに帰っていきました。なぜなら、他のメンバーは、フレディと関係を持ち、バンドにまで口を出してくるポールの存在が嫌でたまらなかったのです。

フレディはパーティーのあと、家の片付けをしているウェイターが気になり、彼のお尻を触ってしまいます。ウェイターもはじめは拒否していましたが、親密な関係になるにはそう時間はかかりませんでした。彼の名はジム・ハットンといい、フレディはその後もジムのことを忘れられないままでした。

名曲ができるまでのネタバレあらすじ紹介。フレディは、遅刻が多くなりメンバーに迷惑をかけることも少なくありませんでした。ある日のスタジオ収録の日、いつまでたっても来る気配のないフレディに業を煮やしたブライアンは、ロジャーとジョン、そして彼らの奥さんもステージに上げて「前回のライブは観客が歌ってくれて最高に良かった。もっと本格的に観客が歌える曲を作ろう」と提案しました。

ブライアンが考えたのは、2回足踏みをしたあと、手拍子を1回するという動作を繰り返させることでした。すると、リズミカルな雰囲気にその場が盛り上がっていきます。そこに、遅れてフレディがやってきて、遅れたことに少しわびた後、今回の趣旨を聞き「歌詞は?」と聞いてきました。その後、クイーンの新曲「ウィーウィルロックユー」が完成し、ライブでも大人気曲になっていました。

フレディは、次の曲をディスコ調にすることを望んでいましたが、その頃、フレディのソロ活動の話でギクシャクしていたので、ロジャーはそれに反対し二人は怒鳴りあっていました。そんな二人をブライアンは仲裁しようとしますがなかなかおさまらずにいると、ベースをいじっていたジョンがあるフレーズを弾き始めます。フレディはそれがすごく耳に残りました。

それが気に入ったフェレディは、フレーズの繰り返しをベースにして曲を作り始めました。完成したジョン作曲の新作「地獄へ道連れ」はディスコ調で、今までとのクイーンとは違う魅力がある曲で人気になります。その頃のフレディは、どこか満たされないままポールに連れられてゲイコミュニティに入り浸っていました。

決別するメンバーのネタバレあらすじ紹介。その頃、当時まだ原因のわからないエイズという病気が、同性愛者の間で流行りだしていました。メンバー同士の態度はよそよそしく、新作アルバムの発表記者会見での、マスコミの嫌がらせのような質問に、苛立って乱暴な返答を繰り返すフレディ。更には、電話をしても全く反応をしないメアリーの態度にまいっていたある日、フレディはメンバーたちを呼び出します。

そして、「バンド活動は飽きた。」といい、ソロデビューの契約をしたことを打ち明けます。クイーンを抜けたり解散するわけではなく、成長したいからだと伝えるフレディですが、ロジャーは苛立ちで怒鳴ります。お互いが思いをぶつけた後にブライアンは「君が思っている以上に、君には俺たちが必要だ」と伝えます。ですがフレディは「俺には誰も必要ない」と告げ、部屋を出て行ってしまいました。

ネタバレあらすじ④歴史に残るライブ

ライブエイドまでのネタバレあらすじ紹介。ソロデビューしたフレディは、2つ目のアルバムの制作に取り組んでいて、ゲイ仲間と遊ぶ以外はピアノに向いながら曲を作る毎日でした。心配したメアリーが電話をしましたが、電話に出るのは決まってポールで「今は忙しい」とあしらうだけでした。この頃フレディは、エイズの影響で体調が良くなく、咳には血が混じることもありました。

ある日ビーチから電話があり、クイーンに今世紀最大のチャリティコンサートイベント「ライブエイド」への出演オファーが来ているという内容でした。電話で話していたポールは「伝えておくよ」と言って切りますが、フレディに伝えませんでした。

ある日、体調が悪くて寝ているとフレディの家にメアリーが訪ねてきました。メアリーはフレディに「ライブエイドはどうするの?」と確認しますが、ポールから何も聞かされていないフレディは戸惑いますが、今は忙しくて無理だと言います。そして彼女に「僕には君が必要だ。一緒にいてくれ」と懇願しますが、メアリーが妊娠ししていることを知りショックを受けてしまいます。

フレディは帰ってきたポールにライブエイドのことを伝えなかったことを責め、追い出しました。そして帰り際にメアリーが言った「私やメンバーは家族よ。大事なものは何?」を考えていました。その後メンバーとの話し合いをする事にしました。フレディは「俺には君たちが必要だし、君たちも俺が必要なはずだ」言い、話を聞いた3人は、「これからはギャラも平等」と提案します。フレディもそれを快諾しクイーン復活となりました。

ライブエイドのネタバレあらすじ紹介。いよいよライブエイドの当日を迎えました。ステージに立った彼らを待っていたのはスゴイ大歓声でした。その歓声の中、「ボヘミアン・ラプソディ」のピアノパート、そして出だしを歌い終わると、今度は「レディオガガ」を熱唱しました。素晴らしいパフォーマンスを繰り出すフレディを見て、メンバーたちや横で見ているメアリーやジムは心から嬉しく思っていました。

フレディの家族もテレビで彼を見守っています。歌い終わるとOUEENは全員ステージ中央に集まり、観客に手を振り感謝を述べます。フレディは「お別れだ!愛してる!」と叫ぶと、ステージをはける前にブライアン、ロジャー、ジョンの方を振り返り彼らを見つめました。

ボヘミアン・ラプソディのラミ・マレックやその他キャスト

キャスト①ラミ・マレック

メインキャストのご紹介。「ボヘミアン・ラプソディ」で主人公フレディ・マーキュリーを演じるのは「ナイトミュージアム」でエジプト国王を演じたラミ・マレックです。ラミ・マレックが魅力溢れるフレディをどう演じてくれるのかと期待が高かったようでが、「素晴らしかった」という感想が多く高い評価されています。

キャスト②グウィリム・リー

メインキャストのご紹介。「ボヘミアン・ラプソディ」でギタリスト、ブライアン・メイを演じるのは、グウィリム・リーという俳優ですです。10代の頃から俳優として活動している彼は、ナショナル・シアターの舞台に立ち、「リア王」でイアン・チャールソン賞を受賞し高い評価を受けています。イケメンという感想が多い彼ですが、本作が一番大きな映画だと述べています。

キャスト③ジョゼフ・マゼロ

メインキャストのご紹介。「ボヘミアン・ラプソディ」でベーシスト、ジョン・ディーコンを演じるのは、ジョゼフ・マゼロです。子役から活動していた彼は、人気映画「ジュラシック・パーク」や「マイ・フレンド・フォーエバー」などに出演し子役として高い評価をうけていました。子役のイメージ強いという感想が多くありましたが、本作ではそのイメージが良かったと高評価です。

キャスト④ベン・ハーディ

メインキャストのご紹介。「ボヘミアン・ラプソディ」でドラムのロジャーを演じているのがベン・ハーディです。他の映画で高い評価を受けていた彼ですが、ドラムが全く叩けな状態から挑んたため、慌てて練習して合格し、監督から毎日10時間の本格的なレッスンを受けるように言われたそうです。若いころのロジャーの雰囲気にそっくりという感想が多かったようです。

キャスト⑤ルーシー・ボイントン

メインキャストのご紹介。「ボヘミアン・ラプソディ」でフレディ・マーキュリーの元恋人であり生涯を通して親友でもあったメアリー・オースティンを演じたのはルーシー・ボイントンです。女優として高い評価を受けている彼女は、「オリエント急行殺人事件」に出演し、アンドレニ伯爵夫人を演じています。

Thumbボヘミアン・ラプソディのキャストを本人と比較!似てる?年齢や他の出演作も紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ボヘミアン・ラプソディはクイーンの歴史

伝説のロックバンドクイーン

クイーンは、イギリスをはじめアメリカ、日本での評価も人気も高く、世界で成功した有名なロックバンドの一つに数えられています。ロックをあまり聞かないという人でも「ウィー・ウィル・ロック・ユー」やクイーンの名前は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

1991年にボーカルのフレディ・マーキュリーはエイズによりこの世を去り、世界に衝撃を与えました。「ボヘミアン・ラプソディ」こそが、今でも愛され続けている、ロック史に残るバンド、クイーンの歴史を教えてくれる映画なのです。ファンからは、フレディ演じるラミ・マレックの演技が気になるという感想が多いようです。

ロックとオペラの融合

クイーンは、ディープ・パープルやレッド・ツェッペリンなど、ハードロックが主流の時代にデビューしました。その中でもクイーンの音楽は異質でユニークなもの多く、デビュー当時は正当な評価が得られず苦しんでいたそうです。

しかし、クイーンが時代の流れを呼び寄せ、革新的なサウンドをとり入れた4枚目のアルバム「オペラ座の夜」はついに全英・全米で1位を獲得しました。タイトル通りクラシックの要素を取り入れたこのアルバムは、フレディのボーカルやコーラスもオペラチックなものとなっていったのです。

日本でも大人気のバンド

世界中で人気のクイーンですが、イギリスやアメリカでの評価が良くなかった時期がありました。それでも日本では大人気で、来日時は空港に1000人以上のファンが押し寄せ、予想もしていなかったメンバーは非常に驚いたと言います。日本で人気が爆発したとことで海外でも人気が上がったとも言われています。

名曲ボヘミアン・ラプソディ

名曲「ボヘミアン・ラプソディ」はクイーンの代表曲であると同時に、ロック史に残る名曲でもあります。アルバムからの先行シングルとして発表されたこの曲はイギリスで9週連続1位を記録する大ヒットし、イギリスで最も売れたシングル曲とされているのです。当時のシングル曲としては異例6分という長さだったために当初は曲をカットすることも検討されましたが、そのままリリースされました。

ファルーク・バルサラの物語

「ボヘミアン・ラプソディ」は、ラミ・マレック演じた、後のフレディである「ファルーク・バルサラ」という青年の物語です。ごく普通の彼が「フレディ・マーキュリー」になるまでには、理想の自分になることの難しさをしり、なかなか認めてもらえない現実がありました。それでも、もがきながら仲間や愛する人たちとの出会いで、理想の自分を見つけていくのです。

フレディの病気の改変とは?

あらすじネタバレですが、映画「ボヘミアン・ラプソディ」は、事実とは違うところがいくつもあります。例えば、本当はフレディがエイズと分かるのはライブエイドの後だとされています。しかし、クイーンのメンバーへインタビューした際には、フレディは自身の病気を知っていたと解釈できるような答えが返ってきたそうです。

ここで大事になってくるのが、映画としての完成度です。今回の映画で、演じたラミ・マレックを通してクイーンの素晴らしさ、仲間の大切さ、フレディ・マーキュリーという人物の素晴らしさが伝わっていれば、病気のことをメンバーに告げたのが「ライブの前」という改変は、演出としてよかったという感想も多いようです。

クイーンを知らなくても楽しめる

クイーンの曲はたくさん世に出ており知っている人も多いのではないのでしょうか?特に映画「ボヘミアン・ラプソディ」に登場する楽曲はとくに有名なものが多い為、クイーンの曲をあまり知らない人でも、「この曲どこかで聞いたことがある」という反応が多いようです。

「ボヘミアン・ラプソディ」では、クイーンを知らなくても、どこかで聞いたことがあるような曲をメインに作っているので、クイーンを知らない人でも気軽に見に行けるように工夫されているのです。ラミ・マレックの再現度も高いので、映画を見ることで裏側にあるエピソードを知ることができるので、この映画を通してクイーンファンになるとうパターンも多いようです。

ボヘミアン・ラプソディのクイーンのライヴエイドの曲

最後の曲は違う曲

こちらもネタバレになりますが、ストーリー同様にライヴエイドの映像も史実とは違い「We Are The Champions」が最後ではありません。あらすじで紹介したものとは違い、本当のクイーンのライヴ・エイドでのセットリストをご紹介いたします。

本当のセットリスト

本当のセットリストは、1.「Bohemian Rhapsody」2.「Radio Ga Ga」3.「Ay Oh!」4.「Hammer To Fall」5.「Crazy Little Thing」6.「 Called Love」7.「We Will Rock You」8.「We Are The Champions」9.「Is This The World We Created…?」となっています。

We Are The Championsが最後でよかった理由

「We Are The Champions」は、この映画を締めくくるにふさわしい名曲であると同時に、フレディの苦しかった人生、虐げられてきたマイノリティを鼓舞する歌でもあります。これを歌い終わったあとのフレディは、どこか解き放たれた雰囲気で、ファンに対して感謝と別れを告げます。そして、演じたラミ・マレックが後ろを振り返りメンバー3人を見つめるシーンでは、いかに大事な存在だったかを考えさせられるシーンです。

ボヘミアン・ラプソディの見所

見所①数々の名曲

映画「ボヘミアン・ラプソディ」は、名曲「Bohemian Rhapsody」だけではなく、「We Will Rock You」「We Are The Champions」など、伝説のバンド「クイーン」の名曲がたくさん使われています。ライブに向かうシーンやロマンチックなシーン、熱くなるシーンなどストーリーに合わせて名曲が使われておりファンのみならず、クイーンを知らない人でも映画の世界に入りやすくなるように構成されています。

見所②21分のライブシーン

今回の映画で素晴らしいという感想が多く、評判が高いシーンとして代表されるのが、21分にも渡るライブ・エイドのシーンです。少し変更はありますが、実際にクイーンが演奏した順番通りに再現され、フレディの人生や想いが反映されるシーンでもあり素晴らしいという感想が多いようです。ラミ・マレックらキャストの演技もすばらしく、実際のライブを忠実に再現されており、評価の高い理由とされています。

見所③フレディの実像

45歳という若さで亡くなったフレディ・マーキュリーですが、ファンの間では彼がバイセクシャルであったと認識されていますが、フレディ本人は公言していないようです。また今回の映画では、フレディが愛した女性メアリー・オースティンの存在や、フレディの最期を看取ったとされる恋人ジム・ハットンも登場し、ミュージシャンの部分だけではなく、これまで公にされなかったフレディの私生活をラミ・マレックが伝えています。

見所④ブックエンドの違い

物語の冒頭と終わりを同じ映像にして構成するという作劇でよく用いられますが、それを「ブックエンド方式」といいます。本作でもその方式は使われており「ボヘミアン・ラプソディ」ではまず、ライブ・エイドのステージに向かうフレディが冒頭で描かれており、クライマックスでも同じシーンが描かれます。

ですが、冒頭のフレディを観た人達の感想と、クライマックスのフレディを観た人の感想は違うそうです。それは、同じように見えても物語を通してフレディの想いや、彼に対してのイメージが変わるからであり、ブックエンド方式が感動する場面を盛り上げる効果があるからです。

ボヘミアン・ラプソディに関する感想や評価は?

伝説のロックバンドであるクイーンを題材にした映画「ボヘミアン・ラプソディ」の魅力のひとつは、「やはり音楽である」という感想が多いようです。ラミ・マレックらキャストの評価も高く、ライブシーンは忠実に再現されており、クイーン世代でなくても楽しめるようです。

映画「ボヘミアン・ラプソディ」の評価が高い理由としてストーリー性がありますが、もう一つ評価の高い理由として使われている音楽にあるようです。クイーンファンとしては懐かしく、ラミ・マレックをフレディと感じるほど「思い出がよみがえる」という感想も多いようです。

「ボヘミアン・ラプソディ」には、ラミ・マレックのフレディや、その他キャストが演じる役になりきるというイベントが多く存在するようです。こういった一体感が、ストーリーや音楽だけではない魅力だという感想もあるようです。

ボヘミアン・ラプソディのネタバレまとめ

今回は「ボヘミアン・ラプソディのネタバレまとめ!あらすじからキャスト・感想まで」をご紹介していきました。主演のラミ・マレックやその他キャストもクイーンのメンバーを見事に演じ切っており、評価も高いものとなっております。「ボヘミアン・ラプソディ」は沢山の意見や感想、あらすじのネタバレ記事も多く存在しますが、実際にご覧いただいて迫力を楽しんでみてはいかがでしょうか?

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