ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめのあらすじ!映画が大ヒットした理由は?

2017年に公開された映画『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』のあらすじを結末までネタバレしていきます。パキスタン人であるコメディアンの男性を主人公に置いている本作は、アメリカ人女性との恋愛を描いている笑いと涙のロマンスラブコメディで、視聴者や批評家から高い評価を得て大ヒットとなりました。今回は実際に映画を観たファンによる感想も紹介し、映画『ビッグ・シック』について深くまで触れていきます。

ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめのあらすじ!映画が大ヒットした理由は?のイメージ

目次

  1. ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめとは?
  2. ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめの映画あらすじネタバレ
  3. ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめの映画結末ネタバレ
  4. ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめが大ヒットした理由
  5. ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめのキャストと登場人物
  6. ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめは実話?
  7. ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめに関する感想や評価
  8. ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめの映画ネタバレまとめ

ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめとは?

映画『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』のあらすじを結末までネタバレし、視聴者による評価・感想を紹介していく前に、作品についての概要を紹介します。事前に読んでおく事で後述の結末までのあらすじをより一層楽しむ事が出来ますのでおススメです。是非チェックしてみて下さい!

ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめの作品情報

ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめの概要

『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』は、2017年に公開されたロマンティック・コメディ映画です。2017年1月20日にプレミア上映が行われましたが、批評家が次々と高評価の太鼓判を押すほどとなり、配給権を巡って『アマゾン・スタジオズ』と『フォックス・サーチライト・ピクチャーズ』が競争を繰り広げました。最終的には『アマゾン・スタジオズ』が1200万ドルで配給の権利を得ました。

製作総指揮はジャド・アパトー

映画『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』の製作総指揮を務めているのはジャド・アパトーです。アメリカ合衆国出身で1967年12月6日生まれの2019年現在51歳で、元々はコメディアンとして活動していましたが、人気がいま一つ伸び悩んでいたため脚本家に転向しました。その後は多くのヒット作を手掛けていき、2005年に公開された映画『ディック&ジェーン 復讐は最高!』などが代表作として挙げられます。

ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめの予告編動画

こちらが映画『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』の予告編動画になります。主人公であるクメイルのコメディショーから始まり、物語の大まかなあらすじを知る事が出来ます。こちらの予告編動画を観ておく事で、後述の結末までネタバレするあらすじまとめが一層分かりやすくなりますのでおススメです。

映画『ビッグ・シック』公式サイト

ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめの映画あらすじネタバレ

あらすじネタバレ①エミリーとの出会い

アメリカに住むパキスタン移民2世であるクメイル・ナンジアニは、ウーバーの運転手の仕事をしながらプロのコメディアンを目指していました。保守的なムスリムである両親は、クメイルに耳が痛くなるほど弁護士になるように言っていましたが、クメイルはコメディアンとして成功する夢を捨てずにクラブに出演し続けています。今夜もクメイルはコメディショーを行う事になっていますが、スカウトが来るためいつもよりもやる気です。

自分の出番がやって来た事でクメイルがショーをしていると、1人の女性が大きな声で歓声を上げました。クメイルはショーが終わった後にその女性の元に行き、ショーの最中に声をあげる事は良い事では無いと注意をします。しかし、その女性は応援する事の何がいけないのかと質問してきました。クメイルはその女性と話し込み、彼女の名前がエミリー・ガードナーで、大学院に通いながらセラピストを目指しているという事を知ります。

話しているうちに気が合った2人はクメイルのアパートへ行く事になりました。部屋に入ってキスをした2人は、今夜だけという約束を立て、男女の関係となります。朝になって別れたクメイルとエミリーは2度と会う事は無いと思いながらも、あらゆる場所で何度も遭遇し、そのうち惹かれ合うようになっていきました。ところがクメイルには実は秘密があり、パキスタンの習わしによって両親の決めた相手と結婚しなければならないのです。

クメイルは頻繁に実家へ帰っていましたが、その度に両親が選んだ女性が訪れて見合いをしなければならないのでした。厳しいイスラム教徒であるクメイルの両親は、必ずクメイルに合う女性を探し出そうと必死です。クメイルはアメリカ育ちで今時のパキスタン人であるため、昔ながらの風習にはいまいち納得出来ないでいましたが、従兄弟が白人女性と結婚したら勘当されたという話を聞いた事もあり、仕方無く見合いをしていたのでした。

クメイルのシガーボックスには何枚もの見合い相手の写真が溜まっていっています。そんな中、クメイルとエミリーは順調に愛を育んでおり、エミリーはクメイルに夢中になっている事を伝えました。その言葉にクメイルも喜び、自分もエミリーに夢中だと言います。2人の仲は急激に近付いていくのでした。そして付き合ってしばらく経ったある日、エミリーは近くに来る両親にぜ会ってほしいとクメイルに言ってきます。

しかし、パキスタンであるクメイルは2日続けて女性に会う事を禁じられているため断るしかありません。するとエミリーは、クメイルの両親に会いたいと言ってきます。クメイルが話を変えようとしていると、エミリーはクメイルの溜まっていた見合い写真を見つけてしまいました。ショックを受けたエミリーが『これはオーディションの写真?』と問いただしてきた事で、クメイルは自分の家の風習をすべて話します。

エミリーは今まで黙っていた事と、付き合って5か月にもなるのにクメイルの両親が自分の事を知らない事に激怒し、クメイルを責め立てました。あまりの言われようにクメイルも腹を立てて言い返した事で喧嘩となってしまい、そのまま別れてしまいます。落ち着きを取り戻したクメイルは落ち込みますが、『フラれた時こそ仕事を頑張れ』という言葉に励まされ、今までよりも仕事に打ち込む決意を固めるのでした。

エミリーと別れてからしばらく経ち、今日もクメイルはショーをしていました。クメイルはパキスタンについてを面白おかしく語りながら観客を笑わせていると、それを見たコメディ界で力を持っている人物がクメイルをコメディフェスティバルへ出演させると言ってきます。それから数日後、クメイルは両親から新たなパキスタン人の女性を紹介されますが全く気が乗らず、他の白人女性とデートをしました。

あらすじネタバレ②エミリーの病気

クメイルがその白人女性と寝ていると、エミリーの友人から電話がかかってきて、エミリーが入院した事を知らされます。そして友人は自分は明日に試験があるのでずっとは付き添ってあげられない事を伝え、クメイルに来てほしいと言ってきました。クメイルが慌てて病院へ駆けつけると、エミリーはクメイルを見ると不機嫌そうな顔をしたのちに虚ろな表情をし出します。すぐに医者がやって来て、クメイルに旦那なのかを聞いてきます。

医者は、エミリーが感染症の可能性があるため、一度昏睡状態にして治療をしなければならない事を伝え、クメイルが旦那であるならサインが欲しいと言ってきました。クメイルは断る間もなくサインをする事になり、その後に医者の指示でエミリーの両親に電話をかけます。エミリーのそばで朝まで付き添っていたクメイルはいつの間にか寝てしまい、起きるとエミリーの父・テリーと母・ベスが到着していました。

エミリーの両親はクメイルとの出来事を全て聞いていたため、クメイルに冷たい態度を取ります。そんな中、エミリーの担当医はエミリーの昏睡状態をこのまま続けて感染している部位を切除しなければならない事を伝えてきました。エミリーの両親は寝ずに病院に居続けましたが、少し休むためにクメイルの案内でエミリーのアパートへと向かいます。部屋に入ると、クメイルとエミリーの両親の間に気まずいムードが流れます。

クメイルはそんな空気に耐えられなくなり、コメディショーに出なければならないという理由で部屋から出て行こうとしました。すると、ベスが気分転換にショーを観たいと言ってきます。クメイルは何かと理由をつけて断ろうとしますが、結局3人でショーの会場へと向かう事になりました。そしてクメイルがショーを始めると、観客の男性が野次を飛ばしてきます。それに怒ったベスは立ち上がってその男性に檄を飛ばしました。

ベスの行動のおかげで3人は打ち解けはじめ、気まずい空気はどこかへ飛んでいきました。そしてエミリーの担当医も、エミリーの手術がうまくいった事と、明日には目覚める事を伝えてきます。そんな中、とりあえず実家に立ち寄ったクメイルは、またもや見合いをさせられます。とても優しい女性で、悪いところは無いように見えました。しかし女性がまた会いたいとクメイルに言うと、クメイルは断ります。

クメイルが『君が悪いわけじゃないんだ』と言うと、女性は『じゃあなぜ私と会ったの?』と悲しそうに聞いてきます。クメイルは優しい女性を傷つけてしまった自分を恥じました。その頃、病院ではエミリーの容体が良くならずに両親が心配しています。手術は上手くいったはずなのですが何故か良くならず、担当医もわけが分からないようでした。テリーはこの病院の腕があまりよくない事をインターネットで知り、転院を考えます。

クメイルも病院に到着すると、看護師が転院によってエミリーの身体を動かす事は非常に危険だからやめておくべきという事を言ってきました。クメイルがテリーに伝えに行くと、テリーとベスが過去にあったとある出来事の話で言い争いをしています。クメイルはテリーを落ち着かせるために自分のアパートへ連れて行き、先ほど看護婦から言われた事をテリーに伝えました。するとテリーは、過去に自分がした浮気について語りだします。

あらすじネタバレ③両親の思い

テリーはその時、罪悪感から浮気の事を正直にベスに話して許してもらったようですが、実はベスが今でも怒りが静まっていない事を言いました。そしてテリーは浮気をする事で本当に大切な人が誰かが分かると語ります。クメイルが静かに聞いていると、そこにクメイルの両親が突然やって来ました。この前の見合いをクメイルが断った事を怒っているようです。激怒している両親に、クメイルも正直な気持ちを伝えます。

クメイルはイスラム教が大切な事は分かっているが、父と母ほど熱心ではない事と、エミリーという大切な存在がいる事を両親に言いました。クメイルの母はそれを聞いて、コメディアンになる事は百歩譲って許すが、せめてパキスタンの女性と結婚するように頼んできます。クメイルがそれを断ると、クメイルの両親はさらに激怒し、絶縁を言い渡してくるのでした。両親が出て行ったあと、テリーはエミリーの転院を決意します。

ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめの映画結末ネタバレ

結末ネタバレ①エミリーの目ざめ

両親に絶縁された翌朝、クメイルが病院へと向かうと、テリーがエミリーを転院させる事を伝えてきます。クメイルは驚き、止めようとしますが取り合ってもらえません。そしてその夜、クメイルは遂にコメディフェスティバルのオーディションに出場しますが、その最中に口から出てくる言葉は辛い気持ちとエミリーへの想いだけで、観客席は静まり返ってしまいます。

落ち込みながら就寝したクメイルでしたが、次の日の朝にテリーから連絡が入った事で転院先の病院へと行ってみると、なんとエミリーが目覚めていました。そこの病院の医者によるとエミリーは成人スティル病の可能性が高いという事で、これからゆっくりと治療をしていくという事でした。エミリーの姿を見て安心するクメイルでしたが、エミリーは眠っている間の出来事を知らないため怒りながらクメイルに出て行くように言います。

クメイルが落ち込みながら出て行こうとすると、テリーに『君のショーは大して面白くないが、コメディアンには向いている』と慰めているのかけなしているのか分からない言葉をかけてもらいます。クメイルはベスに向かって『もう2度と会えないなんて不思議です』と言うと、ベスは『また会いたいわ』と返しました。それから数日後、エミリーの容体は順調に良くなり、お祝いとして病院でパーティーが開かれる事になりました。

ベスはこっそりとクメイルに連絡をしてパーティーに来るように伝えます。そしてクメイルは元気を取り戻しつつあるエミリーに変わった自分を見てほしいと言いますが、エミリーはやり直す事は難しいと伝えてきました。完全にフラれた事でクメイルがクラブの控室で落ち込んでいると、ニューヨークに行って一花咲かせようと仲間が誘ってきます。エミリーを忘れてチャンスを掴むため、クメイルは行く事を決意するのでした。

クメイルはニューヨークに行く前に両親に挨拶をするため実家へと赴きます。しかし、絶縁を言い渡した両親は口を聞こうとしません。その事を分かっていたクメイルは紙芝居形式で言いたい事を伝えます。『コメディアンとして売れるためにニューヨークへ行く、でも家族は決して捨てるつもりはない』。その頃、エミリーはyoutubeでクメイルのコメディショーを見ていました。そしてクメイルにある事を伝えるために会いに行きます。

エミリーはクメイルに会うためにクラブに向かいました。エミリーと再会する事が出来たクメイルは、ニューヨークへ行ってプロのコメディアンを目指す事を伝えます。エミリーはこの時、両親によってクメイルが自分のためにしてくれていた事を聞いて知っていたため彼を応援する言葉をかけました。そしてエミリーはクメイルに今まで自分にしてくれた事に対する感謝の気持ちを述べて帰って行きました。

そしてクメイルがニューヨークへと旅立つ日、両親が見送りにやって来ました。父はクメイルを抱きしめてやりたいが禁じられているために出来ない事を言い、餞別を渡すと車へ戻って行きます。母は決してクメイルの顔を見ようとしませんが、そっぽを向きながら作った弁当を渡し、父の元へ戻りました。

そしてニューヨーク、舞台に立っているクメイルは相変わらずのパキスタンネタで観客を笑わせていました。すると、1人だけ大声で歓声を上げる女性がいました。なんとエミリーです。クメイルは近付き、ショーの最中に声を上げる事は良い事ではないと言います。激励しているのだと返すエミリーはとても可愛い笑顔をしていました。

2人のやり取りを見ていた観客は大声で笑っています。そしてクメイルは『僕よりも笑いを取っているのが許せません』と言った事でさらなる笑いを獲得します。クメイルがどこから来たのかを尋ねるとエミリーはシカゴから来たと返します。『何をしに来たの?』『彼氏に会いに』『会えたかい?』『会えたわ』。観客が笑う中、クメイルとエミリーも見つめ合いながら笑いました。

結末ネタバレ②結婚式

その後、クメイルとエミリーは結婚しましたが、結婚式はパキスタン式のものを行いました。これはクメイルと両親の和解を表しています。以上が映画『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』の結末までネタバレしたあらすじになります。

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ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめが大ヒットした理由

大ヒットした理由①共感と拡散

映画『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』は当初、5館のみの上映となっていましたが、実際に映画が公開されると『面白い!』と視聴者からの感想や評価が多く寄せられ、最終的には2600館で上映されるほどの大ヒットとなりました。本作がアメリカで大ヒットを記録した大きな理由は『共感』にあると考えられます。何に共感するかと言うと主役であるクメイルとエミリーで、視聴者が2人を好きになった事が大きな理由です。

映画を観ている視聴者が主役2人を好きになる事で感情移入しやすくなり、『共感』という気持ちを経て『応援』したいという感情が芽生えていくのです。また、現代は視聴者の対面による直接の口コミよりもSNSがかなり重要となっており、映画を観た感想・評価を上げる人が増えています。映画『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』の結末を観た視聴者がSNSに感想・評価をアップした事でアメリカに一気に広がっていきました。

近年では大きなイベントや映画の舞台挨拶などでも一般の観客が写真撮影をする事が出来るようになっている事が多いですが、これも主催者側がリアルタイムでのSNS拡散を狙っている事が大きな理由となっています。映画『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』は、結末まで見て共感したファンがSNSで感想・評価を拡散して大きく広がっていったという、ある意味ファンが大ヒットへ導いた作品です。

大ヒットした理由②恋愛テクが満載

実は映画『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』にはすぐにでも使えるような恋愛テクニックが満載です。クメイルは劇中で、エミリーと別れる時にメールなどでは無く直接の電話で連絡する事で、自宅に招かれやすくしていました。また、クメイルは初めて会った女性の名前をパキスタンの文字で書く事で相手をドキドキさせるというテクニックを使っており、男性の視聴者から『さすが』といったような感想が多く寄せられました。

また、映画『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』は女性目線の恋愛テクも多く存在します。特にクメイルの見合い相手であるパキスタン女性の恋愛に対する前向きな姿勢は目を見張るものがあり、見合いの前に事前にクメイルの好きなドラマ『X-ファイル』について下調べしておくなど、つつましくも積極的なものです。もちろん国の風習の違いはありますが、自分に積極性が欲しい女性は参考になるはずです。

大ヒットした理由③登場する地名

映画『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』では、あらすじで結末までネタバレしましたが、クメイルがコメディ界の重鎮にモントリオールで行われるコメディフェスティバルへの出場権を与えるというシーンがあります。劇中ではこのコメディフェスティバルについて詳しくは語られていませんが、これはカナダのケベック州モントリオールで1年に1度開催される『Just for Laughs』だと考えられます。

『Just for Laughs』とは日本でいえば『M-1』と言えば分かりやすいかと思われますが、コメディアンにとってこれからを左右する大きなチャンスとなっています。なぜそんな大規模なコメディフェスティバルがモントリオールで開催されるのかと言うと、シカゴにあるコメディの劇団『セカンドシティ』がカナダに支部を作り、大活躍しているコメディアンを多く輩出している事が理由になっています。

さらにカナダは有名コメディアンであり俳優でもあるジム・キャリーの出身地であり、他にも多くのコメディアンの生まれ故郷である事もあって、実はコメディの聖地なのです。また、クメイルは劇中の結末でニューヨークへ行きますが、パキスタンであるクメイルにとって様々な人種が集まるニューヨークは有利な場所なのです。

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ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめのキャストと登場人物

クメイル・ナンジアニ/本人役

映画『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』の主人公であるクメイル・ナンジアニは、あらすじでネタバレしたようにプロのコメディアンを目指しており、ショーを通じてエミリーと出会って恋に落ち、様々な苦難を乗り越えて結婚をするという結末となっていました。少し頼りない印象を受けながらも物語が進んでいく毎にたくましく成長していく姿がファンに評価されて、『好きになってくる』という感想が多く寄せられました。

演じているキャストはクメイル・ナンジアニで、後述で詳しく解説しますが本人役で出演しています。パキスタン出身で1978年2月21日生まれの2019年現在41歳で、コメディアンとして活動する傍ら俳優活動も行なっています。また、コメディ番組やポッドキャストで司会を務めるなど、現在大活躍中です。妻は映画『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』のエミリー・ガードナーのモデルとなったエミリー・V・ゴードンです。

ゾーイ・カザン/エミリー・ガードナー役

映画『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』のヒロインであるエミリー・ガードナーは、あらすじでネタバレしたようにクメイルと恋をした大学院生で、見合いの事や両親の事など本当の事を言わなかったクメイルを一時は許せなくなるも、最後には自分を大切に思ってくれている気持ちを知った事で結婚するという結末となっていました。視聴者からは『目がクリクリしていて可愛い』という感想が多く寄せられました。

演じているキャストはゾーイ・カザンです。アメリカ合衆国出身で1983年9月9日生まれの2019年現在35歳で、女優の他に脚本家としても活動しています。映画『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』以外にも多くのコメディ映画に出演しており、映画『恋するベーカリー』や、映画『ハッピーサンキューモアプリーズ』などが挙げられます。結婚はしていませんが2018年に俳優のポール・ダノとの間に女児を授かりました。

ホリー・ハンター/ベス・ガードナー役

ベス・ガードナーは、映画『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』のヒロインであるエミリーの母親で、あらすじで結末までネタバレしたように、クメイルが奮闘する姿を見て娘の事を本当に愛してくれる男性だと感じた事で徐々に彼を気に入っていきました。夫であるテリーが過去に犯した過ちである浮気を許せずにいるものの、本当に愛されているのは自分だという事も分かっているため夫を愛し続けています。

演じているキャストはホリー・ハンターです。アメリカ合衆国出身で1958年3月20日生まれの3029年現在61歳で、1981年に映画『バーニング』でデビューし、1987年に公開されたヒット映画『赤ちゃん泥棒』にヒロイン役で出演した事で人気を爆発的に上げました。実力派女優としても知られており、『アカデミー主演女優賞』や『ゴールデングローブ賞 主演女優賞』など数々の賞を受賞しています。

レイ・ロマーノ/テリー・ガードナー役

テリー・ガードナーは映画『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』のヒロインであるエミリーの父親で、あらすじで結末までネタバレしたように、初めは娘を傷つけたクメイルに冷たく当たるも、行動を見ていった事で段々と認めるようになっていきました。クメイルがエミリーに別れを告げられた事でテリーが言葉をかけるシーンがありますが、視聴者からは『話の分かるお父さん』『優しい』という感想が多く寄せられていました。

演じているキャストはレイ・ロマーノです。アメリカ合衆国出身で1957年12月21日生まれの2019年現在61歳で、俳優の他にもコメディアンとして活動しています。シチュエーション・コメディ番組『HEY!レイモンド』に出演した事で評価されて広く知られるようになり、人気に拍車をかけました。また、声優としての活動も始めており、アニメ映画『アイス・エイジ』のマンモスのマニー役として知られています。

ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめは実話?

クメイル・ナンジアニの実話だった

映画『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』は実話を元に制作され、主演のクメイル・ナンジアニの自伝的作品となっています。パキスタン移民2世であるクメイルは、現在白人女性であるエミリー・V・ゴードンと結婚していますが、それまでにはあらすじでまとめたような異文化による様々な弊害があったようで、映画『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』はそれをロマンティックに映画化しているというわけです。

ナンジアニと妻エミリーの共同脚本

映画『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』はクメイル・ナンジアニと、エミリー・V・ゴードンが共同で脚本を手掛けています。2人は自分達の出会いから結婚するまでの実体験を脚本に詰め込み、両親の反対や病気の事も取り入れました。クメイルは自ら本人役で主演を務めましたが、エミリー役はしばらくしてからゾーイ・カザンに決まりました。文化交流という題材が受けた事で、批評家から高い評価を受ける事となります。

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ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめに関する感想や評価

映画『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』を実際に観た視聴者による、『大好き』『面白かった』という感想・評価は非常に多くあります。主役であるクメイルとエミリーの行動は共感できる部分が多く存在し、2人の事が大好きになる事でSNSで拡散されてこの作品が面白いという感想・評価がアメリカ中に知れ渡る要因となりました。また、コメディアンであるクメイルのショーのシーンも面白いため高評価となっています。

あらすじでネタバレしたように、クメイルとエミリーは異文化という苦難を乗り越えて結婚するという結末となっていました。まるで映画やドラマのような実話を元にしている事から『素敵な実話』という感想・評価をSNSにアップしているファンは多くいます。映画の結末まで観た視聴者の、こんな燃えるような恋をしたいという気持ちによって、作品を応援したいという感想を多く生み出す理由となりました。

あらすじで前述しましたが、クメイルによるコメディショーのシーンは多く存在します。そのシーンでは映画の中の観客が爆笑の渦に包まれている事も少なくありませんが、実際に映画を観ている視聴者にとっても面白いものとなっており、『さすが本職』と本人役を演じたクメイルを高く評価する感想が非常に多くありました。コメディショーが面白いという感想・評価が多くあった事も、この作品が人気となった理由の1つです。

文化に対して自分の気持ちに正直に生きようとしているクメイルを見ていると胸が熱くなり、感動の結末となっている事もあって『笑えて泣ける良い映画』という感想・評価がありました。その中で、エミリー役を演じたゾーイ・カザンが可愛いという感想・評価は非常に多く寄せられており、多くの視聴者がゾーイ・カザンの可愛い画像をSNSにアップして『綺麗』『可愛い』といったような感想・評価の言葉を添えていました。

ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめの映画ネタバレまとめ

映画『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』のあらすじを結末までネタバレし、視聴者による評価・感想などもまとめてきましたが、いかがだったでしょうか?主演を務めたコメディアンのクメイル・ナンジアニの実話を元に制作された作品という事で、リアル感のある面白くて泣ける素敵な映画である事が分かります。

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