インクレディブル・ハルクのネタバレ!映画のあらすじや伏線を解説

「マーベル・コミック」が原作であるアメリカのヒーロー映画「インクレディブル・ハルク」について今回は紹介をしていきます。様々なヒーロー達が同じ世界に存在している「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズのうちのひと作品であり、ハルクと呼ばれる緑の大きな怪物が活躍をしている映画です。そんな映画「インクレディブル・ハルク」のあらすじのネタバレや伏線、そして出演キャストなどを解説していき、「インクレディブル・ハルク」の魅力に迫っていきます。

インクレディブル・ハルクのネタバレ!映画のあらすじや伏線を解説のイメージ

目次

  1. インクレディブル・ハルクとは?
  2. インクレディブル・ハルクの映画あらすじネタバレ
  3. インクレディブル・ハルクの映画結末ネタバレ
  4. インクレディブル・ハルクの伏線・小ネタをネタバレ解説
  5. インクレディブル・ハルクの登場人物・キャスト
  6. インクレディブル・ハルクに関する感想や評価は?
  7. インクレディブル・ハルクの映画ネタバレまとめ

インクレディブル・ハルクとは?

映画「インクレディブル・ハルク」は、アメリカで大人気となったコミック作品「ハルク」を原作としている実写映画です。また、様々なヒーローを排出している「マーベル・コミック」の作品でもあります。今回はそんな「インクレディブル・ハルク」のあらすじや伏線などのネタバレ解説をしてきます。ここからは、「インクレディブル・ハルク」の作品情報や予告動画について解説をしていきます。

インクレディブル・ハルク(マーベル作品)の概要

映画「インクレディブル・ハルク」の作品情報について紹介をしていきます。映画「インクレディブル・ハルク」は、ヒーロー同士がクロスオーバーをし壮大な世界観で描かれている「マーベル・シネマティック・ユニバース」の作品であり、「アイアンマン」に続く二作目となりました。また今作品がユニバーサル・スタジオが配給する最後のマーベル作品となりました。日本では2008年8月1日に公開されています。

インクレディブル・ハルクの予告編動画

こちらが今回紹介をしているマーベル映画「インクレディブル・ハルク」の予告映像です。緑の大きな怪物となってしまったブルース・バナーの葛藤や活躍が描かれている映画の魅力がたっぷりと詰まっている予告映像でした。

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インクレディブル・ハルクの映画あらすじネタバレ

映画「インクレディブル・ハルク」では、緑の怪物となってしまったブルース・バナーが主人公として描かれています。ここからはそんなマーベル作品「インクレディブル・ハルク」についてあらすじをネタバレ解説していきます。

あらすじネタバレ:実験

マーベル映画「インクレディブル・ハルク」のあらすじをネタバレ解説していきます。「インクレディブル・ハルク」の主人公ブルース・バナーは若き科学者として活躍をしていました。バナーは軍が主導している実験に関わっていましたがある日実験で事故が起きてしまい恋人であるベティを傷つけてしまいました。バナーは逃げ出し、軍から追われる身となってしまいます。軍に追われたバナーは、ブラジルへとたどり着きました。

バナーはブラジルでジュース工場の仕事を始めます。息を潜めるように生活をしていたバナーですがある日工場の社長から機械の修理を依頼されました。修理自体は上手くいきましたが、その時不注意で怪我をしてしまったバナーの血が垂れてしまいます。バナーは急いで止血し拭き取りますがバナーの血が混ざったジュースはアメリカへ出荷されていきました。仕事終わりバナーは念願の花を手に入れ、ブルーという人物に連絡をします。

バナーは早速手に入れた花のエキスを抽出し、薬を作りますが効果は得られませんでした。その結果を聞いたブルーはバナーに直接会いたいと願い出ます。しかしバナーはそれを拒否しました。危険だからです。その頃ロス将軍の元にはガンマ線に新たに感染した人間がいるという知らせが入ってきていました。そして汚染経路を辿り、バナーの居場所を特定することに成功します。ロス将軍は捕獲のための特別編成部隊を作りました。

そのメンバーの中にいるブロンスキーは兵士の中でも特出していました。ロス将軍は兵士たちに機密情報を盗んだ犯人を逮捕すると告げて南米へ向かいました。その頃バナーはブルーから治療方法はまだ見つかっていないという結果を知らされます。しかし必要なデータがあると言われてしまいました。そのデータをブルーに渡すためには、バナーはアメリカに戻る必要がありました。

あらすじネタバレ:アメリカへ

映画「インクレディブル・ハルク」のあらすじをネタバレしていきます。ロス将軍の部隊はバナーの部屋を取り囲みました。しかしバナーは突入の予感を察知し、すでに部屋から逃げ出していました。バナーは町中を走って逃げますが、心拍数が上がってきてしまい立ち止まりました。心拍数を落ち着けたバナーは再び走り出しますが、仕事で揉めた同僚と出くわしてしまい、同僚からも追われることになってしまいました。

バナーは工場へと逃げ込みますが、同僚たちに追い詰められてしまいます。バナーを痛めつける同僚たちですが、そんな同僚達に向かってバナーは必死で怒らせないでくれと頼み込みました。しかしバナーの頼みは聞き入れられません。次第に、バナーの体は変化しバナーを痛めつけていた内の一人がバナーによって吹っ飛ばされます。バナーは巨人となってしまったのです。ロス将軍の元にも巨人化の知らせが入ります。

ロス将軍は麻酔銃での攻撃を命じましたが巨人となったバナーには通用しませんでした。そこでブロンスキーは実弾へと切り替えます。しかしその実弾もバナーによって弾かれてしまいました。ブロンスキーは緑の巨人が消えていく姿を目撃します。バナーの持ち物は軍によって回収されてしまいました。持ち物の中には元恋人であるベティの写真もあり注目されましたが、ロス将軍は関係ないと言い張りました。

ブロンスキーがロス将軍に説明を求めたことによって、ようやくバナーが緑の巨人の正体であるということが明かされます。その頃バナーはとあるジャングルで目を覚ましました。そしてヒッチハイクで街へと向かいアメリカを目指して移動を繰り返します。ブロンスキーはロス将軍に自分を売り込み、計画の全貌を知りました。兵士改造計画を現代に復活させ発展させるという計画をバナーは知らずに計画に協力させられていたのです。

あらすじネタバレ:墜落と脱出

映画「インクレディブル・ハルク」のあらすじを解説していきます。バナーは兵士改造計画の復活であることを知らずに、血清を作り、自分の体で実験をしてしまいました。そのことがきっかけで巨人化するようになってしまったのです。ブロンスキーはこの計画に興味を示し、ロス将軍から誘いを受けました。その頃バナーはアメリカへと戻っていました。しかし、大学内の警備が厳しく侵入することができません。

そこで、バナーは以前アルバイトをしていたピザ屋に協力を要請し、ピザの配達のふりをして大学内へと侵入していきます。データベースを検索するバナーですが、バナーが以前行なっていた研究の記録は削除されていました。店の閉店間際、ベティが現在の恋人と一緒に店を訪れます。タイミング悪くそこへバナーが顔を出してしまい、顔を見られたバナーは逃げます。しかしベティに探し出され、彼女に匿われることになりました。

マーベル作品「インクレディブル・ハルク」のあらすじをネタバレしていきます。バナーはベティを巻き込みたくないと思い、一人で行動することを決意します。別れを惜しむ二人ですが、その周りを軍が取り囲んでいました。バナーはそれを察知し逃げます。そんなバナーを血清が投与されたブロンスキーを含む軍が追いかけていきました。バナーは遂に廊下へと閉じ込められ催涙ガスが撃ち込まれます。

廊下に催涙ガスの煙が蔓延すると巨人となったバナーが外へ飛び出してきました。巨人に向かって一斉攻撃がされますがどれも効果はなくブロンスキーも巨人となったバナーを止めることができません。そんなブロンスキーに向かってロス将軍は撤退命令を出しました。しかしブロンスキーはそれを拒否し、わざと大怪我を負います。今度はヘリがバナーを攻撃しましたが、バナーはヘリを撃墜させました。

バナーはベティを庇いながら攻撃を避け逃亡しました。ロス将軍にバナーのことを教えたのはベティの恋人でしたが、彼はこのことを後悔しているようでした。本当に危険だったのはバナーではなくロス将軍だと気が付いたからです。そして、ベティが自分に父親の話をしなかったことについても納得がいったようでした。その頃バナーは崖のくぼみへと逃げ込んでいました。ベティは巨人に驚きますが、バナーに寄り添います。

大学での事件は大々的に報道されました。巨人化したバナーはハルクと呼ばれるようになっていきます。そんなニュースを見ていたロス将軍の元に、ブロンスキーが全快したという知らせが入りました。ブロンスキーはさらに強くなるために次の薬を要求します。一方その頃、ベティはバナーがブルーの待っている大学へ行くための資金を作るために母親の形見であるネックレスを売っていました。

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インクレディブル・ハルクの映画結末ネタバレ

マーベル作品の一つである「インクレディブル・ハルク」のあらすじについて解説をしてきました。果たしてブルース・バナーはハルク化に対する治療を見つけることができるのでしょうか。ここからは、注目の結末をネタバレ解説していきます。

結末ネタバレ:ハルク逃亡

映画「インクレディブル・ハルク」のあらすじから結末までのストーリーをネタバレしていきます。バナーはブルーとやり取りをしていましたが、そのやり取りは国際平和維持組織「S.H.I.E.L.D.」によって監視されていました。さらにS.H.I.E.L.D.はブルーの正体がスターンズ博士という人物であることも特定します。バナーたちはなんとかスターンズの元へたどり着くことができました。そしてバナーはスターンズの投薬を受けました。

スターンズの投薬を受けるためにはバナーがハルクへと変身する必要がありました。そこでバナーは拘束され変身のために電気ショックを与えられます。ベティはハルクになってしまったブルースが大暴れしないように馬乗りになって押さえつけました。投薬は成功し、バナーの姿へとハルクは戻っていきます。スターンズは実験に興奮しながらも、投薬効果について一時的なものかもしれないという説明をしていました。

映画「インクレディブル・ハルク」の結末をネタバレしていきます。軍は、バナーたちを取り囲んでいました。さらにスターンズがバナーの血を利用して実験を既にしていたことをバナーとベティは知らされます。スターンズはバナーの血を増やしていました。そんなスターンズに対してバナーは「全て焼却する」と言い出します。当然のようにスターンズはバナーの意見に反対をしました。その時バナーに麻酔弾が命中します。

バナーは拘束され、ヘリで搬送されてしまいました。一方その頃ブロンスキーはスターンズにバナーから取り出したものを自分に投与するよう脅していました。スターンズは好奇心に逆らえずブロンスキーに投与してしまいます。アボミネーションとなってしまったブロンスキーは街で暴れ始め、その映像はすぐに軍に報告されました。バナーは自分が行くと言い出し、変身するためにヘリから飛び降ります。

ハルクとなったバナーはアボミネーションと戦いますが、アボミネーションは非常に強くロス将軍がヘリで援護します。しかしヘリはアボミネーションによって撃墜させられます。アボミネーションを殺す寸前まで追い詰めたハルクですがベティの叫びによって動きを止めます。ヘリのサーチライトが当たり注目を浴びてしまったハルクはその場から逃亡しました。

結末ネタバレ:トニー・スターク登場

事件の収束後、ベティはバナーの写真を見て微笑んでいました。バナーはカナダの山奥で新しい生活をスタートさせます。そしてベティが以前自分のために売ってしまったネックレスを再び彼女に送りました。バナーは自分を制御するための瞑想に励みます。一方その頃酒場にいたロス将軍の元にはトニー・スタークが訪れていました。トニーが将軍にとあるチーム編成の話をし、「インクレディブル・ハルク」は幕を下ろします。

インクレディブル・ハルクの伏線・小ネタをネタバレ解説

「マーベル・コミック」のヒーローであるハルクが中心となって描かれた映画「インクレディブル・ハルク」についてここまではあらすじから結末までのストーリーをネタバレ解説してきました。マーベル作品の映画には様々な伏線が張られています。ここからは「インクレディブル・ハルク」の作中にあった伏線や、小ネタなどについて解説をしていきます。

伏線・小ネタ①2003年のハルク作品

2008年に公開された「インクレディブル・ハルク」ですが、実は2003年にも「ハルク」という題名でハルクが主役となった映画が公開されていました。しかしこの2003年公開の「ハルク」は「マーベル・シネマティック・ユニバース」の世界とは無関係の作品であり、酷評された作品としても有名でした。

伏線・小ネタ②スーパーソルジャー作戦

「インクレディブル・ハルク」の伏線について紹介をしていきます。「インクレディブル・ハルク」にはスーパーソルジャー計画というものが登場しました。これはナチスに対抗するために計画された超人兵士製造計画のことです。ブルースは失敗してしまいましたが、この伏線は「キャプテン・アメリカ」で回収されます。

伏線・小ネタ③S.H.I.E.L.D.

「インクレディブル・ハルク」の伏線の中には「S.H.I.L.E.D.」がありました。「インクレディブル・ハルク」内で「S.H.I.E.L.D.」はブルーの正体を特定しています。「S.H.I.E.L.D.」はスーパーヒーローを管理するチームであり、各作品で登場する組織です。

伏線・小ネタ④ヴィランのその後

「インクレディブル・ハルク」の伏線について解説をしていきます。「インクレディブル・ハルク」で登場したヴィラン・アボミネーションですが同じくマーベル作品であるドラマ「エージェント・オブ・シールド」にて冷凍保存されていることが明らかにされていました。

伏線・小ネタ⑤カメオ出演

マーベル作品の映画には多くのマーベル作品を手がけるスタン・リーがカメオ出演しています。「インクレディブル・ハルク」にもスタン・リーはカメオ出演していました。今回はピザ屋の店員と、ソードを飲んでしまったおじいちゃんの二役で出演しています。

インクレディブル・ハルクの登場人物・キャスト

様々な伏線も張られていた映画「インクレディブル・ハルク」ですが、ここからはそんな映画「インクレディブル・ハルク」に出演し、ストーリーを盛り上げた出演キャストたちについて紹介をしていきます。

ブルース・バナー(ハルク)/エドワード・ノートン

「インクレディブル・ハルク」で緑の巨人ハルクとなってしまうブルース・バナーを演じたのはエドワード・ノートンでした。過去にはアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたことやゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞したことがあります。その後のマーベル作品には参加せず、「インクレディブル・ハルク」で降板となっていました。

エリザベス・“ベティ”・ロス/リヴ・タイラー

ブルース・バナーの恋人役であるベティを演じたのはリヴ・タイラーでした。「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズに出演をしていて、2012年には歌手としてもデビューをしています。また父親はロックバンドエアロスミスのボーカル、スティーブン・タイラーです。

エミル・ブロンスキー (アボミネーション)/ティム・ロス

「インクレディブル・ハルク」のヴィラン役であったブロンスキーを演じたキャストはティム・ロスでした。「ロブ・ロイ/ロマンに生きた男」での熱演が評価され英国アカデミー賞で助演男優賞を受賞しています。代表作には「海の上のピアニスト」や「ヘイトフル・エイト」などがありました。

ロス将軍/ウィリアム・ハート

「インクレディブル・ハルク」でロス将軍を演じたキャストは、ウィリアム・ハートでした。1985年に公開された映画「蜘蛛女のキス」ではアカデミー賞主演男優賞を受賞しています。代表作には「ブロードキャスト・ニュース」や「愛は静けさの中に」などがありました。

サミュエル・スターンズ/ティム・ブレイク・ネルソン

「インクレディブル・ハルク」でスターンズ博士を演じていたのは、ティム・ブレイク・ネルソンでした。俳優だけではなく監督としても活躍をしています。出演作品には「ファンタスティック・フォー」や「オー・ブラザー!」などの作品がありました。

レナード・サムソン/タイ・バーレル

「インクレディブル・ハルク」でレナード・サムソンを演じたキャストはタイ・バーレルでした。「モダン・ファミリー」ではプライムタイム・エミー賞助演男優賞を受賞しています。出演作品には「ファインディング・ドリー」や「ダメージ」などがありました。

インクレディブル・ハルクに関する感想や評価は?

今回あらすじを中心にネタバレ解説をしてきた「インクレディブル・ハルク」ですが、映画では緑の怪物となったブルース・バナーの葛藤が描かれています。ここからはそんな「インクレディブル・ハルク」に関する視聴者の感想や評価について紹介をしていきます。

「インクレディブル・ハルク」に関する感想の中には、ストーリーのテーマが「囚人のジレンマ」に通じているのではないかという感想がありました。さらに、力を持っていない人間がどのように戦うのかという点についても指摘をしています。

「インクレディブル・ハルク」に関する感想の中には、悲しいヒーローの印象を受けたという感想がありました。ブルース・バナーは、ハルクにならないための治療法を探していきますが心拍数を完全にはコントロールできないために一人で行動しています。そのことから孤独のヒーローという印象を受けたようです。

「インクレディブル・ハルク」の感想の中には、変身したくないと葛藤するブルース・バナーの姿がよかったという感想がありました。悲しく、孤独なヒーローというテーマがよかったという印象を持ったようです。

インクレディブル・ハルクの映画ネタバレまとめ

「マーベル・コミック」のヒーロー達が同じ世界で活躍している壮大な世界「マーベル・シネマティック・ユニバース」の作品の一つ、「インクレディブル・ハルク」について今回は紹介をしてきました。「マーベル・シネマティック・ユニバース」の2作目として公開された「インクレディブル・ハルク」では、ブルース・バナーという科学者が実験の結果、緑の大きな怪物になってしまうというストーリーが描かれていました。

バナーは超人的な力を持て余し一刻も早く治療したいと、治療方法を探っていきます。ヒーローとしての活躍シーンだけではなくバナーの葛藤している姿も丁寧に描かれ視聴者には大好評の映画となっていました。また、「アイアンマン」のトニー・スタークや、「キャプテン・アメリカ」に通じる伏線などがあり目が離せない作品となっています。そんな「インクレディブル・ハルク」一度ご覧になってはいかがでしょうか。

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