2019年03月29日公開
2019年03月29日更新
映画タイムラインのあらすじとキャスト情報まとめ!結末や感想もネタバレ
映画「タイムライン」は、14世紀のフランスへ転送された現代人の冒険を描いた作品です、アメリカの人気小説「タイムライン」を映画化した作品で、英仏百年戦争真っ只中のフランスに送り込まれ、消息を絶った父親を捜すため、自らタイムトラベルした主人公クリス。ここでは映画「タイムライン」のあらすじを、結末までネタバレで紹介します。また、映画「タイムライン」のキャストの経歴と、この作品を観た感想も紹介します。
映画タイムラインとは?
映画「タイムライン」は、時空を超えて百年戦争真っ只中の1357年の フランスに送られ、戦争に巻き込まれながらも奮闘する現代人を描くタイムトラベル作品です。映画「タイムライン」は、アメリカ・ニューメキシコ州の砂漠で見つかった老人の死から始まります。その老人をきっかけに主人公は、時空を超えて冒険をすることになります。
映画「タイムライン」は、フランスとイングランド(イギリス)との百年戦争の中に突然放り込まれた現代人の活躍、恋愛などを描いた作品です。ここでは映画「タイムライン」のあらすじを、結末までネタバレで見ていきます。そして映画「タイムライン」の主人公を演じるポール・ウォーカーと、主なキャストについても紹介し、映画「タイムライン」の感想も紹介します。
タイムラインの作品情報
映画「タイムライン」は、2003年公開のアメリか映画です。マイケル・クライトンが、1999年の11月に発表した小説「タイムライン」を、リチャード・ドナー監督により映画化した作品です。小説「タイムライン」は、全米で大ヒットし、ベストセラーとなった作品です。
タイムラインの予告編動画
映画「タイムライン」の、日本語版の予告編動画です。14世紀のフランスにタイムトラベルした主人公クリスたちの冒険が描かれている作品です。英仏百年戦争の時代、次々と襲ってくる騎士たちをかわし、主人公たちは果たして現代に戻れるのでしょうか?映画「タイムライン」は、スリル満点と言われる娯楽映画となっています。
タイムラインの監督
ここで映画「タイムライン」の監督、リチャード・ドナー監督について紹介します。リチャード・ドナー監督は、1930年生まれで、ニューヨーク市のブロンクス出身です。俳優としてデビューしましたが、1961年に映画監督デビューしました。また、リチャード・ドナーは、映画プロデューサーとしても活動しています。
映画「タイムライン」のリチャード・ドナー監督の、主な監督作品を紹介します。
- 映画「オーメン」(1976年)
- 映画「スーパーマン」(1978年)
- 映画「レディホーク」(1985年)
- 映画「リーサル・ウェポン」シリーズ1~4(1987年~1998年)
- 映画「マーヴェリック」(1994年)
- 映画「暗殺者」(1995年)
- 映画「陰謀のセオリー」(1997年)
- 映画「16ブロック」(2006年)
- 映画「スーパーマンⅡリチャード・ドナーCUT版」(2006年)
映画「タイムライン」の監督、リチャード・ドナーのプロデュース作品を紹介します。
- 映画「オーメン/最後の闘争」(1981年)
- 映画「ロストボーイ」(1987年)
- 映画「フリー・ウィリー」(1993年)
- 映画「エニイ・ギブン・サンデー」(1999年)
- 映画「X-メン」(2000年)
- 映画「ウルヴァリン: X-MEN ZERO」(2009年)
映画タイムラインのあらすじネタバレ
映画「タイムライン」の、作品紹介や監督について見てきました。タイムトラベルをを軸にした映画「タイムライン」は、21世紀の現代人が14世紀のフランスに送られ、奮闘する作品です。主人公クリスは、戦争中の14世紀のフランスで果たして生きていくことができるのでしょうか?主人公が迎える結末は?それでは映画「タイムライン」のあらすじを、結末までネタバレで紹介していきます。
あらすじネタバレ:瀕死の老人
アメリカ南西部・ニューメキシコ州の砂漠で、瀕死の老人男性が見つかりました。病院に搬送されましたが、亡くなりました。老人は見た目には外傷はありませんでしたが、解剖してみると、骨格、内臓、血管の組織がずれた状態で、断層ができていました。捜査の結果、老人はハイテク企業ITC社所属の物理学者で、「転送エラー」が死因でした。
ITC社の社員が老人の遺体を引き取りに現れ、レントゲン写真やカルテなどの書類をすべて処分していきました。一方、フランスの南西部ドルドーニュで、修道院を発掘していたチームが、メガネのレンズを発見しました。メガネは14世紀頃の地層から発見されましたが、現代の化学製品によるものと思われました。
そしてそのメガネと一緒に「HELP ME」と書かれたメモも発見されました。筆跡鑑定によって、このメモを書いたのは、発掘に参加していたエドワード・ジョンストン教授という歴史学者だということが分かりました。
あらすじネタバレ:行方不明
ジョンストン教授は、2日前から行方が分からなくなっています。ジョンストン教授は行方不明になる2日前、発掘プロジェクトのスポンサー・ITC社を訪問するため出かけて以来、消息が分からなくなってしまいました。ジョンストン教授の息子・クリスは、発掘チームと共にITC社を訪ね、社長のロバート・ドニガーと会いました。
ITC社は、時空間転送装置「3Dファックスマシン」を極秘に開発しており、この装置によってジョンストン教授は、14世紀のフランスに転送されたのでした。当時のフランスは、英仏百年戦争の真っ只中で、教授の消息は分からなくなってしまったのでした。ジョンストン教授の息子・クリスは、父を助けるため14世紀のフランスへ行くことにしました。
あらすじネタバレ:タイムワープ
出典: http://www.ne.jp
メンバーは、アンドレ・マレク助教授、フランス語が話せるフランソワ、女性のケイト・エリクソンと護衛2名で、ドニガー社長の側近ジョン・ゴードンを案内役として総勢7名が、中世の衣装を着用し、1357年のフランスに転送されました。クリスたち7名が着いたのは、フランスの王位継承と、イングランド(イギリス)所有のフランス国内にある領土を巡る争いが長期化し、後に英仏百年戦争と呼ばれる騒乱の時代でした。
クリスたち7名は、フランス軍を率いるオルノー卿とイギリス軍を率いるオリバー卿が戦っている激戦区、その最前線に降り立ちました。突如騎馬隊に襲われたクリスたち。護衛役が慌てて手りゅう弾を投げました。その手りゅう弾は未来へ送られ、「時空間転送装置」は破壊されました。激しい戦闘に巻き込まれたクリスたち。マレクが、クレアという女性を助けました。彼女はイギリス軍から逃げてきたのです。
マレクとクレアは、やがて愛し合うようになっていきます。クリスたちは戦闘の中を逃げ惑います。仲間と離れてしまったクリスとケイトは逃げ込んだ修道院で、現代で見つかった「HELP ME」と書かれたジョンストン教授のメモとメガネを発見し、ジョンストン教授と会うことができました.
現代のITC社では、破壊された時空間転送装置のバックアップシステムが、正常に動くかどうかの調査が行われました。その結果、81%の確率で正常に稼働することが分かりました。ドニガー社長は、転送装置を使用するのは無理と判断しましたが、研究者たちはクリスたちを戻すために全力を尽くすことを決意します。
映画タイムラインの結末ネタバレ
ここまで映画「タイムライン」のあらすじをネタバレで見てきました。西暦1357年、百年戦争真っ只中のフランスに送られた現代人は、無事に現代に帰ることができるのでしょうか?ここからは映画「タイムライン」の結末をネタバレで見ていきます。
結末ネタバレ:タイムリミット
現代では研究者たちが転送装置が正常に動くかどうかの調査をし、6時間後にクリスたちを戻すことにしました。タイムリミットは6時間です。一方、1357年のフランスでは、ジョンストン教授を発見し、目的を達したクリスたちは現代に戻ろうとします。しかしマレクは、助けたクレアを愛し、この時代に残る決意をしていました。
結末ネタバレ:転送
転送を妨害しようとしたドニガー社長は、転送装置に閉じ込められています。タイムリミット1分前、クリスはケイトとジョンストン教授と共に、無事現代に戻りました。その代わりにドニガー社長は、1357年のフランスに送られました。戦争に巻き込まれたドニガー社長は騎士に襲われ、亡くなりました。その後、マレクと刻まれた棺が発掘現場で見つかりました。
映画タイムラインの登場人物・キャスト
ここまで映画「タイムライン」のあらすじを、結末までネタバレで紹介してきました。映画「タイムライン」の結末は、父を捜してフランスへタイムトラベルした主人公クリスは、父ともに現代に戻ることができ、一方で愛する女性のため、14世紀に残る決意をしたマレクの生き様が描かれました。ここからは、映画「タイムライン」に登場するキャストを紹介します。
キャスト①クリス・ジョンストン/ポール・ウォーカー
映画「タイムライン」のキャストを紹介します。映画「タイムライン」の主人公クリスは、父を捜すため、時空を超えて14世紀のフランスにタイムトラベルします。主人公クリス役を演じたポール・ウォーカーは、アメリカ・カリフォルニア州出身で、1973年生まれ、2013年に亡くなりました。2013年11月30日、友人の運転する車が衝突事故を起こし、友人とともに亡くなりました。享年40歳でした。
ポール・ウォーカーは、自ら製作総指揮・主演を務めた、映画「ハリケーンアワー」の、全米公開目前の2013年11月30日に、事故により亡くなりました。ポールの死後、公開された出演映画は、2014年公開の映画「フルスロットル」、2015年公開の映画「ワイルド・スピード SKY MISSION」です。どちらも最後に「ポールに捧ぐ」という言葉が添えられました。
映画「タイムライン」の主演ポール・ウォーカーの、上記以外の主な出演作を紹介します。
- 映画「殺人サイボーグ リタリエーター」(1987年)
- 映画「シーズ・オール・ザット」(1999年)
- 映画「ロードキラー」(2001年)
- 映画「ワイルド・スピード」シリーズ(2001年~2015年)
- 映画「イントゥ・ザ・ブルー」(2005年)
- 映画「父親たちの星条旗」(2006年)
- 映画「スティーラーズ」(2013年
- 映画「逃走車」(2013年)
キャスト②ケイト・エリクソン/フランセス・オコナー
映画「タイムライン」のキャストの一人・ケイトは、14世紀のフランスへタイムトラベルした唯一の女性スタッフです。ケイト役を演じたフランセス・オコナーは、1967年生まれ、イギリス出身です。2歳のとき、家族でオーストラリアに移住し、現地の演劇学校で学び、女優となりました。夫はスコットランド人で、俳優のジェラルド・レプコスキ。ルカという息子が一人います。
映画「タイムライン」のケイト役を演じたフランセス・オコナーの、主な出演作を紹介します。
- 映画「キス・オア・キル」(1997年)
- 映画「ウインドトーカーズ」(2002年)
- ドラマ「カシミアマフィア」(2007年)
- 映画「ハンター」(2011年)
- ドラマ「セルフリッジ 英国百貨店」(2013年~2014年)
- 映画「スティーブン・キング 血の儀式」(2014年)
- ドラマ「ザ・ミッシング 消えた少年」(2014年)
- 映画「死霊館 エンフィールド事件」(2016年)
キャスト③アンドレ・マレク/ジェラルド・バトラー
映画「タイムライン」のキャストの一人・マレクは、14世紀のフランスへタイムトラベルしたスタッフで、愛する女性のために14世紀に残りました。マレク役を演じたジェラルド・バトラーは、1969年生まれ、スコットランド出身です。舞台出演を経て、1997年の映画「Queen Victoria 至上の恋」が、映画初出演でした。
順調にキャリアを積んだ後、2004年にミュージカル「オペラ座の怪人」が映画化されるにあたって主役のファントム役に抜擢されました。歌う経験はほとんど無かったジェラルドでしたが、特訓を重ねた結果、世界的に高い評価を得たということです。
出典: https://eiga.com
映画「タイムライン」のマレク役を演じたジェラルド・バトラーの、主な出演作を紹介します。
- 映画「007 トゥモロー・ネバ―・ダイ」(1997年)
- 映画「戦場のジャーナリスト」(2000年)
- 映画「トゥームレイダー2」(2003年)
- 映画「Dear フランキー」(2005年)
- 映画「マーヴェリックス/波に魅せられた男たち」(2012年)
- 映画「キング・オブ・エジプト」(2016年)
- 映画「ザ・アウトロー」(2018年)
- 映画「ハンターキラー 潜航せよ」(2018年)
映画タイムラインに関する感想や評価は?
ここまで映画「タイムライン」の主なキャストを紹介しました。ここからは、14世紀、英仏百年戦争の時代のフランスに送られた、現代人の冒険をが描いた映画「タイムライン」の感想を紹介します。
ハラハラした
タイムスリップもの好き(^ω^)
主役クラスは絶対助かるんでしょって気を抜いたら大間違い…スリル満点で面白かった!
戦闘シーン多くて途中ちょっと疲れたけど。
100年戦争って??後でWikipediaで調べてみよう(笑)
映画「タイムライン」の感想です。タイムスリップ作品が好きという方です。戦闘シーンが多く、少し疲れたという感想ですが、スリルを味わえる、面白い映画だという感想です。
歴史好きなら面白いんじゃないかな?
ストーリーはありがちなタイムトラベルものなんだけど、歴史が好きなら、当時の生活にタイムスリップするワクワク感だけでも楽しめると思う。
残酷な殺戮が当たり前の中世で、仲間たちが容赦なくバンバン殺されて、現代人の生きぬく力って弱いな〜と考えさせられる。自分の命を守るためとはいえ、人を殺して苦しむ主人公たちの苦悩が描かれるものの、さらっと流されるところがいかにもアメリカンかも。
映画「タイムライン」の感想です。舞台が14世紀のフランスで、英仏百年戦争の時代ということで、歴史が好きな方には、面白い作品だという感想です。当時の人々の壮絶な生き方は、現代では考えられないほどで、21世紀の人間の弱さがよく分かるという感想です。
映画タイムラインのネタバレまとめ
いかがでしたか?映画「タイムライン」のあらすじを、結末までネタバレで紹介しました。タイムトラベルを軸にした作品で、原作小説「タイムライン」は全米のベストセラーです。映画「タイムライン」は、物理学者の死をきっかけに、主人公が14世紀のフランスにタイムトラベルする物語です。14世紀のフランスは、英仏百年戦争の時代で、混乱の極みでした。そんな中で21世紀の現代人が、命をかけて冒険する姿が描かれます。
ネタバレあらすじの他に、映画「タイムライン」のキャスト紹介と、リチャード・ドナー監督についての紹介もしました。さらに映画「タイムライン」の感想を紹介しました。現代人が時空を超えて冒険する映画「タイムライン」は、何百年もの時を超えて愛する人に出逢うというエピソードもあり、歴史好きには特におすすめという感想も見られる、愛と冒険の娯楽映画となっています。そんな映画「タイムライン」をどうぞご覧ください。