ヘルレイザー2のあらすじをネタバレ！人気ホラー映画続編のキャストと感想は？

ヘルレイザー2とはイギリスの有名なホラー映画です。ヘルレイザーシリーズの第1作目の続編で、スプラッター描写も多いながらがストーリーがしっかりとしており、前作までの設定を上手く引き継いでいるところが人気です。また、新たに登場するセノバイト達にも注目の映画です。この記事では、そんなヘルレイザー2のあらすじや結末のネタバレ、出演しているキャストについて紹介します。

ヘルレイザー2は第1作目のヘルレイザーの続編です。ヘルレイザー第1作目では、ルマルシャンの箱と呼ばれるパズルボックスの謎を解くことがメインのストーリーでした。ルマルシャンの箱を解くと究極の快楽を手に入れられることから、ボックスを発見したフランクは早速パズルの解明に取り組みました。しかしパズルが解かれた瞬間、フランクの肉体はバラバラになり、肉体を失ってしまいます。

フランクは主人公・カースティーの義母であるジュリアが連れ込んだ男達の肉を食って、肉体を取り戻しつつありました。カースティーは殺人鬼と化したフランクを止める為にパズルボックスをフランクから奪います。たまたまパズルを解いたカースティーは魔道士・セノバイトを呼び出しました。

カースティーはセノバイト達と取引をして、フランクを退治してほしいと持ちかけます。その後フランクはセノバイトに捕まりますが、秘密を知ったカースティーは、今度はセノバイトに追いかけられることになります。咄嗟にカースティーはパズルを組み替えると、セノバイト達は地獄へと帰っていったのです。

この第1作目の続編がヘルレイザー2です。ヘルレイザー2では、主にセノバイト達が住む地獄やセノバイトについて詳しく描かれています。また、カースティーが主人公を務めるのもヘルレイザー2が最後です。第6作目にもカースティーは登場しますが、夫のトレバーが主人公のストーリーとなっています。

ヘルレイザー2の監督を務めたのは「ゴジラ1985」の制作を務めたトニー・ランデルで、脚本はピーター・アトキンスです。第1作目はホラー映画の監督・ホラー小説の著者としても知られるクライヴ・バーカーが務めていました。続編であるヘルレイザー2では監督ではなく製作総指揮・原案として関わっています。また、第1作目はイギリスのみの製作でしたが、続編のヘルレイザー2はアメリカとイギリスの合作となっています。

ヘルレイザー2の予告動画では、一人の少女がパズルを解こうとしている姿が描かれています。また、カースティーが地獄で襲われている場面もあります。なぜカースティーは地獄にいるのか、少女は何者なのか、気になる予告動画となっています。

前作のヘルレイザーではセノバイトを地獄に戻す事ができたカースティーでしたが、続編のヘルレイザー2では再びセノバイトがカースティーを狙いにやってきます。ここではなぜ再びセノバイトが復活してしまったのか、ヘルレイザー2のあらすじのネタバレを紹介します。

ヘルレイザー第1作目にも登場したセノバイトのピンヘッドですが、続編のヘルレイザー2ではピンヘッドの正体が冒頭に描かれています。ピンヘッドの正体とは一体何なのか、ヘルレイザー2冒頭のあらすじのネタバレを紹介します。

暗い部屋で、ある男がパズルボックスを組み替えています。そのパズルボックスはあのルマルシャンの箱だったのです。男は見事パズルボックスを解いてみせました。その瞬間、男は快楽に導かれます。地獄では「快楽=痛み」とされているため、想像をしていた快楽ではなく痛みの世界に引きずりこまれてしまいます。

男は頭から顔にかけて無数に切り刻まれ、四方を釘で打ち込まれてしまいます。その姿は、前作ヘルレイザーに登場していたセノバイトのピンヘッドそのものでした。ピンヘッドの正体は、なんと人間だったのです。

続編のヘルレイザー2では、前作の主人公・カースティーが精神病院に入院してしまいます。なぜ入院してしまったのか、あらすじのネタバレを紹介します。カースティーは前作での出来事を警察に話すと、精神を病んでいると思われてしまい精神病院に入院させられていたのです。精神病院の先生達もカースティーの話を信じてはくれませんでした。

カースティーの話を作り話と思う人が大勢いる中、精神病院の院長であるチャナードだけはその話を信じました。チャナードは密かにルマルシャンの箱の研究をしていたのです。そんなチャナードの行動に不審を抱いた彼の助手のカイルは、チャナードの家に忍び込みます。

そこにはルマルシャンの箱の資料や、ピンヘッドの人間時代の写真などがファイリングされていました。そこにチャナードが精神病患者を連れて帰宅してきたため、カイルは咄嗟にカーテンの裏に隠れました。チャナードは血が染み付いたマットレスの上に精神病患者を寝かせ、ナイフを持たせます。

この精神病患者は、身体にウジ虫が這っていると思い込んでおり、ナイフを渡すとウジ虫を取り出そうと身体を切り刻みはじめます。患者の血がマットレスに染み込んだころ、前作でフランクに殺されたはずのジュリアが復活しました。マットレスに染み付いていた血はジュリアのものだったのです。

ジュリアの復活が成功しますが、チャナードはそのおぞましい姿に警戒します。しかし、ジュリアはチャナードに優しい言葉をかけ、彼はしだいにジュリアに心を惹かれていきました。一部始終を目撃したカイルは隙をついて逃げ出し、カースティーの元へ向かいます。

カースティーはある時、何者かが助けを求めている夢を見ます。最初は何のSOSなのか分からなかったカースティーですが、そのうち実の父親からの助けを求めるメッセージなのではないかと思うようになりました。夢で助けを求めている人物は壁に血で「I AM IN HELL HELP ME(私は地獄にいる、助けてくれ)」とメッセージを書いていました。

父親を救いたいと言ったカースティーをカイルが手助けをし、二人でチャナードの家へ向かいます。しかし、そこでカイルはジュリアに襲われてしまい殺されてしまいます。一方でカースティーはピンヘッドが元は人間だったことを知り、人間の頃の写真を入手します。カースティーもまたジュリアと鉢合わせをしてしまいますが、ジュリアに殴られて気を失ってしまいます。

そこに一人の少女を連れたチャナードが現れます。チャナードは自分を犠牲にしてパズルを解こうとは思っておらず、あるショックな出来事から声を出すことができなくなった少女・ティファニーにパズルボックスを解かせて地獄の門を開こうとしていました。ティファニーはチャナードの望みどおり見事にパズルを解き、セノバイトを呼び出すことに成功しました。

セノバイトはティファニーが自分たちを呼んだのではないことに気づきます。もっと欲深い者たちが呼んだのだと思いました。その当人であるチャナードとジュリアは、セノバイト達の隙をついて地獄の門を通ります。その頃、ジュリアに打たれて気絶していたカースティーも目を覚まします。カースティーは落ちていたパズルボックスを拾って地獄の門へと進みます。

地獄で父親を探していたカースティーの前にセノバイト達が現れます。ピンヘッドは、自分たちを呼びよせたのがカースティーだと思っていました。カースティーはなんとかセノバイト達から逃げ出し、ティファニーと出会います。一方でジュリアはチャナードを連れてある場所に導きます。ジュリアの本当の狙いは、チャナードを生贄にすることでした。

カースティーはティファニーと共に行動しながら父親を探していました。カースティーが向かった部屋には、前作ですべての元凶にあったフランクが現れます。地獄に落とされていたフランクは、父親のフリをして夢でカースティーに助けを求めていたのです。

そこにジュリアが現れます。かつてジュリアとフランクは恋人同士でしたが、ジュリアはフランクをいとも簡単に殺してしまうのでした。ジュリアがフランクを殺している隙にカースティーとティファニーは逃げ出します。追ってきたジュリアによって地獄に引きずり込まれそうになりますが、間一髪で現実世界に戻ってくる事ができました。

ヘルレイザー2のあらすじのネタバレでは、セノバイトやフランク、ジュリアから追いかけられながらも無事にカースティーとティファニーは地獄から抜け出す事ができました。前回はセノバイトを地獄に戻した時点で物語は結末を迎えましたが、今回は地獄から脱出した後も新たなトラブルが起こります。ここでは、ヘルレイザー2はどのような結末となっているのか、結末のネタバレをまとめました。

現実世界に帰ってくる事ができたカースティーとティファニーでしたが、物語はそこで終わりませんでした。結末に向かってどう展開していくのか、現実世界に帰還したあとの結末のネタバレを紹介します。現実世界に戻ると、そこは一つのベッドが置かれている黄色い壁の病室でした。地獄の門は閉じられ、カースティーは無事に帰還できたのだと思いました。

しかし、病室を出て他の病室に行くと、たくさんの患者がパズルボックスを持ってパズルを解こうとしていました。その現状に驚いている中、生贄にされたはずのチャナードがセノバイトとして復活し、カースティーとティファニーの目の前に現れます。二人は急いで病室から逃げ出します。

しかし、逃げた先には他のセノバイト達が居たのです。追い詰められたカースティーは、ピンヘッドに人間だった頃の写真を見せます。それを見たセノバイト達は、元々は人間だったことを思い出す事ができました。

人間だったことを思い出す事ができたピンヘッド達の前に、チャナードが現れます。この後カースティーは思いもよらない行動をして、物語は結末を迎えます。カースティーは生きて平穏な生活を取り戻すことができるのか、結末を紹介します。

人間の記憶を取り戻したピンヘッドは、カースティー達を襲うチャナードに攻撃を仕掛けます。しかし、チャナードの戦闘力はとても強く、セノバイト達は瞬殺されてしまうのでした。殺されてしまったセノバイトは人間の姿に戻ります。カースティーはセノバイトがチャナードの相手にしている隙に逃げます。

カースティーとティファニーが再び黄色い病室に向かうと、そこにはまたもや地獄への門が開かれていたのです。カースティーとティファニーはひとまずそこへと逃げ込みます。ティファニーは地獄に置いていたパズルボックスを手に取り、パズルを解こうとします。しかし、そこに追いかけてきたチャナードが迫ります。

危機一髪のところでチャナードの前にジュリアが現れました。ジュリアはチャナードにキスをして気を引かせます。解放されたティファニーは再びパズルボックスを手にし、パズルを使って地獄を封印しようとします。それに気づいたチャナードはティファニーを殺そうとしますが、不意にこの世界の神によって殺されてしまうのでした。

酷いチャナードの死に方にティファニーは驚いて落下しそうになりますが、ジュリアが手を伸ばして助け出してくれます。実は彼女はジュリアではなく、ジュリアの皮をかぶったカースティーだったのです。二人は急いで地獄の門の出口へ向かい、再び地獄からの脱出に成功しました。地獄から脱出した二人はチャナードによって殺されてしまった患者を埋葬し、病院を後にしました。

ヘルレイザー2には前作から引き続きキャストとして選ばれている俳優だけでなく、新たな登場人物にあわせた魅力的な俳優がキャストされています。そこで、ヘルレイザー2ではどんな俳優がキャストに選ばれているのかをまとめました。

ヘルレイザー2の主人公であるカースティー役のキャストは、アシュレイ・ローレンスです。ヘルレイザーの第1作目でも主人公としてキャストに選ばれていました。その他のヘルレイザーシリーズでは、2002年に公開された第6作目のリターン・オブ・ナイトメアにも登場しています。

チャナードによって蘇ったジュリア・コットン役のキャストに選ばれたのは、クレア・ビギンズです。クレア・ヒギンズは、第1作目にも同じくジュリア役でキャストされていました。ヘルレイザーの他にも「ライラの冒険」や「ミルドレッドの魔女学校」などの映画に出演されています。

ヘルレイザー2の悪役として活躍したフィリップ・チャナード博士役のキャストに選ばれたのは、ケネス・クラナムでした。ヘルレイザーシリーズでケネス・クラナムがキャストされているのは、ヘルレイザー2のみです。ヘルレイザー2以外の作品では、「プロヴァンスの贈り物」や「マレフィセント」、「リヴァプール、最後の恋」などに出演されています。

ヘルレイザーの続編であるヘルレイザー2のほうがストーリーがしっかりとしており、面白かったという感想がありました。前回に比べて続編のヘルレイザー2は、セノバイトについてよく知ることができるストーリーになっているところが特徴的です。

カースティー達が無事に生還して結末を迎えた後に、ジュリアが死んだマットレスからオブジェが現れるシーンがありました。なんとそのオブジェを製品化してほしいという声もありました。まだ地獄は終わっていないと物語っているような結末に、このオブジェが印象的だと思った方も多いようです。

ヘルレイザーの続編であるヘルレイザー2では、前作で不明な点も多かったセノバイトについて描かれていました。前作に引き続いて鑑賞した方の中では面白かったという意見も多い作品です。キャストには今でも活躍されている有名な俳優も起用されており、役者の演技にも違和感なく見ることができます。スリラーやスプラッター系のホラー映画が好きな方は、ぜひ一度鑑賞してみてください。