2019年03月05日公開
2019年03月05日更新
僕らのミライへ逆回転の感想・評価は?映画のあらすじや結末をネタバレ
映画僕らのミライへ逆回転は2008年にアメリカで公開されたコメディ映画作品です。僕らのミライへ逆回転のレンタルビデオ店で働く店員がハリウッド映画を勝手にリメイクしてしまうというあらすじが注目を集めることになり、ベルリン映画祭で上映されるなど世界中で人気を博しました。本記事ではそんな映画僕らのミライへ逆回転について物語の結末までのあらすじや。映画僕らのミライへ逆回転に関する感想などを一挙ネタバレ紹介していきます。
目次
僕らのミライへ逆回転の映画とは?
僕らのミライへ逆回転の映画作品情報
映画僕らのミライへ逆回転は2008年にアメリカで公開されたコメディ映画であり、サンダンス国際映画祭やベルリン国際映画祭などで上映されたことによって世界中から注目を浴びました。世界で注目を浴びた映画僕らのミライへ逆回転の監督を務めたのはフランスの脚本家であるミシェル・ゴンドリーであり、MVの制作をしていた経験を活かして面白おかしいコメディ溢れる世界を作り上げています。
また映画僕らのミライへ逆回転は世界中の国際映画祭で上映された後、日本の映画会社である東北新社配給の元2008年の1月22日から日本で上映されることになりました。また日本で映画僕らのミライへ逆回転が上映された際、ハリウッド映画を勝手にリメイクするというあらすじから「はっぴぃえんどにリメイク中」というキャッチコピーが付けられることになりました。
僕らのミライへ逆回転の予告編動画
映画僕らのミライへ逆回転の物語のあらすじにおいて舞台となるのがニュージャージー州にあるパセーイクという場所です。このパセーイクという土地にある一つの潰れかけたレンタルビデオ屋がありました。ある日そのレンタルビデオ屋はそこで働くマイクの友人であるジェリーが発電所襲撃に失敗し、感電した影響でレンタルビデオ屋の商品であるビデオが映らなくなってしまい、お店存亡の危機が訪れてしまいます。
そんな中でレンタルビデオ屋の常連であるファレヴィッチという人物が「ゴーストバスターズ」を借りに店を訪れます。マイクとジェリーはこのままではお店の信頼を失ってしまうと考え、自分たちで新しく映画のリメイクを制作することで危機を脱しようと思いつきます。そして二人は店に訪れる客に嘘をついて、数々の有名映画作品のスウェーデン版リメイクを制作していくのでした。
僕らのミライへ逆回転の映画あらすじをネタバレ
アメリカのコメディ映画である僕らのミライへ逆回転について基本的な作品情報や予告動画を物語の簡単なあらすじを交えてネタバレ紹介させて頂きました。映画僕らのミライへ逆回転は自分たちで店のために映画のリメイクを作る物語となっており、非常に笑える楽しい作品となっています。次は映画僕らのミライへ逆回転について結末に至るまでのあらすじをまとめてネタバレ紹介させて頂きます。
あらすじネタバレ:ビデオ店の存続
アメリカにあるニュージャージー州パセーイクという場所に、「BEKIND REWIND」という古い小さなレンタルビデオ屋がありました。このレンタルビデオ屋の店長をしているのはフレッチャーという人物であり、フレッチャーは店の場所がジャズピアニストのファッツ・ウォーラーが生誕した場所と豪語し、古びた小さなレンタルビデオ屋に対して非常に高い誇りを持っていました。
しかしフレッチャーが誇りにしているレンタルビデオ屋には昔のVHSしか置いておらず、経営していくことがやっとの状態でした。そんなレンタルビデオ屋は売上の悪さで廃れてしまったことが原因で役所から立ち退きを命令されます。そんなお店の存続が危ぶまれる中、フレッチャーはレンタルビデオ屋のリサーチをするという理由で旅に出かけてしまい、お店で働くマイクは一人寂れたお店に残されてしまうことになります。
あらすじネタバレ:リメイク版制作
フレッチャーが出て行ってしまったある日のこと、マイクの元に次々と客からビデオに何も映らないといった苦情が寄せられてしまいます。マイクはこの苦情に対応するために、お店のビデオを調べると全てのビデオが映らなくなってしまっていました。そんな時、マイクの元に友人であるジェリーという人物が訪ねてきます。するとこのジェリーがビデオに近ずくとノイズが反応していることをマイクは発見します。
そこでこの一連のクレームの嵐は全てジェリーが原因だと睨み、ジェリーに詰め寄ります。実はジェリーは発電所を襲撃しようと忍び込んだ際に失敗し、感電してしまっていました。そしてジェリーは感電したことによって体内に磁力を蓄えてしまい、これが原因でビデオが映らなくなっていたのです。その時にフレッチャーに店を監視するよう頼まれていた常連客であるファレヴィッチが来店してきます。
店の監視を頼まれていたファレヴィッチはマイクが働くレンタルビデオ屋で、「ゴーストバスターズ」という名作映画のビデオを借りようとします。マイクは店長にビデオが映らなくなったことがバレるのではないかと恐怖し、ジェリーと二人で急遽リメイク版の「ゴーストバスターズ」を制作します。そしてマイクは制作したリメイク版の「ゴーストバスターズ」をファレヴィッチに貸し出し、難を逃れることに成功します。
しかしマイクは店に訪れる客が望むビデオを制作しなくてはならないことになってしまい、マイクはクリーニング屋の娘であるアルマを女優に起用し、客が望むビデオを次々リメイクしていきます。すると素人が制作した映画にも係わらず、リメイク版が人気を呼ぶことになり、今まで誰も来ない古びたレンタルビデオ屋にリメイク版のビデオを求めて次々と客が殺到することになるのでした。
あらすじネタバレ:訴え
レンタルビデオ屋がマイクが制作したリメイク版によって大盛況している中、レンタルビデオ屋の店長であるフレッチャーがレンタルビデオのリサーチから帰ってきます。フレッチャーはVHSでは無くDVDのレンタルを始め、売上を伸ばすと役所に提案します。しかし役所からは6週間のうちに屋根を改装しないと店を強制的に立ち退きさせると忠告され、フレッチャーは頭を抱えてしまいます。
役所から6週間という期限しか与えられなかったフレッチャーは憂鬱とした気持ちの中自分のレンタルビデオ屋に戻ると、マイクが制作したリメイク版を求めて大盛況してる光景を見て驚きます。その時マイクが女優として起用したクリーニング屋の娘であるアルマが住人を一緒に制作し、1本あたりの時間を短くすることによって作品を量産できるのではないかと提案します。
提案に乗ったフレッチャーはリメイク版ビデオで稼ぎ、6週間の期限しかない屋根の改装を行おうとします。そしてフレッチャーが考えていた通りに売上を伸ばし、屋根の改装までもう一息という段階までたどり着きます。しかしその時ハリウッド著作権問題でリメイク版を訴えることになり、弁護士が店に来店します。そしてフレッチャー達は著作権侵害で多額な賠償金を請求され、リメイクビデオも全て処分されることになってしまいます。
僕らのミライへ逆回転の結末ネタバレ
映画僕らのミライへ逆回転について結末に至るまでの物語のあらすじをネタバレ紹介しました。僕らのミライへ逆回転は序盤までリメイク映画を製作したことによって、レンタルビデオ屋で集客を獲得することができました。しかし著作権で訴えられたことにより、再びレンタルビデオ屋はどん底に落ちてしまいます。次は映画僕らのミライへ逆回転の結末のあらすじをネタバレ紹介していきます。
結末ネタバレ:オリジナル映画
フレッチャーやマイクは勝手にリメイク版を製作したことによって、ハリウッドから多額の賠償金を請求されてしまい、このままでは屋根の改装の期限が間に合わないことに大きく落胆します。するとレンタルビデオ屋にマイクの友人であるジェリーや町の住人達が映画を制作しようと訪れてきます。そして訪れたジェリーはマイクにオリジナルの映画を製作すれば法に触れることはないと提案します。
このジェリーの提案を受け入れたマイクはジャズピアニストであるファッツ・ウォーラーの映画を製作することを決意します。更にマイクは映画の上映会で資金を募ることを考えます。そしてマイクはジェリーや住民たちと映画を作り上げ、店が取り壊される期日ぴったりに映画が完成します。そしてマイク達は資金を募るために、制作したファッツ・ウォーラーの映画の上映会を開くのでした。
結末ネタバレ:楽しむ
マイクたちが制作した映画はわずかな資金で制作したものではあったものの、上映会で映画を観た人達はみんな笑顔で楽しみました。マイクとフレッチャーは上映会の途中で外に気配を感じ、外に出てみると、そこには店のスクリーンを使って外でも上映会の映像が映し出されていました。そして外で映画を観ていた多くの役所の人達や住人達は笑顔で上映されている映画を楽しんで堪能するのでした。
僕らのミライへ逆回転の登場人物・キャスト
ジェリー/ジャック・ブラック
映画僕らのミライへ逆回転においてマイクの友人であるジェリーを演じたキャストはアメリカの俳優であるジャック・ブラックです。ジャック・ブラックは1992年に映画「ボブ★ロバーツ/陰謀が生んだ英雄」で映画デビューを飾り、映画「ハイ・フィデリティ」に出演したことで一躍大ブレイクします。その後2003年に出演した映画「スクール・オブ・ロック」では全米において一位を獲得する大ヒットを記録することになりました。
映画僕らのミライへ逆回転においてジャック・ブラックが演じたジェリーはマイクの友人として共に映画を製作する一人です。ジェリーは発電所を襲撃したことで感電し、それが原因で友人マイクが働くレンタルビデオ屋に多大な損害を与えてしまいます。そしてジェリーは与えた損害を取り戻すために、マイクと共に有名映画のリメイク作品を制作することになるのでした。
マイク/モス・デフ
映画僕らのミライへ逆回転においてジェリーと共に映画を製作するマイクを演じたのはアメリカでラッパーと俳優業を兼任しているモス・デフという人物です。モス・デフは数々の楽曲を制作していることからラッパーとして有名ですが、実はラッパーになる以前から俳優として活動をしていました。モス・デフはラッパーになる前にビル・コスビーのTVショウに出演した際、その見事な演技に注目を浴びます。
そしてビル・コスビーのTVショウで演技を高く評価されたことによって、「キャデラック・レコード音楽でアメリカを変えた人々の物語」や「銀河ヒッチハイク・ガイド」、「ミニミニ大作戦」など数多くの映画作品に出演しています。
モス・デフがキャストを務めたマイクは映画僕らのミライへ逆回転において、レンタルビデオ屋で働く人物です。物語のあらすじにおいてマイクは店長から店番を任せられている時、友人ジェリーが原因で多数のクレームを集めてしまうことになります。しかしマイクはジェリーと共に打開策としてリメイク映画を制作することで、古びた小さいレンタルビデオ屋の運命を大きく変えることになります。
フレッチャー/ダニー・グローヴァー
映画僕らのミライへ逆回転でレンタルビデオ屋の店長であるフレッチャーを演じたキャストはアメリカの俳優であるダニー・グローヴァーです。1979年の映画「アルカトラズからの脱出」で映画デビューを果たしたダニー・グローヴァ-は「シルバラード」などの作品でキャリアを積み、アメリカの名わき役として知名度を広げます。
そしてダニー・グローヴァーは1987年に公開された映画「リーサルウェポン」で大ブレイクすることになり、超大作映画で知られる「プレデター2」で主役を演じることになりました。2016年以降ダニー・グローヴァーが出演する映画作品は制作されてはいないものの、今現在も活動中であり、今後の活躍に期待が集まっています。
映画僕らのミライへ逆回転でダニー・グローヴァーがキャストを務めたフレッチャーはレンタルビデオ屋の店長にあたる人物です。フレッチャーは売れないレンタルビデオ屋に誇りを持っており、取り壊しを図る役所と真向から挑みます。物語のあらすじでフレッチャーがリサーチで外出したことがきっかけとなり、マイクが店の運命を大きく変えるリメイク映画を製作することになります。
僕らのミライへ逆回転に関する感想や評価は?
4切なくなる映画
— がっかり子息 (@sisokudayo) March 1, 2019
僕らのミライへ逆回転
みんな大好きジャック・ブラックがやりたい放題!な序盤、手作り映画の製作過程が楽しい中盤ときて、後半でしんみり。
後半のドラマはぐっと胸に来ました。
映画への愛が詰まった幸せ切ない作品だった!めっちゃ好き!
映画僕らのミライへ逆回転を観た人からは笑いあり涙ありの面白い映画でだったという感想が寄せられました。映画僕らのミライへ逆回転の物語の序盤はコメディの要素が詰め込まれており、後半では少しシリアスなシーンが描かれています。この気持ちの緩急が多くの視聴者を惹き付ける要因となりました。
『僕らのミライへ逆回転』
— papiko (@papiko5656) July 23, 2018
最近話題のクマとゾンビの関連作品としてオススメされ鑑賞。B級映画製作コメディかと思いきや、そのB級を逆手に取った大傑作。まさかこれほど映画愛に満ちた作品とは。エンドロールが涙で滲む。なぜこれを映画館で観なかったのかと激しく後悔。 pic.twitter.com/RMN1wBsjjG
映画僕らのミライへ逆回転の物語は最初から最後まで映画への愛情が詰め込まれた作品となっており、大傑作作品として今現在も注目を集めている映画です。上記の感想の通り、僕らのミライへ逆回転は映画愛に満ちた作品となっていることから、映画をこよなく愛している方にとってはたまらない映画作品となっています。
僕らのミライへ逆回転のネタバレ感想まとめ
本記事では映画僕らのミライへ逆回転について物語の結末までのあらすじや映画に関する感想などをまとめてご紹介しました。映画僕らのミライへ逆回転はレンタルビデオ屋の存続のためにリメイク映画を製作するストーリーとなっており、笑いあり涙ありの大傑作映画作品として語り継がれています。
また感想にあった通り、映画愛に満ちた作品となっており、数多くの映画好きを虜にした作品でもあります。本記事を読んで、映画僕らのミライへ逆回転にご興味頂けましたら、是非一度映画僕らのミライへ逆回転をご覧ください。