2019年03月19日公開
2019年03月19日更新
キングコング髑髏島の巨神のネタバレあらすじ!ラストの結末・エンドロールまで解説
2017年に公開された映画「キングコング 髑髏島の巨神」のあらすじを結末までネタバレしていきます。映画「キングコング」シリーズの通算8作目となる今作は、キングコング以外にも様々な怪獣が登場する事が魅力となっており、ド派手な大怪獣バトルを見る事が出来ると同時にラストのエンドロールには深い秘密が隠されています。そこで今回は映画「キングコング 髑髏島の巨神」のあらすじをエンドロールも含んだ結末までネタバレし、実際に作品を観た視聴者による感想も紹介していきます。
目次
キングコング髑髏島の巨神とは?
「キングコング」といえばアメリカを代表する怪獣映画ですが、2019年現在シリーズ最新作となっている「キングコング 髑髏島の巨神」は今までの集大成とも言うべき作品となっており、かっこいいキングコングによる迫力満点の戦いが大きな魅力です。そこで、魅力を隅々まで伝えるためにも「キングコング 髑髏島の巨神」の映画情報や予告動画を紹介したうえで、結末までのネタバレあらすじをまとめていきます。
キングコング髑髏島の巨神の映画情報
「キングコング 髑髏島の巨神」は、ジョーダン・ヴォート=ロバーツが監督を務め、トム・ヒドルストンやブリー・ラーソンをはじめとする豪華キャスト陣が出演している事で話題になった怪獣映画作品です。映画「キングコング」シリーズの通算8作目であり、キングコングをはじめとする様々な怪獣が登場して派手な戦いを繰り広げる事が魅力となっており、人間も実際に存在する銃火器を使用して凶暴な怪獣に立ち向かっていきます。
ヴォート=ロバーツは子供の頃から日本のアニメや漫画を見て育ってきており、今回の「キングコング 髑髏島の巨神」は自分の集大成だと述べていました。特にスタジオジブリの映画作品「もののけ姫」を意識して全体のイメージを構成しており、怪獣達の住む島でそのイメージを垣間見ることが出来ます。撮影が行われたのはハワイやオーストラリア、ベトナムなどが主で、様々な場所がロケ地として使用されました。
キングコング髑髏島の巨神の予告動画
こちらが映画「キングコング 髑髏島の巨神」の予告動画になります。主要人物達が地図にも載っていない未知の島に楽しそうに調査に行くところから始まり、到着したかと思うと怪獣に襲われるというシーンや物語の要所となるシーンを紹介しながらあらすじが語られています。また最も重要な怪獣であるキングコングの姿も少しだけ見る事が出来ます。
キングコング髑髏島の巨神のあらすじネタバレ
あらすじネタバレ:巨大な猿
時は1944年、アメリカ兵のハンク・マーロウ中尉は太平洋戦争での空戦中に墜落し、とある島にパラシュートで降り立ちました。そこに同じくパラシュートで不時着した日本兵のグンペイ・イカリがハンクを追いかけた事で2人は交戦する事になります。激しい戦いの末、ハンクはイカリに地面に押さえつけられ、ナイフでとどめをさされそうになってしまいますが、そこに巨大な怪獣・キングコングが現れたのです。
あらすじネタバレ:集まったメンバー
時は流れて1973年、アメリカ合衆国がベトナム戦争から撤退した当日、特別研究機関「MONARCH(モナーク)」に所属する地質学者のウィリアム・ビル・ランダは新たに発見された未知の島・髑髏島の地質調査の為の資金と護衛を依頼すべくアル・ウィリス上院議員の元を訪れました。ウィリスはロシアの調査もする事を条件にしぶしぶ依頼を承諾し、ベトナム戦争から帰還中のプレストン・パッカード大佐の部隊を同行させる事にします。
また、ランダは助手のブルックスと共にバーに出向き、元特殊空挺部隊隊員で現在はフリーランスの傭兵として活動しているジェームズ・コンラッドを髑髏島の案内役として大金でスカウトし、コンラッドはその5倍の報酬を条件にその役を受ける事にします。さらに髑髏島を調査するチームが組まれている事を知った戦場カメラマンのメイソン・ウィーバーもスクープの予感を感じ、半ば強引にチームへと紛れ込む事に成功しました。
あらすじネタバレ:髑髏島の調査
そして集まった精鋭達を乗せた護衛艦「アテナ号」は髑髏島に向けて出発し、一同は綿密なミーティングと準備を進めながら何日かを過ごしました。最終的に決定した計画は、髑髏島に到着してからパッカードの部隊が攻撃用のヘリでサイズミック・チャージという爆弾と同じ爆発力を誇る起振弾を投下し、それによって得られるデータによって髑髏島の地下空間を徹底的に調査をするというものでした。
あらすじネタバレ:嵐に襲われる面々
出典: https://womo.jp
髑髏島の近くまで到着した一同でしたが、髑髏島の周りは低気圧による激しい嵐で包まれており、外界から完全に遮断された状態にありました。「アテナ号」の乗務員であった科学者によって髑髏島に乗り込む事は不可能だと判断されましたが、パッカードは自らの部隊の隊員と共にヘリで強行する事にします。そのヘリにコンラッド、メイソン、ランド、ブルックスも乗り込んで髑髏島の嵐へと突撃します。
ヘリは何とか暴風雨を掻い潜り、髑髏島の上空へと到着する事に成功しました。髑髏島は自然に囲まれた美しい場所で一同は感動を覚えますが、すかさずパッカードの部隊によってサイズミック・チャージが投下された事によって地上は火の海となってしまいます。コンラッドとメイソンはこの事を知らされていなかったため驚きますが、パッカードを止める事は出来ず、地上にいる鹿などといった野生の動物は逃げ惑います。
あらすじネタバレ:キングコングとの遭遇
出典: https://eiga.com
パッカード部隊の隊員達は音楽を聞きながら楽しそうに飛行していましたが、次の瞬間巨大な木が飛んできてヘリが串刺しになってしまいます。隊員達が困惑していると、そこに巨大な猿・キングコングが出現し、島を破壊された怒りによってパッカード部隊のヘリを次々と攻撃していきます。パッカードは部下を殺されていく様を見つめる事しか出来ずに、キングコングによって部隊のヘリはあっという間に全滅されてしまいました。
ヘリを破壊したキングコングはその場から立ち去って行きましたが、パッカードはこの時に多くの部下を失った事でキングコングへ強い恨みを持つようになり、必ず復讐を果たすと心に誓います。そして生存者であるコンラッドをはじめとするチームとパッカードが率いるチームは髑髏島のそれぞれ別の場所に不時着した事によって分断されてしまい、連絡も取る事が出来ない状態となってしまいます。
コンラッドと一緒に不時着したのはメイソンと、ブルックスやサン・リンをはじめとした数人の科学者、レグ・スリフコ兵曹長で、話し合いの結果コンラッドをリーダーに決め、元々3日後に全員で合流する予定であった北の岬を目指す事になりました。一方でパッカードは自分と共に不時着した生存者の兵士達と共に兵士の1人であるチャップマンのヘリに向かおうとしていました。
チャップマンのヘリは大型輸送となっていて、中には大量の武器が積まれていたので、パッカードは殺された部下達の復讐を果たすためにその武器を使ってキングコングと戦おうとしていたのです。
あらすじネタバレ:モナーク機関の正体
パッカード達がチャップマンの元へ向かっていると、途中でランダと合流しました。パッカードはキングコングのような怪獣がいる事を事前に知らされていなかったので、ランダを責めつつ激しく問い詰めると、モナーク機関は遥か昔から地球上に生存している巨大生物を調べるための組織で、今回の髑髏島も地質調査というのは表向きの理由であった事を白状し、キングコングがいる事も知っていたという事でした。
ランダは過去に船で航海をしている時に巨大生物に襲われた経験があり、その出来事から巨大生物に関しての興味が深まった事でモナーク機関を設立したのでした。パッカードは他に隠している事が無いかと問い詰めると、ランダは髑髏島に生息する巨大生物と戦うには訓練された騎兵隊が必要だと言い、パッカードは自分達がその騎兵隊だと述べたうえでキングコングと戦う強い意志を示しました。
あらすじネタバレ:姿を見せる巨大生物達
パッカード達は歩き出し、その途中で竹藪の中を進んでいると巨大な蜘蛛・バンブー・スパイダーが襲ってきて1人の隊員が殺されてしまいます。バンブー・スパイダーはさらに攻撃を仕掛けてきましたが、隊員達の必死の攻撃によって何とか撃退する事に成功しました。同じ頃、沼地を歩いていたコンラッド達は、巨大なスイギュウであるスケル・バッファローに出くわした事で一瞬構えますが、どうやら向こうに攻撃の意思はないようです。
スケル・バッファローはおとなしい性格のようで、こちらに関心を示さずにゆっくりと立ち去って行きましたが、コンラッド達はこの事で髑髏島にはキングコング以外にも巨大生物が生息している事を知るのでした。
あらすじネタバレ:生きていたハンク
コンラッド達が未知の巨大生物に警戒しながら進んでいると、石造りのとある遺跡に辿り着きました。すると突然、数人の髑髏島の原住民がやってきてコンラッド達の周りを取り囲んできました。コンラッド達も負けじと武器を構えて戦闘の体勢になり、一触即発の空気となります。しかしその時、割って入るように古びてボロボロになっている軍服を着た陽気な態度の老人が現れて、コンラッド達を制止してきました。
実はこの老人こそ1944年に髑髏島に不時着したアメリカ兵のハンク・マーロウで、28年もの間、原住民と共に平和に暮らしていたのです。ハンクはコンラッド達を原住民の集落へと招き入れ、そこで髑髏島について説明をし出します。ハンクによると、髑髏島には無数の巨大生物が存在し、その中でもひときわ巨大な体で王として君臨しているのがキングコングであり、キングコングは爆弾で島を荒らされた事を怒っているとの事でした。
さらにハンクは、危険な巨大生物はキングコングでは無く、スカル・クローラーだと説明してきます。スカル・クローラーとは巨大な爬虫類であり、髑髏島で最も凶暴な生物で、普段は島を守るキングコングによって抑制されていますが、もしもキングコングがいなくなるような事があればスカル・クローラーが外界へと出て行ってしまい、世界は危険にされされてしまうとの事でした。
スカル・クローラーは繁殖力が高いため無数に存在するという事でしたが、基本的には小型でキングコングの敵ではないようです。しかしスカル・デビルという大型のスカル・クローラーは段違いの力を持っており、キングコングの両親も争いの末に殺され、それによりキングコングはスカル・クローラー達に恨みを持つようになったという事です。そして日本兵のイカリもスカル・クローラー達に食い殺されたとの事でした。
ちなみにスカル・クローラーという名前はコンラッド達を驚かせるためにハンクが即興で考えたものです。その頃、誰とも違う地点に不時着していたチャップマンはたった1人でパッカード達を待っていました。するとそのすぐ近くにキングコングが現れた事でチャップマンは驚いてすぐに岩陰に隠れましたが、キングコングは気付いていない様子です。どうやらキングコングはヘリによる銃撃で傷ついた身体を川で洗いに来たようでした。
キングコングが川で傷を洗っていると、川の底からタコにもイカにも見える巨大生物であるリバー・デビルが姿を現し、キングコングに襲いかかりました。リバー・デビルは無数の触手をキングコングの身体に巻きつけて強い力で締めつけましたがキングコングの力には遠く及ばなかったようですぐに倒されてしまい、キングコングはその触手をちぎって食べながらどこかへと去って行きました。
あらすじネタバレ:スカル・クローラーの襲撃
チャップマンがジャングルにて身を隠しながらパッカード達を待っていると、地面から髑髏島の亡者であるスカル・クローラーが現れてチャップマンに向かって襲いかかってきました。
あらすじネタバレ:キングコングの意外な一面
コンラッドは救助地点である北の岬に行きたいという事をハンクに相談すると、ハンクは歩いて行くのはとても無理だと述べ、自分の飛行機をもとに脱出のために密かに作っていた船であるグレイ・フォックス号を使う事を提案します。しかしグレイ・フォックス号はまだ製作途中であったため、コンラッドと機械に強いスリフコの2人が手伝いながら急遽整備を開始しました。
その間メイソンは珍しい風景に見とれながらカメラで原住民の村を撮影していました。するとどこからかうめき声のようなものが聞こえたため向かってみると、そこには墜落したヘリの下敷きになっているスケル・バッファローの姿がありました。メイソンはヘリに手をかけて助けようとしますが女性1人ではどうにもなりません。するとそこにキングコングが現れてヘリを持ち上げ、特にメイソンに襲いかかるわけでも無く去って行きました。
あらすじネタバレ:スポア・マンティス
チャップマンがスカル・クローラーに襲われる前、ジャングルにいる時に、木々に擬態していた巨大な昆虫であるスポア・マンティスが姿を現しましたが、攻撃的では無いようですぐに何処かへと去って行きました。安心したチャップマンでしたがこの直後にスカル・クローラーに襲われて喰い殺されてしまいます。
一方でコンラッド達は原住民の村で一泊し、翌朝になると村人たちに別れを告げてイカリの形見である日本刀を持ったハンクと共にグレイ・フォックス号に乗り込んで北の岬へと出発しました。しかし川を渡っている途中で凶暴で巨大な鳥であるサイコ・バルチャーの群れに襲われた事で1人の科学者が食い殺されてしまいました。その後コンラッド達は何とかサイコ・バルチャーの群れを掻い潜り、パッカードとの通信も回復しました。
2組のチームは近くにいる事が分かった事で合流を果たし、チャップマンの船に武器を取りに行くというパッカードに従って全員でひとかたまりで行動する事になります。一行が進んでいると、あちこちに巨大な骨が散らばっている荒れ地を通る事になり、危険なガスが噴き出す危険な場所であったためコンラッドとハンクが迂回する事を提案しますが、パッカードはこの道が近道だと言い、鶴の一声でそのまま進む事になりました。
あらすじネタバレ:スカル・クローラーを討伐
するとそこにスカル・クローラーが現れた事で、一同はそれぞれ巨大な骨の陰に隠れました。スカル・クローラーは人間達に気付く事無くその場から立ち去ろうとしましたが、去り際に人骨を吐きだしていきました。コンラッドはその人骨に付いていた認識票を見た事で、チャップマンが死んだ事を知ります。その後、進もうとする一行でしたが、ランダが撮ったカメラのシャッター音に反応してスカル・クローラーが再び現れてしまいました。
スカル・クローラーはランダを一瞬で飲み込み、他の人間達にも襲いかかって来ました。さらには上空からサイコ・バルチャーの群れもやって来た事で一同は絶体絶命となってしまいます。コンラッドはハンクから渡された日本刀を使ってサイコ・バルチャーを次々と切り裂いていき、メイソンは地面から吹き出ているガスを利用してライターで爆発を起こし、スカル・クローラーを倒す事に成功します。
何とか難を逃れた一同でしたが、チャップマンが死んだ事が分かったためコンラッドは引き返す事を提案します。しかしパッカードはチャップマンの船まで向かって武器を回収し、キングコングを倒す事を強く命令してきたため、髑髏島からの脱出しようとするコンラッド組と、打倒キングコングを果たそうとするパッカード率いる軍人達はそれぞれ別行動をとる事になりました。
キングコング髑髏島の巨神のラスト・結末ネタバレ
ラスト結末ネタバレ:怒るキングコング
夜になり、コンラッドとメイソンが方角を調べるために岩山の頂上まで登ると、そこにキングコングが現れた事でコンラッドは驚きましたが、メイソンはキングコングが危害を加える生き物ではないと分かっていたため、キングコングの顔に優しく手を当てました。しかし次の瞬間遠くで爆発が起こり、怒ったキングコングは爆発の場所まで走り出しました。爆発はキングコングをおびき出すためにパッカードが起こしたものでした。
コンラッドやメイソン達もすぐにキングコングを追いかけて行きました。しかしパッカードはキングコングを倒すための罠を仕掛けて待ち構えており、キングコングがやって来た瞬間にセットしておいたナパーム弾をいっきに爆発させ、キングコングを火の海に閉じ込めました。キングコングはしばらく抵抗したものの、火の中で酸欠となってしまい、その場に倒れ込んでしまいました。
さらにパッカードは倒れたキングコングに爆弾を仕掛けてとどめを刺そうとします。キングコングと言えども絶体絶命かと思われたその時、コンラッド達がやってきて髑髏島の守り神を殺してしまったら世界が危険にさらされるという事を訴えました。それにより軍人達は構えていた銃を下しましたが、パッカードは変わらずキングコングに爆弾を仕掛ける事をやめません。
ラスト結末ネタバレ:スカル・デビルの襲撃
コンラッド達がパッカードを止められずにいると、突如水中からスカル・クローラー達のボスでありキングコングの宿敵であるスカル・デビルが姿を現した事で、その場に居た人間達は一斉に逃げ出しましたが、パッカードだけはキングコングを睨みつけたままその場から離れようとしません。するとその時、気絶していたキングコングが目を覚ましてすかさずパンチを放った事でパッカードは絶命しました。
スカル・デビルは人間達の一同を凄まじい速さで追いかけて来てきますが、追いついた瞬間に横からキングコングが登場してスカル・デビルに強烈なパンチをお見舞いしました。そしてキングコングとスカル・デビルの激しい戦いが始まりますが、スカル・デビルの強さは一線を画しており、キングコングは窮地に陥ってしまいます。
ラスト結末ネタバレ:メイソンを助けるキングコング
そこで人間達もキングコングを助けるためにスカル・デビルへの攻撃を開始し、グレイ・フォックス号に搭載されている機関砲を発射しました。メイソンは岩山の上でスカル・デビルを注意を逸らすために信号弾を撃ちました。隙が出来た事でキングコングはスカル・デビルを倒す事に成功しますが、岩山が崩れた事でメイソンが川に落ちて行ってしまいます。しかしすかさずキングコングが川に手を入れてメイソンを救い出しました。
一同がほっと胸を撫で下ろしたその時、倒されたと思っていたスカル・デビルが起き上がってメイソンもろともキングコングの手を飲み込もうとしました。しかしキングコングはスカル・デビルの舌を引きちぎって今度こそ息の根を止め、メイソンを地上に降ろすと立ち去っていきました。
ラスト結末ネタバレ:島を脱出
それからコンラッド達はグレイ・フォックス号に乗って北の岬に向かい、救出に来たヘリに乗って髑髏島から脱出し、キングコングも大きな咆哮で見送りました。そしてハンクは28年ぶりに愛する妻や息子と再会しました。以上が映画「キングコング 髑髏島の巨神」のラスト結末までのあらすじになります。
キングコング髑髏島の巨神のエンドロール解説
ゴジラやモスラなど日本の怪獣を紹介
映画「キングコング 髑髏島の巨神」のエンドロールでは、アメリカに帰ってきたコンラッドとメイソンが拘束されて、髑髏島で一体何があったのか尋問されます。決して口を割る気は無いコンラッドとメイソンでしたが、2人の前にブルックスがやってきて髑髏島以外にも多数のキングコングが存在する事を述べ、さらに数種類の怪獣が描かれた壁画を見せてきます。
映画「キングコング 髑髏島の巨神」のエンドロールでの壁画に描かれていた怪獣は、恐竜(ゴジラ)、蛾(モスラ)、翼竜(ラドン)、3つの首を持つ竜(キングギドラ)でした。このようにエンドロールでは日本の怪獣を紹介しており、世界観が同一であることを示唆しています。まさかのエンドロールで、映画「キングコング 髑髏島の巨神」の中でも大きな見どころとなるシーンが描かれていたため、視聴者からは多くの感想が寄せられました。
キングコング髑髏島の巨神の設定・伏線解説
地球空洞説とは?
映画「キングコング 髑髏島の巨神」では、あらすじでネタバレしてきたように髑髏島にヘリでサイズミック・チャージを投下して地質を調査した事により、髑髏島の地下が空洞になっている事が実証されていました。物語の時代背景は1973年ですが、実際に1973年に「空洞地球 史上最大の地理学的発見」という本がベストセラーとなり、地球は本当に空洞なのではないかという感想を持つ読者も少なくありませんでした。
秘密組織「モナーク」とは?
映画「キングコング 髑髏島の巨神」で、モナーク機関は未知の巨大生物を調査するために設立された組織だという事は前述しましたが、当時の大統領であるトルーマンによって1946年に設立されました。エンドロールでも描かれていた怪獣の壁画によって、世界中の巨大生物を追っています。
「モンスターバース」が展開?
映画「キングコング 髑髏島の巨神」のエンドロールでは日本の怪獣が描かれた壁画が登場しましたが、公開当時、多くの視聴者が続編を期待する感想を持ちました。そして2019年現在、実際に映画「キングコング 髑髏島の巨神」を1作目とした全3部作の「モンスターバース」構想が発表されています。
イカリグンペイの死の謎
映画「キングコング 髑髏島の巨神」に登場する唯一の日本人であるイカリ・グンペイは、ハンクと和解して髑髏島で平和に暮らしていましたが、コンラッド達が髑髏島を訪れるまでの間にスカル・クローラーによって殺されてしまったようです。
出来の良い映画パンフレット
映画「キングコング 髑髏島の巨神」のパンフレットは、多くの視聴者から高評価の感想を得ています。その理由はマニア向けな濃厚な情報量で、シリーズ最高の出来とも言われています。
キングコング髑髏島の巨神の登場人物・キャスト
ジェームズ・コンラッド/トム・ヒドルストン
映画「キングコング 髑髏島の巨神」の主人公で、今まででネタバレしてきましたが、元SAS大尉であり優秀なサバイバル能力を持っているため今回の髑髏島の調査のチームにスカウトされ、ラスト結末のエンドロールではモナーク機関に拘束されて怪獣の壁画を目撃したというジェームズ・コンラッドを演じたキャストはトム・ヒドルストンです。映画「アベンジャーズ」シリーズのロキ役としても知られています。
ハンク・マーロウ/ジョン・C・ライリー
映画「キングコング 髑髏島の巨神」のキーパーソンで、あらすじでネタバレしましたが、髑髏島に28年間住み続けたアメリカ兵で、ラスト結末のエンドロールではアメリカに帰還して妻や子供と再会したというハンク・マーロウを演じたキャストはジョン・C・ライリーです。声優としても活動しており、映画「シュガーラッシュ」シリーズのレット・イット・ラルフの声を担当しています。
メイソン・ウィーバー/ブリー・ラーソン
映画「キングコング 髑髏島の巨神」のヒロインで、あらすじでネタバレしてきたように、スクープを求めて髑髏島を調査するチームに無理やり加わり、ラスト結末のエンドロールではコンラッドと共にゴジラなどの怪獣の壁画を目撃したというメイソン・ウィーバーを演じたキャストはブリー・ラーソンです。現在は2019年3月公開の映画「キャプテン・マーベル」の主人公であるキャプテン・マーベル役として有名です。
プレストン・パッカード/サミュエル・L・ジャクソン
あらすじでネタバレしてきたように、米国陸軍の大佐であり、髑髏島で多くの部下をキングコングに殺されたため恨みを持つようになり、ラスト結末では自身もキングコングに殺されたというプレストン・パッカードを演じたキャストはサミュエル・L・ジャクソンです。名脇役俳優として知られており、「ジュラシック・パーク」や「星の王子 ニューヨークへ行く」などの多くの大作に出演しています。
ビル・ランダ/ジョン・グッドマン
出典: https://ciatr.jp
ビル・ランダがモナーク機関に所属する地質学者で、ラスト結末ではスカル・クローラーによって殺されてしまったという事はネタバレしましたが、演じているキャストはジョン・グッドマンです。声優としても人気で、「モンスターズ・インク」シリーズのサリー役を担当しています。
ヒューストン・ブルックス/コーリー・ホーキンズ
あらすじでネタバレしましたが、ランダの助手としてモナーク機関に所属しており、ラスト結末のエンドロールではキングコング以外の怪獣の存在を示唆していたというヒューストン・ブルックスを演じたキャストはコーリー・ホーキンズです。2019年現在ではテレビシリーズ「24:レガシー」の主人公であるエリック・カーター役に大抜擢され、活躍しています。
サン/ジン・ティエン
モナーク機関に所属している生物学者で、以前にも巨大生物を発見した事があるため今回の髑髏島の調査にも加えられたというサンを演じたキャストはジン・ティエンです。中国を中心に活動している女優で、2006年からは歌手としても活動しています。
キングコング髑髏島の巨神の怪獣達
スポア・マンティス
ナナフシのようにも見える巨大な昆虫で、あらすじでネタバレしましたが、樹木に擬態する能力を持っており、敵に遭遇すると素早い動きで逃げて行きます。実は頭部には硬い顎を持つ寄生虫が潜んでいます。
バンブー・スパイダー
竹林に住んでいる巨大な蜘蛛で、普段は高い位置で獲物を狙っており、あらすじでネタバレしましたが竹林を進んでいたパッカードの部下を足で突き刺して殺していました。最終的にはパッカードによって足を切断されてとどめを刺されるというラスト結末となっていました。
スケル・バッファロー
髑髏島に生息している生物の中でもおとなしい性格をしていて、あらすじでネタバレしたように、沼地から現れてコンラッド達を驚かせましたが危害を加えることはありませんでした。
スカル・クローラー
髑髏島に多くの個体が生息しており、あらすじでネタバレしたように凶暴な性格をしているため人間達やキングコングを見つけると長い舌と強い力で襲ってきます。長い年数の間キングコングと戦いを繰り広げています。
スカル・デビル
スカル・クローラーの親玉で、非常に大きな巨体をしており、あらすじでネタバレしてきたようにキングコングの両親を殺したためキングコングに深い恨みを持たれています。ラスト結末では人間達の協力もあって、キングコングによって倒されました。
リバー・デビル
タコともイカともとれる姿をした巨大な頭足類で、あらすじでネタバレしたように水中からキングコングに襲い掛かりましたが返り討ちに遭い、食べられてしまうというラスト結末を迎えていました。
キングコング髑髏島の巨神の吹き替えがひどい?
佐々木希による吹き替え
女優やモデルとして活躍している佐々木希がメイソンの日本語吹き替えを担当していますが、棒読みで下手だという視聴者の感想が多くあり、大不評となっています。2017年2月16日には公開アフレコも行われましたが、スタッフも「下手すぎる」という感想を持ってしまうほど不評で、「なぜ起用されたのか」という感想が視聴者から多く挙げられています。しかし「下手だからこそ良い」という感想を持つ視聴者もいるようです。
キングコング髑髏島の巨神の感想や評価
全編クライマックスで迫力満点という感想
キングコング観に行ってきたよ😊
— 尾崎菜々 (@nana_ozaki) April 21, 2017
全編クライマックス!!迫力満点でした💕#映画#キングコング#キングコング髑髏島の巨神 https://t.co/vF7S8Uy2Yf
映画「キングコング 髑髏島の巨神」はキングコングをはじめとする巨大生物達による戦闘シーンが多くあるため、迫力満点で興奮するという感想があります。また全てが重要シーンであるため、ラスト結末のエンドロールまで全編クライマックスという視聴者の感想もあります。
エンドロールも気を抜いてはいけないという感想
#キングコング_髑髏島の巨神 いや~面白かった!!(^o^)大トカゲの造形は、シン・ゴジラの第一(第二?)形態的な独特の怖さと気持ち悪さがあるなあと思ってたけど……ん?ゴジラ?モスラ?最後どういう事なの??とりあえずエンドロール後も気を抜いてはいけないやつ。
— Aki (@honey832_akixxx) August 31, 2017
映画館では、本編でのラスト結末が終わり、エンドロールが流れると席を立って帰ろうとする視聴者も少なくありませんが、今作は今までにネタバレしてきたようにエンドロールに続編を期待させる重要なシーンがあるので、気を抜いてはいけないという視聴者の感想があります。またラスト結末のエンドロールで見る事の出来るゴジラやモスラなどのお馴染みの怪獣の壁画には多くのファンが「素晴らしい!」という感想を持ちました。
早く続編が観たいという感想
『キングコング~ドクロ島の巨神~』を観てきました!!
— 葛西 純 (@crazymonkey0901) April 4, 2017
観賞後に記念撮影。
このテンションの高さを見れば、映画がいかに面白かったかわかるでしょう!!
早く続きが見たい!!#キングコング髑髏島の巨神 pic.twitter.com/cF3ivNdonN
エンドロールでは続編を示唆していた事はネタバレしましたが、当然ファン達は「早く続きが観たい!」という感想を持ちました。今まででネタバレしたように2019年現在のところ3部作の制作が決定しており、2020年5月29日に「ゴジラVSキングコング」が公開予定となっているため、「今作を超えてほしい!」と期待するファンの感想が多く挙がっています。
キングコング髑髏島の巨神のあらすじ・結末や感想まとめ
映画「キングコング 髑髏島の巨神」のあらすじをラスト結末のエンドロールまでネタバレし、視聴者による感想も紹介してきましたが、怪獣によるド派手な戦闘シーンや、人間関係によるドラマも描かれている魅力的な作品に仕上がっている事が分かります。今回のネタバレを含んだまとめを読んだ後にもう1度、映画「キングコング 髑髏島の巨神」を観てみるというのはいかがでしょうか?