ミクロキッズは子供も大人も楽しめるSFコメディ!あらすじや結末・感想まとめ

1989年に公開されたディズニー映画「ミクロキッズ」のあらすじや結末をまとめ、ファンによる感想なども紹介していきます。映画「ミクロキッズ」は、発明家であるウェインの発明品によって身体が小さくなってしまった子供達の非日常的な冒険という独創的な発想によって子供から大人まで楽しめるSFコメディに仕上がっており、人気を博した事でシリーズ化もされました。また当時子役であったトーマス・ブラウンなどの豪華キャストも出演しているので、キャスト陣についても併せて紹介していきます。

ミクロキッズは子供も大人も楽しめるSFコメディ!あらすじや結末・感想まとめのイメージ

目次

  1. ミクロキッズの映画とは?
  2. ミクロキッズの映画あらすじをネタバレ
  3. ミクロキッズの結末ネタバレ
  4. ミクロキッズの登場人物・子役などのキャスト一覧
  5. ミクロキッズに関する感想や評価は?
  6. ミクロキッズの映画ネタバレまとめ

ミクロキッズの映画とは?

ディズニー映画ミクロキッズシリーズの概要

ディズニー映画「ミクロキッズ」は、今までジョージ・ルーカスが設立した映画制作会社で働いていたジョー・ジョンストンによる初監督作品で、1800万ドルの製作費であったにも関わらず1億3700万ドルの興行収入を叩き出す大ヒットとなり、それによってシリーズ2作目「ジャイアント・ベビー/ミクロキッズ2」、シリーズ3作目「ミクロキッズ3」が制作されていく事になりました。

主役であるウェイン博士役のキャストに俳優としてもコメディアンとしても人気であったリック・モラニスが起用され、身体が小さくなって冒険をしていく事になる子供役には当時子役であったロバート・オリヴェリやトーマス・ブラウンが出演しています。また、日本でも知名度の高い人気作品であった事から「東京ディズニーランド」で「ミクロキッズ」を元にしたアトラクション「ミクロアドベンチャー!」が設置されました。

ミクロキッズの予告編動画

こちらがディズニー映画「ミクロキッズ」の予告編動画になります。ウェイン家はいつも発明と失敗を繰り返している事から騒音が鳴り響いているため、隣の家のトンプソン家の主人が怒鳴っている場面から始まります。ナレーションによる「ミクロキッズ」の物語の概要が語られながら、「物体縮小装置(ミクロマシン)」によって、トーマス・ブラウンやロバート・オリヴェリ演じる子供達が小さくなる瞬間なども見る事が出来ます。

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ミクロキッズの映画あらすじをネタバレ

あらすじネタバレ:サリンスキー家とトンプソン家

サリンスキー家の主人・ウェインは発明家であり、現在は「物体縮小装置(ミクロマシン)」という物体を小さくする装置を開発していましたが失敗続きで、今日もリンゴを小さくしようと試みるも粉々に破壊してしまいました。ウェインには仕事の出来る妻・ダイアンと、美人の長女・エミー、父と同じく発明が大好きな長男でエミーの弟・ニックという愛する家族がいました。

一方、サリンスキー家の隣人であるトンプソン家の父は子供に厳しいタイプで、今日も心優しい長男・ラスがフットボールチームを除名された事を怒っていました。ラスは父をうんざりに思っており、隣人のエミーに密かな恋心を抱いています。次男のロンも変わり者であったためトンプソン家の父は常に怒鳴っていましたが、母が穏やかな性格をしているためいつも父と息子たちの間に入り、何とかトンプソン家の平穏を保っていました。

あらすじネタバレ:装置

ある日、ロンが庭で打ったボールがサリンスキー家の屋根裏の窓を割って中に入り、そのボールがミクロマシンの上に乗ってレーザーの強度を丁度良い数値に調節した事で装置が完成します。しかしミクロマシンは自動で動きだし、部屋にあるソファや椅子などといった物を次々と小さくしていきました。そんな事が起こっているとは思っていないロンは窓を割った事を内緒にして逃げようとします。

しかし兄のラスに見つかってしまい、怒られた事で一緒にサリンスキー家に謝りに行きます。そしてサリンスキー家に着いたロンが、ニックと一緒にボールをとるため屋根裏へ上がると、作動中のミクロマシンによって2人とも小さくされてしまいます。1階にいたラスとエミーは弟たちがなかなか降りて来ない事で心配になって屋根裏に上がると、なんと2人もミクロマシンによって小さくされてしまいました。

4人の大きさはハエよりも小さく、ミクロマシンに乗っていたボールが落ちてしまい、電源が落ちてしまいます。そこに学会に行っていたウェインが帰宅してきて、子供達に掃除をしておくように言っておいたにも関わらず部屋が散らかっていた事でニックとエミーを探しに屋根裏に来ました。子供達は必死でウェインに向かって叫びますが、声も聞きとらないほど小さくなってしまっており、届きません。

ウェインはソファに座ろうとしますが、ソファは小さくなっていたためひっくり返ってしまいます。ウェインは学会でミクロマシンの事でなじられ、さらに大事なソファも無く窓ガラスも割れていた事で苛立ちが募り、ミクロマシンを叩き壊してしまいます。それを見た子供達は大声で止めようとしますが届きません。そしてウェインは散らばった部品を子供達もろともホウキで掃き、ビニールに入れて家のゴミ捨て場に捨ててしまいました。

あらすじネタバレ:冒険

ガラスの破片を使ってビニールの中から外へ出た子供達は、草の生い茂る庭がまるでジャングルのように見えた事で愕然とします。子供達はウェインの家に戻って元の姿に戻してもらおうとしますが、ニックによると自分達の身長は大体6ミリ、自宅までは25メートルである事から、4キロ歩く事と同じになると言います。みんなはがっかりしますが、仕方ないので小さな庭での大きな大冒険が始まります。

すると突然大きな川が流れてきました。それはサリンスキー家の愛犬・クワークのおしっこで、ニックはクワークなら自分達の声に気付いてくれると考えます。大声を出すとクワークが気付きこちらにやってきましたが、トンプソン家のネコもやってきてしまいクワークを追い返してしまいました。ニックはクワークに気付いてもらうために花に登りますが、花粉の中に落ちてしまい、蜂に花粉もろとも連れ去られてしまいました。

ニックを助けるためにラスも蜂に飛び乗りますが2人とも振り落されてしまい、エミーとロンの2人とはぐれてしまいます。ロンはエミーに向かってサリンスキー家の事を責めますが、エミーがミクロマシンが完成した事でサリンスキー家は金持ちになる事を告げると、ロンは掌を返したようにサリンスキー家を褒め称えました。

あらすじネタバレ:行方不明

一方で、ウェインとダイアンは子供達が帰ってこない事を心配していました。隣の家にも確認しに行くと、トンプソン家の子供達も帰って来ていない事を告げられて不審に思います。そしてウェインは急いで屋根裏部屋へと行き、小さくなったソファを見つけた事でやっと自分のミクロマシンが完成したのだと知ります。そして自分がゴミと一緒に子供達を庭へ捨ててしまった事に気付き、ムシメガネを使って庭を慎重に探し始めます。

しかしウェインは探している最中にホースが引っ掛かり、引っ張った事で水道の蛇口を開いてしまい、庭に水をまき散らしてしまいます。エミーとロンは突然の大雨があった事で石の陰に身を隠し、そこに走ってきたラスとニックも入ります。しかし大きな水のしずくが背後に落ちた事でエミーが泥の水たまりへと落ちてしまいます。ラスはエミーを助けるために自分も泥水へと入り救い出しますが、エミーは息をしていません。

あらすじネタバレ:アリが友達に

すぐにラスがエミーに人工呼吸をした事で、エミーは泥水を吐きだして意識を取り戻しました。その後、4人が空腹感を感じていると、ウェインが落としたクッキーの欠片が落ちてきた事でそれを夢中で食べました。するとそこにアリがやって来ました。みんなは隠れますが、ニックはアリに乗ればすぐに家に辿り着く事が出来ると提案します。そして4人はアリに乗り、早いスピードで家まで向かいました。

途中でアリが疲れてしまった事で、クッキーをあげて労い解放してあげる事にしますが、アリはロンに懐いてしまって離れようとしません。結局アリは4人の後をついてくるようになりました。

あらすじネタバレ:真実

トンプソン家は子供達の捜索願を出していました。そしてウェインはダイアンにミクロマシンの完成と、子供達を小さくしてしまった事を打ち明けます。ダイアンは気絶するほど驚き、ウェインと共に子供達を探しますが、トンプソン家にも隠している事は良くないという事で、隣人にも真実を打ち明けます。トンプソン家の主人は信じようとしませんでしたが、ウェインは必死でミクロマシンの復旧作業を始めます。

その頃、子供達は夜も更けてきた事でレゴブロックの中で就寝する事にします。エミーはラスに助けられた事で彼に惹かれ始め、心が通じ合った事で2人はキスをしました。すると突然サソリが襲ってきた事で逃げ惑う4人でしたが、アリが守ってくれます。アリは必死に戦いましたが、サソリに刺された事で死んでしまいます。その後4人は協力してサソリを撃退する事に成功しましたが、アリが死んでしまった事で深く悲しみました。

ミクロキッズの結末ネタバレ

結末ネタバレ:発見

朝になり、サリンスキー家にニックの友達のトミーが芝刈りの約束を果たすためにやって来て、芝刈り機を起動させます。すると芝刈り機のファンによって小さくなった子供達は家の玄関まで飛ばされ、愛犬のクワークに乗って家の中に入る事に成功します。ウェインは朝食のシリアルを食べており、ニックが誤ってシリアルの中に落ちてしまいました。

食べられそうになってしまうニックでしたが、クワークがウェインの足に噛みついたため難を逃れ、さらにウェインに発見してもらう事に成功します。子供達全員ウェインとダイアンに発見された事で、ウェインはすぐにトンプソン家にも知らせに行きます。そして大人たちはミクロマシンで子供達を元に戻そうとしますが、ミクロマシンを試し打ちしてみると、またもやリンゴを粉々にしてしまいました。

結末ネタバレ:元の姿へ

しかしニックがボールをミクロマシンに乗せる事を必死で訴えた事でウェインは強度の調節の事に気付き、子供達にレーザーを発射しようとします。しかしトンプソン家の主人は、いきなり子供達に撃つのは危険だという事で自分に向かって試し打ちする事を提案します。ミクロマシンはトンプソン家の主人の身体を小さくし、その後元の姿に戻す事に成功した事で、子供達も無事に元の姿に戻る事が出来ました。

そしてサリンスキー家とトンプソン家は、ミクロマシンによって大きくした食べ物で仲良くパーティーを開きました。以上がディズニー映画「ミクロキッズ」の結末までまとめたあらすじになります。

ミクロキッズの登場人物・子役などのキャスト一覧

ウェイン・サリンスキー/リック・モラニス

ウェイン・サリンスキーはディズニー映画「ミクロキッズ」の主人公で、物語の重要アイテムである「物体縮小装置(ミクロマシン)」の開発者である発明家で、頼りない部分もありますが天才です。ミクロマシンを作った事で子供達に冒険をさせる事になるきっかけを作ります。ディズニー映画「ミクロキッズ」シリーズすべてに登場しており、毎回シリーズの鍵を担う最重要人物となっています。

演じているキャストはリック・モラニスで、元々は1970年代からディスク・ジョッキーとして活動していましたが、その後コメディアンを経験し、俳優になりました。今回のディズニー映画「ミクロキッズ」シリーズのウェイン役のキャスト以外にも「ゴーストバスターズ」シリーズのルイス・タリー役のキャストとしても知られており、多くの話題作シリーズに主演キャストとして出演しています。

ダイアン・サリンスキー/マーシャ・ストラスマン

ダイアン・サリンスキーはディズニー映画「ミクロキッズ」の主人公・ウェインの妻で、仕事の出来るキャリアウーマンとして家計を支えています。シリーズ2作目の「ジャイアント・ベビー」にも登場し、夫の発明によるトラブルに立ち向かっていました。演じているキャストはマーシャ・ストラスマンで、子役として舞台で活動をした後に、1964年からテレビドラマに子役として出演していくようになりました。

その後多くの作品に出演していく中で、ディズニー映画「ミクロキッズ」は彼女の代表作となり、後述するトーマス・ブラウンなどの子役キャスト達の母親役という印象で世界中に知られるようになっていきました。テレビアニメの声優キャストとしても活動していくようになり幅広いジャンルに挑戦し続けましたが、2014年に乳がんのため66歳で亡くなりました。

ラス・トンプソン/トーマス・ブラウン

ラス・トンプソンはディズニー映画「ミクロキッズ」の主要人物で、小さくなった子供達の中で1番年上であるためみんなを守るために奮闘します。エミーに恋心を抱いていましたが、彼女を助けるために泥水に潜って助けた事をきっかけに相思相愛になります。

演じている子役キャストはトーマス・ブラウンです。トーマス・ブラウンは子役として活動をしていた時に「ミクロキッズ」のラス役の子役キャストに抜擢されて世間に名前が知られるようになっていきました。「ミクロキッズ」に出演してからは2001年公開の「パールハーバー」などの有名作品に出演していきました。トーマス・ブラウンは2019年現在も俳優として活動しており、アメリカを拠点としているようです。

ミクロキッズに関する感想や評価は?

久しぶりに見ると懐かしい!

ディズニー映画「ミクロキッズ」は当時大ヒットとなってシリーズ化した作品なので、久しぶりに見てみるととても懐かしい気持ちになるという視聴者の感想が多くあります。また、当時引っ張りだことなっていた人気俳優のリック・モラニスやトーマス・ブラウンなどの子役も含めたキャスト陣も懐かしさを強調させているようです。ちなみにトーマス・ブラウンは作中で唯一のイケメン俳優であったため人気も高かったようです。

ミクロキッズの映画ネタバレまとめ

ディズニー映画「ミクロキッズ」シリーズの第1作目「ミクロキッズ」のあらすじを結末までネタバレし、トーマス・ブラウンなどの子役を含めた豪華キャスト陣も紹介してきましたが、子役キャストの熱演によるワクワクする冒険物語であり、人気作品となっている理由が分かります。「ミクロキッズ」を観た事によってトーマス・ブラウンなどの子役キャストを現在でも応援しているファンも少なくないようです。

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