ちはやふるの映画ロケ地・聖地巡礼を紹介!滋賀の神社など撮影場所まとめ

「ちはやふる」は競技かるたに打ち込む少女の青春を描いた末次由紀原作の少女漫画です。2016年に「上の句」「下の句」の2部作として広瀬すず主演で映画化され、2018年3月に完結編の「結び」が公開されました。広瀬すずを始めとする若いキャスト達の瑞々しい演技が好評で、幅広い層に支持される映画となりました。今回は映画「ちはやふる」のロケ地、聖地巡礼について、滋賀の神社など主な撮影場所、またその他の地域のロケ地の詳細をご紹介します。

ちはやふるの映画ロケ地・聖地巡礼を紹介!滋賀の神社など撮影場所まとめのイメージ

目次

  1. ちはやふるの聖地巡礼をしよう!映画ロケ地を紹介!
  2. ちはやふるとは?
  3. ちはやふるの映画ロケ地とは?神社などの滋賀県の撮影場所を紹介!
  4. ちはやふるの映画ロケ地を紹介!その他の撮影場所とは?
  5. ちはやふるの映画ロケ地まとめ!

ちはやふるの聖地巡礼をしよう!映画ロケ地を紹介!

競技かるたがテーマの青春映画「ちはやふる」は原作の漫画、アニメも人気の作品です。ファンが多いため映画化で舞台に使用されたロケ地にも注目が集まりました。この記事では、映画「ちはやふる」の聖地巡礼におすすめのロケ地を詳しくご紹介します。滋賀のロケ地と滋賀以外のロケ地に分けて解説しますので、ロケ地巡りにお役立てください。

映画『ちはやふる -結び-』公式サイト

ちはやふるとは?

「ちはやふる」は、競技かるたに熱中する少女と仲間たちの青春を描いた漫画で原作は末次由紀です。2011年のアニメ化に続き、2016年3月19日に「上の句」、2016年4月29日に「下の句」の2部作が映画として公開され、2018年3月17日に完結編の「結び」が公開されました。

原作の漫画は講談社の雑誌「BE・LOVE」で2007年12月から連載がスタートしました。競技かるたという新鮮な題材と、少女漫画らしい恋愛も含めたストーリーで人気になり、2019年1月時点で連載は継続中です。

主人公の女子高生・綾瀬千早は、小学生の頃に出会った綿谷新の影響で競技かるたに目覚めます。新が転校した後もかるたへの情熱は消えず、高校生になった千早は幼馴染の真島太一と共に、かるた部を作るため奔走します。かるた部設立後は、全国高等学校選手権大会団体戦優勝という目標に向かって奮闘します。

かるた部員との友情、ライバルとの戦い、千早を見守る先生や恩師との交流と「ちはやふる」には青春映画の魅力が溢れています。「ちはやふる」のヒットで、競技かるたの知名度も高まり競技人口の増加にも影響を及ぼした作品になりました。

キャストは主演に広瀬すず、かるた部員に野村周平、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、幼馴染のかるた仲間に新田真剣佑、かるたクィーンに松岡茉優、かるた名人役に賀来賢人などフレッシュなメンバーに加え、師匠に國村隼、かるた部顧問に松田美由紀などベテラン勢が支え、映画版も原作同様に高い評価を受け人気作となりました。

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ちはやふるの映画ロケ地とは?神社などの滋賀県の撮影場所を紹介!

映画「ちはやふる」のロケの多くは滋賀で撮影されました。滋賀県大津市はかるたの聖地として知名度が高く、競技かるたの大会会場として使用される神社もあります。観光地としても魅力的な見どころがあり、ロケ地巡りを満喫できる場所が多い滋賀県。ここではロケ地に使われた滋賀の撮影場所をご紹介します。

近江神宮

滋賀県大津市の神社、近江神宮は「ちはやふる」の中でも印象的な撮影場所です。千早(広瀬すず)とかるたクィーンの詩暢(松岡茉優)が出会うのも近江神宮です。真っ赤な楼門が有名で、映画でも美しさが際立っていました。滋賀県大津市は百人一首で有名な天智天皇が7世紀に開いた土地で、近江神宮はその天智天皇を祭神として創建された神社です。

天智天皇は百人一首の最初の歌「秋の田の刈り穂の庵の苫をあらみ 我が衣では露にぬれつつ」を詠んだ人物ということで、大津市は競技かるたの聖地として有名になりました。近江神宮では毎年、競技かるた名人位・クイーン位決定戦、近江神宮かるた祭、全国高等学校かるた選手権大会、全日本大学かるた選手権大会など数多くの大会が開催されています。

近江神宮の住所は、滋賀県大津市神宮町1番1号です。JR大津京駅から徒歩20分、また京阪近江神宮前駅からは徒歩9分となっています。かるたの殿堂と称される神社は「ちはやふる」の聖地巡礼に欠かせない場所ですので、ロケ地巡りの際には是非訪れたい場所のひとつです。

近江勧学館

近江勧学館(おうみかんがくかん)は近江神宮の境内にある研修宿泊施設です。主に結婚披露宴や各種会合に使用されており、競技かるたの試合も近江勧学館内で行われています。「ちはやふる」では、全国大会の試合の様子、千早が周防名人(賀来賢人)に初めて会うシーンなどの撮影場所として使用されました。

近江勧学館では、映画の公開後、「ちはやふる」グッズの販売やポスター、サイン、台本の展示などで盛り上がっており、ファンには堪らない場所となっています。住所とアクセス方法は近江神宮と同じですので、神社に参拝した後に訪問してみてはいかがでしょうか。

龍谷大学 瀬田キャンパス

龍谷大学(りゅうこくだいがく)は京都にある私立大学で、京都と滋賀にキャンパスがあります。「ちはやふる」の撮影では、滋賀の瀬田キャンパスがロケ地として使用され、太一(野村周平)と周防名人のシーンが撮影されました。豊かな緑に囲まれた瀬田キャンパスは、1989年に設立された比較的新しいキャンパスです。

太一と周防名人が親交を深めていく場所となった龍谷大学 瀬田キャンパスの住所は、滋賀県大津市瀬田大江町横谷1番5号です。JR瀬田駅から帝産バスで約8分、または京阪本線中書島駅から京阪京都バス約30分になります。

台湾料理 味鮮

滋賀県大津市の台湾料理店 味鮮(みせん)では、太一と周防名人の食事シーンが撮影されました。太一が周防の記憶力の秘密に気づいたり、周防が太一の素性を知ることになったりと重要な場面で使われています。

台湾料理 味鮮の住所は、滋賀県草津市野路町469番6号です。JR南草津駅から徒歩10分ほどの場所にあります。駐車場はありますが狭いため注意が必要です。手頃な値段で美味しい料理が食べられると評判で、長年地元の人に愛されているお店です。

琵琶湖疎水

琵琶湖疎水は、琵琶湖の水を京都へ運ぶために整備された水路です。琵琶湖疎水の工事は明治23年に始まり、現在の数千億円に相当する大金が投じられた近代化への一大プロジェクトでした。明治27年に工事が終了するまで、延べ400万人の人員が作業に携わりました。琵琶湖疎水では、千早が原田先生(國村隼)の話を聞き、太一を想い走り抜けるシーンが撮影されています。

琵琶湖疎水は、市営地下鉄東西線御陵駅より徒歩5分の場所にあります。千早が走った水路沿いの道は桜並木が美しく絶好の散策路となっており、桜や紅葉の季節には多くの観光客が訪れる人気スポットです。

旧竹林院

旧竹林院(きゅうちくりんいん)は、完結編「結び」の撮影場所として使われました。旧竹林院は延暦寺の里坊のひとつで、格式の高い寺院でした。里坊とは隠居した僧侶が暮らす住居のことで、旧竹林院には庭園と2棟の茶室と四阿(あずまや)があります。

旧竹林院の住所は、滋賀県大津市坂本5丁目2番13号です。京阪電鉄の坂本比叡山口駅から徒歩10分、またはJR湖西線の比叡山坂本駅から徒歩20分となっています。「ちはやふる」のロケ地巡りを兼ねて、滋賀の歴史ある寺院を訪れてみてはいかがでしょうか。

びわ湖大津館

びわ湖大津館は、柳が崎湖畔公園にある文化施設で完結編「結び」のロケ地として使われたました。昭和9年に建てられた旧琵琶湖ホテル本館を復元改修し、2002年にびわ湖大津館としてオープンしました。隣接する敷地には広大なイングリッシュガーデンがあり、四季折々の花を楽しむこともできます。

びわ湖大津館の住所は、滋賀県大津市柳が崎5番35号です。JR大津駅、京阪電車びわ湖浜大津駅から江若バスで柳が崎を下車し徒歩3分、またはJR大津京駅から徒歩15分、京阪電車近江神宮前から徒歩15分となっています。クラシカルな昭和の香りを感じるびわ湖大津館は、琵琶湖観光のおすすめされているスポットです。

市立大津市民病院

市立大津市民病院は、滋賀県大津市にある総合病院です。太一が原田先生に悩みを相談しに行く場面が撮影されました。住所は滋賀県大津市本宮2丁目9番9号で、JR大津駅よりバスで約10分の大津市民病院前で下車、またはJR膳所駅、京阪膳所駅より徒歩で約10分になります。

ちはやふるの映画ロケ地を紹介!その他の撮影場所とは?

「ちはやふる」は滋賀で多くのロケが行われましたが、滋賀以外でも撮影されています。ここでは、その他の地域でロケ地となった学校や神社、撮影スポットをご紹介します。滋賀県のロケ地まで行くのは遠い方も「ちはやふる」の世界を感じられる場所となっていますので参考にしてみてください。

栃木県の旧足利西高校

栃木県の旧足利西高校は、映画やドラマのロケ地として有名な場所です。「ちはやふる」では主人公の千早や太一、かるた部のメンバーが通う瑞沢高校の撮影場所となりました。部室の様子など主に高校生活の映像が撮影された重要なロケ地です。足利西高校は元は女子高でしたが、統合により廃校になっています。

足利市は地域振興のため映像のまち推進課を立ち上げ、映画やドラマのロケ地として誘致する活動を行っています。「ちはやふる」以外にも、「君に届け」「一週間フレンズ」「今日から俺は!!」「心が叫びたがってるんだ」など数多くのロケ地になっています。嵐の「夏疾風」PV、乃木坂46の「何度目の青空か?」PV、欅坂46の「ガラスを割れ」PVなど、音楽関連の撮影にも使われました。

旧足利西高校は普段は立ち入り禁止ですが、あしかが映像まつり等のイベントの際に一般公開されることがあります。住所は栃木県足利市大前町103番11号、JR山前駅から徒歩30分、最寄りのバス停は大原神社前となっています。「ちはやふる」を始め多くの作品に使用されている人気のロケ地ですので、一般公開された時には是非足を運びたい場所です。

栃木県の足利織姫神社

栃木県の足利織姫神社は、足利市にある縁結び神社です。足利の守護神が奉られており、長年市民に親しまれてきました。境内からは関東平野を眺めることができます。「ちはやふる」では千早が石段を使ってトレーニングするシーンが撮影されました。

足利織姫神社の住所は、栃木県足利市西宮町3889番です。東武伊勢崎線足利市駅より徒歩30分、またはJR両毛線足利駅より徒歩30分となっています。足利織姫神社は織姫伝説のある神社で縁結びのご利益があるといわれていますので、ロケ地巡りをしながらお参りしてみてはいかがでしょうか。

栃木県の足利市民武道館

栃木県の足利市民武道館は、足利市にある施設で主に柔道や剣道、弓道などの伝統スポーツに使用されています。「ちはやふる」では競技かるた大会の撮影に使われました。この場所で太一は新(新田真剣佑)に再会します。住所は足利市西砂原後町1156番地です。

東京都の京王線北野駅付近

京王線北野駅は、東京都八王子市にある京王電鉄の駅です。この北野駅の踏切付近で千早と太一の撮影がありました。京王線は「ちはやふる」と縁が深く、2018年には京王電鉄と「ちはやふる」の原作漫画のコラボイベントのスタンプラリーが開催されています。

東京都の清水下小路

東京都府中市は「ちはやふる」の原作漫画、アニメで千早と太一が暮らす街として描かれています。映画でも府中市でロケが行われ、「ちはやふる」の世界を盛り上げていました。清水下小路も東京都府中市にあり、JR南武線府中本町駅と分倍河原駅間の線路沿いにある小路です。

清水下小路では、眠ってしまった千早を太一がおぶって歩くシーンが撮影されました。分倍河原から府中本町へ南武線の線路沿いに進むと、道幅が狭くなり、「ちはやふる」のシーンに登場する上り坂が見えます。勾配があり散歩をするのにちょうどいい小路です。

東京都の東府中駅

東京都の京王線東府中駅は、千早と太一たちが通う高校の最寄駅として使用されました。千早と太一がホームで電車を待つシーンや、京王線の車内も撮影に使われています。京王線の雰囲気が「ちはやふる」の作品とよく合っていて、監督も気に入っていたようです。

東京都のファーストキッチン京王府中駅ビル店

東京都府中市のファーストキッチン京王府中駅ビル店でも撮影がありました。京王電鉄の商業施設、京王府中ショッピングセンターは2018年11月に「ぷらりと京王府中」に名称を変えてリニューアルオープンしました。ファーストキッチン京王府中駅ビル店は、ぷらりと京王府中の1階にあります。お買いもののついでに立ち寄ってみるのもいいと言われています。

ちはやふるの映画ロケ地まとめ!

「ちはやふる」の映画ロケ地のまとめはいかがでしたでしょうか。「ちはやふる」は原作の漫画、アニメ、映画とそれぞれに多くのファンがいる大人気作です。映画は「上の句」「下の句」「結び」と3部作になっており、作品にボリュームがあるため、ロケ地もたくさんあります。

今回は滋賀、栃木、東京のロケ地をご紹介していますので、何度かに分けて聖地巡礼を楽しむことができます。また、映画のみのファンの方も、原作の漫画やアニメを見てみると更に「ちはやふる」の世界を味わえるのではないでしょうか。是非この記事を参考に、ロケ地巡りに挑戦してみてください。

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