プーと大人になった僕の評価とネタバレ感想まとめ!実写映画の評判は?

ディズニー制作の実写映画『プーと大人になった僕』は、児童小説原作のディズニー作品『くまのプーさん』のその後を描いた話題作です。記事では『プーと大人になった僕』を鑑賞した方のネタバレを含んだ評価や感想、作中でプーさんたちが言った心に刺さる名言を厳選して紹介。そのほかにも字幕版と吹替版のそれぞれのオススメ鑑賞理由など様々な角度から『プーと大人になった僕』の評価と感想を掲載しています。

プーと大人になった僕の評価とネタバレ感想まとめ!実写映画の評判は?のイメージ

目次

  1. プーと大人になった僕の評価とネタバレ感想が気になる!
  2. プーと大人になった僕はくまのプーさんの実写映画?
  3. プーと大人になった僕の感動する名言を紹介!
  4. プーと大人になった僕は吹き替え版と字幕版どちらがおすすめ?
  5. プーと大人になった僕の評価とネタバレ感想を紹介!
  6. プーと大人になった僕の評価とネタバレ感想まとめ!

プーと大人になった僕の評価とネタバレ感想が気になる!

「くまのプーさん」の続編『プーと大人になった僕』は、大人になったクリストファー・ロビンとプーの再会を描いだ実写映画です。あの「くまのプーさん」のその後を描いた実写化作品ということもあって気になってる方も多いのではないでしょうか?記事では感動したと話題の『プーと大人になった僕』のネタバレを含んだ感想や評価、字幕版と吹き替え版のおすすめ理由などを紹介しているので、ぜひ鑑賞の参考にしてみてください。

プーと大人になった僕はくまのプーさんの実写映画?

プーと大人になった僕の映画作品情報

2018年9月(米は8月)公開のウォルト・ディズニー制作の実写映画。A・A・ミルンの児童小説『クマのプーさん』(小説の邦題は「クマ」表記)を原作としたディズニー版『くまのプーさん』のその後を描いたファンタジー作品です。大人へと成長したクリストファー・ロビンとプーとの再会、そして忘れてしまっていた子供の頃の大切な何かを思い出すことがテーマとして描かれています。

監督を務めたのは『ネバーランド』や『ワールド・ウォーZ』で知られるマーク・フォースター。プーの声には米アニメ版プーさんの3代目を演じたジム・カミングス(ティガー役もジム)。大人のクリストファー・ロビン役に『スターウォーズ』のオビ=ワン役で知られるユアン・マクレガー(上記画像)が演じたことで話題を呼びました。

『プーと大人になった僕』の吹き替え版では、プー役にかぬか光明さん。ティガー役に玄田哲章さん。イヴリンに園崎未恵さんなどプロの声優が演じられているなか、主人公クリストファー・ロビンの吹き替えを担当したのは、『半沢直樹』や『真田丸』で主演を演じた人気俳優の堺雅人さん(上記画像)が演じられました。

プーと大人になった僕のあらすじ

イギリスの田舎に暮らす想像力豊かな男の子クリストファー・ロビンと大親友のクマのぬいぐるみプー。クリストファーはプーの暮らす100エーカーの森で仲間たちとともに仲良く遊んでいました。しかし、クリストファーがロンドンにある寄宿から学校を通うことになっため、「100歳になっても、きみのことは絶対に忘れない」と約束を交わし、プーと100エーカー仲間たちとお別れをすることになります。

上司にいびられながら会社で多忙な毎日を送るクリストファーのシーン。

それから年月が流れ、大人になったクリストファーはイヴリンと結婚をしてマデリーン(マドリン)を授かりました。しかし、会社員として多忙の日々を送るクリストファーは、家族と計画していた夏休みの旅行と上司による強制的な会社の出社が重なってしまい、家族と会社どちらを優先すべきか悩みます。

その頃、100エーカーの森で忽然と姿を消してしまった仲間たちを探していたプー。困り果てたプーは、親友のクリストファーに助けを求めるため魔法の扉でロンドンへと来てしまいます。十数年ぶりの再会に驚くクリストファーと喜ぶプー。しかし、魔法の扉が消えてしまったことでプーはロンドンへと取り残されてしまいます。

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プーと大人になった僕の感動する名言を紹介!

『プーと大人になった僕』は続編と実写という単語に目が行きがちですが、『くまのプーさん』にも引けを取らない感動する素晴らしいセリフが数多くあります。ここでは『プーと大人になった僕』の名言の中から厳選して5つ紹介。こちらの都合上により殆どの画像がセリフのシーンとは異なりますが、どの言葉も心に響く名言ばかりです。なお名言の紹介と説明にネタバレが含まれている可能性があることを踏まえた上でお読みください。

何もしないことは最高の何かにつながる

人は何かに努力したり苦労するなりして歩み続けることで自分が求める何かを得るものです。しかし、あえて「何もしない」をすることで忙しい日々で見えていなかったことが見えるようになり、次につながる「最高の何か」を得られるという意味が込められています。

ずっと働き詰めだったクリストファーは、久々に再会したプーたちを始めとした森の仲間たちと何もしない時間を過ごしたことで、家族や友達の大切さを思い出し、行き詰まっていた仕事もいい方向へと導き出せました。実はこのセリフ、少年時代のクリストファーがプーに言った言葉。大人になって忘れていた自分の言葉をプーが再び思い出させてくれた作中で一番多く使われている名言です。

行ったことのないところへ進まなきゃ

いつもと違う静けさが漂う100エーカーの森。目覚めたプーが外へと出てみると仲間たちの姿も見えず不安になります。どうするべきか迷ったプーは、森のなかで探し続けたり待つのではなく、次に進むため魔法の扉を使ってクリストファーに会いに行くという選択を選びました。

リスクの少ない、変化のない「無難な道」を選択するのではなく、どのような結果になるであれ自分が普段選ばない(選びたくない)ことを選んで「違う道」を進むことも大事だということが伝わる名言ですね。

風船は持っているだけで幸せになれるよ

「風船なんて何にも使えないだろう?」と赤い風船を欲しがるプーに呆れながら話すクリストファー。ところがプーが風船を持っていることで他のみんなが笑顔に幸せになります。

大人からすると「風船」は何も価値がないもの。しかし、子供からすると大切なおもちゃです。どんなモノにも価値はあり、また人によってモノの価値観は違います。一見すると価値がないものでも、その人にとっては大切なものだったり、意外な場所で役に立ったり幸せにしたりできるかもしれない、自分の判断のみで価値観を決めつけちゃいけないということがこの言葉から伝わります。

今日が一番好き

100エーカーの森で眠ってしまい、大事な会議当日がある明日(翌日)になったことに慌てふためくクリストファー。そんなクリストファーを見てプーは「今日は明日じゃなくて、今日だよ」と言い「今日が一番好き」と言います。

家族を連れて再び100エーカーの森に戻ったクリストファーに「今日ってなんの日?」とプーが問いかけます。クリストファーは「今日は今日だよ」と答えるとプーは「今日か、僕は今日が大好き」と言い、最後に「昨日、今日が明日だったとき、手が届かないものだと思ってたんだ」と言いました。

「今日」がとても大好きなプー。今日という日は今日しかない。明日や昨日などを考えて行動するのではなく、「今日」という一日一日を大切にして楽しもう(過ごそう)ということが「今日」を大切にするプーの言葉から伝わります。

君は君でしょ

何十年と時が過ぎ、大人として見た目や考え方が大きく変わったクリストファー。彼の「もう子供じゃないんだ」と言ったのに対し、プーは「君は君でしょ、大人になっただけで何も変わってない。クリストファーそのものだ」と返します。

大人になって会社や家庭など様々なところで社会人として振る舞うようになり、本当の自分を失いかけてしまいます。しかし、成長してどんなに大人として振る舞っても本質は子供の頃から何ら変わらない、成長して姿が変わっても自分は自分なんだよ、もっと自分を大切にして自分らしく生きてということが伝わる素敵な名言です。

プーと大人になった僕は吹き替え版と字幕版どちらがおすすめ?

洋画は字幕派、吹き替え派で好みが分かれており、中には作品によって使い分けてる方も大勢いらっしゃいます。『プーと大人になった僕』は、はたして字幕と吹き替え、どちらで鑑賞するのがいいのか?それぞれのおすすめ理由について紹介しています。

吹き替え版をおすすめする理由は?

ディズニーアニメ『くまのプーさん』の続編実写化ということもあり、お子さんと一緒に鑑賞をする方はもちろんのこと、アニメ作品を鑑賞したことがある方には、馴染みやすい吹替版をおすすめします。

この「くまのプーさん」は、ディズニー作品の中でも歴史ある長寿作品なので、世代によってキャラクターたちの声を担当した声優は異なります。今回の実写映画『プーと大人になった僕』も、プーを始め複数の声優が逝去されたなどを理由に交代されています。

声優の違いにあまり違和感は感じないかもしれませんが、アニメ版の鑑賞をした人の中には吹替版の声に違和感を感じる方もいらっしゃるはず。しかし、ティガー役の玄田哲章さんやオウル役の上田敏也さんなど初期の頃(初代ではない)から演じられたベテラン声優も『プーと大人になった僕』で同じ役を演じており、かぬか光明さんなど新しい声優にもすぐに慣れて純粋に作品を楽しむことができます。

ただし堺雅人さんの吹き替えの評価については多くの賛否が挙がっています。鑑賞した方の肯定的な感想として、「頑張って演じている」や「他作品で演じたときより上手くなっている」という評価がされていたので、堺雅人さんが特に気にならないのであれば吹き替え版を鑑賞してみてください。

字幕版をおすすめする理由は?

字幕版を鑑賞する方の多くは、役者や海外の声優の声が聴きたい、吹き替えをした日本声優や俳優の声にとらわれることなく、演じている役者の演技や表情が伝わりやすいといった理由などがあります。『プーと大人になった僕』でも、ユアン・マクレガーやジム・カミングス、トビー・ジョーンズ(オウル役)といったスターの声を堪能することができるという点でおすすめです。

字幕版を鑑賞する理由に吹き替えを担当した声優やタレントは合わないからというのがあります。特に話題作りのためのタレント起用で台無しになった作品も少なくないため、吹き替え版を懸念して字幕版を観る方もいらっしゃいます。

堺雅人さんが『プーと大人になった僕』でクリストファー・ロビンを演じたことに対する否定的な感想として「まんま堺雅人」「堺雅人の声にしか聴こえない」「棒読み」といった吹き替えへの技量不足を指摘する評価が多くありました。中には「堺さんの声が気になって集中して見れない」という声もありました。もし堺雅人さんの声が無理そうなのであれば必ず字幕版で鑑賞することをおすすめします。

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プーと大人になった僕の評価とネタバレ感想を紹介!

『プーと大人になった僕』を鑑賞した多くの感想は、「感動した」「泣ける」「プーさんがかわいい」「実写をなめていた」「プーさんのセリフが奥が深い」など感想は好感触で、失敗しやすいアニメの実写化作品で高い評価を受けています。ここでは『プーと大人になった僕』を鑑賞をした方のTwitterによるネタバレを含んだ感想と評価を紹介していきます。

上記の方の『プーと大人になった僕』の評価と感想は、書類の入ったカバンと風船のシーンに感銘を受け、『プーと大人になった僕』に感動されたことがよく伝わる感想をTweetされていました。

ネタバレとして、会議に使う大事な書類が入ったカバンを無くなったことで落ち込むクリストファーに「風船よりも大切なものなの?」と何が一番大切なのか、本当に大切なのはなにか?を問いかける社会人にとって考えさせられるプーの一言です。

上記の方の『プーと大人になった僕』の評価と感想は、感動して満足されたことがよく伝わる評価をされています。この「ラストに『半沢直樹』展開」に関してのネタバレ説明ですが、クリストファーが勤める会社の社長の息子で上司のジャイルズは、クリストファーをいびり倒し、あごでこき使うとても嫌な性格の上司。

クリストファーがプレゼンをしているシーン

物語の終盤、クリストファーのプレゼンをジャイルズが却下するも社長が快く同意し企画が通ります。しかもその後ジャイルズは、部下に働かせてる間にゴルフをしていたことがバレて大目玉を食らいます。このときの吹替版のクリストファーのプレゼンシーンがまさに半沢直樹のセリフのようで、その後の上司に一泡吹かせるという展開から、このような感想を書かれたのではないでしょうか?

この終盤の「半沢直樹」みたいだという感想を述べた方は、そのほかにも数多くいました。今回のクリストファー・ロビンの吹き替えに堺雅人さんが起用されたのには、物語の一部展開と半沢直樹が重なる部分があり、あえて半沢直樹を意識して堺雅人さんが選ばれたのでは?という見解ができます。

上記の方の『プーと大人になった僕』の評価と感想は、期待していただけに作品の世界観に馴染めなかった否定的な評価と感想をされてますが、最後のシーンに関しては褒めています。ネタバレ説明ですが、最後に何もしないをするため冒頭の少年時代と似た構図で、何もしないクリストファーとプーが語り合うシーンがあります。

クリストファーとプーの映画ラストシーン(エンドクレジット手前)

作品のテーマの一つでもある「何もしない」を手く取り入れた感動的シーン。映画の宣伝動画にも使用されているクリストファーとプーの座って語り合うシーンは物語の締めくくる大事な場面であり、最後に画面が引いて小さく映ったクリストファーとプーと横に添えられた大きな木のシーンがとても綺麗だと絶賛される感想もありました。

上記の方の『プーと大人になった僕』の評価と感想は、物語にとても感動したことが伝わる感想と評価をされていました。このエンディングでのリチャード・シャーマンに関するネタバレの説明ですが、まずリチャード・シャーマンさんは著名な作詞・作曲家で、ディズニー作品にも数多くの作品を提供してきました。『プーと大人になった僕』でも3曲の楽曲を提供されています。

エンディングクレジットでは、ウィンズロウ社(クリストファーが勤めている会社)の従業員がビーチで過ごしているシーンの中でリチャード・シャーマン本人がピアノを弾いているシーンも見ることができます。リチャード・シャーマンさんは御年90歳のベテラン音楽家。エンディングで流れる曲も素晴らしいので、エンドクレジットも含めて最後までご覧になることをおすすめします。

当然ながら『プーと大人になった僕』への否定的な評価も少なくありません。上記の方は、サラリーマン目線としてクリストファーに共感をしてしまい、プーたちが仕事の邪魔をしたり、大事な書類がないシーンが気になって楽しめなかった模様です。似たような感想された方が意外と多く、忙しい社会人にこそ観てほしい作品ではありますが、サラリーマンの大変さを知ってるからこそクリストファーに共感してしまうのかもしれません。

プーと大人になった僕の評価とネタバレ感想まとめ!

映画『プーと大人になった僕』は、プーさんの続編の実写化という枠にとらわれない考え深い素晴らしい名言や泣けるシーンが数多くあり、子供というよりも大人にこそ観てほしい良作です。作品の好みや吹き替えに対する賛否はあるものの決して駄作ではないので、記事を読んで作品に興味を持ったのならぜひ一度鑑賞してみてはいかがでしょうか?それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。

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