2018年09月07日公開
2018年09月07日更新
プーと大人になった僕の映画あらすじは?堺雅人など日本語吹き替え声優も紹介
ディズニーアニメーション作品「くまのプーさん」の初の実写化映画で話題となっている映画『プーと大人になった僕』が間もなく公開します!誰もが知っている大人気のくまのキャラクター・プーさんと、大人になったクリストファー・ロビンの再会から物語がスタートする感動的な作品です。本記事では映画『プーと大人になった僕』のあらすじや日本語吹き替え声優、また可愛い映画のオリジナルグッズについてご紹介いたします。
目次
プーと大人になった僕の映画あらすじを紹介!日本語吹き替え声優とは?
堺雅人が主人公のクリストファー・ロビンの声優を務めることで話題となっている映画『プーと大人になった僕』。誰もが見たことのあるディズニーアニメーション作品「くまのプーさん」の初の実写化映画になります。本記事では『プーと大人になった僕』の映画あらすじや日本語吹き替え声優について調査しました。
プーと大人になった僕とは?
日本で2018年9月14日より公開となる映画『プーと大人になった僕』は、1926年にA・A・ミルンが執筆した「クマのプーさん」と、ディズニーアニメーション作品「くまのプーさん」が原作となっている作品です。本場アメリカでは、日本より一足先の2018年8月3日に公開されており、公開後の週末興行収入ランキングが2位になっています。
『プーと大人になった僕』の監督は「ネバーランド」や「007 慰めの報酬」を手掛けたマーク・フォースターが、主演のクリストファー・ロビン役を「スター・ウォーズ」や「ムーラン・ルージュ」などの作品で有名なユアン・マクレガーが務めています。
原作は児童小説「クマのプーさん」
原作である児童小説の「クマのプーさん」は、作者の息子であるクリストファー・ロビンが1歳の誕生日プレゼントにもらったクマのぬいぐるみをモデルに作られた物語になっています。クリストファー・ロビンとクマのぬいぐるみ「プー」や100エーカーの森に住んでいる仲間たちとの心温まる日常を描いたストーリーになっています。
映画『プーと大人になった僕』はこの原作から数十年後のお話を実写映画化したものになります。この原作で少年だったクリストファー・ロビンが大人になり、家族を顧みずに仕事に追われる多忙な日々を過ごしている中、ひょんなことからプーに再会することから物語が動き出します。
プーと大人になった僕の映画あらすじを紹介!
ディズニーアニメーション作品でも大人気の「くまのプーさん」の初の実写化として話題となっている映画『プーと大人になった僕』。続いては気になる映画のあらすじをご紹介します。映画を見る前にあらすじを読んで予習をしましょう!
親友のプーとの別れ
イギリスの田舎に住む主人公のクリストファー・ロビンは幼い頃から想像力豊かな少年で、お気に入りのクマのぬいぐるみのプーとその仲間たちと楽しく遊んでいました。しかしロンドンにある学校へ転校することになり、親友のプーやティガー、ピグレットなど100エーカーの森の仲間たちとお別れする時が来てしまいました。「君たちのことは忘れない」という約束を交わし、クリストファー・ロビンはロンドンへと旅立っていきます。
出典: http://po-co.net
しかし親元を離れて来たロンドンの学校での厳しい指導や教育、さらには世界を巻き込む戦争への出兵などを経験して、クリストファー・ロビンは気が付けばその豊かな想像力を失ってしまい、プーや100エーカーの森の仲間たちのことを忘れていってしまいました。
大人になったクリストファー・ロビン
親友のプーとお別れしてから十数年の時が過ぎ、クリストファー・ロビンは建築家のイヴリンと結婚して、娘のマデリンを授かり、順風満帆な人生を過ごしていました。しかし戦後の経済危機真っただ中、クリストファー・ロビンは家族との時間を大切にせず、仕事に没頭する日々が続きます。
そんな中、クリストファー・ロビンが勤める会社が営業不振に陥り、社員の2割を解雇しなければならない状態となっていました。クリストファー・ロビンはリストラ担当者に任命されてしまい、高圧的な上司の命令で週末も仕事をしなければいけなくなり、家族との旅行の予定をやむを得なくキャンセルしました。家族から「家族はどうなってもいいのか?」と問われ、クリストファー・ロビンは仕事と家族の板挟みに苦悩します。
一方その頃、プーは100エーカーの森で忽然と姿を消してしまった森の仲間たちの行方を探していました。プーは「クリストファー・ロビンなら仲間がどこにいるか分かるかもしれない」と考え、魔法の扉を通って、クリストファー・ロビンのいるロンドンへと向かいます。しかし、普段森で暮らしているプーにとって都会のロンドンは不慣れな場所で疲れ果ててしまい、公園のベンチで休憩をすることにしました。
再会した2人
社員のリストラを何とかして回避する方法はないかと考えていたクリストファー・ロビンは、頭を抱えながら公園のベンチに腰を下ろします。すると、どこかから自分の名前を呼ぶ懐かしい声が聞こえてきます。後ろを振り返ると、そこにはかつての親友・プーの姿があり、2人は数十年ぶりに再会を果たします。仲間を探して欲しいと悲しんでいるプーを連れ、クリストファー・ロビンは思い出のつまった100エーカーの森へと向かいました。
100エーカーの森に到着したクリストファー・ロビンは、ピグレットやティガー、イーヨー、カンガとルーの親子などの居場所を無事に探し、仲間たちと楽しい時間を過ごしました。クリストファー・ロビンは仲間たちとの再会に喜びながらも、仕事に戻らないといけないことを思い出し、悲しむプーたちに背を向け、急いでロンドンに戻ります。しかし100エーカーの森に、仕事で使う重要な書類を忘れてきてしまっていたのです。
追いかけるプーたち
クリストファー・ロビンの忘れ物に気が付いたプーたちは、慌てて100エーカーの森を飛び出し、親友の後を追ってロンドンへと向かいました。そんな中、プーたちはクリストファー・ロビンの娘のマデリンと出会います。父親のクリストファー・ロビンが描いたイラストとプーたちがそっくりだったことから、彼女は目の前に現れたぬいぐるみたちが父親から話に聞いていたプーたちだと認識します。
親元から離れた寮のある学校に進むようにと父親から諭されていたマデリンは、家族の元から離れたくない思いから、父親を説得しようとプーたち一行に参加し、共にクリストファー・ロビンを追いかけます。親友・プーとの再会をきっかけに、主人公のクリストファー・ロビンが忘れてしまっていた、人生の中で「本当に大切なモノ」を思い出す物語です。
以上が『プーと大人になった僕』のあらすじになります。あらすじ読んだだけでもドキドキして続きが気になってしまう物語。書類を届けるために森から飛び出したプーと、娘のマデリンたちは果たしてどうなってしまうのでしょうか?映画公開が今からとても楽しみです!
プーと大人になった僕の日本語吹き替え声優を紹介!
あらすじに続いて、『プーと大人になった僕』の日本語吹き替えを担当した声優のご紹介をします。
堺雅人/クリストファー・ロビン
主人公のクリストファー・ロビンの吹き替え声優を担当したのが堺雅人になります。「リーガルハイ」や「半沢直樹」など大ヒットドラマに出演している俳優で、妻は女優の菅野美穂です。2016年にはNHK大河ドラマ「真田丸」で主人公・真田信繁を演じ話題になりました。
声優としては様々なアニメに出演経験があり、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の白鳥麗次役や「手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく」のチャップ役など、有名作品に出演しています。実写映画の吹き替え声優としては本作『プーと大人になった僕』が初挑戦になります。
出典: https://eiga.com
2018年9月5日には映画『プーと大人になった僕』のジャパンプレミアが東京で行われ、主演を務めたユアン・マクレガーと日本語版吹き替え声優を務めた堺雅人が共に登壇しました。その際、ユアン・マクレガーが「堺雅人が出演する作品が英語圏で公開される際は、ぜひ自分が声優を務める」との発言をしています。
かぬか光明/プー
クリストファー・ロビンの親友でクマのぬいぐるみ・プーの吹き替え声優を担当したのが、かぬか光明になります。特徴ある役や変わった役を多くこなしており、「弱虫ペダル」や「ケロロ軍曹」など様々な人気アニメ作品に出演しています。プーさんの声優としては、2013年に死去した亀山助清から引き継いで担当しています。
プーさんの声優は今まで様々な人物が担当してきました。ポニー版の初代が山田康雄、ポニー版の2代目が吉村よう、ブエナ・ビスタ版の初代が八代駿、ブエナ・ビスタ版の2代目が亀山助清となっており、かぬか光明は実質5人目のプーの担当声優となります。
原語版の『プーと大人になった僕』ではジム・カミングスがプーの声優を担当しています。プーさんの声優として3代目であり、なんと同作のキャラクター・ティガーの声優も同時に務めています。様々なディズニーアニメーション作品に出てくるピート役や「ライオンキング」のエド役など、ディズニーアニメーション作品にとって欠かせない声優となっています。
玄田哲章/ティガー
いつも陽気なお調子者で、飛び跳ねる事が大好きなトラのぬいぐるみ・ティガーの吹き替え声優を担当したのが、玄田哲章になります。野太い低い声が特徴で、数々の洋画の吹き替え声優をしており、中でもアーノルド・シュワルツェネッガーの声のほとんどを玄田哲章が担当し、永久専属として公認されています。
玄田哲章はその他も様々なアニメーション作品に声優として参加しており、「クレヨンしんちゃん」のアクション仮面役や「シティーハンター」の海坊主役などが代表作として挙げられます。
石塚勇/イーヨー
お人好しで、自分のしっぽをよく失くしてしまうおっとりした性格のロバ・イーヨーの吹き替え声優を担当したのが石塚勇です。4人組の音楽グループ、ザ・キングストーンズのメンバーの1人で「グッド・ナイト・ベイビー」や「暗い港のブルース」などの代表曲を持ちます。1997年から第3期メンバーとして同グループに所属しています。
アニメ「くまのプーさん」シリーズではイーヨーの歌唱部分を担当していましたが、映画『プーと大人になった僕』ではイーヨーの声を担当することとなりました。その他にも海外アニメ作品に声優として参加しているとの情報もあります。
原語版の『プーと大人になった僕』ではブラッド・ギャレットがイーヨーの声優を担当しています。身長が高い個性派俳優で、特徴的な声を生かして声優としても大活躍しています。スタジオジブリ作品の「紅の豚」やディズニーアニメーション作品「塔の上のラプンツェル」など数々の人気アニメ作品に出演しています。
小形満/ピグレット
臆病ですが心優しく、プーのことが大好きなコブタ・ピグレットの吹き替え声優を担当したのが小形満です。「くまのプーさん」シリーズでは小宮山清の降板後を引き継いでピグレット役の専属声優となっています。1990年代から声優として活躍しており、「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」や「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」など様々な人気作品に参加しています。
原語版の『プーと大人になった僕』ではニック・モハメッドがピグレットの声優を担当しています。イギリス生まれでコメディアンとして活躍しています。
その他のキャラクターの声優は?
他のキャラクターについては日本語吹き替え版の声優の発表はまだされていません。言語版ではフクロウのオウル役をトビー・ジョーンズ、うさぎのラビット役をピーター・カパルディ、母親カンガルーのカンガをソフィー・オコネドー、子供カンガルーのルー役をワイアット・ディーン・ホールが務めています。
以上『プーと大人になった僕』の日本語吹き替え声優のご紹介でした。歴代の「くまのプーさん」シリーズに携わる声優や堺雅人の起用で、吹き替え版も期待大です!
プーと大人になった僕の映画オリジナルグッズを紹介!
最後に『プーと大人になった僕』の映画オリジナルグッズをご紹介します。魅力的な作品にぴったりのグッズが盛りだくさんです!
映画の前売券と限定デザイングッズがセットとなったものがセブンイレブン・セブンネット限定で発売されています。プーやイーヨー、ティガーなど100エーカーの森の仲間たちが描かれたキャンバスアート風のパスケースで、「くまのプーさん」のメインカラーである赤色が差し色になっています。
ファッションアクセサリーブランド「ケイウノ」より、『プーと大人になった僕』をモチーフにしたピアスやネックレスが発売されます。はちみつのツボをイメージしたものや、英国紳士の必需品・シルクハットにすっぽり入ったプーさんなど、可愛らしいデザインのものが揃います。
アニメのプーさんとは一味違った、映画『プーと大人になった僕』のプーをイメージしたぬいぐるみも登場!落ち着いた色合いで、少しノスタルジックな雰囲気のテディベアになります。
はちみつカラーのべっ甲風フレームがおしゃれな腕時計をつければ、いつもでプーさんと一緒の気分になれます。12を指す位置には、「くまのプーさん」シリーズに欠かせない可愛いらしいみつばちが配置されています。
以上映画オリジナルグッズのご紹介でした。ぜひ、今しか手に入らない限定グッズを手に入れましょう。
プーと大人になった僕の映画あらすじまとめ!
本記事では映画『プーと大人になった僕』のあらすじや吹き替え版声優について調査していきましたが、いかがだったでしょうか?幼い頃に絵本やアニメで慣れ親しんだ「クマのプーさん」を、大人になってからもこの映画で再び楽しむことができます。今から公開まであと少し!ぜひ劇場でご覧ください。