パーフェクトワールドの映画あらすじをネタバレ！出演キャストは？【岩田剛典】

映画「パーフェクトワールド～君といる奇跡」は、2018年10月5日に全国で公開されました。EXILE、三代目J Soul Brothersを兼任しパフォーマーとしても活動している岩田剛典と、実力派若手女優の杉咲花がダブル主演する感動的な恋愛映画という事で話題になりました。パーフェクトワールドの原作は漫画で、現在も連載されています。

パーフェクトワールドは、障害というハンデを背負った人の恋愛やその苦悩、どう乗り越えていくのかといった内容で感動を呼びました。この記事ではパーフェクトワールドのあらすじやキャストについてをまとめ、紹介しています。多少のネタバレをを含んでいるのでご注意下さい。

パーフェクトワールドの原作となっているのは、有賀リエによる恋愛漫画です。講談社コミックスkissで2014年5月号から連載されています。障害を持つ相手との恋愛に感じるハードルをテーマとしていて、真摯に向き合い描かれている事から読者の支持を得ました。パーフェクトワールドは現在も連載中の作品で、2018年9月の時点で8巻まで発売されています。原作では、つぐみと樹の関係が高校の同級生になっています。

主に20代女性からの支持を大きく集めたパーフェクトワールドは、原作者有賀リエが実際の身体障害者や関係者に取材をして描かれました。少女漫画にありがちな、身体障害を大きな不幸の要素としては扱わずに淡々と物語は進んでいきます。パーフェクトワールドは世界10カ国で翻訳出版され、フランスの漫画雑誌「Amimelando」では、編集部セレクションと一般投票の両方で2016年のベスト少女漫画を受賞しました。

映画パーフェクトワールドは2018年10月5日に公開されました。監督は柴山健次、岩田剛典と杉咲花のダブル主演です。杉咲花にとっては今作が映画初主演の作品となりました。映画パーフェクトワールドは原作と異なり、つぐみは樹の後輩という設定になっています。主題歌を担当したのは岩田剛典と同じ事務所のE-girlsで「PerfectWorld」という曲名です。この映画の為に書き下ろされました。

以降の記事では、パーフェクトワールドのキャストについてを紹介し、あらすじネタバレも紹介していきます。

パーフェクトワールドの主人公とヒロイン、そして2人を取りまく主なキャスト達をネタバレ紹介していきます。

突然の不幸な事故で身体に障害が残り、車椅子での生活になってしまった鮎川樹を演じたのは岩田剛典です。1989年3月6日生まれの29歳、愛知県名古屋市出身です。EXILE、三代目J Soul Brothertsのパフォーマーとしても活躍中で、多くの女性から支持されています。近年、俳優としての活動を積極的に行い2018年4月に放送されたテレビドラマ「崖っぷちホテル」で主演を務めました。

映画パーフェクトワールドは、岩田剛典が主演する3本目の作品です。「植物図鑑～運命の恋ひろいました」「去年の冬、きみと別れ」とはまた違った役柄で、障害を抱える主人公の鮎川樹を真摯に演じています。近年の演技は高評で、今後の活躍が益々期待されています。

樹と再会し、樹の持つ障害を受け止め支えていこうと決意するヒロインを川奈つぐみを演じたのは杉咲花です。1997年10月2日生まれの21歳、東京都の出身です。2006年から芸能活動を始めていて、「夜行観覧車」「MOZU」等でその演技力が注目されていました。2016年に出演した映画「湯を沸かすほどの熱い愛」では最優秀助演女優賞を受賞し、更に注目を集めます。

映画パーフェクトワールドは、杉咲花にとって初の映画主演作品になっています。樹に想いを寄せ、強い意思で樹を支えていく川奈つぐみを好演しました。テレビドラマ「花のち晴れ」では主演を務め、若い世代にも名前が浸透しました。今後も代表作がどんどん増えていく事が期待されている注目の若手女優です。

高校生時代の同級生で、つぐみに想いを寄せる是枝洋貴を演じたのは須賀健太です。1994年10月19日生まれの24歳、東京都江戸川区の出身です。1998年から芸能活動をしていて、2002年のドラマ「人にやさしく」で注目を集めます。以降、様々なドラマや映画に出演しています。近年では舞台の出演も多くなり「ハイキュー！！」では主演も務めました。様々な分野で活躍しています。

パーフェクトワールドに登場する是枝洋貴は、地元に帰省中のつぐみと再会した後アプローチを開始する人物です。是枝は高校時代つぐみに想いを寄せていましたが、その思いは告げられませんでした。子役時代のイメージを払拭出来ず悩んでいた時期もあった様ですが、時間が解決すると気が付き吹っ切れたそうです。脇役も主演もこなすマルチな才能を発揮しています。

樹のリハビリを支え、生活面でも樹の支えになっているヘルパー長沢葵を演じたのは芦名星です。1983年11月22日生まれの34歳、福島県群山市の出身です。2002年から芸能活動をしています。モデルとしてデビューし、2006年の日本、カナダ、イタリアによる合作映画「シルク」の日本人ヒロインに抜擢されて以降女優活動に専念しています。2012年には「八重の桜」でNHK大河ドラマに初出演しました。

パーフェクトワールドに登場する長沢葵は、既婚者でありながら樹に好意を持っている人物です。つぐみに対し嫉妬心を持っていて、大人げない一面があります。様々なドラマに出演し、役の幅を広げるいます。今後も安定した活躍が期待される女優です。

高校生時代に樹と付き合っていましたが、事故をきっかけに別れてしまった雪村美姫を演じたのは大政絢です。1991年2月4日生まれの27歳、北海道滝川市の出身です。2005年から芸能活動を開始し、2007年にはSeventeenの専属モデルになりました。2010年12月号で卒業し、以降non-noの専属モデルとなっています。多くのドラマや映画にも出演し、マルチに活躍中です。

樹の母親で、樹の幸せを願う鮎川文乃を演じたのは財前直見です。1966年1月10日生まれの52歳、大分県大分市の出身です。1984年から芸能活動を開始しています。デビューから様々な作品へ出演し、1990年以降代は主演、レギュラーから離れた事がありませんでした。2006年の出産を機に活動をセーブしていましたが、2011年に本格復帰を果たしました。

つぐみの母親で、樹との交際を知りつぐみの将来を心配する川奈咲子を演じたのは伊藤かずえです。1966年12月7日生まれの51歳、神奈川県横浜市の出身です。1972年から芸能活動を開始しています。1982年4月には「哀愁プロフィール」でアイドル歌手としてもデビューしています。同年10月から放送されたドラマ「ねらわれた学園」に出演し、注目を集めました。

つぐみの父親で、つぐみを思うからこそ樹との交際に反対する川奈元久を演じたのは小市慢太郎です。1969年2月15日生まれの49歳、大阪府大阪市の出身です。1990年から芸能活動を開始しています。大学時代にマキノノゾミの劇団M.O.Pに参加し、主演を多く務めました。2011年の朝ドラ「てっぱん」での演技力が高く評価され、名バイプレイヤーとしての地位を築きました。

パーフェクトワールドのあらすじをネタバレ紹介していきます！パーフェクトワールドのヒロイン川奈つぐみは、24歳のOLでインテリアコーディネーターとして働いています。そんなつぐみは、ある日の設計事務所との飲み会で偶然にも高校時代の先輩であり初恋の人だった鮎川樹と再会しました。樹は大学時代に事故に遭って脊髄を損傷し、車椅子での生活を余儀なくされていました。そんな樹の姿に、つぐみは驚きと戸惑いを隠せません。

身体障害というハンデを背負っている樹ですが、幼い頃から目指していた一級建築士になるという夢を叶えていました。仕事の打ち合わせでつぐみは樹の職場を訪れ、一緒に夕食を食べる事になります。樹は車椅子での生活になった経緯をつぐみに話し、歩けなくなっても夢をあきらめなかった事、仕事に対しての熱い思いをつぐみに優しく語りました。

その数日後、樹が高熱を出し入院してしまいます。その事を知ったつぐみは病院に駆け付けました。樹は病室で、翌日が期限になっているプレゼンテーションの資料を必死で仕上げようとしていました。その姿を見たつぐみは樹の手伝いをする事に決め、樹に惹かれる自身の気持ちにも気が付きます。応募出来たコンペは佳作でしたが、それをきっかけに仕事が決まり樹とつぐみは一緒に仕事をする様になります。

休みの日は一緒に美術館に行く等し、2人の距離は徐々に縮まっていきます。つぐみが樹に思いを寄せる一方で、樹は事故に遭い歩く事が出来なくなってから1人で生きていく事を決めていました。それでもつぐみは樹を大切に思い、支えようとします。そしてある雨の日に、気持ちを止められないつぐみは「好きなんです」と樹に告白します。つぐみの真っ直ぐでひたむきな思い樹の心に変化をもたらし、2人は付き合う事になります。

楽しい日々を2人で過ごし、幸せな時間が流れます。付き合ってから始めて帰省した際に両親に樹との事を報告しますが、喜んではもらえませんでした。高校時代の同級生是枝とも再会し、つぐみはアプローチされます。東京に戻ったつぐみは樹を支えようと、必死に頑張ります。そんな日々の中で、樹の目の前でつぐみがホームに落ちるという事件が起きます。その事をきっかけに、2人の幸せだった日々も変化していく事になります。

お互いを思い合い、その思いが強い程に葛藤は生まれていきます。「好き」という気持ちだけでは乗り越えていけない現実を目の当たりし、やがてすれ違いが生まれます。2人は多くの壁にぶつかりながらも乗り越えようと力強く進んでいましたが、樹は自分がつぐみを不幸にしているのではと考え別れを切り出します。

樹とつぐみは別れを選ぶ事になりました。それと同時期につぐみの父親元久にガンが発覚し、つぐみは退職して地元に帰る事にしました。その事を知った是枝は、遠距離でもいいからと再び交際を申し込みつぐみはその気持ちを受け入れました。つぐみは帰省し、元久の介護の為に講習に参加します。その講習の場で、車椅子の女性西村楓と交際中の高木圭吾と出会います。

高木は、楓と住む家の設計を樹に頼んでいると言い、つぐみにはインテリアデザインの担当を頼みました。もう樹とは関係が戻る事は無いと心に決め、一緒に仕事をしました。しかし上棟式の当日、松本で大地震が発生します。連絡がつかない樹を心配したつぐみは高木と共に樹の自宅へ行く、閉じ込められていた樹を救出しました。地震が落ち着き、つぐみは知り合いの女子高生舞花の誘いで東京へ行きます。

舞花は、樹と同じ様に事故で身体に障害が残った春人と交際していましたが別れていました。2人は、幼馴染の関係に戻った事を後悔していないとつぐみに言い切りました。そんな2人を見たつぐみの心は葛藤し、樹の元を訪ねます。そして樹に「後悔があるの」と告げました。

パーフェクトワールドを鑑賞した人達の評価を紹介していきます。「とにかく岩ちゃんの笑顔に癒された」「花ちゃんがつぐみにピッタリだった」「人を好きになるって素晴らしと思えた」「涙ボロボロで感動してしまった」「障害がある相手との恋愛には覚悟が必要だと実感した」「見た後にほっこりする映画だった」等の主演2人に対する高評価や、物語に対しての良い感想が多くありました。

「どうしても先が読めてしまった」「原作のいい所が出されていなかった」「花ちゃんが若過ぎて社会人には見えなかった」という辛口評価も多少ありました。やはり岩田剛典ファンの女性が多く、ファンの人には軒並み高評価な様です。ですが、誘われたから見に行ったら泣いちゃったという人も多く物語自体は涙を誘うものの様です。

パーフェクトワールドの映画を、ネタバレ紹介していきましたがいかがでしたか。2人の選んだ結末まではネタバレしていませんので、気になる方、泣きたい方は是非鑑賞してみてはいかがでしょうか。主演の2人にほっこりし、感動する素敵な映画に仕上がっている様です。