2018年10月18日公開
2018年10月18日更新
仁義なき戦いの名言集!小林旭・菅原文太などキャラクター別に名セリフを紹介
今回の記事では、昭和を代表する名作映画シリーズ「仁義なき戦い」で描かれた名言・名セリフについて紹介していきます。映画・仁義なき戦いシリーズには、菅原文太さんや小林旭さんをはじめとする昭和を代表する大スターが多数出演しており、かっこいい名言・名セリフが劇中のそこかしこにちりばめられています。今回の記事では、主演の菅原文太さんや小林旭さんの名言・名セリフを中心に紹介していきます。
目次
仁義なき戦いの名言が気になる!
今回の記事では、昭和を代表する名作映画シリーズ「仁義なき戦い」で描かれた名言・名セリフについて紹介していきます。また、映画・仁義なき戦いシリーズの豪華出演キャストについても功績や出演作品、プロフィールまでをまとめて紹介していきます。映画・仁義なき戦いシリーズには、かっこいい名言・名セリフが劇中のそこかしこにちりばめられていますので、男臭くもあり渋く力強くもある名言・名セリフを堪能しましょう!
仁義なき戦いとは?
仁義なき戦いシリーズの概要
仁義なき戦いシリーズとは、1973年公開の映画「仁義なき戦い」、1973年公開の映画「仁義なき戦い・広島死闘編」、1973年公開の映画「仁義なき戦い・代理戦争」、1974年公開の映画「仁義なき戦い・頂上作戦」、1974年公開の映画「仁義なき戦い・完結編」の全5作からなるヤクザ映画シリーズです。この仁義なき戦いシリーズは、深作欣二監督によって映画化されており、この5作以外にも「新仁義なき戦いシリーズ」が3作品公開されています。
この仁義なき戦いシリーズは、戦後の広島県で実際に起きた「広島抗争」を当事者の手記を下に飯干晃一氏がノンフィクション実話小説として書き上げた作品が原作となっており、仁義なき戦いシリーズの劇中で描かれている人物名や団体名などは変更が加えられているものの、劇中で描かれている内容は「ほぼ」実話だという点が高く評価されているヤクザ映画シリーズとなっています。
また、2018年現在では大物俳優、大御所などと呼ばれる名俳優の多くがこの仁義なき戦いシリーズに出演しており、今尚色褪せない魅力を放ち続けています。尚、この仁義なき戦いシリーズは、平成21年(2009年)にキネマ旬報が実施した「日本映画史上ベストテン・オールタイム・ベスト映画遺産200(日本映画編)」で第5位に選出されています。
仁義なき戦いシリーズあらすじ
仁義なき戦いシリーズのあらすじについてですが、先述の通りこの仁義なき戦いシリーズは史実をベースに作られた作品であり、鑑賞者の視点によってあらすじそのものの見え方が変わる作品である為、この項では1作ごとのアウトラインを記載する事であらすじ紹介とします。
仁義なき戦いシリーズ1作目となる「仁義なき戦い」では、主人公(仁義なき戦いに手記を提供した美能幸三氏がモデルとなっている)・広能昌三が、戦地から広島県呉市に帰郷した場面から始まり、紆余曲折を経て暴力団・山守組に加入する事になります。しかし、この時山守組は朝鮮特需によって大きく財を成していた事から、組内部で派閥抗争が起こります。広能昌三は組内部の派閥抗争をどう処理するのか?といった内容となっています。
仁義なき戦いシリーズ2作目となる「仁義なき戦い・広島死闘編」では、第1作の主人公・広能昌三はほぼ登場せず、広島県広島市を舞台に暴力団・村岡組を率いる山中正治と暴力団・大友組を率いる大友勝利の抗争が描かれています。この点は、第1作となる「仁義なき戦い」の大好評を受けて第2作の制作が決まったものの脚本が追いつかなかった為、代案の脚本が利用されて制作された為だと言われています。
仁義なき戦いシリーズ3作目となる「仁義なき戦い・代理戦争」は、広島県を代表する2つの勢力、山守組と村岡組の人事が動き出した時、兵庫県神戸市最大勢力となっていた明石組が動き出した事から騒乱が引き起こされ、山守組と村岡組の調停役を担わされていた主人公・広能昌三は、明石組を含めた3勢力の調停に苦悩する事になります。はたして広能昌三は何を思い、どう動くのか?その先に広能昌三を待っていたものは?といった内容です。
仁義なき戦いシリーズ4作目となる「仁義なき戦い・頂上作戦」では、山守組を破門された主人公・広能昌三は山守組との抗争に突入していくのですが、この抗争は神戸に拠点を置く二大広域暴力団・明石組と神和会の代理戦争へと発展します。この代理戦争は、兵庫県警が介入し明石組と神和会の手打ちで幕引きとなります。この抗争は後に「広島抗争」と呼ばれ、この渦中にいた広能昌三は7年4ヶ月の懲役刑に処される事になります。
仁義なき戦いシリーズ5作目となる「仁義なき戦い・完結編」では、広島抗争によって散在してしまったヤクザ組織が「天政会」という統一組織を立ち上げるところから始まり、長期刑期を終えて出所した主人公・広能昌三のヤクザ人生からの引退までが描かれています。つまり、仁義なき戦いシリーズとは1945年(戦後直後)から1970年にかけて起こった暴力団同士の抗争を広能昌三視点で描いた作品という事になります。
尚、1970年代(昭和40年代)に公開された映画・仁義なき戦いシリーズは、詳細は不明ですが各作品共に3億円を超える興行収入が有ったと言われており、当時の貨幣価値が2018年現在と比較するとおよそ3~4倍と言われていますので、現在の貨幣価値で考えるのならば10億円を超える興行収入だったという事になります。
仁義なき戦いシリーズのテーマ曲
この人気映画シリーズ・仁義なき戦いのテーマ曲は、津島利章氏が作曲しています。この仁義なき戦いシリーズのテーマ曲は、ベースリフを強烈に利かせたグルーヴが特徴的であり、単調なメロディの繰り返しでありながら非常に高い演出効果を生み出している楽曲としても広く知られており、平成22年(2010年)にキネマ旬報が実施した「オールタイム・ベスト映画遺産(映画音楽編)」で第9位(邦画唯一のベスト10入り)に選出されています。
尚、この仁義なき戦いシリーズのテーマ曲は、人気映画シリーズ・仁義なき戦いを知らない方、或いは若い世代の方でも一度は耳にした事がある楽曲と言われており、近年では修羅場映像や、ドッキリ番組などで強面の人物が登場する際などに多用されています。ちなみに、この仁義なき戦いシリーズのテーマ曲は、日本で最も使用されている効果音とも言われています。
仁義なき戦いのキャストを紹介!
広能昌三/菅原文太
映画・仁義なき戦いシリーズを通じて主人公・広能昌三を演じているのは、菅原文太さんです。菅原文太さんは、仁義なき戦いシリーズ以外にも映画「現代やくざシリーズ」や映画「関東テキヤ一家シリーズ」、映画「トラック野郎シリーズ」などの昭和を代表する人気映画シリーズに多数出演しており、近年では「NHK土曜ドラマ・ハゲタカ」やドラマ「白旗の少女」などに出演している他、朝日ソーラーのCM出演などで知られています。
菅原文太さんのプロフィールとしては、1933年8月16日生まれのO型であり、宮城県仙台市の出身です。また、公表されている身長は178cmとなっています。尚、菅原文太さんは、2014年11月28日に81歳という年齢で惜しまれながらも逝去されています。ちなみに、遺作となったのは2012年公開のアニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」であり、韮崎(韮崎おじいちゃん)役の声を担当しています。
武田明/小林旭
映画・仁義なき戦いシリーズを通じて武田明を演じているのは、小林旭さんです。小林旭さんは、仁義なき戦いシリーズ以外にも映画「銀座旋風児シリーズ」や映画「渡り鳥シリーズ」、映画「幻之介世直し帖」などの昭和を代表する人気映画シリーズに多数出演しており、近年では2002年公開の映画「修羅の群れ」や2003年公開の映画「首領への道」などに出演している他、日本予防医薬「イミダペプチド」のCM出演などで知られています。
小林旭さんのプロフィールとしては、1938年11月3日生まれのAB型であり、東京都世田谷区の出身です。また、公表されている身長は180cmとなっています。小林旭さんは、俳優業と共に歌手としての活動も広く知られており、NHK紅白歌合戦にも7回出演しています。ちなみに、小林旭さんの代表曲としては「熱き心に」や「腕に虹だけ」などがあります。また小林旭さんは美空ひばりさんと事実婚の関係に有った事が広く知られています。
坂井鉄也/松方弘樹
映画・仁義なき戦いシリーズを通じて坂井鉄也を演じているのは、松方弘樹さんです。尚、松方弘樹さんは市岡輝吉役も演じています。松方弘樹さんは、仁義なき戦いシリーズ以外にも映画「日本の首領シリーズ」や映画「新・影の軍団シリーズ」などの昭和を代表する人気映画シリーズに多数出演しており、近年では2015年公開の映画「柳生十兵衛・世直し旅」などに出演している他、芸能人格付けチェックの出演などで知られています。
松方弘樹さんのプロフィールとしては、1942年7月23日生まれのA型であり、東京都北区の出身です。また、公表されている身長は173cmとなっています。尚、松方弘樹さんは、2017年1月21日に74歳という年齢で惜しまれながらも逝去されています。ちなみに、遺作となったのは2016年公開の映画「時代劇は死なず ちゃんばら美学考」と言われています。
山守義雄/金子信雄
映画・仁義なき戦いシリーズを通じて山守義雄を演じているのは、金子信雄さんです。金子信雄さんは、仁義なき戦いシリーズ以外にも映画「生きる」や映画「真空地帯」、映画「幕末太陽傳」などの昭和を代表する人気映画に多数出演しており、近年では1993年公開の映画「国会へ行こう」や1991年公開の映画「江戸城大乱」などに出演している他、料理番組・金子信雄の楽しい夕食の出演などで知られています。
金子信雄さんのプロフィールとしては、1923年3月27日生まれであり、東京都台東区の出身です。尚、金子信雄さんは、1995年1月20日に71歳という年齢で惜しまれながらも逝去されています。ちなみに、金子信雄さんの最後の作品は1987年から1995年まで続いた料理番組・金子信雄の楽しい夕食と言われています。
槙原政吉/田中邦衛
出典: http://516.jp
映画・仁義なき戦いシリーズを通じて槙原政吉を演じているのは、田中邦衛さんです。田中邦衛さんは、仁義なき戦いシリーズ以外にも映画「若大将シリーズ」や映画「網走番外地シリーズ」、映画「学校シリーズ」などの昭和を代表する人気映画シリーズに多数出演しており、近年では2004年公開の映画「隠し剣・鬼の爪」や2010年公開の映画「最後の忠臣蔵」などに出演している他、ドラマ・北の国からシリーズの出演などで知られています。
田中邦衛さんのプロフィールとしては、1932年11月23日生まれのO型であり、岐阜県土岐市の出身です。また、公表されている身長は167cmとなっています。田中邦衛さんは、第17回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞をはじめとする数々の賞を受賞しており、俳優活動が高く評価されていることから紫綬褒章や旭日小綬章という日本国の勲章も授与されています。大人気アニメ・ONE PIECEの大将黄猿のモデルにもなっています。
有田俊雄/渡瀬恒彦
映画・仁義なき戦いシリーズを通じて有田俊雄を演じているのは、渡瀬恒彦さんです。渡瀬恒彦さんは、仁義なき戦いシリーズ以外にも映画「狂った野獣」や映画「震える舌」、映画「南極物語」などの昭和を代表する人気映画作品に多数出演しており、近年では2005年公開の映画「ハルウララ」や2001年公開の映画「親分はイエス様」などに出演している他、テレビドラマ・警視庁捜査一課9係の出演などで知られています。
渡瀬恒彦さんのプロフィールとしては、1944年7月28日生まれのAB型であり、島根県安来市の出身です。また、公表されている身長は174cmとなっています。渡瀬恒彦さんは、2017年3月14日に72歳という年齢で惜しまれながらも逝去されています。遺作となったのは2017年放送のドラマ「そして誰もいなくなった」であり、作中で渡瀬恒彦さんが遺言とも受け取れるセリフを口にしている事から大きな話題となった様です。
土井清/名和宏
映画・仁義なき戦いシリーズを通じて土井清を演じているのは、名和宏さんです。名和宏さんは、仁義なき戦いシリーズ以外にも映画「地獄拳シリーズ」や「トラック野郎・故郷特急便」、「極道の妻たちⅡ」などの昭和を代表する人気映画作品に多数出演しており、近年ではドラマ「水戸黄門シリーズ」やドラマ「暴れん坊将軍シリーズ」などに悪役として多数出演しており、時代劇ドラマを見た事があれば一度は見た事が有る俳優と言われています。
名和宏さんのプロフィールとしては、1932年10月16日生まれであり、広島県の出身です。また、公表されている身長は174cmとなっています。尚、名和宏さんは、2018年6月26日に85歳という年齢で惜しまれながらも逝去されています。ちなみに、遺作とされている作品は1995年に公開された「ゴト師株式会社スペシャル・警視庁防犯課5104号事件」という作品だと言われています。
若杉寛/梅宮辰夫
映画・仁義なき戦いシリーズを通じて若杉寛を演じているのは、梅宮辰夫さんです。尚、岩井組組長・岩井信一役も梅宮辰夫さんが演じています。梅宮辰夫さんは、仁義なき戦いシリーズ以外にも映画「夜の青春シリーズ」や映画「不良番長シリーズ」、映画「帝王シリーズ」などの昭和を代表する人気映画シリーズに多数出演しており、近年ではドラマ「特命係長 只野仁」などに出演している他、数多くのバラエティ番組に出演しています。
梅宮辰夫さんのプロフィールとしては、1938年3月11日生まれのA型であり、満州国ハルビン市の出身です。また、公表されている身長は174cmとなっています。現在の梅宮辰夫さんは、年末に放送される芸能人格付けチェックをはじめとする多くのバラエティ番組に出演している他、料理家や実業家としても活躍しており、「梅宮辰夫の漬物本舗」や「梅宮辰夫の炭焼き家 炎園」などを出店しています。
山中正治/北大路欣也
映画・仁義なき戦いシリーズを通じて山中正治を演じているのは、北大路欣也さんです。北大路欣也さんは、仁義なき戦いシリーズ以外にも映画「旗本退屈男シリーズ」や映画「華麗なる一族」、映画「アラスカ物語」などの昭和を代表する人気映画作品に多数出演しており、近年ではドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」やドラマ「海月姫」、ドラマ「刑事7人シリーズ」などの人気ドラマに多数出演しています。
北大路欣也さんのプロフィールとしては、1943年2月23日生まれのA型であり、京都府京都市の出身です。また、公表されている身長は174 cmとなっています。尚、北大路欣也さんは、日本アカデミー賞優秀主演男優賞を3度も受賞しており、紫綬褒章や旭日小綬章という日本国の勲章も授与されています。また、「ドラゴンクエストモンスターズ」のCMで竜王役を演じるなど、若い世代にも広く知られている大御所俳優の一人です。
上原靖子/梶芽衣子
映画・仁義なき戦いシリーズを通じて上原靖子を演じているのは、梶芽衣子さんです。梶芽衣子さんは、仁義なき戦いシリーズ以外にも映画「野良猫ロックシリーズ」や映画「女囚さそりシリーズ」、映画「修羅雪姫シリーズ」などの昭和を代表する人気映画シリーズに多数出演しており、近年ではドラマ「大奥」やドラマ「女囚セブン」などに出演している他、ドラマ「鬼平犯科帳」に長年出演していた事でも知られています。
梶芽衣子さんのプロフィールとしては、1947年3月24日生まれであり、東京都千代田区の出身です。尚、梶芽衣子さんは、女優業と並んで歌手活動も行なっており、2017年には6年ぶりとなるシングル曲「凜」をリリースしており、2018年には43年ぶりとなるオリジナルフルアルバム「追憶」を発表しています。ちなみに、梶芽衣子さんの楽曲「修羅の花」と「怨み節」の2曲はハリウッド映画「キル・ビル」で使用されています。
大友勝利/千葉真一
映画・仁義なき戦いシリーズを通じて大友勝利を演じているのは、千葉真一さんです。大友勝利役は5作目で宍戸錠さんに配役変更となります。千葉真一さんは、仁義なき戦いシリーズ以外にも映画「風来坊探偵シリーズ」や映画「ファンキーハットの快男児シリーズ」、映画「柔道一代シリーズ」などの昭和を代表する人気映画シリーズに多数出演しており、近年では2006年公開のハリウッド映画「ワイルドスピードⅢ」などに出演しています。
千葉真一さんのプロフィールとしては、1939年1月22日生まれのO型であり、福岡県福岡市の出身です。また、公表されている身長は176cmとなっています。千葉真一さんには、芸名・新田真剣祐(あらたまっけんゆう)という名前で芸能活動を行なっている息子がおり、新田真剣祐さんもまた2016年公開の映画「ちはやふる」や2018年公開のハリウッド映画「パシフィック・リム:アップライジング」などに出演するなど活躍されています。
西城勝治/川谷拓三
映画・仁義なき戦いシリーズを通じて西城勝治を演じているのは、川谷拓三さんです。川谷拓三さんは、仁義なき戦いシリーズ以外にも映画「ドーベルマン刑事」や映画「県警対組織暴力」、映画「ビルマの竪琴」などの昭和を代表する人気映画作品に多数出演しており、近年では1993年公開の映画「はるか、ノスタルジィ」などに出演しています。また、川谷拓三さんは、生前と死後に川谷拓三さんを描いたドラマが1本ずつ制作されています。
川谷拓三さんのプロフィールとしては、1941年7月21日生まれのA型であり、満州国新京の出身です。また、公表されている身長は160cmとなっています。尚、川谷拓三さんは、1995年12月22日に54歳という年齢で惜しまれながらも逝去されています。ちなみに、遺作となったのは1995年公開の映画「難波金融伝・ミナミの帝王劇場版Ⅴ~甘い罠」と言われています。
仁義なき戦いの小林旭の名言や名セリフを紹介!
枯れ木に山が潰されるわい
映画・仁義なき戦いシリーズの名言・名セリフ「枯れ木も山の賑わいじゃのう。このままじゃ枯れ木に山が潰されるわい」これは、小林旭さんが演じる武田明が、応援に駆けつけた多くのヤクザ者達の面倒見る為に使った金額を見た時に放った名言・名セリフです。
旅の風下に立ったことは一遍もないんで
映画・仁義なき戦いシリーズの名言・名セリフ「広島の極道はイモかもしれませんが、旅(よそ者)の風下に立ったことは一遍もないんで!神戸のモンは猫一匹とおせんけん!おどれら、よう覚えとれよ!」これは、小林旭さんが演じる武田明が、梅宮辰夫さんが演じる岩井信一へ放った名言・名セリフです。
借りは貸しを生むためのもんじゃ
映画・仁義なき戦いシリーズの名言・名セリフ「借りは貸しを生むためのもんじゃ!」これは、小林旭さんが演じる武田明が、山城新伍さんが演じる江田省一へ放った名言・名セリフです。
もうトルとられるは飽いたわい
映画・仁義なき戦いシリーズの名言・名セリフ「わしが身を引いたら、あんなも引いてくれるかい。なんかしらん、やな気になってのお。もうトルとられるは飽いたわい」これは、小林旭さんが演じる武田明が、菅原文太さんが演じる広能昌三へ共に極道を引退しないか?と促した場面で使われた名言・名セリフです。
これに対して、菅原文太さん演じる広能昌三は、小林旭さんが演じる武田明へ「信じられんのお。娑婆のモンは青信号でも信じられんワシじゃ。まして人の心の中はのお」と態度を保留する発言を返しています。この菅原文太さんが演じる広能昌三が、小林旭さん演じる武田明へ返した言葉もまた名言・名セリフと言われています。
わしらの時代は終わったんじゃけん
映画・仁義なき戦いシリーズの名言・名セリフ「わしらの時代は終わったんじゃけん。落ち着いたら一杯飲まんかい」これは、小林旭さんが演じる武田明が、菅原文太さんが演じる広能昌三へ送った名言・名セリフです。これに対して、菅原文太さんが演じる広能昌三は「そっちとは飲まん。死んだモンにすまんけんのお」と返しており、こちらもまた名言・名セリフと言われています。
仁義なき戦いの菅原文太の名言や名セリフを紹介!
やってもみんで人頼んだら、あんたらが恥じかこうが
映画・仁義なき戦いシリーズの名言・名セリフ「やられたんはワシの友達じゃし。やってもみんで人頼んだら、あんたらが恥じかこうが」これは、菅原文太さんが演じる広能昌三が、よそ者のヤクザに躊躇する山守組の組員へ言い放った名言・名セリフです。
弾はまだ残っとるがよう
映画・仁義なき戦いシリーズの名言・名セリフ「山守さん。弾はまだ残っとるがよう!」これは、菅原文太さんが演じる広能昌三が、金子信雄さんが演じる山守組組長・山守義雄へ放った名言・名セリフです。
サツにチンコロしたんはオドレらか
映画・仁義なき戦いシリーズの名言・名セリフ「サツにチンコロしたんはオドレらか!(訳:警察に情報を流したのはお前らか!)」これは、菅原文太さんが演じる広能昌三が、金子信雄さんが演じる山守組組長・山守義雄へ言い放った名言・名セリフです。
あとがないんじゃ、あとが
映画・仁義なき戦いシリーズの名言・名セリフ「あとがないんじゃ、あとが!」これは、菅原文太さんが演じる広能昌三が、敵対する組の組長抹殺を命じられた際に自身を鼓舞する為に放った名言・名セリフです。
狙われるもんより狙うもんのほうが強いんじゃ
映画・仁義なき戦いシリーズの名言・名セリフ「最後に言うといちゃるがのぉ、狙われるもんより狙うもんのほうが強いんじゃ!」これは、菅原文太さんが演じる広能昌三が、松方弘樹さんが演じる坂井鉄也へ放った名言・名セリフです。
トルかトラれるかの二つしかありゃせんので
映画・仁義なき戦いシリーズの名言・名セリフ「広島の喧嘩言うたら、トルかトラれるかの二つしかありゃせんので!」これは、菅原文太さんが演じる広能昌三が、梅宮辰夫さんが演じる岩井信一へ放った名言・名セリフです。
トルんなら今ここでトリないや
映画・仁義なき戦いシリーズの名言・名セリフ「トルんなら今ここでトリないや!能書きはいらんよ!」これは、菅原文太さんが演じる広能昌三が、好き勝手を吼えて回る若い衆に言い放った名言・名セリフです。
仁義なき戦いのその他のキャラの名言や名セリフを紹介!
盃が無いけん、これで腕切って血すすろうや
映画・仁義なき戦いシリーズの名言・名セリフ「盃が無いけん、これで腕切って血すすろうや!(訳:盃が無いので、腕を切り、互いの血を飲む事で契りを交わそう!)」これは、梅宮辰夫さんが演じる若杉寛が、菅原文太さんが演じる広能昌三へ言った名言・名セリフです。
わしも格好つけにゃぁ、ならんですけぇ
映画・仁義なき戦いシリーズの名言・名セリフ「わしも格好つけにゃぁ、ならんですけぇ!」これは、北大路欣也さんが演じる山中正治が、菅原文太さんが演じる広能昌三へ言った名言・名セリフです。
おどれとわしが五寸かい
映画・仁義なき戦いシリーズの名言・名セリフ「牛の糞にも段々があるんで。おどれとわしが五寸かい!(訳:どの様な物にも序列があります。あなたと私は対等ではないのです。)」これは、宍戸錠さんが演じる大友勝利が、松方弘樹さんが演じる市岡輝吉へ放った名言・名セリフです。
喧嘩はいつでもできますが、酒はめったに飲めん
映画・仁義なき戦いシリーズの名言・名セリフ「大友さん。喧嘩はいつでもできますが、酒はめったに飲めん」これは、松方弘樹さんが演じる市岡輝吉が、宍戸錠さんが演じる大友勝利へ放った名言・名セリフです。ちなみに、この言葉は先述の名言「牛の糞にも段々があるんで。おどれとわしが五寸かい!」への返しの言葉になります。
神輿が勝手に歩けるいうんなら歩いてみないや
映画・仁義なき戦いシリーズの名言・名セリフ「組がここまでなるのに誰が血流しとるの。神輿が勝手に歩けるいうんなら歩いてみないや!」これは、松方弘樹さんが演じる坂井鉄也が、金子信雄さんが演じる山守組組長・山守義雄へ放った名言・名セリフです。
現実いうもんはの己が支配せんことにゃ、どうにもならんものよ
映画・仁義なき戦いシリーズの名言・名セリフ「山守の下におって仁義もくそもあるかい!現実いうもんはの己が支配せんことにゃ、どうにもならんものよ!」これは、松方弘樹さんが演じる坂井鉄也が、菅原文太さんが演じる広能昌三へ放った名言・名セリフです。
そこらの店ササラモサラにしちゃれい
映画・仁義なき戦いシリーズの名言・名セリフ「そこらの店ササラモサラにしちゃれい!(訳:そこいら辺の店を滅茶苦茶にしてしまえ!)」これは、松方弘樹さんが演じる市岡輝吉が、配下の若い衆に命じた名言・名セリフです。
前向いても崖や、後ろを向いても崖やで
映画・仁義なき戦いシリーズの名言・名セリフ「前向いても崖や、後ろを向いても崖やで!あんじょう根性入れて歩くこっちゃ!」これは、梅宮辰夫さんが演じる岩井信一が、加藤武さんが演じる打本昇へ放った名言・名セリフです。
吐いた唾飲まんとけよ
映画・仁義なき戦いシリーズの名言・名セリフ「おんどれらも吐いた唾飲まんとけよ!」これは、梅宮辰夫さんが演じる岩井信一が、小林旭さんが演じる武田明へ放った名言・名セリフです。ちなみに、小林旭さんが演じる武田明の名言で紹介した「広島の極道はイモかもしれませんが、旅(よそ者)の風下に立ったことは一遍もないんで!神戸のモンは猫一匹とおせんけん!おどれら、よう覚えとれよ!」への返しの言葉になります。
仁義なき戦いの名言まとめ!
今回の記事では、昭和を代表する名作映画シリーズ「仁義なき戦い」で描かれた名言・名セリフについて、主演の菅原文太さんや小林旭さんを中心に紹介してきましたが如何でしたか?名作映画シリーズ「仁義なき戦い」で描かれた名言・名セリフは非常に多く、今回紹介して来た名言・名セリフ以外にも多くのものが存在しますので、興味が沸いた方や映画・仁義なき戦いシリーズを未鑑賞な方は、映画・仁義なき戦いシリーズを鑑賞してみましょう!