2018年10月17日公開
2018年10月17日更新
バトルロワイアルの映画魅力とネタバレあらすじ!出演キャストの現在は?
2000年に公開された映画『バトルロワイアル』。キャッチコピーは「ねえ、友達殺したことある?」。キャッチコピーや中学生1クラスがお互いに殺し合うという内容の過激さから、CMが公開された時点で大きな話題作となりました。しかし、そんな過激な内容にも関わらず、映画バトルロワイアルは高く評価されています。それはいったいどうしてでしょうか?今回はバトルロワイアルの魅力やネタバレあらすじを紹介!出演キャストの現在についても触れていきます。
目次
バトルロワイアルの映画の魅力に迫る!
2000年に公開された日本映画『バトルロワイアル』。日本映画の巨匠深作欣二監督が作成したということもあり、作製開始が公表された時点で大きな話題となりました。しかし、話題となったのは、深作欣二さんが監督を務めたことだけが理由ではありません。映画バトルロワイアルはそのキャッチコピーや、その内容も大きく話題に取り上げられました。
その内容とは、なんと中学3年生の生徒達1クラスが、お互いに殺し合うというもの。キャッチコピーは「ねえ、友達殺したことある?」といったもので、その過激な内容が様々な反響を呼びました。映画のレーディングはR-15。当時の日本では注目作品に年齢制限がかかる事も珍しく、R-15に指定されたことも大きな話題に。肯定的な意見や批判的な意見が様々とあげられることとなりました。
しかし、その過激な内容とは裏腹に、実際に映画を鑑賞した方からは「観て良かった」「感動した」したという肯定的な感想があげられています。映画バトルロワイアルとは一体どのような映画だったのでしょうか?今回は映画バトルロワイアルについて、その魅力やネタバレあらすじを紹介。出演キャストの現在についても触れていきます。
バトルロワイアルの出演キャストとその現在を紹介!
その過激な内容から大反響を巻き起こした映画バトルロワイアル。しかし、話題になったのはそのストーリー構成だけではありません。映画バトルロワイアルに出演したキャストは当時注目を集めていた俳優ばかり。映画バトルロワイアルのネタバレあらすじを紹介する前に、ここからはバトルロワイアルに出演したキャストと、そのキャストの現在についてネタバレ紹介していきます。
キタノ:ビートたけし
まずバトルロワイアルのキャストで紹介するのはビートたけしさん。日本ではお笑いBIG3の1人として有名なお笑いタレント兼俳優、映画監督をされています。映画バトルロワイアルでは教師・キタノとして出演されていました。映画での「今日は皆さんに、ちょっと殺し合いをしてもらいます」というセリフは映画CMにも起用され、大きな話題に。
普段はお笑いタレントや司会者として活躍されることが多いとされていますが、その演技力は高く評価されており、俳優として迫力やドスの効いたキャラクターを演じることも。バトルロワイアルの後にも映画『MOZU』や『アウトレイジ』出演し、2018年現在もお笑いタレントとして大活躍しています。映画バトルロワイアルでは不気味な教師役を務め、映画を観た方からは「はまり役だった」と高評価を得ているようです。
七原秋也:藤原竜也
映画バトルロワイアルで主人公を務めたキャストは俳優の藤原竜也さん。元々舞台役者としてデビューされ、1997年に舞台『身毒丸』でのオークションで、当時15歳という若さでグランプリを獲得されたことをきっかけに注目を集めるようになりました。世間から注目がだんだんと集まる中、2000年に今回紹介する映画バトルロワイアルの主役として抜擢。映画での演技も見事だと多くの方から評価され、一気にブレイクしました。
受賞歴も実に華やかで、舞台『ハムレット』で賞を総なめにしたという経歴も持っていらっしゃいます。映画バトルロワイアルへの出演の後も、様々な作品に出演。有名な役どころは実写映画『デスノート』での夜神月役や、『カイジ 人生逆転ゲーム』での伊藤開司役等。2018年現在もテレビドラマにバライティ、映画等、第一線で活躍されています。
中川典子:前田亜季
次にバトルロワイアルのキャストとしてネタバレ紹介するのは、映画バトルロワイアルのヒロイン・中川典子を演じた前田亜季さんです。前田亜紀さんは1985年生まれの女優。1996年~1997年にかけてNHKで放送されていた『天才テレビくん』に出演していたことで、広く知られるようになりました。デビューにあたっては、ハンバーガーショップで食事していた際にスカウトされたそうです。
実の姉にあたる前田愛さんも同じく女優として活動しており、当時愛さんは活発なイメージ、亜季さんは可憐なイメージの少女として大活躍していました。前田亜紀さんは女優としてだけでなく、声優の経験もあり、2002年に公開されたジブリ映画『猫の恩返し』にも出演。現在でも亜季さんは女優として活動しており、2018年現在はテレビドラマ『乱反射』にも出演されています。
川田章吾:山本太郎
映画バトルロワイアルで物語のキーとなった人物・川田章吾のキャストとして出演したのは、元俳優兼元タレントの山本太郎さんです。ネタバレとなりますが、映画バトルロワイアルでは、以前行われたバトルロワイアルでの生き残りで、今回のバトルロワイアルゲームに参加を希望したキャラクターとして出演されています。
山本太郎さんは1990年に「ダンス甲子園」をきっかけにデビュー。当初お笑いタレントとして活躍されていましたが、口下手なこともあり、一発屋と思われていたそうです。しかし、俳優としてデビューしてからは気の良い男性役や、悪役等幅広い役柄をこなし、大活躍。本人が関西出身という事から、関西弁を話すキャラクターとして出演されることが多かったようです。2018年現在は自由党の参議院として活躍されています。
相馬光子:柴咲コウ
映画バトルロワイアルのキャストで次に紹介するのは、1981年生まれの女優兼歌手、実業家の柴咲コウさんです。映画バトルロワイアルでは、同級生を殺すことに躊躇いのない女子生徒役をこなしていました。芸能人としてデビューするきっかけとなったのは、14歳の時に池袋を歩いていたところスカウトされた事だったそうです。
高校受験を控えていたこともあり、実際に活動を始めたのは16歳の頃。映画バトルロワイアルでの演技が高く評価され、数ある賞を総なめにしました。その後映画『GO』の出演でも注目を集め、『黄泉返り』や『世界の中心で愛を叫ぶ』にも出演。テレビドラマ『ガリレオ』での活躍でも注目を集めました。現在では歌手としても精力的に活動されており、2018年には全世界向けに英語詞の楽曲「Blessing」を発表されています。
桐山和雄:安藤政信
次に紹介するキャストは、映画バトルロワイアルで最大の敵キャラクターとして描かれていた桐山和雄役の安藤政信さんです。ネタバレとなりますが、映画バトルロワイアルではセリフがなく、無言で他の人物を殺していく不気味な人物として出演されていました。そんな桐山和雄を演じた安藤政信さんは1975年生まれの俳優。1996年に公開された北野武監督による映画『キッズ・リターン』で大きな話題となりました。
その後映画を中心に活躍。ただ1年に1本というペースでの活動だった為、映画『46億年の恋』のプロモーションの際に出演作が少なすぎる事を実感したらしく、それ以降積極的に出演本数を増やしたそうです。一時期活動していなかったこともあった為、引退もささやかれましたが、2018年現在も俳優として活躍を続けており、劇場版『コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』等への出演したことで注目を集めています。
千草貴子:栗山千明
映画バトルロワイアル中盤で激しいアクションを繰り広げた千草貴子を演じたキャストは1984年生まれの女優兼タレント、モデルそして歌手の栗山千明さんです。栗山千明さんは5歳の頃からモデルとして活動されいらっしゃったそうですが、思うように身長が伸びず、その後転身。1999年に映画『死国』で女優としてデビューされました。
映画バトルロワイアルでの演技は周囲から高く評価され、タランティーノ監督の目に留まる事に。それがきっかっけとなり、映画『キル・ビル Vol.1』へ出演。その年に『Best Fighe賞』を受賞されています。その後も女優として活躍を続けており『チーム・バチスタの栄光 FINAL』や『無限の住人』、『図書館戦争』シリーズにも出演。2019年公開予定の『チワワちゃん』にも出演されることが決定しています。
三村信史:塚本高史
映画バトルロワイアルのキャストで今回最後に紹介するのは、三村信史を演じた塚本高史さんです。塚本さんは1982年生まれの俳優。15歳の頃にテレビドラマ『職員室』でデビューした後、今回紹介するバトルロワイアルで初の映画出演となりました。バトルロワイアルの公開以前からテレビドラマで活躍されていましたが、バトルロワイアルでの演技が高く評価され、大きな話題に。
その後映画『カミナリ走ル夏』で初主演を務め、テレビドラマでの活躍も増えたそうです。テレビドラマでは『木更津キャッツアイ』や『監査法人』、『監獄のお姫様』などへの出演が有名。2018年現在は、出演中の作品に集中する為、仕事の掛け持ちはしていないそうで、出演作は減少気味ではあるものの俳優業を続けていらっしゃいます。
バトルロワイアルの映画あらすじをネタバレ紹介!
ここまでで、映画バトルロワイアルに出演したキャストについてネタバレ紹介しました。映画バトルロワイアルのキャストは、当時既に有名になっていた俳優もいらっしゃいますが、中にはバトルロワイアルに出演したことにより、その後ブレイクされた方も。『キャストがその後ブレイクした映画』としてもバトルロワイアルは話題となりました。
では、映画バトルロワイアルとは一体どんなストーリーなのでしょうか?ここからは映画バトルロワイアルについてネタバレあらすじを紹介していきます。ネタバレを多分に含みますので、ネタバレが苦手な方は充分ご注意ください。
新世紀の始め、BR法が成立
映画バトルロワイアルの始まりは、とあるニュースから始まります。新世紀の始め、国の機能が崩壊し、完全失業率が15%、失業者数は1000万人を突破。「大人を頼れない子供」による少年犯罪や不登校児童も問題となっていることが伝えられます。そんなある日、子供達を恐れる大人が増加したその国では「新世紀教育改革法」通称「BR法」が成立。
BR法というのは、1年に1度、全国の中学3年生の中から1クラスのみを選び出し、脱出不可能な無人島の中で、制限時間3日間を設け、最後の1人が決まるまで殺し合いをさせるというもの。ニュース番組ではBR法対象クラスの優勝者の姿が映し出されていました。これが映画バトルロワイアルの始まりについてのネタバレあらすじとなります。
主人公が所属する岩城学園中学3年B組がBR法対象となってしまう
画面は切り替わって、岩城学園中学3年B組が修学旅行へと向かうバス内部が舞台となります。映画バトルロワイアルの主人公・七原秋也もバスの中で修学旅行を楽しもうとしている生徒の1人。バスの中ではクラスメイトがお菓子を分け合ったり、写真をとったりと楽しそうに過ごしていました。しかし、あるトンネルに差し掛かった頃、七原を含めた生徒達全員が眠りに落ちます。バスの中に、催眠ガスが撒かれたのです。
生徒たちが目を覚ますと、そこは見覚えのない古びた教室の中。さらに、武装した兵士が周囲を取り囲んでいます。そんな中現れたのが、七原達の元担任・キタノでした。キタノはこのクラスがBR法に選ばれたこと、そしてBR法がどうやって成立したのかについて簡単に説明。そして「今日は皆さんに、ちょっと殺し合いをしてもらいます」と言い放ちました。そんな中、1人の生徒が本来の担任の先生はどうしているのかと質問をします。
そうするとキタノは、静かに「先生はお前らがBR法対象になる事に反対したんだ」と言って、兵士が運んできた寝袋の中を広げます。その中身は、血まみれの担任の遺体。教室内は混乱状態になりますが、周囲の兵士が持っていた銃で威嚇射撃を始め、それを鎮圧します。キタノは一旦動きを止めた生徒たちにバトルロワイアルのルールを分からせる為、説明用VTRを流し始めました。
基本的なルールはあらすじの冒頭でもお伝えしましたが、3日間で、最後の1人になるまでお互い殺し合う事。VTRでは、生徒には全員首輪が付けられており、3日後2人以上生き残っていたり、更に首輪を外そうとしたり、一定時間ごとに発生する立ち入り禁止区域に足を踏み入れると、その首輪が爆発してしまうということや、出席番号順に食料と武器、地図が入ったバッグが配られることが説明されていました。
ルール説明の最中、私語をする女子生徒もいましたが、キタノがナイフを額に投げつけ死亡。また、七原の親友であった国信慶時がキタノに反抗的な態度を取った為、見せしめに首輪を爆発させられ死亡してしまいます。
仲間を集める者、身を潜める者、そして…
ルールを聞いて逃げ場がないことを知った生徒たち。食料や武器、地図が入ったバッグを受け取り、1人1人教室を後にします。教室を出ればゲームは即時スタート。ゲームに参加させられた生徒たちは、何とか脱出しようと仲間を集めたり、恐怖の為身を潜めたりするなど、様々な行動に移りました。しかしそんな中、一切躊躇う事無く他の生徒を殺しにかかる者も。
実はゲームに参加した者の中には、岩城学園中学3年B組の生徒だけでなく、自ら志願して参加を決めた者もいたのです。特にその内の1人桐山和雄は嬉々として殺人を行い、殺した生徒の武器を次々と奪っていきました。これが映画バトルロワイヤルの全体的なネタバレあらすじとなります。
バトルロワイアルの映画の魅力とは?
ここまでで、映画バトルロワイヤルのキャストや全体のあらすじについてネタバレ紹介してきました。今回冒頭やあらすじ部分でも触れていますが、映画バトルロワイヤルは、中学生同士の殺し合いを描いた作品となっています。その過激な内容から、公開当時は周囲から凄まじい反響が巻き起こりました。しかし、実際に映画を観た観客からは「感動した」という声も。
過激なあらすじであるにも関わらず「感動した」等、肯定的な感想も多いバトルロワイアルですが、では、映画バトルロワイアルの魅力とは一体何なのでしょうか?ここからはバトルロワイアルの魅力について紹介していきます。
登場人物が中学3年生
映画バトルロワイアルの魅力の1つに、「登場人物のほとんどが中学3年生である」という事をあげるファンもいます。ネタバレあらすじで紹介しましたが、登場する生徒は、脱出不可能な島の中で殺し合いをさせられるという状況へ追い込まれます。その事について映画の観客からは「大人目線で見てみると、不自然な行動をしてるキャラクターがいる」「でも登場人物が中学3年生なら納得できるかも」といった反応も。
主人公のとった行動に対し、「こんな状況で仲間を集めてどうする?」と指摘する声もありますが、「大人なら冷静に状況判断もできるかもしれないが、中学3年生なら、そこまで冷静になれないだろう」と納得する方が大勢いらっしゃったようです。絶望的な状況に追い込まれたのが中学3年生という大人になりきれていないキャラクターである為、登場人物が大人なら不自然と判断される展開でも納得できてしまうのかもしれません。
こうした要因によって、ファンは登場人物のほとんどが中学3年生であるという設定が、映画の魅力の1つになっていると判断しているようです。
心理描写
次に紹介するバトルロワイアルの魅力は「心理描写」です。今回あらすじでは触れませんでしたが、映画バトルロワイアルには、仲間同士で集まったものの、結局集まったキャラクターがお互い疑心暗鬼に陥り、最終的に密室で殺し合いを始めてしまうという場面も描かれています。ファンの間ではこのシーンは高く評価されており、こうした心理描写がバトルロワイアルの魅力であると指摘する声も。
また、主人公達が中学3年生であることを踏まえ、考え方がまだ大人になり切れていない部分や、人を殺すことへの葛藤を描写しているシーンも多く含まれていました。こうした葛藤の心理描写についても「描き方が見事」と高く評価しているファンはかなり多いようです。映画のジャンルとしては「アクション」に分類分けされているバトルロワイアルですが、単純なアクションとして観ているファンは少数。
中学生道士の殺し合いを描いている為「アクション映画」と分類分けされているものの、各キャラクターの心理描写こそがバトルロワイアルの魅力だと考えているファンも少なくないようです。
バトルロワイアルの映画の評価を紹介!
過激な内容でありながらも、多くの観客を魅了してきた映画バトルロワイアル。既に何度か触れていますが、過激な内容であるにもかかわらず、実際に映画を鑑賞した方からは「感動した」と肯定的な感想が多く挙げられています。もちろん「グロい」「残酷」といった批判的な意見も多くありますが、割合的には肯定的な感想が多く挙げられているようです。
では、映画バトルロワイアルについての評価とは、一体どんなものが多いのでしょうか?ここからは映画バトルロワイアルがどのような評価を受けているのかを紹介していきます。
信頼関係の崩壊がリアル
バトルロワイアルの評価の中でも多かったのが「信頼関係が崩壊していく様子がリアルだった」というものです。バトルロワイアルの中では、事故に近い形で人を殺してしまったキャラクターや、せっかく仲間と合流出来たにも関わらず、とある出来事から仲間を信頼することができなくなり、結局殺し合う事になってしまったキャラクターが数多く登場します。
この信頼関係が崩壊していく様子については「リアルすぎて怖くなった」「人の脆さをよく描いている」と評価されており、映画バトルロワイアルの見どころの1つとして挙げているファンもいらっしゃるようです。映画バトルロワイアルについては、肯定的な感想だけでなく、批判的な感想も多くなっていますが、こうしたシーンは良い意味でも悪い意味でも高く評価されています。
キャラクターが格好良い
評価の中で次に多く見られたのが「キャラクターが格好良い」という評価でした。映画バトルロワイアルは中学生1クラス分の以上の人数が登場している為、実に様々なキャラクターが登場します。中にはもちろん「格好悪い」と言われているキャラクターも存在しますが、中には何とか状況を打破しようと精一杯足掻くキャラクターも登場。
中にはかなり激しいアクションシーンを繰り広げたキャラクターもいます。そういったキャラクターに対しては「中学生離れしている」と指摘する声もありますが「格好良い」と評価する声も。絶望的な状況の中でも足掻こうとするキャラクターは、観客にとって魅力的に見えたのかもしれません。
設定が残酷すぎる
次いで映画バトルロワイアルについての評価で多かったのは、やはり「設定が残酷すぎる」といったものや「グロい」といった評価でした。映画バトルロワイアルは決して人を殺すことを肯定的に描いた作品ではありませんが、それでも中3の学生が、クラスメイト同士で最後の1人になるまで殺し合うという設定は大勢の方にとってはショッキングだったようです。
また、生徒に配られた武器は全員が銃火器を手にしたわけではありません。武器はランダムで配られており、中には刀やナタ、毒薬といったものも含まれておりました。その為、バトルロワイアルには殺戮のシーンでは生徒があっさりと死ぬシーンだけでなく、かなり残酷な死に方をする場面も描かれています。生徒同士で殺し合うという設定だけでもかなり残酷ですが、こうした死に際の描写が残酷だと指摘する声も少なくありません。
バトルロワイアルの漫画も要チェック!
ここまでで映画バトルロワイアルについてあらすじや感想、評価についてネタバレを含みながら紹介してきました。映画バトルロワイアルは元々小説を原作としており、原作の小説も映画同様かなりのヒット作であるとして知られています。しかし、バトルロワイアルには漫画版も存在していることは皆さまご存知でしょうか?
漫画版バトルロワイアルは2000年~2005年に渡って『ヤングチャンピオン』で連載されていました。発行巻数は全15巻。おおまかなあらすじは映画版・原作版と概ね同じものとなっています。しかし漫画版の設定は映画よりもより原作版に近く、更に残酷な描写や性的な描写も。更に映画では人間ドラマ的な部分が大きく取り上げられていましたが、漫画版ではアクションシーンを中心に描かれています。
特に8巻以降では現実離れしたアクションシーンも含まれており、映画同様賛否両論の作品となりました。しかしながら、キャラクターの描写が映画よりも細かく描かれていることから、熱狂的なファンも大勢いらっしゃるようです。更に、連載が終わった後2011年には同じく『ヤングチャンピオン』で、とある人物にスポットを当てたスピンオフ作品『バトル・ロワイアル 天使たちの国境』も発表されました。
バトルロワイアルの映画の魅力とネタバレあらすじまとめ!
今回の記事では映画バトルロワイアルについてまとめてみました。映画バトルロワイアルはそのあらすじから、公開前から大きな反響を呼び、映画が公開される前から批判的な意見も多くあげられました。しかし、今回の記事で紹介した通り、実際に鑑賞した方からは、肯定的な意見も多く上がった作品となっています。
現に、その人気から映画バトルロワイアルは続編まで作成され、そちらも大ヒットしています。かなり残酷な物語となっていますが、気になった方は1度映画バトルロワイアルを鑑賞してみてはいかがでしょうか?残酷な物語の中に、意外な発見や感動があるかもしれません。