愚行録の映画ネタバレあらすじと感想まとめ!3度の衝撃についても考察

「3度の衝撃」があると喧伝されている映画『愚行録』のネタバレあらすじやキャスト、見た人の感想・評価をまとめて紹介します。映画『愚行録』は直木賞候補となった小説を原作とした映画です。実力派と言われる豪華なキャストが集まったことでも注目されましたが、出演者のスキャンダルによって上映中止になった映画館もあったようです。そんな映画『愚行録』ですが、この記事では詳しいネタバレあらすじを結末まで詳しく解説しているのでぜひご覧ください。

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目次

  1. 愚行録の映画あらすじや感想が気になる!
  2. 愚行録の映画キャストを紹介!
  3. 愚行録の映画は上映中止に?
  4. 愚行録の映画あらすじをネタバレ解説!
  5. 愚行録の映画の結末をネタバレ!3度の衝撃とは?
  6. 愚行録の映画を観た人の感想や評価を紹介!
  7. 愚行録の映画あらすじや感想まとめ!

愚行録の映画あらすじや感想が気になる!

映画『愚行録』のネタバレあらすじやキャスト一覧、見た人の感想をまとめて紹介します。映画『愚行録』は2017年に公開された映画作品です。原作は直木賞の候補となった貫井徳郎のミステリー小説です。読んだ後で嫌な気持ちになるミステリー、通称「イヤミス」の傑作と言われているように、映画を見た人からは「後味が悪いけど面白い」という感想が挙がっています。そんな映画『愚行録』を詳しくネタバレ解説していきます。

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愚行録の映画キャストを紹介!

ネタバレあらすじの解説の前に、映画『愚行録』のキャストを紹介します。映画『愚行録』は主人公の田中武志さまざまな登場人物に取材することで真実が明らかになっていきます。映画『愚行録』には多くの登場人物がいますが、そのキャストが豪華だと話題でした。以下、各キャストの経歴や代表作となっている映画やドラマなどをまとめて紹介します。

妻夫木聡/田中武志

映画『愚行録』の主人公である田中武志のキャストを務めたのは妻夫木聡です。妻夫木聡は読者モデルとして人気を獲得した後、ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』などに出演して知名度を上げていきました。主演映画である『ウォーターボーイズ』や映画『ジョゼと虎と魚たち』などで評価されます。そして、映画『悪人』では第34回日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を筆頭に数々の映画賞を獲得しました。

満島ひかり/田中光子

映画『愚行録』で武志の妹である田中光子のキャストを務めたのは満島ひかりです。満島ひかりは「Folder」のメンバーとして活躍した後、女優業をスタートさせました。女優としての注目を集めたのは園子温監督映画『愛のむきだし』です。その演技は絶賛されて活躍の場を広げました。代表作には堺雅人主演映画『クヒオ大佐』や松たか子らと共演したドラマ『カルテット』などがあります。

小出恵介/田向浩樹

映画『愚行録』で殺人事件の被害者である田向浩樹のキャストを務めたのは小出恵介です。小出恵介は『のだめカンタービレ』シリーズなどへの出演で知名度を高めます。その後、不良高校生たちが野球に打ち込む姿を描いた『ROOKIES』や、小栗旬の初監督映画『シュアリー・サムデイ』に主演するなど活躍していました。2017年のスキャンダルをきっかけに芸能活動を停止しています。

臼田あさ美/宮村淳子

映画『愚行録』で都内でカフェを営む宮村淳子のキャストを務めたのは臼田あさ美です。臼田あさ美はファッションモデルとして活躍した後、女優としても活躍してます。代表作には長谷川博己主演で映画化もされた『鈴木先生』などがあります。ドラマや映画だけでなく、NHKのコント番組『LIFE』にレギュラー出演するなど、幅広く活躍しています。

市川由衣/稲村恵美

映画『愚行録』で浩樹の交際相手である稲村恵美のキャストを務めたのは市川由衣です。市川由衣はホラー映画『呪怨』で映画デビューしています。宮崎あおいから役を引き継いだ映画『NANA2』などで注目を集めました。その他の代表作にはNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』や、主演映画『海を感じる時』などがあります。

松本若菜/夏原(田向)友希恵

映画『愚行録』で浩樹の妻である友希恵のキャストを務めたのは松本若菜です。松本若菜は特撮ヒーロー番組『仮面ライダー電王』で女優デビューしています。映画『腐女子彼女。』では初主演を務めました。2018年はドラマ『僕らは奇跡でできている』や、映画『コーヒーが冷めないうちに』などに出演しています。

濱田マリ/橘美紗子

映画『愚行録』で田中兄妹に深く関わることになる弁護士の橘美紗子のキャストを務めたのは濱田マリです。濱田マリはミュージシャンとして活動後、女優としてさまざまな役柄を演じるようになりました。女優としての代表作には映画化もされた人気シリーズ『アンフェア』などがあります。特徴的な高いトーンの声質を活かして、バラエティ番組のナレーションも多くこなしています。

映画『愚行録』公式サイト

愚行録の映画は上映中止に?

映画『愚行録』は2017年2月18日に日本で初公開されました。しかし、後に公開される予定の映画館の中には上映中止になったところもあるようです。映画の上映中止の原因とされるのが、出演者のひとりである小出恵介の不祥事とされています。小出恵介は2017年6月に未成年との飲酒、及び不適切な関係を持ったと報じられて無期限活動休止を発表しました。このスキャンダルが映画『愚行録』の上映に影響したようです。

愚行録の映画あらすじをネタバレ解説!

ここからは映画『愚行録』のネタバレあらすじを結末まで解説します。映画『愚行録』の簡単なネタバレあらすじは「育児放棄で拘留された光子と主人公が調べている一家惨殺事件の繋がりが、関係者の証言から徐々に明かされていく」というものです。映画『愚行録』のあらすじは「後味が悪い」という感想が多くありますが、「引き込まれるあらすじ」という感想も挙がっています。以下はネタバレを含むのでご注意ください。

武志と光子

まずは冒頭のネタバレあらすじの紹介です。雨の降る早朝の混雑したバスの中で、田中武志はくたびれた表情を浮かべていました。そんな田中は見知らぬ男性に席を譲るように声を掛けられます。そこには、席に座れなかったお年寄りがいました。武志は不満そうな顔を浮かべてから席を譲ります。片足を引きずる武志は社内で転倒しました。バスから降りた武志はしばらくするとバスを一瞥し、何も問題なさそうに歩き始めます。

武志は拘留中の妹・光子と約半年ぶりに面会します。弁護士の橘美紗子が立ち沿い、光子は武志に話しかけます。光子は子供の話を始めますが、橘に止められます。光子は育児放棄で起訴が免れないと予想されています。光子の子供は意識不明の重体でした。意識を取り戻しても脳に障害が残る可能性があると言われています。橘は光子の精神鑑定をやってみる価値があると武志に告げました。

田向一家惨殺事件の取材

武志は雑誌記者として働いています。一年前に起きた田向一家惨殺事件についての記事を書きたいと上司に言いますが、別の事件について書くように言われます。武志が食い下がると、編集長の丸山が記事を書くことを許可しました。丸山は光子の事件を知っているため、武志のやりたいように仕事をさせます。

武志は立ち入り禁止のテープが張られた岩田家を訪ねます。岩田家は無人のまま放置されていますが、その両隣は空き地になっていました。そこへ、中年の女性がやって来て武志に話しかけ、事件の事が恐いと言いつつ笑います。田向家は田向浩樹・友希恵夫妻と娘の3人家族でした。全員を殺した後、犯人はシャワー室で血を洗い流してから現場を逃走しています。まだ犯人は見つかっていません。

田向浩樹の過去

武志は田向浩樹の同僚である渡辺正人と会い、飲み屋で浩樹のことを尋ねました。渡辺は饒舌ですが、武志の名刺の上にグラスを置くなど、無頓着なところがあります。やがて渡辺は昔の話を始めました。浩樹は新入社員歓迎会で山本礼子という女性社員と親しくなり、その日の内に肉体関係を持ちます。しかし、後日渡辺に「軽い女は嫌だ」と告げました。そこで浩樹と渡辺はあることを企てます。

後日、山本とのデートの約束を浩樹はドタキャンしました。気落ちしているところへ、偶然を装って渡辺が声を掛け、山本の心に付け入ります。店を出たふたりはキスをしました。その後、渡辺は山本と2、3回会ってから、初めて浩樹と山本の関係を知ったように振舞って山本を責めます。一方的に振ってから渡辺は浩樹のおごりで飲みました。ふたりは山本のことを笑いながら話します。

話を終えた渡辺と武志は店を出ます。武志は山本が浩樹に対して恨みがあるのではないかと尋ねますが、山本はそれから2年ほどして寿退社したため恨みは無いだろうと渡辺は言いました。その後、浩樹のことを思いだした渡辺は泣き崩れます。なんであんないいヤツが殺されなければいけないのだ、と浩樹の死を悲しむのでした。

光子の精神鑑定

精神科医の杉田茂夫が光子の精神鑑定を担当します。光子はテーブルの上の玩具を触り、玩具が欲しかったけど買ってもらえなかったと言いました。そして、料理もしてくれなかったと言います。代わりにお兄ちゃんが作ってくれていたと言いました。光子は人生やり直せるとしてもお兄ちゃんだけはそのままがいいと語ります。

友希恵の過去

武志は宮村淳子という女性を訪ねます。宮村は殺害された友希恵の学生時代の友人です。宮村は都内で女性客の多いカフェを経営していました。彼女たちが通っていた大学にはエスカレーター式に進学した内部生と、外部生がおり、格差が存在していたと言います。友希恵は外部生ですが、例外的な存在であり、内部生と対等に付き合っていたと言いました。宮村は友希恵のことが嫌いだったのだと武志は感じます。

そんな宮村と友希恵が近付くきっかけは友希恵が声を掛けたからだと言います。友希恵に誘われて食事に出かけると、合コンでした。そこには宮村のバイト仲間であり交際相手である尾形孝之もいました。尾形が親し気に友希恵と話していたため、宮村は嫉妬します。食事の後に口論となりました。その後、尾形は宮村から友希恵に乗り換えています。

武志は尾形にも取材します。話を聞きながら、煙草を吸い終えた尾形に携帯灰皿を差し出しました。友希恵に嫉妬を抱く宮村は尾形を責め、友希恵にも直接会いました。そして友希恵の頬を叩きます。突然頬を叩かれた友希恵ですが、躊躇せずにやり返しました。宮村はその場から逃げるように去っていきます。過去を語り終えた宮村は、友希恵が殺されたことに対して、どこでどんな恨みを買っていてもおかしくないと言い放ちました。

編集部への電話

武志は取材した内容をまとめて記事を書きました。しかし、発売された週刊誌の巻頭は芸能人のスキャンダルです。武志の記事は雑誌の中間に掲載されています。他の記者が帰宅した編集部に武志が残っていると、電話がかかってきました。女性の声です。本当の田向浩樹は記事に書かれているような人ではないという声の主は、殺した人を知っていると言いました。

稲村恵美が明かす過去

後日、武志は田舎町のレストランに訪ねます。そこで待っていたのは赤ん坊を連れた稲村恵美という女性でした。稲村はかつて東京に住んでいました。大学時代に浩樹と同じ山岳部に所属し、交際していました。とはいっても長く交際していたわけではありません。就職を控えたある日、浩樹からの連絡でふたりは食事をしました。浩樹は稲村の父親というコネを欲していました。

稲村は2番目の恋人になるのなら父親を紹介すると言いました。ふたりは肉体関係を持ちます。稲村は浩樹は利己的に見えるけど一貫性があると評価しました。しかし、浩樹は別の会社から内定を獲得します。稲村は別の女に口利きをしてもらったと考えます。そして垣内早苗という大学生を突き止めて会いました。稲村は「利用されている」と垣内に忠告しました。

その現場に浩樹がやって来ます。問い詰められた浩樹は「早苗のことも好き」と言いました。浩樹はコネも考慮した上で好きだと言います。浩樹には全く悪気がありません。就職後の人生を幸せなものにするためならどんな努力でもすると言いました。浩樹の態度に垣内は笑いながら泣き、その場を去っていきました。そのようなことがあったのですが、浩樹は最終的には自分の実力でコネのない会社に就職します。

話を聞いた武志は、垣内が浩樹を殺したのかと問います。しかし、稲村は首を横に振りました。稲村は「その人は入れ物だと気付いて壊れたんでしょうね」と思わせぶりなことを言います。そして、赤ん坊を愛おしそうに抱き、「似てきたと思いません?」と武志に尋ねました。「誰に?」と尋ねる武志は稲村の夫の顔など知りません。

田中家の事情のネタバレ

病院で、衰弱して医療器具に繋がれた光子の子供を、武志は虚ろな表情で見ています。後日、弁護士の橘と会いました。橘は田中家のことを確認したいと言います。武志と光子の両親は離婚しており、母親はすぐに再婚し、実の父親の現在の消息は不明です。武志は父親から虐待を受けていました。

光子も杉田に武志のことを語ります。武志が生まれたのは母親が16歳の頃でした。その後生まれた光子は小学3年生の頃から実父に性的虐待を受けています。武志が高校に上がった頃に叫び声を聞き、武志は父親を殴って追い出していました。しかし、父親が出て行ってから母親に話すと、「誘惑したあんたが悪い」と光子を叱ったと言います。

話を聞いた橘は、光子の子供である千尋の父親について武志に尋ねます。しかし、武志は知らないと言いました。そこへ宮村から電話がかかってきます。そして、友希恵に人生を壊された人を思い出したと武志に告げました。

光子の過去のネタバレ

光子は友希恵と同じ大学に通っていました。偶然、友希恵とも出会っています。しかし、再会した友希恵は華やかな友人に囲まれており、光子は憧れを抱いていました。光子からするとその大学は家柄を重視するところであり、両親に足を引っ張られていると感じていました。しかし、ある時、友希恵に誘われて食事に出かけるようになり、パーティーにも顔を出すようになります。宮村と友希恵の諍いの現場にもいました。

パーティーのディナーを大勢で食べた後、光子はひとりの大学生と話が弾み、そのまま肉体関係を持ちます。しかし、大学生の男は光子と真剣に交際するつもりは全くありませんでした。その後も光子は友希恵に食事に誘われ、そのたびに別の男性を紹介されて肉体関係を持ちます。

学生時代の光子のことを宮村は「節操ない」と評しました。そして、自分が光子なら殺しに行ってるかも、と笑います。武志が光子の兄であることなど知りません。宮村のカフェで大人しく話を聞いていた武志ですが、宮村が席を離れると、武志は店内の置物を手に取り、宮村を殺害しました。その後、宮村の吸い殻の残る灰皿に尾形の吸い殻を入れます。

映画愚行録のネタバレ結末

尾形が任意同行されたことが新聞記事になります。武志が取材していた田向家の記事は最後となり、別の記事を書くように命令されました。その後、武志は千尋が死亡したことを知ります。一方、光子はずっと一緒にいていくれる人の子供が欲しかったと語ります。しかし、子供を上手く愛せません。そんなある日、子連れの友希恵を目撃します。光子は田向家まで付けていました。

田向家親子3人を殺害したの家に忍び込んだ光子です。杉田医師は席を外していたため光子の独白を聞いていませんでした。そして、千尋が亡くなったことを光子に告げます。光子は力なく笑いました。

後日、橘は武志たちの母親を訪ねます。武志と光子を不憫に思う橘は彼らの母親にきつく当たりました。すると橘は意外な真実を聞かされました。かつて、妊娠した光子は内緒で産める産婦人科を探すため、母親を頼っていたのです。やがて橘は千尋の父親の真実に気付きます。千尋は武志と光子の間に出来た子供でした。

再び光子と面会した武志は沈んだ表情のままです。一方の光子は笑顔を見せます。そして、武志に感謝と謝罪の言葉を述べました。その後、夜のバスに乗っていた武志は、近くに妊婦がいることに気付いて座席を譲ります。バスの中に多くの乗客がいましたが、皆朗らかな表情をしています。ただひとり、武志だけが陰鬱な表情でした。

愚行録の映画の結末をネタバレ!3度の衝撃とは?

光子に関する事実

映画『愚行録』の衝撃のひとつは「光子が友希恵が深く関わっていた」ということです。光子の育児放棄と、武志が追っている田向家は後半まで関りがないように描かれていました。しかし、実際には被害者の友希恵と光子は同じ大学に通っており、光子は友希恵に利用される立場でした。

殺人犯たち

映画『愚行録』の衝撃のひとつは「殺人犯の正体が光子であり、武志も殺人を犯す」という点です。映画『愚行録』にはさまざまな登場人物がいますが、重要な出来事である田向一家惨殺事件の犯人は主人公の妹である光子でした。さらに、光子が犯人であると言い当てた宮村は武志によって殺害されます。主人公とその妹がふたりとも殺人犯になる映画でした。

武志と光子の関係

映画『愚行録』の衝撃のひとつは「武志と光子が近親相姦の関係にあった」という点です。前述したように武志と光子は共に殺人を犯していますが、ふたりには秘密がありました。それは実の兄妹であるふたりに肉体関係があったことです。光子は多数の男性と肉体関係を持ちましたが、生まれた子供の父親は実兄である武志でした。

愚行録の映画を観た人の感想や評価を紹介!

映画『愚行録』を見た人の感想には「後味が悪い!」という声が非常に多くありました。映画『愚行録』は主人公を含めて登場人物の多くが「愚行」を犯していると言われる映画です。そのため、共感は出来る部分があっても好感を抱ける登場人物がいないという感想があがっていました。また、ミステリーらしく、徐々に真実が明かされていくあらすじです。ただし、真実がわかっても気分の晴れない嫌なミステリーと言われてます。

こうした登場人物の特徴や後味の悪さがあるため、映画を見た人の感想は十人十色でした。重苦しい内容の映画であるため「受け付けない」という感想を挙げる人もいれば、「イヤミスの傑作」として好意的な感想を抱く人もいます。見る人を選ぶ映画と言われる一方、実力派が集められた豪華キャストの演技は見ごたえがあるという感想もありました。

愚行録の映画あらすじや感想まとめ!

映画『愚行録』のネタバレあらすじやキャストの紹介、見た人の感想をまとめました。映画『愚行録』はあらすじの展開によって次々と真実が明かされるミステリー映画でした。原作と同じように、見た後で嫌な気持ちになる映画のようですが、見応えのある映画に仕上がっているようです。まだ見ていないという方は、ぜひ一度映画『愚行録』をご覧ください。

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