エウレカセブンのアネモネの正体は?その魅力やエウレカとの関係をネタバレ解説
大人も楽しめるアニメ、エウレカセブン。その中で、最もミステリアスなのがアネモネというキャラクター。そんなアネモネの魅力や主人公レントンが好きになる相手、エウレカとの関係性や、一体何者なのか。を詳しく解説!そのほか、エウレカセブンという物語のあらすじや、人気キャラクターのアネモネを演じる声優は誰なのかもまとめて紹介する。人気を誇るアニメ、エウレカセブンの魅力に迫る!
目次
エウレカセブンのアネモネの正体とは?エウレカとの関係もネタバレ解説!
大人気アニメ「エウレカセブン」。屈指の悪役、敵役として登場していたアネモネというキャラクターの紹介である。主人公のエウレカと並ぶほどの人気を誇っており、アネモネの最後、悪役ではあるが、普通に生きたいという人間らしい感性が溢れ出したシーンなどは感動をもたらした。今回、そんなアネモネの正体や、エウレカとの関係、アネモネの魅力にエウレカセブンのあらすじをネタバレで紹介!
出典: https://festy.jp
他のアニメでも主人公や、ヒロインと肩を並べるほどの人気というキャラクターは総々居ないだろう。エウレカセブンのアネモネとは一体何者なのか。この疑問を全てわかりやすくネタバレ含み詳しく解説!見たこともない人には確実に知っていただきたいアネモネの良さがてんこ盛り!
エウレカセブンとは?あらすじをネタバレ解説!
エウレカセブンのあらすじをネタバレで紹介!
主人公、14歳のレントン・サーストンは頑固者の祖父アクセルと住んでおり、英雄扱いされている父親のアドロック・サーストンにコンプレックスを抱いており、勉強も苦手でクラスでも浮いている存在だった。レントンにとって唯一、リフだけが楽しみで、天才リフボーダーのホランドに憧れていた。練習を欠かさずしていたが、レントンの住む街にはいい波は一切来るわけもなく、街で唯一のリフ屋も街を去ってしまう。
リフの練習場にしていたスポットさえも軍の演習場となってしまい、レントンにとって最悪の日となる。そんな日の夜に、ニルヴァーシュ(ロボット)が自宅に墜落し、レントンの部屋が半壊してしまう。ニルヴァーシュの中から出てきた少女・エウレカと出会い恋に落ちるが、ニルヴァーシュの整備中にミサイルが飛来し、工場が潰されてしまい、エウレカも応戦のためにニルヴァーシュと共に出撃してしまう。
レントンは祖父から託された拡張パーツのアミダ・ドライヴを手にエウレカの元へとリフボードで届ける。それをきっかけに、エウレカが所属している「ゲッコーステイト」に入ったレントンはあらゆる問題やエウレカとの距離感、理想と現実のギャップに悩まされつつも、メンバーとも仲良くなっていき、あらゆる敵と激戦を繰り広げていく物語である。
エウレカセブン作者は、片岡人生先生!
エウレカセブンを生み出したのは、片岡人生先生!夫である漫画家の近藤一馬先生との共作が多い。エウレカセブンの原作は月刊少年エースで連載されていた「BONES」。単行本は全6巻。そのほか、神様ロックや、MONSTER?など人気作品を次々と生み出している。アニメ、エウレカセブンは2005年から2006年まで放送されていた。全50話で完結しているが、エウレカセブンAOが続編で放送が決まり、続編として放送されていた。
それだけではなく、ネタバレにはなってしまうが、今年2018年11月に「ANEMONE エウレカセブン ハイエボリューション」が公開決定している。今回紹介するアネモネが主人公の物語であり、アニメ界では、大注目作品となっている。片岡人生先生の物語のつくり方は素晴らしくエウレカセブンは多くのファンを獲得している。
エウレカセブンのアネモネはどんなキャラ?魅力に迫る!
情緒不安定でワガママ!アネモネの性格をネタバレで紹介!
エウレカセブン「アネモネ」とは、人気キャラクターのひとり。役柄はヒロインである「エウレカ」の敵役として登場している。悪役にふさわしい相当な病みっぷりで圧倒的な存在感を放っている。作中では、戦闘以外での実生活の部分も描かれており、アネモネに視線を写した回も放送されている。いわば、重要な敵でありながらエウレカのライバル。悲しい過去も持つ少女である。
見た目は、ピンク色の長い髪と切れ長の目が特徴的で悪戯っぽいような魅力と可愛い容姿。しかし、性格は攻撃的で不安定である。常に人を見下した言動が目立ち、しかし不安定な精神ゆえに急におとなしくなったり、何かに怯えているなんて姿などの一面も見せている。その弱さが普段つよがりな一面とは違ってギャップ効果で可愛いと話題になり、人気に火をつけた。
人気キャラクターアネモネの魅力とは?
アネモネの魅力とは、本人の生き様そのもの。物語内で、一番色んな感情に触れているキャラクターである。戦闘のために利用されたことが分かっていながら、自分の居場所を確保するために必死になって苦しんでいるアネモネの姿、その魅力に惹かれ、アネモネの人気が急上昇。気が強いアネモネだが、ペットには優しく可愛がっている一面もある。
敵ではあったが、たくさんの苦しみを背負って、忠誠を誓った者に裏切られて、それでも戦い続けて最後は救いを得ることの出来たアネモネ。その外見の美しさだけではなく、心も美しい。そして、最後は笑顔で。詰まりに詰まったアネモネの人生そのものが、彼女の魅力だと言っても過言ではないだろう。
アネモネの乗る機体・ニルバーシュ type the endとは?
アネモネが乗っている機体「ニルバーシュ type the end」とは、主人公のエウレカが乗っている「ニルバーシュ」に酷似している機体である。「ニルバーシュ」が正義だとすると、「type the end」は極悪というイメージ。しかし、アネモネにとっては、精神を汚染されていくという欠点がある。武器は両腕に収納されているブレードやレーザーなど多数あり、必殺技は「バスクード クライシス」である。
必殺技の特徴は、胸部にある放射光からトラパー波を放出しており、物理的にも精神的にも相手にダメージを与えることができる最強の技である。全方向にモニターを搭載しており、180℃の視界を確保することが出来る。初めてエウレカの前に現れたとき、エウレカは衝撃を受けている。あまりにも「ニルバーシュ」に似ていたため。その凶悪な攻撃や、暗黒な雰囲気は「ニルバーシュ」と正反対である。
アネモネが可愛がっているペット、ガリバーとは?
色々クセの強いキャラクターのアネモネだが、ペットとして飼われているのが「ガリバー」という小動物。アネモネのペットなだけあって、かなり印象の強く、不思議なキャラクターとして登場している。いつもアネモネにべったりであまり動くことのないぐーたらな性格をしている。とにかく可愛い動物でアネモネの可愛さも引き立ててくれている。
動物の種類は、モラー目モラー科に属すると明かされている。見た目は、全身が白く羊に似た猿のような姿である。全体的には毛で覆われているが、顔と手足だけは毛に覆われていない部分があり、黒色である。気に入らない人に抱っこされると、体重が重くなるという変わっている性質を持っている、正体不明の謎の多い生物。
アネモネが唯一従うのはデューイという人物だけだった
アネモネが唯一従っていた人は、デューイ大佐という人物。デューイ大佐とは、アゲハ隊のトップにして、レントンやエウレカが乗っているゲッコーステイトのトップ、ホランドの実の兄である。デューイ大佐はアゲハ構想と呼ばれる計画を推し進めており、その計画に重要なパイロットとして働いているのがアネモネの正体である。アネモネはデューイ大佐を慕い、褒めてもらおうと必死になっている。
しかし、そこには上司に対しての尊敬という感情だけではなく、アネモネはデューイ大佐の言動や行動を見聞きして感情が左右しているところを見ると、恋心に近いものがある。恋愛感情が混ざっているからこそ、好きな人のために従順に従い、褒められるために行動しているのである。アネモネのその姿が、乙女でもあり、時に人間が恋愛しているときのように純粋で可愛らしいと人気のひとつである。
アネモネは、実はもうひとりのヒロインだった!
アネモネは敵ではあるが、人気も高くもうひとりのヒロインである。主人公がレントン、ヒロインがエウレカ。しかし、登場回数はほかの敵とは格段に違い多く、アネモネの視線からの物語の回があるなど、素晴らしい活躍を見せているため、もうひとりのヒロインと称されている。アネモネが好意を持っているドミニクとのラストシーンでは感動を呼び、敵であるが、頑張って欲しいと支持も厚い。
登場回数が多い理由としては、人気の高いキャラクターであることはもちろんだが、一番は彼女が乗っている戦闘ロボットである。名は「ニルバーシュ type the end」(タイプジッエンド)。レントンとエウレカが乗っている戦闘ロボット「ニルバーシュ」は真っ白な機体をしているが、アネモネが乗っている「the end」は真っ黒の機体である。似ていることから、エウレカの宿命のライバルとしてもうひとりのヒロインである。
最強の秘密!アネモネを強くする薬をネタバレで紹介!
エウレカセブンで最も強いとされているアネモネだが、なぜここまで強いのか。アネモネを強さの正体はある薬が関係している。「ニルバーシュ type the end」との相性もいいが、「ベルセルク効果」のある薬を戦闘前に毎回投与されている。一種の覚醒剤のようなもの。ハイになっている状態で戦闘に望むため、いつもより強さを発揮することができ、それがアネモネの強さの正体である。
しかし、その薬を投与するたび、アネモネの身体がどんどん蝕まれているという弱点がある。その苦しみは尋常ではなく、常に頭痛などが発症している。その副作用に耐えながらもデューイ大佐の指示に従い、アゲハ隊のために戦い続けたアネモネ。投与したときのアネモネの強さは尋常じゃなく、レントンやエウレカなども苦戦させるほどの驚異である。レントンやエウレカにとっては、最強の敵だったことは明白である。
エウレカセブンのアネモネの正体とは?エウレカの関係をネタバレ解説!
エウレカの本当の姿・コーラリアンとは?
コーラリアンとは、コミュニケーションを手段とした地球外生命体である。コーラリアンはそれほど知能は高くなかったが、人類と融合することによって、高い知能を獲得したが、人類はそれを拒絶したことから、地球から人類を追い出してしまった。しかし、ある人類が新しい地だと誤解し、入り込んだことからコーラリアンは理解しようとしはじめる。作中では、コーラリアンは隣人が欲しかったと語られている。
その結果、人の形をしたコーラリアンが誕生した。それがエウレカである。コーラリアンは悪い生き物ではなく、人類の理解に努め、協力しようとしていた。アネモネは半コーラリアンであり、半人間である。エウレカや、サクヤ、ゴンジイなどは完全に人型をしたコーラリアンである。
ネタバレ!アネモネの正体とは?その真相はエウレカのコピーだった?
アネモネの正体はずばり、エウレカをモデルにしたコピー。アネモネは少女時代にワルサワという地でたまたま発見され、一般人では考えられないほどの薬物に耐える力を持っていると判明している。その後、人口で人型コーラリアンを創る施設で、エウレカに最も近い人型コーラリアンしされてしまった。なので、アネモネの正体はエウレカのコピーである。コピーだとは言っても、エウレカとアネモネのは違いがある。
それは、人なのか、コーラリアンなのか。という点である。エウレカの正体は元々人型をした完全なるコーラリアンであり、人間ではない。しかし、アネモネの正体はワルサワで拾われた時点では完全に人間であった。その後、開発されて、苦痛に耐え抜き、人型コーラリアンとして進化したが、元のアネモネの正体はひとりの人間である。感情が入り混じっていたり、普通に恋心を持っている姿は人間の部分なのかもしれない。
アネモネは、そのことを知ってはいるが、間違いなくコンプレックスとして感じている。比べられる恐怖に、負けてしまう罪悪感。エウレカに敵対して突っ込んでいくのは、オリジナルだけには負けたくないという強い信念にも思える。パーティーでデューイ大佐が「偽物」と発言した際、アネモネは過敏に反応していた。人口ではない人型コーラリアンはエウレカの他に、サクヤという少女とゴンジイというおじいちゃんだけである。
因縁の仲!アネモネとエウレカの戦いとは?
知的生命体と呼ばれる生物「コーラリアン」。そのコーラリアンを巡って、立場上の違いからエウレカとアネモネは対立していた。アネモネはコーラリアンを敵として消滅しようとするアゲハ隊に属する。一方で、エウレカはコーラリアンを友として共存を望んでいた。何度も激しい戦いを繰り広げており、アネモネは悪役としてだけではなく、エウレカとはライバルの関係になっていた。この二人はあらすじ内でも強い印象を残している。
因縁は最後まで収まらなかったが、その戦いの最後はアネモネの生きたいという感情が出てきてしまったことから、エウレカやレントンの説得や、ドミニクの迎えにより、終止符を打つこととなった。何度も戦い続けてきたエウレカとアネモネだが、立場は違えど、最後は好きな人と一緒になりたいという思いは同じであり、少し似た者同士だったように描かれている。
アネモネとエウレカが同じ首輪をしていた?
アネモネはエウレカのコピーと言われているが、同じ首輪をしているのはなぜなのか。不明な点は多々あるが、首輪をしていたのはデューイ大佐の企みであった。アネモネを指令クラスターに侵入させるがためのひとつの鎖みたいなものである。デューイ大佐は自らの命を捨てる代わりに沢山のことを残している。そのひとつがアネモネの首輪である。エウレカも首輪をしているが、つけている理由も違っている。
デューイ大佐のその思惑や企みからすると、最後の最後までアネモネを利用していたに過ぎない。戦い続けること、エウレカや全てに勝利すること。それがアネモネの役目であり、首輪をしている理由でもある。デューイ大佐は自ら死を選んだが、この人類を滅亡するために死後もアゲハ構想の作戦を実行しようとしていたのである。
エウレカセブンのアネモネの名言を紹介!
名言1・ネタバレ「溶けちゃえ!溶けちゃえ!脳みそとけちゃえ!」
アニメ第12話「アクペリアンス」に登場したアネモネのセリフ。レントンとエウレカが乗っている「ニルバーシュ」にアネモネが乗る「type the end」が襲いかかり攻撃をしている最中に出たアネモネの発言。「溶けちゃえ!溶けちゃえ!脳みそ溶けちゃえ!」聞くと少しグロイ発言ではあるが、アネモネというキャラクターはこれくらいの発言が似合っている。
名言2・ネタバレ「こんにちは、私のそっくりさん。死んでちょうだい!」
アニメ第11話「イントゥー・ザ・ネイチャー」でアネモネが登場し、初めてレントンとエウレカと戦闘するシーンで発言している。「面白い、the endにすごく似てる」のあとに「挨拶なさい、こんにちは、私のそっくりさん。死んでちょうだい!」と総攻撃をしかけている。この時、レントンが攻撃にやられており、エウレカがレントンを助けるというシーンであった。
名言3・ネタバレ「生きていたい!ドミニクと一緒に、ずっと!」
こちらも、アニメ第48話「バレエ・メカニック」でのシーン。最後にドミニクがアネモネを迎えに登場し、上から降ってくるドミニクに対して「私も初めて!こんな素敵な気持ち!何だかもう死んじゃってもいい。ううん、嘘。生きていたい!ドミニクと一緒に、ずっと」と乙女で素直なアネモネの一面。何度突き放しても、ずっとアネモネの傍を離れなかったドミニクとの両思いになったときの名言である。
ネタバレ紹介!アネモネ、最強の名言はこれ!
アネモネの最強の名言といえば、アネモネ好きな人は必ずと言ってもこのシーンを上げるのではないかと称されている、アニメ第48話「バレエ・メカニック」のシーン。その名言はアネモネがひとりで語っている風で物語は始まる。「まぁ、人生色々ってとこかな。心残り?ないって言えば嘘になるって決まってる。」から始まる。
「もし、この戦いが終わっても生きていいって言われたら、小さな鏡をひとつ買って微笑む練習をしてみよう。何度も何度も練習しよう。もう一度逢うために。もし、誰も傷つけずに生きていいと言われたら、風にそよぐ髪を束ね、大きな一歩を踏みしめて、胸を張って逢いに行こう。」と今までにないアネモネの弱い本音が綴られている。泣きそうになりながら、本当の気持ちに気づいた感動のシーン。
「生きていたい、ありがとうを言うために。生きていたい、沢山の気持ちを送るために。生きていたい、気づかなきゃ良かった、こんな気持ち。だって苦しいの。あの人がどこにも居ないの。そんなの…そんなの…」今までになかったのか、我慢していたのか、アネモネの本気の感情が出たシーンである。好きな人のために死にたくないというアネモネの感極まる名場面である。
頭に残る名シーン!ドミニクとアネモネの結末とは?
アネモネの最も魅力的で頭に残っているシーンは、ドミニクに対しての好意に気づき、生きていたいと願うアネモネ。しかし、指令クラスターに入り、飛んできたのがアネモネの最愛の人ドミニク。アネモネに好意を寄せたドミニクはアネモネを助けるために迎えに来たのだ。そこからは、感動そのもの。告白してハッピーエンドになった。最後は「the end」は真っ黒から真っ白になり、アネモネの恋を心から喜んだ。
エウレカセブンのアネモネを演じる声優を紹介!
アネモネを演じているのは声優・小清水亜美
アネモネを演じているのは、アクセルワンに所属している声優の小清水あみさん。2003年に出演したアニメ「明日のナージャ」をきっかけにアニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」や「機動戦士ガンダムAGE」など現在まで多くの人気アニメ作品に出演している。役柄は幼い女の子から大人っぽい女性まで幅広く演じ分けることのできる天才声を持つ声優のひとりである。過去には、動物も演じている。
2018年映画「ANEMONE エウレカセブン ハイエボリューション」でもアネモネの声優も担当している。明るく高い声は、まさにアネモネの声にピッタリなうってつけの声優さんである。
エウレカセブンのアネモネの正体についてまとめ!
エウレカセブンのアネモネの魅力や、正体などをネタバレで紹介した。人気のアネモネだが、普段ワガママで自己中心的な性格をしているが、実は純粋で一途な乙女な一面も持っているなどそのギャップにファンが更に急増している。新しく公開する映画でも、アネモネが主人公で物語は作られるなど、注目キャラクターなのは確かである。最後の最後まで戦い続けるアネモネの姿に敵ではあるが、応援したくなる人が多いことだろう。
間違いなく、再ブレークしつつあるエウレカセブン。映画もオススメだがアニメをまだ見ていない人には一度アニメを見ていただくことをオススメする!あらすじやエウレカとの関係もネタバレで紹介してきたが、確実に今年、来年注目作品「エウレカセブン」。アネモネの活躍に乞うご期待!