ボルトのカワキの正体はイワベエ?強さ・使う忍術や殻との関係を予想
ボルトのプロローグにカワキという青年が出てきます。その青年は七代目火影のナルトをあの世に送った強さを誇示し、崩壊した木ノ葉隠れの里でボルトに忍の時代は終わると宣告をしました。ボルトのアニメではカワキによく似たイワベエという人物が登場してきます。今回はカワキの正体はイワベエなのか、彼が使う忍術や強さ、そしてカワキとの関わりが強い組織の殻の正体を考察していきます。
目次
BORUTO(ボルト)とは?
BORUTO(ボルト)とはナルトの息子のボルトが主人公のストーリーです。NARUTOの連載が終了して1年以上の間を空け、2016年にBORUTOとして少年ジャンプに再び連載しました。作画はNARUTOの原作者の岸本斉史先生ではなく、NARUTOを初期から支え続けたアシスタントの池本幹夫先生です。そして、脚本は劇場版BORUTOに携わった小太刀右京先生です。
BORUTO(ボルト)のあらすじ
七代目火影の火影岩が壊され、崩壊状態に陥った木ノ葉隠れの里。そこに二人の青年ボルトとカワキが対面していました。カワキは忍びの時代の終わりを告げ、ボルトはそれに対してそれでも忍だと返しました。そして、ボルトの少年時代の話が始まります。父に構ってもらいたくて不貞腐れてた頃から青年になるまでの軌跡を描いた話です。
BORUTO(ボルト)のアニメについて
BORUTOのアニメは少年ジャンプに載っている話とは少々異なっている部分があり、原作とは違った楽しみ方が出来て評判が高いです。原作がボルトが忍者になってからの物語から始まっているのに対し、アニメはボルト達が忍者になる前の忍者学校に通っている時の物語から始まりました。原作では登場せずまだアニメだけにしか登場していないキャラが多く、結野イワベエもその中の一人です。
ボルトに出てくるカワキとは?
カワキとはBORUTOのプロローグで青年ボルトと闘っている正体不明の青年です。前作の主人公のナルトを倒した風に語っており、強さに溢れたオーラを持つ男の子です。作中最強の強さを持つナルトを倒したので、今回のラスボスなのではないかと予想されています。また、カワキの外見がBORUTOのアニメに出てくるイワベエにそっくりなので、カワキの正体がイワベエなのではないかと言われています。
カワキの性格とは
カワキの登場回数が少ないために詳しくは分かりませんが、カワキは殻のリーダーのジゲンに引き取られるまでは実父から虐待を受けており、そして木ノ葉丸が倒れてたカワキを保護しようとした際もお礼を言わずにいきなり臨戦態勢になるのも含め、彼は血の気が多く他人を信用できない性格だと予想できます。信頼とチームワークを重んじる木ノ葉の里の忍者とはソリが合わない性格です。
ボルト作中でのカワキの強さ
カワキはBORUTOのプロローグにてボルトに七代目と同じ場所に送ってやると言っています。同じ場所というのはあの世の意味の可能性が高く、カワキはナルトを殺したと予想されています。ナルトには尾獣化や仙人モードやうずまき一族の生命力などと最強要素がつまったキャラクターなので、そのナルトを殺すということは作中屈指の強さを秘めていると予想されています。
カワキやボルトが持つ紋章について
殻の果心居士と会った際にボルトの手の紋章のことを楔(カーマ)と呼び、モモシキの術を吸収したときのように果心居士の火遁の術を吸収してプロローグでカワキと対面したときの呪印のような物が出ました。カーマは今まで最強を保ってきた三大瞳術や仙人モードや尾獣化などを遥かに凌ぐと予想されています。カーマの正体は何なのかやボルトにカーマが現れた理由はまだ分からずじまいです。そして、カーマ同士は共鳴もします。
カワキにもカーマがあり、殻のガロウを圧倒しました。カワキの腕の形は呪印2状態のサスケや重吾のような形態をしており、オビトの刺し木の術のようにガロウの腹を突き抜けます。一見、カワキの肉体は最強の強さを持つように見えますが、オーバーヒートを起こし、動くことが困難になるという弱点を持ちます。オーバーヒートを起こす理由はカワキの肉体が科学忍具で構築されているからです。
ボルトに出てくる謎の組織の殻について
殻とは
殻とは狢のボスのショジョジがたまたま入った廃墟の中で見た正体不明の組織です。屍分身の術を持つジョジョジでも危険と察するほどの威圧感を持ち、黒いローブで体を覆い、ボルトの手にある印について語っていました。殻は内陣と外陣の二つにチームが区分されています。内陣はローブを覆う少数人数で構成されており、外陣は内陣のスパイとして活動をしています。カワキの事を器と呼び、彼のことを捜索しています。
殻のメンバー
殻のリーダーはジゲンという男です。黒目が多い細めであり、眉毛がなく、左目の下にⅣが顎にはダイヤのようなマークが刻まれています。カワキを実の親から引き取った里親であり、カワキを器として期待している様子です。
殻には果心居心と呼ばれる鼻から上が見えないマスクをしている男がいます。同じ殻の御老人を三昧の真火という忍術で瞬殺するほどの強さを持ちます。火遁を使う、蝦蟇を口寄せする、螺旋丸を取得している、ミツキが大蛇丸の息子である事を見抜くなどと、果心居士の正体はナルトの師匠であり木ノ葉の伝説の三忍と謳われた自来也なのではないかとファンの間では予想されています。
殻の外陣には元霧隠れの忍の青がいます。元水影にボコボコにされるコミカルな面も持ちながら、片目に白眼を持つ謎の人物であり、第四次忍界大戦時に十尾の尾獣玉で死んだように思えましたが、BORUTOで生存が確認されました。霧隠れの里には帰らず、カタスケの科学忍術の力で五体満足になりました。しかし、その正体は彼に幻術をかけた張本人だと判明し、科学忍具の情報を殻に渡していました。
ボルトのプロローグでカワキが発する言葉の意味について
カワキはBORUTOのプロローグで忍の時代は終わると発していました。これは忍者が古いものとされ、それに代わる新しい何かが出てきたからこれからはその時代だと豪語しています。その正体が科学忍具だと予想されています。カワキ自身が科学忍具だと判明したので、これからは自分のような科学忍具の時代であると象徴しているのが忍の時代は終わるという言葉の本意なのではないかと予想されています。
科学忍具の需要について
忍の世界で活躍出来るのは血統と才能が全てです。前者の血統はサスケやシカマルのように血継限界や秘伝忍術の使用者であり、後者の才能はミナトや大蛇丸やカカシのように血筋関係抜きの忍の才の持ち主です。努力家のリーやガイも後者であり、八門遁甲のリミッターを使うためには才能が必要になります。科学忍具は才能やチャクラがないとしても、使用することが出来ます。
逆にNARUTOの世界では、サスケ真伝に出てくるチノや霧隠れの白のように、特殊な忍術を持つが故に恐れられて迫害を受けながら生きてきた忍も多数います。チャクラや忍術が使えない人々が科学忍具の忍籠手で忍術を使えることが出来れば、常々問題になってきた迫害問題もなくなるのではないかと考えられます。
ボルト作中で明かされたカワキの過去
BORUTO24話でカワキの過去が明らかになりました。カワキは貧相な家に生まれ、幼少期の頃から父から虐待を受ける日々でした。ある日、殻のリーダーのジゲンが現れ、カワキを助け出し、養父として引き取られました。カワキは現に殻から逃げているので、器として虐待以上に非道なことをされたと予想されます。回想が分かっても、カワキの過去が全て明かされたわけではないので、今後のボルトの展開に期待しましょう。
カワキとこれから絡む可能性があるボルトのキャラを紹介
うずまきボルト
今作の主人公でカワキとプロローグで対面しているボルトです。父のナルトとは対極的に要領がよく、下忍にして三つの性質変化を扱えるセンスを持ちます。火影としての業務が忙しいナルトに構ってもらえず、奇行を繰り返して目立とうとする面があります。両親との不釣合いという面はカワキと同じですが、カワキが貧困に対し、ボルトは仲間や環境に恵まれているためにそこで軋轢が起こると予想されます。
うずまきナルト
前作主人公の現七代目火影のうずまきナルトもカワキと関係がある人物です。BORUTOのプロローグでは、カワキは七代目をあの世に送ったと公言しており、七代目のナルトとは因縁があったと考えられます。ボルトとカワキの関係はナルトとサスケの関係にも似ている節があり、サスケ寄りのカワキはナルトのような忍者に憎しみを持ってしまったのではないかと予想されます。
うちはサスケ
ナルトの元ライバルで現在はこの世の平和のために動いているうちはサスケです。サスケはカワキ同様に憎悪や闇で動いてきた忍ですが、最後はナルトと仲直りして今の位置に落ち着きます。BORUTOではボルトの師匠とサラダの父という立場であり、間接的にカワキとの関係があります。カワキがナルトを倒す強さを持つならば、サスケも倒せる強さを持つと予想できます。
うちはサラダ
ボルトと同じ班の紅一点、うちはサラダもカワキとこれから関わる可能性があると予想します。両親譲りの写輪眼と怪力を使う強さを持ちます。サラダはカワキと性格が近いサスケの娘であり、彼女自身も一度は闇を抱えてしまったことがあります。サラダは面倒見が良い姉御肌の面があり、暴走しがちのカワキを止める役目に適任です。
ミツキ
ボルトと同じ班のミツキもこれからカワキと関りがある可能性があります。ミツキの正体は大蛇丸に作られたクローン人間であり、正体が科学忍具であると判明したカワキと同様に人造人間です。普通に生まれた人間には理解できない複雑な感情を持っているので、これからのカワキの理解者になる可能性が高いです。ミツキはボルトを太陽として陶酔しており、カワキがボルトを攻撃をしたら、ミツキも黙ってはいられないはずです。
猿飛木ノ葉丸
三代目火影の孫にしてボルト達の担当上忍。カワキの事を保護しようとしましたが、カワキに信用が出来ないと言われ突き放されました。ナルトの弟分ということもあり、彼の息子のボルトを甘やかしてしまうこともあります。読者内の中でも死亡フラグが立っているキャラクターの一人であり、夢として追いかけてきた火影になれない悲しい結末を迎えるのではないかと予想されています。
遠野カタスケ
木の葉の科学班の男であり、完璧の技術の科学忍具で肉体が出来ているカワキに興味を示します。科学忍具のことになると、のめり込んでしまうところがあり、科学忍具を皆に認められようとすることに熱心です。それゆえに、中忍試験時は殻の外陣の青に幻術にかけられてしまい、結果としてはボルトを騙してしまいました。シカマルからも有能ではあると言われています。
カワキは木ノ葉の忍になるのか?
プロローグで忍の時代は終わったとボルトに言ったカワキですが、これはあくまでも青年のカワキなので少年のカワキはどうなるかはまだ明かされていません。カワキが忍の時代は終わったというのは、忍というものをよく理解してから発した言葉だと考えられるので、カワキは木ノ葉の里に保護されてから殻から身を守るという名目上で木ノ葉の忍として活躍する可能性が高いです。木ノ葉の里どのような活躍をするのでしょうか。
科学忍具班として活躍する
カワキの全身が科学忍具で構築されていることが最新話で明らかになったので、カワキは木ノ葉の里の忍者になった時は科学忍具班に所属する可能性が高いです。科学忍具班は忍籠手のような忍者じゃない人でも忍術を扱えるような忍具を開発する他に人から動物などの義足を作ったりなどの業務をこなしています。もし、カワキが科学忍具班に属したら、自分のような科学忍具を量産することが出来るでしょう。
暗部として活躍する
カワキは木ノ葉の暗部に所属する可能性もあります。木ノ葉の暗部にはカカシやイタチなどと闇が深い忍者が所属していたので、同じく闇が深いカワキが所属する可能性は高いです。カワキの戦闘能力はかなり高いために暗殺専門部隊に所属しても問題はないと考えます。むしろ、読者の中では暗部は噛ませ犬と呼ばれている節もあるので、暗部の中だと問題なく最強クラスでしょう。
カワキにそっくりのボルトのキャラクターのイワベエとは
結野イワベエとはボルト世代の忍者であり、ボルト達の二個上です。忍者としての基礎能力は高いですが勉強が出来ないために、アカデミーを卒業することが出来ずにおり、付いた異名がダブリのイワベエです。ファンの間でもダブリいじりをされています。一世代前の硬派な不良の様な佇まいでアカデミーを卒業した元同級生にも恐れられています。風貌が似ているためにアニメの視聴者からはカワキの正体なのではないかと言われています。
イワベエの性格とは
イワベエは義理堅い性格です。始めはボルトと対立をしていましたが、ボルトと闘って互いの強さを認め合ってからは仲間意識が生まれ、苦手な勉強を克服して絶対にアカデミーを卒業しようという目的が出来ました。イワベエは始めこそは対立をしますが、凄いと思った相手は仲間として認めます。デンキとは仲が良く、特意な忍術を忍術が苦手なデンキに教え、苦手な勉強を勉強が得意なデンキに教えてもらうような関係を築いています。
イワベエは火影のナルトに憧れている?
イワベエは火影のナルトを尊敬しています。初登場時では強さという意味でナルトを尊敬しており、忍は勉強が出来なくても強ければいいと宣言するほど強さに陶酔しており、ナルトの息子のボルトには七光り野郎と軽蔑していました。苦手な勉強を克服して下忍になった後の任務後に同じく落ちこぼれ忍者だったナルトに留年するまで下忍になる根性を持っているイワベエに会いたかったと言っており、イワベエは感動しています。
カワキにそっくりのイワベエの使う忍術
イワベエは土遁の術を得意としており、いつも持っている杖を地面に叩きつけることによって自在に土遁の術を操ります。中忍試験の一次試験の〇×クイズでは土遁で足場を作り、墨のプールに落ちずに達成しました。しかし、強度はさほど高くなくチョウチョウの部分倍加の術のパンチで崩れてしまいます。
霧隠れの修学旅行編では、新忍刀七人衆の鬼柚子一朗太と戦う際に、杖の岩の部分が抜けて仕込み刀になり、鬼柚子と相打ちになりました。あれは鉄の国の侍が使うようなチャクラ刀なのかどうかは定かではありませんが、イワベエの名字の結野とは髪を結うことから由来しているので、イワベエの家系は髪を結う侍の家系の可能性があります。
イワベエのボルト作中での強さ
イワベエは基礎忍術はアカデミーの中でもトップクラスですが、強さはボルト世代の中だとイマイチだと考えます。アニメの序盤でミツキと組手をした時のも簡単に倒されており、中忍試験でも砂隠れのシンキに瞬殺されていました。イワベエは特殊な術を持つ家系ではないので、これからも一般の術でしか対応することが出来ないので、伸びしろが低いと予想できます。
カワキにそっくりのイワベエが所属する第5班とは?
カワキにそっくりのイワベエと同じ班のボルトのキャラクターは?
イワベエと同じ第5班に所属するのはメタル・リーです。ロックリーの実の息子であり、彼と同じ全身タイツを着て太眉の男の子です。アカデミーの中でも優秀な成績ですが、メンタルが脆く緊張すると力が発揮できなくなります。父同様の体術と手裏剣術を得意にしており、アニメ第3話では八門遁甲を開く素振りが見られました。
イワベエと同じ第5班に所属するもう一人のメンバーは雷門デンキです。雷門カンパニーの跡取り息子で元々は科学の分野に興味を示していたために忍者になるつもりはありませんでしたが、ボルトの影響でアカデミーの忍術科に入学しました。忍者としての戦闘能力は低いですが、IT分野に優れているためにハッキングなどの能力に優れています。シノ曰く、アカデミーで最も能力を伸ばしたと評価されています。
第5班の戦闘能力
イワベエ、デンキ、メタルの三人とも男の子という体制のスリーマンセルであり、全員女子のスミレたちの第15班とは逆の状態です。イワベエとメタルという身体能力が高く血の気が多い二人を頭脳派のデンキが補完するという体制です。互い同士が欠点を補完しているチームですが、まだ発展途上であり、中忍試験二次試験では砂隠れのシンキ班に一蹴されています。
イワベエが所属する第5班の担当上忍は?
担当上忍は伊勢ウドンです。ウドンは木ノ葉丸の同期であり、モエギと木ノ葉丸の三人でナルトの子分としてつきまとっていました。眼鏡をかけていて鼻水を垂らして何とも頼りない印象でしたが、現在では担当上忍としての威厳を保っており、謹慎を喰らって自信喪失をしている部下達に自信を取り戻すきっかけを作りました。自身の鼻水を操る忍術を使うことがBORUTOで明らかになりました。
BORUTO(ボルト)のカワキの正体がイワベエ説の可能性は低い
ここまでカワキとイワベエについて説明していただきましたが、カワキの正体がイワベエである可能性は限りなく低いと考えます。カワキは作中のラスボスのような強さを持つキャラクターであるのに対し、イワベエは男らしくてカッコいいキャラクターですが勉強が出来ないギャグの面を持つキャラクターなので、イワベエがカワキの正体だとするといまいち威厳にかけています。
イワベエとカワキは声優が同じ?
イワベエの声優は浜添伸也さんです。イワベエは2話目からの登場なのに、ボルト1話目に浜添さんの名前がクレジットされており、カワキの声優も浜添さんだと憶測されています。THELASTのボルトとサラダの声優が同じ菊池こころさんのように兼役なのかもしれませんが、顔が似ているだけではなく、声までもが同じというのは同一人物の可能性が高まります。
カワキと同じ声優の浜添さんが演じる他作品のキャラクターは?
カワキと同じ浜添さんが演じるキャラクターにはHUNTER×HUNTERのキメラアントのラモットがいます。ラモットはゴンとキルアが一番初めに出会ったキメラアントであり、ゴンのジャジャン拳を念無しで受けて生き延びた実力を持ちます。ゴンのパンチが洗礼となって念の才能が開花し、キメラアント内に念という概念を与える重要人物になりました。しかし、イルミの針を取ったキルアに瞬殺されます。
これからのカワキの活躍とBORUTO(ボルト)の展開に期待
今回はボルトの謎の少年カワキについて解説させていただきました。カワキは全身科学忍具であることが判明し、木の葉の里が壊滅状態時にボルトと対面しています。カワキが結乃イワベエである可能性は物凄く低いですが、二人の声優が同じ浜添さんなので確実に違うとは言いがたいです。カワキはボルトと同じくカーマを持つ忍者なので、これからも間違えなく活躍するでしょう。そして、これからのBORUTOの展開にも期待です。