ナルトの長門の強さや能力・術を紹介!正体や輪廻眼を持っている理由は?

ナルトに登場するキャラクター、長門についてまとめています。集英社の大ヒット漫画『NARUTO-ナルト-』に登場する長門は、もともと心優しい少年でしたが、両親や仲間の死を目の当たりにし、世界に痛みを与えることを望むようになっていきます。敵役ではあるものの、主人公・ナルトの兄弟子でもあり、その来歴や人となりを知ると、必ずしも悪だとは言い切れない、複雑な魅力を持つキャラクターです。ここではそんな長門の強さや術、そしてその強さの源となった輪廻眼を持つ理由などについて紹介します。

ナルトの長門の強さや能力・術を紹介!正体や輪廻眼を持っている理由は?のイメージ

目次

  1. ナルトの長門とは?プロフィールと来歴を紹介
  2. ナルトの長門の能力や術:輪廻眼
  3. ナルトの長門の能力や術:六道の術
  4. ナルトの長門が使う六道の術:天道
  5. ナルトの長門が使う六道の術:人間道
  6. ナルトの長門が使う六道の術:修羅道
  7. ナルトの長門が使う六道の術:畜生道
  8. ナルトの長門が使う六道の術:餓鬼道
  9. ナルトの長門が使う六道の術:地獄道
  10. ナルトの長門が使う六道の術:外道
  11. ナルトの長門が輪廻眼を持っている理由は?
  12. ナルトの長門が持つ輪廻眼の瞳力の強さは?
  13. ナルトの長門の作中での強さ:半蔵の殺害
  14. ナルトの長門の作中での強さ:自来也の殺害
  15. ナルトの長門の作中での強さ:木の葉隠れの里襲撃
  16. ナルトの長門の作中での強さ:穢土転生でのナルトとの再戦
  17. ナルトの長門の強さまとめ

ナルトの長門とは?プロフィールと来歴を紹介

長門のプロフィール

『NARUTO』に登場する長門(ながと)は、輪廻眼という作中でも最強の瞳術を持つ、雨隠れの里出身の忍です。誕生日は9月19日のおとめ座で、血液型はA型です。純粋で人の痛みに敏感な優しい性格で、世界が平和になることを望んでいましたが、幾度かの悲しい経験を経て、テロ組織「暁(あかつき)」を結成。そのリーダーとして、世界を十尾で支配することを望み、主人公のナルトと敵対することになっていくキャラクターです。

長門の来歴:幼少期の両親の死

長門は、大国に囲まれた小国にある、雨隠れの里に生まれました。長門の幼少時代は第三次忍界大戦の最中で、雨隠れの里も大国間の争いに巻き込まれていきました。そんな中、一般人であった長門の一家は紛争地帯から逃げ遅れてしまい、敵の忍者と勘違いした木の葉の忍に両親を殺されてしまうという悲しい過去を持ちます。この時に長門は無意識に輪廻眼の力を解放し、両親を殺した木の葉の忍を自覚がないままに殺害しました。

長門の来歴:弥彦と小南 そして自来也との出会い

その後、長門は同じく戦争孤児だった弥彦と小南に出会います。貧しい生活の中で、長門らは協力してなんとか生き延びていきます。そんな中、常々「自分たちが世界を支配して平和な世界を作る」をいう夢を語っていた弥彦が、それだけの強さを身につけるために忍術を学ぶことを提案します。彼らは任務で戦地に来ていた木の葉の「三忍」に出会い、そのうちの自来也に修行をつけてもらうことになりました。

最初は修行に乗り気でない自来也でしたが、長門たちが忍の残党に襲われ、輪廻眼を使って返り討ちにしてしまうという事件が起こって以来、修行をつけることにします。特に輪廻眼という身に余るほどの力を持つ長門に、力の使い方を教えておく必要があったためでした。長門は、本来は不可能であるチャクラの五大性質変化をやってのけた上、自来也に教えられた術の全てをマスターするなど、輪廻眼により並ならぬ才能を発揮します。

自来也は過去に「忍の世界を変革する者を導くことになるだろう」という預言を受けていて、伝説の輪廻眼を持つ長門こそがその変革者かもしれないと思うようになります。襲ってきた忍を自身の輪廻眼で殺めてしまったことを思い悩む長門でしたが、自来也に諭され、「弥彦と小南を守りたい。たとえどんな痛みにあったとしても」と、二人を守ること、そしてそのために平和な世界を作ることを目指すようになります。

長門の来歴:弥彦の死と暁のテロ組織化

自来也は3年間に渡り長門たちを鍛え、木の葉の里に帰っていきました。その後長門たちは平和を求めるために、弥彦をリーダーとして暁という組織を結成します。同士を集め、勢力を拡大していく長門たちは、ある時、雨隠れの忍である半蔵に協定を持ちかけられます。しかしこれは長門たちを落とし入れるための罠でした。調停が行われるはずだった場には、半蔵とその部下、そして暗部を含めた木の葉の忍たちが待ち受けていたのです。

小南が人質に取られ、長門は半蔵に暁のリーダーである弥彦を殺すように要求されます。クナイを手に呆然と立ち尽くす長門でしたが、弥彦は自らそのクナイに飛び込み、命を落とします。弥彦を死なせてしまい、自分の考えの甘さに絶望した長門は、輪廻眼の能力・外道魔像の口寄せを発動。半蔵は取り逃がしてしまうものの、襲って来た忍たちを殲滅させました。

この事件以降、仲間を失った痛みから、「痛みを味あわねば人は成長しない」という考えを持つようになった長門は、尾獣を集め禁術を開発し、その力に対する恐怖感を戦争への抑止力として平和を成し遂げることを目指すようになりました。長門は暁をテロ組織化し、尾獣集めに暗躍していくことになります。弟弟子にあたるナルトも尾獣を体に宿した人柱力だったため、長門はナルトを狙って木の葉の里も襲うことになっていくのでした。

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ナルトの長門の能力や術:輪廻眼

最強の瞳術である輪廻眼とは?

ここから長門の能力を紹介していきます。長門は暁のリーダーとして的確に計画を進めていきますが、その能力の源となっていたのが輪廻眼です。輪廻眼とは、うちは一族の写輪眼、日向一族の百眼と並び、NARUTOの世界における三大瞳術の一つとされる道術です。その中でも輪廻眼は「最も崇高にして最強の瞳術」と言われることもあり、強大な力を持っています。色は紫色で、波紋状の模様が入った瞳が特徴です。

輪廻眼を開眼したものは、本来不可能とされている五大性質変化を身に付けることができるほか、後述する「六道の術」と呼ばれる能力を発動させることができます。どちらの能力も、NARUTO世界で「忍の祖」と呼ばれる六道仙人が持っていた能力とされていて、人知を超えた能力です。

輪廻眼のルーツと開眼条件

輪廻眼のルーツとなっているのは、大筒木一族です。かつて、神樹に宿るチャクラの実により力を得て乱世を治めたとされる大筒木カグヤ、およびその息子であり、忍宗を開き六道仙人と呼ばれるようになる大筒木ハゴロモが、輪廻眼を持っていました。最強クラスの強さを誇る伝説の瞳術であるだけに開眼条件は厳しく、大筒木一族を除くと作中で自力で開眼したのは、うちはマダラのみです。

開眼には「ハゴロモの息子である大筒木インドラと大筒木アシュラの、両転生者のチャクラを合わせる」必要があり、マダラは大筒木インドラの転生者だったため、大筒木アシュラの転生者である千手柱間の細胞を体に取り込むことで開眼しました。同じくインドラの転生者だったうちはサスケは、精神世界で大筒木ハゴロモから力を与えられることで、自力ではないものの開眼に成功しています。

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ナルトの長門の能力や術:六道の術

六道の術は、輪廻眼を持つ者が発動できる人知を超えた力です。仏教用語である六道を元にネーミングされていて、天道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道の6つにそれぞれ個別の能力が与えられているのですが、NARUTO世界では地獄道と対になる能力として「外道」を加えた計7つを総称して「六道の術」と呼んでいます。

ペイン六道

長門は、6体の死体傀儡を作り出し、それぞれが六道の術のうち一つを使用できるようにしていました。この6体の傀儡を合わせて「ペイン六道」と呼びます。弥彦の死後、長門は輪廻眼の能力を酷使していたことにより自分では歩けないほどに衰弱しますが、自身の代わりとしてこのペイン六道を操り活動していきます。またペイン六道の中でも、特に弥彦の死体で作られた1体を暁のリーダー・ペインと自称させ、暗躍していくのでした。

地獄道の、魂を入れる能力で生み出された死体傀儡は、全員が輪廻眼を持っていて、この6体と長門は相互に視覚を共有していました。この視覚共有により、死角からの攻撃も、他の傀儡体の視野で確認できていれば簡単に避けることができます。

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ナルトの長門が使う六道の術:天道

ここから六道の術の詳細を見ていきます。天道は、引力・斥力を自在に操る能力を持ちます。使用する術名は「神羅天征」「万象天引」「地爆天星」などです。ペイン六道の状態では、弥彦の死体を使った傀儡にこの天道の能力が与えられていました。

神羅天征

神羅転生は斥力の能力で、自分の周囲の物体や敵の攻撃などを弾き返すことができます。一度の使用毎にインターバルを取る必要があり、規模毎にインターバルに必要な時間が変化しますが、通常の自分の周囲半径数メートルの範囲に対しての使用であれば、五秒程度のインターバルを必要とします。木の葉の里全体を一度に破壊したときは、かなり長いインターバルを必要としましたが、作中でも最強クラスの破壊力を見せつけました。

万象天引と地爆天星

万象天引と地爆天星はどちらも引力を使用する能力です。万象天引は、自身の方に対象を引き寄せる能力で、長門は敵を自分の側に引き寄せ、問答無用で攻撃を当てる形で使用しました。地爆天星は、自身から離れた一点に、地面や岩などを強力な引力で球状に引き寄せる能力で、かつて六道仙人のこの術により月が作られたという伝説が残っています。作中では、長門が九尾化しかかったナルトを閉じ込めるためなどに使用しました。

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ナルトの長門が使う六道の術:人間道

人間道は、頭を鷲掴みにすることで、相手の記憶や情報、そして最終的に魂を抜き取ることができる「吸魂の術」を使用できます。抜き取った魂は、後述する地獄道の閻魔に保存しておくことも可能です。ペイン六道の状態では、滝隠れの忍の死体が傀儡に使用されました。

ナルトの長門が使う六道の術:修羅道

修羅道は、体をカラクリ化させることができる能力を持ちます。術名は「修羅の攻」といい、カラクリの鎧の口寄せや、ナルト世界には無い異世界の兵器も呼び出すことができるほか、肉体の一部を機械化することも可能です。ペイン六道の状態では、自来也が旅を始めて間もない頃に出会ったという傀儡使いの死体が使われていました。

ナルトの長門が使う六道の術:畜生道

「畜生道」は口寄せに特化した能力です。通常の口寄せは、口寄せする相手と契約をしてからでないと口寄せできませんが、畜生道はそういった契約を無視して口寄せすることができます。よって、作中で登場した術の中では、穢土転生と地獄道の獄閻王以外の全ての口寄せ関連の術を使用することができます。

畜生道が使う術は「口寄せ輪廻眼」といい、この口寄せで呼び出された者には特徴が二つあります。一つ目は輪廻眼を持った状態で口寄せされ、長門たちと同様に視覚を共有していること、そしてもう一つが、外道の術の制御下に置かれていて、体に黒い棒が埋め込まれていることです。この棒が術者(ペイン六道の場合は長門)のチャクラを受信することで、術者の意のままに行動をコントロールされることになります。

また畜生道は「口寄せ輪廻眼」に加えて「増幅口寄せの術」も併用することができ、この増幅口寄せで呼び出された場合は、攻撃を受けるたびに頭の数が増えるという、異形の口寄せになります。作中では、ペイン六道が木の葉隠れの里を襲撃した際の、巨大な犬の口寄せ時などに使用されました。

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ナルトの長門が使う六道の術:餓鬼道

「餓鬼道」は、チャクラを吸収し体内で霧散させてしまう能力で、相手の忍術を吸収・無効化させることができます。術名は「封術吸印」(ふうじゅつきゅういん)です。あらゆる忍術を無効化できるという最強能力ですが、チャクラの吸収速度には限度があるため、相手のチャクラがあまりに強大な場合は吸収しきれないこともあり得ます。

通常のチャクラだけでなく、仙術チャクラであっても吸収することが可能です。ただし自然エネルギーを使う仙術チャクラは扱いが難しいため、術者の能力を超えて多量に吸収すると石化することもありえます。また、餓鬼道の能力は、あくまでも放たれたチャクラを吸収する能力なので、無効化できるのは忍術のみです。物理攻撃である体術や、精神面に影響を与える幻術については吸収・無効化させることはできません。

ナルトの長門が使う六道の術:地獄道

「地獄道」は、後述する「外道」と対になる能力で、魂の管理を行います。地獄道の「口寄せ・獄閻王」の術を使用すると、閻魔のような存在が口寄せされ、この閻魔が捕えた相手に質問をし回答が嘘だった場合、その相手の魂を抜き取り絶命させることができます。またこの閻魔も輪廻眼を持っていて、同様に視覚を共有しています。

閻魔および人間道の「吸魂の術」で抜き取った魂は、閻魔の中にストックしておくことができ、またこれらの魂を死体に埋め込むと死体傀儡を作ることができます。長門はこの閻魔の能力を使い、弥彦やその他の死体を死体傀儡にさせペイン六道を作り出しました。またこの能力は、魂を埋め込む時に死体の傷や損傷を回復させてしまうので、死体の回収さえできれば何度でも復活することができます。

ナルトの長門が使う六道の術:外道

「外道」は、前項の「地獄道」と対になる能力で、生死を司る術です。外道の能力は生きている術者のみが使用可能なため、ペイン六道には分け与えられず、長門本人が使用しています。使用できる術名は「外道の術」「口寄せ・外道魔像」「外道・輪廻天生の術」などです。

外道の術

外道の術は、黒い棒を生成し、この棒を対象の体に埋め込むことで、行動を術者がコントロールできるようにします。対象が死体傀儡や畜生道の口寄せで呼び出された者であれば、完全にコントロールすることが可能です。対象が生者の場合は、行動をある程度制限することになります。黒い棒が、術者のチャクラの受信装置となっているため、対象が術者である長門の近くにいるほどより強力な力で行動をコントロールすることができます。

口寄せ・外道魔像

口寄せ・外道魔像によって呼び出される魔像は、元は十尾だったものの抜け殻で、尾獣の容れ物です。抜け殻とはいえ高い戦闘力を持ち、長門たちが半蔵の陰謀で強襲された時も、長門はこの魔像だけで相手を蹴散らしてしまったほどです。弥彦の死後、テロ組織化していった暁は、人柱力から抜き取った尾獣をこの魔像の中に封印していきました。

ただし、この様に強大な力を持つ外道魔像は、口寄せするだけでも術者からどんどん生体エネルギーを吸い取っていく存在のため、長門自身、ナルトの中の尾獣を狙って木の葉の里を襲撃する頃には、あばら骨がはっきりと浮き出るほどに痩せこけていて、自力では歩けないような状態になっていたほどでした。

外道・輪廻天生の術

外道・輪廻天生の術は、「死者を完全に蘇らせる」という能力です。穢土転生とは異なり、死者を本当の意味で蘇らせることができるという、NARUTO世界において最強の蘇生術です。完全に人知を超えた能力であるこの術を使う場合、術者は自身の命を削る必要があります。長門は、自身が殺めた木の葉隠れの里の者を蘇生させるためこの術を使用し、ナルトに自分が過去に描いた夢を託して死んでいくこととなりました。

ただし作中で長門が術を使用する際、小南の「今のチャクラでこの術をしたら…長門は…」という心情描写があるため、チャクラ残量と蘇生の規模によっては、必ずしも術者が死ぬ必要は無いようです。また、長門自身がナルトに対して「木の葉へ来て俺が殺めた者たちならまだ間に合う」とも言っているため、死んでから時間が経っている者ほど、輪廻天生で蘇生させる際に術者の代償が大きくなると見られています。

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ナルトの長門が輪廻眼を持っている理由は?

輪廻眼の項で、その厳しい開眼条件を紹介しましたが、ではなぜ長門は輪廻眼を持っていたのでしょうか?長門は、幼少期に命の危険にさらされたことが輪廻眼の力の解放のきっかけとなりましたが、実際には自力で開眼したわけではありませんでした。実は長門の輪廻眼は、うちはマダラが開眼した輪廻眼を移植したものだったのです。

死の直前に輪廻眼を開眼したマダラは、輪廻眼の能力である「外道・輪廻天生」でいつの日か完全復活するために、輪廻眼を誰かに託す必要がありました。並行して、マダラが計画した「月の眼計画」を実行するためには外道魔像の口寄せも必要になりますが、外道魔像を口寄せするには千手の血統を持っている必要がありました。そこで選ばれたのが当時まだ子供だった長門です。

実は長門はナルトと同じくうずまき一族で、うずまき一族は千手一族の血縁でもありました。千手の血を引く者に輪廻眼を持たせることで、外道魔像による月の眼計画を進めつつ、最後にマダラを復活させる。その計画のためのコマとして、長門は自覚がないほどの子供の頃から利用されていたのです。

しかし長門自身は自身の輪廻眼の秘密を知らず、あくまで自分の意思で、トビが提示してきた「尾獣を集めて世界を支配する」という提案に応じていただけでした。その結果として、木の葉襲撃の際、どんなに痛みを見せつけても屈することなく希望を持ち続けることを選んだナルトに感化された長門は、自分の命と引き換えに木の葉のために輪廻天生を使うことを選択し、マダラの計画から外れることになっていくのでした。

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ナルトの長門が持つ輪廻眼の瞳力の強さは?

NARUTO世界で「最も崇高にして最強の瞳術」と言われていた輪廻眼ですが、実は長門の輪廻眼は完全なものではありませんでした。輪廻眼には「輪廻写輪眼」という輪廻眼と写輪眼両方の力を持ち合わせた瞳力が存在したのです。大筒木カグヤ、うちはサスケが開眼したのはこの輪廻写輪眼であり、見た目も輪廻眼の波紋状に加えて写輪眼の曲玉模様が入った瞳になっています。

また、マダラは輪廻眼で本人の固有瞳術である「輪墓・辺獄(りんぼへんごく)」が使用できましたが、移植された長門ではこの術は使用できないようで、作中で一度も使用していません。これらのことから、輪廻眼自体は最強クラスの瞳術ですが、その輪廻眼使用者の中で比べると、長門の瞳力の強さは必ずしも最強ではなかったとも言えます。

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ナルトの長門の作中での強さ:半蔵の殺害

ここから実際に作中で描かれた長門の強さを見ていきます。以前、半蔵の計略にはめられ弥彦を死なせてしまった長門ですが、時を経て、半蔵と対立し雨隠れに内紛を引き起こします。用心深い半蔵は常に複数の者に自分を守らせていましたが、長門はこれを突破し半蔵を殺害、そして半蔵の配下の者や親族、ついには半蔵に依頼をしていた他里の顧客に至るまで、半蔵の関係者全てを殲滅、反乱の芽を詰むことで雨隠れの長となるのでした。

長門がどのように半蔵を殺害したのか、詳細は描かれませんでしたが、NARUTO世界でも屈指の実力者として知られていた半蔵を打ち倒したということで、長門の強さが窺えます。半蔵は自来也たち木の葉の「伝説の三忍」が若かりし頃に相対したことがあり、自来也もその強さを知っているため、長門がその半蔵を殺害したと聞いた時には信じられないというような反応を見せていたほどでした。

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ナルトの長門の作中での強さ:自来也の殺害

暁について調べていた自来也が、リーダーのペインが雨隠れの里にいることを突き止め、里にやってきます。長門はペイン六道として、かつての師と戦うことになりました。多彩な術を使う自来也に対し、長門は輪廻眼の視覚共有を用いて翻弄します。

仙人モードに入った自来也により一度は3体の傀儡が倒されますが、地獄道の能力で完全回復させ、付け入る隙を与えません。最終的に1体が結界に引き摺り込まれて倒されたものの、外道の棒で致命傷を与え、かつての師であり「伝説の三忍」と呼ばれたほどの忍である自来也を葬り去るのでした。

ナルトの長門の作中での強さ:木の葉隠れの里襲撃

自来也の殺害後、長門は六道ペインで木の葉の里を襲来し、精鋭を含む木の葉の里を翻弄します。いずれ火影になると目されていたカカシや、五代目火影・綱手の右腕であるシズネなど、木の葉でも最強クラスを含む多くの忍を殺害した上、ナルトが里にいないことが判明した後は、大規模な神羅天征を使って里全体を破壊、木の葉の里を跡形もないほどに消しとばすなど、圧倒的な強さを見せつけました。

最終的には、仙人モードを身につけたナルトによりペイン六道は破壊され、長門自身がナルトと相対することになりました。この時点ではナルトが話し合いを望んだため直接対決はせず、ナルトの回答に感化された長門は、最強の蘇生術・輪廻転生を使用し、ナルトに夢を託して命を落とします。

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ナルトの長門の作中での強さ:穢土転生でのナルトとの再戦

第四次忍界大戦では、カブトの穢土転生により長門も生ける屍として呼び出されます。生前同様、自力では満足に歩くことができず、共に穢土転生されたうちはイタチに肩を貸してもらい移動していた長門は、ビーと共に行動していたナルトと再会することになります。遠隔操作だった六道ペインと異なり、長門が自身で使う六道の術はより威力が増していて、九尾のチャクラを使えるまでに成長したナルトすらも追い詰めるほどでした。

最強の瞳術・輪廻眼とその派生である写輪眼という、最強とも思えるコンビでしたが、イタチが穢土転生の支配から逃れナルトの側についたことで3対1の状態になり、最終的に長門の敗北となります。長門は弟弟子であるナルトにエールを送り、イタチの十拳剣(とつかのつるぎ)を使った最強クラスの封印術により魂を封印されていきました。

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ナルトの長門の強さまとめ

その目の輪廻眼の能力により、長門は作中でも最強クラスの強さを持っていたと言えます。あくまで輪廻眼は移植により与えられたものではありましたが、暁のリーダーとしての暗躍や、木の葉の里の襲撃、同じ自来也に師事した兄弟子としてのナルトとの関係性など、能力的にも人物的にもNARUTOという物語を進める上でキーマンとなる存在だったのが長門でした。

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