NARUTO(ナルト)の暁メンバー一覧!最強の忍集団の強さや忍術を紹介

NARUTO-ナルト-の暁(あかつき)は、各国の忍者の里から離反した凄腕の忍者たちによって構成された組織です。里を捨て抜け忍として追われながら、その並外れた実力で恐れられる暁の忍たちは、「犯罪者」の一言では表すことのできない影を持つ、魅力的な忍ばかりです。しかし、組織の目的やメンバーの過去には謎が多く、また入れ替わりもあるため、意外とその全容を把握するのが難しいと言われています。今回は、NARUTO-ナルト-の最強忍集団「暁」について、メンバーのパーソナリティーや忍術などをまとめて紹介します。

NARUTO(ナルト)の暁メンバー一覧!最強の忍集団の強さや忍術を紹介のイメージ

目次

  1. NARUTO-ナルト-とは
  2. NARUTO-ナルト-の暁とは
  3. NARUTO-ナルト-の暁の目的は?
  4. NARUTO-ナルト-の暁のメンバー①創設時のリーダー弥彦とは?
  5. NARUTO-ナルト-の暁のメンバー②創設者の1人にして現リーダー長門とは?
  6. NARUTO-ナルト-の暁のメンバー③創設者の1人で紅一点小南とは?
  7. NARUTO-ナルト-の暁のメンバー④大蛇丸も暁の一員だった!
  8. NARUTO-ナルト-の暁のメンバー⑤イタチのかつてのパートナー枇杷十蔵とは?
  9. NARUTO-ナルト-の暁のメンバー⑥サスケの兄にして影の主人公うちはイタチとは?
  10. NARUTO-ナルト-の暁のメンバー⑦鮫肌使いの怪人干柿鬼鮫とは?
  11. NARUTO-ナルト-の暁のメンバー⑧爆発の芸術家デイダラとは?
  12. NARUTO-ナルト-の暁のメンバー⑨元砂隠れの天才造形師サソリとは?
  13. NARUTO-ナルト-の暁のメンバー⑩不死身の狂信者飛段とは?
  14. NARUTO-ナルト-の暁のメンバー⑪不死身の武人角都とは?
  15. NARUTO-ナルト-の暁のメンバー⑫正体不明の暗躍者ゼツとは?
  16. NARUTO-ナルト-の暁のメンバー⑬影の支配者トビとは?
  17. NARUTO-ナルト-の暁の結末
  18. NARUTO-ナルト-の暁の指輪の意味は?
  19. NARUTO-ナルト-の暁メンバーの強さランキング
  20. NARUTO-ナルト-の暁は一癖も二癖もある最強忍集団だった!

NARUTO-ナルト-とは

『NARUTO-ナルト-』は、1999年から2014年まで週刊少年ジャンプで連載された漫画作品です。忍の里・木ノ葉隠れの里に暮らす主人公のうずまきナルトが、仲間や師との出会いと別れ、強敵との戦いを乗り越え、落ちこぼれ忍者から里一番の忍者・火影(ほかげ)に成長する物語です。ド派手な忍術バトルや、家族・兄弟さまざまに描かれる人の絆、奥深い世界観が人気となり、少年ジャンプを代表する看板作品の1つになりました。

『NARUTO-ナルト-』は、アニメ化もされており、2002年から2017年まで、オリジナルストーリーを挟みながら物語の完結まで描かれました。他にも劇場版やゲーム化、舞台化など、さまざまなメディアミックスが行われています。また、原作完結後の未来、ナルトたちの子ども世代が活躍する『BORUTO-ボルト-』が、週刊少年ジャンプで連載、アニメも放送中です。

『NARUTO-ナルト-』の魅力はなんと言っても派手な忍術バトルと、登場人物たちの厳しくも温かい、絆と成長の物語です。しかし、それは立ちはだかる強敵や、乗り越えるべき影の物語があるからこそ引き立つもの。今回は、大人気漫画『NARUTO-ナルト-』の影の魅力である、犯罪忍者組織「暁(あかつき)」について、メンバーごとの人物像や忍術を紹介するほか、「暁」内での強さランキングなどを紹介します。

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NARUTO-ナルト-の暁とは

「暁」は、10人の抜け忍(忍の里を捨てた忍者)で構成された、小さな組織です。メンバーのほとんどが、忍の里一番の忍者を表す「影」に匹敵する実力を持つ凄腕の忍たちであり、各里と秘密裏に繋がって戦争や暗殺などの汚れ仕事を引き受けています。メンバーは、黒地に赤い雲の模様が描かれた外套に笠という特徴的な装束をまとい、漢字1文字が書かれた指輪を、両手の指のいずれかにはめています。

「暁」は10人で構成される組織ですが、メンバーの死亡や離反によって穴が空き、新しいメンバーが迎えられることもあります。『NARUTO-ナルト-』本編では、木ノ葉隠れの里の抜け忍・大蛇丸が「暁」に所属した時期があり、砂隠れの里の抜け忍・サソリの死後、後任としてトビが加入しました。アニメオリジナルエピソードでは、かつて「暁」に所属し、うちはイタチの相棒だった霧隠れの里の抜け忍・枇杷十蔵が登場しています。

NARUTO-ナルト-の暁の目的は?

暁の目的は力による世界征服

各里からS級の犯罪者として追われる抜け忍たちを集めた「暁」の目的は、里に代わる忍の世界初の戦争請け負い組織を設立し、戦争の恐怖で世界を支配することです。そのために「暁」は、尾獣(びじゅう)と呼ばれる強大な力を持つ九体の魔獣を手に入れるべく行動していました。しかし、この尾獣集めは、「暁」を裏で操り暗躍する黒幕の、真の目的を達成するための手段でしかなかったことが、物語の終盤に判明します。

暁の真の目的「月の眼計画」

「暁」の真の目的は、「暁」を裏で操っていたうちはマダラとトビによる「月の眼計画」の実現です。「月の眼計画」は、尾獣を全て集めることで復活する最強の尾獣・十尾の力を手に入れ、その強大な力で世界中の人々を幻術の世界に引きずり込み、理想の世界を実現するという壮大な計画。それは、幻術によって人々の意識が統一され、永遠に醒めることのない夢の中で、戦争のない平和な世界を見続けられるというものでした。

暁の本当の姿

恐怖による世界征服や「月の眼計画」など、武力によって世界の支配・平和を成し遂げようとする「暁」ですが、その始まりは、現在とは全く反対の、暴力を用いない方法で平和な世界を実現しようという理想を持った忍たちの集まりでした。

「暁」は、雨隠れの里の弥彦・長門・小南の3人によって結成されました。弥彦をリーダーに、「対話によって争いをなくす」という彼の理想に多くの忍が賛同し、「暁」は大きくなっていきます。しかし、「暁」の勢力拡大を恐れた雨隠れの長に裏切られ、弥彦が死亡。また、トビやゼツの暗躍で多くの仲間を失います。後を継いでリーダーになった長門は、この現実に絶望し、「暁」はその目的を「恐怖による平和」に変えてしまいます。

NARUTO-ナルト-の暁のメンバー①創設時のリーダー弥彦とは?

弥彦は、「暁」の創始者の1人で、発足当時のリーダーだった青年です。オレンジ色の髪が特徴で、顔立ちや性格はナルトに似たものがあります。もとは残りの「暁」創始者である長門・小南とともに雨隠れの里の戦災孤児で、生きるために旅をしていたところを、ナルトの師匠でもある木ノ葉隠れの忍・自来也に拾われ、忍としての修行を受けました。

「平和な世界を作るために世界を征服すること」を夢に見て、自来也のもとでの修行後、長門・小南とともに「暁」を結成します。対話による平和という彼の理想に多くの忍が共鳴し、仲間が集まりました。しかし、「暁」を恐れた雨隠れの里の長に裏切られ、人質に取られた小南を助けるため、命を落としました。その死体は長門によってペイン・天道に改造され、動けない長門に代わり、「暁」のリーダー的存在として活動します。

NARUTO-ナルト-の暁のメンバー②創設者の1人にして現リーダー長門とは?

長門は「暁」の創始者の1人で、弥彦が死んだ後の暁のリーダーです。右手の薬指に「零」の指輪をはめています。白眼、写輪眼と並ぶ三大瞳術のひとつ、輪廻眼を持つ青年で、弥彦の死後は「ペイン」と名乗っています。身体が衰弱しているため、長門本人が公に姿を表すことはなく、死体を改造した6体の「ペイン」を、忍術で遠隔操作して行動します。もとは弥彦・小南と同じ雨隠れの里の戦災孤児で、自来也の弟子でした。

かつては弥彦の理想である「対話による戦争のない世界」を志していましたが、弥彦の死を通して現実に絶望し、考えを変えてしまいます。トビと接触して以降は、「尾獣を集め、その力を戦争に利用することで人々に戦争による痛みを与え、戦争への恐怖で平和な世界を作る」という目的のもと、うちはイタチや干柿鬼鮫など、各里からS級犯罪者として追われる抜け忍を「暁」に招き入れ、尾獣を集めさせます。

7体の尾獣を手中に収め、計画が終盤となった長門は、九尾を手に入れるべく、木ノ葉隠れの里を6体の「ペイン」全員で襲撃。木ノ葉隠れの里を壊滅させた後、駆けつけたナルトと激戦を繰り広げ、全ての「ペイン」を倒されます。そして、長門の居場所を突き止めたナルトと邂逅し、戦争と平和についてナルトに問いますが、自来也や多くの人を殺した自分を殺めないというナルトの答えに、かつての理想を思い出し、負けを認めました。

長門の忍術①外道の術

長門が「ペイン六道」と呼ぶ6体の「ペイン」を操るために使う術です。6体の「ペイン」にはそれぞれ地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人道、天道の名前が与えられており、ピアスのように体中に埋め込まれた受信機で、長門のチャクラを受信し、コントロールされています。「ペイン六道」は死体から作られるため、倒されても作り直すことができますが、弥彦の死体を使っている天道だけは特別で、替えがありません。

長門の忍術②神羅天征

神羅天征(しんらてんせい)は、斥力を操る忍術です。触れること無く対象を吹き飛ばすことができ、ナルトの螺旋手裏剣や万華鏡写輪眼の天照をも防ぐ力を持ちます。力を集中するほど威力が増し、最大まで集中させた神羅天征は、木ノ葉隠れの里を一瞬にして巨大なクレーターに変貌させました。

長門の忍術③万象天引

万象天引(ばんしょうてんいん)は、神羅天征とは逆に、相手を引き寄せる術です。単体ではそこまでの強さを感じさせる術ではありませんが、強制的に引き寄せた相手を体術や武器で迎撃するという戦法でナルトたちを翻弄しました。

長門の忍術④地爆天星

地爆天星(ちばくてんせい)は、強力な引力を発生させる球を作り出し、周囲のあらゆるものを引き寄せる術です。凄まじい引力で一度はナルトを捕らえましたが、ナルトが九尾の力を限界近くまで発現させたことで失敗に終わりました。地面を引き剥がし作られた球は、まるで新しい天体のようだといわれています。

長門の忍術⑤外道輪廻転生の術

外道輪廻転生の術は、長門の持つ輪廻眼による転生忍術です。死者の魂を呼び戻し、蘇生させることができます。長門はこの術を自らが殺害した木ノ葉隠れの里の人々に使用し、(術の代償かチャクラの消耗によるのか定かではありませんが)死亡しました。

NARUTO-ナルト-の暁のメンバー③創設者の1人で紅一点小南とは?

小南は「暁」の紅一点にして創始者の1人です。冷静沈着で抑揚のない話し方をしますが、弥彦や長門を支えたいという想いをずっと心に持ってきた、優しい女性です。紙で作ったコサージュを髪につけ、右手の中指に「白」の指輪をはめています。弥彦・長門と同じく雨隠れの里の戦災孤児で、自来也の弟子として修行を受けました。弥彦の死後、考えを変えてしまった長門を支え、衰弱し弱りきった長門の本体を常に守っていました。

長門の死後は彼の遺体を弥彦の遺体とともに雨隠れの里に隠し、長門の輪廻眼を奪いに来たトビと交戦。トビの使う時空間忍術の弱点をつく戦法で抗戦しますが、及ばず敗北します。小南が致命傷を負ったその瞬間、止むことのなかった雨隠れの里の雨がやんで虹がかかり、それを長門が見せてくれたと信じた小南は、ナルトこそが希望だとトビに告げました。

小南の忍術①式紙の舞

式紙の舞は、小南の戦術の根幹をなす術で、全身を無数の紙に分解して自由に操ることができます。この術を応用して、小南は紙の翼を作り空を飛ぶ「天使降臨」や、紙で相手の動きを封じる「紙縛りの術」など様々な術を使用します。また、起爆札を混ぜることにより攻撃に用いることも可能と、臨機応変な対応が可能な術です。しかし、油など粘性のある液体をかけられると、紙を操れなくなるという弱点も存在します。

小南の忍術②紙分身の術

紙分身の術は、名前の通り紙で作られた分身を作り出す術です。性能としては影分身の術と大差ありませんが、小南は「式紙の舞」と組み合わせることで、本体と同等の力を持つ紙分身を作ることができます。また、起爆札を混ぜることで人間爆弾のように使用することも可能です。小南本人は常に長門を守っているため、普段活動している小南は、全て紙分身です。

小南の忍術③神の紙者の術

神の紙者の術は、トビを警戒していた小南が、トビに対抗するため準備した小南最大の忍術です。6000億枚の起爆札をチャクラで水に偽装し、そこに踏み込んだ相手を約10分間爆破し続け粉砕するというもの。単純ではあるもののトビの時空間忍術をもってしても普通の回避は不可能で、トビは左目を犠牲に写輪眼の究極瞳術であるイザナギを使用し、これを無効化しました。

NARUTO-ナルト-の暁のメンバー④大蛇丸も暁の一員だった!

大蛇丸(おろちまる)は、ナルトの師匠・自来也、五代目火影・綱手とともに「伝説の三忍」と並び称された凄腕の忍で、木ノ葉隠れの里の抜け忍です。『NARUTO-ナルト-』本編では、ナルトのライバル・うちはサスケの肉体を執拗に狙う敵として登場します。「暁」には本編開始より前に所属していましたが、サスケの兄・イタチの肉体を狙って返り討ちにあい、その際に離反しています。指輪は「空」で、左手小指にはめています。

大蛇丸は、忍として天賦の才能を持ち、いずれ火影になると将来を嘱望されていました。しかし、野心と残忍な性格から火影となることを許されず、さらに人体実験を行っていたことが発覚し、大蛇丸は里を追われます。その後は、うちは一族の力を自らのものにすることに執着し、サスケと接触。さらに砂隠れの里を焚き付けて木ノ葉隠れの里に戦争をしかけ、三代目火影を死に追いやるなど、大事件の影に必ず姿を見せています。

『NARUTO-ナルト-』本編開始時にはすでに「暁」を抜けていたため、「暁」での大蛇丸を知ることのできる描写は多くありませんが、在籍中はサソリとコンビを組んでいました。うちはイタチの過去を描いた小説『NARUTO-ナルト-イタチ真伝』では、コンビを組みながらも非常に険悪な仲の大蛇丸とサソリを見ることができます。

大蛇丸の忍術①白蛇遣いの術

白蛇遣いの術は、大蛇丸が度重なる肉体改造の結果獲得した、真の姿とも言える術です。大蛇丸の肉体は無数の白い蛇と化しており、これをチャクラによって操っています。この状態の大蛇丸の体液は、気化すると吸い込んだ相手を痺れさせる毒になっています。

大蛇丸の忍術②不屍転生

不屍転生は、大蛇丸が開発した「相手の身体を乗っ取る術」です。大蛇丸は、この術によって他人の身体を乗っ取り続けることで、実質的な不老不死を達成しています。強力な術ですが、連続使用はできず、さらに対象が強力な力を持っていると、効果を反射され逆に自分が乗っ取られるという弱点をもっています。作中では大蛇丸がサスケに不屍転生を使用した際、写輪眼によって反射され、逆に乗っ取られるということが起こりました。

大蛇丸の忍術③穢土転生

穢土転生(えどてんせい)は、死者の魂を浄土(あの世)から穢土(この世)に口寄せする禁術で、二代目火影が考案したものを、大蛇丸が完成させました。生きた人間が生贄として必要など、倫理に反する禁術として忌み嫌われていますが、復活させた人物の能力を再現し、無限のチャクラと不死の肉体を与え、コントロールできるこの術は、非常に強力で、『NARUTO-ナルト-』本編においても終盤まで猛威を振るう術です。

NARUTO-ナルト-の暁のメンバー⑤イタチのかつてのパートナー枇杷十蔵とは?

枇杷十蔵は、霧隠れの里の抜け忍で、「暁」ではうちはイタチが干柿鬼鮫とコンビを組む前にパートナーだった人物です。「暁」での尾獣を捕らえる任務中に致命傷を負って死亡しており、『NARUTO-ナルト』本編には登場していません。もとは霧隠れの里の「忍刀七人衆」と呼ばれる、特殊な刀を使う7人の忍の1人で、「断頭・首切り包丁」という巨大な刀の持ち主でした。

面倒見のいい気さくな性格で、コンビを組んでいたイタチとは良好な関係にありました。その一方で、任務とあれば人物も事情も一切関係なく割り切って殺すことができるという冷徹な一面もあります。

枇杷十蔵の忍術

枇杷十蔵は戦闘描写が少なく、また主に「首切り包丁」を使っての近接戦を得意としていたため、使用する術についてはあまり明らかになっていませんが、イタチとの連携の中で、水分身の術を使用するところを見ることができます。

NARUTO-ナルト-の暁のメンバー⑥サスケの兄にして影の主人公うちはイタチとは?

うちはイタチは、木ノ葉隠れの里の抜け忍で、ナルトのライバル・サスケの兄です。幼少期から天才的な実力を持ち、サスケの憧れでしたが、サスケを除くうちは一族の全員を殺害するという事件を起こした後、里を抜け、「暁」に加わりました。その実力は大蛇丸に「自分より強い」と認めさせるほど。また、高位の写輪眼である万華鏡写輪眼を開眼しており、強力な瞳術を使いこなします。右手の薬指に「朱」の指輪をはめています。

一族を皆殺しにした残忍な犯罪者として、弟のサスケからも憎悪を向けられるイタチですが、その行動は全てサスケと里の未来を想ってのものです。クーデターを起こそうとするうちは一族の動きを察知した里の上層部が、「一族に与し全員死ぬか、里に与し弟だけは生かすか」という選択をイタチに迫り、イタチはサスケに未来を託すことを決断します。里を抜けてからは、以前から里を狙っていたトビの監視のため、「暁」に加わりました。

「暁」に加入してからは枇杷十蔵や干柿鬼鮫と行動し、尾獣を集める任務についていました。その中でサスケと交戦し、圧倒的な強さを見せるも、病に侵された身体に限界が訪れ力尽きます。イタチの眼は、万華鏡写輪眼で失明しつつあったサスケに移植され、サスケは視力を失うことのない万華鏡写輪眼を得ました。これも含めイタチの行動は全てサスケと平和のためであり、彼は『NARUTO-ナルト-』の影の主人公だったともいえます。

うちはイタチの忍術①月読

月読(つくよみ)は、目を合わせた相手を幻術空間に引きずり込み、精神に大きなダメージを与える万華鏡写輪眼の瞳術です。月読の空間では、時間・質量・空間全てが術者の意のままになります。目を合わせただけで相手に過去のトラウマや拷問を見せ、精神崩壊に追い込む強力な術ですが、術者の負担も大きく、チャクラを大量に消費するほか、(万華鏡写輪眼の術全般に言えることですが)使用するほど術者は失明に近づきます。

うちはイタチの忍術②天照

天照(あまてらす)は、万華鏡写輪眼で捉えた対象を、対象が消滅するまで燃え続ける黒炎で焼き尽くす術です。その威力は火遁の術を遥かに上回り、炎すら燃やす凄まじいもの。黒炎は通常、対象が燃え尽きるまで消えませんが、イタチは瞼の開き具合を調節することで火勢を調節できます。月読以上に術者の消耗が激しく、また黒炎の勢いは非常に遅いため、燃やされた部分を切り落とすなどで対処されてしまうことがあります。

うちはイタチの忍術③須佐能乎

須佐能乎(すさのお)は、2つの異なる能力を宿した万華鏡写輪眼にのみ開眼する奥義です。炎をまとった骸骨が術者を包み、忍術・体術あらゆる攻撃から身を護る鎧となります。イタチの須佐能乎は鎧に加え、絶対防御の盾「八咫の鏡(やたのかがみ)」、封印の剣「十拳剣(とつかのつるぎ)」、遠距離攻撃術の「八坂ノ勾玉(やさかのまがたま)」を持ち、攻防最強のイタチの切り札でした。

うちはイタチの忍術④イザナミ

イザナミは、対象を無限ループする時間の幻術に閉じ込める術です。「戒めの幻術」と言われ、力に驕り高ぶった者を救うために作られた術として、作中では第四次忍界大戦で穢土転生によって名だたる忍者を使役していた薬師カブトを止めるために使用されました。無限ループから逃れるには、「己の本来の結果を受け止め、そこから逃げないと覚悟する」必要があるという、まさに戒めのための幻術です。

NARUTO-ナルト-の暁のメンバー⑦鮫肌使いの怪人干柿鬼鮫とは?

干柿鬼鮫(ほしがききさめ)は、霧隠れの里の抜け忍で、様々な凶悪犯罪歴から「霧隠れの怪人」と恐れられる忍です。サメのような顔立ちで、「霧の忍刀七人衆」の1人から奪った「鮫肌」という太刀を所持しています。霧隠れの里では情報漏洩を防ぐため仲間殺しの任についており、仲間を殺す自分自身に悩みを抱えていました。その時にトビと出会い、彼の理想に共鳴して「暁」に加入しました。左薬指に「南」の指輪をはめています。

鬼鮫は、鮫肌の「相手のチャクラを吸う」能力と、鬼鮫自身の「相手のチャクラを自分に還元できる」能力によって尋常ではないチャクラを保有しており、「尾の無い尾獣」とも呼ばれています。好戦的で残忍な性格と見られがちですが、仲間への忠義は厚く、マイト・ガイによって捕らえられたときには、仲間の情報を漏らさないため、口寄せしたサメに自身を食べさせるという、死体を残さない壮絶な自決を果たしました。

干柿鬼鮫の忍術①水遁大鮫弾の術

水遁・大鮫弾の術(だいこうだんのじゅつ)は、巨大な鮫をかたどった水弾を相手に叩きつける、鬼鮫最大の術です。相手のチャクラを吸い取って巨大化する性質をもち、チャクラを用いる相手には無類の強さを誇りますが、チャクラに頼らない体術などには弱く、ガイの奥義「昼虎(ひるどら)」によって破られました。

干柿鬼鮫の忍術②水遁千食鮫

水遁・千食鮫(せんしょくこう)は、千匹もの水でできたサメを作り出し、相手を襲わせる術です。本来は圧倒的な物量で相手を食い尽くす術ですが、鬼鮫は忍連合の情報が書かれた巻物を「暁」に届けるため、この術を使いました。どのサメが巻物を持っているのかわからなくする作戦でしたが、ガイの「八門遁甲・第七驚門(はちもんとんこう・だいななきょうもん)」を開いた力技で全て吹き飛ばされ、敗れます。

NARUTO-ナルト-の暁のメンバー⑧爆発の芸術家デイダラとは?

デイダラは、岩隠れの里の抜け忍で、「芸術は爆発だ!」という信念を持ち、「起爆粘土」を用いた様々な爆発造形物を操る粘土造形師です。「暁」では最年少メンバーで、語尾に「うん」とつける特徴的な話し方をします。指輪は右手人差し指に「青」の指輪。サソリとコンビを組んでいましたが、芸術家として方向性が対立していました。ただ、「暁」メンバーの中で唯一サソリを「旦那」と呼び、腕を認めている様子もあります。

「暁」では尾獣を集める任についており、一尾を宿す我愛羅の確保に成功していますが、我愛羅を救出に来たナルトたちと戦い追い詰められ、撤退を余儀なくされています。さらに、暗殺を目標にしていた大蛇丸がサスケによって先に殺されてしまい、その恨みからサスケを襲うも術の相性問題で勝てず、デイダラの自爆という形で敗北し死亡するという、散々な結末を迎えました。

デイダラの忍術①起爆粘土

起爆粘土は、両手にある口に含んだ粘土に自分のチャクラを混ぜることで、爆発物に変える術です。威力はチャクラの量で調節可能。「特別な才能」にコンプレックスを持っていたデイダラが、禁術に手を出して得た能力で、これによりデイダラは里を追われることになりました。デイダラは起爆粘土による爆破術を血継限界「爆遁」と称していますが実際は土遁の一種であり、雷遁系の技を受けると起爆不能になる弱点を持ちます。

デイダラの忍術②CO

CO(シーオー)は、デイダラ最大の爆発術にして最後の手段です。胸にある口に粘土を食べさせることで、自身を半径10キロ範囲を吹き飛ばす爆弾に変える自爆技。「芸術は爆発だ!」の極地とも言える大技です。サスケの雷遁によって起爆粘土を封じられたデイダラが、サスケを巻き込んで殺すために使用しましたが、サスケは大蛇・マンダを口寄せして身を守り、結局はデイダラ1人の自爆に終わりました。

NARUTO-ナルト-の暁のメンバー⑨元砂隠れの天才造形師サソリとは?

サソリは、砂隠れの里の抜け忍で、殺してきた人間を傀儡人形に作り変えた「人傀儡」を操る傀儡師です。かつては「赤砂のサソリ」と呼ばれた天才造形師でした。「暁」ではデイダラとコンビを組んでいたほか、一時期は大蛇丸ともコンビで活動していました。左手の親指に「玉」の指輪をはめています。傀儡人形の他、毒物にも造詣が深く、傀儡人形の武器にはサソリが調合した強力な毒が仕込まれています。

普段は人傀儡・ヒルコに入って活動しており姿を見せませんが、中には赤髪の少年・サソリが入っています。サソリは自身の身体すら傀儡に改造しており、その姿は里を抜けた15歳当時のまま。我愛羅救出作戦時に砂隠れの里の相談役・チヨと春野サクラと戦い、様々な傀儡によって2人を追い詰めますが、チヨが使った「サソリの死んだ両親を模した、サソリが一番最初に作った傀儡」に動揺し隙きが生まれ、倒されました。

サソリの忍術①三代目風影

三代目風影は歴代最強と言われた風影で、血継限界「磁遁」の使い手です。サソリはこの三代目風影を殺し、人傀儡に改造して操っています。人傀儡はその人物が生前持っていた能力も再現可能であり、三代目風影は砂鉄を操り砂鉄の針を爆散させる「砂鉄界法」などの忍術を使用します。サソリの持つ人傀儡の中でも最強の一体です。

サソリの術②赤秘技・百機の操演

赤秘技・百機の操演(あかひぎ・ひゃっきのそうえん)は、100体の傀儡をサソリ自身と接続し同時に操る絡繰術です。傀儡師の実力は同時に操れる傀儡の数で決まると言われ、通常は両手の指の数(10体)が限度とされていますが、自らを人傀儡としたサソリは、身体から直接チャクラの糸を出し、傀儡に接続することで、同時に100体のコントロールを可能にしています。

NARUTO-ナルト-の暁のメンバー⑩不死身の狂信者飛段とは?

飛段(ひだん)は、湯隠れの里の抜け忍で、殺戮をモットーとする宗教「ジャシン教」を熱狂的に信仰する狂信者です。その信奉ぶりは戦闘前と後にジャシン教の儀式を必ず行うほか、ジャシン教の人体実験に身を捧げ、不死の肉体を手に入れてしまうほど。「暁」には、ジャシン教の目指す殺戮の世界を作る目的で籍を置いており、組織への忠誠はありません。左手人差し指に「三」の指輪をはめています。

首をはねても心臓を潰しても死ぬことのない不死身であり、それを対象の血を体内に取り込むことで術者が負った傷を対象にも与えることができる「呪術・死司憑血(じゅじゅつ・しじひょうけつ)」と組み合わせることで、相手を一方的に殺戮するという戦法を好みます。これにより猿飛アスマを殺害しますが、後に奈良シカマルの作戦にハマり、四肢バラバラの生き埋め状態で封印され、退場しました。

飛段の忍術①呪術死司憑血

呪術・死司憑血は、血を取り込んだ対象に呪いをかけ、術者が負った傷を相手にも負わせるという術です。対象の血を手に入れ、自分の血で描いた魔法陣上で儀式を行うという手順が必要になりますが、決まってしまえば対象を問答無用に即死させることができる凶悪な術です。この術を使用しているあいだ、飛段の身体は黒と白の縞模様という死神のような色に変化します。

NARUTO-ナルト-の暁のメンバー⑪不死身の武人角都とは?

角都(かくず)は、滝隠れの里の抜け忍で、頭巾とマスクで顔を隠した大男です。「暁」では飛段とコンビで活動し、主に賞金首狩りによる活動資金集めを担当していました。指輪は左手の中指に「北」をはめています。普段は冷静沈着ですが、思い通りにならないとすぐカッとなって仲間すら殺してしまう悪癖があり、過去に組んだ「暁」メンバーは全員角都に殺されています。それもあり、飛段は死なない男としてコンビに選ばれました。

登場時点で年齢が91歳と、生存し年齢が判明している登場人物の中では最高齢の忍で、初代火影・千手柱間とも戦ったことがあるという経歴を持ちます。禁術「地怨虞(じおんぐ)」によって自分のものを含め5つの心臓を持ち、心臓が1つでもあるうちは死なない半不死身の能力で、はたけカカシ率いるシカマルらアスマ班を苦しめましたが、シカマルたちの連携と、修行を終え帰還したナルトの「風遁・螺旋手裏剣」に敗れました。

角都の忍術①地怨虞

地怨虞(じおんぐ)は、角都の強さの要である禁術です。身体から黒い触手を伸ばして操る、攻撃や自己再生など幅広く使える術ですが、その真価は相手の心臓を経絡系ごと取り込むことにより、心臓の持ち主の性質変化まで自分のものにする点です。これにより角都は「火遁・頭刻苦(ずこっく)」「土遁・土矛(どむ)」「風遁・圧害(あっがい)」「雷遁・偽暗(ぎあん)」など5種類の性質の忍術を扱うことができます。

NARUTO-ナルト-の暁のメンバー⑫正体不明の暗躍者ゼツとは?

ゼツは、草隠れの里の抜け忍で、身体が巨大なハエトリグサのようなもので包まれ、左右の半身で違う人格を持つという奇妙な存在の忍です。「暁」では主に敵の監視や死体処理など他メンバーのサポートを行っています。指輪は右手小指に「亥」。ゼツの左右の半身は切り離して別々に行動することもでき、右半身の「黒ゼツ」と左半身の「白ゼツ」で、異なる役割を持って活動しています。

黒ゼツ

黒ゼツは、片言で話す厳格な性格のゼツです。水影ら複数の忍や、九尾モードのナルトと互角に渡り合える、それなりの強さを持っていますが、本来は戦闘向きではなく、他人の姿形からチャクラの質まで完全に模倣する「成り代わりの術」や、チャクラを吸い取る胞子を植え付ける「胞子の術」などによる撹乱戦法を得意としています。

長らく謎の人物とされていた黒ゼツでしたが、第四次忍界大戦終盤、ついにその正体が六道仙人(忍の始祖)の母・大筒木カグヤの第三子であり、「暁」やうちはマダラ、オビトはおろか、忍の世界そのものを裏から操り、母カグヤの復活を画策していた真の黒幕であることが明かされました。黒ゼツの千年以上にわたる暗躍は実を結び、母カグヤの復活に成功しますが、最後はカグヤとともに封印されます。

白ゼツ

白ゼツは、子供のような口調で話すお調子者なゼツです。戦闘力はほとんどなく、単純な強さでいえば「暁」最弱。黒ゼツ同様、「成り代わりの術」や「胞子の術」での撹乱を得意とし、吸収したチャクラを他人に分け与えるといった後方支援役です。黒ゼツ同様長らく謎の存在でしたが、その正体は、かつて大筒木カグヤが発動した無限月読(「月の眼計画」により作られる幻術世界)に取り込まれた人々の成れの果てでした。

NARUTO-ナルト-の暁のメンバー⑬影の支配者トビとは?

トビは、サソリの補充として「暁」に加入したメンバーで、右目付近に穴の空いた捻れ模様の仮面を被った謎の男です。指輪もサソリのはめていた「玉」を引き継ぎ、デイダラとコンビを組んでいました。腰の低いお調子者な性格ですが、それは全て演技であり、正体はうちはマダラとともに「暁」を影で操る存在でした。

正体はうちはオビト

「暁」加入当初は「トビ」、イタチが死亡してからは「うちはマダラ」を名乗っていましたが、その正体は、かつてはたけカカシと同じチームで活躍し、カカシの写輪眼本来の持ち主である、うちはオビトです。任務中に殉職したと思われていたオビトでしたが、マダラに助けられ生存。その後マダラの「月の眼計画」に協力するべく、「暁」の結成やナルトの両親の死、うちは一族の滅亡に裏で関わっていました。

トビの忍術①神威

神威(かむい)は、トビ(オビト)の万華鏡写輪眼に宿った瞳術で、右目で捉えたものを時空間世界に吸収する術です。相手との距離が離れるほど吸収に時間を要しますが、触れた状態であれば瞬時に吸収することができます。また、自身の身体を時空間世界に飛ばすことで、攻撃をすり抜けたように回避することができるという、絶対無敵の能力としても使用されます。

トビの忍術②イザナギ

イザナギは、失明と引き換えに現実を「術者の都合のいいように変える」写輪眼の瞳術です。自らの身に起こった不都合な現実をなかったこと(幻)にすることができ、これによってトビ(オビト)は小南の「神の紙者の術」やイタチの「天照」を無効化しています。

NARUTO-ナルト-の暁の結末

各国から凄腕の抜け忍が集まった「暁」ですが、尾獣を集める中でナルトたちと激戦を繰り広げ、その数を急激に減らしていきます。そして、ペイン六道による木ノ葉隠れの里襲撃の結果、リーダーの長門が死亡し、小南も離脱。残った鬼鮫も第四次忍界大戦を前に死亡したことで、自然消滅的に「暁」は崩壊しました。

NARUTO-ナルト-の暁の指輪の意味は?

「暁」のメンバーはそれぞれ漢字1文字が刻まれた指輪を持っています。指輪は「暁」の構成員である証とともに、尾獣を封印する儀式で使われます。指輪に刻まれた漢字は、零(長門)、青(デイダラ)、白(小南)、朱(イタチ)、玄(ゼツ)、空(大蛇丸)、南(鬼鮫)、北(角都)、三(飛段)、玉(サソリ→トビ)。これらは「零」以外、中国の道教思想における「九字」の頭文字になっています。

「九字」とは道家によって呪力を持つとされた9つの漢字のことです。有名なものとしては「臨・兵・闘・者・皆・陣・烈・在・前」があります。「暁」の指輪に刻まれた漢字は、簡単に言うとこの別バージョンのようなもので、「青」龍、「白」虎、「朱」雀、「玄」武、「空」陳、「南」斗、「北」斗、「三」台、「玉」女、という古代中国の神仏の名を唱えながら印を結ぶことで、災から身を守る護身のおまじないなのです。

尾獣は意志を持つチャクラの塊であり、災そのもの。その封印儀式も「外道魔像」という危険な口寄せを用います。指輪は、この儀式に際し、メンバーを守る護符のようなものだと考えられます。長門の指輪の意味は不明ですが、「暁」の始まりという意味で「零」かもしれません。また、九字の「災から身を守る」という力は、「暁」の目的、「争いのない平和」に通じるところがあり、その理想が込められているとも考えられます。

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NARUTO-ナルト-の暁メンバーの強さランキング

『NARUTO-ナルト-』作中でも屈指の強さを誇る忍が集まった「暁」ですが、その中での力関係はどのようになっているのでしょうか。「暁」内での各メンバーの強さをランキング形式で発表します。ただし、戦闘描写のない弥彦や、本編開始前に死亡している枇杷十蔵、離脱している大蛇丸は除きます。

暁メンバーの強さランキング10位!ゼツ

「暁」メンバーの強さランキング10位はゼツです。これは、作中でも言われている通り、ゼツはそもそも戦闘向けではなく、後方支援を得意とする忍のためです。白ゼツはともかく黒ゼツはそれなりに戦闘力があるようですが、単純な強さを比較すると、「暁」メンバー内ではこの順位になるでしょう。

暁メンバーの強さランキング9位!飛段

「暁」メンバーの強さランキング9位は飛段です。不死身の肉体と組み合わせた、「呪術・死司憑血」が凶悪な飛段ですが、死司憑血は「初見殺し」的な側面が強く、相手の血を手に入れるなどの前提条件をクリアできなければ効果がありません。そのため、仕組みを知られたシカマルらには戦術によって打ち破られています。良くも悪くも、不死身の肉体と死司憑血による力押し頼りのため、「暁」内の強さとしてはこの順位。

暁メンバーの強さランキング8位!小南

「暁」メンバーの強さランキング8位は小南です。小南は戦闘描写が他メンバーより少ないため、判断が難しいですが、「式紙の舞」を主軸にした応用力の高い戦法や、自身と同等の実力を持つ紙分身を遠隔操作できることなどから、相当な実力者であることが伺えます。また、事前の仕込みがあったとはいえ、切り札のイザナギを使用させるまでトビ(オビト)を追い込みました。以上の点から、「暁」内の強さとしてはこの順位になります。

暁メンバーの強さランキング7位!角都

「暁」メンバー内強さランキング7位は角都です。「地怨虞」による5つの命と5つの性質変化を自在に操ることができる角都は、単独でも隙きのない強力な忍です。また、91歳という高齢故の豊富な戦闘経験も角都の武器と言えるでしょう。ただし、ナルトの「風遁・螺旋手裏剣」のような広範囲に影響のある攻撃を受けると心臓が複数失われてしまうという弱点や、意外と絡め手に弱い点を考えると、「暁」内の強さはこの順位。

暁メンバーの強さランキング6位!デイダラ

「暁」メンバー内強さランキング6位はデイダラです。サスケとの相性が悪かったため自爆に終わってしまったデイダラですが、起爆粘土による爆弾攻撃は、ドラゴン型起爆粘土での空爆や、地雷、誘導爆弾など、多彩かつ凶悪なものばかり。一尾を宿す我愛羅を負傷しつつも倒し、サスケに対しても弱点が露見するまで優位に立つなど、その実力は確かなものと言えるでしょう。勝ち戦が少ないだけで、強さとしてはこの順位です。

暁メンバーの強さランキング5位!干柿鬼鮫

「暁」メンバー内強さランキング5位は干柿鬼鮫です。「尾の無い尾獣」と呼ばれるほどのチャクラ量や多彩な水遁術、鮫肌のチャクラ吸収能力との相性は抜群で、チャクラを用いた攻撃を主とする忍相手であれば無類の強さを誇る鬼鮫。しかし、マイト・ガイ相手に全敗しているように、チャクラに頼らない戦いができる相手との相性は悪いと言えます。それでも相当な実力者ですが、「暁」内での強さとしては5位くらいでしょう。

暁メンバーの強さランキング4位!サソリ

「暁」メンバー内強さランキング4位はサソリです。チヨとサクラに負けたということで低く見られがちですが、それはサソリの中にあった人の情が隙きを作ったからこそ。単純な強さで言えば、三代目風影をはじめとする強力な人傀儡や「赤秘技・百機の操演」、強力な毒の扱いに長けるなど、「暁」内でも上位に食い込む強さを持った実力者であると考えられます。

暁メンバーの強さランキング3位!うちはイタチ

「暁」メンバー内強さランキング3位はうちはイタチです。万華鏡写輪眼による強力な瞳術の数々に加え、忍術・体術ともに作中トップクラスであることから、「暁」内でもトップクラスの実力を持っていることは間違いありません。とくに万華鏡写輪眼の瞳術は、ハマってしまうとどうしようもないものが多く、イタチはそれらを多種多様に使いこなしているため、この順位になっています。

暁メンバーの強さランキング2位!長門

「暁」メンバー内強さランキング2位は長門です。輪廻眼による強力な瞳術や、ペイン六道の共通視界、「地爆天星」をはじめとする圧倒的な威力の忍術など、「暁」のリーダーだけあり、その実力は組織内でも頭2つ分くらい飛び抜けています。「ランキング」のためイタチより上位としましたが、長門とイタチはほぼ同格です。

暁メンバーの強さランキング1位!トビ

「暁」メンバー内強さランキング1位はトビ(うちはオビト)です。相手や自分を時空間世界に飛ばしてしまう万華鏡写輪眼の瞳術「神威」は、作中でも、同じ「神威」が使えるカカシがいなければ攻略不能なレベルの無敵ぶりを披露しており、トビはそれに加え強力な木遁術を使うことができます。切り札である現実改変技「イザナギ」も備え、トビはまさに「暁」内において死角無しの強さを持つ、影のリーダーと言えるでしょう。

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NARUTO-ナルト-の暁は一癖も二癖もある最強忍集団だった!

以上、『NARUTO-ナルト-』の最強忍者集団「暁」について、メンバーや忍術、強さランキングを紹介しました。最悪の犯罪者集団として恐れられる「暁」ですが、そのメンバーはただ「犯罪者」の一言で片付けることのできない癖のある者ばかりです。

また、「暁」には、忍たちの平和への願いが戦乱の時代に歪められてしまったという物語もあります。各メンバーにも「暁」に加わるまでのドラマがあり、それもまた「暁」の魅力となっています。「暁」の物語は本編のほか、スピンオフ作品でも描かれています。『NARUTO-ナルト-』界の悪の華、「暁」の魅力をぜひその目で確かめてください!

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