2018年05月16日公開
2018年05月16日更新
NARUTO(ナルト)の綱手の性格・エピソード集!過去や旅に出た理由は?
『ナルト』に登場する「伝説の三忍」の紅一点である綱手について紹介します。ナルトは週刊少年ジャンプにて掲載されていた漫画作品で、忍者を題材にした作品として、日本のみならず海外にもファンの多い大ヒット漫画です。その中で今回は綱手をフィーチャーし、綱手の性格・エピソード、悲しい過去から各地を旅していた理由、五代目火影としての活躍まで、画像をふんだんに交えてまとめています。
目次
- ナルトとは?
- ナルトの綱手の基本情報やプロフィール
- ナルトの綱手もその一員である「伝説の三忍」とは?
- ナルトの綱手が五代目火影になるまで:主人公のナルトとの出会い
- ナルトの綱手が五代目火影になるまで:大蛇丸との再会
- ナルトの綱手が五代目火影になるまで:綱手の過去と旅に出た理由
- ナルトの綱手が五代目火影になるまで:火影をバカにした理由
- ナルトの綱手が五代目火影になるまで:血液恐怖症の克服
- ナルトの綱手の能力:医療忍術
- ナルトの綱手の能力:額にためたチャクラ
- ナルトの綱手の能力:口寄せの術
- ナルトの綱手の能力:怪力
- ナルトの綱手の性格:ギャンブル好き
- ナルトの綱手の性格:喧嘩っ早い
- ナルトの綱手の性格:火影への強い思い
- ナルトの五代目火影としての綱手のエピソード
- ナルトの綱手の性格・エピソードまとめ
ナルトとは?
『ナルト』は週刊少年ジャンプで連載していた、岸本斉史さんによる忍者バトル漫画です。連載期間は1999年から2014年で、コミックス全72巻の完結済み作品です。日本古来の文化でもある「忍者」を題材にしていることもあり、日本だけでなく海外にもファンが多い大ヒット漫画です。今回は、その中でも女性で唯一の火影になったキャラクターである五代目火影・綱手の性格やエピソードを画像と共に紹介します。
ナルトの綱手の基本情報やプロフィール
木の葉隠れの里の忍で、8月2日が誕生日の獅子座です。血液型はB型。初代火影・千手柱間(せんじゅはしらま)の孫という由緒正しい血統を持っています。性格は短気で勝気、大酒飲みのギャンブル好き。医療忍術のスペシャリストで、「伝説の三忍」の一人でもあります。作中での実年齢は50代ですが、特有の術を使うことで、下の画像のようにずっと若い見た目をしています。
ナルトの綱手もその一員である「伝説の三忍」とは?
三代目火影・猿飛の下で共に修行を積んだ3人のこと。画像奥からそれぞれ大蛇丸、自来也、綱手といいます。3人は第三次忍界大戦において、当時の雨隠れの長"山椒魚の半蔵"と戦った際、その強さに敬意を表して「伝説の三忍」と名付けられました。その名に違わず、それぞれが忍として超一流の能力を持っていて、その実力は里の長である火影に匹敵するレベルです。
ナルトの綱手が五代目火影になるまで:主人公のナルトとの出会い
綱手の名が作中で登場するのは、中忍試験が終わったコミックス16巻の第160話からです。大蛇丸による襲撃を受けた木の葉隠れの里は、三代目火影・猿飛が死んだことを筆頭に多くの命が失われ、里の立て直しが急務となっていました。そんな中、五代目火影として白羽の矢が立ったのが伝説の三忍のうちの1人である綱手。同じく伝説の三忍である自来也は、主人公・ナルトを連れて、綱手を探しに里を出発します。
というのもこの時の綱手は、里に自分の行方を知らせず、付き人のシズネと共にあてのないを旅していたからです。ナルトの修行を進めながらの捜索の末、綱手を見つけるナルトと自来也。しかし久しぶりに再開した綱手は、自来也が最後に会った時の綱手とは大きく異なっていました。火影を目指しているナルトに対して、「火影なんてクソよ」とのたまう綱手。自来也は本来の性格とのギャップに戸惑います。
綱手の火影を馬鹿にする態度に反発したナルトは、綱手に食ってかかります。そんなナルトを指一本だけであしらう綱手。それでも最後まで「まっすぐ自分の言葉は曲げない」「火影は俺の夢だから」と言い張るナルトに対して、綱手は賭けを持ちかけます。賭けの内容は、取得難易度Aランクの超高等忍術・螺旋丸(らせんがん)を1週間後までに会得できたら、ナルトが火影になれると認めて初代火影の首飾りを譲るというものでした。
ナルトの綱手が五代目火影になるまで:大蛇丸との再会
自来也、ナルトが綱手を見つけ出す少し前、もう一人の三忍である大蛇丸も、部下であるカブトを連れて綱手の行方を調べていました。大蛇丸は狡猾な性格を持ち、三代目を手にかけた張本人でもあります。綱手に再会した大蛇丸は「自分の腕を治せば、代わりに綱手の最愛の二人を禁術で蘇らせる」という取引を持ちかけます。
血液恐怖症
治療の目的を問われ、「腕が治ったら木の葉潰しを再開する」と返す大蛇丸。それでも「最愛の二人」という条件を出されたことで、綱手は簡単に取引を断ることができなくなりました。そんな綱手に対し、大蛇丸は自分の指に切り傷をつけ、綱手の目の前に差し出します。大蛇丸の指をつたう血を見て、ブルブルと体を震わせ、最後には何も言えなくなる綱手。綱手は、過去のある出来事から血液恐怖症になっていたのでした。
ナルトの綱手が五代目火影になるまで:綱手の過去と旅に出た理由
弟の縄樹の死
綱手には、縄樹(なわき)という弟がいました。縄樹は自分たちの祖父である初代火影・柱間を尊敬していて、「自分も火影になって里を守るんだ」という夢を持っている少年でした。下の画像のようにその風貌や一途な性格は、ナルトと通じるものがあります。そんな縄樹が13歳を迎えた誕生日、綱手は祖父の形見である首飾りを縄樹にプレゼントします。
しかし当時の里は他里との戦争中。首飾りをもらった次の日に、縄樹は戦場で命を落としてしまいます。当時は戦場に常に医療忍者がいたわけではなく、死んだ縄樹は判別すらできないほどの亡骸となって帰ってきました。死んだ縄樹の墓前に立ち、柱間の首飾りを握りしめた綱手は、縄樹の思いを継いで「里を守る」決意を新たにします。
恋人のダンの死
縄樹が死んだ後、少しでも多くの忍の命を救うため、綱手は「四人一組の隊に医療忍者を含めること、またそれができるように医療忍者の育成に力を注ぐこと」を提唱していきます。戦時中のため、体制づくりは決して簡単には進められない状況でしたが、そんな中で、綱手は加藤ダンという人物に出会います。ダンは、これまでに戦争で死んだ人の命を無駄にしないためにも、医療忍者の育成体制を整えることに賛同してくれました。
弟を無くした綱手と同様、ダンもまた、戦争で死んだ妹がいて、里のみんなを守りたいと言う思いを強く持つ優しい性格の青年でした。画像のように、「火影は俺の夢だから」と言うダン。そんなダンに思いを強くした綱手は、柱間の首飾りを託すことにしました。
しかしまたしても悲劇が襲います。任務中に腎臓が吹き飛ぶほどの怪我を負ったダン。綱手は最後まで必死に治療をしますが、綱手の技術をもってしても臓器自体を蘇らせることはできず、ダンを救うことはできませんでした。綱手は、死んだダンの血に染まった自分の手を見つめ、そのショックから血液恐怖症となってしまいました。この時から、綱手は忍として生きることができなくなり、戦線を離れ各地を放浪するようになったのです。
ナルトの綱手が五代目火影になるまで:火影をバカにした理由
「火影」は綱手にとって、最愛の弟、そして最愛の恋人が死んだ理由になった存在でした。火影を目指していたからこそ、彼らは夢のために戦い、そして死んでいってしまったからです。最愛の存在を二度も失い、失意に沈んだ綱手は、ダンが死んだときを最後に戦線から離れました。火影になるのが目標だと言うナルトに対して、「火影なんてクソ」とやさぐれた態度で言っていたのは、自分を深い悲しみから守るためでもあったのです。
ナルトの綱手が五代目火影になるまで:血液恐怖症の克服
ナルトとの賭けの期限となる最後の日。この日は、大蛇丸に返事をする期限でもありました。大蛇丸・カブトの元に一人で向かった綱手。一時は「腕は治すが木の葉の里には手を出すな」という条件で取引に応じる構えを見せた綱手ですが、すんでのところで思い直します。このことが、綱手が素直な気持ちを取り戻す名シーン(下画像)へと続くことになりました。
最愛の二人の「火影になる」という夢が叶うことが自身の望みでもあった綱手。二人が死んだ悲しみから、その想いに蓋をしようとしてきましたが、やはり二人の夢に対する想いは捨てられないと言うことに気づきます。こうして、大蛇丸たちと戦うことになりましたが、この時点での綱手は血液恐怖症の克服はできておらず、血を見ると動けなくなってしまいます。そこにナルト、自来也、シズネが駆けつけ、共に戦うこととなりました。
自来也と大蛇丸が戦っている間、カブトによりナルト達はピンチに陥ります。綱手はナルトに「死んだら夢も何もないから逃げろ」と言いますが、ナルトは諦めません。「俺は火影になるまで絶対に死なない」。ナルトはそう言って、最後に土壇場で螺旋丸を成功させました。そんなナルトの姿に心動かされ、もう一度賭けてみてもいいかもしれないと思った綱手は、画像のように、ナルトに首飾りをかけてやるのでした。
大蛇丸がそんなナルトを危険視して襲い掛かりますが、綱手は身を呈して守ります。「このガキはいつか火影になる。私はこの子を守る。なぜなら私が五代目火影だからね!」その瞬間、体の震えが止まり綱手は血液恐怖症を克服しました。火影として里の皆を守るという覚悟が決まることで、最後に過去を乗り越えられたのです。その後、自来也と共同で大蛇丸を撃退することに成功し、共に木の葉隠れの里に帰還することとなるのでした。
ナルトの綱手の能力:医療忍術
医療忍術を学んだ者は、手に集めたチャクラを通して治癒を行うことができます(画像は綱手の弟子であるサクラ)。その中でも綱手は、他の者にはできない難しい手術や薬の調合もこなすことができ、綱手姫の呼び名で他里にも知られる医療忍術のスペシャリストです。「医療忍者を加えた四人一組(フォーマンセル)」の提唱者でもあり、ナルトたちの代では当たり前になっている体制を作り出した立役者です。
ナルトの綱手の能力:額にためたチャクラ
画像のように、綱手の額には菱形の印があります。これは額に常にチャクラを溜めていることによるもので、このチャクラを解放したときに使える忍法・創造再生により、驚異的な再生能力を発揮できます。本人はこの解放状態のことを、医療忍術による「回復」ではなく、全ての機関・組織を構築できる「再生」能力だと説明しています。この能力がある限り綱手は戦闘では死んだりしないため、一部では作中最強の能力とも言われています。
ただし凄まじい効果の分、寿命が縮むというデメリットも。本来、一生で回数が定められている細胞分裂を急速に進めているため、実質寿命が縮むのと同じことだからです。ペイン襲撃時はこの力を使い過ぎ、しばらく目を覚まさなかったため、画像のようにシズネに心配される場面もありました。また綱手は特有の術により見た目を若く保っていますが、額のチャクラを最後まで使い切ると、副作用により一定時間見た目が老け込みます。
ナルトの綱手の能力:口寄せの術
伝説の三忍は、それぞれが巨大生物と口寄せの契約を結んでいます。その中で綱手は大蛞蝓(おおなめくじ)を口寄せの術で呼び出すことができます。画像で頭に乗っている綱手のサイズと見比べると、その大きさがよくわかります。大蛇丸・自来也が呼び出す口寄せはそれぞれ性格のアクが強い印象ですが、綱手が呼び出す大蛞蝓・カツユは、命令に忠実、丁寧な性格をしていて、綱手をしっかりとサポートしてくれます。
また綱手は、カツユが触れている相手の傷を医療忍術で癒すことができます。さらにカツユには小さく分裂する能力もあり、分裂すれば多くの人に治癒能力を発動できるほか、カツユが付いている相手の状況を綱手が遠隔で感知することもできるなど、サポート力に優れた口寄せ動物です。
ナルトの綱手の能力:怪力
医療忍術によるサポートだけでなく、本人の戦闘能力も高い綱手。特に、指一本で地面を割ったり、自来也の口寄せである蝦蟇・ブン太が持つ巨大なドスを体一つで振り回すなど、一見した時の見た目からは想像できないほどの怪力を持っています。画像は、かかと落としにより周囲一帯の地面や建物を破壊したシーンで、破壊力の高さがわかります。
ナルトの綱手の性格:ギャンブル好き
ここから綱手の性格を見ていきましょう。綱手は大のギャンブル好きで、放浪中は賭け事ばかりしていた模様。ただし賭け事においては完全に「下手の横好き」で全く才能がなく、他の人から見ればちょうどいいカモであることから、いつからか「伝説のカモ」と呼ばれていました。
ただし綱手自身もギャンブルの弱さを自覚しているようで、作中で珍しくスリーセブンが揃ったり宝くじが当たったりした時には「これはかなり縁起が悪いぞ」と言い、次に起こる出来事に注意を払う様子が描かれています。そうでない通常運転の場合は負けてばかりなので、その度にシズネが画像のように焦ることになるようです。
ナルトの綱手の性格:喧嘩っ早い
芯の部分では愛情深く優しい心の持ち主ですが、普段の性格では気性が荒く、喧嘩っ早い部分があります。特に大蛇丸と久しぶりに再開した時には、ちょっとした挑発に対して画像のように建物を殴り壊して怒りを表すなど、見ていたカブトに「怖い…」「絶対独り身だ」と思われてしまうという場面もあります。
ナルトの綱手の性格:火影への強い思い
出典: http://mlog.xyz
綱手自身が「いつか火影になりたい」と言うような描写はありませんが、火影を目指していた縄樹とダンの影響から、「火影として里を守る」ことに対して並々ならぬ思いを持っています。五代目となってからは、里の危機に自分の身を呈してでも里の者を回復させたりなど、火影として強い責任感を見せています。
ナルトの五代目火影としての綱手のエピソード
綱手を尊敬するくノ一たち
放浪中の綱手にずっと寄り添っていたのがシズネです。綱手の恋人ダンの姪で、綱手のことは「綱手様」と呼んでいます。綱手への高い忠誠心と敬意を持っていて、大蛇丸の元へ向かおうとする綱手に「命に代えてもあなたを止めます!」と言うなど、綱手も本心では木の葉隠れの里への思いを捨てきれていないことを最後まで信じていました。綱手が火影として里に戻った後も右腕として業務を支えた存在で、綱手の良き理解者といえます。
サクラはナルト、サスケと共に第7班として活動していましたが、サスケの里抜け時に無力な自分を恥じ、綱手に弟子入りを志願しました。チャクラのコントロールが得意で、綱手の下で修行を始めてからは「シズネ以来の逸材」と評されるほどです。その後2年の時を経て、綱手の医療忍術、怪力そして気性の荒さまで受け継ぎ、自来也が「綱手2号」と表現するまでになりました。シズネ同様、綱手が心から信頼するくノ一の一人です。
ロック・リーの手術
五代目火影となった綱手は、里に帰還後、中忍選抜試験で致命傷を負ってしまったロック・リーの手術を行います。普通の医者では匙を投げるしかなく、綱手ですら成功させられるかは五分五分、失敗すれば命を落とすという難しい手術でしたが、無事に成功。リーは再び忍者として活躍できることになりました。
自来也の最期
抜け忍ばかりを集めた犯罪組織である暁(あかつき)、そのリーダーの居場所を、あるとき自来也が突き止めます。綱手と共に(昼から飲みながら)今後の作戦を考える二人ですが、自来也は自らが一人で情報収集に向かうことを主張します。危険だと言って止めようとする綱手ですが、「わしは三忍だぞ。お前もその意味は知っているだろ?」と言う自来也に説得されます。
飲みすぎて気分が悪くなったことで弱気になったのか、出発しようとする自来也に「死ぬなよ。お前にまで死なれたら私は…」と、作中でも珍しくしおらしいことを綱手は言います。そんな綱手に対し、自来也は「ワシが生きて帰ってきたときは…」とプロポーズとも取れるような冗談を言いつつ、最後に里の中の不穏分子に気をつけるように忠告して出発していきます。
出発前、自来也は綱手にフラれたことに感謝しつつ「男はフラれて強くなる。それに幸せなんてのは男が求めるもんじゃないのぅ」とカッコつけていきました。そんな自来也を思い出しながら「帰ってきたらカッコつかなくさせてやるかな」と一人呟く綱手。子供の時から切磋琢磨し、共に三忍と呼ばれるようになった同士として、特別な感情を綱手も持っていたことが窺えます。しかし、ここでも最後に待っていたのは悲しい別れでした。
暁のリーダー・ペインは、複数の体を持ち、かつそれぞれの体が一度死んだあとも無傷になってまた復活してくると言う得体の知れない相手でした。壮絶な戦いを繰り広げた自来也は、一旦退避するチャンス自体はあったものの、今を逃すとペインの謎を暴く機会は今後ないかもしれないと考え、最後まで戦いきる道を選びます。そして見出したペインの正体を、最後の力を振り絞り暗号として口寄せの蝦蟇に託し、命を落とすのでした。
蝦蟇からの情報で自来也が死んだことの連絡が里にも届きますが、皆の前では努めて冷静に振る舞う綱手。暗号解読班に自来也の暗号の解読を指示した後、ようやく一人になった綱手は、出発前に最後に会った時のこと、そして子供のころに自来也と初めて会った時のことを思い出し、「ばかやろー」と画像のように一人涙を流すのでした。
ペインによる木の葉の里襲撃
ペインの魔の手は木の葉の里にまで伸びてきます。全6体で里の至る所で暴れるペインに対し、綱手は口寄せのカツユを分裂させ、里中の者に付くように言います。カツユを通してけが人の治癒をし、被害の大きさに驚く綱手。ペインは神羅天征(しんらてんせい)という忍術を使い、里全体を吹き飛ばしにかかりますが、綱手は額に溜めたチャクラも解放することで、カツユが里の者を守れるようにし、人命の損害を最小限に抑えました。
ペインの狙いは、ナルトおよびその中に眠っている九尾の力を奪うことでした。里外で修行を積んでいるナルトを呼び寄せることに、里のご意見番たちは「九尾の力が奪われたら大変だから呼ぶな」と言って反対します。そんなご意見番たちに対して綱手は「あんた達に一番足りないのは信じる力だ!」といって反対を押しのけます。
以前、縄樹とダンが死んだことの悲しみに蓋をして逃げていた綱手に、再び希望を持たせてくれたナルトを、綱手は心から信じていました。そして、綱手が最後までチャクラを使い切るのとほぼ同時に到着したナルトは、綱手が信じていた通り、無事にペインの襲撃を退け、里を守りきることになるのでした。
第四次忍界大戦での活躍
暁の暗躍により、忍世界は戦争へと突入していきます。五大国の各里は、里の長である「影」を筆頭に忍連合を組んで暁に対処。火影である綱手も五影の一人として、全体を指揮する立場となりました。当初は作戦本部で後方から指示を出していましたが、うちはマダラの復活に合わせ、前線へ赴きます。綱手の祖父・初代火影は、うちはマダラの宿敵でもあったため、マダラは五影の中でも綱手に対して特に辛辣な態度で攻撃してきます。
空を覆うほどの大きさの隕石を降らせるなど、人知を超えた術を使うマダラに対し、綱手達は最後まで奮闘。この時点ではマダラに敗北してしまいますが、かつて敵対したことのある大蛇丸の助力もあり再び戦線に復帰、百豪の印を完成させたサクラと共に全体を回復させるなど、サポートに尽力しました。
ナルトの綱手の性格・エピソードまとめ
以上、綱手の性格・エピソードまとめでした。ダンが死んだ後、忍として戦えないほどになってしまう時期もありましたが、ナルトという希望を見つけることで、再び立ち上がることができた綱手。長い期間、一線を離れていたにも関わらず、医療忍術の技術や怪力を活かした戦闘能力など、忍として作中でもトップクラスの能力を持つ綱手は、里のために力の限りを尽くす立派な五代目火影となったのでした。