2018年07月12日公開
2018年07月12日更新
ベポの強さや能力をネタバレ考察!2年後の懸賞金は?【ワンピース】
20年以上に渡り大好評連載中の少年漫画『ワンピース』。ワンピースには実に魅力的なキャラクターが登場しますが、登場するのは人間ばかりではありません。動物キャラクターも数多く登場し、活躍しています。今回紹介するのは、そんな動物キャラの1人、『ベポ』。ベポはハートの海賊団の船員としてシャボンディ諸島編を中心に活躍。この記事ではベポの強さや能力、2年後の懸賞金等についてネタバレ考察していきます。
目次
ワンピースに登場するベポ
週刊少年ジャンプで現在も世界的な人気を集め、大好評連載中のワンピース。主人公であるルフィが海賊王を目指して世界中を旅する物語には、実に様々なキャラクターが登場します。ワンピースの世界には多種多様な民族・種族が存在し、現実世界にはない生物等も登場。物語の中で大活躍するキャラクターの中にも、人間とは異なる種族のキャラクターがいます。
主人公ルフィ率いる麦わら海賊団の中にも、チョッパーという人間とは異なる存在でありながら、ワンピースファンの多くに愛されるキャラクターが存在します。また、ワンピースのゾウ編ではミンク族という、外見的には哺乳類に属する動物のような姿でありながら、人間の様に言葉を話し、独自の文化を持つ種族が登場。特殊な能力を持っていることから、ファンの注目を集めました。
今回紹介するベポというキャラクターも、そんなキャラの内の1人。ハートの海賊団に所属するキャラクターなのですが、外見的には白熊のような姿をしています。しかしベポは人語を話し、時には敵対するキャラクターと戦うことも。今回はそんなベポの強さや能力、2年後の懸賞金等について、ネタバレを交えながら考察していきます。
ベポが初めて登場したのはシャボンディ諸島編
今回の記事はベポの紹介を中心としていますが、紹介に伴いシャボンディ諸島編やパンクハザード編、ドレスローザ編及びゾウ編のネタバレを多分に含みます。ネタバレが苦手な方は充分にご注意ください。
ワンピースにベポが始めて登場したのは、シャボンディ諸島編でした。シャボンディに存在するヒューマンオークション会場に現れた、ハートの海賊団の船員の1人として登場。当時から、チョッパー以外で人間の言葉を話し、2足歩行する動物キャラクターが現れたと、ファンの間で話題となりました。
しかもその後ベポは、シャボンディ諸島へ集まった海軍とカンフーのような素早い動きをもって戦ってみせたのです。人語を話す動物キャラというだけでも、当時のワンピースファンにとっては充分驚くことではありましたが、素早い動きで戦ってみせたということからファンの間で話題となりました。
ベポの基本情報
シャボンディ諸島編での初登場時からファンに注目されていたベポ。では、ここからはベポの基本情報をみていきましょう。ベポは先の項目でも触れた通り、ハートの海賊団の1人。ハートの海賊団では航海士として活動しているようです。出身地は偉大なる航路(グランドライン)内の新世界にある、ゾウという国。身長や体重については分かっていませんが、誕生日が11月20日ということが分かっています。
年齢はシャボンディ諸島編での初登場時が20歳、2年後の現在が22歳ということになっているようです。ハートの海賊団の船長であるトラファルガー・ローとは10年来の付き合いらしく、初登場時にも刀・鬼哭(きこく)を預けられていたことから、ローからかなり信頼されているキャラクターとしてファンからは認識されています。
ベポはハートの海賊団の航海士
ローから信頼を置かれているキャラクターとして注目されているベポ。では、ベポはハートの海賊団の船員としてどのように活動しているのでしょう。ここからネタバレを交えて紹介していきますので、未読の方はご注意ください。
ハートの海賊団の船長である、トラファルガー・ローとは10年来の付き合いであり、かなり信頼されていると噂のベポ。基本情報でも触れた通り、ベポはハートの海賊団の中では航海士として活動しているようです。外見的には白熊なので、一見すると文字や絵を描くには不向きなようにも見えますが、ワンピースの中では、ゾウ編でベポの描いた海図も登場。
ワンピースではその海図の右下部分には、ベポの肉球の跡らしきものまで描かれていました。外見的にはペンを持つことが難しそうな手をしているとファンからも指摘されていましたが、海図を描くことには問題ないようです。しかしながらかなり悪筆らしく、麦わら海賊団の航海士であるナミからは「下手」と言われてしまっていました。
ベポの性格について
一般的な白熊のような外見をしながらも、人語を話し、航海士としてハートの海賊団で活動しているベポ。ここからはベポの性格について見ていきましょう。ベポは麦わら海賊団の一員ではないものの、何度もワンピースに登場しているキャラクターの1人となっています。その数ある登場シーンで分かるのは、ベポは打たれ弱い性格をしているということ。ベポは外見的には通常の白熊のような姿をしています。
しかしその為、ベポが喋ったり戦ったりするのを見て「なんで喋るんだ」と驚かれてしまう場面があります。また、女ヶ島の女帝・ハンコックと話した際にも「話題を逸らすなケモノの分際で」と言われてしまっていました。そういった場合、ベポは毎回「すいません…」と誤って落ち込んでしまっています。また、元々が動物ということに関係しているのか、「先輩・後輩関係には厳しいのでは?」とファンから指摘される場面も。
シャボンディ諸島編では、元々天竜人の奴隷だったジャンバールがハートの海賊団の一員として迎えられる場面が描かれますが、その時ベポは「俺の下ね」と発言。更にその後もジャンバールに対して先輩風を吹かせようとする姿が度々描かれています。しかしその姿についてファンからは「かわいい」と評価されています。
ベポの強さや戦闘能力
精神面については非常に打たれ弱いベポ。しかし、戦闘という場面ではどうでしょうか。ここからはベポの強さや戦闘能力について見ていきましょう。ベポが戦っている姿が描かれたのは、初登場したのと同じくシャボンディ諸島編でした。
ベポは上の画像のように大きな体をしていますが、とても機敏な動きを見せます。シャボンディ諸島では当初ただヒューマンオークションの様子を眺めていたハートの海賊団でしたが、ルフィ達がオークション会場で大暴れしたことにより、に海軍が集まり始めました。海軍によって包囲されたシャボンディ諸島から脱出する為船長であるトラファルガー・ローを始め、ハートの海賊団も応戦を始めます。
その際ベポは現実世界でいうところの、カンフーもしくは拳法のような素早い動きで海軍兵と交戦。海兵数人を見事倒して見せていました。また、この直前冥王シルバーズ・レイリーはオークション会場で覇王色の覇気を放っていましたが、ベポは表情一つ変えることなくその覇気を受け流しています。
このことから初登場からほぼ間を置くことなく、「ベポは強い」とファンの間で認識されることとなります。ベポは元々、その外見から「可愛い」と注目を浴びていたキャラクターでしたが、戦闘面での強さも相まって、人気がどんどんと上昇していったようです。
ベポの戦績
シルバーズ・レイリーによる覇王色の覇気を浴びても、表情すら変えなかったベポ。では、ワンピースにおけるベポの戦績はどうなっているでしょうか。今のところベポが戦い、かつ勝敗がはっきりと描かれている場面はありません。しかし、シャボンディ諸島編ではハートの海賊団同様、シャボンディ諸島に集まった数々の海賊団がパシフィスタや黄猿と戦い、敗北してしまっています。
敗北した海賊団の中には、結果的にシャボンディ諸島から逃げ延びた海賊団も多くいますが、ハートの海賊団に至っては、はっきりと負けたシーンが描かれておらず、シャボンディ諸島から無事脱出しています。再登場したゾウ編では大怪我をしてますが、結果的に『秘密』を守り抜いています。ゾウ編での戦いについては勝利とは言えないかもしれませんが、シャボンディ諸島編での戦いでは勝利したと言って良いのではないでしょうか。
ベポが所属する『ハートの海賊団』
ハートの海賊団の一員として活躍するベポ。ここからはベポの所属するハートの海賊団について紹介していきます。ハートの海賊団の何よりの特徴は、その船と言えるでしょう。ワンピースの世界における海賊が所有する船の大半は帆船となっていますが、ハートの海賊団はそれに当てはまりません。ハートの海賊団が母船として使用している船は『ポーラータング』という名前だそうですが、なんと潜水艦なのです。
その為、海軍等敵に出会った時には潜水して戦いを回避することも可能。更に潜水艦とはいえ、海面へ浮上して帆を張る事も出来るようです。マリンフォード頂上戦争で重傷のルフィを預かり、戦場を後にした時には、戦場を離脱する様子も描かれていました。黄猿のレーザーの様に、海中にまで及ぶ攻撃については回避が必要ですが、敵の追撃を振り切るにはうってつけの船と言えるでしょう。
他の特徴としては、船員たち服装も挙げられます。ベポを始めハートの海賊団は全員つなぎを着用しており、例外は船長であるローのみとなっています。更にその例外であるローについてはデニムパンツやパーカー等、現実世界の若者のような服装をしていることが非常に多いキャラクターとなっています。ワンピースでは非常に特徴的な服装をした海賊団と言えるのではないでしょうか。
ベポの仲間であるハートの海賊団の船員たち
ワンピースの数ある海賊団の中でも特徴的なハートの海賊団。では、ハートの海賊団の船員にはベポを始め、どんなキャラクターが所属しているのでしょうか。ここからはハートの海賊団の船員たちについて紹介していきます。ハートの海賊団については、全体構成人数についても長らく謎となっていましたが、ゾウ編で20名、ローを含め21名である事が判明しました。
ハートの海賊団の船員全員が描かれた場面では、麦わらの一味に対して大声で挨拶している場面も描かれています。どうやら全体的にテンションが高い海賊団なのでしょう。一見すると男性キャラクターばかりが目立つハートの海賊団ですが、どうやら女性の船員も存在しているようです。まだ活躍までは描かれていませんが、ゾウ編では小さく女性船員の姿も描かれていました。
主人公ルフィが率いる麦わら海賊団程ではありませんが、どちらかと言えば少数精鋭と言えるのかもしれません。現在のところハートの海賊団のメンバーについて、名前がはっきりしているキャラクターは非常に少ないのですが、ここでは名前が明らかにされているキャラクターを紹介していきます。
まずベポ以外のハートの海賊団船員といえば上の画像の2人を思い浮かべるファンも多いでしょう。この2人についてはハートの海賊団が登場する場面ではほぼ毎回登場しています。シャボンディ諸島編では、船長であるローとベポの他、こちらの2人も一緒に登場していました。
まずPENGUINと書かれた帽子を被っている男性についてですが、こちらのキャラクターの名前はそのものずばり『ペンギン』です。後ほど紹介する『シャチ』という人物と同時に登場する場面が多く、ベポ同様シルバーズ・レイリーの覇気を浴びても表情を変えていなかったことから「ハートの海賊団のNo.2では?」「かなりの強さをもったキャラクターでは?」と予想されている人物でもあります。
続いて紹介するキャラクターが『シャチ』です。上の画像のように、サングラスがトレードマークの人物で、ペンギン同様ハートの海賊団の船員の中では比較的登場回数の多い人物となっています。初登場から2年後の現在の強さは分かりませんが、シルバーズ・レイリーの覇気を受けた際には一瞬気が遠くなったようで、「ペンギンやベポよりは戦闘能力的に劣るのでは?」とファンから予測されていました。
続いて紹介するのは『ジャンバール』という人物です。シャボンディ諸島編序盤では天竜人の奴隷として登場した人物でしたが、シャボンディ諸島に海軍が現れ、島が混乱状態に陥る中で船長であるローが仲間として迎え入れて人物でもあります。先の項目でも触れましたが、ベポはこのジャンバールに対して対抗意識があるのか、時々先輩風を吹かせる事があります。
ハートの海賊団の船員として最後に紹介するのはウニ、クリオネ、イッカクの3人です。今のところこの3人については、本編ではまだ名前が明らかになっていません。ただ、コミックスに収録されているSBSでは麦わらの海賊団との同盟に反対した3名として紹介されていました。とても仲の良いイメージがあるとファンから言われているハートの海賊団ですが、常に意見が合うというわけでもないようです。
ベポが所属する海賊団の船長『トラファルガー・ロー』
まだまだ詳細については不明な点が多いものの、実に様々な人物が所属するハートの海賊団。ここではそんなハートの海賊団を率いる、トラファルガー・ローについて紹介します。まずはローの基本情報ですが、年齢はシャボンディ諸島編で初登場した時点で24歳。2年経った現在は26歳となっています。身長は191cm。誕生日は10月6日であることが分かっています。
趣味は放浪・記念コイン集め。悪魔の実『オペオペの実』の能力者であり、『死の外科医』の異名を持っています。戦闘では能力と妖刀である『鬼哭(きこく)』が武器。パンクハザード編ではスモーカーを打ち破る等、相当な強さを誇るキャラクターである事が解りました。シャボンディ諸島編での登場の後、マリンフォード頂上戦争では深手を負ったルフィを保護・治療した姿が描かれています。
ワンピースのパンクハザード編ではワンピースの主人公・ルフィ率いる麦わらの海賊団と同盟を組み大活躍しました。続くドレスローザ編ではルフィと共にドンキホーテ・ドフラミンゴを撃破。その過程でルフィと同じく「D」の名を持つキャラクターである事が判明しています。『ワンピース』に登場するキャラクターの中では比較的冷静で、計算高い性格をしていると言えるでしょう。
初登場時の懸賞金額は2億ベリーで、2年後には4億4000万ベリーまで跳ね上がった後、王下七武海に加入していたということが描かれていました。王下七武海に加入したことにより一旦懸賞金が取り消しとなったものの、ドレスローザ編で麦わらの海賊団と同盟を組んだ事が明るみに出た為に称号を剥奪され、再び懸賞金がかかりました。現時点での懸賞金は5億。ゾウ編でハートの海賊団の船員たちと再会を果たしました。
ベポの弱点?潜水が嫌いなベポ
潜水艦を母船とし、海底を移動することのできるハートの海賊団。敵からの追尾を避けられることができるということが強みでもありますが、どうやらベポは潜水が苦手であるらしくアニメでは「潜水嫌い」と発言するシーンが描かれていました。
潜水している最中のポーラータング号の室内はかなり温度が上昇するらしく、アニメで潜水中のポーラータング内の様子が描かれていた時には、ベポが汗をかきながらダウンしてしまっている様子も描かれていました。器用な上に人語も話す為、他のキャラクターと同様に見られがちですが、ベポはあくまで白熊なので、毛皮が原因で他のキャラクターより暑さには弱いようです。
シャボンディ諸島から2年後のベポの姿
マリンフォード頂上戦争から2年後の姿について、主人公ルフィをはじめとする麦わらの一味はもちろんですが、他の海賊団では「どの海賊団が1番最初に2年後の姿が描かれるのか」がファンの間で話題となっていました。そんな中、ハートの海賊団のうち、ベポとペンギン、シャチは扉絵でいち早く2年後の姿で登場。その際には全員が黒いつなぎを着た姿で描かれていました。
実際ワンピース本編で2年後の姿が描かれたのはゾウ編になってからでしたが、それでも他の海賊団の船員に比べて比較的早い登場だったと言えます。その際描かれた2年後のベポの姿は、初登場の際来ていたのと同じつなぎで、他の船員についても、つなぎの色は以前のものに戻っていました。しかしながら、帽子など細かい点が変更されていたことが確認されています。
2年後のベポの懸賞金は?
2年後の姿についてはあまり変更点のなかったベポ。では、懸賞金についてはどうでしょう。ベポの所属するハートの海賊団の船長トラファルガー・ローについては2年後王下七武海に加入し、懸賞金が一時期取り消されていたものの、取り消し前の懸賞金はシャボンディ諸島編での登場時に比べ、大きく跳ね上がっていました。
もし、ハートの海賊団の船員の中に、懸賞金がかかっている人物がいるのであれば、その人物もローと同じく懸賞金が上がっていると考える方が自然でしょう。ベポについても同様のことが考えられますが、2年前のベポの懸賞金は500ベリー。懸賞金がかかっている人物の中ではかなり金額が低い方にはいります。ひょっとすると、麦わらの一味におけるチョッパーと同じように、海軍からはペットと認識されているのかもしれません。
2年後のチョッパーの懸賞金が明かされたのはドレスローザ編終盤に差し掛かってからでしたが、その時確認できた金額は100ベリー。2年前が50ベリーでしたから、2年間で倍額になっているということになります。もしベポも海軍からチョッパーと同じように認識されているのであれば、ベポの2年後の懸賞金は倍額の1000ベリー程度と考えるのが妥当でしょう。
ベポは悪魔の実の能力者?
人語を話し、人間と同じように2足歩行を行うベポ。では、ベポは何らかの悪魔の実の能力者なのでしょうか?ここからはベポの能力について触れていきますが、ここから先は今までよりもネタバレを多分に含みますので、ご注意ください。ベポの特徴としてまず最初に注目されたのが「人語を話す」「2足歩行する」という点でした。これについて、ファンの間では度々チョッパーとの類似が指摘されています。
こうした点からベポについても、「チョッパーと同じ『ヒトヒトの実』の能力者では?」という噂も流れていましたが、悪魔の実の法則として「同じ悪魔の実の能力者は1度に複数は現れない」というものが存在します。しかし悪魔の実にはしばしば類似能力を有する実もあり、ファンの間では「ヒトヒトの実」の上位互換にあたる実をベポが食べたのでは、という推測もなされていたようです。
しかし物語が進むにつれ、ベポが人語を話せるのは、悪魔の実の能力によるものではないという事がわかりました。次の項目からはベポの正体について細かく見ていきます。ベポの正体について核心についてネタバレを多分に含みますので、未読の方は十分ご注意ください。
ベポの故郷は『ゾウ』
人語を話し、まるで人間のように振る舞うベポ。シャボンディ諸島編での戦いでは、カンフーのような動きで海軍兵と戦えるという強さまでみせていました。では、どうして白熊であるベポにそのような事ができるのでしょうか。それは、ベポの出身地に秘密がありました。ここからはゾウ編のネタバレを多分に含みながら紹介していきます。ネタバレの苦手な方は充分にご注意ください。
ゾウ編で明らかになった「ゾウ」と呼ばれる土地。そこには人間と異なる種族「ミンク族」が独自の文化を築いて生活しています。ベポはそんなゾウの出身であり、ミンク族の1人でした。その為他の動物とは異なり、人間と同じ言葉を話し、2足歩行もできるのです。では、ミンク族とはいったいどんな種族なのでしょう。次の項目ではミンク族について紹介していきます。
ベポはゾウ出身のミンク族!ミンク族の能力とは?
ゾウの出身者である「ミンク族」だったベポ。では、ミンク族とは一体どのような種族なのでしょうか。まず特徴として挙げられるのは通常の哺乳動物と人間を足して2で割ったような姿である事が挙げられます。中には見た目が通常の動物とほぼ変わらない者も存在しますが、それでも人間と同じ言語を操る事ができる者ばかりのようです。
また他の特徴としては、どの動物を基礎としたミンク族なのかによって、能力が著しく異なるという点が挙げられます。ゾウ編では「キャロット」というウサギのミンク族が登場しましたが、キャロットは跳躍力に長けたキャラクターとして描かれました。ミンク族は全体的に身体能力が高いようですが、ウサギのミンク族であるキャロットは、他のミンク族よりも凄まじい跳躍力を持っているように描かれています。
また、ミンク族は満月を見ると戦闘に特化した姿へと変身する様子も描かれています。変身した後のミンク族はそれまで以上の強さを誇り、通常の人間とは比べ物にならない程の戦闘能力を持つようになることが分かっています。しかしこの変身は本来「我を失い無差別に危害を加える」ものであるらしく、非常に便利であるものの、上手くコントロールしない限りは1晩で戦いつかれて死んでしまうという恐ろしい能力でもあります。
今のところベポが変身した姿は描かれていませんが、今後の展開によってはベポが変身した姿も描かれることになるかもしれません。
ベポの兄『ゼポ』とは?
ゾウ出身者であるミンク族のベポ。では、ベポは何故ゾウから出て行ってしまったのでしょうか。その理由についてはSBSに書かれていました。また、この理由についてはホールケーキアイランド編のネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください。ベポがゾウから出ることになった理由には、ベポの兄であるゼポというキャラクターが関係しています。
ゼポは元々同じくミンク族の出身であったペドロの相棒であり、ホールケーキアイランドの女王であるシャーロット・リンリンの能力によって命を奪われたキャラクターでした。ベポはゾウを後にしたゼポを追い、海へと出たのですが、その際船を間違ってしまい、完全に迷ってしまったのです。その後ベポは故郷に戻る事が出来ませんでしたが、ローを始めとするハートの海賊団の古株である人物達と出会うことになったのです。
ベポとローの出会い
故郷であるゾウを離れ、兄であるゼポを追いかけようとしたベポ。では、ベポはどうやってハートの海賊団の船員となったのでしょうか。ここからはコミックス84巻に収録されているSBSのネタバレとなります。ご注意ください。まずゼポを追ったベポでしたが、乗船する船を間違い完全に迷ってしました。
その時ベポがさまよっていたのがスワロー島という場所だったのですが、元々そこの「悪ガキ」だったペンギンとシャチに出くわし、2人のいじめられてしまいます。しかしいじめられている最中、そこへ1人の少年が現れます。その少年こそが現ハートの海賊団の船長であるトラファルガー・ローでした。ローはコラさんと別れ、隣町へと移動してきたのですが、そこで悪ガキだった2人に因縁をつけられてしまいます。
因縁をつけられたローは2人を撃退。それが結果としてベポを助けることになりました。助けられたベポはもちろんなのですが、撃退されたペンギン、シャチまでもがローを慕うようになり、これがハートの海賊団の結成へと繋がったのだそうです。
ベポが今後の活躍は?
ここまでで、ベポの強さや能力、懸賞金や過去についてネタバレを含みながら紹介してきました。では、今後ベポはワンピースで再び活躍するのでしょうか。ワンピースのゾウ編では、ハートの海賊団及び麦わらの海賊団はそれぞれ数チームに分かれ、別行動を起こす様子が描かれていました。
そんな中、ハートの海賊団は一足先にワノ国へ行くことに。ワノ国編でどのようなストーリー展開が見られるのかは不明ですが、直近でベポが活躍する場面といえばワノ国編で間違いないでしょう。
ベポの活躍を期待しながらワンピースを見守っていこう!
今回はハートの海賊団の航海士であるベポについてネタバレを交えながら紹介してみました。ベポは一見すると可愛らしいマスコットのよなキャラクターでもありますが、戦闘で海兵とも渡り合う程の強さを持ったキャラクターであることがお分かりいただけたでしょう。
今後ワンピースがどのように進んでいくのかは分かりませんが、ワノ国編でベポ含めハートの海賊団が活躍することはほぼ間違いないといわれています。これからもハートの海賊団の活躍を期待し、ワンピースを見守っていきましょう。