2018年06月30日公開
2018年06月30日更新
バジル・ホーキンスの悪魔の実の能力は?2年後の強さ・懸賞金を考察
ワンピースに登場する海賊『バジル・ホーキンス』。シャボンディ諸島で、最悪の世代でも懸賞金が億を超えるルーキー海賊『超新星』の1人として登場しました。その後回数事態は少ないものの、物語の要所要所で再登場しています。パンクハザード編の終盤では、ユースタス・キッドやスクラッチメン・アプーと同盟を結成した様子も描かれていました。まだ謎の多いキャラクターですが、バジル・ホーキンスの能力や強さとはどんなものなのでしょうか?2年後の懸賞金についても考察していきます。
目次
- ワンピースに登場するバジル・ホーキンス
- バジル・ホーキンスが初めて登場したのはシャボンディ諸島編
- バジル・ホーキンスの基本プロフィール
- バジル・ホーキンスの名前の由来となった実在の人物
- 悪魔の実の能力者?バジル・ホーキンスの能力
- バジル・ホーキンスの性格について
- 強さの秘訣?バジル・ホーキンスの占い
- シャボンディ諸島でのバジル・ホーキンスの活躍
- 2年後のバジル・ホーキンスの懸賞金額は?
- バジル・ホーキンスの戦績
- バジル・ホーキンスが同盟を組んだパンクハザード編
- バジル・ホーキンスと同盟を組んだユースタス・キッド
- バジル・ホーキンス同様シャボンディ諸島で登場したスクラッチメン・アプー
- バジル・ホーキンス達同盟の弱点は相性の悪さ?
- 同盟を組んだバジル・ホーキンス達は一体どうなったのか
- バジル・ホーキンス達の前に現れたカイドウとは一体どんな人物なのか
- スクラッチメン・アプーはバジル・ホーキンス達を裏切った?
- バジル・ホーキンスがワノ国編で再登場可能性は?
- 今後バジル・ホーキンスが活躍する場面は?
- バジル・ホーキンスの再登場に期待!
ワンピースに登場するバジル・ホーキンス
20年以上『週刊少年ジャンプ』で連載を続けているワンピース。国民的な人気を誇っており、今なお人気が衰えていません。もちろん国内だけでなく、海外でも人気の少年漫画であり、『ONE PICE』というタイトルで広く知られています。全世界での累計発行部数は2017年10月の時点で4億3000万部を突破。世界的に有名な少年漫画となっています。
20年以上に渡って連載されているということもあり、ワンピースには実に様々なキャラクターが登場します。ルフィを始めとする主人公格のキャラクター達は勿論ですが、敵キャラクターとして描かれているにも関わらず大変魅力的な人物達も数多く登場。中でも『最悪の世代』と呼ばれる海賊の内、懸賞金が億を超えている『超新星』というルーキー海賊には、人気の高いキャラクターが多いようです。
今回紹介するのは、そんな『超新星』の1人とされる『バジル・ホーキンス』いうキャラクター。超新星にあたるキャラクターとしては比較的登場回数の多い人物です。今回はバジル・ホーキンスの能力や強さ、2年後の懸賞金について考察していきます。
バジル・ホーキンスが初めて登場したのはシャボンディ諸島編
バジル・ホーキンスが初めてワンピースに登場したのはシャボンディ諸島編でした。先程も触れましたが、バジル・ホーキンスは最悪の世代と呼ばれる海賊の中でも、懸賞金が億を超える「超新星」の1人として登場しています。
シャボンディ諸島では超新星として実に様々なキャラクターが登場しましたが、そこで登場したキャラクターはそれぞれとても個性的。バジル・ホーキンスはそんな中でも独特の雰囲気とその外見・言動から注目されることになります。「超新星」について作者である尾田先生は、本来は活躍する予定のキャラクターではなく、3時間程度で作成したと語っています。
しかしながら作者である尾田先生の予想を裏切り、超新星達はワンピースの中で大活躍する事となりました。勿論バジル・ホーキンスもその1人。登場回数自体は少ないものの、ワンピースという物語の要所要所で登場しており、シャボンディ諸島編から2年後の姿についてもワンピース本編で比較的早く描かれた登場人物でもあります。
バジル・ホーキンスの基本プロフィール
ここからはバジル・ホーキンスの基本プロフィールを紹介します。バジル・ホーキンスは北の海の出身の海賊で、『ホーキンス海賊団』を率いる船長にあたるキャラクターです。異名は『魔術師』。身長・体重については不明となっていますが、誕生日は9月9日である事がわかっています。
画像の通りロングの金髪の男性で、タロットカードを手にしている姿がよく描かれています。特徴的なのは黒い三角形のタトゥーが入った眉。少し面長ながらも整った顔をしており、理知的な印象を与える姿をしています。
好きな食べ物はフォーチュンクッキーで、嫌いな食べ物は肉。普段からタロットカードを持ち歩いているところから、趣味は「占いでは?」と多くのファンから予想されていましたが、意外なことに公式では「入浴」と「インテリア」と設定されています。ひょっとすると占いは本業であり、趣味ではないのかもしれません。
バジル・ホーキンスの名前の由来となった実在の人物
ワンピースに登場するキャラクターには、モデルとなった人物や名前の由来となった実在の人物が存在するということが有名です。バジル・ホーキンスにも勿論名前の由来となった人物がいます。それは『ジョン・ホーキンス』と『バジル・リングローズ』という実在の海賊。
この事はワンピース52巻のSBSで明らかにされました。ジョン・ホーキンスは実在したイギリスの海賊として知られています。また、海賊としてだけではなく、当時政治家・奴隷商人としても活動。非常に頭の回転の速い人物で、交易が非常に難しい中、2度に渡って奴隷商を成功させています。また、その頭脳を用いてイギリスのエリザベス女王を暗殺計画から救い出したこともある人物として有名になりました。
もう1人のバジル・リングローズは、17世紀カリブ海でスペインの宝船を狙った、イギリスやフランスなどの海賊「バッカニア」の1人でした。バッカニアと呼ばれる海賊の多くは教養のある人物から成り立っており、その多くは自分たちの冒険を日記をつけていたようです。バッカニアの日記の多くは出版され、人気を博したようですが、バジル・リングローズもそんな人物の1人です。
世間的には「海賊船医」として有名な彼ですが、彼が船医であった証拠を見つけるのは難しいようで、中には本当に船医であったかどうかを疑う方もいるそうです。実際のところは謎ですが、教養のある人物だった事には間違いないようです。
悪魔の実の能力者?バジル・ホーキンスの能力
ここからはバジル・ホーキンスの能力について説明していきます。バジル・ホーキンスの能力については未だ不明な点が多く、ファンの間では悪魔の実の能力者であると推測されていますが、本当に悪魔の実の能力者なのかどうか、実際のところは謎のままとなっています。
しかしシャボンディ諸島で海軍と交戦した時には、体内に仕込んだ小型の藁人形を媒体に、自分が受けたダメージを他者に移し替えている様子が描かれていました。また、その他にも「降魔の相」という技を使っており、巨大な藁人形のような姿に変身している姿も描かれています。
実際にバジル・ホーキンスが悪魔の実の能力者かどうか、ワンピース本編ではいまだはっきりと描かれていませんが、彼と交戦した黄猿が「実体があるから自然系ではなさそう」とコメントしているところから考えて、バジル・ホーキンスは悪魔の実の能力者であると考えてほぼ間違いないでしょう。
悪魔の実の名称についても謎ですが、能力に必ずワラが関係しているところから、ファンの間では「ワラワラの実なのでは?」という推測がされているようです。
バジル・ホーキンスの性格について
ここからはバジル・ホーキンスの性格について見ていきます。バジル・ホーキンスはワンピースという物語の要所に登場するとはいえ、まだまだ登場回数自体は少なく、謎の多い人物となっています。しかし、数少ない登場シーンからでも、ワンピースのファンには冷静沈着な人物として映っているようです。
実際、シャボンディ諸島で海軍に取り囲まれた際、慌てるどころか自身の行く末をタロットカードで占っていました。他のキャラクターの多くが慌てふためいている最中、取り乱すことなく静かにタロットカードを並べていたところから考えると、確かに冷静と言えるのかもしれません。
しかしながら、ユースタス・キッドやアプーと面会した際には、2人が争っている姿を見て、話し合いすら始まっていないにも関わらず席を立とうとしている姿も描かれています。冷静沈着な性格ではあるものの、短気な面も持っているのかもしれません。
強さの秘訣?バジル・ホーキンスの占い
バジル・ホーキンスについて説明する場合、彼が日常的に行っている占いについても注目しなくてはなりません。既にふれている通り、バジル・ホーキンスについては、タロットで占いをしている姿がよく描かれています。
シャボンディ諸島編で初めて登場した際にも、自分の部下がウェイトレスに服を汚されたことを理由に、ウェイトレスを手に掛けようとしていましたが、「今日は殺生をすると運気が落ちる」といって部下をなだめています。また、死相を見ることもできるらしく、パシフィスタと交戦していたウルージに「死ぬことはない」と発言し、その言葉通りウルージは戦いを生き延びました。
マリンフォード頂上戦争編でも、白ひげの生存確率をタロットで占っていましたし、どこかの海賊団とぶつかる際にはその勝率をタロットで占っています。今のところワンピース本編でその占いが外れた場面が描かれたことがないところから、その的中率の高さがファンの間では噂に。ひょっとすると「超新星」と言われる懸賞金が億を超えるルーキー海賊として名を馳せたのには、彼の占いによる未来予測が関係しているのかもしれません。
余談ではありますが、バジル・ホーキンスの占いの習慣については、幼い頃からのものらしく、SBSでは幼いバジル・ホーキンスが占いをしている様子が描かれていました。彼の占いの的中率の高さは、彼が幼い頃から精度を高め続けた結果なのかもしれません。
シャボンディ諸島でのバジル・ホーキンスの活躍
超新星の1人としてファンに強い印象を与えたバジル・ホーキンス。では、ここからは彼のシャボンディ諸島での活躍についてみていきましょう。初登場の場面では、先程も触れた通り、占いの結果を踏まえ「今日は殺生をすると運気が落ちる」として、ウェイトレスを手に掛けようとしていた自分の部下を窘めている姿が描かれていました。この時点でも十分スピリチュアルな雰囲気がにじみ出しています。
しかし、彼を更に印象付けたのはその後、シャボンディ諸島に海軍が現れてからのやり取りでした。ルフィ達がヒューマンオークション会場で暴れたことをきっかけに、シャボンディ諸島には海軍が次々と集結。同時にシャボンディ諸島に居合わせた超新星たちも海軍と戦う事となりました。大半の海賊が大慌てする中、バジル・ホーキンスは比較的落ち着いているようでした。
ファンの間では「海軍最強」と名高い海軍本部大将・黄猿が現れ、戦う事になった時にも、バジル・ホーキンスは「今日俺は死なない」と落ち着き払っています。その占い通り、この後バジル・ホーキンスは無事シャボンディ諸島を脱出しています。勝負には負けてしまったものの、黄猿を相手に無事シャボンディ諸島から脱出したことから、ファンの間では「相当な強さを秘めたキャラクターなのでは?」と予想されるようになりました。
2年後のバジル・ホーキンスの懸賞金額は?
シャボンディ諸島編で、懸賞金が億を超えるルーキー海賊「超新星」として登場したバジル・ホーキンス。登場当時の懸賞金は2億4900万ベリーでしたが、2年経過した現在の懸賞金額は3億2000万ベリーとなっています。
登場当時から懸賞金額の大きさは話題になっていましたが、7000万ベリー以上も跳ね上がったのはどうしてでしょうか?ワンピースの世界では「懸賞金額=強さではない」と言われています。もちろん強さにも懸賞金額は左右される部分はありますが、一般的には「懸賞金額=政府への危険度」とされているようです。
麦わら海賊団の中では、フランキーよりもウソップの方が懸賞金額が高いという事が良い例になっています。しかし、今までのバジル・ホーキンスの登場シーンをみる限り、彼は特別政府に対して何かを仕掛けようとする様子は見られませんでした。また、性格としては冷静であると言えます。その為、ファンの間ではバジル・ホーキンスの懸賞金額の高さは「そのまま彼の強さなのでは」と噂されているようです。
2年間の間でバジル・ホーキンスがどのような海賊活動をしたのかは不明ですが、マリンフォード頂上戦争の後には、かつて白ひげの縄張りだった地を占領していた茶ひげを打ち破ったことが分かっています。懸賞金額が大きく膨らんだのは、特別政府に対して何かを行ったわけではなく、純粋に強敵を倒してその名を広めた結果なのかもしれません。
バジル・ホーキンスの戦績
初登場時から2年後、大きく懸賞金額が跳ね上がったバジル・ホーキンス。では、彼は2年後に至るまでの間、一体何をしたのでしょうか?ここからはバジル・ホーキンスの戦績について見ていきます。既に何度か触れていますが、バジル・ホーキンスが初めて登場したのはシャボンディ諸島編でした。ルフィ達がヒューマンオークションで大暴れしたことにより、シャボンディ諸島には次々と海軍が集まることとなります。
海軍の中でも異様な強さを見せたのが、バーソロミュー・くまを含めるパシフィスタや、海軍本部の大将である黄猿。ルフィ達はこの時、くまに歯が立たず、2年間もの間それぞれ違う地で修業を積むことになりました。一方、バジル・ホーキンスは、このシャボンディ諸島編で海軍本部大将・黄猿と交戦しており、勝負に敗北したものの、捕まることなく無事シャボンディ諸島から脱出しています。
その後再登場したのは、マリンフォード頂上戦争後。元々白ひげの縄張りだった地を、その後支配していた茶ひげと戦闘し、その戦闘に勝利したようです。戦いの詳細については不明ですが、茶ひげはこの戦いにおいて両足を失い、人生を断たれたも同然という状況にまで追い込まれています。
その後再登場したのは2年後のパンクハザード編でした。パンクハザード編序盤での茶ひげの回想シーンにも登場しましたが、正式に登場したのはパンクハザード終盤。バジル・ホーキンスと同じく超新星の1人『ユースタス・キッド』と『スクラッチメン・アプー』の両名と同盟を組むため、面会している様子が描かれています。
バジル・ホーキンスが同盟を組んだパンクハザード編
初登場から2年後のパンクハザード編で再登場したバジル・ホーキンス。作者・尾田先生の話では、本来はここまで活躍するキャラクターではなかったとのことですが、ここでの描写を見る限り、今後確実にストーリーへ絡むと考えられます。パンクハザード編ではバジル・ホーキンス達の同盟結成と並ぶ形で、ルフィとローが同盟を組む様子が描かれています。
ファンからはこのパンクハザード編での同盟結成が、ワンピースという物語のターニングポイントの1つだと指摘する声も上がっています。ここまで、ワンピースという物語の主人公はあくまでルフィであり、その周囲に位置する麦わらの海賊団のメンバーのみが中心となっていました。しかし、パンクハザード編で『同盟』という単語が登場して以降、『傘下』という単語も続いて現れ始めています。
このことにより、「ワンピースでの戦いが『1対1の戦い』から『集団対集団』へと戦い方が変わってくるのでは?」とファンの方々が推測しているのです。強力なキャラクター同士が手を組み、自分達よりも強い敵に立ち向かっていくというのは、胸躍る展開と言えるのかもしれません。これから先、ワンピースがどう展開するのかは不明ですが、これから先ドリームタッグマッチを見られる機会がやってくるのかもしれません。
バジル・ホーキンスと同盟を組んだユースタス・キッド
シャボンディ諸島での初登場から2年後の、パンクハザード編で同盟を組むことになったバジル・ホーキンス。では、彼と同盟を組むことになったユースタス・キッドと、スクラッチメン・アプーとは一体どんな人物なのでしょうか。ここからは、バジル・ホーキンスの同盟相手でもあるユースタス・キッドについて触れていきます。ユースタス・キッドが初登場したのは、バジル・ホーキンスと同じくシャボンディ諸島編でした。
超新星として登場したキャラクターの中では最も懸賞金額が大きく、その額はなんと3億1500万ベリー。主人公であるルフィよりも高額であることから、大きな注目を浴びました。2年後の現在の懸賞金額は4億7000万ベリー。ヴィジュアル系のようにも見えますが、かなり筋肉質な体格をしており、印象的な外見をしています。現時点では、どのようなものを食べたのかは詳細不明のですが、どうやら悪魔の実の能力者であるようです。
シャボンディ諸島編での海軍との闘いでは、大量の武器などを周囲から集めて1つにまとめ、体の倍以上の大きさの腕型の金属塊を作り出し、その金属塊で敵を押し潰そうとしていた場面が描かれています。また同時に、『反動(リペル)』という技を使って、砲弾を触れもせずにはじき返すシーンもありました。この能力について、はっきり説明がされていませんが、対象物に磁気を与えているのではないかとファンの間では噂になっています。
また、そうしたファンの間では、キッドが食べた悪魔の実について『ジバジバの実』もしくは『ジキジキの実』ではないかという推測もされているようです。
バジル・ホーキンス同様シャボンディ諸島で登場したスクラッチメン・アプー
もう1人の同盟相手は『オンエア海賊団』を率いる『スクッチメン・アプー』です。彼もまたシャボンディ諸島編で『超新星』の1人として登場しました。『海鳴り』の異名を持っている腕長族で、普通の人間よりも腕の関節が1つ多いキャラクターとして描かれています。懸賞金は初登場時が1億9800万ベリーで、2年後には3億5000万ベリーとなっていました。
彼の戦闘についても、バジル・ホーキンスと同じくシャボンディ諸島で海軍と対立したときに描かれています。彼もまた詳細は不明なものの、悪魔の実の能力者であるらしく、特殊能力を用いて闘っていました。能力としては海鳴りの異名に相応しく、音に関するもののようです。技を使うときには歯をピアノの鍵盤、腕を管楽器に変化させ、音楽を奏でていました。
文章で説明するには少し難しい能力ですが、かなり特殊な能力となっており、音楽により攻撃を行います。具体的に挙げるならば『斬(シャーン)』という音を用いて斬撃を飛ばし、爆(ドーン)という音によって対象を爆破することができるのです。「音」による攻撃の為、回避が非常に難しく、超人系の悪魔の実の能力者の内ではかなり上位の戦闘能力を有しているのでは、とファンの間では話題となっています。
バジル・ホーキンス達同盟の弱点は相性の悪さ?
同盟を組んだ3人が3人とも悪魔の実の能力者ということもあり、ファンからはバジル・ホーキンスを含めるこの同盟は戦力的にはかなり強力であると見込まれています。しかし、問題なのはこの3人の相性の悪さ。特にユースタス・キッドとスクラッチメン・アプーとの相性は悪く、シャボンディ諸島編では出会いがしらから小競り合いのような状態になっていました。
アプーには相手を挑発するという悪癖があり、キッドは挑発に乗りやすい性格をしています。また、バジル・ホーキンスは案外短気な面があるので、1まとまりになる事が難しいようです。同盟を組んだ際にもなかなかまとまらない3人でしたが、その関係は2年後の現在も変わらないまま。3人ともがかなり強力な悪魔の実の能力者ですが、このチームワークの悪さが大きな弱点となる可能性も0ではありません。
同盟を組んだバジル・ホーキンス達は一体どうなったのか
同盟を組んだバジル・ホーキンスを含める3名。では、この3名は同盟結成後、一体どうなったのでしょうか。同盟結成に至るまでの話については、ルフィ達麦わら海賊団が、四皇の1人であるビッグマムと対立したホールケーキアイランド編で少し説明がされていました。初登場したシャボンディ諸島編から2年の間に、キッドやアプーを含める超新星は、ビッグマムと対立することがあったようです。
キッドについては2シャボンディ諸島編から2年後、片腕を失った姿で登場しています。この事から、ファンの間では「ビッグマム海賊団と戦った時にキッドは片腕を失ったのでは?」という推測もされているようです。シャボンディ諸島編から2年後、再登場したキッドがバジル・ホーキンス達に同盟を呼びかけたのは、ビッグマム海賊団と対立し、四皇の強さを実感したのが理由なのかもしれません。
その証拠と言っては難ですが、同盟を組んだバジル・ホーキンス達が目標として掲げたのは、四皇の1人である『赤髪のシャンクス』でした。悪魔の実の能力者同士、3つもの海賊団が手を組むというのは、四皇に対抗する為の手段だったのだと考えられます。しかしながら、ここに来て3人の同盟には不幸が降りかかりました。
その不幸というのは、四皇の1人『カイドウ』との予期せぬ邂逅です。当時3人は妥当シャンクスを目指して会合を行っていましたが、丁度その頃空島ではカイドウが投身自殺を試みている最中でした。空島から身を投げたカイドウは、そのままバジル・ホーキンス達のいる場所へと落下。3人は何の準備もなくカイドウと出会う事となってしまったのです。
この時ばかりは普段冷静なバジル・ホーキンスでさえ冷や汗をかいている様子が描かれています。この後、同盟を組んだ3人がどうなったのかは描かれていません。戦ったのかどうかすら描かれていないのです。しかし、後述しますがこの後キッドについては重傷を負い、カイドウのすぐそばで幽閉されている姿も描かれています。
そのシーンにバジル・ホーキンスの姿もアプーの姿も描かれてはいませんが、状況から考えるに、カイドウとの戦闘に敗れてしまったのでしょう。しかし、キッドと異なりバジル・ホーキンスは幽閉されている様子でもなかったので、ひょっとすると、どこかに逃げ延びている可能性もあります。
バジル・ホーキンス達の前に現れたカイドウとは一体どんな人物なのか
バジル・ホーキンス達の目の前に現れた、四皇の1人「カイドウ」。シャボンディ諸島編での初登場から2年後、大きく成長したようにも見えたバジル・ホーキンス達でしたが、状況から考えるとどうやらカイドウには敗北してしまった可能性が高いようです。では、超新星とも呼ばれた3人を打ち破ったカイドウとは、一体どんな人物なのでしょうか?
2018年6月現在の時点では、カイドウの登場シーンは非常に少なく、情報も非常に限られています。カイドウに関して現在確認できていつることと言えば、「海賊として7度敗北」「海軍または敵船に18回捕まった」「1000度に渡る拷問を受けた」という事が挙げられます。これはワンピース本編で書かれていた紹介文によるものであり、イラストを交えた描写は今のところまだありません。
その他にも「死刑宣告されて首吊りギロチン串刺し等の執行40回をうけたものの、その全てがカイドウの肉体には通じなかった」ということが記述されています。このような人物を相手取って戦ったのであれば、いくら3人が強力な悪魔の実の能力者だと言っても、無事では済まないのではないでしょうか。
スクラッチメン・アプーはバジル・ホーキンス達を裏切った?
おそらくカイドウに負けてしまったのではないかと予想されるホーキンス達の同盟。カイドウはとても強力なキャラクターであることは分かっていますが、ホーキンス達との間にどのような事があったのでしょうか。それについては、ゾウ編の終盤で描かれた内容が関係しているとファンの間では推測されています。その内容とは、下の画像のように、何者かが電伝虫を使用してカイドウと通じているというシーンです。
電伝虫は通話相手の表情や顔を模していることが有名ですが、上の画像を見る限り、カイドウの通話相手がアプーではないかと言われています。口調から考えるに、カイドウとはかなり親し気にも見えるシーンです。この描写から、ひょっとするとホーキンス達の同盟の内、アプーが2人を裏切り、それが原因でカイドウに敗北してしまったのかもしれません。未だ詳細は不明ですが、現在この説はファンの間で有力視されているようです。
バジル・ホーキンスがワノ国編で再登場可能性は?
おそらくカイドウに敗北してしまったと思われる同盟3名ですが、幽閉されてしまっている描写がされているのはユースタス・キッドのみとなっています。残りの2人についてはどうなっているのか、現時点ではわかっていません。しかし、今後の展開として予想されているのは、ワノ国編でルフィとカイドウが衝突すること。そしてその際、キッドはもちろんホーキンスやアプーも登場するのではないかということです。
2018年6月現在、少年ジャンプ本誌ではホールケーキアイランド編が終わり、世界会議編が連載されています。この世界会議編の次に始まるのとされているのがルフィ達が次に目指しているワノ国を舞台としたワノ国編で、キッドが本格的に活躍する場面描かれると期待されています。そして、その際ホーキンスも登場するのではないか、というのがファンの予想となっています。
現在の情報から考えると、アプーに裏切られた可能性の高いホーキンスとキッド。ルフィの性格を考慮すると、同盟相手を裏切るアプーを嫌悪する可能性があります。もしキッドが幽閉されているのがワノ国で、そこにルフィ、ローが現れたのなら、同盟を組む可能性も0ではありません。それ伴い、ホーキンスがワノ国で活躍する可能性は十分あるのではないでしょうか。
今後バジル・ホーキンスが活躍する場面は?
ワノ国で再登場するのではないかとファンから予想されているバジル・ホーキンスですが、その根拠となっているのは、アプー裏切り説だけではなく、ホールケーキアイランド編でペドロが接触したとあるキャラクターの登場も関係しています。
バジル・ホーキンスについては、何の悪魔の実の能力者であるのかは不明ですが、ワラに関する能力であるらしく、ワンピース本編では藁人形を使用した技が描かれていました。そんな中、ホールケーキアイランド編で、ペドロが藁人形のようなキャラクターに接触したシーンが描かれたのです。
これはペドロが死亡したと思われるシーンの直前でしたが、ここで接触した藁人形はペドロのことを見知っているようにも見えると、ファンの間で話題となっています。ひょっとすると、カイドウから逃げ延びたホーキンスが、藁人形を使い、ルフィ達に接触を図っているのではないかと噂になっているようです。
バジル・ホーキンスの再登場に期待!
今回はバジル・ホーキンスについて能力や強さ、そして2年後の懸賞金額についても考察してみました。バジル・ホーキンスについて、現時点では悪魔の実の能力者であるという説が強いものの、悪魔の実の名称を含み、詳細は未だ不明のままの人物となっています。しかし現段階において、ワノ国編で再登場の可能性が見込まれるキャラクターの1人でもある為近々情報が開示されるかもしれません。
2年後の姿が描かれていない超新星のキャラクターは未だ多くいますが、バジル・ホーキンスについては物語の要所で姿が描かれており、今後登場回数が増えることも期待されています。ワンピースがどのような展開を見せるのかは分かりませんが、バジル・ホーキンスが活躍することを期待して、今後も見守っていきましょう。